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kan-haruの日記

大森町界隈あれこれ 京浜急行の高架化 京急蒲田駅付近(第13回その2)

2008年09月29日 | 大森町界隈あれこれ 京急関連
kan-haru blog 2008

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本線上り本番高架橋工事
・京急蒲田第2踏切から第6踏切付近の高架化工事
本線下り線の走行線路の京急蒲田第2踏切付近では、上り線の環8上り仮立体高架線路が5月18日に開通した時に、下り線の線路はそれ以前に走行していた上り線の位置に移設(「大森町界隈あれこれ 京浜急行の高架化 京急蒲田駅付近(第9回その2)」参照)されました。移設された下り線線路は、その先で左にカーブして従来の下り線の線路に辿る経路がとられました。

 環8上り仮立体高架橋開通時の下り線線路の走行経路(写真拡大)

しかし、同第2踏切から第6踏切までの上り線の本番高架化工事開始のため、9月16日頃に下り線の線路経路を変更して旧下り線へのカーブを緩くして、旧上り線を敷設していた線路との中間位置あたりに下り線を移設する準備が始まり、同28日には環8通りの同第5踏切上の線路が移動していました。同第5踏切付近で移設された下り線路は、同第6踏切付近で左にカーブして、従来の下り線線路に至る経路に移動されました。

 上り線本番高架橋建設により下り線線路移設(写真拡大)

・京急蒲田第6踏切付近から第9踏切までの上り線高架橋工事
同第6踏切から第9踏切までの区間には、2008年の始め頃から旧上り線路の西側と環8上り仮立体高架橋の間に、本設の上り線高架橋用のコンクリート製の橋脚柱が建てられていました。8月下旬には、同第6踏切道以南に既に片側に建てられている橋脚の対としての橋脚が、下り線の西側に足場を組み上り線2階の高架橋脚が建てられ始め、9月17日には何本かの橋脚柱の足場が外されていました。

 京急蒲田第6踏切南側上り本番高架橋脚(・中:0917撮影、:0924撮影)

同第8踏切付近の工事は、24日に見た時には踏切北側では橋脚柱築造の足場が組まれ、踏切南側では工事トラック搬入路が造られていました。

 京急蒲田第8踏切付近上り高架橋脚築造(左・:踏切北側高架橋脚築造の足場組立、:踏切南側高架橋脚築造の準備段階)

また、同第9踏切北側では、工事柵を設けて高架橋脚柱の建設の準備が行われていました。

 同第9踏切北側では工事柵を設け橋脚柱築造の準備中(右写真拡大)

なお、先行ステップの上り本番の2階高架橋が完成して本線線路が開通すると、現行の仮線の環八通り先行立体交差高架橋には、変わりに下り列車が走行して環八通りは一先ず立体化となります。
その後のステップっでは、この区間の下り本番の高架橋建設の工事が始まり、上り本番高架橋の東側に京急蒲田駅の3階高架駅橋から、2階高架橋へと下る傾斜高架橋が建設されます。

空港線高架橋築造工事
京急蒲田(空)第2踏切以東の高架橋には囲い柵の塀も付けられかなり出来上がっています。同踏切以西の南側の3階高架橋は、京急蒲田駅へと傾斜を上げて進み、第1京浜国道前に建つ高脚柱の前までには、3階建ての京急蒲田駅橋脚の高さとなる傾斜高架橋で、一部は高架橋間の連結橋も出来ています。

 京急蒲田(空)第2踏切以東の高架橋(写真拡大)

現在の2号工事機による蒲田駅最西端部の高架橋建設の進捗は、前回の高架化 京急蒲田駅付近(第12回)掲示時点では、1脚の橋脚柱を建てた後の状況でしたが、9月24日に見たときには1脚の3階建ての高架橋が完成していました。

 現在空港線最西部の高架橋(写真拡大)

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大森町界隈あれこれ 京浜急行の高架化 京急蒲田駅付近(第13回その1)

2008年09月27日 | 大森町界隈あれこれ 京急関連
kan-haru blog 2008

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京急蒲田駅構内高架化工事の進捗
京急蒲田駅構内の高架駅橋工事の進捗状況を見ることが可能な場所は、現在運航中の上下線のそれぞれのホームからと、京急蒲田駅西口道路の他、梅屋敷第4踏切および蒲田第2踏切などの建設現場の周囲の地上からのみの観察となります。
その他の観察場所には、第1京浜国道の空港線踏切そばの陸橋横断歩道上から、第4工区の高架駅橋の建設が見えますが、陸橋の高さが低いため高架橋の桁梁より上部は見えません。今回工事の進捗状況は、9月15日から17日にかけてと、24、26日に見てきました。

・京急蒲田駅北端部の高架橋工事
京急蒲田駅北端の梅屋敷第4踏切道(補助36号線)の北端に接して建てられている2階部高架橋は、高架化 京急蒲田駅付近(第12回)時点では桁梁の骨組組立の状態でしたが、15日には複線の線路道の床により覆われていました。高架橋の横桁の2個の四角形の突き出しは、踏切道を渡る鉄橋の架け台で、左側が本線上り、右側が空港線上り用です。

 梅屋敷第4踏切道北側の2階部高架橋(写真拡大)

同様に同踏切道南側の京急蒲田駅構内の西寄りの骨組組立状態の高架駅橋もまた、線路道の床により覆われていました。高架橋の横桁の2個の四角形の突き出しは、踏切道を渡る鉄橋の架け台で、右側が本線上り、左側が空港線上り用で、中央部はホームとなります。

 梅屋敷第4踏切道南側の2階部高架橋(写真拡大)

第3工区担当の梅屋敷第4踏切南の3脚の高架橋も、踏切道に接した高架橋の後方に続く2番目の高架橋上り線路床部は縦・横梁桁の骨組状態ですが、その後方の3番目の高架橋は15日には線路道の床により塞がれてました。

 京急蒲田駅北端部の高架橋(:梅屋敷第4踏切から見た3脚の高架橋、:下りホームから見た2番目の高架橋、:呑川から見た3番目の高架橋)

・京急蒲田駅南部の高架橋工事
京急蒲田駅南部の第4工区の高架橋工事は、上り線ホーム上から本線線路上に掛けての高架橋の築造が粗方終了しており、現在は上り線ホームから外部の西口道路との間と、京急蒲田第2踏切道路北側付近の高架橋を築造しています。

 第4工区高架橋工事図

9月17日には、本線線路上に架かる空港線線路の分岐カーブ部分位置の3連高架橋(工事図RS61)の中間橋が骨組構築状態から、26日に見た時には線路道の床で塞がれていました。

 空港線線路分岐カーブ部高架橋(:線路道が塞がっていない0917撮影、:上りホームから見る0926撮影、:下りホームから見る0926撮影)

9月後半には上り線ホームの東側高架橋の2階部の構築が粗方完了して、西側外部の高架駅橋(RS61~65)の建築が一斉に建設され始めています。新築高架橋のRS63は、9月16日の時点まで上りホーム上に建つていた丸柱に高架橋柱に高架橋を構築し、ホーム外の道路までの4脚柱の高架橋です。高架橋のRS62は、左の拡大写真でRS63の先に見える4脚柱の高架駅橋です。またその先には、ホーム外側のRS61の3連高架橋が連なっています。

 上り線ホーム外で建設が進むRS63高架橋(:RS63高架橋の奥はRS62、:西口道路より見るRS63、:下りホームから見るRS63)

高架化 京急蒲田駅付近(第12回)記述時点では、RS63高架橋より南の京急蒲田第2踏切方のRS64高架橋は建設用の足場のみでしたが、9月16日頃には高架橋の姿を見せてきました。上りホームから見ると、高架橋上のホームと本線線路の走行方向は、現行運行列車より東方向(第1京浜国道側)に向かっています。

 京急蒲田第2踏切付近のRS64高架橋建設(:京急蒲田駅西口道路から見る、:高架橋の本線線路の走行方向は第1京浜国道寄りに向かう)

京急蒲田第2踏切りに面したRS65高架橋は、バス道路を渡る鉄橋が架けられますが、現在仮線の環八通り先行立体交差高架橋を使用しており、本線の本番上り線路の高架橋建設と共に、一時的に2本の上り線が走る同第2踏切南側の仮立体高架橋は複雑となることが予想されます。

 京急蒲田第2踏切に面したRS64高架橋(写真拡大)

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大森町界隈あれこれ 海苔のふるさと館 「企画展」明日につなげたい 自然と小さな生命の育み

2008年09月25日 | 大森町界隈あれこれ イベント
kan-haru blog 2008 

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原っぱの会主催 企画展開催
今年4月にオープンした大森海苔のふるさと館の展示コーナーで、8月1日から9月17日まで企画展「明日につなげたい 自然と小さな生命の育み」が、大田区に昆虫の楽園を作る会(通称:原っぱの会)の主催で開催されましたので、9月15日の祭日に見に行きました。

・原っぱの会
原っぱの会(事務局 大田区大森北6-8-13)は、1991年(平成3年)に結成した「大田区に昆虫の楽園を作る会」の通称です。大田区公式野球場建設案が出た時に、宅地や商工業用地の大田区の中の埋め立て地などに自然を感じ憩える空間があり、このような自然豊かな野原を保存してほしいと大田区と東京都に働きかけるために生まれた会です。

 原っぱの会会報177号(会報拡大)

その願いが、都の海上公園課に届き、1997年6月にビオトープ「せせらぎの森」(約3ヘクタール 地図参照)がオープンして、大田区や品川区の学校の生活科で利用され、また一般の親子連れにも絶好の行楽スポットとして人気が出ています。
原っぱの会では、せせらぎの森で1、2、8、12月を除く月の第3日曜日の午前10時30分から遊ぼう会を開いています。せせらぎの森には、JR大森駅東口から京急バスで「大田スタジアム」下車、徒歩0分です。
原っぱの会の活動は、平和島公園、平和の森公園での野外活動や、OTAふれあいフェスタやものづくりフォーラムなどに参加して18年の活動を行っています。

大森海苔のふるさと館
大森海苔のふるさと館(「大森町界隈あれこれ 海苔の歴史を学び体験する 大森海苔のふるさと館オープン その1、2」参照)の前面に開ける大森ふるさとの浜辺公園(「大森町界隈あれこれ 大森町風景 オープンの大森ふるさとの浜辺公園」参照)には、8月8日に長さ30メートルの大型すべり台のローラースライダーが登場しました。

 長さ30メートルのローラースライダー

大森海苔のふるさと館は1、2階が展示室となっており、かっての大森海苔一大養殖場であった海苔生産の海苔船、べか船や海苔付け場ジオラマななどと、海苔の歴史の資料等が展示してあり、展示場では定時刻に指導員が展示物の説明を行っています。また、ふるさと館では、海苔簾編み体験などのイベントなども定期的に開催し、希望者を募集しています。

 説明員による大森海苔養殖生産展示品の説明

企画展「明日につなげたい 自然と小さな生命の育み」
ふるさと館での企画展は、2階展示室のコーナー(Top写真参照)で開催されました。

 企画展「明日につなげたい 自然と小さな生命の育み」(ごあいさつ拡大)

まず、企画展で説明展示板より、原っぱの会の結成から18年間活動の歩みを見ました。

 原っぱの会の18年間活動の歩み(:91年~94年6月活動、:94年8月~96年11月活動、:97年3月~02年8月活動)

企画展の展示には、せせらぎの森を中心とした大田区には、非常に沢山の種類の野草などの植物が見られ、そこにはいろいろな木の実も付けている状況が展示されていました。

 企画展の展示大田区の植物

豊富な植物が茂る広い自然の公園広場には、またいろいろと昆虫も育まれ、大田区民にとっては貴重な憩いの野原がすぐそこにあることを実感できました。人工で造成した管理しながらの公園も、18年間も経過すると自然が訪れて来るのですね。今まで長年、大森町に住んでいましたが、せせらぎの森は未だ訪れていませんので、行ってみたいと思います。

 企画展の展示大田区の植物と昆虫

大森町の中心を流れる内川にも、自然が回帰して季節が来ると択山の「かも」や「かもめ」が訪れます。また最近は、内川に多くの「かに」が住みついていると聞いています。大森ふるさとの浜辺公園の白砂の前のベンチで腰かけて休息すると、心なしか潮風の香りがします。
せせらぎの森の近くには、東京港野鳥公園(地図参照)もあり野鳥の宝庫といわれており、都民に自然の憩いをもたらせてくれることは願ってもないことです。

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大森町界隈あれこれ 京浜急行の高架化 梅屋敷駅付近(第12回)

2008年09月23日 | 大森町界隈あれこれ 京急関連
kan-haru blog 2008 取り壊し中の大田区体育館

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梅屋敷大田区体育館
梅屋敷駅から南方向の第1京浜国道沿いにある、梅屋敷公園の対面に建つ大田区体育館は、築後40年以上が経過し老朽化のため今年の3月31日に改築のため閉館し、体育館の特長ある3角錐型の壁面を残すのみで取り壊しの最中です。
毎年成人式を開いていた大田区体育館へは、晴れ着姿の新成人達が数多く梅屋敷駅を利用(高架化 梅屋敷駅付近(第5回)参照)しており、今年体育館最後の成人式には3千人を超す参加者が集まりました。新しい体育館は平成23年度中に開館する予定です。

 取り壊し中の大田区体育館(:0910撮影、:0920撮影)

第2号工事機の解体
第1号工事機が梅屋敷駅北の第1京浜際ヤードの横にクレーンをむきだしにして横たわったままで、現在は高架化工事には使用されていません(高架化 梅屋敷駅付近(第11回)参照)。同様に、第2号工事機も梅屋敷第1踏切南端に移動してから、工事機の分解がはじまり20日には工事機の脚台のみとなりました。
工事機の解体により、梅屋敷高架駅橋の建設と、梅屋敷商店街通りの大森町第4踏切以北の高架橋の築造は、第2号工事機を使用しないで行なう様です。

 高架橋築造の役目を終えた2号工事機(:長い期間に亘り高架橋築造を終えた2号工事機0823撮影、:分解中の工事機0910撮影、:分解中の工事機0920撮影)

梅屋敷第2・第3踏切間の高架橋工事
高架化 梅屋敷駅付近(第11回)で記述した8月23日には、梅屋敷第2踏切上に上り線2階部の高架鉄橋が敷設されていましたが、9月10日には下り線3階部の高架鉄橋のオレンジ色の鋼鉄桁梁が架けられていました。

 梅屋敷公園際の3階高架橋建設(拡大写真)

梅屋敷第2踏切上に架けられた下り線3階部の鋼鉄桁梁は、上り線側の西寄りに架けられ、下り線の東寄りに架けられた2階部の鋼鉄桁梁とは対照形の位置となっています。この時点での2階部の高架鉄橋は、底から見ると幅員一杯に隙間のない鉄橋として完成していました。

 梅屋敷第2踏切上の2・3階高架鉄橋の築造1(拡大写真)

16日に見ると、3階部の高架鉄橋には鋼鉄桁梁の東側に柵桁梁が付けられていました、また2階部の上り線高架鉄橋には、橋全体が工事覆いで囲われていました。

 梅屋敷第2踏切上の2・3階高架鉄橋の築造2(拡大写真)  

20日には、3階部の高架鉄橋に四角形桁梁がオレンジ色鋼鉄桁梁に並べて付けられ、下り鉄橋の構築もかなりのペースで進捗しています。

 四角桁梁が付けられ3階部の高架鉄橋(拡大写真)

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大森町界隈あれこれ 大森町の社寺 津島神社2008年秋の例祭

2008年09月21日 | 大森町界隈あれこれ 社寺
kan-haru blog 2008

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津島神社例祭
9月13、14日は、環7通りから内川までの美原通り南部の東1丁目の1町会(町会地図参照)だけの氏子の津島神社(大田区大森東1-8-15)の本祭りで、14日は午前中に子供神輿と山車が練リ歩き、午後は宮神輿が小さくかわい境内(航空写真参照)の神社から出御するので見てきました。

神社氏子は南原の1町会
津島神社(地図参照)へは、大森町駅から第1京浜国道を北に進み、産業道路との交差点を美原通りに入ります。美原通りの入口に、内川を中心にした大きな地図板が掲示されていますので、津島神社へ行くのに位置の見当が付けられます。
美原通りを北に歩くと内川に架かる内川橋にでます。この内川橋南岸のたもとから分かれる「するがや通り」には、鶴屋南北作の歌舞伎「浮世塚比翼稲妻」で有名な旅籠「駿河屋」がありました。

 内川橋付近(:するがや通り石碑)

美原通りは、旧東海道(「大森町風景 旧東海道(三原通り) その1」参照)でかっては三原通りと云われ、字名の南原、中原、北原の三原のことで、美称して美原になり大田区の文化財です。津島神社氏子の町会は、内川北岸の南原に位置します。
内川橋を渡りみはら南商店会(「大森町界隈あれこれ 大森町商店街 旧東海道ふる里祭り」参照)に入ると左側に「大森名物あべ川餅」で知られた享保元年創業の老舗「餅甚」があり、宮神輿渡御の休息所の準備をしていました。
餅甚前の美原通りを北に行くと信号機のある四つ角にでます。丁度、この時間の宮神輿渡御は、四つ角左手の第一京浜国道際で練り歩いていましたが、神輿を後にして津島神社に行ってみました。

 宮神輿渡御1(:休息所の準備をする老舗餅甚、:第一京浜国道際で練り歩く宮神輿)

津島神社は神輿と反対側の四つ角を右に曲がり東に進み、神輿休憩所のマンション若松の先にある美原児童公園の四つ角を左に曲がると、その対面が津島神社です。

 津島神社例祭1(写真拡大)

公園の広場では、13、14日の両日の19時から21時まで町会などの協賛で奉納踊りが開かれます。

 津島神社例祭2(:本殿、中:内川縁を練り歩く子供神輿、:内川橋から護岸工事を終えた内川下流を見る)

海難供養塔
内川橋から下流の内川は、江戸時代以前からの源流を辿っている古い流れの川です。津島神社に近い内川のそばの東京湾沿岸に、規模が屈指の海難供養塔(大田区文化財)が建てられています。
海難供養塔(地図参照)に寄ってから神輿渡御を見ることにして、美原児童公園を一巡した道路を南に進み、信号機のある先ほど神社に来た時の道路を突っ切って進み、東側の大森東小学校の中程の道の対面にあります。

供養塔は、1855年(安政2年)に再建されたもので、江戸や神奈川の魚貝業者をはじめとして、地元や広い地域の一般の江戸町民や武士などおよそ300名の名が刻まれており、いろいろな階層の人々の協力により建てられた貴重な塔で、高さが2m32cmの五輪塔を変形した形の水輪の部分に胎蔵界大日如来の種子が刻まれています。
旧東海道の南原には、江戸時代からの歴史的な文化遺産を受けついて、大森のふる里として残っています。

 大田区文化財の海難供養塔(写真拡大)

宮神輿渡御
津島神社の宮神輿は、寸法が2尺3寸で浅草の浜田商会が制作の1978年(昭和53年)に造られたもので、唐破風の屋根に祇園守紋をいただき、鳥居に施された彫物が見事な神輿です。神輿渡御は、大拍子がくくり付けられて、氏子の南睦会が中心に参加して江戸前で担ぎ、神社を13時に出御し18時頃宮入します。

時間は15時を廻りましたので美原児童公園横の道路に戻り、町会を練り歩きマンション若松で休憩する宮神輿渡御を見てきました。

 マンション若松付近を渡御する宮神輿(写真拡大)

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大森町界隈あれこれ 京浜急行の高架化 糀谷駅付近(第5回)

2008年09月19日 | 大森町界隈あれこれ 京急関連
kan-haru blog 2008

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第8工区工事区間
糀谷駅周辺の第8工区の工事区間は、京急蒲田(空)第4踏切と糀谷第1踏切に挟まれた糀谷駅構内ホーム上の糀谷高架駅橋部の建設と、糀谷第1踏切から東のカーブ部の高架橋部と盛土部の延長550mが担当区間です。

 第8工区平面図

・連絡通路跨線橋閉鎖
糀谷駅の上下ホーム間には、連絡通路の跨線橋が架かっており、高架駅橋建設の進捗に伴い支障となるため、9月25日より閉鎖されます。

 跨線橋閉鎖お知らせ(跨線橋閉鎖のお知らせ拡大)

それにより、「中央改札口」は下り羽田空港方面専用改札口となり、「南改札口」は上り京急蒲田方面専用改札口となります。

 閉鎖となる上下ホーム連絡跨線橋

糀谷高架駅橋工事
糀谷駅構内の高架化工事は、西方の京急蒲田側の京急蒲田(空)第4踏切からと、東方の羽田空港側の糀谷第1踏切からの2方向から高架駅橋の築造が進められています。
・糀谷第1踏切側高架駅橋建設の進捗状況
現在、施工中の高架駅橋建設は上りの高架化の仮築造であり、仮ホームは上り線路と下り線路の中間に設けられ列車進行方向の右側がホームとなり、そのホームから連絡通路の跨線橋で現在の下りホームへと階段を降りて、「中央改札口」が共通の出入り口となります。

 糀谷駅構内の高架駅橋建設工事のステップ

上り線仮高架駅橋の築造は、高架橋の幅員が暫定的に現在下り線ホーム上に建てられている縦桁梁の位置までと幅広くとられ、仮設上りホームは次ステップで敷設する下り線線路上に設けられるようです。

 上り線仮高架駅橋工事ステップの建設(:上り線仮高架駅橋は暫定的に幅員を広くとり現下り線ホーム上まで架けられる、:現下り線ホーム上の暫定的な仮高架駅橋用の仮設橋脚柱)

糀谷高架駅橋の次ステップの下り線本工事での築造は、仮高架駅橋の幅員を狭めて、上り線ホームが列車進行方向の左側となり、下り線は上り線と並行して走り、列車進行方向の左側が下りホームとなる対称形の一般形の高架駅橋となります。改札口は、糀谷駅中央部の高架下に設けられ、駅縁の南北道路に出られます。

 上り線仮高架駅橋建設の想定(:次ステップ下り線工事では橋桁丸穴部に高架駅橋の橋脚柱を構築し、その外部に駅梁桁を付けて下りホームを築造)

・京急蒲田(空)第4踏切側の高架駅橋建設の進捗状況
高架化 糀谷駅付近(第4回)時点の京急蒲田(空)第4踏切から始まる糀谷駅構内の高架橋の建設は、2橋の高架橋とその先に2脚の高架橋脚が建てられていましたが、9月12日には3橋の高架橋にはスラブが付き、1橋の高架橋は横・縦梁桁が構築されていました。また、15日には4面全橋の高架橋にスラブが付いており、道路側には次ステップ工事のホーム用突き出し梁桁も準備されていました。

 京急蒲田(空)第4踏切側の高架駅橋建設(:横・縦梁桁が築造の第4橋目高架駅橋0912、:4橋の高架駅橋にスラブが付く0915)

糀谷第1踏切東方側高架橋建設
糀谷第1踏切東方のカーブした線路上に建設される高架橋の工事は、まだ準備段階で基礎工事を進めていました。ただ、この部分に築造される高架橋の傾斜に合わせた高さの柱複数本が、工事場の南側に建てられて(中拡大写真参照)います。また、15日には南改札口の入口に、囲いのボックスが置かれていました。

 基礎工事段階の糀谷第1踏切東方(左・:糀谷第1踏切東方高架橋工事場、右:南改札口入口に置かれた囲いボックス)

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イベント 倉澤杏菜ピアノリサイタル 2008 カワイコンサートサロンin表参道

2008年09月17日 | イベント
kan-haru blog 2008 

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倉澤杏菜ピアノリサイタル 2008
2年振りの9月8日午後7時よりカワイ表参道コンサートサロン「パウゼ」にて、倉澤杏菜ピアノリサイタル(KSCO No.232)が開催され、ご案内を頂きましたので鑑賞してきました。


当日のチケットは完売の盛況で、国立ベルリン芸術大学留学で腕をあげられたピアノ演奏を期待しての人気でした。

 リサイタル会場入り口風景

カワイ表参道コンサートサロン「パウゼ」
カワイ表参道(東京都渋谷区神宮前5-1 アクセス図参照)は、東京メトロ表参道駅 A1出口そばの表参道通り沿いにあります。倉澤杏菜ピアノリサイタル開催会場のコンサートサロン「パウゼ」は、その2階にあります。

 リサイタル会場風景

3階には、約30台のグランドピアノが展示してあるグランドピアノフロアがあり、ガラスで区切られた指弾室で弾きながらピアノが選べます。リサイタルの休憩時間を利用して見てきました。

 グランドピアノフロア3階風景

杏菜さんのプロフイル
杏菜さん(プロフイルカワイ音楽振興会から)は、桐朋女子高等学校音楽科を経て、桐朋学園大学音楽学部ピアノ科を卒業し、2006年に「アルス五重奏団」で演奏活動(「春の花とアルス五重奏団コンサート」参照)を始めました。
2006年秋より、国立ベルリン芸術大学に留学が決定し、この年の9月6日に今回のリサイタルと同一会場で、リニューアル前の旧名のカワイミュージックショップ青山2階パウゼで、ベルリン芸術大学留学を記念して、倉澤杏菜ピアノリサイタル(「倉澤杏菜 ベルリン芸術大学留学記念 ピアノリサイタル」参照)が開かれました。

留学中の2007年に、スペインの第26回ヌエバ・アクオポリス国際コンクールで3位入賞や、ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン音楽祭、ドイツのユーロ音楽祭、イタリアの国際音楽アカデミーなどの演奏会に多数参加して腕を磨いています。
この年の9月29日に帰国し、ハートフェルトコンサートの企画で東京オペラシティにおいて、倉澤杏菜ピアノリサイタル(「イベント 東京オペラシティ ドイツ留学中の倉澤杏菜ピアノリサイタル」参照)を開催し留学1年の成果を聞かせてくれました。

今年の秋には、文化庁新進音楽家在外研修員に内定し、今後の活躍が大いに期待できます。
杏菜さんとの出会いは、お父さんがIT関係の一流企業に勤務されており、ITを介しての勉強会から知り合いました。

ピアノリサイタルのプログラム
・プログラム
 ブラームス 6つの小品作品118  第1番~第6番
 バッハ=ブゾーニ シャコンヌ 無伴奏ヴァイオリンのパルティタ第2番BWV.1004最終楽章
 (休憩 15分)
 ラヴェル 組曲『鏡』より 3. 洋上の小舟、4. 道化師の朝の歌
 ラフマニノフ  ピアノ・ソナタ第2番変ロ短調作品36(改訂版) 第1楽章~第3楽章
・アンコール曲
 アルベニス スペイン組曲Op.165から タンゴ
 モーツアルト (ヴォロドス編曲) トルコ行進曲


 倉澤杏菜ピアノリサイタルプログラムとアンコール曲

感動のリサイタル
休憩を挟んでの2時間におよぶ熱演は、1年前と比べると格段の技量を示しての旋律の素晴らしさや、最高の力強い演奏に接して普段音楽にほとんど触れていない者でも、杏菜さんの奏でるピアノリサイタルのテクニックには感動し、体に響く音の重厚さには圧倒され感銘を受けました。芸術の奥深さが、感じられたリサイタルでした。

 リサイタルが終わり友達と会話が弾む杏菜さん

リサイタル後、杏菜さんのお父さんから次のメールを頂きました。音楽に造詣のない者には、リサイタルの演奏の素晴らしさを伝える術を知りませんので、お父さんのメールのコメントから当日の杏菜さんの素晴らしい感動の演奏振りを汲みとって頂きたいと思います。

「8日は、娘、杏菜のリサイタルにお出で戴きました事お礼申し上げます。
リサイタルにはお楽しみいただけた事と存じます。私も1年ぶりの演奏を楽しみました。
さて、当日のアンコール曲をご案内します。
一曲目、アルベニス、スペイン組曲からタンゴ、
(再春館製薬所ドモホルンリンクルのCM「そのうちに」編で使われています。)
二曲目、モーツァルト作曲、ヴォロドス編曲 トルコ行進曲
(手が3本あるとしか思えないような対旋律の処理や、超高速の重音進行など、ピアノ編曲たる物かくあるべきと言わんばかりの数々の超絶技巧のオンパレード楽しんでいただけたと思います。)
これからもご支援、宜しくお願い申し上げます。」

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大森町界隈あれこれ 京浜急行の高架化 大森町駅付近(第22回その3)

2008年09月15日 | 大森町界隈あれこれ 京急関連
kan-haru blog 2008

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内川橋梁付近の上り高架仮線敷設工事
京急本線が平和島高架駅の環7鉄橋から下りはじめ、平和島第5踏切手前で地上に降りる傾斜高架橋部の高架化本工事のため、本線脇の西側に上り線の高架仮線敷設工事を進めています。
高架仮線敷設は、高架化 大森町駅付近(第21回)の時点では、内川南岸から北岸の区道上の仮橋脚(KP17)(内川橋梁上り仮線敷設図再掲参照)まで架けられていました。

この部分の上り仮線の高架鉄橋を8月21日に見た時には、鋼鉄製鉄橋の底側に木製板の覆いが付けられていました。

 底を板で覆われた仮線高架鉄橋(拡大写真0821)

高架仮線の内川南岸敷設の鉄橋から南部の地上に降りる傾斜路部分の築造は、まだ準備工事の段階です。

 仮線の内川鉄橋から南側傾斜路部分の工事(拡大写真0821)

8月27日には、仮線の仮橋脚(KP17)の北側の道路西側に仮橋脚柱が建てられ、9月5日には道路東の京浜急行本線の傾斜高架橋の側壁に橋脚足を張り付けて、西側の仮橋脚柱部と横梁桁を組んだ仮橋脚(KP16-2)が出来ました。

 仮橋脚(KP16-2)の築造(:KP17脚柱の北側道路西に仮橋脚柱が建つ0827、:本線高架橋側面に脚足台を付けて仮橋脚(KP16-2)築造0905、:仮橋脚(KP16-2)を内川側から見る)

高架仮線の鉄橋は、仮橋脚(KP16-2)の北側に建つ仮橋脚(KP16-1)付近から京浜急行本線の傾斜高架橋に接近して進み、その先で合流します。本線と合流する部分までの仮鉄橋は、本線高架橋の脇を張り出して築造する高架橋梁桁(KP15)まで架設されます。それより先の上り仮高架線は、本線高架橋の脇を張り出した橋桁梁路を通って現在線の上り線路に合流します。

 仮橋脚(KP16-1)が構築される本線高架橋壁(写真拡大0909)

上り仮線と在来上り線との合流部分では、現在線路の外側の橋桁梁路を通るため、現電車架線柱を外側に広げる必要があり、9月9日には2ヶ所の架線柱を移設のため直柱が建てられ、13日にはその直柱に移設の新たな電車架線柱が出来上がっていました。

 現在本線と上り仮線合流箇所に移設の架線柱が建つ(:架線柱移設の直柱が建ち0909、:移設の架線柱が建つ0913)

また、13日には上り仮線の鋼鉄橋が仮橋脚(KP16-2)まで延長して敷設され、道路西側では仮橋脚(KP16-1)の建設準備工事が始まりました。

 上り仮線鉄橋の工事延長が進む(仮線鉄橋を内川側より見る、:仮線鉄橋を平和島側より見る、:仮橋脚(KP16-1)の建設準備工事始まる0913)

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大森町界隈あれこれ 京浜急行の高架化 大森町駅付近(第22回その2)

2008年09月13日 | 大森町界隈あれこれ 京急関連
kan-haru blog 2008

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大森町第1踏切以南の高架橋建設
高架化 大森町駅付近(第21回)で記述した様に第1号工事機は、これまで大森町駅ホーム上で高架化工事の基礎杭打設を行っていましたが、8月6日に大森町第1踏切を越えて移動した工事機は、同9日からは大森町商店街の閉店した薬局ホケン堂建屋(「大森町界隈の風景 大森町駅付近のゆく年の風景」参照)の南側で、高架橋の築造が始まりました。
1号工事機による高架橋脚最初の築造は、8月9、10日に1対の橋脚柱を建てて、翌11日には横梁が付きました。

 1号工事機による高架橋築造工事(左から8月9日、10日、12日撮影の前号再掲写真)

旧盆休みと悪天候に祟られ高架橋脚の築造が暫く停止していましたが、8月26日に1号工事機が移設され、やっと第2脚目の高架脚柱が下り線側に建ちました。

 大森第1踏切以南の高架橋建設が始まる(:大森町駅南方の高架橋築造開始点0821、:工事機上に3本目の高架橋脚柱が見える0825、:工事機が移動して3本目の高架橋脚柱が建つ0826)

上り線側の高架脚注は9月1日に建てられ、同4日には横梁が組まれて2対の橋脚が揃い、大森町第1踏切以南に最初の第1号高架橋の築造がいよいよ開始されます。

 大森町駅南側第1号高架橋の築造開始(:上り線側にも高架脚注が建つ0901、:第2対目橋脚間に横梁が付く0904)

5日には下り線側の縦梁が付けられ、翌6日には上り線側の縦梁も付き第1号目の高架橋の枠が出来上がりました。

 第1号目の高架橋の枠が築造される(:第1-2対橋脚下り側に縦梁が付く0905、:橋脚上り側にも縦梁が付く0906)

漸く天候が回復した7日には、第1-2対橋脚横梁の中間を結ぶ補強の縦梁2本が付けられ、続いて9日には橋脚の各縦梁間に補強の小間梁が付けられて、最初の第1号高架橋の骨格が1ヶ月を要して出来上がりましたが、月遅れお盆休みと悪天が重なり8月の高架化工事の進捗は予定がすこしかかったようです。

 大森町第1踏切南側の第1号高架橋の骨格が出来上る(:橋脚横梁の中間を結ぶ補強の縦梁が付く0907、:縦梁間に補強の小間梁が付く0909)

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大森町界隈あれこれ 京浜急行の高架化 大森町駅付近(第22回その1)

2008年09月11日 | 大森町界隈あれこれ 京急関連
kan-haru blog 2008

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大森町高架駅橋の建設推移
大森町高架駅橋脚の建設が第2号工事機により進んでおり、8月8日には第3橋目の駅ホーム高架橋が完成して工事機は移動し、第4橋目の駅ホーム高架橋の築造が始まりました。今回は、高架化 大森町駅付近(第21回)記述後から経過した、現在までの1ヶ月間の大森町高架駅橋工事の建設推移を詳細に追ってみました。

月遅れのお盆が明けた19日頃から、第4橋目高架橋の第5対目の橋脚柱を建て始めました。21日には、第5対目の橋脚柱間に横梁が付きました。

 第4橋目高架橋の第5対目の橋脚柱を建てる(左・:下り側橋脚柱を建てる0819、:橋脚柱間に横梁取付け0821)

またさらに、21日には第4-5対の橋脚柱間の上り線側に、縦梁が付けられ第5橋目の駅高架橋の骨格組立が始まりました。

 第5橋目高架橋の橋脚柱間上り側に縦梁取付け(左写真拡大0821)

翌22日には下り線側にも縦梁が付けられ、23日には第4-5対橋脚の横梁間の中間を結ぶ補強の縦梁2本も組まれて、駅橋脚の骨格築造工事のピッチが上がってきました。

 第4-5対橋脚の横梁間に縦梁、補強縦梁取付け(左写真拡大0823)

25日には、高架駅橋脚の各縦梁間に9小間の補強の小間梁が付けられました。

 高架駅橋脚の各縦梁間に小間梁取付け(左写真拡大0825)

27日には、駅ホーム橋脚用の桁梁が高架橋の上下線ホーム部上に付けられました(Top写真参照)。

 駅ホーム橋脚用の桁梁取付け(左:下り駅ホーム高架橋用の桁梁、中:下り駅ホーム高架橋用の桁梁、:上り駅ホーム高架橋用の桁梁の全形状を見る)

今年の天候は、局所的に集中豪雨があったり、夜間になると雨が降り出すなどと、屋外の高架化工事への影響は大きなもので、途中より工事の進捗が遅くなったようです。
9月に入り、第4高架駅橋の上部にスラブ用の工事材が張られました。6日には高架駅橋の天井にコンクリートの打ち込みが作業が行なわれました。

 第3、4高架橋上のスラブ工事(左写真拡大0906)

このスラブ工事前後には、2号工事機の移設のため、仮設ホームの屋根の取り外し作業が進められ、9月6日に移動しました。これまでに、大森町駅高架橋の築造は、4脚の高架橋が完成し、第1,3,4の駅高架橋はスラブが付いていますが、第2駅高架橋は天井が開いたままの高架橋となっています。また、ここまでの駅ホームの形状を見ると、ホームの北端は第2駅高架橋から始まり細く尖っており、第3駅高架橋の中間付近から南方は幅が広くなっています。

 移動した工事機と工事完了の高架駅橋(左:工事機移動のためホーム仮屋根の取外し、中:第4橋目高架駅橋工事完了で移動の2号工事機、:工事機と工事完了の高架駅橋と高架橋俯瞰)

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大森町界隈あれこれ 大森町の社寺 谷戸三輪神社2008年秋の例祭

2008年09月09日 | 大森町界隈あれこれ 社寺
kan-haru blog 2008

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谷戸三輪神社秋の例祭
9月第1の土・日曜に開催される谷戸三輪神社(大森西5-18-1)の2008年秋の例祭(2006年2007年例祭参照)は、6、7日と開催されましたので、両日にわたり所用の間隙をぬって神輿の渡御を見てきました。

三輪神社の氏子は大森三輪、鶴渡、邦西の三町会(町会地図再掲)を擁する広い町会が氏子で、大森町商店街通りの南側から、梅屋敷商店街通りの北側までが南北で、東西が京浜電鉄線からJR東海道本線に接した大森西4丁目から7丁目に地域におよびます(拡大地図再掲)。

 谷戸三輪神社氏子の大森三輪、鶴渡、邦西町会の地域地図(再掲)

・子供神輿と山車の練歩き
6日の13時半頃大森町商店街通りの大森町駅近くを通りかかると、大森記念病院横の休憩所の休息を終えた、子供神輿2基と山車2台の練歩きが出発するところでした。

 大森町商店街の子供神輿・山車練り歩き1

子供神輿と山車には、沢山の子供たちと付添の親が参加しての賑やかな練歩きで、先頭が谷戸はやし会連の乗ったおはやしの山車で、その後に小学上級生たちの担ぐ子供神輿と幼児たち子供神輿と続き、最後に大森四丁目町会の山車太鼓の行列です。

 大森町商店街の子供神輿・山車練り歩き2 

・三輪神社神輿宮出し
三輪神社宮神輿の宮出しの6日は、夕刻からの神輿を担ぐ人で神社前の通りはいっぱいです。午後5時頃には神楽殿前に鎮座の神輿を前にして、神官が2人と氏子役員が並び、神輿の担ぎ手が周囲に勢ぞろいして宮出しの儀が行われました。

 三輪神社神輿宮出し1(写真拡大)

宮出しの儀は、神官が祝詞をあげ、氏子役員の挨拶と紹介の後神輿の担ぎ方の注意があり、お神酒をあけ手拍子により神輿の宮出しです。

 三輪神社神輿宮出し2(写真拡大)

今年は、神輿に手を入れ担ぎ棒の間隔を従来より広くとり、担ぎやすくしたそうで、先ずは担ぎあげた神輿を境内で揉んだ後、本殿まえでお祈りを行い、鳥居が低いので神輿を下げて潜って道路に出て、町会内の神輿渡御です。

 三輪神社神輿宮出し3(写真拡大)
 
宮神輿の渡御は、先導がお囃子車で、その後に氏子役員、神官と続きます。

 三輪神社神輿宮出し4(写真拡大)

渡御のコースは、大森町商店街通り、ぷらもーる梅屋敷、鶴渡公園、大森第三小学校横などを練り歩いて宮納めです。

 宮神輿渡御1(写真拡大)

神社付近の宮出しの情景は、鳥居を潜った神輿は神社前を東に進み、四つ角を左に曲がって大森町商店街通りに出て右折し、さわやか信用金庫の角を右に曲がりぷらもーる梅屋敷へと向かいます。

 宮神輿渡御2 

・東邦医大通りの神輿渡御
三輪神社の神輿渡御は、祭り2日目に東邦医大通りを午後1時から3時まで通行止めにして行うのが例祭の恒例のイベントで、流し踊りの行列が続きます。所用のため、残念ですがこの行列は、まだ1回も見ていません。
しかし、東邦医大通りを渡御してきた神輿は、大森町商店街通りで右折して大森町駅前まで練り歩き、さらに町会内を夕刻まで担ぎまくりますので、大森町商店街通りを行く神輿風景は見られました。

 東邦医大通りからの2日目神輿渡御(左・中:セブンイレブン前の神輿休息所、右:大東京信用組合前の神輿休息所)

・三輪神社境内演芸会
三輪神社例祭の演芸会は、神社神楽殿の他鶴渡公園などでも行われて人気があり、大勢の人が楽しみに見に集まります。しかし、今年は異常気象のため、1日目の演芸会は途中からの雨で中断となり、2日目も開始前から雨が降り出し中止となりました。
2008年の各地の例祭やイベントが、異常気象で雨中の中での開催実行や中止で取り止めとなるなど、天候には祟われた年であったと記録しておきす。

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大森町界隈あれこれ 京浜急行の高架化 雑色駅付近(第7回)

2008年09月07日 | 大森町界隈あれこれ 京急関連
kan-haru blog 2008 雑色駅に停車中のありがとうギャラリー号

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京急蒲田第9踏切南から雑色駅北部側の線路の1・2号(北)工事機による高架化工事と、雑色第2踏切付近から雑色駅南部側の線路の1・2号(南)工事機による高架工事の進捗を8月27日と9月4日にかけて見てきました。

雑色駅構内の高架化関連工事
・駅施設改良工事
雑色駅構内の上りホームの改札口に車椅子対応の自動改札機を設置する改修工事が行われ、9月2日の始発から使用が開始されました。改修は、改修前の改札口が券売機の横側に設置されていましたが、新改札は川崎方へ移設して線路寄りの左側改札口が車椅子対応の自動改札機となりました。改修前までは、車椅子専用の仮の出入口がホームスロープの横に用意されていましたが、改修により仮出入口は閉鎖されました。

 雑色駅上り改札口改修工事(写真拡大)

・工事機が1、2号同時に駅ホーム上の工事を開始
1号(北)工事機による雑色駅ホーム上の基礎工事は、前回の雑色駅付近(第6回)の記述時からは南方に移動し、8月27日には下りホームのほぼ中央部で基礎杭の打設を行っていました。9月4日には、工事機の位置は移動していませんが、下りホームの基礎工事は終了していました。

 雑色駅ホーム上の基礎工事(:下りホームの基礎杭工事(0827撮影)、:ホームの基礎杭工事(0904撮影))

8月27日には2号(北)工事機の位置は、京急蒲田第12踏切北に張り付いて高架橋の築造工事を行っていましたが、9月4日には同踏切を越えて、駅ホーム間の構内に移動して1号(北)工事機と同時に構内での高架化工事が始まりました。
同第12踏切北の高架化は、踏切直前までスラブの付いた高架橋が完成しています。

 駅構内高架橋築造工事開始(:駅構内高架橋築造、:京急蒲田第12踏切北の高架橋)

雑色第1踏切南方の高架化関連工事
・雑色第2踏切まで高架橋の築造が進む
1号(南)工事機の位置(位置図参照)は、前回の雑色駅付近(第6回)の記述時の献血供給事業団の大田ビルからは北方に移動し、雑色駅ホーム南端から見ると雑色駅南のヤード基地へと近づいて基礎工事を行っています。

 雑色駅南で基礎工事の2号工事機(:雑色駅南のヤード基地へと近づいた2号工事機、:献血供給事業団北で基礎工事の1号工事機) 

高架橋築造工事の2号(南)工事機は、雑色第2踏切南に接して工事を行っており、前回記述時には丸形橋脚柱での高架橋を建設していましたが、工事機の後の新たな高架橋には、鉄筋の四角脚柱で高架橋を築造していました。

 雑色駅南で基礎工事の2号工事機(:雑色第2踏切南に接して高架橋工事の2号工事機、:丸形橋柱と4角形橋柱と混在の高架橋築造)


 雑色第1、2踏切付近で工事の1・2号(南)工事機の位置(0904現在)(図拡大)

・雑色第2踏切工事予告
雑色第2踏切の道路に立つ看板の工事予告通知板には、9月5日から18日までの22時から午前5時まで高架橋架設工事を行うと示されています。これは、2号(南)工事機を雑色第2踏切道の北側に移設するための工事と思われます。

 雑色第2踏切の工事予告(写真拡大)

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大森町の社寺 貴菅神社 東海道間(あい)の宿であった第1京浜国道際神社の夏祭り

2008年09月05日 | 大森町界隈あれこれ 社寺
kan-haru blog 2008

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貴菅神社の夏祭り
第1京浜国道に接している貴菅神社(大田区大森西5-27-7)の夏祭りは、8月最後の土曜日、日曜日に行われますので、8月31日に見に行きました。
貴菅神社がある谷戸は、昔東海道の品川宿と川崎宿の中間に当たり、馬子人足の休息のために立場茶屋が東大森村の谷戸(やと)の立場と雑色村の花の立場に設けられ、旅行者の増加に伴いそれらの人々にも供せられ、間(あい)の宿と呼ばれました。


その谷戸の東海道は現在第1京浜国道(15号線)と呼ばれ、その国道は大森町駅付近から南方向の西側を拡幅して共同溝を設ける工事が行われており、2年ほど先には神社境内が道路拡幅のため削られて、高架工事を進めている京浜急行電鉄寄りに神社本殿を移転する必要に迫われています(「大森町の社寺 貴管神社 国道拡幅により本殿移動を要する社の夏祭り」2007年参照)。

 例祭の貴菅神社境内

異常気象の夏祭り
今年8月の日本列島は、連日にわたり記録的な雨量の集中豪雨や、夜間になると雨が降り出すという異常気象に見舞われて、天気が落ち着かない夏となりました。このような天気に祟られて、各地の夏祭りやイベントは雨の中での催しとなりました。

 町会総出の神輿巡行の準備

貴菅神社の祭りもこれに漏れずに、30日の夕刻に神社前のファミリーレストランで食事を取りながらお祭り気分を味わうと予定にしていたところ、雨が降り出して初日の演芸会は中止となりました。31日の演芸会も子供の太鼓演奏後に雨となり人気の演芸会は中止となりましたが、ただ日中は朝から幸いと晴天に恵まれましたので、神輿と山車が町会中を練り歩きました。2008年夏祭りは、神輿の巡業のみの淋しいけど熱の入った町会員一致で催した、素敵なお祭りの記録です。

 町会一巡の神輿巡行

貴菅神社の氏子はただ1町会のみの、全員が登場しないと祭りが出来ない大森町では最も小さい氏子町会なので、まとまりも良く子供神輿が本宿町会を練り歩くと、途中のお菓子配りの休憩個所が多く、子供たちの人気のイベントです。
31日の子供神輿と山車の巡行は、大森町駅入口の第1京浜国道東側の城南信用金庫を10時半にお囃子の車が先導して、神社前の谷戸へと練り歩きです。出発すると、すぐ先の自動車販売会社前で飲み物を貰い休憩です。昼まで町会中を子供たちが喜んで参加して、神輿と山車が町会中をくまなく練歩きました。

 町会一巡の神輿巡行休憩所

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大森町界隈あれこれ 京浜急行の高架化 京急蒲田駅付近(第12回その2)

2008年09月03日 | 大森町界隈あれこれ 京急関連
kan-haru blog 2008

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京急蒲田第2踏切付近以南の高架工事
・ホーム南端部から第2踏切間の高架工事
京急蒲田駅下り線側のホーム南端外部の京急蒲田第2踏切付近に、独立した梁桁付3本柱の四角橋脚が以前から建てられていましたが、この付近の高架化の工事が最近進展してきました。
8月27日に見た時には、3本柱四角橋脚に対応した場所の、本線上下線線路の両脇に、それぞれ3本ずつの丸型橋脚が建ち、3列の柱を結んで梁桁が張られた2階部の高架橋が構築されていました。

 京急蒲田第2踏切北側の高架橋(:第2踏切から見る高架橋、:ホームから見る高架橋)

また、3列の脚柱の高架橋と京急蒲田駅ホーム南端の間には、上下線のそれぞれ場所に高架化工事のための足場が造られ、そこは工事テントで覆われていて見えません。
下り線側の工事用の足場は、線路と四角柱橋脚の間で幅が狭く、上り線側はホームの外部に幅広く築造しています。
この部分の高架橋の築造は、3階建てで本線上下線のそれぞれと空港線との分岐を設け、さらに仮の環8仮立体高架線路を運行しながら完成させるという、かなりの複雑な工事の箇所です。

 京急蒲田駅ホーム南外部の高架工事(写真拡大)

・京急蒲田第2踏切から第5踏切付近の工事
京急蒲田第2踏切以南の環8上り仮立体高架線路の西側に建てられている堅牢なグレーの丸柱橋脚に比し、その先に建築の高架橋はか細い感じの鉄骨組の構造の高架橋であり、高架化 京急蒲田駅付近(第11回)で掲示時からは進展が見られず、ただ、同第5踏切北側と仮高架橋と線路西側の間に高架橋の基礎杭打設の穴が2つ設けてあるのが見られました。

 京急蒲田第2踏切南の高架橋(:京急蒲田第2踏切から見る高架橋、:京急蒲田第5踏切から見る高架橋)

・京急蒲田第6踏切付近の工事
京急蒲田第6踏切から同第9踏切までの区間で撤去した旧本線上り線路西側と、環8仮立体高架橋の隙間に四角形鉄筋造りの高架橋脚柱が以前から建てられていますが、それに対面した下り線路の西側にも対応の高架橋脚柱の築造の建設が進められています。この橋脚柱により築造される高架橋は、第1ステップである上り線用の2階高架橋用のものです。この個所の下り線高架橋は、京急蒲田3階高架駅橋から坂を下って降りる傾斜の高架橋となりその工事は次のステップです。

 京急蒲田第6踏切付近の高架化工事(:第5踏切から見た高架化工事、:第6踏切から見た高架化工事)

空港線高架橋工事
第7工区担当の高架化工事の進行は、第1京浜国道の京急蒲田(空)第1踏切際(地図再掲参照)に建てられている、2、3階建ての高架橋脚から空港方面を覗くと、その先に基礎杭工事用の第1号工事機が見えます。同1号工事機から先を覗くと、高架橋建設用の第2号工事機が見えて高架化工事が行われています。

 京急蒲田(空)第1踏切から東方の高架橋の建設状況(:第1踏切際に建てられた2、3階建ての高架橋、:高架橋脚の先に1号工事機が見える、:1号工事機の先に2号工事機が見える)

京急蒲田(空)第1号踏切脇の高架橋脚右側の3階部から高架橋は降り始めて、同第2踏切では2階に下がりきります(第7工区立体交差縦断図再掲参照)。
現在、2号工事機が工事中の空港側には、新たな1基の高架橋脚が建てられていました。その先に築造が進行の高架橋は、2階の高さから3階の高さの中間まで坂道上昇の上り線用高架橋と、下り線用の2階部水平の高架橋の構造形体が見えます。

 京急蒲田(空)第1-第2踏切間の高架橋(:1号工事機による高架橋建設、:現在築造の新たな高架橋脚、:上り坂の3階部高架橋)

京急蒲田(空)第2踏切で見ると、上下線の高架橋は2階の高さに並んで揃っています。第2踏切から東方の高架橋の築造は、これまで記述の高架化工事に示した様に完成しています。

 京急蒲田(空)第2踏切付近の高架橋(:第2踏切道からの高架橋、:踏切から蒲田方を見る 、:踏切から空港方を見る )

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番外編カテゴリー別ブログ記事の検索と見方 9月INDEX

2008年09月01日 | INDEX
kan-haru blog 2008 9月1日10版

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  25-1 イベント 総目次 2006・2007年版
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