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kan-haruの日記

大森町界隈あれこれ 京浜急行の高架化 全工区統合編(第10回その2)

2009年12月31日 | 大森町界隈あれこれ 京急関連
kan-haru blog 2009

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電気・通信設備工事
第7工区の高架化工事の工程表(11月16日から12月15日)を見ると、高架上の軌道工事は昼間工事で行われていますが、電力線・電気設備工事は夜間工事が終わり、昼間工事に進みました。また、信号工事は夜間工事とともに隔日で昼夜間の工事が行われています。年末の工事は、12月25日で休工となりました。

 第7工区工事工程表(11月16日~12月15日)

・電力線・電気設備工事
電力線・電気設備工事で電車線懸架電柱の建立は、上り仮線高架橋では早期に設置が開始されましたが、本高架橋では軌道設備工事が進行した12月に入ってから進んできました。
第1工区の内川付近の上り仮線高架橋の電車線電柱の建立は、仮高架橋の築造がほぼ出来上がった時点の4月16日には、内川南岸から北方の高架橋の合流点にかけては電柱が先行して建てられていました。
12月26日現在、仮高架橋の内川南岸の建立電柱から本線高架橋の分岐点までの電柱は未建立です。

 上り仮線高架橋に電車電力線供給の電柱が建つ(写真拡大0416再掲)

第8工区糀谷第1踏切付近から東方の仮上り線傾斜高架橋の電車線電柱は、高架橋築造と並行して2008年11月頃から建立が開始されました。同踏切東側構内の電柱は2009年3月に建てられました。

 高架橋用の電車線電柱の建立(:電柱取り付け台の設置081107、:電力線電柱が傾斜高架橋の高さに合わせて建つ081213、:糀谷第1踏切北側に電力線電柱が建つ0329)

京急の各ヤードには電力線・電気設備工事のため、工事用資材の電柱や電線を集荷して保管されているのが見られました。

 各ヤードに保管の電力線・電気設備工事用資材(:蒲田ヤード保管の電柱1009、:雑色ヤードの電柱保管1204、:蒲田ヤードに保管の電線1009)
 
12月4日に見ると、大森町高架駅の北方高架橋には工事作業車が高架橋上に待機し、電車線電柱が建立されていました。電柱は鋼管電柱で形態は2種類あり、1つは「コ」の字型の一体電柱で、もう1つは左右の鋼管電柱に横張桁で結合したタイプのものです。平和島第5踏切南側までの電柱の建立は同23日までに終了しました。

 大森町駅北方高架橋に電車線電柱の建立が進む(写真拡大1204)

同12日には、大森町第1踏切南方の高架橋でも工事作業車により電柱が建てられ始めました。

 大森町第1-4踏切間の電柱建立(:大森町駅南方高架橋の電柱建立が始まる、:第1工区高架橋の電柱建立1212)

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・毎月1日付けのIndexには、前月の目次を掲載しております(12月分掲Indexへ)
・カテゴリー別Index 大森町界隈あれこれ 京浜急行関連総目次2009年後期版2009年中Ⅱ期版2009年中期版2009年前期版2008年後期版2008年中期版2008年前期版2006・2007年版
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大森町界隈あれこれ 京浜急行の高架化 全工区統合編(第10回その1)

2009年12月29日 | 大森町界隈あれこれ 京急関連
kan-haru blog 20091230訂正 フローティング・ラダー軌道を走る京浜急行列車(横浜駅にて)

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上り線運行の軌道設備工事と電気・通信設備工事

京急の連続立体交差事業も来春の上り線の運用を目指して、着々と工事が進んでいます。
高架橋の建設工事は2009年9月には、第1、6、7、8工区の一部が仮上り線高架橋で築造して、大部分が上下線の複線高架橋としてあらかた完成(「全工区統合編第1回その1~2、第2回その1~3」参照)しました。
高架橋の大森町駅、梅屋敷駅、京急蒲田駅、雑色駅、糀谷駅の各ホーム駅棟舎の建設は、高架橋の築造に合わせて工事が行われ現在進行中(「全工区統合編第3回その1~2、第4回第5回第6回第7回」)であり、駅設備の工事は始められた段階です。

軌道設備工事
上り線の高架橋の運行には軌道設備工事と電気・通信設備工事が必要であり、軌道設備工事は高架橋築造完了の9月に入ると始まりました。高架橋上の軌道敷設設備は、高架橋の下からは見ることが出来ませんが、上り仮線高架橋は、地上から高架橋までを傾斜で結ばれますので、比較的に地上の周辺から観察が出来ます。高架橋上の軌道設備工事は、高架橋よりも高い場所からしか見られません。大森町駅周辺の一部と、京急蒲田第1京浜国道ガードの一部および京急蒲田の本線上り線の環八通り先行立体交差高架上を走行の列車からの観察などで得られた断片的な情報から、高架橋上の軌道設備工事を纏めてみしました。

 高架橋上の軌道工事が見られるポイント(:バラスト軌道工事が始まった大森町駅北高架橋0709、:仮上り線から見る京急蒲田第6踏切南側付近高架橋0903、:第1京浜国道空港支線ガード0905)

軌道設備には、バラスト軌道とラダー軌道があります。

 梅屋敷ヤードの軌道工事材の枕木(:PC枕木1012、:ラダー軌道枕木、:ラダー軌道枕木運搬のトラック1201)

・バラスト軌道敷設工事
京急高架化のバラスト軌道敷設工事は、高架橋の道床にクッションのバラストマットを敷設して、その上にバラストを撒き、PCコンクリート製の枕木上にロングレールが置かれます。大森町高架駅北部の平和島第5踏切から高架駅北端までの高架橋上の軌道設備は、3月頃から工事が始まり(「全工区統合編第8回その1」参照)、現在は線路の調整作業が行われています。
また、バラスト軌道は線路の調整が容易にできますので、第1、6、8工区の上り仮線高架橋上の線路敷設工事(「全工区統合編第8回その2第9回その1第9回その2」)は、7月頃から順次バラスト軌道により施工されました。

 大森町高架駅北方のバラスト軌道工事(:1123、:1114)

・ラダー軌道敷設工事
ラダー軌道は、高架橋の道床上にコンクリート製のラダー軌道枕木を設置し、その上にレールを敷く構造で、軌道の狂いの発生が少なく保守の手間が省け、また構造重量も軽いため高架橋への負荷も低減でき、フローティング・ラダー軌道では列車走行時には騒音・振動が少ないと云われています。
このフローティング・ラダー軌道は、横浜駅構内の京急線線路、JR京浜東北線線路などに部分的に敷設されており、ホーム上から間近かに見られるので9月22日に見てきました。

 横浜駅構内に敷設のフローティング・ラダー軌道(0922写真拡大)

京急高架橋上のラダー軌道敷設は10月に入ると工事が始まり、数少ない観察ポイントで見ると、駅舎棟工事中の大森町高架駅ホームの道床と、京急蒲田第6踏切付近の上り線高架橋上および、第1京浜国道2階ガードの道床にラダー軌道の線路が見られました。

 高架橋上のスラブ軌道敷設工事が始まる(:大森町高架駅ホーム道床に見えるラダー軌道1028、:京急蒲田第6踏切南の高架橋上のラダー軌道1004、:第1京浜国道2階ガード上で工事中のラダー軌道)

11月4日に大森町高架駅北方からラダー軌道敷設工事を見るとホームの北端が、丁度バラスト軌道とラダー軌道の境界となっており、大森町付近の高架橋上の上り線のラダー軌道の敷設は完了した様です。

 大森町高架駅橋付近のバラスト軌道敷設(:大森町高架駅北方から見た軌道工事、:大森町高架駅南方から見た軌道工事1114)

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大森町界隈あれこれ ニュース 大森町周辺の師走の出来事(2009.12.26号)

2009年12月26日 | 大森町界隈あれこれ イベント
kan-haru blog 2009

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内川大森第8中学校前の遊歩道護岸工事が始まる
内川の遊歩道護岸工事は、開桜小学校前の工事は2期に分けて行われ、第1期の半分の工事が2008秋に完成(「大森町界隈あれこれ ニュース 大森町周辺の秋のイベント(2008.11.11)」参照)し、残は2009年3月に全体が完成して開桜小学校の花まつりと合わせて大田区長出席のもとで桜の植樹が行われ(「風景・風物誌 花見のはしご 今年は大森町界隈の花見と大田区の桜 その1」)ました。この遊歩道の完成により、内川を案内する案内板や標柱が建てられベンチが置かれ、新名所が生まれました。

開桜小学校前の遊歩道護岸工事に引き続き、今年度は大森第8中学校前の内川北岸の延長180mの遊歩道護岸工事が11月から始まりました。工事は21年度から23年の3年間に分けて、60mずつ秋から冬にかけて護岸工事が実施される予定です。

 大森第8中学校前の遊歩道護岸工事が始まる1(写真拡大)

開桜小学校前の遊歩道完成により、元PTAの方が中心に内川の源流探索や、地域の歴史と変遷、文化など、内川を考えていこうという動きが生まれています。

 大森第8中学校前の遊歩道護岸工事が始まる2(写真拡大)

当初内川の環境整備は、旧呑み川と同じように河底を公園化しようと計画されましたが、地元住民の反対により現在の様な遊歩道ができ、内川中流の環境が素晴らしく優しい水元公園となり、散歩したりベンチに腰をおろして話を弾ませたりして休息できる憩いの場になりました。
今後は、下流のふるさと浜辺公園の環境整備とともに、内川全体の環境整備にもつながる親しみやすい川に変って行けば、遠い遠い昔の幼稚園の通園時に感じた人工的な匂いの川から、その頃には考えられなかったカニや川魚が群生し渡り鳥の安住出来る川(「大森町界隈あれこれ ニュース 大森町周辺の師走のイベントと出来事(2009.12.23号)帰ってきたかも」参照)へと自然回帰が進んでいけると考えています。

変貌する大森町駅周辺の商店街
大森町駅周辺の商店街も暮れに押し詰まり大きく変貌してきました。2009年3月のニュース記事(「大森町界隈あれこれ 大田区ニュース3月号 商店街が大きく変貌他」参照)の時点からは、大森町駅隣の東京キッチンが閉店して店舗が取り壊され(地図白抜き④)、商店街通り南側の和菓子店のあった青柳跡から大森食堂跡地にマンションの建設(地図①)が始まっています。

 大森町駅周辺商店街地図

変貌が進み、大森町駅から東側の第1京浜国道までの間の大森町商店街通りで開店しているお店は、僅かに6店舗のみとなりました。

 大森町駅東の商店街通り(:東京キッチン跡地、:大森町駅東の商店街では店舗数が少なくなる)

ほのぼの通りの丸忠行川商店跡とコマツヤ靴店跡地にもマンションの建設(地図③)が行われています。さらに、ナンカ堂北店と田肥電器店に挟まれた跡地でも建設(地図②)が進んでいます。

 大森町駅周辺の新規建築物工事現場(:大森町駅東口前の共同マンション建築現場、:丸忠行川商店跡のマンション建築現場、:ナンカ堂南跡地の新築工事現場)

また、大森町駅西口隣のナンカ堂1号店は12月31日に閉店となり、その後店舗建屋の取り壊しが行われます。ナンカ堂1号店の2階で開店していたカラオケ店は、ナンカ堂2号店の2階へ移転しました。

 大晦日に閉店するナンカ堂1号店(:ナンカ堂閉店まであと8日、:閉店まであと5日、:ナンカ堂2号店に移転したカラオケ店)

地元と作る地場演劇の会20周年公演
地元と作る地場演劇の会は、1990年に地域で語りつがれる「やげんざか往来」で旗揚げ公演をしてから、今年で20周年を迎えて地場狂言の「蒲田太平記」と「羽田たいへん記」の2本建てと、「うたたか20年」と銘打った芝居好きの人びとのミュージカルを、大田区民プラザ・大ホール(東急多摩川線下丸子駅前)で12月5、6日に公演されましたので、6日の開演を見に行きました。

 区民プラザ・大ホール(写真拡大)

2年前の「やまわろ」公演(「大森町界隈あれこれ イベント 地場演劇公演「山わろ~呑川へきたかっぱのこと~」」参照)以来の久しぶりの記念公演の観劇です。

 公演ポスター

演題の作者は江角英明で、本業の俳優で学んだ狂言を取り入れた史実を鮮やかに取り入れた会心の作です。作者は2004年に亡くなられており、今回は記念公演で追悼の意味を含めて、本格的な能舞台を用いて演出が江角英明と大蔵流狂言方の真船道朗の指導による公演です。

 20周年記念公演チケット

・蒲田太平記
時は14世紀の鎌倉幕府が倒れて南朝北朝が入り乱れ、華々しく戦った武将の新田義興の顛末の物語で、義興は敵の計略により無念の最期をとげました。
舞台は移って現代となり、新田神社(「イベント 新田神社 例大祭の古武道奉納演武 その1、2」参照)に祀られている義興が、船頭の頓兵衛を従えて登場し、少将の局を手土産を持って訪れて、男女の平行線を狂言仕立てであぶり出す喜劇です。

 狂言公演舞台(写真拡大)

・羽田たいへん記
昭和20年9月に、アメリカ軍から2日間で強制立ち退き命令が出て、住民が去った夜更けの穴守稲荷で2匹の狐が祭神のトヨウケを探しているところに巡査と警防団員が現れます。
姫を心配したスサノオと、夫を探して出雲からクシナダをがやってきて、狂言ことばに羽田弁や出雲弁が飛び交い織りなす人間的な神々の世界を、狂言によりユーモアを生み出す世界に引きずりこまれます。

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大森町界隈あれこれ ニュース 大森町周辺の師走のイベントと出来事(2009.12.23号)

2009年12月23日 | 大森町界隈あれこれ イベント
kan-haru blog 2009 内川に帰ってきた「まがも」

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アメリカに端を発した金融不況により日本にも大きな影響を受けて、師走の寒さを感じながらゆく年も間もなく過ぎ様としています。こうした中、恒例の大森町商店街ウィンターフェスティバル2009も行われました。暮れゆく大森町周辺のニュースを拾ってみました。

大森町開桜小学校前の内川に帰ってきた冬の渡り鳥「かも」
12月19日に久しぶりに大森町の中心を流れる内川の渕を散策していると、相当の数の冬の渡り鳥「かも」が遊泳しているのを見かけました。

 大森町中心を流れる内川地図

内川は、ここ数年来護岸工事が行われており、内川下流では第1京浜国道から河口の新橋までの工事が行われ、2008年秋には完成しました。内川下流から河口のふるさとの浜辺公園では、かなりの数の「かも」とカモメが見られます。

 内川下流の護岸工事(:内川橋から大森橋までの完成した護岸工事、:新橋から下流の渡り鳥のかもとカモメ2008年冬)

内川中流の開桜小学校前の北岸遊歩道新設護岸工事の半分は2008年秋に完了後、残り半分の工事が開始されました。工事により内川中流での「かも」の住み場が無くなり、僅かな「かも」を見かける程度となりました。

 護岸工事で追いやられる「かも」(:遊歩道新設護岸工事の半分が完了、:残り半分の護岸工事の開始、:住家が追いやられる「かも」2009年1月)

開桜小学校前の遊歩道護岸工事は2009年3月に完成しました。今年は上流の大森第8中学校前の北岸遊歩道新設護岸工事が11月から始まりました。工事で内川が変わっても忘れずに「かも」の一家は帰って来て、大家族を引き連れて開桜小学校前に住みつく準備です。

 内川は変わっても帰ってきた「かも」(:完成した開桜小学校前の遊歩道護岸工事0403、:大森第8中学校前で遊歩道新設護岸工事が始まる1223、:開桜小学校前の内川に帰ってきた「かも」1219)

工事の始まる前には、内川も自然回帰で以前には中流では見られなかった渡り鳥の「かも」が巣づいて春まで過ごす様になりました。しかし、昨年の内川の護岸工事で中流では、僅かに10羽程度が工事を避けたところに住みついていましたが、開桜小学校前の工事の終了とともに忘れずに帰ってきたのです。大森町周辺の住民は、30羽以上の渡り鳥の平和な姿を見て大変と癒されます。

 内川中流に帰ってきた「かも」(写真拡大)

大森町商店街ウィンターフェスティバル2009
例年12月師走の日曜日に大森町商店街の大森町共栄会では、ウィンターフェスティバルを開催しており、今年は13日の14時から開かれました。

 ウィンターフェスティバル案内(拡大)

ウィンターフェスティバルの人気は縁日の食べ物販売で、おでん、フランクフルト、焼きそば、磯辺焼きにドリンクが並びます。

 開店前の準備中の露天(左:フランクフルトやさんとドリンクやさん、中:おでんやさん、右:焼きそばやさんと磯辺焼きやさん)

またウィンターフェスティバルでは、大森町の商店街で広告参加店が独自の催しを行い、セブンイレブン大森町店、ナンカ堂、クリーニングのサンコウ社ではタイムサービスで割引を行い、文具のみどり屋、惣菜のおお山、雑貨・金物のきりやま、スーパーなんぶや、お茶の小沢園では特定商品の割引販売が行われました。

 フェスティバル参加独自催し店(左:12月31日で閉店のナンカ堂、中:セブンイレブン大森町店、右:雑貨・金物のきりやま)

祭りには食べ物を買い、食べながら見物するのが何よりの楽しみで、縁日の露店は大繁盛で、おでん200人分、焼きそば300食、磯辺焼き100食、フランクフルト300本に、お茶やビールなどのドリンクが早々と完売です。

 祭りの人気は露天の食べ物やさん(左:行列して食べ物を買う露店、中:繁盛するおでんやさん、右:どの露店でも買い物客が見られる)

飲食露店とならんで人気はゲーム場で、輪投げ、射的、お菓子すくいと、くじゲーム場が設けられましたが、15時前にはゲームの景品がなくなり閉店です。

 飲食露店とならんで人気のゲーム場(:射的ゲーム、:くじゲーム、:行列して輪投げゲームに興じる)

大森町のフェスティバルの出し物には和太鼓とジャズの演奏が恒例となっています。その1つが14時から大森町共栄会通りの空き地で演奏するふれあい子供クラブの和太鼓で、沢山の見物者が幼稚園児から高校生までの演奏者の熱演に拍手を送っていました。

 ふれあい子供クラブの和太鼓演奏(左上中上右上左下中下右下写真拡大)

ウィンターフェスティバルが盛り上がる15時になると、大森町共栄会が日頃の御愛願に感謝して、会場の子供たちにサンタクロースがサンタブーツのプレゼントを行います。最近の傾向で日頃はめっきり子供の姿が見かけませんが、この時ばかりはどこから集まるのか沢山の子供たちの歓声があります。また、フェスティバル本部の共栄会館前では福引き会が行われ、その後にお汁粉のプレゼントがふるまわれます。

 大森町共栄会が日頃の愛願に感謝のプレゼント(:サンタブーツの引換券配布に大勢の子供たちが集まる、:子供たちはサンタさんからブーツを貰いニコニコ、:大人も福引きで商品を当ててホクホク)

ウィンターフェスティバルのメインイベントは、大東京信用組合前でのストリートジャズオーケストラ(明治大学学生バンド・ニューウェーブ)のジャズ演奏です。このジャズ演奏は大森町の夏と冬フェスティバルの定番で、何年も続いており季節の演奏を聴く常連で会場が一杯となります。学生バンドですので、演奏ごとにメンバー代わり何時も新鮮な演奏が評判です。演奏リーダーの話では、今年の最後の演奏であると熱演でした。

 ストリートジャズオーケストラ演奏(左上中上右上左下中下右下写真拡大)

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ITと技術 2008「今年のロボット」大賞 2009国際ロボット展で合同展示その2

2009年12月21日 | ITと技術
kan-haru blog 2009 
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「今年のロボット」大賞2008
「今年のロボット」大賞2008は、2008年12月18日に東京・青山のTEPIAで、経済産業省が主催する「今年のロボット」大賞2008の発表と表彰式が行なわれ、同会場で21日まで「今年のロボット」大賞展2008が開催されましたが、都合で見に行けませんでした。
なお、「今年のロボット」大賞2009は募集が行われず、2010年度は春ごろより募集が開始されます。今回は、2009国際ロボット展で合同展示された「今年のロボット」大賞の受賞ロボット21体の中から、数体のロボットについて見ていきます。

 今年のロボット大賞展(左:「今年のロボット」大賞展2008ポスター、中:2009国際ロボット展「今年のロボット」大賞展示コーナー、右:「今年のロボット」大賞のリーフレット)

「今年のロボット」大賞(経済産業大臣賞)
「今年のロボット」大賞2008の経済産業大臣賞受賞ロボットは、株式会社タカラトミーのOmnibot17μ i-sobot (オムニボットワンセブンミュー アイソボット)で、「家にロボットがやってくる」のコンセプトで作られた、「世界で最も小さな量産されている人型ロボット」としてギネス世界記録に認定されています。
ロボットの大きさは、身長が16.5cmで、全幅10cmで奥行きが6.7cm、重量が350gの小型のボディには同社開発の超小型サーボモーターを使用した、サーボユニットμ(高さ25.5mm、幅23mm、奥行き8.5mm)が17箇所に使用されています。

 サーボユニットμの部品

ジャイロセンサーを搭載し歩行時のバランスを自働補正し、約200種類のパターンのアクションができ、それぞれのアクションに合わせて約180の言葉を話し、効果音も約90を持ち、音楽も奏でます。赤外線コントロール方式のコントローラ(高さ8.5cm、幅10cm、奥行き4cm)により、ロボットを動かすモードには、以下の4つの操作モードで楽しめます。
また、音声認識機能を搭載し、声による指示の10個の言葉を認識してコントロールが行えます。中央のメインライトと側方のサーチライトにより、音声や動作に合わせて点灯します。

 i-SOBOT ロボット(左:i-SOBOT 4台による体操 タカラトミー動画から、右:Omnibot17μ i-sobotとコントローラ)

リモートコントロールモード
主として、歩行や腕・首の動きを、コントローラーのジョイスティックとボタンにより、直接操作ができます。
プログラムモード
内臓のアクションを組み合わせて、自分好みのオリジナルのプログラムを作り、コントローラーに記憶させることができま、最大240アクションの組み合わせが可能です。
スペシャルアクションモード
コントローラー上の3つのボタン操作の組み合わせで、楽器の演奏やダンス、ものまね等の楽しいアクションをパフォーマンスとして演じて楽しませてくれます。
ボイスコントロールモード
音声認識機能により、言葉での指示によりコントローラーを使わずに会話をするような感覚で操作することができます。

また、コントローラーの赤外線バントは2系列あり、切り替えにより2体以上を別々に動かすこともできます。

 i-SOBOT ロボットのアクション動態

動力電源には単4型充電式ニッケル水素電池と充電器を使用して、標準的な使用方法で約60分の連続動作ができます。電池切れによって突然動作が止まり、ロボットが倒れこまないように、電池残量が少なくなった場合に音声と光で警告します。それでも使い続けた場合は、横になりスイッチがOFFになる安全機構を備えています。

15歳以上を対象にしたホビー用の玩具メーカのロボットが大賞を受賞するとは、世情の動きも変わってきたようです。家庭での使用を前提として耐久性と安全性を確保して販売価格が29,800円と手頃な値段で出現し世界に販売し、ロボットを手にしたいという夢を叶えるエンターテイメント・ロボットの登場です。これが日本のお家芸のものづくりの原点であり、これからも、ますます得意とするものづくりの技術を延ばして、日本が世界で生き残りを図る必要があります。

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ITと技術 2008「今年のロボット」大賞 2009国際ロボット展で合同展示その1

2009年12月19日 | ITと技術
kan-haru blog 2009 2006優秀賞受賞のアザラシ型メンタルコミットロボット「パロ」  

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2009国際ロボット展
隔年に開催の第18回目を迎えた「2009年国際ロボット展」は、東京ビックサイトの東ホールで11月25~28日の期間に、日本ロボット工業会と日刊工業新聞社の主催で開催されましたので、11月27日に見に行きました。
展示会の4日間の来場者は101,090人で、昨年の入場者よりやや下まわりました。

 2009国際ロボット展会場(写真拡大)

今回の国際ロボット展(会場図参照)は、初めて「今年のロボット」大賞受賞ロボットと合同展示が行われ、その他大学・研究機関から「RT交流プラザ」のゾーン、新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)や、各自治体、海外工業会・協会などと共に企業からサービスロボットゾーンへの出展などで、192社64団体856小間のブースがあり、多彩で充実した内容でとても短時間では全てを見つくしきれません。国際ロボット展のほうの見学は、目についた物をさっとひとまわりしました。

会場に入り東3と4ホールの通路を進むと、通路の左側はサービスロボットのゾーンで、ロボットの街つくばの展示ブースが目につきました。つくば市は、ロボット産業の一大拠点とし、「人間とロボットが共生する社会」を目指しており、研究機関、企業、行政等の産学官が連携して、街をあげて様々なロボット作りを進めていおり、多彩なロボットを展示していました。

 ロボットの街つくばの展示ゾーン(写真拡大)

つくばのロボットブースの後方には、ロボット産業振興会議のブースがあり、ここでの展示は全国に先駆けて北九州市及び福岡市にロボット特区を設け、ロボット開発・実証実験を行っており、産業界、大学をはじめとする学術研究機関が産業界のロボットの創出をしています。ロボット産業振興会議のブースから東3ホール端の通路手前には、台湾ロボット産業発展協会の企業など6社が展示して2010台北国際ロボット展の紹介のブースがあり、通路の先には大韓貿易投資振興公社(KOTRA)の展示ブースでは17企業からロボットを展示していました。

 日本を追い上げるアジアのロボット産業展示ブース(:ロボット産業振興会議ブース、:台湾ロボット産業発展協会のブース、:大韓貿易投資振興公社ブース)

サービスロボットゾーンには、アザラシ型メンタルコミットロボット「パロ」で2006「今年のロボット」優秀賞を受けた産業技術研究所のブースや、大田区産業振興協会のブースでは4社のロボット展示の他大田区情熱企業172社の紹介をしており、RT交流プラザでは大学のブースでは20の大学や研究機関で開発中のロボット技術やシステムの展示や紹介を行っていました。また、今年一番の変わり種ロボットとして㈱ココロの美女案内ロボットは、まばたきや話す様子が人間そっくりなので来場者の関心を集めていました。

 今年のロボット展は多彩なブースで賑わう(:大田区産業振興協会ブース、:大学・研究機関のブース、:㈱ココロのブースの案内ロボット)

「2009年国際ロボット展」と大賞受賞ロボットの合同展示
今年は、国際ロボット展に2006年から実施している過去3回の「今年のロボット」大賞の各受賞ロボットの21体が展示されていましたので、入賞ロボットを見てきました。

 2008大賞受賞ロボット(左:大賞受賞ロボット合同展示会場、右:2008大賞受賞ロボットOmnibot17μ i-sobot)

「今年のロボット」大賞
「今年のロボット」大賞とは、我が国のロボット技術の革新と用途拡大及び需要の喚起を促すため、活躍したロボットの中から将来の市場創出への貢献度や期待度の高いロボットを表彰する制度で、この事業を通じて我が国のロボット産業のより一層の発展と、ロボット技術が実用化されて私たちの暮らしに活用されることを期待して、経済産業省と社団法人日本機械工業会により2006 年に創設されました。

前回2007年の「今年のロボット」大賞は、青山のTEPIA(財団法人機械産業記念事業財団 港区北青山2-8-44)で大賞展2007が開催され、ファナック株式会社の2台のM-430iA のビジュアルトラッキングによる高速ハンドリングロボットが経済産業大臣賞(大賞)を受賞しました。この2007年の「今年のロボット」大賞のロボットの展示会を、2008年12月1日にTEPIAで見に(「ITと技術 ロボット大国日本 「今年のロボット」2007 その1、2」参照)行きました。

 2006受賞ロボット(左:大賞 ロボットによるビルの清掃システム、右:優秀賞 海巡航探査機「うらしま」)

今回2008年の「今年のロボット」大賞は、2008年6月2日から9月8日の期間中に応募のあった「サービスロボット部門44件」、「産業ロボット部門5件」、「公共・フロンティアロボット部門4件」、「部品・ソフトウェア部門12件」の各ロボット中の計65件から、審査委員会(委員長:三浦宏文工学院大学学長)による厳正な審査により、今年活躍し、将来の市場創出への貢献度や期待度が高い次のロボット8件が優秀賞として選ばれました。

 2008受賞ロボット(左:審査委員特別賞 の安心・安全に貢献する田植えロボット、右:優秀賞 込型ロボット XR-Gシリーズ)

・ロボット大賞受賞(経済産業大臣賞)
 株式会社タカラトミー Omnibot17μ i-sobot(オムニボットワンセブンミューアイソボット) 
・最優秀中小・ベンチャー企業賞(中小企業庁長官賞)
株式会社西澤電機計器製作所 自動ページめくり器 「ブックタイム」
・日本機械工業連合会会長賞
株式会社安川電機 第10世代液晶ガラス基板搬送ロボットMOTOMAN-CDL3000D
・中小企業基盤整備機構理事長賞
株式会社ゼットエムピー ロボットを活用したエンジニア育成ソリューションZMP e-nuvoシリーズ
・審査委員特別賞
独立行政法人農業・食品産業技術総合研究機構中央農業総合研究センター 食の安心・安全に貢献する田植えロボット
・優秀賞
「産業ロボット部門」株式会社デンソーウェーブ 組込型ロボットXR-Gシリーズ
「公共・フロンティアロボット部門」東北大学国際レスキューシステム研究機構 能動スコープカメラ
「産業ロボット部門」東京大学、パナソニック株式会社 超小型MEMS3軸触覚センサーチップ

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大森町界隈あれこれ 京浜急行の高架化 全工区統合編(第9回その2)

2009年12月16日 | 大森町界隈あれこれ 京急関連
kan-haru blog 2009

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第9回その2では、第8工区の上り線仮高架橋のバラスト軌道レール敷設工事を纏めました。

上り仮線高架橋のレール敷設工事(3)
・上り単線高架橋築造の経緯
上り仮線高架橋のレール敷設工事を理解するために、先ず同高架橋の築造の経緯を説明します。単線高架橋築造説明図は、第1次線路移設時頃の在来の線路が示されています。

 第8工区上り単線高架橋築造説明地図

第8工区の高架化工事のスタートは既設線路の大幅な移設から始まり、先ず2007年3月には下りホームを線路1本以上の間隔を空けた北側に新設移設(写真中の高架橋柱の位置が旧ホーム跡)し、線路の第1次移動が行われました。この第1次線路の移動は移設ホームの南端までで、ホーム南端から糀谷第1踏切まではカーブを付けて進み、糀谷第4踏切の線路上では従来位置から移動なしのまま接続(写真右)されました。
同年12月の第2次移動では下り線と同様に上り線路も、線路幅の1本分の間隔で北側に移設(写真中の左側線路)され、糀谷第1踏切上の線路位置は従来の通りの位置で移動はありません。

 雑色駅構内の線路移設(:上り線路の移設跡を京急蒲田(空)第4踏切から見る080315、:糀谷駅構内第2次線路移設後、:線路北(左)側には3本目の線路敷設の場所が確保してある080213)

2009年3月の第3次移動では、糀谷第1踏切(説明図②)から高架橋盛り土部の終端(説明図Ⓒ)よりやや東の位置までの間の複線線路の北側に1本の線路を新設して3本の線路とし、その少し先の位置で新設の線路を下り線の線路へとS字カーブ状にして接続した移設線路が設けられました。その新設線路に、糀谷駅下りホーム東端部の線路と糀谷第1踏切上の移設線路とが結ばれました。
同年4月には、第3次移設まで下り線で使用していた空き線路に、糀谷駅上りホーム東端の線路とが接続され4回目の移動が行われました。この移設により空港線の地上線路は、線路幅1本分の間隔で北側に移動され、空いた元上り線の線路跡に上り仮線高架橋の築造が行われました。

 糀谷第1踏切東側線路の移設(:糀谷第1踏切東側の下り線の移設080305、:糀谷第1踏切東側の上り線の移設080406)

・第8工区仮高架橋
糀谷高架駅橋は全工区統合編第7回に記載の通り、空港線階上り線の運行のための仮高架駅橋として構築されています。
高架駅橋東端からの上り単線高架橋は、PC桁連絡橋で結ばれた2面の鉄鋼梁桁の仮高架橋の先では糀谷第1踏切ガードのPC橋が架設されています。

 糀谷駅構内上り仮線高架橋(:構内上り仮線高架橋0918、:糀谷第1踏切西側高架橋090910、:糀谷第1踏切ガード091014)

踏切東側(説明図②)から大きくカーブ状の傾斜高架橋が西糀谷4丁目22の区道(説明図Ⓑ)まで続きます。

 糀谷第1踏切東の傾斜高架橋(写真拡大0905/0916/1201)

その先から東側は盛り土部となり、同4丁目25番地付近(説明図Ⓒ)で地上線路となります。

 上り線高架橋盛り土部(:地点から東は盛り土部となる、:盛り土部、:盛り土終端部1209)

・第8工区仮高架橋のレール敷設工事
9月5日に見ると上り仮線高架橋運行の線路敷設の準備として、高架橋盛り土部末端から東側の在来線の線路が糀谷第3踏切付近までロングレールに交換されました。同16日には、この付近の下り線レールの移設作業の準備が進められていました。10月5日には、上り線高架橋の盛り土部末端付近まで線路の敷設作業が始められました。

 上り高架橋の線路敷設が始まる(:下り線移設の準備0916、:盛り土部までの線路敷設作業が進む1005)

5日に見た盛り土部と傾斜高架橋上のレールの敷設作業では、先ず台座および枕木台の上に線路が載せられていました。また、同日には在来下り線路の移設は終了していました。

 上り線高架橋の線路敷設作業(:高架橋盛り土部に敷設の線路、:大勢の作業員により線路敷設中の傾斜高架橋、:移設が済んだ下り線線路1005)

10月21日に見ると、高架橋の敷設線路の下にPC枕木が並べられました。また、糀谷第2踏切東方には上下線の線路間にクロスポイントの設置の作業が見られました。11月13日には、クロスポイントの設置作業が完了していました。

 仮上り線運行に備えた線路敷設工事が進む(:線路下にPC枕木が並べられる、:糀谷第2踏切東方にクロスポイント線路工事が始まる1021、:クロスポイントの工事が終わる1113)

11月13日に見ると高架橋上にバラストの配石が開始されていました。12月10日には、盛り土完成部の最末端部ではまだレールの配置が完成していませんでした。

 高架橋上にバラストの配石が始まる(左上:傾斜高架橋上でのバラストの配石作業、中上:盛り土部でのバラスト配石作業、右上:完成盛り土末端部のレール敷設工事1113、左下中下右下:完成盛り土末端部付近のレール敷設作業1210)

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大森町界隈あれこれ 京浜急行の高架化 全工区統合編(第9回その1)

2009年12月13日 | 大森町界隈あれこれ 京急関連
kan-haru blog 2009

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第9回では前回に続き、第6および8工区の上り線仮高架橋のバラスト軌道のレール敷設工事を纏めました。

上り仮線高架橋のレール敷設工事(2)
・第6工区仮高架橋
第6工区の上り線仮高架橋の北端(雑色駅側)の分岐点は、大田区仲六郷4丁目5番地にある智山派慈雲山東陽院参道につながる雑色第4踏切の南側に、西側を膨らませて築造の本線高架橋から分岐して、区道上にせり出して南へ進む単線高架橋築造の開始点です。

 上り線仮高架橋説明地図

仮高架橋と並んで走る在来線は、仮高架橋開始点付近から盛り土による傾斜を、六郷土手駅まで昇って行きます。

 上り仮高架橋北側部(雑色側)の分岐点(:雑色第4踏切から見る仮高架橋分岐点、:高架橋左から分岐する仮高架橋0907、:六郷側から見る仮高架橋分岐点0922)

区道にせり出した仮高架橋の中間部は、かなりゆったりとした傾斜で高架橋の橋桁が下って進み、在来線は盛り土の傾斜部を昇って行きます。

 中間位置付近の仮高架橋(写真拡大0907)

仮高架橋の南端(六郷土手駅側)の合流点の近くでは、在来線が盛り土部から傾斜の高架橋に変わり高さを増して、同4丁目16番地の区道ガードの手前から仮高架橋橋桁と在来線の傾斜高架橋橋桁が並んで合流します。

 上り仮高架橋六郷側の分岐点(:仮高架橋桁と在来高架橋桁の分岐点、:在来高架橋の高架桁から張り出して分岐の仮高架橋、:在来高架橋と仮高架橋の合流点0907)

・仮高架橋のレール敷設工事
8月17日には仮上り線高架橋上では大勢の作業員により、レールの敷設工事の準備作業が開始されているのが見えました。

 仮高架橋のレール敷設工事が始まる(写真拡大0817)

9月22日に見ると、高架橋の六郷駅サイト側にレールが搬入されており、敷設準備作業が雑色駅サイト側で進められてました。

 レール敷設工事の準備が進む(写真拡大0922)

10月5日に見ると、仮高架橋にはバラストマップが敷かれ、その上に台木が置かれレールが設置されていました。また、高架橋の雑色駅側からPC枕木が、バラストマップと線路間に挿入して並べられていました。同12日には、枕木の設置が仮高架橋築造部の終端近くまで並べられていました。

 PC枕木の設置が始まる(:仮高架橋築造部にバラストマップとレールが置かれる、:仮高架橋雑色側からPC枕木が設置される1005、:仮線高架橋の9分通りに枕木が並ぶ1012)

11月13日には、PC枕木が仮高架橋の南端の近くまで並べられていました。12月1日には、枕木上にバラストが配石されていました。同10日には、仮高架橋の南端近くまで並べられた枕木までバラストが配石されていましたが、同日現在にはまだ枕木とバラストの調整作業は行われていません。

 バラストの配石(:バラストの配石が始まる、:バラストの配石が進む、:仮高架橋に配石されたバラスト)

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風景・風物詩 紅葉の六義園 江戸の名園和歌の庭でモミジを楽しむ

2009年12月11日 | 風景・風物詩
kan-haru blog 2009 心泉亭前のカエデと松とイチョウ

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関東の首都圏では11月下旬から12月中旬が紅葉の見ごろです。今年2回目のモミジの鑑賞を都心の名園の和歌の庭の六義園に12月8日に見に行きました。1回目は、横浜本牧の名園三渓園のモミジを2日に見て(「小さな旅 三渓園 原家の私邸であった内苑の日本庭園で楽しむ紅葉」参照)おります。

六義園
大森町から六義園へは3ルートのコースがありますが、駅を降りてからの距離が最も近い路線を選び、品川より都営地下鉄浅草線で三田駅乗り換え、同三田線で白金高輪駅から地下鉄南北線に乗り付いて駒込駅を下車して、徒歩2分で六義園染井門の入り口です。
六義園では、11月27日から12月13日の期間中は9時から21時まで開園し、園内南部の松の木とモミジをターゲットにしたライトアップが行われ、この期間には臨時に染井門が開門されます。

 六義園染井門(写真拡大)

六義園の入園料は、一般が300円、シニア150円で小学生以下は無料です。また、期間中は毎日11時と14時の2回の庭園ガイドの約1時間コースが無料で行われます。

 入場券とスタンプ

六義園(文京区本駒込6丁目)は、五代将軍徳川綱吉の頃の江戸時代の1702年(元禄15年)に、川越藩主の柳沢吉保が築園した「回線式築山泉水」の庭園で、池の廻りを回遊して四季の季節で変わる景色が楽しめる日本庭園です。明治時代に入って三菱創業者岩崎弥太郎の所有となり、1938年(昭和13年)に岩崎家から東京市に寄付され、1953年(昭和28年)に特別名勝に指定された都立の庭園です。

 六義園マップ

六義園は、小石川後楽園とともに江戸の二大名園として数えられ、吉保の文学的造詣の深さを反映し、和歌の趣味を基調とした繊細で温和な日本庭園で、中の島を有する大泉水を樹林が取り囲み、紀州(現在の和歌山県)の和歌の浦の景色を始め、万葉集や古今和歌集に詠まれた名勝を取りこんだ景観があり、それらにちなんで名前をつけています。
庭園の名称は、中国の古い漢詩集の「毛詩」に記されている「誌の六義」の、風、賦、比、興、雅、頌という六つの分類法の流れを汲んだ和歌の六体に由来しています。

・紅葉観賞
秋の季節には、面積が87,809.41m2ある庭園には、5,600本の高木と30,400m2の低木が植樹さており、庭園北部のつつじ茶屋付近から蛛(ささかに)の道沿いに植樹されている沢山のモミジの紅葉は見事であり、多くの見物者が鑑賞に訪れます。
六義園北側一帯は江戸時代に染井村と呼ばれており、ソメイヨシノの発祥地に因んだ染井門から入園して、先ずは千里場(馬場跡)⑯を南に進み正門入り口付近のモミジを鑑賞して、内庭大門の前に植えられている大木のしだれ桜③を見ながら、ライトアップが施されている池南の道を反時計方向に進み、池の南から北岸をみる風景は大変と趣があります。池を周回しながら築山の妹山・背山④、竜の背の様な臥龍石(がりゅうせき)⑤や蓬莱島⑥と雪吊りされた松の木⑦を見ながら景色の変化の様子は温和な風景です。
この素晴らしい風景を、集会施設の心泉亭、宣春亭中からカエデの紅葉を鑑賞しながら沢山の見物者が見とれていました。道を進むと千鳥橋が架けられており、左手には岩の間から渓流が走り傍らには滝見の茶屋⑧が見えます。

 泉水南岸の風景(:蓬莱島⑥、:雪吊りの松⑦、:滝見の茶屋⑧)

千鳥橋を渡ると道は四筋に別れており、右手に折れると右側に吹上浜⑨が見えてきます。浜には見事な吹上の松が枝を池の水辺近くまで垂らしています。吹上浜辺の吹上茶屋⑩で抹茶を頂いて一時の休憩です。

 吹上浜風景(:吹上の松、:吹上浜⑨、:吹上茶屋)

休憩で息をついたので、吹上峰の南部をまいて坂を上り吟花亭跡のもみじ茶屋⑪まで進み、モミジの見どころの高木地帯の紅葉を鑑賞します。当に低山に登った様で、全山が真っ赤な紅葉です。

 吹上峰西側付近の紅葉(写真拡大)

まるで山の道を下るような雰囲気で道を東に進むと右手につつじ茶屋が見え、下山道は紅葉に燃えており、麓に流れる小川が見えてきました。

 山陰橋への北側道の紅葉(:山陰橋までの北側道付近、:山陰橋への川岸道、:山陰橋の袂付近)

小川を進むと右手は園内で一番高い標高35mの築山の藤代峠⑬で、紀州にある同名の峠から名付けられました。そこの麓の小川に架かる山陰橋⑫を渡り、対岸の蛛道(ささかにのみち)⑭を散策しながら、藤浪橋⑮を渡って千里場⑯に戻って一周をしました。都心の名園の紅葉を十分と満喫し心身共に癒されて、駒込駅から南北線で帰路につきました。

 山陰橋付近の紅葉(:山陰橋岸から見た紅葉、:蛛道(ささかにのみち)⑭)

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大森町界隈あれこれ 京浜急行の高架化 全工区統合編(第8回その2)

2009年12月09日 | 大森町界隈あれこれ 京急関連
kan-haru blog 2009(一部の誤記を訂正しました)091212Ⅱ版 上り仮線高架橋の線路敷設状況

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京急の連続立体交差事業の第1期工事の上り線開通のレールの敷設工事は、その1で記述の第1工区大森町高架駅北方の高架橋では、バラスト軌道敷設工事により建設されていますが、第8回その2では同様にバラスト軌道敷設工事で建設が進められている、上り仮線高架橋のレール敷設工事を纏めました。

上り仮線高架橋のレール敷設工事
上り仮線高架橋には、第1工区の平和島ガード近くの南方の高架橋合流点から平和島第5踏切北高架橋までの仮線高架橋、第6工区の雑色第4踏切付近から南方高架橋から六郷土手駅北方の高架橋合流点および、支線空港線の第8工区の雑色高架駅東方の上り単線仮高架橋から雑色第2踏切手前の地上合流点までの3か所の仮高架橋があります。これらの仮線高架橋のレールの敷設工事は、バラスト軌道の敷設で行なわれています。

・第1工区仮高架橋
第1工区上り仮線高架橋は、内川北岸部(説明図参照)が平和島高架駅南の環7ガードと内川の中間点の大森西2丁目9付近が在来線との合流点のスタート位置(説明図KP7)です。

 内川北岸の上り線仮高架橋説明図

合流点から南へと高架橋が枝別れして、仮線高架橋脚柱(KP15)付近から区道上に高架橋が架設されており、内川の北岸に達します。

 内川北岸部上り線仮高架橋(:仮線高架橋先端の合流点付近G8~G10、:仮線高架橋G11~G13付近0728、:区道上の仮線高架橋KP17付近)

また、内川を渡った内川南岸部の仮線高架橋(説明図参照)は、連続立体交差事業の工事が完了後に在来線に並行して走る幅員6mの区道上を南に進み、平和島第5踏切北側に築造された高架橋SRC3に合流します。

 内川南岸の上り線仮高架橋説明図

この仮線高架橋には上り線が在来の傾斜高架橋から移設され、在来上り線跡に築造される第2次工事の単線高架橋に在来下り線が移設された後も、第3次工事が進行するまでは仮高架橋は上り線の仮運行に使用されます。

 内川南岸上り線仮高架橋(:上り仮高架橋内川ガードKG19、:上り仮線高架橋分岐部SRC1 、:平和島第5踏切北側高架橋SRC3 0828)
 
・第1工区仮高架橋のレール敷設工事
7月29日に上り線仮高架橋のG12~G14付近を見ると、黒色のバラストマットが敷かれた上にPC枕木が適宜な間隔で並べて置かれ、その上に線路が敷かれていました。また、高架橋のGP10、GP11付近にはこれから後の工事で使用するためのバラストマットのシートが置かれていました。

 平和島合流点付近線路敷設工事の開始(:平和島合流点付近でレールの敷設が始まる0729、:平和島合流点付近に置かれたバラストマットシート0827)

11月13日に見ると、敷かれたレールにバラストが配石されていました。

 レール敷設工事が進む(写真拡大1113)

12月4日に見ると、バラストを敷いて仮線高架橋G15付近で線路敷設の最終調整作業を行なっていました。同日までに内川南岸部の平和島第5踏切北側高架橋から、高架橋KG15までの上り線仮線路のレールの敷設は終了したものと思われます。

 上り仮線高架橋G15付近の線路敷設最終仕上げ作業(1204写真拡大)

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・毎月1日付けのIndexには、前月の目次を掲載しております(12月分掲Indexへ)
・カテゴリー別Index 大森町界隈あれこれ 京浜急行関連総目次2009年後期版2009年中Ⅱ期版2009年中期版2009年前期版2008年後期版2008年中期版2008年前期版2006・2007年版
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大森町界隈あれこれ 京浜急行の高架化 全工区統合編(第8回その1)

2009年12月07日 | 大森町界隈あれこれ 京急関連
kan-haru blog 2009 ロングレールのバラスト軌道敷設工事

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高架線路敷設工事
第8回の記事では、来年の春に高架化上り線の開通を目指して高架鉄道運用の敷設工事が始まっています。その1では、春頃から工事が開始された第1工区の大森町高架駅北方の高架橋でのレール敷設工事を記述しました。
高架橋上の鉄道運用に関する敷設工事の状況を知るためには、高架橋の近くの高所から見ることが必要ですが実情は困難なため、これからは出来る範囲での情報を収集して纏めていきます。

大森町高架駅北側高架橋レール敷設工事
京急の連続立体交差事業の第1期工事の上り線開通のレールの敷設工事は、第1工区高架橋の平和島第5踏切南側から大森町高架駅北側間の高架橋道床上に、2009年3月にバラスト軌道の敷設工事が着手されました。この工事現場は、唯一目前で見られる場所なので、軌道設置工事を詳細に追ってみました。

・バラスト軌道敷設工事
バラスト軌道敷設工事は、平和島第5踏切南側の高架橋から始まり、3月27日に見ると高架橋道床に白色の布が南方向へと敷設され始めました。最近の高架橋のバラスト軌道の敷設は、道床にクッションのバラストマットを敷設して、その上にバラストを敷き、PCコンクリート製の枕木上にロングレールが置かれます。

 レール敷設工事が始まる(:高架橋道床に布の敷設開始0327、:布の敷設が南に進む0401、:延びる布敷設0406)

バラスト軌道敷設工事用の資材はトラックで搬入され、高架橋脇の仮ヤードから荷揚げを行います。

 線路敷設工事用資材の搬入(:線路敷設工事用資材の荷揚げ0303/0415、:PC枕木の搬入0519)

4月6日には、白色布の上に騒音・振動低減対策用のゴムまたはウレタン製と思われる黒色のバラストマットが敷設されました。同21日には、プレストレストコンクリート(PC)枕木がバラストマット上に並べられました。また、高架橋上の脇には、バラストの敷設のために使用する作業用レールが沢山荷揚げされています。

 バラストマット敷設と枕木設置(:クッションのバラストマットを敷設0409、:バラストマットの敷設が進む0421、:上り線側のバラストマップ上に枕木が置かれる0425)

現在使用される枕木と云えば耐用年数が長いプレストレストコンクリート(PC)枕木が主流であり、高架橋上にもこのPC枕木が並べられています。4月29日に見ると、枕木の間隔を等ピッチに調整して並べる作業が行われていました。

 枕木の配置設置(:バラストマット上に枕木が置かれる0426、:白布とバラストマット敷設を延長0428、バラスト設置の準備作業0429)

5月19日にはバラストマットとPC枕木の設置が大森町高架駅ホーム北部に達し、同21日には枕木上に台木が置かれ、その上にバラスト運搬のための作業用レールが敷かれました。

 バラストマット敷設の準備(:大森町駅際までバラストマットと枕木の敷設0519、:作業用のレールが敷かれる0521、:バラストの荷揚げを開始0526)

同26日に見ると、高架橋脇の仮ヤードからバラスト(砕石、砂利)の荷揚げが開始されました。

 バラスト軌道敷設工事(左:バラスト配石工事作業用レールの設置、右:バラストの荷揚げ開始)

同28日に見ると高架橋際からバラストを荷揚げして、軌道トラックに積んで配石を行っていました。6月4日には上り線側のバラストの敷設が終了し、下り線側にPC枕木が並べて置かれていました。

 上り線バラスト配石作業の終了(:バラスト配石の軌道トラックに積み込む、:軌道トラックからバラストを降ろす0601、:上り線側のバラスト配石が終わり下り線側に枕木が並ぶ0604)

6月7日には上り線側で運搬に使用していた作業線路を取り外し、下り線側に線路を移設し、同16日には下り線側にてバラストの配石を軌道トラックを使用して行われました。同24日には下り線側のバラストの敷設も終了して、作業レールが撤去されました。

 上下線のバラストと枕木敷設工事が進む(:上り線側のバラスト敷設が終了し作業線路を下り線側に移設0607、:軌道トラックで下り線側のバラスト配石工事0616、:下り線側のバラスト配石終了で作業レール除去0624)

高架橋の道床を7月9日に見ると、上り線側の(PC)枕木上の台木の上にロングレールが置かれていました。同15日にはロングレールを枕木に固定する調整の作業が行われ、同17日には上り線のロングレールの敷設作業が完了しました。同24日には、下り線ロングレールの枕木固定作業が終わり、上下線共にバラスト軌道敷設工事が完了しました。
レールが敷設されたロングレールは、定尺レールを溶接して繋いで全長が200m以上の長さにしたレールをいい、騒音の低減、乗り心地の改善など列車の安定走行を図っています。

 ロングレールのバラスト軌道敷設工事(:上り線ロングレールの設置工事0709、:上り線ロングレールの枕木固定作業0715、:上下線のバラスト軌道敷設完了0724)

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小さな旅 三渓園 原家の私邸であった内苑の日本庭園で楽しむ紅葉

2009年12月05日 | 小さな旅
kan-haru blog 2009  

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首都圏での紅葉観賞
首都圏では12月上旬に紅葉の季節が楽しめます。昨年の鎌倉の古寺の紅葉に続き、今年は12月2日に国指定名園の三渓園の内苑の紅葉を見てきました。

三渓園
三渓園は、東京湾を望む横浜の東南部・本牧に広がる広大な土地に、生糸貿易により財を成した実業家 原三溪の手により1902年(明治35年)から造成が始められ、1908年(明治41年)に外苑、1923年(大正12年)に内苑が完成し、1906年(明治39年)5月1日に公開されました。175,000m2に及ぶ園内には京都や鎌倉などから移築された歴史的に価値の高い建造物が巧みに配置されており、現在、重要文化財が10棟、横浜市指定有形文化財の3棟が建てられています。
大戦の戦災により大きな被害をうけ、1953年(昭和28年)、原家から横浜市に譲渡・寄贈されるのを機に、財団法人三溪園保勝会が設立され、復旧工事を実施しました。
1906年(明治39年)の開園は、外苑が公開され京都・燈明寺から移した三重塔を中心に林洞庵、横笛庵や鶴翔閣などの8棟の建造物が配されています。内苑は1958年(昭和58年)に公開され、江戸時代初期の紀州徳川家ゆかりの臨春閣の他、三渓が隠居所として建てた白雲邸など11棟の古建築物や記念館があります。

 三渓園マップ

三渓園への入園
大森町から京浜急行で横浜駅を下車して、横浜駅東口1階バス乗り場2番から市営バスで11時7分発の急行バスを利用して、終点の本牧三渓園前に到着します。
三渓園の開園時間は9時から17時までで、休園日は12月29~31日となっており、入園料金は大人(中学生以上)500円、シニアが300円で、小学生が200円です。

 パンフレットとチケット

・内苑
三渓園には、小学生の時代から何回も来ていますので、今回は紅葉見物を目的にして内苑の聴秋閣周辺のモミジとイチョウのある春草廬周辺を廻りました。当日は、雲一つ無い無風の快晴で温かく絶好の見物日和でしたので、ウイークデーにも関わらず相当な人出で三渓園までのバスも超満員でした。

正門で入園券を購入し、大池の周囲を廻り右手に1902年(明治35年)に建てた、広さが290坪の旧原家住宅の鶴翔閣を見て内苑の入り口へと向かいました。

 三渓園正門から内苑へ(:三渓園正門、:大池と旧燈明寺三重塔、:鶴翔閣)

晴天に映えた池周辺の木立ちが赤く色付いており、三渓記念館内の中庭の木々も赤色に染まっていました。三渓記念館は残念ながら展示代えのため展示室は閉室しておりましたが、記念館の北側通路のモミジは真っ赤に色付いており、大勢の見物者が記念写真を撮っていました。

 記念館周辺の赤く色付く木々(:池周辺の木も色付く、:赤く染まる記念館中庭の木々、:記念館北側通路のモミジ)

記念館の道を奥に進むと右手に、1649年(慶安2年)に紀州徳川家初代徳川頼宣が夏の別荘として建てた三屋の建物を、1917年(大正6年)に移築した臨春閣(重要文化財)が見え、内苑の中心へと進んできました。臨春閣の襖絵には、狩野探幽、狩野安信などによって描かれています。臨春閣の前縁から奥縁を覗いて見ると、裏庭のモミジが額縁に描いた絵の様です。

 臨春閣(:臨春閣玄関前の紅葉のウルシ、:臨春閣の南側縁から北側縁外の裏庭を見る、:三屋建ての臨春閣)

臨春閣の裏庭に廻ると、そこに植えられている前縁から見たモミジの木は見事に真っ赤な葉を映しだしていました。

 臨春閣裏庭に真っ赤に色付くモミジ(写真拡大)

臨春閣を右に曲がりせせらぎの坂道を登って行くと、モミジが自生した様な自然の低山に入り込んだ風情で、奥に建長寺の近くにあった1651年(慶安4年)に建築の天授院(重要文化財)があり、1916年(大正5年)に移築されました。

 天授院付近の紅葉(写真拡大)

天授院から戻りせせらぎを渡ると、三代将軍徳川家光により建てられたと伝えられる、1623年(元和9年)に建築の聴秋閣(重要文化財)があり、2階に小いさな部屋がある2層の楼閣建築です。

 聴秋閣付近の紅葉(写真拡大)

聴秋閣付近から三渓記念館へと戻る途中に、1591年(天正19年)建築した豊臣秀吉が母のために建てた寿塔を覆うための建物と云われる旧天瑞寺寿塔覆堂(重要文化財)があり、イチョウの古木がありますが、葉は全て落葉して周囲一帯に敷き詰められていました。
旧天瑞寺寿塔覆堂で、三渓園の紅葉の殆どを見ましたので、園内に3軒ある食事処の「雁ヶ音」で、混雑で大変と待たされてからの天麩羅そばを食して、紅葉をすっかり堪能し満足して帰路に着きました。

 旧天瑞寺寿塔覆堂付近のイチョウ(写真拡大)

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小さな旅 名栗温泉 紅葉の季節の昼の一時を山間の静かな日帰り温泉に浸り焼き魚を楽しむ

2009年12月03日 | 小さな旅
kan-haru blog 2009  

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名栗温泉日帰り
11月の紅葉の季節を迎え、今年はまだ温泉に行っていないので、昼の一時を温泉に浸かり川魚でも食したいと思い埼玉地方を探してみると、彼岸花を見に行った「高麗」(「小さな旅 曼珠沙華まつり 秋の高麗の里巾着田に真っ赤に色づく彼岸花の郷(その1、2)」参照)と2年前に出かけた(「小さな旅 サイボク天然温泉 まきばの湯」参照)」の近辺に、目的に頃合いの木のぬくもりと季節会席の「名栗温泉」を見付けましたので、2日前にインターネットで予約して、16日に日帰りで行ってきました。

・アクセス
名栗温泉(埼玉県飯能市下名栗917)は、東京から比較的に近く交通の便利がよい、秩父の入り口の西部飯能駅から20Kmほどの山間に入った処にあり、木のぬくもりが感じられる静かに佇ずむ1軒宿の温泉です。
名栗温泉へのアクセスは、飯能駅から温泉までを10時30分発の送迎バスを利用することとして、西武鉄道池袋駅から飯能駅までは、特急利用では43分の乗車で、急行の利用では53分乗車の距離で、大森町からの総所要時間は1時間40分程で温泉に着きます。交通費は、京急、JR、西武と乗りついて890円(特急利用の場合指定料金450円増し)で行けます。

 飯能駅南口

送迎バスの運転手さんの話では、訪れた前日の15日の日曜日は名栗温泉の白雲山鳥居観音での「なぐり紅葉まつり」が行われ沢山の見物客が訪れて、交通渋滞で大変に混雑したそうですが、温泉行きがその翌日でしたのでまるでがら空きでした。

 名栗温泉付近地図

・日帰り温泉施設
首都圏日帰り名栗温泉大松閣の日帰り温泉コースのチェックインは11時で、チェックアウトは14時30分とやや短めの感じです。
名栗温泉大松閣での昼会席料理には、7品の雪コース、焼き川魚料理が付く月コースの他にさらに別の2コースもあります。会席料理は部屋食で室料は、広間での相席宴会場利用は無料で、個室を使用の場合は2名から8名の人数に応じた部屋の使用料がかかります。今回の個室は10畳の宿泊用和室で冷暖房が完備で、次の間には電気こたつが敷いてあり冷暖房、TV・冷蔵庫・洗面所・トイレが完備で、浴衣は有料ですが入湯税は料理と込みでタオルが付いています。

以前に日帰り温泉に行った時に広間を利用しましたが、落ち着けない経験をして今回は個室を使用しましたが、女中さんが料理を一品ごとに運んでの部屋食はすっかり宿泊した雰囲気で寛ぐことができました。
まず、送迎バスで温泉に着くと、エントランスのゆったりとした椅子で中庭の鯉を見ながらウエルカムドリンクサービスのコーヒーを飲んでから、清風館2階の個室の紫陽花に案内されました。

 日帰り名栗温泉清風館個室

・名栗温泉
食事の時間は12時半からとることで頼み、早速浴衣に着替えて温泉に入りました。名栗温泉の浴場は、5階の展望大浴場の男子の「牽牛の湯」、露天風呂「天の川」と女子の「おり姫の湯」、露店風呂「銀河」があります。また、大浴場の他に男女入れ替え制の「木風呂」と貸し切り風呂の「岩」・「土」風呂がありますが、食事をとっての逗留時間では2か所の入浴は無理ですので展望大浴場に入浴しました。
温泉の泉質は、アルカリ性低張性鉱泉の泉温は17℃、湯量が約10リットル/分自墳する温泉を、湧出量を補うため加水加温循環式で配湯しています。効能は冷え性、美肌効果、疲労回復などとなっています。

 男子用展望大浴場(左:展望大浴場「牽牛の湯」、中・右:露店風呂「天の川」)

名栗温泉の由来は、発見されたのが800年前の承久年間で、手負いの鹿が湯でけがを治しているのを猟師が発見したのが始まりとされております。名栗温泉旅館は、明治の末期に東京のマッサージ師が湯治と治療客を目的に屋号を「名栗館」と称して開業したのがはじまりで、その後地元の人達を経て、材木商、薪炭業、土建業を営んでいた柏木代八が大正8年に譲り受けました。若き大工の棟梁の浅見松三とともに全国の旅館を行脚して、建造したのが大松閣であり、代八の"代(大)”と松三の”松”をとり『大松閣(たいしょうかく)』と名付けられ100年の歴史を有します(名栗温泉ホームページから)。

・昼の会席料理
料理品数が多いのですが、折角の山間の温泉に来たのですから焼き魚が付いたコースを頼み、温泉に入りリラックスしてからの後で会席料理を堪能しました。

 霜月 月の膳懐石料理献立

会席料理の霜月の月の繕の焼き魚は、山女の化粧塩焼きでちょっぴりと豪華な昼の食事となりました。

 霜月 月の膳懐石料理

・食後の散策
満腹をこなすため、送迎車出発の14時30分までの僅かな時間ですが、大松閣の周囲を散策しました。名栗温泉の大松閣には、道を挟んで別館の炭火焼きレストランの「山の茶屋」があり、広い店内で地元の食材で造る創作料理の炭火焼き山の茶屋コース、朴葉御膳などの料理の昼食と夕食がとれます。そこで、山の茶屋コースを注文すると、本館大松館の入浴料がサービスとなり、他の料理でも800円を追加すると入浴セットが付きます。

 炭火焼きレストランの「山の茶屋」

道路脇には、若山牧水の歌碑が建てられており、牧水は旅を愛し各所で歌を詠み日本各地に歌碑があります。最初に秩父に訪れた記録は、1917年(大正6年)11月で、96首の大作が「秩父の秋」と題して『溪谷集』(大正7年)に収められています。1920年(大正9年)4月に、熊谷から長瀞、秩父、名栗を回った旅「秩父の春」39首は『くろ土』(大正10年)に収められています。

 若山牧水の歌碑(:牧水の歌碑、:名栗温泉前の小滝)

残念ながら、今回はあまり紅葉見学をする時間がとれませんので、周辺の白雲山鳥居観音などは次の機会に残しておいて、送迎車の出発時間となったので飯能まで送って貰い、温泉と食事に満足して西武新宿経由で帰宅しました。

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番外編カテゴリー別ブログ記事の検索と見方 12月INDEX

2009年12月01日 | INDEX
kan-haru blog 2009 11月1日24版

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K&A kan-haruの日記の月間INDEXは、毎月1日付けで掲載しており前月の登録記事の即時検索のほか、カテゴリー別の登録記事の全て(2006年3月から最新登録まで)の検索ができます。
また、京浜急行の高架化の駅別工区をキーとした、大森町界隈あれこれ 京浜急行の高架化 サブ・カテゴリー別目次を新設しました。

[K&A kan-haru 日記の見方について]
ブログ左覧のガイド板「カテゴリー」には、kan-haru日記のカテゴリー名とカテゴリー毎の記事登録数が掲載されております。
カテゴリー名の「ようこそ kan-haru日記へ」欄内には、次に示す日記の総合目次と日記を見るためのガイダンスが掲載してあります。
総合目次は、この月間INDEXと統合しており、同一のカテゴリー別目次を併用しております。
「ようこそ K&A kan-haru 日記の見方について」は、この日記を見るためのガイダンスを記載してあります。日記の見方について (その1)の解説には、カテゴリー別の概要説明と共に、カテゴリー項目からは当該カテゴリーの第1回登録記事から最終・最新の登録までの全ての記事の索引が行えるようにカテゴリー別INDEXと結合してあります。
kan-haru日記 カテゴリー別総合目次(全日記INDEX)
ようこそ K&A kan-haru 日記の見方について (その1)  2007年1月30日 更新
ようこそ K&A kan-haru 日記の見方について (その2)  2007年1月22日更新
・ようこそ K&A kan-haru 日記の見方について (その3) (未完)

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次の2006年3月月間INDEXに方法が記載してありますので、参照して下さい。
番外編 ブログ記事の参照地図を拡大して見る方法 [付 kan-haruの日記3月月間INDEX] 2006年4月1日

  大森町界隈あれこれ カテゴリー別目次
■印覧の09年11月掲載項目以外の目次は、下記の項番に付記された下線付きのカテゴリー項目を選択すると、当該カテゴリーの掲載当初から現在日時点までの目次が見られます。

 1 大森町界隈あれこれ 大森町に住んで65年!
 2 大森町界隈あれこれ 空襲編若山武義氏手記 総目次
  2-1 大森町界隈あれこれ 鎮魂! 大森町大空襲 (第1編)
      付 東京大空襲 ~あれから61年~
  2-2 大森町界隈あれこれ 手記第2編 戦災日誌中野編
  2-3 大森町界隈あれこれ 手記第3編 戦前戦後目黒にて
 3 大森町界隈あれこれ 戦後編若山武義氏手記 総目次
  3-1 大森町界隈あれこれ 戦後史編手記 第1~4編総目次
 4 大森町界隈あれこれ 大森町の社寺
 5 大森町界隈あれこれ 大森町商店街
 6 大森町界隈あれこれ 大森海苔
 7 大森町界隈あれこれ 京浜急行関連
  ◇ 2006・2007年版2008年前期版2008年中期版2008年後期版2009年前期版2009年中期版2009年中Ⅱ期版2009年後期版
 ■ 大森町界隈あれこれ 京浜急行の高架化 全工区統合編(第4回) 11月5日
 ■ 大森町界隈あれこれ 京浜急行の高架化 全工区統合編(第5回) 11月11日
 ■ 大森町界隈あれこれ 京浜急行の高架化 全工区統合編(第6回) 11月16日
 ■ 大森町界隈あれこれ 京浜急行の高架化 全工区統合編(第7回) 11月27日
 8 大森町界隈あれこれ 大森町風景
 9 大森町界隈あれこれ イベント  
 ■ 大森町界隈あれこれ ニュース 大森町周辺の秋のイベント(2009.11.03) 11月3日
 ■ 大森町界隈あれこれ 大田産業プラザ 第30回日本鉄道模型ショウ 11月14日
 ■ 大森町界隈あれこれ ニュース 大森町周辺の秋のイベント(2009.11.29) 11月29日
10 大森町界隈あれこれ 大森町学びや
 ■ 大森町界隈あれこれ 大森学園創立70周年 徒弟学校から戦後焼跡工場仮校舎の歴史を追う(第1回その1) 11月7日
 ■ 大森町界隈あれこれ 大森学園創立70周年 徒弟学校から戦後焼跡工場仮校舎の歴史を追う(第1回その2) 11月9日
 ■ 大森町界隈あれこれ 大森学園創立70周年 徒弟学校から戦後焼跡工場仮校舎の歴史を追う(第2回その1) 11月20日 
 ■ 大森町界隈あれこれ 大森学園創立70周年 徒弟学校から戦後焼跡工場仮校舎の歴史を追う(第2回その2) 11月22日 

  大森町界隈あれこれ 京浜急行の高架化 サブ・カテゴリー別目次

11 大森町界隈あれこれ 京浜急行の高架化 Sub INDEX
  ◇ 全工区統合 2009年版大森町付近工区2006・2007年版大森町付近工区2008年版大森町付近工区2009年版梅屋敷付近工区京急蒲田付近工区2006~2008年版京急蒲田付近工区2009年版雑色付近工区糀谷付近工区

  一般 カテゴリー別目次

21 風景・風物詩 総目次
  ◇ 2006・2007年版2007・2008年版2008・2009年版
22 小さな旅 総目次
 ■ 小さな旅 京急羽田空港駅開業11周年 大変貌の羽田空港「国際ターミナル駅」(仮称)2010年開業 11月25日
23 旅ものがたり 総目次
24 秋葉原界隈 総目次
25 イベント 総目次
  ◇ 2006・2007年版2008年版2009年版
 ■ イベント ハロウィン 国内最大 「カワサキ ハロウィン」3000人の仮装パレード 11月18日
26 ITと技術 総目次
27 Weblog 総目次

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