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大興寺


写真は、表門

後鳥羽天皇が女人禁制の比叡山に薬師詣が出来ない宮中の女人のために、薬師如来を禁裏近くに伽藍を建立したのが起源のお寺です。

通常は非公開ですが、2013年春の非公開文化財特別公開で公開されました。

アクセス
真如堂の更に奥にあります。
市バスの真如堂前で下車した場合、東参道から真如堂境内を通過して総門から出て右折します。
市バスの岡崎道で下車した場合は、一旦金戒光明寺に入り北門から出て直進すると前述の真如堂の総門前に到着します。
共に同じ場所です。
ここから直進すると突き当りがボロボロの土塀(迎称寺)になり、ここを左折した右手に表門があります。

拝観
表門で拝観料800円を納めます。
前庭というか家庭菜園の右手を通り、お家に入ります。
普通の民家であり、伽藍はありません。
玄関脇の1室に仏像がまとめて展示してあります。

お部屋の北側には本尊の薬師如来坐像に四天王像。
薬師如来の袈裟などには鳳凰の浮き文様が施されています。
西側には関帝聖君像、十一面観音菩薩像。
南側には十二神将像がありました。
十二神将は冠上に十二支がそれぞれについていました。
巳神将と午神将は、平成22年の解体修理で院僌の作と判明したそうです。

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2013 秋 放生院(橋寺) 特別公開の案内 (非公開文化財特別公開5)


写真は、門前

恵心院と同じく宇治市、宇治川の東側にあります。
宇治上神社の方向、平等院とは反対側です。

アクセス
最寄駅は、京阪電車の宇治駅です。
京都駅からならJR奈良線で宇治駅下車の方が断然早いですが、JR宇治駅が宇治橋西詰のさらに約500m西なので、駅からの徒歩が長いです。
宇治橋東詰から宇治川に沿って歩きます。
すぐに放生院橋寺の表門が、左手に現れます。

情報
真言律宗のお寺で、宇治橋の守り寺とされることから通称“橋寺”と云われています。
聖徳太子の命により秦河勝が、太子の念持仏であった地蔵菩薩像を祀る常光寺地蔵院を宇治川畔に建てたのがはじまり。
後の646年、道登により宇治川に橋が架けられた時、安全祈願のために当寺も造りかえられ、この時を創建としている。
この時の碑が宇治橋断碑である。
鎌倉後期に叡尊が現在地に再興した。

公開期間
11/1(金)~11/10(日)の9:00~16:00
通常も非公開ですし、かつて特別公開をした形跡もありません。

拝観
地蔵菩薩像(重文)
不動明王像(重文)
宇治橋断碑(重文)
十三重石塔(重文)
など。

ここも”B派”ですね。
通常から本堂にも上がれるには、上がれます。
しかし今回は”無事”に拝観できる保証があるので、行くなら今回ですね(笑)。

アンケートを実施しています。
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東北院


写真は、軒端の梅

東北院(とうぼくいん)は、和泉式部が植えたと伝わる“軒端の梅”で有名です。

アクセス
場所は真如堂の近くです。
真如堂の表門を出て右折すると塀がボロボロの迎称寺に突き当り、ここを左折します。
さらに約50m先の右手に東北院があります。

東北院は、藤原道長が創建した法成寺の東北に娘の一条天皇中宮彰子の住いとして建てられた常行三昧堂でした。
法成寺は当時の大寺院で、現在の京都御苑の東側、鴨沂高校の辺り(廬山寺の南)にありました。
そして後年、彰子に仕えた和泉式部に与えものと伝えられています。
その後2度程火災で焼失し、江戸時代に現在の地に再建されました。

法成寺にあった頃に和泉式部が植えたと伝わる「軒端の梅」と呼ばれる白梅の老木が境内にあります。
謡曲“東北”に出てきます。

拝観
拝観は無料です。
表門を入ると左手に本堂の弁天堂があり、内陣には弁財天がお祀りされています。
正面にもお堂があり、この前に白梅「軒端の梅」があります。



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2013 秋 恵心院 特別公開の案内(非公開文化財特別公開4)


写真は、門前

宇治市、宇治川の東側にあります。
宇治上神社の方向、平等院とは反対側です。

アクセス
最寄駅は、京阪電車の宇治駅です。
京都駅からならJR奈良線で宇治駅下車の方が断然早いですが、JR宇治駅が宇治橋西詰のさらに約500m西なので、駅からの徒歩が長いです。
宇治橋東詰から宇治川に沿って歩きます。
放生院橋寺が左手に現れます。
さわらびの道にも入らず、川沿いを歩きます。
やがて左手に宇治神社の石段、右手に朝霧橋が現れます。
この先の左手に駐車場があり、この駐車場を超えた左手奥に恵心院の表門があります。

情報
平安時代初期に空海によって龍泉寺として開かれた。
平安時代中期、恵心僧都・源信によって再興され、恵心院と称するようになった。
江戸時代には興聖寺建設に伴い、一部の地所を割譲しています。
現在の本堂は江戸時代に建てられたものです。

境内の本堂前庭には四季を通じて様々な花が咲くことから、”花の寺”ともいわれています。

公開期間
11/1(金)~11/10(日)の9:00~16:00
通常も非公開ですし、かつて特別公開をした形跡もありません。

拝観
十一面観音菩薩立像
恵心僧都自作の像
五大力尊像
十二支天像
など。

ここもガッチリ”B派”ですね。
境内散策はいつでもできますが、本堂内部で仏像を見られる機会はそうないでしょう。

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常林寺


写真は、萩と本堂

ここは9月の“萩”が非常に有名で、“萩の寺”ともいわれます。

場所は出町柳の周辺です。
出町柳(川端今出川)を川端通に沿って南下します。
100m弱の左手に常林寺の表門があります。

表門を入った正面に本堂が、左手前には地蔵堂、左手奥には庫裏があります。
地蔵堂には世継子育地蔵尊がお祀りされており、2018年の京の冬の旅でお堂が開扉されていました。

本堂までは一直線の石畳ですが、9月はこの両脇が鬱蒼とした一面の萩になります。
冬に訪問すると萩が茂っていないので、意外な境内の広さに驚きます。
通常は本堂も閉まっています。

写経会
2017年の1月から毎月25日(4月と8月を除く)の14:00~16:00に写経会が行われています。
予約した方がいいです。
本堂左手の庫裏から入ります。
庫裏を入った正面に書院があり、この前を右に曲がり左に中庭を観ながら本堂に入ります。
本堂の左手で受付し、参加費2000円を納めます。
本堂の内陣中央には本尊の阿弥陀如来像と脇侍の観音、勢至菩薩像がお祀りされています。
右の脇壇には善導大師、法然上人像と帯刀僧形像が、左の脇壇には聖観音菩薩像、阿弥陀如来像、地蔵菩薩像がお祀りされています。
中陣は花天井です。

14:00~14:10 前説と法話
14:10~14:20 法要
14:20~写経
写経が終わった人から書院で呈茶。
第2回は般若心経でしたので、15:00頃に写経は終わりました。

書院は8畳が2間で、奥の方は勝海舟の間と云われています。
勝海舟が上洛した際は、こちらに逗留していたそうです。
ここで生菓子とお薄を頂きながら、順次写経を終えられた方々やご住職と談笑します。

15:45~16:00 本堂に戻り、読経し納経して終了です。

以前は9月第2週末の2日間萩供養をしておられましたが、最近はないようです。
2013年は、9/14の18:30から舞踊公演、9/15の15:30から演奏会などがありました。
9/14は16:00頃から、9/15は14:00頃から準備を開始されるため、その時間から本堂が公開されていました

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2013 秋 西念寺 特別公開の案内 (非公開文化財特別公開3)


写真は、門前

烏丸五条付近にひっそりとあるお寺です。

アクセス
最寄駅は、地下鉄烏丸線の五条駅です。
3番出口を出て五条通を直進します。
約200mで歩道橋が見えてきます。
この右手に西念寺があります。

情報
非常に情報が少ないです。
総本山を永観堂とする浄土宗西山禅林寺派の寺院で、ここも源融の邸宅”六条河原院”の地だそうです。
境内の西端には千喜万悦天満宮があり、いわゆる伽藍らしいものはなく、鉄筋コンクリートの本堂か収蔵庫かが1つあります。
しかもこれが歩道橋にガッチリ面しているので、非常に目立たないです。
春の大興寺を彷彿させるものがあります(笑)。

公開期間
11/1(金)~11/10(日)の9:00~16:00
通常も非公開ですし、かつて特別公開をした形跡もありません。

拝観
阿弥陀如来坐像
涅槃図
他。

ガッチリ”B派”のニオイがします(笑)。
今後再び公開があるのか、というぐらいレアでしょう。

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上善寺 鞍馬口地蔵2 予約拝観(鞍馬口、寺町北部散策7)


写真は、“釈迦八相の庭”

事前に電話で予約しておくと、本堂や書院などの内部が拝観できます。
拝観料は志納です。

まずは本堂右横の庫裡から入ります。

庫裏の奥には中庭の“二祖対面の庭”があります。
善導大師が法然の夢に出ていた様子をモチーフにしています。
苔と白砂、石組みの枯山水ですが、善導大師を模した石は“下が黄色”で“上が黒色”と中央から2色に分かれています。
夢の善導大師の腰から下が黄金色であった伝承そのものです。

さらに庫裏の奥には“釈迦八相の庭”があります。
ここも苔と白砂の枯山水庭園です。
ここはお釈迦様の生涯を8つ(降兜率(降天)、入胎、出胎、出家、降魔、成道、説法、涅槃)の石組で表現しています。

庫裏の手前左隣りには本堂、奥左隣りには書院があります。
本堂と庫裏の間には、“二河白道の庭”で、二河白道のお話をモチーフにしています。
左が植え込みの庭、右は白砂と立石の枯山水庭園、そしてそれらを分けるように本堂への渡り廊下が架かっています。
さらにその廊下の中央には白い線が引かれています。
それぞれに“火の河”、“水の河”と白道を表現しています。

本堂裏手にあたる書院前庭が“三笑の庭”です。
石組と白砂に、松や紅葉のある1番大きな庭です。
虎渓三笑のお話をモチーフにしています。
左手の本堂を盧山に見たて、中央には虎渓の橋があります。

本堂の内陣には本尊の阿弥陀如来像がお祀りされています。

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2013 秋の特別拝観(総集編)


写真は、建仁寺 西来院の方丈前庭 

秋の特別拝観をまとめました。

1年中で1番面倒な作業がコレです(笑)。
無数の資料、サイト、HPや場合によっては、自らお寺にTELして裏を取ったりするので、一通り作るだけで3時間ぐらいかかります。
”未確認”とあるものは今後発表され次第掲載します(先に見つけられたら教えてください(笑))。
新たなものも、見つけ次第追加します。

広報していないものも入っているので、数ある特別拝観サイトのなかで、恐らく1番洩れが少ないと思います。

分類の解説

頻度の分類
A:普段から拝観しており、寺宝の特別公開
B:1年で3回以上、特別拝観があるところ
C:1年に2回は定期的な特別拝観があるところ(主に春と秋)
D:1年に1回は定期的な特別拝観があるところ
E:数年単位でしか特別拝観がないところ

拝観エリアの分類
1:通常拝観と同じ
2:通常拝観では入れない一角が公開される
3:普段は全く拝観謝絶

上記2つを組み合わせて分類します。
よって
A-1は寺宝公開のみで、E-3は普段は非公開で定期的な拝観もないところです。

洛中
C-3 北野天満宮 御土居 11/2~12/8
A-1 等持院 10/11~10/15
D-2 大将軍八神社 方徳殿 11/1~11/5
E-2 浄福寺 11/1~11/10
C-3 宝鏡寺 11/1~11/30
E-3 慈受院 11/1~11/10
二条城 
・老中の間 障壁画~ 10/3~12/1
・D-2 二条城建物めぐり  11/4、11/5、11/15、11/16  10:00、13:30 要予約
・D-2 二条城庭園めぐり  11/11、11/12 9:30、13:00 当日 先着30名
C-2 相国寺 法堂、開山堂庭園 9/25~12/15(拝観休止 10/8、10/9、10/18~10/21)
E-3 慈照院 11/28 要予約 第11回 西村惠信所長と行く禅と文化の旅(承天閣美術館および銀閣寺と下鴨福助での昼食付き) 14,000円
E-3 冷泉家 11/1~11/4
C-3 京都御所 一般公開 10/31~11/4
C-3 有栖川宮旧邸 10/31~11/4 10:30~16:00
A-1 京都府庁旧館 10/20~11/4
C-2 清浄華院 11/1~11/8
A-2 廬山寺 元三大師堂 11/1~11/10
C-3 四君子苑 10/22~10/27  11:00~15:00
C-3 山紫水明処の庭 9/1~12月中旬 要予約
D-3 廣誠院
A-1 誓願寺 寺宝展 11/16~11/24
B-3 杉本家住宅 10/5、12/7 
D-3 真如院 10/26、10/27、11/1~11/4
E-3 西念寺 11/1~11/10
C-2 西本願寺 書院・飛雲閣 11/22、11/23(秋の法要期間)
C-3 角屋もてなしの文化美術館 9/15~12/15

洛東
B-2 吉田神社 大元宮 10/1 11/1 12/1
C-2 銀閣寺 東求堂、弄清亭 10/5~12/1
C-2 法然院 11/1~11/7
B-3 安楽寺 11/2、11/3、11/9、11/10、11/16~12/8
C-3 霊鑑寺 2013秋は公開なし
金戒光明寺 
・C-2  御影堂、大方丈、紫雲の庭 11/1~12/8
・E-3 山門 11/1~12/8
C-3 流響院 11/6(水)、11/7(木)、11/10(日) 要予約(抽選)
A-2 永観堂 11/8~12/5
D-3 南禅寺 南陽院 11/23 10:00~15:00、11/24 10:00~16:00 清水焼瑞光窯 秋の展示会 
B-2 知恩院 
三門 11/1~11/10
・御影堂 文化財修理現場公開 11/2、11/3 予約不要
A-1 長楽寺 10/20~11/30
A-1 高台寺 10/25~12/10
A-1 圓徳院 10/25~12/10
C-2 南座 舞台体験 11/8~11/24(休止日:11/14、11/21)
(初) 南座と歌舞伎体験 11/8~11/24(休止日:11/14、11/21)
建仁寺
E-3 西来院 11/23~11/30 デジタルで蘇る 日本の至宝展
E-3 霊源院 11/23~11/30(11/25は拝観休止) 13:00~18:30  
C-3 正伝永源院 11/15~11/30
六道珍皇寺 2013秋、2014通年で特別公開なし(東博での特別展「栄西と建仁寺」に寺宝出品のため)
E-2 六波羅蜜寺 十一面観音立像御開帳 11/16PM~11/24
清水寺 
・B-3 成就院 11/17~12/8
・圓通殿 10/9~10/14 第二十回 清水寺 古と優艶の書画展
・阿弥陀堂、奥院 文化財修理現場公開 11/1 要予約 
C-3 洛東遺芳館 10/2~11/3
D-2 妙法院 11/1~11/10
東福寺 
・B-3 龍吟庵 11/1~12/8
・C-3 天得院 11/15~11/30
・C-3 勝林寺 11/15~12/8
・B-3 三門 11/1~11/10
・D-3 即宗院 11/2~11/4、11/9~12/1 9:00~16:30
・E-3 永明院(ようめいいん) 11/1~11/10
・D-3 一華院 呈茶 11/8~12/1
・D-3 東光寺 呈茶 11月中(11/22、11/23を除く)
・D-3 栗棘庵 呈茶、お弁当 11月から紅葉時
・D-3 盛光院 呈茶 11/8~12/8
泉涌寺 
・A-1 雲龍院 11/16~11/24
・C-2 戒光寺 内陣 11/16~12/8

洛西
E-3 櫻谷文庫 10/26~12/15の金土日
B-3 金閣寺 方丈 9/1~11/10
E-2 龍安寺 仏殿 10/5~11/4の土、月 京都定期観光バス
仁和寺 
・A-1 霊宝館 10/1~11/24
・観音堂・御影堂 11/1 文化財修理現場公開 要予約
C-2 平岡八幡宮 9/13~12/1(10/6、10/12~10/14は拝観休止)
神護寺 
D-3 大師堂 11/1~11/7
C-3 多宝塔 10/12~10/14
妙心寺 
・C-3 麟祥院 11/16~12/1
・C-3 大法院 11/1~12/2
・C-2 退蔵院 早朝特別拝観、昼食付特別拝観 11/16~12/8 要予約
・E-3 天球院 11/16~12/1
C-3 平安郷 11/22~11/24
天龍寺 
・B-3 宝厳院 9/14~12/8
・C-3 弘源寺 10/12~12/8
A-1 大覚寺 名宝展 10/4~12/9
A-1 直指庵 11/16~12/1
A-1 清凉寺 霊宝館 10/1~11/30
D-3 厭離庵 11/1~12/7
C-3 二尊院 御園亭 11月紅葉時
C-3 苔香居 11/30、12/1 要予約
C-2 善峯寺 寺宝館 文殊堂 10月土・日・祝、11/1~12/1
D-2 光明寺 11/16~12/8

洛北
大徳寺 
・C-3 本坊 11/24~12/7
・D-3 本坊 曝凉展 10/13
・C-3 黄梅院 10/12~12/8(10/28は拝観休止)
・C-3 総見院 10/12~12/8(10/20、11/3のAM、11/15、12/1のAMは拝観休止)
・C-3 興臨院 10/12~12/15
・D-3 芳春院 11/10~11/30
・C-3 真珠庵 11/1~11/10
・A-1 高桐院 曝凉展 10/13
上賀茂神社
・E-2 世界文化遺産 賀茂別雷神社を訪れる 中京区文化財観賞会(新宮神社、若宮神社を含む) 10/30 要予約 
・C-2 本殿、庁屋 11/1~11/10
D-3 西村家別邸 3/15~12/8
下鴨神社 11/1~11/10
・東西本殿 11/1 文化財修理現場公開 要予約
E-3 旧三井家下鴨別邸 11/1 文化財修理現場公開 要予約
E-3 旧三井家下鴨別邸 11/10 日本庭園学会 関西大会 現地検討会
E-3 石村亭 11/10 日本庭園学会 関西大会 現地検討会 
D-3 瑠璃光院 写経と法話の集い 11/17~11/27 10:00~12:30、14:00~16:30 3000円 要予約11/10まで 
A-1 来迎院 11/1~11/30
A-2 寂光院 11/2~11/10
D-2 岩倉実相院 秋期特別展 11/8~12/8
C-3 白龍園 10/26~12/1(10/28、11/5、11/11、11/15、11/28休園)
A-1 楽々荘 屏風祭 10/23~10/25

洛南
東寺 
・B-3 五重塔初層内部 11/1~11/10
・B-3 観智院 9/20~11/25
・B-3 宝物館 9/20~11/25
D-2 勧修寺 書院 襖絵 11/16、11/17 京都・やましな観光ウィークにて
A-1 醍醐寺 霊宝館 9/14~12/8
A-1 城南宮 11/1~11/10
C-3 松殿山荘 11/23、11/24 要予約
E-3 萬福寺 松隠堂、東方丈 11/1~11/7 岩崎政雄 作陶展、木漆藝  健一郎・裕美にて
E-2 放生院 11/1~11/10
E-2 恵心院 11/1~11/10
A-1 興聖寺 11/1~11/10
E-3 平等院 鳳凰堂 11/1 文化財修理現場公開 要予約 
D-2 石清水八幡宮 11/1~11/10
D-2 神應寺 11/1~11/10
B-3 八幡 正法寺(しょうぼうじ) 10/26、10/27、11/23、11/24
C-3 円福寺 萬人講 10/20

A-1 蟹満寺 10/26~11/4
A-1 神童寺 10/26~11/4
D-1 大智寺 10/26~11/4 13:00~16:30 要予約
B-2 海住山寺 10/26~11/4 国宝五重塔開扉
――――――――10/26~11/11 寺宝展
E-3 旧燈明寺 10/26~11/4
D-1 西明寺 10/27~11/3 13:00~16:00
D-1 高田寺 11/1~11/4
D-2 岩船寺 10/26~11/11 三重塔開扉
D-2 浄瑠璃寺 10/1~11/30 吉祥天女立像公開

夜間拝観
北野天満宮 11/16~12/8
高台寺 10/25~12/10
圓徳院 10/25~12/10
青蓮院 10/25~12/8
知恩院 11/1~12/1
永観堂 11/8~12/5
清水寺 11/15~12/8
東福寺 天得院 11/15~11/30
東福寺 勝林寺 11/15~12/8
妙心寺 退蔵院 夜間特別拝観 11/16~12/8 要予約
妙心寺 東林院 10/4~10/14
高雄紅葉のライトアップ 11/1~11/30
神護寺 金堂 11/9~11/23
トロッコ電車 10/12~12/8
天龍寺 宝厳院 11/16~12/8
大覚寺 11/15~12/8
曼殊院 11/1~11/30
宝泉院 11/2~12/1
貴船ライトアップ 11/9~11/30
毘沙門堂 11/16~11/29
隋心院 11/16~12/1
醍醐寺 11/16~12/8 要予約

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岡崎別院


写真は、本堂

岡崎道のバス停を越えて丸太町通を進むと、やがて左手に鳥居が見えます。
これは「岡崎神社」です。

その手前に石の階段のある門があります。
これが真宗大谷派(東本願寺)の岡崎別院です。

浄土真宗の開祖・親鸞上人の草庵跡として知られます。

正面には本堂があり、本尊の阿弥陀如来が祀られています。
本堂の左手には、八角の石柵で囲まれた池跡があります。
この池は、親鸞上人が念仏弾圧により越後へ配流される際に、自身の姿を映して名残を惜しんだと言い伝えられ、「姿見の池」と呼ばれています。
すぐ隣には、上人お手植えと云われる「八房(やつふさ)の梅」があります。

境内の一部がホテルオークラ京都 岡崎別邸になった際に、庭園もかなり整備されました。 
境内左手の法要会館の前を通り裏に回ると庭園がありますが、庫裏に声を掛ける必要があります。
庭園に入った正面に茶室 翠雲亭、左手には大きな池が拡がります。
茶室 翠雲亭は報恩講のある10/23は使われるので開いています。
左手の扁額のある方が3畳中板の小間、左手が4畳半の小間です。
4畳半の方は貴人口が2つあり、床の間もスッキリしたシンプルな茶室でした。
庭園の植栽はスッキリし、沿路が整備されています。
庭園の奥は小高くなっており、小滝や八ッ橋があります。
大きな池の中央には、朱塗りの橋「必度橋」が架かっています。

旧庭園
この左手奥が庭園につながります。
中央に池があり、真ん中に朱塗りの必度橋がかかっています。
庭園の奥から本堂方向に回り込むと、東屋と大きな石灯籠があります。

この奥の柴折れ戸をくぐると、お茶室のある書院の前庭へつながります。



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2013 9/14の拝観報告4 最終(常林寺 萩供養)


写真は、本堂内陣

大覚寺から4人でタクシーに乗ります。
向かったのが、出町柳の常林寺です。

9/14と9/15は萩供養でした。

予め電話でお伺いすると、
9/14は18:30から公演があるので、16:00頃から本堂を公開する、
9/15は14:00頃から本堂を公開する
との情報を得たので、16:00過ぎに参りました。

Webの情報では、「9/15は本堂拝観が可能」と確かに書いてありました。
しかし両日ともイベントがあるのに、初日は本堂に入れないのは、どうもおかしい
と思ったので、自ら電話して確認しました。

境内の萩は咲き始めていました。

本堂も夜の公演に向けて準備の最中でしたが、お寺の方にお伺いすると「是非、お参りして行ってください」と。

また詳細は今後の本編で掲載します。

本堂にお参りも出来ましたし、由緒書きも頂けました。

17:00前には終わり、ここで解散しました。

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岡崎神社


写真は、本殿

子授けの神として有名です。

場所は丸太町通の岡崎道と白川通の間で、金戒光明寺の南側です。
最寄りのバス停は、東天王町です。

もとは東光寺の鎮守社として、また四方の大将軍社の1つ東天王社として創建されたそうです。
ですから本来は方除け・厄除けの神様です。
しかしこのあたりは当時、野兎が多く、兎が神の使いとされました。
兎が多産なため、子授けにご利益があるとなったそうです。

拝観は無料です。
石の鳥居をくぐって奥に進むと、石段の上に本殿があります。
右手の手水舎には兎の像があります。

さらに右手奥には摂社がいくつかあります。

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2013 9/14の拝観報告3(旧嵯峨御所 大覚寺門跡で平安の香り体験 )


写真は、庭湖館の前庭

タクシーで到着したのが、大覚寺です。
この日のメインイベントは、事前に予約した「旧嵯峨御所 大覚寺門跡で平安の香り体験 ~お香(薫物)に親しむ~」です。
お香の”空薫(そらだき)”体験が主な内容です。

現地で茶花さまとも合流し、4人で参りました。
参加者は21名で、女性が20名。
つまり男性は僕1人。
まあそれも覚悟の上でした(笑)!

13:00に集合で、まずは呈茶がありました。
そして先に大覚寺を解説して頂きながらの拝観です。
拝観しながら歩いていると、あんとんさまが、
「大覚寺は初めてなんで・・・」と。
僕は、「ふ~~ん。そう・・・えっ・・・?・・・!!!」。
最初はサラッと聞き流しかけたのですが、大覚寺が、初めて!!!

ビックリしました。

他県山中の御開帳に行かれるレベルのあんとんさまが、大覚寺に未訪問だったとは!
更によく聞くと、永観堂も未訪問とのこと。
世の中に
「碧雲荘に行っているのに、永観堂に行っていない人」
がいるとは思いませんでした(笑)。

さて拝観の後は、大覚寺の迎賓館的な書院、庭湖館(ていこかん)にて空薫体験です。
庭湖館は、正宸殿と朱塗りの霊明殿の間ぐらいにあります。
写真の前庭も、霊明殿への渡り廊下の左手に見える庭園です。

さて空薫です。
初めてでしたが、なかなか面白いですね。

机にはお香のキットが置いてありました。
要領は、香炉の灰に火をつけた炭を置くと、その熱で周囲の灰が過熱されます。
そこにお香を置いて、熱で香りを燻り出すのです。
松栄堂のスタッフさんが、説明しながら”メンドウ”も見て下さいました(笑)。

なんでも1度はやってみるもんですね。

15:45頃に終了しました。

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京都市国際交流会館


写真は、庭園の奥

アクセス
南禅寺交差点のちょうど西側で、無鄰菴の道を挟んで南隣りです。
最寄り駅は、地下鉄東西線の蹴上駅です。

そもそもかつてここには京都市長公舎と迎賓館があったそうです。
その迎賓館の南庭の名残だそうです。
まず京都市国際交流会館に玄関から入ります。
正面奥にカフェラウンジがあり、正面から左手にかけて外には庭園が見えます。
またカフェラウンジの手前右手に廊下があります。
この廊下を進み突き当りを左折すると中庭に出ます。
この中庭に和風別館があります。

2013年の春に京都市国際交流会館の日本庭園が、一般に無料で公開されました(3/30~4/21)。
その時の模様です。

カフェラウンジを突っ切って、正面のガラス戸を開けて外に出ます(通常なら超不審者ですが、その際はちゃんと案内がありました)。
正面は奥行きも浅い庭園で、苔に飛び石があるぐらいです。
ここを左手に折れます(建物の左手から戻って来ることになります)。
すると奥行きが深くなり、奥は築山になっています。
そして紅葉があり、さらに手前は広く開いており、ここも苔と飛び石です。
小さな灯籠と枝垂れ柳が左手にあります。
ここまではカフェラウンジの窓からも見えます。

ここから先は窓がないので見えない部分です。
枝垂れ柳の先には池があり、手前は州浜で石橋が架かっています。
池の左手には白砂が敷かれた一帯があり、枯山水風です。
その端には枝垂れ桜が1本あります。

そのさらに先には苔蒸した手水鉢があります。
隣の石灯籠は新しそうでした。
そしてこの先が玄関左手になり、戻ってきて終了です。

和風別館
時折こちらがイベントの会場などになって公開されることがあります。
芝生の中庭に出ると少し下り坂になり、その左手に玄関があります。
ここから左へ雁行して別館があります。
玄関を入って右に廊下を進むと、2畳間をへて6畳と8畳の広間があります。
さらに廊下を進むとその奥に8畳間が2つあります。
8畳間の手前の廊下の突き当りには洋間もあります。
この洋間への廊下から外を見ると、先程の6畳と8畳がある建物と、燈籠のあるお庭が見えます。



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2013 9/14の拝観報告2(徳林庵)


写真は、茶所の四体仏。

さて、寺町鞍馬口の上善寺を後にして、未訪問の徳林庵に向かいます。
ではどうするか?

普通は
上善寺から徒歩で→地下鉄 鞍馬口駅~烏丸御池駅~御陵駅→京津線で御陵駅~四宮駅
でしょうか。

しかしこの日は
上善寺から徒歩で→市バス37系統で出雲路橋~河原町今出川(葵橋西詰でも可)→京阪電車で出町柳駅~三条駅→地下鉄で三条京阪駅~御陵駅→京津線で御陵駅~四宮駅
と行きました。

来年の六地蔵めぐりに向けて、いろいろなルートを検証しています(笑)。

さて徳林庵です。
ここは六角の地蔵堂が”ドン”とあって、左手後方に庫裏があるぐらい。
ルーキーさまが御朱印を貰われる際に、由緒書きをお願いして頂きましたが、”六地蔵めぐり共通のもの”でした(笑)。
一応、地蔵堂の前に徳林庵を含む”周辺の集合由緒書き”があったので、それは頂きました。

ここ終わりで既に11:30。

あまり時間に余裕がなくなったので、源光寺は今回諦めました。

京都市市役所前で下車し、みんなで昼食。
昼食終わりで、12:20。

もう電車で向かう時間の余裕がなくなったので、ここでWAN師匠と分かれ、あんとんさまとルーキーさまの3人でタクシーに乗り込んで次に向かいました。

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粟田山荘


写真は、庭園。

元々は京都ホテルオークラの別邸の料亭でした。
場所は青蓮院門跡の裏手になります。
三条神宮道を南に進み、最初の信号を左(東)へ進みます。
すると右T字路が現れ、そこへ右折します。案内があるので分かります。
この突き当りに粟田山荘があります。

門をくぐると前庭があり、石段を登ると玄関です。
玄関を入って右手にロビーがあります。
左右に廊下があり、まずはメインの左手へ。
廊下の右手にまずは12畳のさつきの間があります。
その隣には10畳の梅の間。
さらに奥に11畳と6畳の縁がある藤の間があります。
ここからお庭が良く見えます。
庭園は母屋に沿ってL字に拡がります。
庭の奥は築山で傾斜が強く、母屋の手前は池です。

廊下をさらにまっすぐ奥に進んだ突き当りに4畳半の元お茶室があります。
網代天井と掛け込み天井に躙口があります。

玄関から右手に廊下を進むと、突き当りに11.5畳の芙蓉の間があります。
ここからお庭の側面が良く見えます。

ロビーにある階段から2階へ。
2階に上がり、廊下を後方へと進むと、6畳と控え3畳の桐の間と14畳の橘の間があります。
桐の間の外には玄関にある桜が目の前にあり、春はきれいです。

階段を上がってまっすぐに進むと、10.5畳+20畳に10畳の縁がある桜の間です。
さらに桜の間に隣接して14畳のお部屋もあるので、襖を取ってつなげればかなりの大広間になります。
ここからもお庭が見下ろせます。



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