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2013 9月アンケートの総括


今月も90名もの方々に投票をして頂きました。
ありがとうございました。

さて今月はちょっと変わったお題で、
京都観光 いずれかに入会していますか?
でした。

結果
上記の通りです。

考察
第1位:上記のいずれの会にも入会していない
これが1位は当然ですね。
むしろ1位が約40%なので、裏を返せば投票した方の”60%が、なにがしかの会に入っている”ということです。
それがスゴイですね。
このアンケートを街頭でしたら、約99%がここでしょう(笑)。
つくづく”特異な”集団です(笑)。

第2位:京都文化協会
これもある程度は予想できました。
なによりも”入会無料”に尽きますね。
そしてあの”魔法のカード”を貰えるんですから。
「建仁寺の拝観料ってなんなんだろう」って思いますよね(笑)。
それに折々のイベントでの招待券や割引券なども送付されるので、言うことなしですね。

第3位:上記のうち2つ
いろいろな組み合わせがありますが、僕の予想では
京都文化協会+古文化保存協会
が、1番多いのではないでしょうか
古文化保存協会については後述しますが、これらは”冒険”の要素より、”コストカット”の意味合いの方が強いでですからね。

第4位:上記の内3つ
3つとなると、恐らく上記2つに「そうだ 京都、行こう」か京都市文化観光資源保護財団の組み合わせでしょうね。
少し冒険を始めた感が出てきますね。
しかしここまで来ると、もはやこれで止まる理由がないように・・・個人的には・・・思います(笑)。
その成れの果て!?が、

第5位:上記のすべて
です(笑)。
もはや止まらなく、いや止まれなくなっていますね(笑)。
僕を含めて5名もいらっしゃるんですね。
重症患者さんです(笑)。
ただしここまで手を拡げると、結構レアなところもカバーできますね。

第6位:古文化保存協会
有料の会の中では、もっとも使いやすい気がします。
会員事業もありますが、頻度的にも少ないです。
ですからこの会は「レアなものにいくため」というよりは、春と秋の非公開文化財特別公開の「コストカット」の意味合いが強いですね。
春と秋の非公開文化財特別公開で4ヵ所以上行かれれば、既に元を取れます。
これ以上も1ヶ所700円になりますしね。

そして同率6位が、”「そうだ 京都、行こう」カード会員”です。
こちらは完全に「レアなものにいくため」ですね。
毎月プランが出るので、それだけでも楽しみですね。
ただし最近は電話申し込みが大変です。
誰のせいなんでしょうか(笑 宣伝し過ぎたか!)。

第8位:京都市文化観光資源保護財団
最後が京都市文化観光資源保護財団です。
たしかに”ここ単独”という選択は、極めて珍しいでしょうね。
ここも春の非公開文化財と京の冬の旅の招待状でコストカットできるというのもありますが、どちらかというと年3回ある会員事業でレアなところに行けるという付加価値がいいんでしょうね。

個人的には、「そうだ 京都、行こう」カード会員や京都市文化観光資源保護財団に手を出してくると、
深みにハマった
ような感じがしますね(笑)。

投票頂いた皆様、ありがとうございました。 

来月もよろしくお願い致します!

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大超寺


写真は、本堂

京都12薬師霊場の第8番札所、鍬形薬師として有名です。

アクセス
場所は岩倉です。
・車の場合
白川通を大原へ向かう花園橋も越えて、ひたすら北上します。
叡電の踏切を越えると、やがて右手に比叡病院が見えると本道は左にカーブしますが、真っ直ぐの側道を進みます。
道なりに約350m進むと直進路が狭い住宅街の交差点にさしかかり、ここを右折します。
さらに道なりに進むとT字路に突き当り左折、再度直進路が狭くなるので右折します。
すると左手に公園が見えるので、この手前を左折します。
その先の左手に大超寺の石段が見えます。

・公共交通機関の場合
四条河原町から京都バス21、41か、国際会館駅から24、26か、京都駅から45か、北大路駅から46に乗りますが、本数的にも国際会館駅から24、26が最も妥当でしょう。
花園町で下車します。
バス停は右手の比叡病院を通過した先にあり、本道は左にカーブして真っ直ぐの側道が分岐する地点にあります。
この真っ直ぐの側道の更に手前の小道を進みます。
突き当りに三縁寺があり、ここを左折します。
道なりにグングン進むと住宅街に出ます。
左に進むと道は突き当って右に曲がるのが分かります。
これを進むと次の交差点の左角に公園が見えます
ここを左折します。
公園に沿って右折したさらに先に大超寺の石段が見えます。

拝観
石段の上の表門をくぐると、右手に寺務所、正面に本堂があります。
本堂の前は芝生です。
寺務所で御朱印を頂くと、本堂内に入れて下さいました。

本堂内陣の奥には御本尊の阿弥陀如来像と勢至、観音菩薩像がお祀りされています。
御本尊の前には神仏習合の名残である“神鏡”があります。
本堂の右手には“一光三尊仏”と云われる善光寺如来像、阿弥陀如来像、地蔵菩薩像、法然上人像と善導大師像がお祀りされています。

また本堂の左手には“木造阿弥陀如来立像”があります。
右手の衣の長さが、内側よりも外側の方が半分ぐらいしかないのが珍しいそうです。
そしてその左隣りに鍬形薬師如来像がお祀りされています。

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2013 9/21の拝観報告5 最終(大超寺)


写真は、門前

さて国道367号線を花園橋まで戻り、白川通を更に北上します。
到着したのは、京都12薬師霊場の1つ、大超寺です。

ここは12薬師霊場の中でもとりわけ郊外にあるので、以前から近辺に車で行く際には寄ろうと思っていました。
WAN師匠もスーメテさまもなかなか行けないでいたようでした。

詳細は今後の本編で掲載しますが、境内にはほぼ芝生と本堂しかないです。

今回、初めて御朱印を頂きました!
12薬師霊場とか区切られると、僕の収集癖が今後”ウズき出す可能性”があります。
その際にこのアクセスが不便な大超寺さえクリアしておけば、あとは楽に集められるだろうという算段です(笑)。

そしてさらに由緒書きを頂けただけでなく、本堂内部も案内して頂けました。

ちょうどお彼岸で檀家さんもおられたのに、非常に有り難かったです。

薬師如来像はもちろん、奥様イチ押しの”木造 阿弥陀如来像”も見せて頂きました。
衣の繊細な文様が見事でした。
ただし阿弥陀様のお顔が”男前”というのは、未だに僕には分かりません(笑)。

今回は蓮成院が最初に計画にあり、あとはその近辺の未訪問場所で埋めたような日程でした。

これだけウロウロすると車でも結構疲れました(笑)。

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八瀬天満宮社(秋元神社)


写真は、本殿(正面)と秋元神社(右)

摂社である秋元神社の赦免地踊り(しゃめんちおどり)で有名です。

場所は大原までの途中にある八瀬にあります。
白川通を北上すると、大原に向かう国道367号線が花園橋から分かれるので、これを進みます。
やがてトンネルを抜けると道は左にカーブし、七瀬橋で信号のある交差点に差し掛かります。ここまで花園橋から約4.3km。
ここを右折します。
道なりに左にカーブして橋を渡り、再度左にカーブした先の右手に八瀬天満宮社の一ノ鳥居があります。
ここまで七瀬橋から約600mです。
一ノ鳥居から二ノ鳥居までは両側が田んぼの真っ直ぐな参道を進みます。
正面に石段があり、この左側が広いので駐車が可能です。

石段手前の右手に“弁慶背比べ石”があります。
石段を登ります。
途中の左手に仮屋があります。
赦免地踊りの際は、こちらで踊りが奉納されます。

さらに石段を登ると、左手に拝殿、正面に本殿があります。
本殿の背面扉の内側には、道真の本地仏である十一面観音絵像が祀られているそうです。

本殿の右隣りには摂社である秋元神社があります。
さらに右手には八王子・山王神社、十禅大権現社が並びます。
本殿の左手には若宮大明神、六所大権現、白井大明神が並んでいます。
さらに左手奥には“菅公腰掛け石”があります。

5/5に例祭が、体育の日の前夜に赦免地踊りが行われます。

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2013 9/21の拝観報告4(八瀬天満宮社)


写真は、石段と本殿

大原を後にして国道367号線を戻りますが、帰りに少し寄り道です。

今回初めて八瀬天満宮社に参りました。
八瀬八幡宮社と聞いてもピンとこないかもしれませんが、その摂社である秋元神社で行われる”赦免地踊り”ならどうでしょう。
恐らく京都検定受験者なら分かるのではないでしょうか。

僕も「いつかは行こう」と思っていたのですが、大原からの側道にあるので、いつもスルーになっていました。
今回WAN師匠からもリクエストがあったので、やっと行けました(笑)。

詳細は今後の本編で掲載します。

師匠曰く「(雰囲気が)崇道神社のように陰鬱でない」と(笑)。

また隅々まで非常にきれいで、地元の方々が日々手入れをされているのが伝わります。

ただし社務所に常駐されていないので、由緒書きが貰えていません。

5/5の例祭か、体育の日前夜の赦免地踊りに来ないと貰えないのかもしれませんね。

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蓮成院(大原散策16)


写真は、客殿前庭

大原、三千院への呂川沿いの参道を登ります。
三千院は途中で左折しますが、直進して来迎院方面に進みます。
坂を登った右手の石段の上の薬医門が蓮成院(れんじょういん)です。

通常は非公開の塔頭ですが、7月~9月の土日に開催されるミニコンサートの“香雲”というイベントの会場で入ることが可能です。
香雲は前売りで1100円、当日券で1300円、13:00~と14:30~で共に40分程度のステージです。
ステージの内容は日によって異なり、ジャズ、弦楽四十奏、尺八と筝などと様々です。
また2022/11/12~11/30に秋の非公開文化財特別公開で、内部が公開されました。

客殿は梶井宮最後の門主、昌仁法親王の仮御殿として三千院の中に建立されました。
昭和元年に三千院の宸殿を再建する際に、こちらに移築されました。

さて境内です。
石段の上の薬医門を入った右手に玄関があります。
玄関を入った正面の襖絵は明治の画家 川北霞峰、左手は川村曼舟のものです。
玄関の正面奥に方丈、右手に客殿があります。
この方丈と客殿に挟まれて庭園の契心園があります。

客殿はまっすぐに廊下があり、左手は契心園で右手に奥の上の間と手前の下の間の2間があります。
廊下を進んだすぐ右手には鈴木松年の松梅図があります。
下の間の襖絵は西山翠嶂で木島桜谷の鹿の屏風が展示されていました。

廊下の突き当りは川村曼舟、右手に続く上の間の襖絵は菊池契月の仏画でした。
上の間には床の間や違い棚があります。
この川村曼舟と菊池契約月の襖を開けた奥に、仏間があります。
阿弥陀如来像とお厨子に入った平安時代作の毘沙門天像、脇侍に吉祥天像と善膩師童子(ぜんにしどうじ)像がお祀りされていました。

契心園は中央に池があり、その周りに刈り込みや石が配されています。
庭園奥は築山になっています。




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2013 9/21の拝観報告3(大原 蓮成院)


写真は、客殿 下の間。

昼食後、東大路通→北山通→白川通→国道367号線と進み、崇道神社に少し寄り道をしました。

そして大原へ。

12:30ぐらいになっていたので、大原の駐車場は少し考えました。

367号線にファミリーマートがあります。
ここで右手の分岐に進みます。
さらに進むと”上に進む右の道”と”まっすぐ平坦な左の道”に分かれます。
”まっすぐ平坦な左の道”に突き当りにも駐車場があります。
ここに停めると呂川沿いの参道を歩きながら三千院に向かう王道に続きます。

しかし何度も来ている我々は早く着きたかったので、”上に進む右の道”へ。
そして坂を車でグイグイ登ると、魚山園近くの駐車場まで行けます。
風情も何もありませんが、各段に”楽で早い”です。

三千院はスルーして、来迎院の方へと登ります。
そして到着したのが、香雲ミニコンサートのある蓮成院です。

12:40頃到着すると係の方が、「開始までまだ時間がありますが、もう上がられますか?」と聞かれました。
実はメインは蓮成院を見にきたので、「(当然)上がります!」(笑)。

僕も内部は初めてで知らなかったのですが、ここの客殿の襖絵は川村曼舟、菊池契月や鈴木松年などで木島桜谷の屏風もありました。

WAN師匠やスーメテさまは”意外な出会い”に非常に喜ばれていました。
僕は何も知らないので”ネコに小判”状態でしたが(笑)、今後のための勉強になりました!

やっぱり文化財に・・・弱いです(笑)。

そしてコンサートの方は当初の僕の予想通り、ギャラリーは我々以外に1名の計4名。
ほぼ貸切状態でした。

お琴と尺八の演奏を聴きながら、約40分ゆっくりさせて頂きました。

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宗忠神社


写真は、鳥居と桜の咲く参道

江戸時代、黒住教を開いた黒住宗忠をお祀りする神社です。

アクセス
吉田山の山腹にあります。
真如堂の表門を振り返ると、ずっと後ろに宗忠神社の鳥居と石段があります。
石段の参道は春になると桜がきれいです。

石段を登り切ると、参道は右に折れ、右手に拝殿が現れます。

拝殿の奥には本殿があり、右手奥には白山社、左手奥には赤木忠春(宗忠の高弟)を祀る忠春社、左手前には社務所があります。

拝殿前を通過して進むと右手に神井戸があります。
ここは掘削した当初は水が出なかったが、赤木忠春の祈念により一夜にして水が涌いたという伝説があります。

さらに進むと道を隔てた正面に、鳥居がいくつか連続しているのが見えます。
これは吉田神社の竹中稲荷の鳥居で、隔てた道を左に下ると、吉田神社の大元宮があります。

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蕎麦切塩釜


写真は、天せいろセット 1200円

修学院にあるお蕎麦屋さんです。

叡電の修学院駅で下車して左手に進むとフレスコがあります。
ここを左折して東大路通を南下します。
左手に公園を通過して、駅から約450m進んだ左手に”蕎麦切塩釜”があります。

開店は11:30です。
開店前には”長蛇の列”が見えるので、すぐに分かります。
が、この長蛇の列は隣のラーメン屋の”麺屋極鶏”の列なのでご安心を(笑)。

車で行くと、北側に5台分のコインパーキングがありますが、
”麺屋極鶏”のお客さんで埋まり気味です。
しかしそこがダメでも、1本南の東への小道に入ると、2つぐらいコインパーキングがあります。

店内はスタンダードなお蕎麦屋さんです。

お蕎麦がおいしいのはもちろんですが、ここの特長はそのボリュームです。
写真では分かりにくいですが、お蕎麦の”3D感”は格別です(笑)。
女性なら多いんじゃないでしょうか。
僕のような蕎麦好きには最高です。

写真のてんぷらを抜いた、蕎麦セットは900円です。

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天寧寺2 本堂内部(鞍馬口、寺町北部散策9)


写真は、中庭

お寺の方がお手すきなら、堂内を見せて頂けます。
出来れば事前に電話で確認しておいた方がいいでしょう。

境内右手奥の庫裡から中に入ります。
入って左手の書院を経て、1段高くなっている本堂へ上がります。
本堂前庭の左手にはソテツが、右手には大きなカヤの木があります。
このカヤの木は天明の大火にも焼け残ったと云われ、市の登録記念樹に指定されています。

本堂内陣中央には本尊の釈迦如来像がお祀りされています。

本堂右手奥の厨子の中に金森宗和像が、ガラスケースの中には高さ約40cmの千利休像があります。
他には剣道の示現流の開祖である東郷重位(とうごうしげたか)の像もあるようですが、訪問時はお厨子の中でした。

本堂の右手と書院の間には三尊石を配した白砂の中庭があります。
そしてこれらを囲むように渡り廊下が囲みます。

また寺宝として野々村仁清作“銹絵水仙図茶碗”や“馬祖寵居士問答図”(共に重文)もありますが、これらは京都国立博物館に寄託しておられます。




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2013 9/21の拝観報告2(天寧寺 堂内)


写真は、本堂前庭

六地蔵から往路を途中まで戻り、そのまま墨染通へ。
京阪の墨染駅の前で直違橋通へ→聖母女学院(校舎が旧陸軍第16師団)→師団街道→川端通→今出川通→寺町通
と車で移動して向かったのが、天寧寺です。
移動に小1時間もかかりました。

実は先週の上善寺の際にも伺っていたのですが、当日は法要中でした。
また後日ということでしたので、今週末です!
このへんが”僕らしい”ところ(笑)。

今回は事前に電話したんですが、「9/21いうたらお彼岸やさかい、おるにはおりますが、あんまりお構いできませんで。それでもよろしかったらどうぞ」といわれました。
しかしその分、時間指定がなかったので気が楽でした。

到着するとお彼岸のお墓参りで、檀家さんが次々に来ておられました。
お声かけして中を拝観させて頂きました。

内部の詳細は今後本編に追加掲載致します。

重文の野々村仁清の茶碗などは京博に寄託しておられますが、千利休像や金森宗和像などがあります。
それに由緒書きもカラーの非常にきれいなものでした。

特に予約しなくても、訪問時におられれば内部拝観をさせて頂けます。

また近くを通られた際には、訪問されてみてはいかがでしょうか。

そしてこの後に松ヶ崎大黒天に寄って写真撮影をした後に、11:15頃に昼食へと向かいました。

アンケートを実施しています。
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須賀神社


写真は、本殿

須賀神社(すがじんじゃ)は、交通安全祈願で有名です。

場所は熊野神社前(東山丸太町)の交差点から一本北の春日北通に右折します。
この道の遥か先の突き当りに、金戒光明寺が見えます。
春日北通を進むと、まず左手に聖護院門跡があります。
これを通過して、すぐ先の右手に鳥居があります。
これが“須賀神社”です。

平安時代末に美福門院の建てた歓喜光院の鎮守として創祀されました。
もとの社地は平安神宮蒼竜楼の東北にある西天王塚であたっため、岡崎の東天王社と相対して古くは西天王社と呼ばれていました。

交通安全でも有名ですが、2/2と2/3に販売される懸想文(けそうぶみ)も有名です。
これを鏡台やタンスに入れておくと顔かたちが美しくなり着物が増え、良縁が舞い込むそうです。

拝観
境内は小さく、鳥居をくぐると左手に境内が続きます。
正面に本殿が、右手に社務所があります。

2/2、2/3 節分会
前述のように節分会では懸想文が授与されます。
この日は朝9:00から境内に二人組の”懸想文売り”が姿を現します。
烏帽子をかぶって水干(すいかん)を身にまとい、覆面で顔を隠し目元だけを出しておられます。
懸想文は、社務所でも境内の臨時のテントでも1000円で頂けますが、やはりこの懸想文売りから頂くのがおすすめです。

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2013 12月 仙洞御所の申し込み結果!


写真は、参観許可証

本日9/1に投函した12月分の仙洞御所の返信がありました。

結果は、12/3の11:00で当選です!

・・・でもこれって「紅葉の仙洞御所」と、胸を張っては言えないところが悲しいですね(笑)。

そして今回は第1希望:12/2、第2希望:12/3、第3希望:12/4で申し込んだので、第2希望で当選でした。

今まで御所・離宮で通算20回弱投函しましたが、第1希望とハズレ以外は初めてでした。
その中で仙洞御所は今回で3回目です。
初回は、2月の真冬。
2回目は、4月初旬の桜の頃。
そして3回目は紅葉ネライでした。

今年ほど「紅葉が遅れて欲しい」と思う年もないですね(笑)。

男性2人となっていますが、これは”かんじろうさま”と2人です。
昼食も当初の予定で行きましょうね(笑)!

12月ですが、本当に”紅葉の断片でも残っていれば”と願うばかりです。

他にも申し込みされた皆様は、いかがだったでしょうか。

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大善寺 六地蔵


写真は、鐘楼(左)、地蔵堂(正面)と観音堂(右)

8/22~8/23の六地蔵めぐりで有名ですね。
この辺りが六地蔵と云われる所以が、まさに当寺院にあります。

アクセス
地下鉄東西線の六地蔵駅、JRの六地蔵駅、京阪の六地蔵駅で下車します。
地下鉄の場合2番出口から出ると、外環状線の終点に出ます。
ここを左折して右手に六地蔵総合病院を見ながら、山科川を渡り直進します。
やがて道は左に道なりに曲がります。正面の「餃子の王将」が目印です。
JRの高架下をくぐった左手に、「大善寺」があります。
駅から約160mです。

平安時代、小野篁に地蔵菩薩をお祀りするようにとの夢のお告げがあったそうです。
そしてこの地に6体の地蔵を安置したため、ここは六地蔵と云われているのです。
これは後に後白河法皇の命で、平清盛の手で都の出入り口6か所(六地蔵(大善寺)、鳥羽地蔵(浄禅寺)、桂地蔵(地蔵寺)、常盤地蔵(源光寺)、鞍馬口地蔵(上善寺)、山科地蔵(徳林庵))の六角堂に分散安置されました。

拝観料は無料です。
こじんまりしたお寺です。
門を入って正面奥に地蔵堂、その右に観音堂、右手前に本堂、庫裏と並びます。
左手には鐘楼があります。

地蔵堂に地蔵菩薩像がお祀りされており、小窓から見えます。
観音堂には千手観世音菩薩像がお祀りされています。
六地蔵めぐりの際は、これらのお堂は全部開放されます。

鐘楼は東福門院(徳川秀忠と江の子で、後水尾天皇の中宮)の寄贈です。
本堂は、勧修寺の宸殿を移築したものと云われています。

お願いすると本堂内でお参りができます。
本堂内陣には本尊の阿弥陀如来像が、左手奥には法然上人像、右手奥には善導大師像がお祀りされています。
また堂内右手には宸殿に設けられたものでしょうか、武者隠しもありました。



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2013 9/21の拝観報告1(大善寺)


写真は、本堂内陣。

3連休初日。
この日は拝観日です。

8:15に車で自宅を出発し、近所のsuper-meteorさまを乗せます。
そして烏丸通→塩小路通→高倉通→竹田街道→国道24号線→上板橋通→小栗栖付近を通過して→六地蔵へ。
到着したのが、大善寺です。

9:00に境内でWAN師匠とも合流しました。

”もちろん”15分ぐらい前に到着しているので、先に地蔵堂、観音堂に鐘楼などは見ておきました(2度目ですが)。

そして9:00に予め電話でお願いしていた本堂に入れて頂きました。
勧修寺の宸殿を移築したという代物です。

詳細は今後の本編でご紹介します。

浄土宗寺院ですので、本尊の阿弥陀如来像、法然に善導大師像はもちろんあります。
ここにも二河百道の画が掲げられていました。

前回の上善寺では御住職が40分ぐらいお話してくださったのですが、ここは本堂に案内するや否や戻られました(笑)。

好きに観させて頂いたのでよかったのですが、本当に各寺院で応対はまちまちですね。
まあこれもマイナー系寺院をまわる楽しみといえるでしょう。

由緒書きも頂けたので、満足して次へ向かいました。

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