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東福寺16 一華院(東山南部散策16)
写真は、依稀松(いきまつ)
一華院(いっかいん)は、紅葉時のみ内部に入れます。
拝観というよりお庭を見ながら一服できますという趣旨で入れます。
2016年からは拝観料400円で拝観だけでも入れるようになりました。
表門を入ると前庭があり、入口で800円を納めます(お抹茶と生菓子付き)。
玄関から入り、左手奥の方丈へ。
手前から礼の間、室中の間、檀那の間と続き、こちらで呈茶を頂きます。
左手の“依稀松(いきまつ)の庭”を見ながら一服します。
一面緑の苔庭です。
その中央に“依稀松”というひときわ横に伸びた枝を持つ松があります。
禅語の一節にある“依稀松”を表現したものだそうです。
まさにお庭は平坦な苔の庭の中央にある立派な依稀松を見せるための造りになっています。
また2016年からは檀那の間の奥の衣鉢の間の付け書院なども公開されています。
仏間の正面は閉まっていますが、礼の間の奥の書院より横から入れます。
中央には本尊の白衣観音、左手には阿弥陀如来、右手には達磨大師像がお祀りされていました。
さらに書院の奥、方丈の背後に重森千靑作庭の枯山水庭園 彷彿石庭が新たに出来ていました。
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