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廬山寺1 通常拝観(御苑周辺散策3)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/46/4f/912e6974ee55aed08f59f657b53c4645.jpg)
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写真は、桔梗の咲く源氏庭
廬山寺(ろざんじ)の正式名称は、廬山天台講寺です。
アクセスは、前回の清浄華院と同じです。
・寺町丸太町から丸太町通を北上する(最寄りのバス停は、河原町丸太町)
・寺町今出川から今出川通を南下する(最寄りのバス停は、河原町今出川)
・京都府立医大病院前でバスを下車し、広小路通を京都御苑に突き当るまで進み(寺町通)右折した先の右手
・京都御苑からは、清和院御門を出た正面の道が広小路通です。これを左折した先の右手
にあります。
ここが有名なのは、紫式部の邸宅跡で、源氏物語が執筆された場所だからです。
門を入った正面に元三大師堂があります。
元三大師堂の右手奥に、本堂への入口があります。
本堂の拝観料は500円です。
本堂の内陣には阿弥陀三尊像がお祀りされており、両脇の間には源氏物語に縁のある絵巻物や書簡が展示されています。
本堂の正面にある前庭が、源氏庭です。
白砂と苔のコントラストがきれいです。
またお庭には紫式部顕彰碑もあります。
6月~9月はお庭の桔梗の花が、秋は紅葉がきれいで、節分には“鬼の法楽”が有名です。
またここには秀吉が築いた御土居(洛中と洛外を分けた城壁)の東端になり、その石碑もあります。
つまり、当時はここから東は洛外だった訳です。
来られるなら、隣の「梨木神社」の萩まつりと同時訪問か節分がいいのではないでしょうか。
2020年に大河ドラマの麒麟に合わせて、明智光秀の念持仏が公開されました。
本堂の1番奥の間にあり、大きな岩屋のようなお厨子の中央に地蔵菩薩像、左手下と右手下に脇侍の不動明王像と毘沙門天像がお祀りされていました。
また同時に正親町天皇女房奉書(重文)も手前の間に展示されていました。
コメント ( 2 ) | Trackback ( )
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いよいよ本格的な春到来。
桔梗が一輪残ったこのお庭に足を運んでから、
半年も経っていないのだけれど、随分、昔に感じてしまいます。
次回の上洛をどこにしようかっと参考にしながらブログを拝見したり、
訪れた場所に想いを馳せながら拝見したり、
一度拝見した記事も、足を運んだ前と後では、親近感が違ったり、
京都を感じながら、勝手に色んな楽しみ方で、
拝読させて頂き感謝しております。
ありがとうございます。
僕も過去の記事を読んでいると、もう少し書き足したくなったり、場合によっては「ふ~~ん、そうなんだ」と思うこともあります(オマエが書いたんやろう!(笑))。
最近気になるのは、過去の”写真の拙さ”ですね・・・。