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銀閣寺3 特別拝観 本堂・東求堂・弄清亭(東山北部散策6)


写真は、東求堂

毎年、春と秋に特別拝観があります。

通常は非公開の本堂(方丈)、東求堂(とうぐどう)と茶室 弄清亭(ろうせいてい)の内部を2,000円で案内してくれます。
ただし、通常の拝観料500円に加えて必要ですので、計2,500円になります。

所要時間は約30分です。
各部屋が狭いので16人1組で、スタート地点を変えて3組みで入れ替わりながら拝観します。
スタートは10:00、11:00、12:00、13:30、14:30、15:30の6回。
説明員の方の昼休みがあるので、12時台に行くと次回まで1時間近く待つ羽目になる可能性があります。

本堂(方丈)は3部屋あります。
襖絵はいずれも複製です。
室中の襖絵は与謝蕪村の飲中八仙図、奥の内陣には本尊の宝冠釈迦如来像がお祀りされています。
右手の東の間には池大雅の琴棋書画図、左手の西の間には与謝蕪村の棕櫚に叭々鳥(ははちょう)図の襖絵です。

次に本堂を出て右手の廊下を進んで東求堂へ。
その途中に袈裟形の手水鉢があります。

廊下から東求堂に奥から入ると奥の2間があり、手前が控えの間でその奥が同仁斎です。
最古の書院造で4畳半の間取りの始まりと云われ、風流な仕様の説明があります。
表側の2間は右手が同仁斎に向かう座敷で、その隣が板の間です。
ここは仏間で義政公の木像と阿弥陀如来立像がお祀りされています。

同仁斎の裏手にある弄清亭へ。
弄清亭は平成8年に再建された新しい建物です。
内部を反時計回りに一周します。
いずれも奥田元宋の色鮮やかな襖絵があり、岩に“にかわ”を塗りこんだ“岩絵の具”で描かれており、光の当たり方で色合いが変わります。
最初が“流水無限”で奥入瀬の渓谷の画。
隣の部の襖絵は薫園清韻。
部屋を出て裏手に回ると、裏の庭園があります。
さらに戻って来た部屋は真っ赤な湖畔秋耀の襖絵です。
ここから縁に出ると一周で終了です。



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銀閣の坐禅会 (ハルトマン)
2016-03-06 17:43:12
銀閣には、1000円の特別公開とは別に、標記の会が第一日曜日に催されています。(但し2016年の4月と5月は別日らしいです)
予約さえしておけば、入山料のみで参加できます。
気になる開催場所ですが、銀閣の寺務所の建物(受付入口の左手側)の内部の奥の部屋です。
奥の部屋に行く途中に美しい庭がありましたが、東求堂の裏の庭かもしれません。
時間は10時から11時半まで。

費用は入山料のみしか生じないのでオススメです笑
 
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