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はり清

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写真は、1階奥の10畳間。

はり清(はりせ)は川端五条の東側、清水寺へ向かう道の途中にある懐石料理屋さんで、
2022年から午後に隣のファミーユ ドゥ チエ ハリセのケーキをこちらで頂けるケーキセットも出来ました。

アクセス
京阪の清水五条駅で下車し、2番出口から地上に上がります。
地上に出て五条通をそのまま直進します。
約280m進んだ5つ目の交差点(角が東山郵便局)を右折します。
さらに約50m進んだ右手にはり清があります。

はり清は1659年に方広寺周辺や清水寺などを訪れる方のための茶屋として始まりました。
懐石料理はお昼と夜があり、6,000円~30,000円ぐらいとレンジが広いです。

今回はファミーユ ドゥ チエ ハリセのケーキセットでこちらにお邪魔した内容です。
まずはり清の左手にあるファミーユ ドゥ チエ ハリセに行きます。
ケーキセットの旨を伝え、メインのケーキを1つ選びます。
はり清の方の準備ができるとお店の方に店内に案内されます。

玄関を入り、右手クランクで石畳の廊下を奥へと進みます。
途中の左手に立礼式のお茶室があります。
さらに進むと突き当りで、右手に玄関、左手に奥の茶室に面した露地庭園があります。

右手の玄関から上がります。
右手奥には2階への階段があり、2階は主に広間になります。
左手に進むと奥の右手に10畳間があり、奥に小さなお庭が、
左手は離れになり、渡り廊下を経て茶室があります。
茶室は控えの2畳+4畳半で、ケーキセットは1階のこのお茶室か、手前の10畳間で頂きます。
ケーキセットはメインのケーキに、フィナンシェ、クッキー、ミニマンゴームースやドリンクも付いて2,000円です。


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2022 7/30のおやつ報告4 最終(ファミーユ ドゥ チエ ハリセ)

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写真は、離れの個室。

半兵衛麩を出て、五条通を東へ。
14:55頃にやって来たのが、大黒町通を南下してすぐにあるファミーユ ドゥ チエ ハリセです。
はり清の隣にあるケーキ屋さんで、5/9からはり清でのイートインを始められました。
アマ会の皆さん、甘味+数寄屋建築と好きなもののコラボなので、結構行かれています。
僕も早速参りましたw

           


予約の段階で半兵衛麩が14:00になったので、、こちらは15時に。
まずはケーキ屋さんに行って、来店した旨を伝え、メインのケーキを選びます。
するとはり清の方へ案内されます。
はり清の1階の奥には、10畳間と離れの茶室の4畳半があります。
今回は茶室の4畳半の方でしたが、10畳間もにお客さんがおられなかったので、帰りに見せて頂きました。

メインのケーキの他にフィナンシェやマンゴームースにドリンクが付いて、2,000円。
静かな数寄屋の個室の環境でこのお値段は、非常にお得だと思いました。
もちろんケーキも美味しかったです。

15:45頃にこちらを出て、この日は帰宅しました。
 
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八千代2(旧上田秋成邸) 本館(南禅寺別荘群散策24)

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写真は、本館 菊の間。

通常のランチは左手の建物ですが、「一組あたり税、サービス料なしで3万円」の食事で予約すれば、右手にある本館で食事を頂けます。
なので結局は4人なら約11,000円、5人なら約7,500円ぐらいの予算になります。
表門を入ると左にまわって玄関へ。
ここから菊の間までは大正4年の建築です。
玄関を入り、左手の廊下を進みます。
廊下の左手に受付カウンター、左手に竹の間があります。
竹の間は次の間が8畳、奥に8畳で左から奥にかけてL字に広縁があります。
右手には床の間と付書院があり、付書院には木瓜が透かし彫りされています。
庭は小川治兵衛の枯山水庭園です。

廊下に戻ると右手にロビーがあり、廊下は左へ。
すぐに右に曲がり、廊下右手に菊の間があります。
右手前が6畳、その奥に10畳、左手にまっすぐ広縁があり、左手の外が庭園です。
欄間は笹の透かし彫り、10畳間は床の間と琵琶棚があり、右手には花頭窓があります。襖には菊の織物が貼ってあります。
庭園は小川治兵衛の池泉式庭園ですが、各部屋に半露天風呂を造られたため、
双方から見えないように、また隣のインクラインから見えないように草を敢えて刈られていないので、鬱蒼としています。
比較的細長い庭園で、池も細いです。
1番手前と奥に石橋が架かっています。

ここまでが大正4年の建築で、ここから奥が昭和20年頃に増築した部分です。
廊下をさらに奥に進んだ突き当りに浮舟の間があります。
こちらは8畳間と2畳の縁、そして半露天風呂があり、かなりきれいにリノベーションされています。
ここから外の庭園を見ると、菊の間とは反対の池の端が見えます。
池のさらに奥側には鶉庵という茶室が見えますが、今は使われていないそうです。

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2021 12/18の拝観報告1(順正書院 湯豆腐会席)


写真は、上段の間。

土曜日です。
この日は午後からそうだ 京都、行こうのツアーでした。
そしてそのツアーの下調べをしていたら、しばらく行ってなくて再訪したいところを見つけたので、今回予約しました。
それが順正書院です。
南禅寺参道にある湯豆腐の順正は、3,300円ぐらいからコースがあります。
しかし登録有形文化財の書院で頂くには1番上の16,500円のコース(消費税、サービス料込みだと18,000円)になります。
以前の訪問時は10,000円のコースでOKだったのですが。

それでも今回アマ会の懇意な方にお声掛けしたら、frippertoronicusさん、Kさん、Tさん、至誠館さんの4名が参加を希望され、5名でお邪魔することになりました。

10:50頃に門前で集合。
11:00には中に通されました。
石畳の正面にある玄関から入ります。

前回は北の間でしたが、今回はその向かいにある10畳の囲炉裏の間でした。
他にお客さんがいる可能性が少なそうな紅葉シーズンが終わった直後をネラったら、その通りお昼は我々だけでした。
これが後程奏功します。

さてお部屋でお食事です。

     

この写真の他、8と9の間にご飯、赤出汁、香の物も出ています。
見て頂いた通り、豪華ですw
からすみなんて日常頂くことはないし(笑)、お刺身も新鮮でしたね。
7はスッポンのスープで、お出汁が美味しいかったです。
そして8は留めのてっさです。
コースの終盤にてっさw
もうお腹いっぱいです。

12:50頃に食事は終了。
食事後に書院の部屋、全部を見せて下さいました。
我々がいた囲炉裏の間から、主室にあたる北の間。
そしてメインの上段の間。
上段の間はボタン1つでフラットになって、大広間として使えるようになっているそうです。
次にとなりの小間の茶室 堪庵席。
最後に4畳半の流水の間。

これらの詳細は既に本編に追記しています。
美味しい食事はもちろん、さらに順正書院の内部全部を見学出来たので、
18,000円でも高いとは思いませんでした。
がっちり30分書院内部と庭園も散策して、
13:20頃にこちらを出ました。

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2022 1/3のランチ報告4 最終(大力邸)

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写真は、1階手前のカウンター席 南禅。

京阪電車で東福寺駅から三条駅へ。
三条駅から地下鉄の三条京阪駅に乗り換えて、蹴上駅へ。

時間が少し早かったので、インクラインの方に行って時間をつぶしました。
お正月の南禅寺も結構人が多いんですね。

そして11:30にやって来たのが、大力邸です。
牧護庵の隣にある庭園のあるお店で、かつては大安苑でした。
今回、アマ会のTさんから、こちらをリニューアルされた後の情報を伺ったので来てみました。
内部、特に1階の広間はかなり改修しています。
以前は広間でしたが、大きなカウンターが2つ並んでいます。

北新地で人気店だった寿司屋のさえ㐂さんが2018年から入っておられ、予約困難なお店だったそうです。
しかし情報によると昨年いっぱいで移転されたとか。

今回は庭園側面に面した手前のカウンターで、うどんなどの軽食を頂きました。
また2階は喫茶の草川茶屋のようです。
       


注文したのは、黒毛和牛の肉うどん1,100円。
うどんは600円~1100円ぐらいで頂けます。
注文を受けてから茹でられるので、10~15分ぐらいかかります。
お出汁もコクがあり、うどんの食感もよくて美味しかったです。

帰りに2階席を見れますかとお願いしたら、快く見せて下さいました。

12:05頃にこちらを出て、徒歩で東天王町へ。
丸太町通をバスで帰宅しました。
 
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ふふ京都


写真は、庭園。

ふふ京都はヒューイック株式会社が運営するリゾート型のホテルです。

アクセス
地下鉄東西線の蹴上駅で下車します。
2番出口から地上に出ます。
地上に出て左に進みます。
約100mで左の三条通と右の仁王門通へのY字路になるので、信号を渡って
仁王門通を進みます。
左手に蹴上発電所、京都市国際交流会館を見ながら直進すると、無鄰菴で道なりに左折します。
先の信号を渡って約400m先の左手に、ふふ京都の入口があります。
南禅寺ぎんもんどの跡地です。

2021年7月の水曜日と金曜日に開催された「ふふ京都の特別内覧とTHE GATE HOTEL 京都高瀬川 BY HULICでいただく至福のビストロランチ」で内部を拝見させ戴きました。

表門からアプローチを進むと、玄関があります。
玄関を入るとロビーフロアです。
ふふシリーズは五感に訴えるということで、まず香りがします。
ふふ京都仕様に開発された、桜と白檀の香りだそうです。
右手のスーベニールの売り場でも販売されています。

右手の奥には半地下になっている1階の客室への階段があります。
客室は1階から4階、全部で40室あります。

左手には待合のロビーがあり、外には庭園の池が見えます。
庭園の池はぎんもんど時代と近く、琵琶湖の形をしており、ちょうど瀬田の唐橋あたりがロビーの前にあります。

ロビーの左手奥にはレストランの庵都(いほと)があります。
庵都は20席のあり、個々に仕切られており、外にはお庭が見えます。
2021年の秋までは宿泊専用ですが、以降は宿泊者でなくても食事出来るようになるそうです。

ロビー右手奥から庭園に出ます。
かつては物置になっていた南側。
庭園出口の右手の方も、石畳、石段の道の左右に苔がきれいなお庭になっていました。
左手に進むと前述の池のあるお庭に出ます。
琵琶湖状の池の湖東部分の道を歩きます。
ギンモンド時代よりも庭の湖西部分が減って、建物がせり出してきた感じ。
さらには長浜市あたりは築山がありましたが、それを整地して離れの八重一重を建てておられます。
内部は8畳+控えの間とバーカウンターがあります。
控えの間を舞台に芸舞妓さんの舞を見たりも出来るそうです。

本館に戻って客室へ。
客室は百人一首から2文字の漢字の名前が付けられいるのと、インバウンド用に3ケタの数字も付いています。

廊下や客室には生花が毎日生けられ、廊下は京都の路地を思わせるように
やや暗めのライトになっています。

客室の中でもプレミアムスイートは、床に手斧で削られたような凹凸があり、
感触が心地よいです。
さらに檜の湯舟や、石の手水鉢が室内にありました。
細かいところに和の装飾や設えを意識しているのが分かりました。

庵都(いほと)のランチ
2023年4月から事前予約制で外来でもランチが楽しめるようになりました。
TELで予約する際に注文もします。
メニューは福重膳 悠 3,800円、福重膳 彩 5,800円、天ぷら御膳 3,300円、カレーライスセット 1,800円、庵都会席 麗 10,000円、庵都会席 雅 16,500円があります。
ふふ京都の表門に入る手前の左手に細い道があり、その奥が庵都の入口です。
庵都でランチを頂くと、帰りは入口と反対のホテルのロビー側に進み、会計します。
そしてホテルのロビーを通り、ホテルの正面玄関から帰る動線になります。


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2018 11/27の拝観報告6(白河院)


写真は、庭園奥から見た紅葉。

食事を終えて、白河院の奥の駐車場に戻ります。
戻りますが、折角なので白河院も拝見します。

そういえば昨年のGWにアマ会で、こちらの茶の湯 会席料理体験ツアーに申し込みましたね。
もう1年半ぐらい前ですか。
早いものですね。

一応受付にお声掛けをして、庭園へ。
本編の写真のように、こちらもとてもきれいでした。

こちらは庭園の1番奥に紅葉が固まっているので、奥に入り、川にかかった橋を渡る途中で撮ったのが上の1枚。

いい感じです(笑)。

庭園内を散策して、12:00頃にこちらを出ました。

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2018 11/27の拝観報告5(桜鶴苑)


写真は、庭園

永観堂を出て、徒歩で南禅寺方面に戻ります。

そして11:00から予約していたのが、桜鶴苑での食事です。

今まではずっと門を入って右手の数寄屋の建物の広間での食事でした。
しかし今回は左手の鉄筋の建物のホールでした。

テーブルがいくつも並んでおり、階下の庭園を眺めながらお食事を頂きます。
食事は紅葉弁当。
八寸のお弁当箱に湯豆腐、茶碗蒸しとかやくご飯。
ドリンクも1杯ついて、4000円。
平日でしたが、満席でしたね。

食事後は数寄屋の主屋の方の庭園にも入れます。
今までは主屋の縁側から入っていましたが、今回は玄関右手の戸口から。
戸口を入って庭に出るまでが、露地庭園でお茶室があります。
ここは今まで知りませんでした。

庭園は紅葉がきれいでした。
本編2の方の写真も今回のに入れ替えています。

庭園も散策して、11:40頃にこちらを出ました。

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2018 9/15の拝観報告3 最終(菊水 ランチ)


写真は、庭園から見た建物

12:00辺りに水路閣の前で解散となり、12:00過ぎに向かったのが菊水です。

このブログを読まれているような皆さんならご存じかもしれませんが、昨年来こちらの所有者が変わられました。
改修や経営を一新して、6月にリニューアルオープンされました。

そんなこともあり、今回のツアーに参加されたアマ会の皆さんにお声かけして食事会を設定しました。
参加者は、桜さん、Hitoさん、あんとんさん、至誠館さん、シヲさん、京loveさん、京香さんと僕の8名でした。

門前からエントランスまでは大きな変わりはありませんでした。
しかし玄関から変わってましたね。
土足で上がる仕様になっていました。
そして1番大きなお座敷だった部屋が、テーブルの並ぶ大部屋になっており、奥にはバーカウンター、お庭にはテラス席が出来ていました。

確かにきれいで、オシャレにはなりましたが、数寄屋の内装が・・・。
個人的にはちょっと寂しいですね。

食事は洋食系で、
・具だくさん 野菜スープ
・季節の食材を使った和・洋の箱盛前菜
・メイン料理(ご来館時にお伺いします)
 ・天然海老とグリュリエールチーズのグラタン(追加なし)
 ・和牛のハンバーグ(追加400円)
 ・和牛のカツレツ (追加1,700円)
 ・京鴨のロースト (追加1,700円)
 ・和牛のステーキ (追加2,200円)
・パンかライス
・ミニャルディーズ(マカロンやカヌレなどのお菓子)
・紅茶・コーヒー・日本茶
でした。

我々は4人がグラタン、4人がハンバーグにしました。
いずれも美味しかったですが、まあ4000円ベースであれば妥当なところでしょうか。

お店は以前に比べれば、遥かに活気があり、お客さんも入っていました。
そのせいもあるのでしょうか、食事が出てくるペースがゆっくりで、2時間ぐらいかかりました。

食後は庭園へ。
庭園はガイアの夜明けで放送されたように、手前の松がスッキリ刈り込まれて奥まで見えるようになっていました。
また庭園手前の芝生部分にテラス席が出来ていましたが、それ以外は大きく変わっていないようでした。

午前中は大津に行っておっられたfrippertronicsさんが、我々より少し遅れて個室で食事をされていたので庭園で自然にご合流してました(笑)。

庭園もしっかり見せて頂き、14:30頃にこちら出て帰宅しました。

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2018 9/15の拝観報告1(無鄰菴と南禅寺界隈非公開庭園1 無鄰菴)


写真は、庭園の通常苑路の対岸から見た主屋

土曜日です。
この日午前中は、京の夏の旅のキャンペーンイベントの1つである、無鄰菴と南禅寺界隈非公開庭園があったので参加しました。
9/15と9/22の2回あり、各回とも定員が20名でアマ会からは桜さん、Hitoさん、あんとんさん、至誠館さん、シヲさん、京loveさん、京香さん、Tさんと僕の9名が参加しました。

8:30に地下鉄蹴上駅に集合。
徒歩で無隣菴まで移動。
そちらに講師の加藤造園の社長が待っておられました。
京都造形芸術大学の庭園学講座などでお馴染みですね(笑)。

最初にちょうどお茶会前で空いていた2階に案内して下さいました。
そして1階主屋の広間で、南禅寺界隈の歴史や無隣菴についてお話がありました。

加藤社長はお話好きなので結構お話は長めではありますが、話術が巧みなので興味を持って聞けました。
9:30に主屋を出て庭園へ。
それまでしとしと降っていた雨も、この頃には止みました。

庭園をまずは苑路に沿って歩きますが、最初に川を渡る辺りに、以前は通れなかった左手への行き止まりの苑路があるのをご存じでしょうか。
左に続くその道に進んで池を見ると、そこからだけ奥に紅葉にちょっと隠れた滝が見えるんですね。
飛泉障り(ひせんさわり)という手法です。
以前は見えなかったこの景色を、苑路を少し伸ばすことで社長が見えるようにされました。

実は山県有朋の頃はこの道から、池の左手を通るのが本当の苑路だったそうです。
今では道の幅の都合で苔蒸した池の右手が苑路になっています。

通常の池の右手の苑路から奥の滝へ。
しかし帰りは社長の計らいで、かつての苑路である対岸を通って戻らせて下さいました。
普段は決して見ることの出来ない景色ですねw
上の写真もそのエリアからのものです。

そして再度通常の苑路を経て、茶室へ。
茶室への苑路の少し手前の右手を観ると、奥の植栽が刈り込まれて、比叡山臨むことが出来るポイントがあったんですね。
気付いていませんでした(笑)。

洋館には入りませんでしたが、加藤社長のお話を聞きながらゆっくり無隣菴を楽しみ、10:15にこちらを出ました。

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心光寺


写真は、表門

心光寺(しんこうじ)は、三条大橋付近にある浄土宗寺院です。

アクセス
京阪の三条駅か地下鉄東西線の三条京阪駅が最寄です。
京阪の9番、10番出口のエスカレーターを登り(book offがあるところ)、地上に出ます。
三条通を東に約100m進むと最初の交差点があるので、ここを左折します(新麩屋町通)。
約40m進んだ左手に、心光寺の表門があります。

平安時代に安倍晴明が、鴨川の治水祈念のために建立した法城寺が起源と云われています。
当時は五条橋(現在の松原橋)付近にあり、真言宗でした。
晴明没後は当寺に埋葬され、塔婆が建てられたそうです。
中世以降に浄土宗に改宗し、江戸時代に現地に移転されたそうです。

通常は非公開ですが、2017年10/11と10/12に浄土宗特別大公開で公開されました。
また偶数月には写経会をされているそうです。

表門を入ると、正面に本堂、左手に墓地があります。
右手には地蔵菩薩の石像があり、これは鴨川から流れてきたものだそうです。
本堂の内陣中央には本尊の阿弥陀如来坐像が、左右には法然上人像、善導大師像がお祀りされていました。
また内陣の左手前には法城寺の本尊であった阿弥陀如来立像がお祀りされていました。

本堂の右手にはもう1間あり、机といすが並んでいました。
当日はこちらでご住職の由緒のお話があり、恐らく写経会もこちらでされているのでしょう。
こちらの内陣中央には十一面観音菩薩像が、右手には晴明が水難除けの呪術に用いたという地蔵菩薩立像がお祀りされていました。



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2018 1/12の拝観報告1(常林寺)


写真は、開扉された地蔵堂内部

この日は昼過ぎまで休みです。
10:00に車をコインパキングに停めてやって来たのが、京の冬の旅で1/10から公開の常林寺です。

まず境内に入って右手の地蔵堂が全開になっています。

そして庫裏から入ってまずは本堂へ。
本堂で由緒や内陣について説明があります。
次に書院に行って勝海舟の間を見学します。

本堂や書院の内部は撮影禁止で、書院の庭園は撮影可でした。

まあ正直、写経会に行って見られる範囲とあまり変わりはなかったですね。

10:30頃にこちらを出ました。

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松下真々庵2


写真は、頂いたパンフレット。

ちょうど主屋から池の反対側なので、ここからは庭園の左半分になります。

散策路を池に沿って左側に進みます。
すると東屋があります。
しかし東屋は木々の影になり、主屋からは見えないです。
さらに奥には茶室の真々茶室があります。
1畳台目で、電気やクーラーが完備されています。
この辺りが庭園の左手の最奥になります。

真々茶室から庭園の左側を戻ってきます。
庭園の左側は杉木立で、下が白砂です。
杉木立の1番奥、真々茶室との間辺りに根源社というお社があります。
伊勢神宮の内宮を1/8スケールにしたお社です。
ここでお参りをして、池に沿って庭園左側から手前の芝生に戻ってきます。
庭園の散策は40分程度なので、ここで1時間ほどが経過しています。

主屋左手から中に入り、ロビー左手の立礼席で呈茶があります。
呈茶は20分ほど。
この後、ロビー左手奥の階段から地下に降りて、重要無形文化財保持者(人間国宝)の作品展示室へ。
こちらには常時、人間国宝の作品を借りてきて展示しておられます。
3ヶ月毎ぐらいで展示替えされるそうです。
最後は再度ロビーにも戻り、終了。
ほぼ2時間でした。

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松下真々庵1


写真は、門前。

南禅寺別荘群の1つ旧染谷寛治別邸で、今はPanasonicが所有する迎賓館です。

アクセス
地下鉄東西線の蹴上駅で下車し、出入口1から地上に出ます。
出て右へインクラインに沿って直進します。
約400mで南禅寺前の交差点に至ります。その交差点の右手前方の白川通を進みます。
約150m先、道なりに右に曲がった先の右手に、真々庵の兜門があります。

兜門を入ると石畳が左手奥に続きます。
右手の鉄砲垣の門から庭園に入りますが、まずは屋内へ。
石畳の左手奥に主屋の玄関があり、玄関上方の扁額には「真々庵」とあります。

玄関で記帳し、内部へ。
中に入ると大きなロビーがあり、大きな1枚ガラス越しに庭園の全景が見えます。
中央に池があり、右手前の川へと流れ出て行きます。
池の手前は芝生、周囲は松やもみじなどの植栽がありますが、いずれもそれほど高くありません。
なので池のある庭園中央から右手にかけては、背後に東山の借景がきれいに見えます。
一方、庭園の左手は高い杉の木立があり、下は白い砂利になっています。
木立の下でも白砂が光を反射するので、比較的明るい印象です。

ロビーでの20分ほどの説明の後、再び玄関から出て鉄砲垣から庭園に降ります。
階段を数段降り、川沿いの散策路へ。
白い散策路の両側はきれいな苔です。
川沿いをさかのぼり、池の右側へ。
途中にある中之島には五重の石塔があります。
さらに奥に進んだ右手には、琵琶湖疎水からの取水口、その脇には十三重塔があります。
この辺りは小川治兵衛が作庭した頃のまあまだそうです。
先に進むと階段を数段登り、小高くなります。
ここがちょうど池の反対側になります。
池越しに芝生や主屋が見えます。

松下真々庵2へ

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要法寺 妙種院


写真は、表からの外観

妙種院は要法寺にある塔頭で、秋に京都橘大学茶道部のお茶会があります。

アクセス
地下鉄東西線の東山駅で下車して2番出口から出ます。
出て左折すると東山三条の交差点です。
これを東大路通も三条通も渡り、三条通を少し先に進みます。
すると右手に要法寺の大きな石碑があるので、ここを右へ。
突き当りに表門があるので、この左手脇の入口から境内に入ります。
境内に入ると正面に鐘楼があるので、この前を左へ。
その先に見える門の手前左手に、妙種院があります。

10月中旬の日曜日、8:30~15:00(受付は14:00まで)開催されました。
表門を入り、玄関から上がってすぐに仏間があります。
左手の内陣には日蓮上人像がお祀りされていました。
その隣の間で受け付けをします。
薄茶2席で2,000円です。
待合は仏間になります。

時間になるとお声が掛かるので、奥に続く廊下を進みます。
すると左手にお庭が見えてみます。
お庭にはお茶室が見えますが、1席目はさらに廊下を進んだ右手の8畳間です。
1席目が終わると廊下を戻り、先程の廊下の左手にあるお庭にも面した16畳までの立礼席です。
こちらが終わるとお庭と反対の襖から退場ですが、出ると待合だった仏間に戻ります。
2席で1時間ほどでした。

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