京都観光のガイドブログです。定番の楽しみ方から特別拝観、さらには年に1度の御開帳まで。
京都観光では最も詳しいです!
Amadeusの「京都のおすすめ」 ブログ版(観光)
善峯寺1 観音堂 遊龍の松(西山散策10)
写真は、紅葉時の遊龍の松と多宝堂
さくらともみじの名所です。
善峯寺道の最果てにあります。
“山門”を潜り、拝観料500円を納めます。
ここは拝観順路が決まっており、それぞれに番号があります。
それを案内と、入山寺に頂く地図を見て追いかけていきます。
オリエンテーリングみたいな感じです。
山全体がお寺になっており、往路は登り、復路は降りで平地はあまりないです。
山門の正面の階段を上がると、本堂の“観音堂”があります。
観音堂の内陣中央には本尊の十一面千手観音菩薩像がお祀りされていますが、通常お厨子は閉まっています。
しかし1/1~1/3と、毎月第2日曜日はお厨子が開扉されます。
内陣の左右に25来迎菩薩でしょうか。左手には毘沙門天像、右手には不動明王像がお祀りされています。
左の脇檀には聖観音菩薩像、右の脇檀にも十一面千手観音菩薩像がお祀りされています。
観音堂の左手奥には文殊寺宝館があります。
春と秋の週末に寺宝が公開されています。
観音堂の右横には“お香水”があり、長寿のご利益があります。
観音堂の右の階段を登り、“つりがね堂”、“護摩堂”へ。
次に“屋根”のある階段を登った右手に多宝堂、右手奥に経堂、左手にあの天然記念物の“遊龍の松”があります。
樹齢600年の五葉松で、幹から枝が左右に翼のように伸びており、総延長が約40mです。
先の階段での“屋根”は、この松の枝です。
ここが「そうだ、京都 いこう」の2005年秋の場所です。
経堂の奥には“桂昌院しだれ桜”ともみじがあります。
順路は“開山堂”を経て、谷に突き出た舞台上にある“幸福地蔵”(A)に来ます。
かなり高く、しかも下は“桜・あじさい苑”です。
春は桜がきれいです。
コメント ( 2 ) | Trackback ( )
« 2012 5/5の拝... | 2012 京都迎... » |
とはまさにこのことですね。
済んだ空気まで伝わってくるようです。
よく手入れをされたお寺の様子と相まって「これぞ日本の秋」の風景ですね。
さすがの美しさです。
山中の寺院ですので、一層紅葉が栄えますね。