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九条湯

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写真は、外観。

九条湯は昭和5年に建築された銭湯で、2008年に銭湯は閉店。
以降はレンタルスペースとして活用され、月曜日以外は喫茶として営業しておられます。

アクセス
地下鉄九条駅の3番出口から地上に出て、九条通を右手に進みます。
約100m先の大石橋の交差点を渡って右折します。
約170m先の2つ目の交差点の非常に細い道を左折します。
約60m先の左手に九条湯があります。

道沿いの手前が脱衣場棟、奥が浴室棟です。
脱衣場棟の玄関は銅板葺の唐破風が印象的で、浴室部分は煉瓦造です。
玄関を入ると番台があり、右手が元女湯、左手が元男湯です。

折り上げ格天井で鏡入りの仕切り壁で仕切られ、上部は透かし欄間になっています。
女湯部分はかなり改修されており、奥はキッチンになっているので湯船は1つだけ残っています。
この湯船も脱衣所も客室になってます。

左手の男湯部分は、脱衣所も湯船もほぼそのまま残っています。
脱衣所と浴室との境には手洗いの流しがあり、上部の壁面には京頓風景のモザイクタイルが嵌められています。
浴室はヴォールト天井で、中央に湯気抜きと採光のための腰屋根があります。

ドリンクメニューの他に、クリームソーダやケーキ。
ランチメニューもあります。

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〇間

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写真は、離れの茶室と前庭の奥庭。

〇間(ま)は、東寺の近くにある昭和初期の炭問屋の町屋を活用した茶の湯と日本茶を軸に、食、アート、香り、音楽などの文化を体験できる施設です。

アクセス
東寺がある九条大宮の交差点の南東角から、2車線北向き一方通行の大宮通を南下します。
約60m先の左手に〇間があります。

営業は日曜日~火曜日で、事前予約制です。
今回は1人4,400円の茶室での呈茶(奥の茶室で1時間)を申し込みました。

まずは外観。
左側は町屋ですが全体的に黒く、2階の扉が分厚い防火扉になっています。
片や玄関のある右側は石張りの壁で、扉の左右の上方に阿吽の兎の石像があります。
中に入ると分かりますが、左側は純粋な町家部分で右側は炭倉だったそうです。
元炭蔵の方の玄関を入り、左の町屋へ。
受付があり、奥に進むと通り庭です。
天井が高く、おくどさんなどは撤去されています。
町家の座敷部分は事務所です。
通り庭を進むと右手の元炭蔵に入れます。
こちらが今はカウンターなどがあり、イベント体験のスペースになっています。
炭蔵だったため天井が非常に高く、太い梁も見られます。
側面には意匠として、様々な障子や扉が貼り付けられています。
この奥には元は井戸しかない屋外スペースだったそうで、炭の作業場だったのかもしれません。
今はカウンターから見えるように、枝垂れ桜やモクレンを植えておられます。

通り庭の突き当りを左クランクで進むと、奥の中庭があります。
鞍馬石の飛び石や手水鉢は元からのものだそうです。
そしてこの中庭の奥に離れの茶室があります。

茶室内部は6畳間で左手に床の間、床脇の違い棚があります。
床柱も杉の丸太や面皮付きの赤松、落とし掛けは竹など意匠に変化をつけています。
また欄間には下り藤の紋がありますが、こちらの家紋だったそうです。

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カトリック伏見教会

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写真は、教会堂の外観。

カトリック伏見教会は聖母女学院の北隣に隣接する教会です。

アクセス
京阪電車の藤森駅で下車し、東口から出ます。
左手にある細い橋で川を渡り、そのまま直進します。
約50mで奈良街道に出るので、左折します。
約200m進んだ右手に聖母女学院の表門があり、その左手に見える教会です。

戦後の昭和26年にアメリカ人神父 ウィリアム・ニーリーの設計です。

表の門を入ると、左手に教会堂、右手に司祭館、右手奥に便所棟があります。

外観は三角屋根で丸窓、柱上部の間には半円の装飾で外壁をスタッコ仕上げ。
左手には塔があります。

2024/5/17 まいまい京都の「笠原先生といく、聖母女学院&カトリック伏見教会を特別拝見」で内部に入りました。
玄関ポーチから教会内に入ると、左右は背の高い木の腰板。
さらにその上に細長い上部が半円の窓が等間隔に配され、ステンドぐらいが入っています。
正面の祭壇も木製、上部が半円のアーチでシンプルな造りです。
天井はトラス構造で左右の梁は中央で継いでいるのでしょうか、少し山なりに中央が高くなっています。

教会後方の階段から2階へ。
階段は細く踏面が小さめ。
ちょうど表から見える丸窓が正面にあります。
入口右手には塔に登るハシゴがありました。

教会正面奥右手のアーチの下の扉から、奥の準備室も拝見しました。

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カトリックヌヴェール愛徳修道会

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写真は、聖堂の外観。

カトリックヌヴェール愛徳修道会は大正12年に聖母女学院を創立したフランスの修道会です。
こちらの本館は元陸軍第十六師団の偕行社(かいこうしゃ)でした。

アクセス
京阪電車の藤森駅で下車し、東口から出ます。
左手にある細い橋で川を渡り、そのまま直進します。
約50mで奈良街道に出るので、左折します。
約200m進んだ右手に聖母女学院の表門がありますがこれを通過し、さらに約110m進んだ交差点を右折します。
右折して約220m進んだ右手に、カトリックヌヴェール愛徳修道会の表門があります。

偕行社は軍の社交場で、明治43年に竣工しました。
終戦後民間に払い下げられて、第十六師団の司令庁舎が聖母女学院の本館に、北東にあった偕行社はカトリックヌヴェール愛徳修道会の本館になりました。

以前にTELで拝見した旨連絡し、日時を設定してお邪魔しました。
表門を入ると広い前庭、アプローチがあり、右手は事務所です。
正面の植栽の奥に車寄があります。
瓦屋根で車寄は千鳥破風ですが、屋根を支える柱は洋風です。
玄関を入ると外周を1周できる廊下があり、その中央に大きな聖堂があります。
聖堂の天井は漆喰で、洋風の装飾の格天井になっています。
しかしこの模様が部屋の左右は壁で途中で切れています。
そこで左右の部屋の天井を見ると続いており、端が折り上げになっていました。
よって元は左右の部屋も含めて1室だったのをを、大きすぎるので左右を区切って別に部屋にしたようです。
さらにその外側にも個室がありますが、そちらは暖房効率を考えてでしょう天井を低くしてあります。
恐らく今の低い天井の上に元の装飾のある天井が残されているのではないでしょうか。

外に出て、玄関に向かって左手奥に小さな小屋があります。
こちらは天皇陛下が使用するために造ったトイレだそうで、今は倉庫のようになっています。

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2024 5/17の拝観報告4(笠原先生といく、聖母女学院&カトリック伏見教会を特別拝見 まいまい京都 後半)

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写真は、カトリック伏見教会 教会堂の内部。

まいまい京都の「笠原先生といく、聖母女学院&カトリック伏見教会を特別拝見」の続きです。

聖母女学院を出て、11:30にやって来たのが隣接するカトリック伏見教会です。
聖母女学院の本館は以前個人で申し込んで来ているのに今回のツアーに参加した理由は、
・聖母女学院 本館の2回目の機会
・カトリック伏見教会を初めて観られるから
・ヌーヴェル愛徳会本部修道院も同時に参観しようと考えた
からの3つです。

教会の外観の説明に続き内部へ。
こちらは戦後の建築で、華美ではなくシンプルな感じ。
でもこういうシンプルなのも質実剛健な感じがして好感が持てますね。

教会後方にある2階や前方裏の準備室も拝見出来ました。
準備室は超裏方なので、見せて頂けるのは貴重でしょうね。

12:05頃に終了し、こちらを出て次へと向かいました。

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2024 5/17の拝観報告3(笠原先生といく、聖母女学院&カトリック伏見教会を特別拝見 まいまい京都 前半)

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写真は、聖母女学院 本館の玄関ホール。
       
カトリックヌヴェール愛徳修道会から藤森駅に戻り、10:00に集合したのがこの日開催のまいまい京都の「笠原先生といく、聖母女学院&カトリック伏見教会を特別拝見」でした。
参加者は18名で、参加費は6,500円でした。
アマデウス会のCanjiroさんが来ておられました。

徒歩で聖母女学院へ。
門内に入るのに、1人1人名前も点呼されました。
そしてまずは本館前で笠原先生のイントロダクションのお話。
歴史、外観など以前に本編を書いているのであらかたは知っていましたが、復習と細かな知識も入ってくるので勉強になります。

そして館内へ。
ここから先は聖母女学院の方も一緒なので、ほぼ前回の個人申し込みと同じ。
それでも笠原先生の説明付きなので、充実感がありました。
あとは同じところでも2回は観た方がいいですね。
レアだったり念願だったところは、1回目は意外と喜びが勝ってちゃんと観れていなかったりするので。
その点2回目は冷静に観られますね。

11:30頃にこちらを出て、次へと参ります。

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2024 5/17の拝観報告2(カトリックヌヴェール愛徳修道会)

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写真は、聖堂の内部。

旬菜いまりを出て、地下鉄東西線で烏丸御池駅~三条京阪駅。
京阪電車で三条駅~藤森駅へ参りました。
8:50に駅前であきさらささんとTさんと合流。
徒歩で9:05にやって来たのが、カトリックヌヴェール愛徳修道会です。
聖母女学院の北東にある教会です。
聖母女学院の本館が元陸軍16師団司令本部だったのは有名ですが、こちらカトリックヌヴェール愛徳修道会はその陸軍の偕行社でした。
偕行社とは親睦や交流の場です。
なぜ知っていたかというと、前回聖母女学院の見学会に来た際の説明の中で案内されたからです。

今回こちらに来る機会があったので、事前にTELで参観をお願いしたら快く了解して下さいました。
門を入って正面にあるA館に入ります。
A館は外周を1周できる廊下があり、その中に部屋があります。
中央にある大きなホールが聖堂。
天井のしっくいの意匠が洋風できれいです。
しかも教会の方は写真が撮りやすいように、順次お部屋の電気をつけて下さるんです。
さらにお部屋も全部見せて下さるし、最後は外にある天皇陛下用のトイレも見せてくださいました。
メッチャ、メッチャ親切でした。

正直個人で拝観・参観を交渉する場合、けんもほろろに断られることも少なくありません。
そのような状況の中でこういう対応をして頂けると、非常にありがたいですね。
まあそうだからってわけじゃなく、事前に同行者とは話し合って1人1,000円ずつ寄付をさせて頂きました。

9:30頃まで拝見させて頂いた後、藤森駅へ帰りました。

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西岸寺(法性寺 小御堂)

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写真は、門前。

法性寺 小御堂 西岸寺は伏見 藤森にある浄土真宗本願寺派(西本願寺系)の寺院で、親鸞聖人の妻 玉日姫(たまひひめ)の廟所があります。

アクセス
京阪電車の藤森駅で下車します。
出口1から出て、琵琶湖疎水沿いに約70m進みます。
左手に橋があるので左折して渡り、約60m直進します。
本町通に突き当りT字路になるので、突き当りを右折します。
約150m先の右手に西岸寺の表門があります。

元々西岸寺は、平安時代に関白藤原忠通が建立した大寺院 法性寺の小御堂でした。
藤原忠通の子、九条兼実や後白河法皇もこちらに頻繁に来ており、花園御殿とも云われたそうです。
親鸞聖人はその九条兼実の娘である玉日姫を娶りました。
しかし承元の法難で親鸞聖人は越後に流されましたが、玉日姫は付いて行けずこの小御堂で待つことになりました。
そして親鸞聖人が帰る前に亡くなられてしまいました。
親鸞聖人の弟子であった田村光隆(有阿弥)が玉日姫のお墓をお守りされ、西岸寺の開基となりました。

1月、8月、11月を除く毎月10日は聞法会を、第1日曜日には写経会を14:00~15:00まで開催されています。

表門を入ると参道があり、左手の小さなお庭の中に親鸞聖人像があります。
参道突き当りの正面に本堂が、左手奥に玉日姫御廟所があります。

本堂に入ると内陣中央に江戸時代 康雲作、本尊の阿弥陀如来像が、右脇壇には玉日姫御木像がお祀りされています。
 
写経会
14:00から本堂で行われます。
初回参加の際は1,000円を納めます。
最初の14:00~14:10まで、ご住職と讃仏偈のお参り。
14:10~14:15までお参りの内容の解説。
14:15~15:00まで写経です。
写経は正信偈で、結構長いです。
長いので1回で終わるのを前提にしておらず、途中までの写経をお寺の方で管理して下さり、次回また続きから書くことになります。
15:00で写経は終わり、片づけをして、お菓子とお茶を頂きます。
全体としては15:20頃に終了となり、残って話の続きをされる方もおられます。


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2024 4/27の拝観報告6 最終(和風居酒屋 ふじわら アマデウス会総会)

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写真は、元遊郭の名残がある屋内。

さて圓徳院を出て、今度は京阪電車へ。
祇園四条駅から中書島駅へ。

18:10頃にやって来たのが、伏見の中書島にある和風居酒屋 ふじわらです。
この日は18:30からこちらでアマデウス会の春の総会でした。

こちらを選んだ理由は、まいまい京都のツアーでこの辺りを通った際に「こちらは旧遊郭で建物は今もその名残がある」と言われのが気になっていたからです。
確かに外観からそのような意匠がなされています。
帰って調べたら、居酒屋なので夜しか営業がない。
そしてキャパが30人ぐらい・・・。
ここで総会しよう!ってなりますよねw

今回の参加者はあんとんさん、狛犬好き!さん、ルーキーさん、シルウェステルさん、京極堂さん、toganjiさん、taniさん、serimamaさん、alberoご夫妻さん、
至誠館さん、松戸在住さん、キビノクニさん、京loveさん、シヲさん、いざ 上洛さん、bosunさん、アノマロカリスさん、あきさらささん、常茗さん、Ritcheさん、
TGさん、INさん、Kiご夫妻さんとamadeusの計26名。
大体毎回参加組が半分で、残りの半分が入れ替わり組の雰囲気になってきました。

お料理はお刺身、うなぎ、鶏の鍋など、結構盛りだくさん。
今回はKiご夫妻、あきさらささん、京極堂さんなどが近くで、ほぼ拝観の話はなしw
近況報告がメインでしたね~~
それでも長年の友人で、なかなか普段会えない方もおられるので、それはそれで楽しかったです。
そうそうそれに、今度の日程に有用になった情報も2つ戴きましたね。
明日明後日のヒントに、
・大徳寺に伽藍拝観は経蔵があるとはいえ2回目なので、全然並ばなくていい
・4/28は中央競馬のG1 天皇賞なので、淀周辺は混雑する
です。
楽しい時間はあっという間で21:00頃に終了。
この日はこれで帰宅しました。

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九品寺

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写真は、表門。

九品寺(くほんじ)は地下鉄九条駅近くにある浄土宗寺院です。

アクセス
地下鉄九条駅の1番出口から地上に出て、左に進みます。
すぐに九条駅との交差点になるので、ここを左折します。
大石橋の交差点を直進し、約100m先の2つ目の角を左折します。
約60m先の左手前の角に九品寺があります。

平安時代、鳥羽上皇が鳥羽離宮内に建てた成菩提院が起源と云われています。
一時衰退するものの、鎌倉時代に法然高弟 覚明坊長西が住し、北野天満宮の西辺りに再建します。
鎌倉時代中期に九条兼実邸跡の現地に移転したそうです。
江戸時初期に袋中により中興され、米沢藩野村家の外護を受けます。
江戸時代中期に知恩院末にとなり、1807年には尼寺になっています。

通常は非公開の寺院ですが、2022/10/15の9:00~12:00に浄土宗特別大公開で本堂が公開されました。

表門を入ると右手に前庭が拡がり、左手には庫裏、右手奥に本堂がありました。
本堂の内陣中央には本尊の阿弥陀如来像がお祀りされており、白河法皇が造立した九体阿弥陀如来像の一体とも云われています。
また左手の脇壇には長西坐像がお祀りされています。


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喫茶ろく(松井家住宅)

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写真は、和館の広間。

喫茶ろくは伏見稲荷門前近くにある喫茶で、昭和初期の近代建築で国の登録有形文化財ある松井家住宅をリノベーションしています。

アクセス
JRなら稲荷駅で下車し改札を出て左へ約120m、京阪なら伏見稲荷駅で下車し改札を出て左折、JRの踏切を渡って約160mで、共に伏見稲地大社への神幸道に出ます。
ここを神幸道に入らずに、JRからなら直進、京阪からなら左折します。
ここから約170m直進した右手、京都中央信用金庫の隣に喫茶ろくがあります。

通りに面して手前側に洋館、その奥に和館があります。
洋館の外観はスクラッチタイル調で、縦長の窓が並んでいます。

玄関を入ると正面が通り庭のようになっており、左手に玄関間があります。
玄関間の右手には奥への廊下があり、正面は洋間の客室になっています。
助産所時代は診察室だったそうです。
廊下を奥へと進むと和館に移り、次の間と床の間、違い棚や付書院のある主座敷となり、今は共に客室になっています。

主座敷の奥は庭園で蹲踞や灯篭があり、右手にはトイレがあります。
喫茶メニューに加えてサンドイッチのフードメニューもあります。


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聖母女学院 本館(旧陸軍第十六師団司令部庁舎)

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写真は、本館外観。

聖母女学院は伏見区藤森にある小中高短大を併設する学校で、本館が旧陸軍第十六師団司令部庁舎であり登録有形文化財です。

アクセス
京阪電車の藤森駅で下車し、東口から出ます。
左手にある細い橋で川を渡り、そのまま直進します。
約50mで奈良街道に出るので、左折します。
約200m進んだ右手に聖母女学院の表門があります。

日露戦争末期の明治38年に軍備拡張にともない、第十六師団がこの地に増設されました。
終戦後の昭和24年に聖母女学院に払い下げられ、本館として使用されています。

2023年現在は8月年末年始以外の月曜日と木曜日の、10:00~11:00か14:00~15:00に事前予約しておけば参観出来ます。
なおその際には維持管理費が1人500円必要です。

表門を入ると、正面奥に本館が見えます。
表門奥、左手の受付で入館証を戴きます。
外観はイギリス積みの赤レンガに、銅板の屋根。
中央の上部はマンサード屋根、正面の2本の柱の上部はイオニア式(羊の角のような装飾)、左右の屋根には丸い明かり取りのドーマー窓があります。

正面玄関から入ります。
玄関は広く、左右の受付窓が高いです。
これは馬に乗ったまま書類のやり取りが出来るようにするためです。
玄関を入ると正面に中央階段があります。
手すりにはアカンサスの装飾などが施されています。
踊り場から左右に折れて2階へ。

2階の正面奥には現在の理事長室、陸軍時代は司令官室があります。
廊下を左へ進み、左手の部屋で係の方に維持管理費を支払い、左手突き当りの記念館で歴史の資料を拝見します。
こちらは建物の左翼側になります。
さらに記念館を抜けた奥の部屋で、建物のDVDを5分ほど観ます。
そこから案内のツアーが始まります。

各部屋には意匠の異なるマントルピースがあり、それも見所です。
記念館を出て、廊下を進みます。
中央に戻り、理事長室前。
そしてさらに右翼側に進んだ突き当りに大会議室があります。
こちらにもマントルピースやルネサンス風の半円状の窓があります。

階段で1階に降ります。
右翼側から中央に戻り、中央階段です。
改めて装飾の説明や、階段左右の収納や陸軍時代の鬼瓦が展示されています。

左翼側の1室、東サロンに入ります。
こちらでもマントルピースや天井の漆喰の装飾を拝見します。

そして玄関、外に出て外観を説明を受けながら拝見して、約45分で終了でした。

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2024 1/1の拝観報告1(城南宮 初詣・おせきもち)

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写真は、本殿左右の末社のエリア。

11月の拝観報告は後回しで、元日のお話。
朝からおせち料理を戴き、9:30頃に家族そろって車で自宅を出ます。

10:00頃にやって来たのが、城南宮です。
まだ混み始める前だったので、1番近い駐車場に停めれました。
まずは本殿へ。
列は拝殿の手前まで来ていましたが、お参りが4列あるので結構早く進みます。
お参りした後は、本殿左右の紋が開いており末社にお参り出来ました。
これは初詣だけですね。
左右にある稲荷社などをお参りし、本殿の背後からも。

お参りの後は、午後から訪問する母宅へのお土産を買いに。

       
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写真は、おはぎ4つ1,080円とおせきもち10個1,180円)。

城南宮の隣にあるおせきもち。
こちらは1/1から営業しておられます。
母から食べるおやつ買ってきてと言われたので、ちょうどいい機会でした。
買い物もして、10:40頃にこちらを出て帰宅。
家でお昼を戴き、13時に家族で母宅(家から徒歩15分w)に行きました。

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2023 12/31の拝観報告1(瑞光寺 除夜の鐘マルシェ)

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写真は、茶室 東楽菴。

あけましておめでとうございます。
まだまだ昨年11月の拝観報告があるのですが、昨日(大晦日)の拝観報告を先に掲載します。

朝からは大掃除の仕上げ。
お昼ごはんの後、14時前に自宅を出ます。
地下鉄東西線と京阪電車に乗り、龍谷大深草駅で下車します。
徒歩で14:30頃にやって来たのが、瑞光寺です。
大晦日の午後にこちらで除夜の鐘マルシェがあるのを、アマ会のざしきわらこさんから伺いました。

到着時、既に鐘楼の前には20名ぐらいの列。
こちらの除夜の鐘は14:00~17:30まで、誰でも何回でも撞けます。
うかがうとやはり以前は0:00にしていたそうですが、近隣から苦情があったそうです。
まあ僕も隣に住んでいたわけじゃないんですが、年に1回の除夜の鐘。
ちょっと残念な気はします。

そして本堂や書院ではマルシェや演奏会。
お堂の中はお茶室以外は全部入れましたし、新しいきれいな由緒書きが出来ていました。
お堂を拝見した後に鐘楼に戻ってきて、一撞きさせて頂きました。

15:00頃にこちらを出て、帰宅しました。
        
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2023 10/28の拝観報告2(御香宮神社 伏見区民文化祭 区民茶会)

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写真は、参集館。

俵屋旅館を出て、地下鉄から近鉄に乗り入れで桃山御陵前駅で下車します。
10:00頃にやって来たのが、御香宮神社です。
この日はこちらで伏見区民文化祭があるのを、アマ会のHitoさんから教えて頂きました。
能舞台での催しなどいろいろ企画がありますが、今回は参集館での絵画・写真展示と貴賓室での呈茶です。
このエリアは通常開いていないので。

しかし親子茶道体験であれば貴賓室内部でしたが、子供がいなかったので参集館前での野点でした。
さすがに俵屋旅館宿泊帰りで茶道体験に次男を呼び出すだけの勇気はありませんでしたw
参集館の内部も拝見し呈茶券を購入して呈茶を戴いたら、石庭の見学券が付いていたので久しぶりに石庭にも行ってみました。

10:35頃にこちらを出て、次へと向かいました。

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