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2015 3/17の拝観報告1(上品蓮台寺)


写真は、定朝のお墓

この日は拝観日で、以前に掲載したように午後から大阪で大相撲春場所を観ました。
その午前中のお話です。

7:20に車で出発し、いつものようにあんとんさんを拾います。
まず向かったのが上品蓮台寺です。

朝早かったため、このまま拝観に行ってもまだ開門していないので、まずはここからスタートです。

では何をしに来たかというと、蜘蛛塚の場所は知っていたのですが、仏師 定朝のお墓がどこにあるのかが分からなかったので来た次第です(笑)。

いや、探しました。
本堂の左側にあるところを右側からまわったものだから、本堂の裏側をひとまわりすることになりました(笑)。。

お墓の場所も本編に追記しておきました。

7:45頃には次へと参りました。

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2015 3/14の拝観報告9 最終(北野天満宮)


写真は、中門左手の西の広場

光照院を出て、新町通を南下します。
今出川新町から市バス203系統に乗り、北野天満宮前へ。
15:00頃、やってきたのは当然北野天満宮です。

まあ時期も時期なんで、梅苑は行っておこうかというところです。
梅はほぼ満開。
やはり毎年3月の中旬あたりが満開ですね。
時間も15:00頃でしたので、人出がすごかったです。
もちろん覚悟の上ですが(笑)。

今年は中門(三光門)の左手に摂社などがある西の広場が、梅苑と共に有料エリアになったのが特記事項です。

また事前にWAN初代からチラッと伺ってはいたのですが、当日は”悲とアニマ ー モノ学・感覚価値研究会アート分科会展”が社務所と神楽殿で開催されていました。

展示の内容については、ご容赦ください。
僕には分かりません(笑)。

社務所の奥のお部屋と宝物殿の隣にある神楽殿に入りました。
まあ特にどうということもないのですが(笑)。

妻から16:00に長男と外出する旨を聞いていたので、15:30頃には北野単天満宮を出て帰宅しました。

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2015 3/14の拝観報告8(光照院門跡 善導忌)


写真は、毘沙門堂

さて14:00過ぎに三時知恩寺を出て、烏丸通へ出ます。
14:20頃やってきたのは俵屋吉富です。
スタンプラリーの休憩です。
美味しい雲龍を頂きました。

そしてその時です。
待っている間にブログのコメント欄をみると、松戸在住さまからコメントが。
内容は「光照院の毘沙門堂も本日、公開中」とのこと。
あんとんさまと2人で・・・メッチャ近いやん!
ということで、そのまま参りました。

しかしまず1度光照院に入ったことがありますが、毘沙門堂ってどこやねん・・・でした(笑)。
イメージが湧きませんでしたが、行ってみると「そこか」と・・・。

本編には既に追記しましたが、表門の右手に石の鳥居があります。
その鳥居の奥なんですね。

通常はもちろん閉まっています。

御朱印も頂けますが、この日は朝から雨でしたので肝心の毘沙門天像のお厨子は閉まっていました(笑)。
訪問時は雨は止んでいたので、ご開帳をお願してみてもよかったのかも(笑)。

また来年以降に行ってみたいです。

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2015 3/30の早朝桜(しつこく御苑周辺)


写真は、京都府庁の中庭 8~9分咲き

今朝も行ってしまいました・・・。
毎朝6:00から2kmですが走っていますが、気づいたら自転車で御苑周辺へ(笑)。

まずは府庁の旧館です。
下立売通沿いの表門は閉まっていますが、新町通側の夜間入口は開いているので、守衛さんに声をかけて入れて頂きます。

かなり咲いていますが、満開にはもう少し。

そしてさらに行きます。 

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写真は、近衛邸跡の桜 満開

昨日夕方に来たのですが、本編用に誰もいない写真が新たに欲しくなったのです(笑)。
本編の写真は入れ替えました。
やはり平日早朝はかなり人が少ないです。
御苑まで自転車で10分の立地にバンザイです(笑)!

しかしそれよりも今朝驚いたことがありました。
近衛邸跡に着くとデッカイ工事用のクレーン車が桜にクレーンを突っ込んでいるし、車も7~8台編成で来ているし、周辺はライトアップしているし。
えっ、テレビ中継?
にしては、規模が些かデカイような・・・。

もしかして、もしかして、これは来春の「そうだ 京都、行こう」なんでしょうか。

忙しそうにされていたのと、なによりミーハーに思われるのがイヤだったので(笑)、何も聞かずに桜だけ撮影して帰ってきました。

当初は今朝の訪問を掲載するつもりはなかったのですが、上記の件に遭遇したので掲載することになりました(笑)。

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2015 3/14の拝観報告7(三時知恩寺 善導忌)


写真は、梅の咲く庭園

妙顕寺を出て寺ノ内通を西へと歩きます。
すぐに新町通に出ます。
新町通を南下して、14:00過ぎにやってきたのが三時知恩寺です。

通常は非公開の寺院ですが、3/14は善導忌で一般でもお参りが出来ます。
この週末の拝観が3/15(日)ではなく、3/14(土)になったのは、100%このためです(笑)。

本編をみて特別公開時と比べると、本堂でお参りが出来て御朱印も頂けますが、書院の方は公開していません。
書院に至る廊下までは行けて、そこから見える庭園には梅が咲いていました。

まあこれだけではありますが、本堂で善導大師像にお参り出来ますし無料ですので、3/14には前述の寺ノ内の寺宝展系と一緒に行かれるといいでしょう。

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2015 3/29の夕方桜(京都御苑周辺)


写真は、出水の枝垂れ桜 満開

またまた驚かれたでしょうか(笑)。
お馴染の”早朝桜”ならぬ、”夕方桜”です。
本日は本来3/14の拝観報告の続きですが、とにもかくにもこちらです!

今日は朝から桜の拝観+長男と参加の拝観イベントがあり、それが16:00過ぎに終わりました。
帰りのバスが烏丸丸太町に差し掛かる前に長男に「ここから1人で帰れるか?」と聞くと「大丈夫!」というので、僕は先に1人で下車し、16:30~17:30頃まで観桜してきました。
ちなみに本日は午前中を中心に雨が降りましたが、これらはもちろん降雨後の状況です。

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写真は、有栖川宮旧邸の枝垂れ桜 満開
まずはこちらから。
予想通りの満開です。
しかし3/24の早朝桜でも書いたように、今年の京都御所の一般公開は4/3~。
それと同時開催のこちらの公開まで桜がもってくれればいいのですが。
今週半ば以降の降雨は非常にキケンです。

続いては上の出水の枝垂れ桜です。
こちらも満開のですので、たくさんの方が写真を撮っておられました。
いつも見ても上品でカワイイ感じの桜です。

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写真は、近衛邸跡の枝垂れ桜 満開

そしてちょっと歩いて、近衛邸跡。
こちらも満開です。
池の水面にも桜がかかります。

今出川御門から出て西へ。
お決まりコースです。

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写真は、本満寺の枝垂れ桜 満開

こちらも17:00を過ぎていましたが、たくさんの方がおられました。
台湾か中国の方もおられました。
海外の方もご存じなんですね!
見事なものです。

やはり早咲きの枝垂れ桜は既に満開です。
朝の拝観で円山公園周辺にも行きましたが、ソメイヨシノは開花しているものもありますが、大半は膨らみきったつぼみ。
4/4、4/5あたりには満開になるのではないでしょうか。
そして紅枝垂れ桜は4/8頃からで、4/11や4/12はこちらネライ(平安神宮半木の道など)。
仁和寺の御室桜はさらに1週間後ぐらいでしょう。

いよいよですね!

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2015 3/14の拝観報告6(妙顕寺)


写真は、光琳曲水の庭と宝物庫

本法寺を小川通側から出ました。
今日庵、不審菴を通過して、寺ノ内通を西へ。
13:30頃にやって来たのが妙顕寺です。

京の冬の旅も終わりかけです(笑)。

まずは本堂。
そして龍華飛翔の庭
孟宗竹林の坪庭を経て、光琳曲水の庭へ。
梅もきれいに咲いていました。
今年は敢えてアングルを変えてみました(笑)。

さて宝物庫です。
尾形光琳の”寿老松竹梅三幅対や日像上人筆”極細字法華経”(重文)などは昨年と同じ。
今回は日蓮聖人御真筆”神国王御書”などが出ていました。

琳派だけに酒井抱一の”観音図”も2/18までは出ていたそうですが、展示替えで狩野山楽の”楼閣山水図”になっていました。

しかし観音図は6/2の大光琳祭で公開されるそうです。
平日ですが・・・。

14:00頃に妙顕寺を出ました。

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2015 3/14の拝観報告5(本法寺 春季特別寺宝展)


写真は、本堂(左)と開山堂(右)

妙蓮寺を13:00過ぎに出て、堀川通に戻ります。
宝鏡寺も特別公開中ですが、今回はスルー。

やってきたのは春季特別寺宝展が始まった本法寺です。
3/10までは京の冬の旅で公開していたのですが、折角行くなら長谷川等伯のホンモノの涅槃図がみたいということで、この日に来ました。
しかし拝観料は1,000円です(笑)。

涅槃会館には長谷川等伯の涅槃図はもちろん、花唐草螺鈿経箱や等伯画説などが展示されていました。
今年は琳派400年で琳派がフィーチャーされているので、本阿弥家の菩提寺としても黙っていられないところですね(笑)。

そして奥の書院へ。
秋には書院は工事の真っ最中でしたが、完成してましたね。
しかし書院は完全に閉め切り(笑)。

お知らせ
明日から10:00の掲載も拝観報告です。
桜が終わるまで、いやGWが終わるまででしょうか。
当面はこのシフトになりそうです。

光悦が作庭したとされる巴の庭をみて、次へと向かいました。

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西光寺 太秦


写真は、萱葺きの表門

西光寺(さいこうじ)は太秦にある浄土宗寺院で、本尊が重文の阿弥陀如来坐像です。

アクセス
嵐電の太秦広隆寺が最寄りです。
駅を降りて右手に広隆寺の表門を見ながら直進します。
三条通は右手になりますが、左手の側道の方に進みます。
約200m進むと右手前方から左手後方へ斜めに交差する道との交差手になります。
これを左へ。
約50m先の右手に西光寺の表門があります。

鎌倉時代、叡山の衆徒が法然上人のお墓を破壊し、ご遺骸を鴨川に流す計画をした。
それを阻止すべくまずは嵯峨の二尊院にご遺骸を移し、さらに当寺にお移したそうです(嘉禄の法難)。
その後法然上人の遺骸は、粟生の光明寺で荼毘に付されたそうです。

以前は拝観もされていたそうですが、この1年は休止されているそうです。
2/15周辺の涅槃会の際は連絡をすれば、堂内にお参りが出来ました。

表門は町中では目立つ萱葺きの門です。
右手に鉄筋コンクリートの本堂があります。
本堂の前には“圓光大師遺跡”の石碑があります。

本堂の内陣中央には本尊で重文の阿弥陀如来坐像がお祀りされています。
左手には法然上人像、右手には善導大師像がお祀りされています。

また訪問した2/15は涅槃会でしたので、涅槃図が内陣の前に掛っていました。
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2015 3/14の拝観報告4(妙蓮寺 春季特別展)


写真は、本堂と御会式桜

12:00過ぎに二条城前のバス停から12系統に乗りました。
丸太町通、今出川通を越えて、堀川寺ノ内で下車します。

12:20頃にまずやって来たのは妙蓮寺です。
本堂脇の御会式桜も今までで1番きれいに咲いていました。

妙蓮寺では、ちょうど3/14から春季特別展が始まりました。
通常拝観の表書院と裏書院はもちろん、多数の寺宝が公開されます。

今回驚いたのは、表書院や奥書院に非公開文化財特別公開時のように、大学生の説明員さんが配置されていたことです。
基本お寺の独自開催の場合は”放置系”が多いので。

雨上がりで初日でしたので、拝観者も少ないです。
ガッチリ説明を聞いてしまいました(笑)。

宝物館には本阿弥光悦筆の立正安国論や松尾社の一切経などが展示されており、
奥書院には松桜図や鉾杉図がはめ込まれて(正確には大きさが違い入らないので、立て掛けて)ありました。

4/7まで開催されているので、是非行ってみてください。

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薬薗寺


写真は、本堂と前庭

薬薗寺(やくおんじ)は八幡市にあり、本尊の薬師如来像が重文です。

アクセス
国道171号線を大阪方面に進み、国道五条本で左折して国道478号線を進みます。
京守で府道13号線に右折します。
宇治川と木津川の橋を渡ります。
府道13号線は道なりに右折しますが直進し、車ならこの先の市営駐車場に駐車します。
さらに直進すると京阪電車の八幡市駅です。
八幡市駅からは駅を出て左手奥の道を直進します。
右手に石清水八幡宮の鳥居や駐車場を通過して、駅から約350mで道なりに左折します。
左折した後はこの道をひたすら直進します。
約500m先の正面に薬薗寺の表門があります。
表門の右手に駐車場が4台分ぐらいあります。

拝観は不可ですが、毎月8日の10:00~16:00の間に写経会をされています。
その際に本堂にお参りが可能です。

表門を入ると左手に庫裏、正面に柴折戸、右手にお茶室のような建物があります。
最初に庫裏に声をかけます。
庫裏から入り、右手の書院に上がります。
部屋の右手に仏間があり、阿弥陀如来坐像がお祀りされています。
書院の机で般若心経を写経するのですが、筆ペンは先方で貸して下さいます。
地元の方が多いようです。
終わって仏間に納経したら、お茶とお茶菓子を出して下さいます。
写経代1,000円は皆さん、仏間の仏前にお供えされていました。

その後お願いすると本堂にお参り出来ます。
一旦庫裏から外に出ます。
柴折戸から先に入ると、苔のきれいな庭園があります。
この左手の階段の上に本堂があります。

収蔵庫様の本堂には正面に本尊の吉祥天薬師如来立像がお祀りされています。
脇には日光、月光菩薩、奥には十二神将もお祀りされていました。

洛南マイナー散策の索引

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2015 3/14の拝観報告3(二条城)


写真は、東大手門

東福寺を出て市バス202系統で東大路通を北上します。
祇園前を通過する前には、「もう八坂神社の本殿拝観はいいよね」とか相談しながら行きます(笑)。
そして11:00過ぎに東山三条に到着。

東山三条のマクドで昼食です。
マクドは
・もともと出てくるのが早い
・ロコモコバーガーが発売開始
・最近空いている(笑)
ので、ココにしました
・・・確かに空いています・・・注文前に席取りの必要もないぐらい・・・。

昼食後は地下鉄で東山駅~二条城前駅へ。
11:40頃にやって来たのが二条城です。
2月までは北門から入城でしたが今は東門に戻っているので、遠回りしなくてよくなりホッとしました(笑)。

さて二条城には梅林があります。
それに京都検定の級があれば、3月中は二条城は無料で入れるんですね(笑)。
あんとんさんも昨年2級に合格されたので、共に無料です。

しかしこの後の予定もあるので、二の丸御殿はスルーどころか、梅林に直行です(笑)。

梅林は五分咲きぐらいでしょうか。
しかし毎回思うのですが、ここの梅林はココ!といえるような写真が撮りにくいです。
辛うじて左手に石垣を入れてみました(笑)。

梅林終わりでそのまま次へと参りました。
本当に無料でよかった(笑)。

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茂庵


写真は、カフェ

茂庵(もあん)は大正時代に新聞紙の運輸で財を成した谷川茂次郎が茶道を行うために造った庵です。
今は当時の食堂棟でカフェを、茶室の静閑亭では月1回月釜が行われています。

アクセス
吉田山の中にあり、結構分かりにくいです。
銀閣寺のある白川今出川の交差点を西へ進みます(銀閣寺と逆方向)。
約100m先の神楽岡通へ左折します。
約300m先の右手に階段があり、その下に茂庵の案内があるのでその階段を登ります。
ひたすら階段を登ると正面石垣に小さく「←茂庵」とあるので、左折します。
約75m進むと突き当りに、茂庵の入口があります。
入るとすぐに地図があるので、後は道なりに進みます。
まず左手の坂の上に田舎席、さらに先の左手にお茶室の静閑亭があります。
またさらにその先に茂庵のカフェがあります。

カフェ
営業時間は11:30~18:00。
1階の奥は待合になっています。
階段を上がった2階がお店です。
吉田山の上にありさらに2階ですので、眺めがいいです。
西側は広く京都市内が見え、東側は正面に大文字が見えます。

メニューは、コーヒーや紅茶などが550円。
その他ケーキが450円前後、ランチも1400円で月替わりです。

カフェを出て左手下に茶室の静閑亭があります。
静閑亭の内部は8畳の広間。
元は立礼席だったので床の間の高さが高いです。
天井の梁に自然の大きな枝が大胆に渡してあります。
また2023/7/22のまいまい京都、「谷川さん&建築史家と茂庵へ!非公開の茶室群、谷川住宅を特別拝見」で地下室を拝見しました。
茶室の裏に水屋があり、シンクは銅製です。
その床に降り階段があり、降りていくと地下室があります。
地下室の床がきれいな青の焼瓦で、ワインセラーとして利用されていたそうです。 

2020年の7月の日曜日にかき氷が、10月の日曜日の14:00~16:30に抹茶の席が1000円でありました。
玄関を入ると左手に3畳間、右手に4畳半、さらに奥に6畳間があります。
6畳間の正面左奥には躙口もあります。
6畳間の左手の外には月見台があり、木々の間から大文字が見えます。

茶碗作りワークショップ
毎年12月の第1土曜日の11:15から、食事+茶碗づくり+月釜をセットで体験するワークショップをHPで募集しておられます。
参加費は1人1万円です。
茂庵の森に入る手前の道沿いに碧山居(へきさんきょ)という建物があり、そちらが会場です(当日は案内板があちこちに立っています)。
この斜面の住宅群は大正末期から昭和初期にかけて建設された2階建ての木造の和風住宅で、屋根は銅板葺きゆえに赤銅御殿(あかがねごてん)と云われています。

11:15集合。
参加者は17名でした。
吉田山の斜面に建っているので、斜面下側に向かって下にもう1階あります。
まずはこちらで大岩のお弁当を頂きます。
12:00頃から茶碗作り。
楽茶碗、井戸茶碗、筒茶碗からどれを作るか選びます。
茶碗を型取った半乾きの土を下さるので、それを専用の鉄のヘラで削っていきます。
茶碗の高台部分、畳付き、外側の側面、内側の側面と削り出していきます。
方法はその都度先生が教えて下さいます。
デザインは自由で、個人の感性次第です。
ありがちなミスは、削り過ぎて側面や底が貫通して穴が開くことですが、そこは先生に申し出ると土なのできれいに補修して下さいます。
また茶碗の後は粘土の塊がまわってきて、小物(蓋置や皿など)を自由に作ります。
これを14:30頃まで。
最後に14:30~15:30頃まで碧山居を出て、田舎席での月釜に参加者全員で1席お茶を頂いて終了です。



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2015 3/14の拝観報告2(東福寺 涅槃会)


写真は、御所の間

竹田駅から地下鉄に乗り、九条駅で下車。
そこから市バス207系統に乗り、10:00にやって来たのが東福寺です。

もちろん涅槃会です。

まずは本堂の仏殿へ。
通常は中に入れないのですが、涅槃会の3日間だけは中に入れます。
中央には巨大な明兆の涅槃図。
そして天井には堂本印象の龍図。

一昨年までは撮影も出来たのですが、昨年から突然撮影禁止になりました。
こちらでルーキーさまとさくらさまに遭遇しました(笑)。

次に本坊へ。
いやむしろ今回は本坊がメインでした。
本坊の左右の部屋では生花が展示してあります。
中央の室中では、明兆などの寺宝の掛け軸が展示されています。
そして向かって1番左手でお茶席の受付をします。
1人200円と超お得。
そして進んだ奥に”御所の間”があります。
通常は非公開ですが、涅槃会の際のみここでお茶席が行われます。

昨年も内輪で話題なったのですが昨年行けなかったので、約1年越しです(笑)。

あと通天橋、三門や龍吟庵などは今回スルーしました。
ちなみに泉涌寺もスルーしています。

10:40頃に次へと参りました。

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真如堂 吉祥院(岡崎散策21)


写真は、書院と庭園

普段は非公開の塔頭ですが、毎月第1土曜日の13:30~の“メダカの学校”という会や、紅葉時は水琴窟カフェをされています。

アクセス
真如堂の表門を入り右手斜めに進んだ右手に、吉祥院の表門があります。

表門を入ると右手に本堂があり、正面に玄関があります。
表門のすぐ右手の門からは本堂の前庭が見えます。

玄関の左手に石段があり、これを登った先に書院の建物があります。

水琴窟カフェ
細かな日程は不詳ですが、11月の紅葉時には書院でカフェをされています。
11:30~です。
書院に入り、左手のお座敷に進みます。
席は20人までぐらいでしょうか。
お座敷の右手奥に楽行庵というお茶室があるようで、正面と左手にその露地庭園が拡がります。
お座敷に座ってこの庭園を見ながらお茶をします。
メニューはシンプルで、コーヒー、紅茶、オレンジジュース、アップルジュースのいずれかが400円、丹波黒豆抹茶シフォンケーキが350円です。
庭園の角には外腰掛があり、お茶室の前には水琴窟があります。

8月を除く毎月第1土曜日に「メダカの学校」という会を開催しておられます。
13:30~書院にて行われ、玄関で参加費500円を納めます。
多くの方が13:00過ぎに来ておられ、既に般若心経の写経を初めておられます。
13:30~13:40まで天台宗勤行儀のお勤めを行い、その後は14:00過ぎまで再度写経です。
そして14:30までは唄の時間。
そして14:30~15:30までは、毎回様々なテーマで先生をお招きして講義会を行われています。

岡崎散策22

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