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円福寺2 萬人講


写真は、南山居と前庭。

4/20と10/20に開催される萬人講(まんにんこう)の際は、内部にお参りが出来ます。
時間は7:30~14:30です。
また萬人講の際には、京阪の八幡市駅と樟葉駅から直通バスが運行されます。

2015年10/20に行ったら、2013年4/20と拝観方式が全く変わっていたので、新しい方式を掲載します。

山門の入口で特別参拝券を2000円で購入します。

経路は一方通行になっています。
まずは右手に進みます。

左手の達磨堂へ入ります。
ちなみに達磨堂の前には地蔵堂があり、千体地蔵尊がお祀りしてあります。
達磨堂の中央奥には重要文化財で、伝聖徳太子御自作の達磨像がお祀りしてあります。
御朱印もこちらで頂けます。

達磨堂の裏をまわって本堂へ。
靴を脱いで、袋に入れて持参します
本堂では御祈祷をして頂きます。
本堂の中央には本尊の十六善神、右手には釈迦十六弟子像、左手には地蔵菩薩像がお祀りされています。
そして本堂の左手前には“摩耶夫人像”があり、痛い部分を撫でると痛みが和らぐそうです。

本堂を出た廊下でお斎のお弁当を頂きます。
お持ち帰りも出来ますが、奥の御殿で頂くことも出来ます。

廊下を進むと大書院(蒼龍窟)へ。
書院では9:15~約45分毎に法話があります。

大書院を出て廊下を進みます。
この廊下の途中で左に進むと帰りの玄関ですが、まだ奥に直進します。

廊下の右手は中央に池のある庭園です。
庭園の反対にはお茶席の南山居で、9:00頃から別途500円で広間でお茶とお茶菓子が頂けます。

さらに廊下を進むと、右手が先の南山居への渡り廊下で、左手は長い緩やかな登り坂になり臥龍廊的です。

廊下を渡ってすぐ左手に書院(龍潜窟)があります。
縦2×横3の6間構成で、左下の間から入ります。
入った最初が6畳間、正面奥にも6畳間。
中央下が3畳間と仏間の1室、中央上も6畳間。
右の上下は共に8畳間で、右下の8畳間には付書院、床の間と違い棚がありました。

廊下をさらに進むと左手に茶室があり、廊下の突き当たりに御殿(伏虎窟)があります。
御殿は有栖川宮家から下賜されたものです。
ここに椅子と机がたくさん用意されており、お斎を頂けます。
お吸い物やお茶も出して下さいます。
以前より量が減りました。
以前のは高齢者には多かったため、持ち帰りも出来るように改良されたようです。

先の廊下に戻り玄関から外へ出ると、山門の脇に出てきます。
山門右手の別の出口から出て終了です。



コメント ( 1 ) | Trackback ( )
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コメント
 
 
 
お茶室 (frippertronics)
2014-04-21 19:22:49
萬人講へ行ってきました。

またまた、お茶室で薄茶・生菓子をいただきました。
4畳半、付け書院、躙口、貴人口(ここから庭へ降りて御殿の方へも行かせてもらいました)
珍しいのは平天井である所に、淀屋辰五郎の船天井が嵌っていることでした。6×6=36の格子に僧侶などの絵が描かれていました。

また、茶室の横に建っている蔵の中に、有栖川宮家が絶家したときに拝領した宝物?が収納されているとのことです。いつか公開してほしいものです。
 
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