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下桂御霊神社

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写真は、本殿(左)、拝殿(中央)と能舞台(右)。

下桂御霊神社は桂離宮の手前にある橘逸勢(たちばなのはやなり) 、天兒屋根命(あめのこやねのみこと) を祀りしている神社です。

アクセス
阪急の桂駅が最寄りです。
桂駅の東口に出ます。東口を出た左手前方に一番大きな道があるので直進します。
しばらく行くと斜めに道がT字になり(消防署が目印)左に進みます。
桂川街道(片側2車線の4車線道路)で下桂交差点に出ます。
左折して約220m進むと中桂の交差点があり右折。
約30m先の左手に下桂御霊神社があります。
なお中桂の交差点を右折してすぐ左手に細い道があります。
これを進んだ右手に参拝者用の駐車場があります。

詳細な由緒は不明ですがどうやら平安時代頃からあり、橘逸勢がお祀りされています。
桂離宮が出来た江戸初期に文献に登場し、八条宮家から社領を寄進されています。
桂離宮 月波楼の土間の桁上にある「渡海朱印船」の絵馬はもとはこちらのものだったそうです。

鳥居をくぐると右手に社務所があり、正面奥に能舞台があります。
左手の手前に拝殿、左手奥に本殿があります。

桜が咲く日曜日に桜祭りが行われ、社務所でお茶会が500円で催されます。
なおネット媒体での告知はありません。
10:00~15:00で、社務所前でお茶券を購入します。
社務所前のお庭の毛氈でも、社務所内のお茶席でもどちらでも戴けます。
お菓子は中村軒の桜餅です。
社務所は手前6畳、奥8畳の2間で、6畳間の欄間の四方には三十六歌仙のうち16人の描かれた画が掲げられています。

お茶席は基本点出しですが、席主さんがお友達だとお点前してくださいます。

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2024 6/23の拝観報告6 最終(本願寺 角坊 戦争と原爆展)

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写真は、本堂(左)と書院(右)。

阪急電車に桂駅から乗り、西院駅へ。
雨が上がったので、シェアサイクルに乗り北西へ。
15:15頃にやって来たのが、御池通沿いで太秦天神川駅の東にある本願寺の角坊(すみのぼう)です。
西本願寺の飛び地境内で、近年再整備されているのできれいです。
この地で親鸞聖人入寂の地と言われています。

再整備された境内で由緒先行の寺院なので、行けていませんでした。
しかし今回はこちらの書院で6/21~6/23まで「戦争と原爆展」があるというので、来てみました。

まずは本堂にお参り。
ちゃんと由緒書きもありましたw

そして書院へ。
建て直したばかりなので、キレイな広間が2つ。
外周に廊下があります。
その広間に戦争に関するパネルや遺留品などが展示されていました。
正直「戦争と原爆展」には度々来ているので(結構レアな場所を会場にされるため)、既視感があるものも多かったですが、戦争を起こしてはいけないという教訓は大事です。

15:40頃にこちらを出て、この日は帰宅しました。

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本願寺 西山別院2 親鸞聖人御誕生850年・立教開宗800年慶讃法要

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写真は、本堂障壁画八面 徳力善宗作(重文)。

本願寺 西山別院では2024/6/22~6/23に「親鸞聖人御誕生850年・立教開宗800年慶讃法要」が行われ、各種イベントが開催されました。

6/22は稚児行列や嘉門タツオさんのミニライブなど。
6/23は文化講座の他に重文の障壁画の展示と書院でのお茶席がありました。

障壁画展示
当日本堂に入ると、右手の壁沿いに徳力善宗作の重文“桜に牡丹” が奥に、“松に藤”が手前に掛けられており、写真撮影も可能でした。

お茶席
お茶席は書院にて500円であり、HPから事前予約も可能でした(当日受付もあり)。
お茶席は13:30から20分刻みで、8席ほどありました。
本堂の左手にある鉄筋コンクリートの第1研修道場で受付をして、こちらの廊下で待ちます。
廊下の奥へ進むと、書院への渡り廊下を経て書院に入ります。
書院に入って左手の6畳間が本席。
お菓子は中村軒の水無月。
お正客はお点前で、次客以降は点出しでした。

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2024 6/23の拝観報告4(本願寺 西山別院 親鸞聖人御誕生850年・立教開宗800年慶讃法要)

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写真は、書院のお茶席。

いづ重を出て、四条通を西へ。
小雨が降っていました。
四条大橋を渡り、京都河原町駅から阪急電車に乗ります。
桂駅で下車し、徒歩でやって来たのが本願寺 西山別院です。
6/22と6/23は親鸞聖人御誕生850年・立教開宗800年慶讃法要が開催されていると、アマ会のhytさんから教えて頂きました。

法要期間は様々なイベントがあり、6/22には稚児行列や嘉門タツオさんのミニライブがありました。
そして我々が訪問した6/23には徳力善宗の本堂障壁画(重文)が本堂で展示され、さらに書院ではお茶席もありました。
2つも興味あれば、絶対に行きますよね(たぶん障壁画だけでも行っていましたが)。

14:10頃に到着。
お茶席は事前予約も可能でしたので、14:30の席を予約していました。
先に本堂へ。
本堂の右手に徳力善宗の障壁画、「桜に牡丹図」と「松に藤図」が展示されていました。
何も注意書きがなかったので、アホなフリして「写真撮っていいですか?」と係りの方に聞いてみると、「いいですよ」と。
いいんかいw
明日の本編はこの写真です。

そして本堂左手の研修会館に戻ると、14:30に席に呼ばれました。
研修会館奥の書院に入ります。
書院に入って左手にある6畳間が本席。
僕とさくらさん以外は3人だけ。
僭越ながらお正客をさせて頂きました。
主菓子は中村軒の水無月で、お正客のだけ抹茶でしたw
お正客はお点前して下さり、後は水屋からの点出し。
お道具の説明はすべて半東さんがして下さいました。

14:50頃に終了し、さくらさんとはこちらでお別れ。
僕は次へと向かいました。

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2024 3/31の拝観報告6 最終(桂離宮)

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写真は、桜の咲く笑意軒。

14:50頃に桂離宮に戻ってきて、参観手続きをします。
こちらは参観に1,000円必要です。

15:00頃からスタート。
この日の案内人さんは、翌日の4/1から異動で桂離宮での案内はこれがラストだと。
お疲れさまでした。

今回こちらに来た理由は前述のように2つ。
・下桂御霊神社まで来たので、久しぶりに
・久しぶりに行くにしても、笑意軒のしだれ桜が満開がいい
です。
笑意軒のしだれ桜は早咲きで、近衛邸の糸桜と同じぐらいなのでいい頃だろうと踏んでいました。

結果が上の写真。
満開から少し散りだしていました。
またこの辺り秋はこんな感じです。
秋もいいでしょうw

それと最後の月波楼の土間の上にある宝船図は、もともとは下桂御霊神社だったと伺い一層感慨深かったですw

16:05頃にこちらを出て、この日は帰宅しました。

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松竹撮影所

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写真は、Bスタジオ。

太秦にある映画の撮影所で、今は東映(太秦映画村)と並んで2つあるうちの1つです。
ただしこちらは通常は公開はしておられません。

アクセス
嵐電の帷子ノ辻駅で下車します。
改札を出て直進し、三条通に出て右手に進みます。
約70m先の右手に京進スクールの教室が見えるところを左折します。
この突き当りに松竹撮影所の入口があります。

2023/8/19と8/20の午前午後の計4回開催された「太秦映画村 非公開撮影所を2日間だけの特別開放!」で内部に入りました。
参加者は各回40名弱、参加費は1万円でした。

入口を入ると右手にインドアのステージがあり、左手が事務棟、真っすぐ奥にオープンセットがあります。
まずは事務棟の1階で受付、エレベーターで3階に上がり、奥の控室で着替えをします。
10時からステージBの中で先方の挨拶の後、プロ5人の殺陣を見せて下さいます。
それを見た後、木刀が配布され、刀の各箇所の呼称の説明。
そして基本的な構えを教えて下さいます。
次に3班に分かれて、プロ2人から簡単な殺陣の流れを教えて頂きやってみます。
やってくる相手の上段の刀を払って、払ってからの、胴切りと袈裟切りのような感じです。
やってみると楽しいものでした。
これで約1時間。
その後、控え室に戻り20分ほど着替えと休憩。

11:30頃から敷地奥のオープンセットを拝見しました。
手前から長屋が続く民家、隣には街道筋のお店が並んだ街並み、さらに隣には吉原の遊郭。
街道筋を真っすぐ進んだ突き当りには、奉行所や吉良邸への討ち入りに使われる大きな門がありました。
必殺仕事人や鬼平犯科帳でも出てきますね。

その右手が掘にかかる大橋。
そして柳の生えた船着き場があります。
この船着き場で船に乗るシーンを撮って、次のカットでは近江八幡のお堀の船に切り替わったりするそうです。
またこのエリアの隣にはプレハブの小屋が並んでいましたが、表には町屋のようなセットの壁があり、扉さえ閉めれば撮影しても見えないようになっていました。

またあちこちで建て替えをしておられ、基本撮影に応じてオープンセットも大きく建て直して使われるそうです。
12:00に終了し、解散しました。

 
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2024 3/31の拝観報告3(下桂御霊神社 桜祭り お茶会)

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写真は、社務所の書院。

金戒光明寺を出て、丸太町通→堀川通→五条通と進み、
12:30頃にやって来たのが、下桂御霊神社です。
サラッと下桂御霊神社と書きましたが、「それどこ?」ってなりますよねw
桂離宮に行ったことがある方は1度は見ていると思います。
桂離宮の北側にある御霊神社です。

この日はこちらで桜祭りがあり、そのお祭りの催しでお茶席があるのを同行の桜さんがかなり早くから教えてくださっていました。
こちらの茶席のお世話をしておられる方と桜さんがお友達で、僕もあるお席でご一緒したことがある方でした。

境内に行くと社務所があり、その庭先の毛氈か社務所内のお茶席かのどちらかで戴けます。
お茶券は現地で500円。
我々はもちろん社務所内へ。
社務所内も基本は点出しでしたが、お茶席をしておられる桜さんのお友達が「時間ある?大丈夫?」と聞いて下さり、我々にはお点前してくださいました。
お菓子は中村軒の桜餅で、お点前までして頂いて500円は申し訳ないな~~って大笑いになりましたw

お茶席のあとは本殿にもお参りし、境内散策も。
13:10頃には次へと向かいました。

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太秦地域の古墳(蛇塚古墳・天塚古墳・仲野親王高畠陵)

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写真は、蛇塚古墳。

太秦地区には秦一族の影響もあり、多数の古墳群があります。
今回はまいまい京都の「太秦 考古学者と古墳にコーフン!前方後円墳の内部を探検しよう」にて、石室内に入ったり外周を散策したりしています。

蛇塚古墳(へびづかこふん)
6世紀末から7世紀前半の前方後円墳で、在は露出した石室のみが残っています。
アクセス
嵐電の帷子ノ辻駅で下車して三条通に出ます。
左斜め前の大映通り商店街を進みます。
約200m先の左手にセブンイレブンがある角を右折。
さらに約180m進み、右手に蜂ヶ丘保育園があるT路道を右折。
約130m進んだ右手に塀のある森のような松竹撮影所の角を左折。
この50m先に蛇塚古墳があります。

元々は前方後円墳でしたが、盗掘や風雨で盛り土がなくなり、今は石室の巨石が露出しています。
地図で見ると周辺の家屋1つないしは2つ分の外周が、ちょうど前方後円墳をなぞったような形になります。
この周辺を開拓した渡来人の秦氏に関連するものらしいですが、秦河勝の時代よりは古そうだとのことです。
通常は外周を見るだけですが、京都市文化財保護課に申請すると内部に入れます。
円墳部分の右手側に入口があります。
羨道(せんどう)部分は石が崩れ落ちないように、鉄筋の支柱で補強してあります。
最奥の玄室部分はかなり大きく、幅3.6m、高さ3.2mあります。
時代も近い石舞台古墳に非常に似ているそうです。

仲野親王高畠陵
桓武天皇の皇子である仲野親王を埋葬している皇室の陵墓とされています。
アクセス
嵐電の帷子ノ辻駅で下車。
改札を出てすぐに右へ進み、嵐電の踏切を渡ります。
踏切を渡って右前方に進み、約30mでやや大きめの道に出ます。
その右斜めの細い道を進みます。
再度やや大きめの道に出ますが、そのまま右手前方の細い道を進んだすぐ先に
仲野親王高畠陵があります。

5世紀末から6世紀初頭の古墳で、仲野親王の時代より遥かに前に出来ています。
なので元々は物部氏関係の古墳なのではないかとのこと。
通常は柵の中には入れませんが、ツアーでは石段を登り堀の外周を散策しました。
ちょうど鳥居のある部分が方墳の1番下です。
外周を散策すると、左側の円墳と方墳の境目に「造り出し」と言われる飛び出た部分があるのが特徴です。
内部は宮内庁の管轄なので、発掘されていません。

天塚古墳
6世紀前半に造られた前方後円墳で、秦氏の有力者の墓と考えられています。
アクセス
嵐電の嵐電天神川駅で下車します。
三条通を大宮方面に少し戻り、太秦下角田公園の角を右折します。
約280m進んだ左手に地蔵堂がある角を左折します。
約120m進み千石荘公園に突き当り、右折。
約80m先の細い道へ左折。
約100m先の突き当りの1手前の角を左折。
すぐ先を右折した奥に、天塚古墳があります。

二段式に積みあげてており、第一段の上部に円筒埴輪を並べ、第二段の土が落ちてくるのを防いでいたようです。
石段を登った先に稲荷社と建物があります。
この建物に通常は入れませんが、ツアーでは玄関を入った左手の石室に入りました。
これは方墳と円墳の右側の境目から始まっており、最奥には稲荷社がお祀りされています。
また最初の稲荷社の右手奥から外周を回り込んで歩くと、円墳部分の途中に2つ目の石室があり、これは通常でも空いています。

さらに円墳部分の外周を回り込むと、方墳と円墳の左側の境目部分に崩れた石室の跡があります。
こちらは戦争中に防空壕として使われたそうで、その際に内部を拡げるため石室を壊したそうです。

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2024 2/11のランチ報告2 最終(鳥米)

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写真は、個室 蘭の間の内部。

松尾大社を出て、11:00前にやって来たのが門前にある鳥米です。
こちらには一昨年の12月に1度来たのですが、スープが非常に美味しかったのでコースで予約しました。

僕とMちゃんと現地でYさんと合流して3人で。
コースじゃない定食や丼だと玄関を入って右手の広間ですが、今回は左手奥の個室です。
1階に個室は4室あり、今回は1番手前の蘭の間でした。
   
        
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写真は、名物 活鶏水煮 11,000円のコース。

お部屋は新しめの数寄屋で、窓の外は庭園。
まずは①八寸。
唐墨は自家製。
②刺身で、左右は塩と醤油ですが、真ん中はごま油にからしを溶いて過熱したもの。これもなかなかいけました。
③炭火で炙った鶏など。
いよいよ④からが水煮です。
まずはスープだけを味わいます。
次は⑤豆腐から単品で。
森嘉のお豆腐。
⑥鶏だけ。
⑦からは具材全部。
3杯ほど戴きました。
水煮が終わると、⑧おじや。
スープの出汁がご飯にあって絶品です。
スープが手に付くとベタベタするぐらいの濃度です。
〆は⑨水菓子。

非常に満足の内容でした。
わざわざ寒くなる冬まで待った甲斐がありました。
13:15頃にこちらを出て、この日は帰宅しました。

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2024 2/11の拝観報告1(松尾大社 月釜)

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写真は、茶室から見た蓬莱の庭。

3連休の中日です。
この日は以前からランチに行きたいところがあったのですが、折角行くならこちらもということでランチの日程もこの日になりました。

9:00過ぎに車で姪のMちゃんを四条烏丸で拾って、四条通をひたすら西へ。
9:30頃にやって来たのが、松尾大社です。

この日は客殿での月釜でした。
こちらは9時からスタートし、1席30分ずつ+15分のインターバルなので45毎に席が進みます。
多少席が押しても15分のインターバルで吸収していくので、「時刻表通り」に進みますw

客殿に入っり、臨時会費は1300円。
待合で待ちます。
9:45からの2席目に入れましたが、もう男性1人だし雰囲気的にお正客をしましたw

こちらは重森三玲の蓬莱の庭に面した広間。
10畳の上に縁もあるので、相当広く感じます。
2/11ですので、今回のテーマは紀元節。
もう半東さんが自動的にお話して下さいましたので、適宜質問をさせて頂きました。
お菓子の雪餅も瑞々しくて、非常に美味しかったです。
こちらは干菓子も出てくるので、2服です。

10:20頃にこちらを出ましたが、食事まで時間があったので松風苑も拝見しました。
そしてお食事に向かいましたが、もう行くところ分かりますよねw
                              
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2023 11/11の拝観報告3(妙心寺 玉鳳院 花園法皇忌 呈茶・点心)

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写真は、開扉された玉鳳院 唐門。

天球院での副席を終えてから、本席の玉鳳院に戻ります。
そしてこちらのお茶席で1服頂きます。
もうこの時間になると(10:40頃)皆さん逆に副席に行かれるので、ガラガラですw

つい最近まで玉鳳院の屋根を修理されていたのですが、今回は覆屋が取られてきれいに完成していました。

そしてその後は微妙殿でのお斎。

        

写真は、お斎。

このお斎、結構美味しいです。
Tさんもこの納豆汁好きだそうですし。
もう歳だからか、こういうのが好きになってきましたねw
お斎を戴いて11:30には終了しました。

さて上の写真ですが、玉鳳院の唐門が開門されているところです。
これは献茶式の際に導師さんがここから入られ、献茶式が終わると出ていかれるその間だけ開いています。

今回は献茶式出ずに(高山寺行ってたので)、天球院に直接向かう途中にこの前を通りがかり撮影しました。
なのでちゃんと献茶式に出ている人は撮れない写真です。
まあ「ワルイ子の証」ってことですねw

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2023 11/11の拝観報告2(妙心寺 天球院 花園法皇忌 副席)

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写真は、書院の前庭。

さて周山街道を南下し、高山寺から舞い戻ってきます。
そして9:45にやって来たのが、妙心寺の天球院

11/11といえば花園法皇忌。
今年の副席はこちら天球院でした。
襖絵の複製公開で以前は公開していましたね。
しかしですよ。
Tさんとこの件を知ったとき、
「方丈でお茶席するのはムリでしょう。
Google mapで見たら、方丈の奥に書院と大きめのお庭あるよね~~。
たぶんお茶席は書院でしょ。」
って予想して来てみました。

正解でしたw
方丈の裏に雁行型の大きな書院とお庭があるじゃないですか。
この書院の1階を待合に、2階をお茶席にしていました。
1階も2階も間取りは一緒ですが、2階は壁面が聚楽壁でシブイw

献茶式終わりですぐの1席目は10時に始まるので、直でこちらに来ました。
1席目はいいんですよ。
藪内のお家元とお母さまがいらっしゃるので、お正客譲り合いはないですw
もちろんTさんも来ておられました。

美味しいお菓子とお茶を戴き、シブイ数寄屋の書院ときれいなお庭を拝見して、10:30頃にこちらを出ました。

ちなみに花園法皇忌のお茶券は献茶式(本席)+副席+点心で3,000円です。
来年の副席がどこか、今から楽しみですw

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2023 10/29の拝観報告3(妙心寺 雑華院 サウンドヒーリングフェスat妙心寺 雑華院)

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写真は、書院。

龍泉菴を出て、次に向かったのが雑華院です。
9:55頃に到着。
この日はこちらでサウンドヒーリングフェスat妙心寺というイベントがありました。
昨年もあったのですが、日程的にムリでした。
10時開場でしたが、もう開いていました。
通常は非公開の塔頭なんで非常にいい機会です。

方丈にお参りして、お庭を拝見。
もう3回目になるのかな。
今回は書院の方もイートインスペースとして開いていました。
書院は今回初めてでした。

僕と同様に一生懸命に拝見し撮影している方がおられたのでお伺いすると「禅宗の大きなお寺の塔頭が好きなんです」と。
そのような方向性ならと思いこのブログをご存じですかと続いて伺うと「毎日見ています」とw
その辺りの質問から先方も僕の正体に感付き始めておられたようです。
今後ともよろしくお願いしますとご挨拶させて戴きました。

10:20頃にはこちらを出て、一旦帰宅しました。

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2023 10/29の拝観報告2(妙心寺 龍泉菴 花園大学茶道部65周年茶会)

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写真は、本席の書院。

春日通を車で北上して、8:40頃にやって来たのが妙心寺です。
この日は妙心寺に2つ用事がありました。
まず1つが9:00からの花園大学茶道部65周年茶会です。
妙心寺塔頭の龍泉菴でありました。
アマ会のあきさらささんから伺って来たら、あきさらささんも来ておられましたw
大学茶道部のお茶会あるあるですが、出足が遅めw
9:00の段階で席入り可能だったのが、我々2人だけでしたw

方丈の礼の間で受付。
続き薄(濃茶からそのまま薄茶へ)で1,000円。
檀那の間と衣鉢の間が待合。
方丈裏の書院が本席でした。
9:15頃に席入り。
表千家、裏千家合同の茶会だったので、濃茶は表千家、薄茶は裏千家でした。
今回驚いたのは、濃茶が各服点(1人1椀)じゃなったことですね。
もう何年ぶりでしょうか。
回し飲みするの。
半東さんが今回デビューだったそうで、メチャメチャ緊張されていました。
リラックスして下さいねとは途中で言いましたがw
こちらはあきさらささんと2人なんで気楽なもんです。

そのまま薄茶も戴いて、9:50頃にこちらを出ました。

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2023 9/9の拝観報告6(梅宮大社 貴族の庭園の歴史 NHK文化カルチャー)

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写真は、池中亭の内部。

亀岡市内から京都縦貫道で京都市内に戻ります。
国道9号線から千代原口で物集女街道へ。
四条通を進み、12:50にやって来たのが梅宮大社です。

13時からNHK文化カルチャーの貴族の庭園の歴史がありました。
この講座で梅宮大社の庭園を拝見するのですが、庭園にある池中亭に入れるとの情報がアマ会員のいざ 上洛さんから入りましたw

ちょうど4~9月講座の最終回だったので、1回分の講座料で済みましたw
参加者は15名ほど。
先生の講義の後、庭園を1周散策。
しかし神社の神苑の来歴はよく分からないのが面白いですね。
信仰上必須ではないけれど、あとから造られた。
平安神宮ならお庭がある程度観光の目玉になっているので分かるんですが。

庭園をひととおり回って、最後に池中亭へ。
中の島に建っているので、使い勝手は悪そうw
実際にほとんど使われていないようですね。
パンフレットには昭和60年の京の冬の旅で公開したとかwww

4畳+板の間の水屋と4畳半+1.5畳の相伴席でした。
内部の仕様は結構シンプルでしたね。

14:30頃に終了し、この日は一旦帰宅しました。

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