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妙心寺10 特別拝観5 麟祥院(太秦・花園散策15)


写真は、御霊屋と方丈前庭

場所は簡易地図を参照してください。

麟祥院(りんしょういん)は以前は春や秋に定期的に特別公開がありましたが、2019年の京の冬の旅で久しぶりに公開されました。

徳川家光が春日局のために建立した寺院です。

門前で拝観料600円を納めます。
庫裡の前の前庭を通り、方丈に上がります。
方丈の左手の間の襖絵は、西湖図です。
室中の間の襖絵は、海北友松の子の友雪が描いた雲龍図です。
角が上を向いているのが雄で、下を向いているのが雌です。
内陣には本尊の宝冠釈迦如来像、脇侍に阿難尊者と迦葉尊者像がお祀りされていました。
その右手の間には家光から下賜された、百椿図屏風が展示されていました。

隣の御霊屋は元々仙洞御所の釣殿が下賜されたものです。
ですから至る所に菊の花の御紋があります。
堂内中央に春日局坐像がお祀りされており、小堀遠州の作です。

方丈前庭は緑がきれいな枯山水庭園です。
庭園左奥のもみじは1本に見えますが、実は2本で紅葉すると色合いが違うので分かりやすくなるそうです。

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