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フォーシーズンズホテル京都1 積翠園、ブラッスリー


写真は、ブラッスリーから見た積翠園

東山武田病院の跡地に、2016年10月にフォーシーズンズホテル京都が開業しました。
平重盛の邸宅跡と云われる積翠園も残されています。

アクセス
市バスなら馬町で下車し、石垣に沿って少し南下すると玄関です。
電車なら京阪電車の七条駅で下車し、2番出口から地上へ。
七条通を約600m東へ進み、東山七条へ。
東山七条を左折し約300m坂を登った左手にフォーシーズンズホテル京都の玄関があります。

長く細いアプローチを進んでいくと、斬新な木製の屋根がある車寄せが見えてきます。
真っ直ぐ正面奥からホテルに入ります。
ホテルに入ると左手にチェックインカウンターがありますが、真っ直ぐに正面に進みます。
すると右手に下に降りる階段があります。
この下が食事をするブラッスリーです。
東大路通から坂を登って玄関があるので、実質玄関は2階レベルで、階段を降りたブラッスリーが1階レベルということになります。

ブラッスリーは広く吹き抜けになっており、外には積翠園が拡がります。
平清盛の長男、重盛こと小松殿の邸宅跡です。
大きな池に沿って手前にはオープンエアテラス席もあります。
橋が架かり対岸の園路に繋がります。
園路を進むと池の奥には近代的な茶室 積翠亭があります。
積翠亭は和風の喫茶になっており、隣には立礼席の茶室もあります。
こちら側から見た景色が、かつての東山武田病院の時の正面の景色です。

食事はアラカルトメニューで、サラダ、サブメインやメインも注文できますが、コースの方がいいでしょう。
コースは大きく2つあります。
TASTING SETは、
最初にパンが数種類出てきて、
・パテ ド カンパーニュ 洋梨のコンポート ビーツ ルッコラ
・北海道産帆立のソテー コンテチーズ 金時人参のピューレ チンゲン菜 ガラムマサラフォーム or丹波鶏胸肉のロースト 柿のチャツネ マッシュポテト トンカ豆のジュ
・生姜風味のクレームブリュレ フレッシュベリー添え
・イリーコーヒー 又は ロンネフェルト紅茶セレクション
で3,800円ですが、消費税+サービス料で約4600円になります。
女性ならこれでもいいかもしれませんが、少し少ないですね。

SEASONAL COURSEは、
最初にパンが数種類出てきて、
・鮪のタルタル カラスミ ガーリックとエシャロットチップ マイクロハーブサラダ 柚子胡椒のドレッシング
・ライムリーフの香るレッドカレーブイヨン ポーチドエッグ 金時人参のピューレ ほうれん草
・牛タンのブルゴーニュ仕立て 京大根と蕪の煮込み スプラウトサラダ
・ゆっくり焼き上げたチーズケーキ ミント風味のベリー ラズベリーソルベ
・イリーコーヒー 又は ロンネフェルト紅茶セレクション
で、5,800円で消費税+サービス料で約7000円になります。




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2017 3/27の拝観報告(春の家族旅行 2日目)


写真は、福井県立恐竜博物館

5:30に起床。
子どもたちを連れて、お風呂へ。

7:00から朝食です。
朝食をみんなで頂いて、うちは8:20に出発です。

昨日と逆の道を進みます。
丸岡城の横を通過して、さらに南東へ。

9:15に到着したのが、福井県立恐竜博物館です。
子ども連れ+福井=福井県立恐竜博物館というぐらい、鉄板です(笑)。

この日は平日でしたが、春休みが始まっているからでしょう、
最初は「人が結構いるんだね」程度だったのが、時間が経つほどに「こんなに来るの」という状況でした。

入口でイヤホンガイドの貸し出しをしています。
子供2人は借りました。
係りの方は、「1時間ほどです」とおっしゃっておられました。

まわってみると、次男(新小2)はイヤホンガイドに沿ってサクサクまわるのですが、
長男(新小5)はイヤホンガイドが終わっても、展示の解説を読んだり、首をかしげてまた戻ったり。
なかなか進みません。

結局次男は係りの方の言う通り1時間ちょっとでしたが、長男は2時間かかりました・・・。
京博のWAN初代並みです(笑)。

最後にショップなどもみて、11:30までこちらにいました。

車で恐竜博物館を出て、今度は南西方向へ。
12:10頃に到着したのが、



永平寺(仏殿と法堂)です。

長男も日本史を少しずつ初めているので、曹洞宗の道元も聞いたことがあるようでした。
まずは門前の蕎麦屋で昼食。
みんなでそば1つずつと、ソースカツ丼1つを分けました。

永平寺は7年ぶりでしたが、最初から中に上がってまわるんですね。
すっかり忘れていました。
大きな伽藍の1つ1つの意味を僕が解説しながらまわりました。
仏像なども見ればわかるので、この世界を知っていてよかったです(笑)。

ひと通りみて、13:30でした。
さらに永平寺を出て、南に進みます。
13:45頃に到着したのが、



一乗谷 朝倉氏遺跡です。

こちらも100名城の1つ。
早速スタンプを頂いてから、義景の邸宅跡へ。
姉川の戦いなども長男は知っていたので、朝倉・浅井も聞いたことあり。
しかし聞いたことがある程度なので、僕ほどの感動はないようでした(いや僕のような戦国オタクほどの感動は、誰もないって(笑))。
各御殿跡をみて、最後に復原武家屋敷をみました。
この辺り、子供達は太秦映画村の感覚のようでした。
14:30までこちらにいました。

ここから近くの福井ICに向かい、北陸自動車道→名神高速道路を進み、大津ICで夕食。
18:00頃に帰宅しました。

来年は長男が新6年生。
春の家族旅行も、今年が最後かもしれませんね。

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2017 3/26の拝観報告(春の家族旅行 初日)


写真は、現存12天守の1つ 丸岡城

さて日曜日です。
この日は恒例、春の家族旅行です。
当初は姫路に行く予定でしたが、義父母、義妹家族らが一緒に旅行に行こうと言ってきたので、行く先は先方の希望通り福井県のあわら温泉になりました。
関東の方はなじみがないかもしれませんが、あわら温泉は福井県の北部、石川県との県境にあります。

一方日程は当初の我が家の予定通り、3/26(日)と3/27(月)です。
もう月曜日のお休みを取っていましたからね。
しかし一緒に旅行といっても、途中は別々。
現地で集合、現地解散です。
これはしょうがないです。
基本的に旅行をする場合、
僕の一族は「きっちり計画派」、
妻の一族は「いきあたりばったり派」
ですので(笑)。

我が家は8:30に自宅を出発。
京都東ICから名神高速道路に乗り、多賀SAで休憩。
そしてその後北陸自動車道に移り、丸岡ICで降ります。

11:00に到着したのが、丸岡城。
7年前に1度僕は来ていますが、家族は初めて。
それに最近僕が100名城めぐりを始めたこともあったので、外せないところです(笑)。
天守閣は子供にもわかりやすいので、好評でした。
もう天守閣しか見ていないので、20分ほどで次へ。

主に県道9号線を使って、福井県を北西へと進みます。
あわら温泉を通過して、12:15に到着したのが、



東尋坊です。
こちらは僕も初めて。
まずは時間もいい感じなので、昼食。
東尋坊までの商店街で海鮮丼を頂きました。
そして東尋坊へ。
こちらは天然記念物ですので、柵などもありません。
落ちたら終わり・・・です。
しかしそれが結構攻める方がおられるんですね。
僕なんか高所恐怖症なんで、もう足がすくんですくんで(笑)。

観光遊覧船にも乗りました。
約30分で沖から東尋坊が見られます。

船の後、妻は商店街へ。
僕は子供を連れて、千畳敷へ。
岩の間にイソギンチャクなどがいるので、長男次男は夢中。
結局ここに40分ぐらいいました。

最後は妻と合流して焼きガニと焼き牡蠣を頂きました。
東尋坊には14:30までいました。

そしてホテルへ。
15:00過ぎに東雲閣に到着。



宿泊したお部屋です。
結構広くて、眺めも良くてよかったです。

義父母、義妹家族はまだ。
後で義父母やいとこ達と遊び倒すのが目に見えているので、早々にお風呂に入ります。
というか温泉に行くと僕は必ずお風呂は3回入ります。
到着してすぐ、寝る前、起床後すぐの3回です(笑)。

義父母、義妹家族は17:00頃に到着。
一緒に夕食を食べて、食後はみんなで卓球をしたり。
とても楽しかったです。

子どもたちは21:00に就寝。
僕はそこから2回目のお風呂に行って、21:30には就寝しました。

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2017 3/25の拝観報告(アマ会茶会 旧三井家下鴨別邸 茶室)


写真は、次の間と4畳半の茶室

土曜日です。
この日は以前から計画し、初めて開催するアマデウス会のお茶会でした。

いつも拝観に一緒に行っているあんとんさんは裏千家でお茶を習っておられるので、僕もお茶会にご一緒させて頂いています。
今回は茶道の作法が分からなくて敬遠されている方にも、「気楽にお茶会に臨んで頂ける機会を設けてみようじゃないか」ということで企画してみました。
初回の会場に選んだのは、旧三井家下鴨別邸のお茶室です。
こちらは1日ないしは半日で貸して頂けます。
意外と高くないです。

そもそも昨年秋の特別公開で2階の広間と3階の特別公開がありましたが、お茶室などの公開がなかったので白羽の矢が立ちました。
それに2階も秋は広間だけの公開でした。
今回は荷物置き場や着替えのために2階奥の茶の間も借りたので、今回参加すれば旧三井家下鴨別邸はコンプリートにもなります(笑)。

しかし問題は準備です。
お茶碗やお茶道具などをどうするか。
こちらはもうあんとんさんにおんぶに抱っこ(笑)。
あんとんさんがお茶の先生に借りたりして準備してくださいました。
アマ会での開催報告で書いたように、正に足利義昭の上洛のようなものでした。
もちろん足利義昭→僕、織田信長→あんとんさん。
こっちは号令をかけただけで、具体的な方法論は信長さま頼みでした・・・(笑)。

あとお菓子はserimamaさんが聚光さんで手配して下さいました。
こちらも滑らかで美味しく、非常に好評でした。

さて当日の様子です。
まず予定では4席。
12:00~17:00までお茶室を借りたので、
13:15~14:00 お点前:ハルトマン 客:frippertronics、至誠館、シヲ、高木
14:00~14:25 お点前:京love 客:ミッキー、KEI、茶花、光子
14:30~14:55 お点前:さくら 客:京love、桜、Hito、あんとん、amadeus
15:40~16:10 お点前:あんとん 客:ルーキー、さくら、WAN、serimama
(敬称略)。
基本は茶道の経験がある方で、希望された方にお点前をして頂きました(いざという時は、あんとんさんのアドバイス付き)。
そしてお点前された方は、次の席で客として入る寸法です。
会費は1人2000円でした。

まず朝の9:30に僕が聚光さんにお菓子を頂きに参りました。
そして11:30に僕、ハルトマンさん、さくらさん、京loveさんが集合。
あんとんさんは車の渋滞で12:00過ぎに到着。
京loveさんはさくらさんの着付けでお着物に着替えられます。
そうそう、僕もこの日のために着物を初めて買いました。
1か月前から貝ノ口など着方の練習をして、僕も和装で臨みました。

そして12:00過ぎにあんとんさんの支持のもと、準備開始。
本来は13:00開始の予定でしたが、少し押しました。
しかし1時間単位で予定を組んでいたので、徐々に前倒し出来て16:10には4席終わりました。

天気もよく、寒さもひと段落。
そして見知ったものだけでのお茶会。
お作法を知っているものが、知らない方にその都度教えたり、久しぶりのお点前で怪しい方も、後ろに控えるあんとんさんに聞いたり(笑)。
とても楽しかったです。

片付けもすべて終えて、16:50頃でした。

今後もあるかどうかは、準備が大変だったあんとんさん次第ですが、出来たらまたしたいですね。

参加して頂いた皆様、お菓子を手配して下さったserimamaさん、そして何よりほぼ9割の面倒を見て下さったあんとんさん。
ご尽力、ありがとうございました。

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東福寺24 明暗寺(善慧院(ぜんねいん))(東山南部散策24)


写真は、方丈内部

善慧院は室町時代に彭叔守仙(ほうしゅくしゅせん)の退隠所として創建されました。
明治4年に普化正宗の総本山 明暗寺が合併されて以来、普化尺八明暗流根本道場として知られるようになりました。

東福寺 日下門に至る途中の左手、栗棘庵の右隣りにあります。

表門を入ると、苔のきれいな前庭があります。
左手前には吹禅の石碑、左手奥に庫裏、右手奥に弁天堂があります。
御朱印は庫裏で頂けますが、非公開の塔頭です。

3月彼岸中の日曜日に無竹忌が、10月ないしは11月の第1日曜日に尺八全国献奉大会(日程はHPに記載あり)がこちらで開催され、その際は方丈にお参り出来ます。

庫裏から入ります。
正面は方丈、左手に書院があり、献奏される方の控室のようになっていました。
書院と方丈の間に苔のきれいな前庭があります。

方丈の左手奥に仏間があります。
仏間の正面には、尺八を吹く谷北無竹像が、左手には本尊の文殊菩薩像がお祀りされています。

10:00から法要の後、尺八の献奏が仏間の前で順次行われます。
15:40ぐらいまで続き、その後ご住職の挨拶の後、16:00から懇親会をされます。




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大徳寺18 聚光院2 利休忌


写真は、閑隠席

毎月28日には利休忌のお茶会が大徳寺の複数の塔頭で開催されますが、千利休のお墓がある聚光院はその聖地とも呼べる塔頭です。
主催は
1月、4月、7月、10月が表千家、
2月、5月、11月が裏千家、
3月、6月、9月が武者小路千家です。
8月、12月は休会、7月は午前中のみです。

他の塔頭の利休忌は8:30頃から1席目が始まり、約30分で1席終わる感じで進みます。
しかし聚光院では9:30ないし10:00に法要があるため、他の塔頭とは流れが異なり、しかも流派によっても進め方が違います。

表千家
法要は10:00~約30分。
基本的にその前に茶席はされませんが、土日など参加者が多い場合には早くから始められ、10:00頃に一旦中断されます。参加費は1000円以上です。
10:00より前に茶席がない場合は、早く来て聚光院の受付をまずしてから、三玄院などの1席目に先に行くのが定石です。

武者小路千家
法要は10:30から30分程度。
こちらは法要前から茶席が3席ほどあります。
もちろん10:30頃には中断されます。
参加費は2000円以上です。

裏千家
こちらは法要が10:00~で、法要前に茶席はありません。
茶席後に書院で点心席があり、午前中で終了です。
参加費は1人2000円ないしは3000円です。
7:00頃から門前に並び始めます。
7:20頃に受付の方が門まで来られ、整理券を配布されます。
その際封筒に参加者すべての名前、裏に金額(参加者数×2000円or3000円)を記載しておき渡します。するとその人数分の整理券を代わりに下さいます。
そして皆さん、法要まで他の塔頭の1席目へと散って行くというシステムです。
早い時間の場合は、それを台帳に受付の方が転記してくださいます。
少し遅くなると普通に方丈での受付になります。
法要は9:30~10:00頃までですが、参加者が多く方丈が人で溢れます。
その後2畳台目の閑隠席を上座に手前の間も使ってL字の広間にして30人ずつぐらいでお茶席が始まります。
でもお茶会がメインではなく「法要に来られた方に1服出す」というサブの位置づけですので、ものすごい流れ作業です(笑)。
1席20分ぐらいで終わり、奥の書院へ移動。
そちらで点心の尾張屋のそばと巻きずしないしは稲荷など軽めの食事を頂いて終了です。

また利休忌の際には表門を入ってすぐ左手の墓地正面にある千利休のお墓にお参り出来ます。その右手には戦国武将 三好長慶のお墓もあります。

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2017 3/20の拝観報告(上品蓮台寺 彼岸会)


写真は、書院前庭

3連休最終日。
この日は長男の塾の宿題も無事終わり、昼から宝ヶ池の子ども楽園に行く予定でした。
その前に僕はお出かけします。

9:30に自転車で到着したのが、上品蓮台寺です。
もうすぐ境内が一面の枝垂れ桜できれいになります。

しかしその前に彼岸会です。
こちらは春分の日と秋分の日に彼岸会を行われ、この際は本堂にお参り出来るとハルトマンさんから伺っていました。

庫裏から入り、本堂へのお参りをお願いしました。
庫裏の裏にある書院の横を経て、渡り廊下から本堂へ。
書院の前庭は苔がきれいで、大きな松がありました。

本堂には本尊の延命地蔵菩薩像の厨子がありましたが、閉まっていました。
かつて放送していた「美の京都遺産」でこちらの本堂内部が紹介されていたのを覚えています。
いろいろお祀りされていたのは、本編に記載しています。

お参りしお賽銭を気持ちだけ入れさせて頂いて、9:50頃にこちらを出て帰宅しました。

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2017 3/19の拝観報告3 最終(西賀茂 法雲寺 彼岸会)


写真は、本堂内陣

近くのファミレスで食事をして、西大路通→千本通→紫竹西通を北上します。

11:40頃に到着したのが、西賀茂にある法雲寺です。
正伝寺に行く際、手前にあります。

こちらは彼岸中の日曜日に彼岸会を行われており、その際は本堂にお参り出来ます。
お寺は斜面に建っているので、段差だらけです(笑)。

書院のある棟と本堂も1階分本堂が上です。
そして書院の上には展望台があります。

そういえば五山の送り火の際は、こちらで鑑賞会があったと思います。
大文字が遠く正面に、舟形はすぐ背後です。

さて本堂ですが、到着時は11:00~の法要中。
法要は12:00過ぎに終わりました。
その後椅子の並べ替え&休憩をしてから、法雲寺講座という講演でした。
その休憩時間の間に、本堂にお参りさせて頂きました。
本堂には由緒書きも置いてあったので、お賽銭を入れて1部頂きました。

12:20頃にこちらを出て、この日は帰宅しました。

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2017 3/19の拝観報告2(わざ永々棟 ひなまつり)


写真は、茶室内部

東福寺を出て、車で東大路通→七条通→西洞院通→五条通→押小路通→西大路通→今出川通と進み、白梅町の裏道のコインパーキングに駐車します。

10:15頃にやって来たのが、わざ永々棟です。
こちらは元は日本画家 山下竹斎の邸宅兼アトリエですが、今はきれいに改修してイベントなどで公開しておられます。
今回はひなまつりで、2/25~4/2の金土日祝の公開でした。

元々は町屋ですが、内部は非常にきれいにリフォームされています。
特に台所や走り庭のところは、展示室風になっています。

2階の座敷にはたくさんのひな人形が展示されていました。
1階の座敷に面して庭園もありました。
その座敷への途中に3畳半のお茶室もあります。

お茶室での呈茶もしたかったのですが、そちらは11:00~でした。

次の予定もあったので、残念ながら今回は断念しました。

10:45頃にこちらを出ました。

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2017 3/19の拝観報告1(東福寺 明暗寺 無竹忌)


写真は、方丈と書院の前庭

3連休の中日。
この日は午前中だけ拝観です。

昨年秋にmasaさんが、尺八全国献奉大会の際にこちらにお参りされました。
それを聞いた時に「そうだ、明暗寺、行ってなかった」と、延び延びになっていたことを思い出しました。

ですが秋の尺八全国献奉大会まで待つと1年後。
そういえば無竹忌もあったハズ、と昔調べたことを思い出しました。
しかし無竹忌の日程がHPにも記載がない。

その場合どうするか。
まずは谷北無竹の命日を調べるでしょう。
すると3/24でした。
そしてweb上で、過去に無竹忌に行かれた方の年月日を調べました。
その共通点を考察すると、「24日より前の日曜日」でした。

それを踏まえて、今年は3/19ではないかと。
朝9:30にあんとんさんと明暗寺の門前で集合。
行ってみると門前には「無竹忌」の張り紙が・・・。
予想的中でした(笑)。

庫裏から入り、お参りさせて頂きたい旨を申し出て、中に入りました。
方丈と書院の間には前庭があります。
これは表門から入った左手にある門の向こう側です。

方丈の仏間には尺八を吹く谷北無竹像がお祀りされていました。

あまりお邪魔してもなんなので、お参りだけして9:45頃にはこちらを出ました。

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2017 3/18の拝観報告(本野精吾邸 衣笠映画会)


写真は、本野精吾邸2階

3連休の初日。
遠出でもしたいところですが、次の週末が家族旅行ということもあり、大きな予定はありませんでした。
それに長男くんの塾もあるので・・・。

午前中は次男と遊びながら、長男の宿題のアドバイス。
午後からは1人でお出かけです。

13:40に到着したのが、本野精吾邸です。
京の夏の旅用の外観写真を撮りに来た際に、3/18に衣笠映画会という映画鑑賞会開催のチラシが表に貼られていました。
毎月第3土曜日の14:00~です。

参加費は500円。
まずは早めに行って、内部を見学します。
モダニズム建築の特徴である機能性重視、工業素材の利用などの細かいところはよくわからないので、夏の旅で教えて貰うことにします(笑)。

今回は「洲崎パラダイス赤信号」と「夜(ミケランジェロ・アントニオーニ監督)」でしたが、時間の都合で最初の洲崎パラダイス赤信号だけを観ました。
洲崎パラダイス赤信号は昭和31年の作品。
僕が生まれる10年以上前。
当然白黒です。

今まで仮にテレビで映画を放送していても、白黒って段階でスルーしていました。
しかしこうやって観てみると、この作品は非常に面白かったです。
現在と比べるとかなり特殊な時代背景、しかし今と変わらない人間の欲得や感情の交差がしっかり描かれていました。
いつの時代のものでも、名作は名作ですね。

さて次は出演者の方を調べてみました。
飲み屋の女将さん役の女優 轟 夕起子さん。
僕が生まれる前に亡くなられているので、当然今回初めて知りました。
この方の夫が、マキノ雅弘。
マキノ雅弘のお父さんが、アノ映画監督 牧野 省三。
牧野 省三が見出したのが、この前の尾上松之助
先に戻って、マキノ雅弘の姉がマキノ智子。
マキノ智子の子供が長門 裕之、津川 雅彦兄弟なんですね。

このように知識の点が、つながっていくのが歴史の面白いところですね。

映画は14:00~15:30。
前述のように、ここで帰宅しました。

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2017 3/14の拝観報告5 最終(大相撲 春場所3日目)


写真は、新横綱 稀勢の里 土俵入り(ちなみに左の審判は振分親方(高見盛))

12:15頃に擁翠園を出て、車で京都駅へ。
12:45発の新快速で13:10頃に大阪駅着。
そしてお昼は、お決まりの第4ビルの得正のカレーうどん(笑)。

食後は地下鉄 御堂筋線でなんばへ。
14:10に到着したのが、大阪府立体育館。
大相撲 春場所 3日目です。
年々到着が早くなっています(笑)。

今回は稀勢の里 横綱昇進の余波をもろに受けており、まず関取の入り待ちしている人の数が例年と違います。
もちろんチケットを確保するのも大変でした。
2/5 10:00の発売と同時にチケット大相撲にアクセスするも5分ほどつながらず。
10:10ぐらいにやっとつながった時には、3日目平日のマスA席はありませんでしたので、今回はマスB席でした。
しかしそれでもいい方で、13:00には全日程全席sold outでした。
今までこんなことはなかったですね。

最近は平日に行くのですが、どの日程にしようかと考えた時、今回は前半しかも早めにしようとあんとんさんと相談しました。
もちろん優勝戦線が盛り上がるのは後半ですが、
「後半になるほど休場力士が出るから」
前半にしました。
この日幕内の休場は初日から休場の魁聖だけでしたが、後日5日目に横綱 白鳳、6日目に大関 豪栄道が休場。
案の定でした(笑)。


今回のマスB席は正面ですが、西側の端。
でも正面なんで取組の電光掲示板は見やすかったです。

14:25 十両土俵入り。
しかししばらくは幕下上位の取り組み。
14:40頃から十両の取組です。
十両は2つの意味で楽しめます。
1つは今伸びてきている力士のチェック。
もう1つはかつて幕内だったベテラン力士の雄姿が見られること。
安美錦関もなんとか幕内に戻ってきて欲しいです。

そして15:50 幕の内土俵入り。
それに続き、横綱土俵入り。
しかも今回は4回も(笑)!

当然ですが稀勢の里の時は断然の盛り上がり。
かっこいい!です。

向正面の解説席をみると阿武松親方(益荒雄)じゃないですか。
審判も藤島親方(武双山)、錣山親方(寺尾)、片男波親方(玉春日)など知っている人ばかり。
僕が高校時代、若貴が出始めたあたりから大相撲をみているので、そういうところから楽しめます(笑)。
しかも当日は背後で見えなかったのですが、正面の解説はその貴ノ花親方だったんですね・・・帰ってから知りました・・・残念。

前半の取り組みの注目は、やはり小兵力士の石浦と宇良。
宇良はいつものように下から潜ろうと低く立ち合いましたが、栃煌山に完全に見切られ叩き込まれる格好に。
作戦失敗ですね(笑)。

17:00前からは後半戦。
審判も入れ替わります。
審判長は友綱親方(魁輝)。
そんな時に最初の取り組み 嘉風-荒鷲戦で立ち合いが2度も合わず。
そしたらやっぱりですよ、友綱親方ブチ切れ(笑)。
相撲中継を観ていたら分かりますが、友綱親方は立ち合いが合わないのが大嫌い。
しかもテレビ中継もそれが分かっているから、ほぼ必ず友綱親方を抜くんですよね(笑)。
後ろから観ていても身振りでブチ切れおられるのが分かりました。
生で観れてよかったです(笑)。

さて後半戦。
琴奨菊は高安戦。
今場所10勝すれば大関に返り咲けるのでガンバって欲しいですが、高安は相手が悪かったです。
高安は関脇、小結のなかでもダントツの強さですね。
大関昇進も遠くはないんじゃないでしょうか。

照ノ富士は松鳳山戦。
照ノ富士は今場所カド番。
初日から気合が違いますね。

豪栄道は正代戦。
悪い時の豪栄道です。
上体だけで足が付いていっていないかんじ。
初日からそんな感じ。
星が伸びなそうだと思ったら、休場になりました。



稀勢の里は貴ノ岩戦。
最初は捕まえるのに苦労しましたが、慌てないですね。
自信が漲っているように見えました。
少なくとも今場所は強い時の稀勢の里ですね。
このままガンバって欲しいです。

結びの1番は日馬富士と蒼国来戦。
蒼国来は今まで幕内でも下位が多かったのですが、今場所は東の2枚目。
全横綱、大関と当たります。
そもそも横綱との取り組みが少なかったこともあるのでしょう、金星なんて取った記憶もないのであっさり日馬富士が勝つんだろうとみていました。
すると、日馬富士が叩き込みで、負けた・・・。
場内が一瞬止まりましたよ。
「えっ、日馬富士・・・負けた・・・よね?」みたいに(笑)。
序盤戦ということもあり座布団はほとんど飛びませんでしたが(危ないから投げちゃダメだんですよ)、みんな呆気にとられたという方が正しかったのかもしれません。

今回は14時過ぎに来ましたが、あっという間の4時間でした。

やっぱり大相撲は面白い!

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2017 3/14の拝観報告4(擁翠園)


写真は、庭園

光照院を出て、新町通を北上。
鞍馬口通で右折します。
11:00にやって来たのが、アークレイの研究所がある擁翠園です。
こちらは研究所ですので一般には非公開です。
しかし一部アマ会員さんから参観の希望がありましたので、久しぶりに参観をお願いし7名でお邪魔しました。

最初は久しぶりに担当の方と15分ほどお話をさせて頂きました。

そして庭園参観へ。
僕自身も2014年の11月以来です。
そんなに大きく変わったところがあったようには思いませんでしたが、この日は苔が非常にきれいでした。

パンフレットを頂いて、あとは自由に見学させて頂けるのがありがたいです。

結構広い庭園なので、あちこち回って楽しめます。
でもというかやはりというか、こちらの社員の方が庭園に出られることはほとんどないそうです。
もったいない(笑)。

みんな好き好きに30分ほど庭園を見学しました。

その後はこちらの商品である血糖測定のデモ機などをみせて頂き、12:10頃にこちらを失礼しました。

アークレイの担当の〇〇さん、いつもお世話になります。
ありがとうございました。

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2017 3/14の拝観報告3(光照院 善導忌)


写真は、毘沙門堂への入口

千本ゑんま堂を出て、寺ノ内通→新町通と進み、鞍馬口通との交差点にあるコインパーキングに駐車します。
そこから徒歩で南に戻り、10:40頃にやって来たのが光照院門跡です。
3/14は善導忌で、通常は閉まっている毘沙門堂が開いていました。

前回は毘沙門堂の正面の扉が開いていたのですが、この日は小窓だけ。
なあ~~んだと、ちょっとがっかりしかけたところ、お寺の方が「上がってお参りください」と。
今回は内部に入れて頂けました(笑)。

内部は2間。
正面の間には白木の毘沙門天像と地蔵菩薩がお祀りされていました。
また扁額には毘沙門天と書いてあるのですが、毘の字が「比の左に田」でした。
そういう字もあるそうですね。

そしてアノ小さな毘沙門天像は本堂に移動中とのこと。
ちょっと残念。

隣りの間には阿弥陀如来像と位牌がお祀りされていました。

毘沙門天の御朱印もありましたが前回頂いているので、今回は頂きませんでした。

10:50頃にこちらを出ました。

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長男が塾で習った算数の公式が意味深(笑)。


連休の朝からひまつぶしです(笑)。

長男は今小4の3月。
某進学塾に通っており、そちらは2月から新学期なので5年生です。

一応子供の宿題の問題とノートは、どのようにしてやっているか毎回見ています。
怪しそうなのがあったら、質問したりします。
その中に上ような解法がありました。
長男に「これどうやって解いたん?」と聞くと、
「塾で習った公式で解いた」と。

「いやいや公式なんて、その意味が分からないと使えないよ」ということで、長男に公式の意味を聞くと分からないと。
しかも塾でも公式の内容について言及はなかったと。

そこでこの公式の意味を考えたのですが、それがチョー意味深なんです(笑)。

まず、
立候補者の4人をA、B、C、D、当選者をA、Bと仮定します。
このAとBが最も均等な票数でギリギリ当選する場合を考えると、
A10票 B10票 C9票 D9票
でしょう。

しかし10票では当確になりません。
というのも、野党相乗り候補のように、Dの支援者がCに投票すると
A10票 B10票 C18票 D0票
でCが当選になるからです。

と、いうことは、AとBがコワいのは、「多数の候補者」じゃなくて、「強力な1人のライバル」だということです。

そこで賢いAとBは考えるんです。
その「強力なライバルが独走しないようにコントロールしよう」と。
まずAとBは誘います、Cを。
「一緒に当選しようぜ!」って。

まずは「3人で山分けだ」ということで、3で割る。
これが公式の(当選者数+1)で割るの意味
これには
・Cを独走させず、同票におさえる
・D(もしくはそれ以外のすべて)を確実にレースから降りさせる
という2つの意味があります。

3で割ると1人12票ずつ・・・・で、2票余る。
その余った瞬間、AとBは自分を当確にすべく最後の1票ずつを目にもとまらぬ早さで奪うのです!
これが最後の+1
そしてAとBは目論見通り、ギリギリですが確実に当選するという寸法です(笑)。

どうですか。
なかなかえげつないでしょう(笑)。

しかしまだこれは2票余ったからいいようなもの。
もし総投票数が36票だったら、A12票、B12票、C12票。
と、3人で仲良く分けたハズなのに、AとBが突然Cから1票ずつ「横取りして」、A13票、B13票で当選、C10票で落選ってことですからね・・・。

こんなの「手をつないでみんなでゴール」とか言ってる学校じゃ教えられっこないです(笑)。

そして最後に、この式の意味。
長男に・・・教えましたよ。
聞いてニヤって笑ってました。
子供にこういうことをする大人になって欲しくはないですが、こういう罠もあるってことは親が教えるしかないんでしょうね(笑)。

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