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2019 10/27の拝観報告1(神護寺茶会 前編)


写真は、副席のあった書院内部。

10月最後の日曜日です。
この日は朝7:20頃に自宅を車で出ました。
JR円町駅でfrippertronicsさんと合流して向かったのが、神護寺です。

この日は神護寺茶会でした。
8:30からJR二条駅発で、山の上の楼門まで送迎バスが出るのですが、
早く行きたかったのと、帰りも立ち寄りたいところがあったので、自分の車で行きました。
お茶券が25,000円でしたので、スーツで。
でもスーツなら高雄観光ホテルの駐車場から、いつものように楼門まで歩いて登るのは可能です。
着物だとムリでしょうねw

結局8:10頃には現地に到着。
もちろんお客さんの中では1番でした。

お茶券には方圓庵(かわらけ投げの右手奥)での本席と、書院での副席。
さらに10:30~方圓庵の前で点心席、かわらけ投げ、そして金堂内陣拝観がありました。
行ったり来たりしなくていいように、我々はまず書院の副席に向かいました。

副席での薄茶は北村美術館が席主。
館長さんはざっくばらんな方なので、8:55になってまだ二条駅からのバスが到着していないようでしたが、既に来ていた15名程で1席目を始められましたw
本来は1席40名程入りそうなのですが。

席は館長さんがほぼすべてお話して下さった感じです。
お話し好きなためでしょう、席が終わった後にも床の間の前までみなさんを集めて箱書きなども見せながら説明して下さいました。

非常に楽しい席でした。

人数も少なかったので9:15頃に終わり、次へと向かいました。

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2019 10/24の拝観報告2 最終(伏見稲荷大社 献茶式 後編)


写真は、拝服席(社務所)の棟方志功の掛け軸。

10:55頃に献茶式が終わりました。

その次に向かったのが、儀式殿2階の立礼席。
こちらは9:00~ですが、同3階の点心席が11:00~ということもあり、献茶式の後にまとめました。

儀式殿は参道途中の左手、楼門より手前にある”せいろ”を重ねたような(笑)独特な建物です。
立礼席は11:10からの席で、1席40名程。
正客さんまでが結構遠い下座だったので、お話はほとんど聞こえずw
お菓子は老松の秋の彩。
餡を求肥でくるんだようなもので、こちらも非常に美味しかったです。

11:25頃に終わり、そのまま3階の点心席へ。
50席ぐらいだったでしょうか。
お弁当は五条坂にある花かがみさんの和洋折衷のお弁当。
見た目以上に量が多かったですねw
それほど席が多くない+立礼席と続きでみなさん来れられる
でしたので、立礼席が終ってゆっくりしていると、点心席の席待ちになるような感じでした。

11:50頃に食事を終えて、最後に向かったのが社務所での拝服席です。

社務所は本殿の向かって左手奥。
通常の参拝で入ることはまずなくて、恐らくこのお茶会ぐらしいしかないでしょう。
こちらには大きな池のあるお庭や、立礼のお茶室などがあります。
このお庭の写真は、今後の本編でw
それらを見ながら少し待って、15人ぐらいになったら奥の広間に案内されます。
こちらの床の間には棟方志功筆の軸が掛かっています。

お菓子は紙にくるまれた干菓子ですので、ほぼ皆さんお持ち帰りw
12:15頃に終了し、車で仕事に向かいました。

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2019 10/24の拝観報告1(伏見稲荷大社 献茶式 前編)


写真は、副席(松ノ下屋) 待合 床の間の白狐の掛け軸(尾形光琳筆)。

10/24、木曜日です。
10/24は伏見稲荷大社の献茶式があります。
どうしても行きたかったので、午前中だけ休ませて貰って行きました。

8:05に車で伏見稲荷大社へ。
9:00~副席のある松ノ下屋に並びます。
既に5名程来ておられました。
ここでアマ会のfrippertronicsさんと京loveさんと合流。
献茶式、副席、立礼席、拝服席、点心席で3,500円。
洋服の方も多かったです。

8:30頃には受付が始まり、待合の松ノ下屋に入ります。
こちらの床の間には、この日しか掛けられないという尾形光琳筆の白狐の掛け軸が掛かっていました。
8:40には席へお呼びがかかり、御茶屋へ向かいました。
1席30名ぐらい入っていました。
幸いエライ先生がおられたので、正客争いもなくスムーズでしたw
お菓子は千本玉寿軒の紅葉きんとん。
メチャメチャ瑞々しくて美味しかったです。
9:05頃に副席は終了。

松ノ下屋を出て、10:00~本殿で献茶式。
立礼席も9:00~儀式殿で行われていましたが、ちゃんと献茶式を見ようということで、この時点で本殿に向かいました。
するとまだこの時間では本殿内のイスはガラガラでしたね。
3人で座って今後の拝観のことなどを話していると、気付いたら9:40頃に。
もうその頃には本殿のイス席も満杯で、立ち見になっていました。

10:00~献茶式が始まりました。
薄茶と濃茶の2服が献じられ、祝詞や玉串の奉納などで約1時間でした。

前編はここまで。
明日は後編です。

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2019 10/20の拝観報告4 最終(岩倉 本光院)


写真は、本堂。

興聖寺を出て、自転車で北大路駅へ。
駐輪場に自転車を停めて、地下鉄で向かったのが国際会館駅。

そこからプリンスホテルの外周を反時計まわりにまわるように歩き、14:15頃にやって来たのが本光院です。

こちらも浄土宗特別大公開で、この日だけの本堂の公開でした。

本堂内陣には立派な阿弥陀如来像と二十五菩薩像がお祀りされていました。
A41枚の由緒書きがあり、それを見るとどうやらこちらは大雲院の塔頭だったとのこと。

なのでこちらも移転する前は高島屋の辺りにあったんですね。

御住職も依然はあの辺りにおられたということでお話してみると、
小学校は隣の校区、
中学校に至っては同じでしたw

しばらくは他の拝観者は誰もおられなかったので、地元トークで盛り上がりましたw

世の中、広いようで、狭いものですw

14:45頃にはこちらを失礼して、また地下鉄と自転車で帰宅しました。

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2019 10/20の拝観報告3(興聖寺 龍谷大学茶道部 秋季茶会)


写真は、副席があった祠堂手前の12畳の広間。

本法寺を出て次に向かったのが、北西にある興聖寺です。

この日は龍谷大学 茶道部の秋季茶会がこちらでありました。
会費の設定はありませんでしたが、受付でお気持ちだけ納めさせて頂きました。

13:00に到着。
待合は方丈。
ちょうどお昼時と重なったからでしょうか、この時間は少なくて7名でした。

本席は祠堂の雲了軒。
お正客はOBの方がして下さいました。

7名でしたので、ゆったりとした雰囲気で。

さらに副席はその手間にある12畳の広間でありました。
こちらは初めて入りましたね。

7名だけでしたので、2席終わったところで13:45でした。
メッチャ早いw

しかしこれは時間がよかっただけで、終わった時には待合がまた混雑していました。

久しぶりの藪内流のお茶会。
日々の喧騒から離れて、
正座でじっと座り、
一期一会の方々と、
お茶を頂く。

やはりいいものですね。

ゆっくり楽しませて頂きました。

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2019 10/19の拝観報告2(本法寺 近現代の日本画)


写真は、宝物館前から開山堂へ。

帰宅して自宅で昼食。

そして次は12:00過ぎに自転車で自宅を出ました。

12:30頃にやって来たのが、本法寺です。
何を今更本法寺にと思われるかもしれません。
それはアマ会の桜さんから秋季特別展で「近現代の日本画」が10/31まで開催されており、開山堂もその会場になっていて入れると伺ったからです。

庫裏で700円を納めて、十の庭と宝物館の間を進んだ突き当りを右に進むと開山堂でした。
そちらには渡辺省亭の花鳥図屏風が外陣に展示されており、内陣も見えました。

次の宝物館には、横山大観の栗鼠図や棟方志功の大聖日蓮菩薩尊像などが展示されていました。

最後に書院。
以前はほぼ庭園だけでしたが、今は書院もきれいになって公開されています。

13:00頃にこちらを出て、次へと向かいました。

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2019 10/20の拝観報告1(大光寺)


写真は、庚申堂(左)と本堂(右)。

日曜日です。
昨日からの雨も上がり、暑からず寒からずいい気候です。

10:00に自宅を出て、地下鉄から竹田駅で近鉄に乗り換え、桃山御陵前駅で下車します。
大手筋商店街を歩いて10:30にやって来たのが、大光寺です。

浄土宗特別大公開での本堂の公開です。

以前から大手筋商店街に度々来ており、このお寺の存在は知っていました。
その以前から知っていたお寺の本堂公開とあれば、来ないわけには行きませんw

こちらは大学生のアルバイトでしょうか、定点に人員を配置しておられました。
ここまでされるのも珍しいですね。

本堂の外にある地蔵堂、庚申堂と四面石仏を観てから本堂へ。

本堂内は意外にも仏像がたくさんありましたね。
由緒書きもあって、御朱印も本尊の阿弥陀如来像、薬師如来像と日限地蔵菩薩の3種類(書置き)。

場所的に人通りも多いので、引っ切りなしに人の出入りがありましたね。
13:00までということもあるのでしょう。
ですので、上の写真撮るのタイヘンでしたw

拝観の詳細は今後の本編でご紹介します。

10:50頃にこちらを出て、一旦帰宅しました。

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2019 10/19の拝観報告3 最終(国立京都博物館 佐竹本三十六歌仙絵と王朝の美)


写真は、特別展中の京博。

15:00に宝塔寺を出て、京阪電車に乗ります。
七条駅で下車してやって来たのが、京博です。

もちろん「佐竹本三十六歌仙絵と王朝の美」ですね。
当初はあまり興味がなかったので、前売りは買っていませんでした。
しかしまあ1回は行っておこうと思い、昨日書いたように三条の金券ショップでチケットを買いました。
招待券が1枚1390円。
1枚を前売りで買うより10円だけ安いという絶妙な金額設定ですねw

15:30に到着。
この日は昼過ぎから雨が降っており、時折強くなることもありました。
もともと国宝展や鳥獣戯画ほどの注目もないであろう上にこの雨でしたので、土曜日の午後にも関わらず非常にストレスなく拝見出来ました。

大人しく3階から順に観ました。

平安の名筆から柿本人麻呂の特集が3階。
そしていよいよ2階が佐竹本三十六歌仙絵ですが、その前に2階の最初の部屋で分断に至るまでのイントロ付きですw

2階はほぼ佐竹本三十六歌仙絵が占領。
画を描いているのは藤原信実で一緒のようなので、タッチは同じような感じです。
しかし分断後の表具は個々の持ち主のセンスですので、それも面白かったです。
この三十六歌仙絵を床に掛けたお茶会ってのも、贅沢でしょうね。

1階は仏像群に、その他の三十六歌仙絵など。

結局17:00まで現地に居ました。

17:00に帰ってきて欲しいと言われていたのを思い出し、ダッシュで帰宅しましたw

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2019 10/19の拝観報告2(宝塔寺 七面大明神の罪障清めと法話のつどい)


写真は、七面宮拝殿。

安居院 西法寺の後、一旦バスで帰宅しました。
自宅で食事をした後、またお出かけですw

今度は南へ。
京都市営地下鉄の東西線で京都市役所前駅で下車し、金券ショップで「あるもの」を入手。
これは明日分かります。
そこから徒歩で三条京阪駅へ。
京阪電車に乗り換えて、龍谷大前深草駅へ。

13:40にやって来たのが、宝塔寺です。
昨年にアマ会のアディニコさんから、毎月19日の14:00~宝塔寺の七面宮で「罪障清めと法話のつどい」が行われていると伺いました。
それを安居院 西法寺の日程の時に思い出したんですね。
「これも19日だ。しかも午前と午後で被ってない」とw

宝塔寺の境内左手の石段をあっちら、おっちら登って到着。
そしたら・・・思いの外人が多いw
拝殿には30名ぐらいおられました。

13:55頃から、日蓮宗の定番である太鼓をドンドン叩いてお題目です。
14:00に和尚さん3名が登場。
内陣に入って行かれます。
この辺りの詳細は、既に本編の最後に加筆しています。

15:00になってもお参りが終わりそうでしたがまだ終わってなかったことと、お厨子が開帳されますが全く中が見えなかったのは間違いないですw
僕もこの日は次の要件も済ませた上で、17:00頃に帰ってきて欲しいと言われていたので、15:00にはこちらを出ざるを得ませんでした。

あの様子ならお参りが終るのが、15:15頃。
それから法話をしていたら、16:00前までかかっているのではないかと推察しますね。

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2019 10/19の拝観報告1(安居院 西法寺 法話の会)


写真は、本堂前庭(中央奥が聖覚法印の墓)。

土曜日です。
この日は朝10:00前から出かけました。

市バスに乗って堀川紫明の手前、天神公園前で下車します。
10:10にやって来たのが、安居院(あぐい) 西法寺です。

実は4月に聖覚忌があると聞いたので問い合わせてみると、もう今年からはしていないと。
しかし毎月19日に法話会があるから是非来てくださいとのことでした。
そこで19日の予定を見てみると、5/19が日曜日ですが学会の予定。

次の土日は・・・と見たら、10/19(土)でした。
約半年待ちの件ですw

こちらは浄土真宗本願寺派。
一般に市内にあるこじんまりしたお寺は、浄土宗が圧倒的に多く、その他に日蓮宗や真言宗などもあります。
しかし浄土真宗は珍しいですよね。
ちょっとだけレアくじを引いたような気分でうれしくなりますw

お寺に着くと、いつも参加メンバーが決まっているのでしょう、非常に珍しがられました。
しかしお寺の方も半年も前のTELを覚えておられて、「ああ、お電話頂いた方ですね」と歓迎してくださいました。
着くなり和尚さんが「折角来られたのでこれをどうぞ」としっかりしたカラーの由緒の冊子を下さいました。
もうこちらの心中を察しているかのようですねw

本堂の前庭から拝見し、本堂の内部もお参りしました。
そして10:30から正信念仏偈の法要。
浄土真宗では当たり前なのでしょうか、非常の独特な節のあるお経でした。

30分ほどお参りをして、11:00から講師の和尚さんの法話です。
阿弥陀さまの願力の回向のお話。
まあ普段自分の意志でしているお参りも、実は阿弥陀さまの力によるものであるというようなお話です。
法話は30分程度。

11:40頃に法話が終わり、お寺の方のまとめがあって11:50頃に解散になりました。

帰りに冊子にあるお寺の石造卒塔婆も場所が分かりにくく探していたら、お寺の方が教えて下さいました。

最後に法話会は今年はこれが最後で、来年からは日程が変わるそうです。
参加されたい方は、お寺に問い合わせてみてください。

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宇治 妙光寺


写真は、表門。

宇治の妙光寺はかつて槇島城があった地にある、浄土宗寺院です。

アクセス
JR宇治駅で下車し、北口から出ます。
出てすぐに右に進むと道なりに左折します。
これを真っ直ぐに進むとすぐに宇治武田病院が右にあるので、そのまま直進します。
すると道は団地に突き当たって、右折します。ここまでで駅から約300m。
約100mで再度T字路に突き当たるので、ここを左折。
約150mで道なりに左折。さらに約140mで道なりに右折します。
細い道をさらに約190m直進すると、信号のある交差点に出ますが、ここをさらに直進します。約150mで道なりに左斜めに折れると、先がY字路になります。
これを左折し途中の右手に誓澄寺を観ながら約500m先を右折。
細い道を100m進んだ左手に、妙光寺の表門があります。

11世紀中頃に建立された後に罹災し、16世紀中頃に再興しています。

表門を入ると正面に本堂が、手前に前庭があります。

10月の浄土宗特別大公開で本堂が公開れさることがあります。
本堂に入ると正面に本尊の阿弥陀三尊像、左右の脇壇には法然上人像と善導大師像がお祀りされています。
また内陣の柱には幡隋意上人名号が掛けられていました。

本堂の左手には仏像が複数安置されています。
1つ目は平安前期の薬師如来立像。近くの薬師堂にありましたが、織田信長の槇島城攻めで焼け出されたものがこちらに遷されたそうです。
2つ目も平安前期の薬師如来坐像。以下は勝福寺の遺仏だそうです。
3つ目は平安中期の十一面観音立像。
4つ目の平安後期の阿弥陀如来坐像までは、宇治市指定文化財です。
最後の鎌倉前期の薬師如来坐像は銘はないものの、湛慶の作風に酷似しているそうで、京都府指定文化財です。
しかし後者2つは既に京都国立博物館に寄託されており、現地にはなくパネルだけでした。

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井戸 来迎寺


写真は、表門。

井戸の来迎寺は鈴虫寺の手前にある浄土宗寺院で、洛西三十三所観音霊場の第24番札所です。

アクセス
阪急電車の上桂駅で下車して左へ進みます。
約200mで府道29号線との交差点である山田に来ます。
これをさらに直進し、約250mの山田岐れで道なりに右折します。
約170m先、松尾小学校の手前を左折し、さらに細い道を約170m進んだ右手に来迎寺の表門があります。

松尾大社の社領に、1633年に檀家制度により創建されました。
また明治の廃仏毀釈により寿光寺が廃合し、現在の本尊が遷っています。

こちらは開かれたお寺であり、ご住職はいつでも来てくださいというスタンスです。

表門の右手には閼伽井があり、江戸時代には近隣の生活用水になっていました。
表門を入ると正面に本堂、右手に石仏弁財天坐像、手前に地蔵堂があります。

本堂に入ると内陣の中央に本尊の阿弥陀三尊像、その四方に四天王立像がお祀りされています。
右の脇壇には阿弥陀如来立像(鎌倉時代)、左の脇壇には聖観音坐像、石仏の如意輪観音像と地蔵菩薩像がお祀りされていました。
石仏の如意輪観音像は谷ヶ堂最福寺の諸堂に祀られていたものでしたが、応仁の乱の戦によりお堂が消滅し、井戸坂に遷したものです。

また内陣の欄間は釈尊の降誕・成道・初転法輪・涅槃を表した透かし彫りになっています。

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2019 10/14の拝観報告(宇治 妙光寺)


写真は、本堂と前庭。

3連休最終日。
午前中、長男は相変わらず定期テストの勉強。
次男は来週に迫った公開模試に向けての復習を一緒にしました。

昼食後、次男とお出かけ。

JR宇治駅から徒歩で13:15頃にやって来たのが、妙光寺です。
浄土宗特別大公開での本堂公開です。
昨年来れなかったので、今年は参りましたw

こちらのメインは仏像群ですね。

到着時、お参りの真っ最中。
次男も一緒にお参りしました。

その後、ご住職の法話と、仏像の説明がありました。
次男には本堂の椅子に座って待っててもいいよと言いましたが、「一緒に聞く」と言って大人しく聞いていましたねw
湛慶作ではないかと云われている薬師如来坐像は、既に京博に寄託されており、以前出ていたそうです。
多分観ていると思うのですが、ピンと来ていません。
今後は意識して探してみようと思っています。

お参り、法話や仏像の説明まで聞いていたので、結局14:00頃までこちらに居ました。

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2019 10/13の拝観報告4 最終(革堂 藤袴祭 茶席)


写真は、宝物館内での立礼席。

松尾から帰宅し、自宅で昼食。
長男は定期テスト中なので、忙しそう。
片や次男は塾の宿題も終わりヒマそうでしたので、食後は2人で出かけました。

徒歩で13:00s過ぎに向かったのが、革堂こと行願寺です。

この週末はこの辺り一帯で藤袴祭が行われていました。
その祭の一環で革堂ではいろいろなイベントが企画されており、13日と14日は宝物館でお茶席がありました。

12日も本来は生け花教室も企画されていましたが、台風で中止になったそうです。

本堂右手にある鉄筋コンクリートの建物が宝物館で、外階段から2階へ。
中でお茶席代500円×2を納めました。

中は写真ような感じ。
もう来た順にお点前をして出して下さる気楽な感じです。

床の間の中央には、行円上人の板絵が掛けられていました。
その他の能面は地域の方が造られたものだそうです。

お茶席の後は境内の藤袴を観て、13:30頃にこちらを出て帰宅しました。

しかし数年前から急に藤袴が取り上げられるようになった気がします。
これも10月の京都観光の冠のために、観光協会が掲げ始めたのかなと個人的には思っていますw

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2019 10/13の拝観報告3(井戸 来迎寺)


写真は、内陣。

大覚寺を出て、車で南下します。
松尾大社の前を経て、鈴虫寺方面へ。
11:25にやって来たのが、鈴虫寺に行く手前にある来迎寺です。
通称、井戸の来迎寺といわれているようです。

こちらも月釜があり、以前から行きたいなとは思っていました。
しかし月釜は平日。
さらにいつお邪魔してよいものかと思っていたら、この秋の特別公開の冊子に小さくこちらのお寺も紹介されていました。
それを見ると「いつでも来てください」的な感じでしたので、方面的に近いこともあり今回がチャンスとばかりに参りましたw

詳細は今後の本編に掲載しますが、立派な由緒書きがあり、御朱印もしておられます。
洛西33か所観音霊場の1つなんですね。

ご住職は「お寺は開かれていないといけない」というお考えで、出来るだけ敷居を低くしておられるようです。
お寺で種々のイベントを行うこともあるそうで、それを機会に仏教の教えも広めていかれているようでした。

いろいろとお話もさせて頂き、12:00頃にこちらを出て、一旦帰宅しました。

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