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大徳寺8(特別拝観4 真珠庵 興臨院)


写真は興臨院の方丈前庭。

真珠庵
春と秋の非公開文化財特別拝観で公開していることが多いです。

一休禅師(一休さん)の庵です。拝観料は800円です。
方丈の襖絵は曽我蛇足の四季花鳥図、長谷川等伯の商山四皓図などがあります。
方丈東庭は観賞式で村田珠光作の“七五三庭園”で、庭石が縁起のいい奇数の7、5、3に配置してあります。
また庭園の端には村田珠光愛用の手水鉢や紫式部産湯の井戸もあります。

一休禅師の肖像は2011/11/3に野生のアライグマに穴を開けられたため、修復後はガラスの額に入って展示してありました。

次に方丈から隣の棟に移動します。
書院“通仙院”は御所にあった化粧殿(けわいどの)を移築したもので、意匠が女性的です。
通仙院の奥には附属する茶室“庭玉軒”があります。
通常外にある蹲踞にも屋根があり、内蹲居(うちつくばい)といわれます。
北国産まれの金森宗和が造ったため、雪を避け凍らないようにするためです。
方丈に戻る途中に“納戸の間”があり、土佐光起の襖絵があります。
方丈に戻ると、方丈裏には大書院があり、方丈を1周して終了です。


興臨院
2011年に修復工事が終わってからは、春と秋に定期的に特別拝観をしています。

創建当時からの“表門”が、すでに重要文化財です。
表門を入った正面に“唐門”、右手に“庫裡”があり、庫裡で拝観料600円を納めます。

まずは左手の“方丈”です。
室内は“響き天井”で、1人で手をたたくと非常に響くそうですが、室内は入れませんでした。

また方丈内の後ろの書院の床の間は日本最初のものといわれています。

方丈の前庭は枯山水庭園で、蓬莱世界を表現しています。

方丈を1まわりしたら、茶室の“涵虚亭(かんきょてい)”がありますが外観のみです。

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