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大徳寺5(特別拝観1 本坊 芳春院)
写真は由緒書き(パンフレット)から転載した芳春院の呑湖閣。
本坊
春と秋の非公開文化財特別公開でほぼ毎回特別拝観があります。
拝観料は800円です。
さすがに本坊だけあって、他の塔頭よりも大きいです。
まず庫裡(台所)を抜けて、方丈へ。
狩野探幽の襖絵があり、枯山水の方丈前庭と、正面に国宝の唐門があります。
唐門はやや地味目ですが、日光東照宮の唐門のお手本になったそうです。
枯山水の方丈東庭は小堀遠州の作庭です。
次に書院とそのお庭に行きます。
平家物語で有名な沙羅双樹があります。
沙羅の樹は、1本では育ちにくいため、2本並べて植えるそうです。
朝咲いた花が、夕には花ごとボトリと落ちることから、無常観の象徴になっており、大徳寺の至る所にあります。
法堂の雲龍図がみられないのが残念です。
芳春院
毎年、11/10~11/30に特別拝観があります。
前田家の菩提寺です。
拝観料は500円です。
方丈には芳春院(まつ)の像もあります。
方丈前庭は枯山水“花岸庭”で、6月には桔梗や沙羅が咲きます。
方丈の後ろが、飽雲池に浮かぶ呑湖閣(どんこかく)で、打月橋で繋がっています。
呑湖閣は京都4名閣の1つで、ここのメインです。
意外と小さく、金閣に比べれば1/5程度のスケールですが、上層からは比叡山まで見えるそうです。
庭園に呑湖閣は見応え充分です。
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