京都観光のガイドブログです。定番の楽しみ方から特別拝観、さらには年に1度の御開帳まで。
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西国三十三所 草創1300年記念 特別拝観
写真は、六角堂(頂法寺)の本堂内陣
2018年で西国三十三所観音霊場が草創1300年になるそうです。
その記念事業として、2018年を挟む5年間の2016年~2020年にかけて西国三十三所 草創1300年記念 特別拝観が行われます。
要するに普段は非公開のお堂や諸尊のご開帳、および庭や寺宝が公開されます。
ご存じのように、このブログは「京都のおすすめ」ですので、京都の寺院についてのみ御紹介致します。
第10番:三室戸寺 宝物館特別拝観 4/1~4/30
この時期でなくとも、毎月17日に公開されています。
第11番:上醍醐 准胝堂 国宝 虚空蔵菩薩像公開 3月下旬~5月予定
上醍醐の准胝堂は2008年の落雷で焼失しています。
そのため准胝観世音菩薩像は下醍醐の観音堂にお祀りされ、例年5/17~5/21は御開帳されます。
しかし今年は5/1~11/30まで御開帳されます。
さらに上記のように虚空蔵菩薩像も御開帳されます。
昨年の3月に重文から国宝に昇格した仏像です。
第15番:今熊野観音寺 本尊御開帳と特別内陣参拝 10/29~11/13
例年9/21〜9/23は、四国八十八ヶ所お砂踏法要で本尊が御開帳されます(チョ―見にくいですが)。
お砂踏法要では外陣までですので、今回は内陣の奥まで入れそうですね。
第16番:清水寺 三重塔の塔開扉 11/1〜11/5
昨年2月に塗り直しが終わりました。
僕自身は三重塔内部をお参りしたことはありません。
また本尊の十一面千手観音像の御開帳も、2020年までにあるかもしれませんね。
第17番:六波羅蜜寺 特別内陣参拝 11/5~11/13
内陣参拝ですが、本尊御開帳とは書いていませんね。
本尊の御開帳は2012年にありました。
第18番:六角堂 頂法寺 秘仏 御本尊如意輪観世音菩薩御開扉 11/5~11/14
本尊如意輪観世音菩薩の開扉はレアです。
第19番:革堂 行願寺 特別内拝 10/30~11/13
革堂(行願寺)の本尊 千手観世音菩薩は1/17、1/18に御開帳されます。
しかしお堂の外からですので、今回は内陣からお参り出来そうですね。
第20番:善峯寺 文殊寺宝館拝観 6/1~6/30 ※土・日曜のみ
春と秋の土日には、寺宝館が公開されています。
第21番:穴太寺 安寿姫・厨子王丸肌守御本尊特別拝観 6/1~6/30
安寿姫・厨子王丸肌守の観音菩薩像はどうやら通常から本堂にお祀りされているようですが、近くまで行けないのでしょうか。
この辺りは詳細不明です。
以上が京都の件です。
他府県については、個々で調べてください。
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2016 1/15の拝観報告(安阿弥寺 初寄り法要)
写真は、表門
この日は朝からお仕事。
そして1段落した10:00から時間休で外出します。
やって来たのが西大路七条の安阿弥寺(あんなみじ)。
昨年末ハルトマンさまがご紹介して下さった寺院です。
こちらにまずは1/1に寄っています。
1/1拝観の「途中で少しだけ寄り道をして」がこちらでした。
何か告知などがないかと行ってみたら、「1/15 11:00~ 初寄り法要 小豆がゆ」とありました。
ビンゴですね(笑)。
改めて当日に行ってみることにしました。
10:45頃に到着すると、ちょうど門前のお掃除中。
「法要があるようなので、一般の者ですが一緒にお参りさせて欲しい」とお伺いすると、快くOKして下さいました。
浄土宗は全体的にこういうのに寛大ですね!
未だ法要まで時間があったので、久坂玄瑞が京で恋仲になった芸妓辰路のお墓があるそうなのでお参りをお願いしたら、御住職が墓地を案内して下さいました。
その後11:00まで書院で待ちました。
御朱印はなかったですが、由緒書きがありました。
しかも手書きのコピーしたのが。
こういうの好感度高いです。
お寺の方が由緒を書き残そうとされた気持ちがストレートに伝わります。
法要の参加者は平日ということもあるのでしょう、檀家さんが6名。
僕とあわせて7名。
詳細は今後の本編に掲載します。
法要後に御住職が僕のことを辰路さんのお墓参りについでに参加して下さったと、檀家さんにご紹介して下さいました。
昨年の大河ドラマ「花燃ゆ」でちょうど辰路さんが出てきたため(演じたのは鈴木杏さん)、僕の訪問はそれ程不自然には移らなかったようです(笑)。
最後には書院で小豆粥の御膳を頂きました。
非常によくして頂いたからという訳でもないですが、気持ちだけ志納して12:30頃に失礼して仕事に戻りました。
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2016 1/11の拝観報告6 最終(相国寺 長得院)
写真は、本堂前庭
養源院を出て、12:05当然のように長得院へ。
ここでスタンプラリー3つ目。
完全に確信犯ですね(笑)。
こちらは一昨年本堂以外はお邪魔しているので、本堂内部に興味津々です。
そしてその期待通り!?、見所は襖絵ですね。
最近修復が完了したそうです。
表門から前庭を経て、本堂内を1周で終了。
正直いうと、庭園の要素はそれほどでもないです。
拝観の詳細は本編に追記済みです。
説明もお伺いして、12:25にはこちらを出ました。
そしていうまでもなく3つ集まったスタンプラリーを持って、俵屋吉冨へ。
もはや冬の旅の楽しみの1つになっています。
拝観経路を考える上で、烏丸今出川通過時にスタンプラリーが3つ集まっているように計画するぐらいです(笑)。
そしてバスで13:00に帰宅。
拝観終了。
午後からは子供達と、宝ヶ池こどもの楽園で遊びました。
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2016 1/11の拝観報告5(相国寺 養源院)
写真は、書院 相和亭の前庭
10:30頃に東福寺のバス停から202系統に乗ります。
やっぱり五条坂の前で少し渋滞します。
五条坂交差点での1車線が右折専用になるところは、渋滞必発地点ですね。
11:00にやっと祇園へ。
ここでバス停にまず46系統が、その後ろに僕が乗り換えたい201系統が、そして3台目に僕の乗る202系統が停まりました。
46系統は昇降中。201系統はまず降車だけ。
3台目ですが202系統も降車させてくれました。
そして降りてすぐに2台前の201系統の乗車に間に合いました。
202系統の運転手さんgood job(笑)!
そしてそのまま百萬遍経由で11:20に烏丸今出川へ。
烏丸通を北上し、予定通り上立売通の中卯で食事。
11:40に向かったのが相国寺 養源院です。
ここでスタンプラリー2つ目。
これぐらいのタイミングなら、お昼時をネラッて拝観します。
12:00~13:00は皆さん昼食に行かれるので比較的空くのと、何よりバスの団体に遭遇しにくいのでおすすめです。
養源院の詳細は今後の本編に掲載しますが、なかなかいいのではないでしょうか。
秘仏の毘沙門天像、長生軒に書院の相和亭と庭園。
見所も多いです。
おすすめですね。
多分期間中にもう1度来ると思います(笑)!
12:00頃にこちらを出ました。
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平成28年 春の京都禅寺一斉拝観の分析
図は、最近の春と秋の非公開文化財特別公開と京の夏(冬)の旅の一覧
今年は臨済宗を開かれた臨済義玄禅師の1150年遠諱、ならびに日本臨済宗中興祖である白隠慧鶴禅師の250年遠諱を記念して
「春の京都禅寺一斉拝観」が開催されます。
全部で63カ所掲載されていますが、その大半が「通常拝観や、例年通りの特別拝観」です。
ここでは“いつもの”ではない15か所を取りあげて、公開頻度で分類し解説して参ります。
まず主な公開期間は4/12(火)~5/22(日)ですが、それより短いものや予約が必要なものもあります。
ちなみに分類の位置づけですが、「例年通りのものは最初から割愛されている」ため、いつものとは若干異なりますのでご注意ください。
1つ目は紺色で、通常でも予約すれば拝観できるところです。
妙心寺 大雄院は、通常でも予約拝観が可能ですが、今回なら予約が不要です。
それに9:00、11:00、13:00、15:00には15分ほどの座禅体験も出来ます。
2つ目は緑色で、年に数回公開されるところです。
萬福寺 松隠堂は、イベントの会場として年に数回は公開されます。
真如寺は京の冬の旅でも述べたように、一昨年から5月第3週の日曜日に半僧坊大権現開帳が開催され、その日は拝観可能となりました。しかしその日は大雄殿にお参りが出来ません。
一方予約して拝観すると、大雄殿内部はお参り出来ますが、書院に入れません。
今回は1回で両方に入れるので、いい機会です。
京の冬の旅の延長戦といっていいでしょう。
3つ目は黄緑色で、通常非公開のレアなエリアが公開されるところです。
妙心寺 桂春院は通常公開の塔頭ですが、その中のお茶室 既白庵は通常非公開です。
東福寺 法堂(仏殿) 禅堂です。
法堂は通常内部には入れませんが、3/14~3/16の涅槃会の際には内部に入れます。
しかし須弥壇には大きな涅槃図が掛っているので、今回は通常モードの法堂に入れる貴重な機会です。
禅堂も毎週日曜日朝の坐禅会では入れますが、今回は拝観で入れる貴重なチャンスです。
なおこちらは公開期間が4/29~5/12ですので、春の非公開文化財特別公開とのセットで考えられてもいいでしょう。
4つ目は茶色で、本来はレアだがこの1年以内に公開があったところです。
妙心寺 三門は、昨年の春の非公開文化財でも公開されましたし、毎年6/18AMの山門懺法でも上に入れます。
建仁寺 霊源院は、昨年の秋の非公開文化財でも公開があったのみならず、甘茶の花が咲く5月末~6月上旬にも独自公開がありました。
建仁寺 開山堂は、今年の冬の旅で公開がありました。
龍安寺 蔵六庵は、昨年の秋の非公開文化財で公開がありました。
大徳寺 法堂 唐門は、法堂の公開が昨年9月~10月に京都春秋主催の公開がありました。
こちらの公開期間は、前期4/12~4/28と後期5/11~5/22です。
しかしこの間は・・・春の非公開文化財特別公開・・・での公開ですね(笑)。
5つ目はオレンジ色で、久しぶりに公開されるレアなところです。
大徳寺 聚光院は、特別公開としては2014年の京の冬の旅以来です。
しかも今回の聚光院は、国宝の永徳襖絵や千住博襖絵が交代で里帰りするようです。
2015年の3/1~2016年の3/26までの1年間、展示内容を変えながら続くようです。
主催は京都春秋で、拝観料は2000円です。
東福寺 退耕庵は、特別公開としては2012年の春の非公開文化財以来です。
しかしかつては予約で拝観できたのですが、今は予約拝観も休止になったのでここまでのランクアップとなりました。
こちらは公開期間が4/12~4/18と短いです。
6つ目が黄色で、超レアなところです。
妙心寺 慧照院は、今回のような4月末の椿の咲くころには予約拝観もムリではないのですが、ご住職があまり乗り気ではないようで、結構断られます。
今回はいい機会です。
こちらの公開は、4/20(水)、4/21(木)、4/22(金)の平日3日間だけです。
大徳寺 玉林院は、特別公開としては2011年の京の冬の旅以来です。
月釜でも重文の蓑庵と霞床席に入れることはなかなかないので、いい機会でしょう。
最後が赤色で、ほぼ奇跡のところです。
京の冬の旅の分析で、「春は天龍寺がガンバッテくれる」と書いたのは、このことです。
天龍寺 臨川寺は十刹の1つで、大昔には公開されていたようですが、ここ数十年は固く門を閉ざしていました。
今回予約制のツアーの中に組み込まれることとなりました。
4/16(土)、4/24(日)、4/30(土)、5/4(水祝)、5/10(火)、5/16(月)、5/22(日)の7日(4/16、4/24、5/10は既に満席)。
定員は各日20名~30名。
1/25から予約が再開になりました。
他に天龍寺の法堂、天龍寺篩月での昼食などのツアーで10:00集合~13:30解散。
1人6,000円です。
臨川寺公開の希少性を考えれば、6,000円などなんでもないでしょう。
久しぶりに心が震えました(笑)。
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2016 1/11の拝観報告4(東福寺 即宗院)
写真は、本堂(左)と書院(右)。
泉涌寺を出て、例の近道でガラガラの東福寺へ。
秋は東福寺がいっぱい、泉涌寺ガラガラですが、
成人の日は逆です(笑)。
10:00から京の冬の旅で即宗院にやってきました。
かつて庭園学講座で書院などには入りましたが、内陣や寺宝はみていなかったので来ました。
拝観の詳細は本編に追記しています。
簡単に書くと、表門を入るとそのまま本堂へ。
本堂で説明と寺宝や内陣を観て、奥の書院へ。
書院は庭園鑑賞専用。
そして庭園の散策は出来ない仕様です。
後は任意で外に出てから本堂裏手の慰霊碑「東征戦亡の碑」に行けます。
庭園派の方には庭園散策がしたいところでしょうね。
今回スタンプラリーは、言わないと出てこないようです。
スタンプを1つ頂いて、10:25には次へと参りました。
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2016 1/11の拝観報告3(泉山七福神めぐり 唐門 月輪陵)
写真は、唐門からの霊明殿
来迎院を出て、仏殿方面へ。
この日は仏殿も拝観無料です。
まずは仏殿にお参りします。
ここまではまだ人が来ておられます。
そして舎利殿の奥の唐門の方へ。
この日は通常閉まっている唐門が開いているので、霊明殿が正面から撮影可能です(下記コメントのように、2014年4月からは常時開門されていました)。
さらにこの右手奥の月輪陵(通常は平日のみ開門)も祝日ですが開門しています。
もうこの辺りは誰も来ておられません。
マニアの泉山七福神めぐりの楽しみ方ですね(笑)。
泉山七福神めぐりのマニアポイントをまとめると、
・戒光寺で、泉山融通弁財天のご開帳(ただし11/3もあり)
・来迎院で三宝大荒神のご開帳
・月輪陵が休日にみられる
・雲龍院の本堂(龍華殿)に正面から入れる
ぐらいでしょうか。
来年行かれる予定の方は、是非その辺りを意識されると一層楽しいのではないでしょうか。
9:50にはこちらを出ました。
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2016 1/11の拝観報告2(泉山七福神めぐり 来迎院)
写真は、重文の三宝大荒神像
そして来迎院です。
この日は含翠庭は閉まっています。
まずは本堂で布袋尊像にお参りします。
しかし本当の目的はこれから。
石段の上の荒神堂へ。
この日だけ重文の三宝大荒神像がご開帳されます。
石段の下にもそのように掲示されています。
しかし荒神像は、お堂の外から1部屋またいでさらに奥の部屋に。
奥過ぎてチョ―見えにくいです。
デジカメ最大拡大でコレ(笑)。
単眼鏡でなんとかお顔が確認できる程度です。
WAN初代によると、ちょっと前まではこの三宝大荒神像で特別拝観的なことがあったそうです。
最近では東京からのクラブツーリズムのツアーに組み込まれていました。
まあそこまですることもないので(笑)、またの機会を待つことにしましょう。
9:40頃にはこちらを出ました。
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2016 1/11の拝観報告1(泉涌寺 善能寺)
写真は、祥空殿(本堂)内部
さて京の冬の旅第1弾です。
第1弾をこの日にしたのは「泉山七福神めぐり」があったからです。
京の冬の旅や夏の旅では市バスの1日乗車券を使うことが多いです。
それほど道が渋滞しないので。
この日も1日乗車券でまわります。
まずは202系統にて9:20着で七福神めぐりでにぎわう泉涌寺へ。
しかし笹は頂かずにどんどん泉涌寺道を進みます。
本坊の脇から来迎院へ向かいます。
しかしその前にちょっとその前の善能寺へ。
今まであまり注目していませんでしたが、こちらも何気に洛陽三十三観音巡礼の第18番札所だったり、庭園の仙遊苑が重森三玲の作庭だったりします。
また詳細は今後の本編に掲載します。
しかしこの日は泉山七福神めぐりで既に多くの方が来ておられましたが、こちらにはほとんど誰も入って来られませんでした。
少しばかり落ち着いて(笑)、来迎院へ参ります。
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2016 1/8の拝観報告7 最終(立本寺 鬼子母神大祭)
写真は、刹堂(鬼子母神堂)と妙見堂(扉がすべて開いています)
さて毎月8日は、立本寺で14:00~鬼子母神大祭が刹堂(鬼子母神堂)であるので来てみました。
しかも運のいいことに、1月、5月、9月は妙見堂で妙見菩薩の御開帳もありました。
こういうところ、ツイテるんですよね(笑)。
詳細は本編に追記しました。
14:00に刹堂へ。
来ておられるのは、ほとんど地域の方。
総勢15名ほど。
まずは妙見堂へ。
最初は妙見さんのお厨子は閉まっていますが、法要の途中で開扉。
そして全員がお厨子の前でお参りし終わったら、すぐに閉めます。
実質5分程度の開扉です。
14:15頃に終わり、刹堂へ。
こちらも最初20分ぐらい法要。
同様に法要中に開扉。
全員がお厨子の前でお参りし終わったらすぐに閉めるので、こちらも5分程度の開扉でした。
ちょうど15:00頃に終わりました。
非常にマニアックですが(笑)、よかったです。
今年なら5/8が日曜日ですね。
時間の制約がありますが、興味がおありの方は是非。
この日はこれで帰りました。
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2016(平成28)年 春の非公開文化財特別公開の速報
写真は、大黒寺の本堂(正月)
さて京の冬の旅も落ち着いてきた頃でしょうか。
こちらの話題は早くもGW。
本日一般に発表された、春の非公開文化財特別公開です。
和敬会の会員には1週間ほど前に案内が来ていたのですが、「本日までは内密に」ということでしたので(笑)。
日程は、2016/4/29(金祝)~5/8(日)です。
さて個々の細かい評価は今後の分析に委ねるとして、今回は速報と感想だけ。
分類の解説
頻度の分類
A:普段から拝観しており、寺宝の特別公開
B:1年で3回以上、特別拝観があるところ
C:1年に2回は定期的な特別拝観があるところ(主に春と秋)
D:1年に1回は定期的な特別拝観があるところ
E:レアではあるが近年特別拝観があったところ
F:近年特別拝観の形跡がないところ
拝観エリアの分類
1:通常拝観と同じ
2:通常拝観では入れない一角が公開される
3:普段は全く拝観謝絶
A-1 上賀茂神社
C-3 大徳寺 本坊
A-2 下鴨神社
A-2 知恩院 大方丈 小方丈 方丈庭園
B-3 東寺 五重塔
A-2 仁和寺 金堂 経蔵
E-2 伏見稲荷大社 御茶屋 荷田春満旧宅
A-2 瑞光寺
A-1 城南宮
D-2 安楽寿院
A-2 大黒寺
A-2 御香宮神社
A-2 長建寺
B-1 善願寺
A-2 法界寺
B-1 恵福寺
A-2 石清水八幡宮
今回は過半数が伏見区。
特徴としては、通常全く拝観をしていない寺院の公開が目玉ではなく、
「通常拝観をしているが、通常は公開していないところ(寺宝)の公開」
の方が目立つので、
アルファベッドより、数字の2に注目した方が良さそうです。
特筆すべきは、瑞光寺(本堂)、大黒寺(本堂 秘仏 大黒天)、法界寺(薬師堂 秘仏 薬師如来像)でしょうか。
個人的には、とうとう「未訪問寺院がゼロ」になってしまいました(笑)。
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2016 1/8の拝観報告6(西正寺)
写真は、本堂内陣
寺町通から綾小路通→烏丸通→丸太町通→七本松通と進み、立本寺近くのコインパーキングに13:00頃に到着しました。
目的の14:00まではまだ1時間あったので、裏手にある西正寺に行ってみました。
お正月にハルトマンさんが訪問されていた寺院です。
入ってすぐの愛染堂は内部が覗けます。
そして庫裏へ。
御朱印を頂けないかとお伺いすると、ありました。
さらに本堂にお参りをお願いすると、快くOKして下さいました。
さらには本堂でご住職の息子さんが丁寧に説明して下さいます。
内部の写真もOKでした。
また詳細は今後の本編で掲載しますが、本堂の右手に宝生如来があり、洛陽五智如来の1つなんですね。
他は、
・阿しゅく如来 教善寺
・阿弥陀如来 東寺 五重塔
・釈迦如来 大報恩寺(千本釈迦堂)
・大日如来 親縁寺
となっていました。
さらに帰りには愛染堂まで開けて、入れて下さいました。
この愛染さんは元々北野天満宮にあったのですが、廃仏毀釈でこちらに移されたのだそうです。
由緒書きも頂けましたし、予約もなしに来た我々に非常に親切にして下さいました。
とてもありがたかったです。
だからというわけでもないですが、そっと志納しておきました(笑)。
気付けば13:50。
立本寺へと戻りました。
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2016 1/8の拝観報告5(乙羽 蒸し寿司)
写真は、蒸し寿司 税込1512円
水薬師寺を出て、七条通→七本松通→五条通→河原町通→寺町通と進み、コインパーキングに駐車します。
そして新京極へ。
12:10頃に昼食にやって来たのが、乙羽さんです。
以前スマステ(スマステーション)でやっていた蒸し寿司を頂きに来ました。
このタイミングでのスマステ・・・因果なものです。
今後もなんとか続いて欲しいです。
さてその名の通り、蒸し寿司は温かいちらし寿司です。
京都の他のお寿司屋さんでもやっておられます。
お店の前のせいろで蒸しておられ、注文が入ると出して持って来られます。
”蒸し”ですので、10月~5月限定だそうです。
寒い冬なら、温かいお寿司もいいですね。
ただし御飯が1膳半ぐらいなので、男性には少し量が足りないでしょう。
またお値段も税込1512円とやや高めです。
12:30頃にはこちらを出ました。
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2016 1/8の拝観報告4(水薬師寺 薬師如来御開帳)
写真は、本堂外観
11:00過ぎに伏見桃山陵を出て、国道24号線→十条通→国道1号線→東寺道→御前通→西塩小路通と進み、
11:30にやってきたのが、十二薬師霊場の1つ水薬師寺です。
1/8の初薬師だけ、こちらの薬師如来像のお厨子がご開帳されます。
浄瑠璃寺3か所一斉ご開帳と並ぶ「1/8もの」です(笑)。
お厨子の直前まで行ってお参りします。
2年前にも来ているのですが、薬師如来像の印象が随分違いました。
もっと古かったように思っていたのですが。
人間の記憶なんて曖昧なものです。
御住職とも少しお話して、11:50頃には失礼致しました。
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2016 1/8の拝観報告3(伏見桃山陵)
写真は、通常時の伏見桃山陵
浄瑠璃寺を出て、京奈和道を木津ICから城陽ICまで。
そして国道24号線を北上します。
観月橋を経て、10:50頃にやって来たのが伏見桃山陵です。
「伏見桃山陵って、1/1の特別参拝できたんじゃないの?」と思われた方もおいででしょう。
そうなんですが、その時に閉まっている管理事務所を覗き込むと、パンフレットがあるのを発見!
欲しい・・・欲しい(笑)。
しかし宮内庁系の管理事務所は平日日勤帯しか開いていないと思われるので、この日わざわざ再訪しました!
管理事務所には「陵墓のしおり」があり、全4枚。
赤:古市監区(大阪)
紫:畝傍監区(奈良)
青:月輪監区
黄:桃山監区
僕は後の2種類のみ貰いました。
あんとんさんには「えっ、2種類だけでいいんですか!」とツッコまれましたが(笑)。
11:10頃にはこちらを出ました。
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