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圓徳院(東山中央散策17)


写真は、紅葉の北庭

場所は高台寺の台所坂の前で、高台寺の塔頭です。
門を入り、拝観料500円を納めます。
高台寺とセットなら900円です。

正門をくぐり、前庭を経て方丈へ。
ここは入口と出口が違うので、靴は持参です。
すぐに枯山水の南庭があります。
方丈の襖絵は本来、長谷川等伯のものでした。
しかし痛みが激しくなったため、近年新たに作成された襖絵に変わっています。
方丈の左手から裏に回ります。
方丈の左手には元茶室のような写経場があります。
吉野窓、網代の腰板、屋根は一部が掛け込み天井になっています。

方丈左手の裏は雪月花の間。
ちょうど裏側は、小さなガラスケースの展示室になっています。
本来方丈にあった重文 長谷川等伯の山水図襖の複製や、
場合によっては秀吉が念持仏にした三面大黒天(大黒天、弁財天、毘沙門天)が展示してあることもあります。

その先の左手の渡り廊下から書院へ行きますが、右手にある方丈右手裏にあたる松竹梅の間もあります。
小高い渡り廊下を渡りますが、その下は石塀小路からの抜け道です。

渡り廊下の際に土蔵があり、この中も展示室です。

最後は書院の北庭です。
書院は廊下から入って左手に拡がりますが、右手には歌仙の間があります。

北庭が非常に有名で、120度ぐらいもみじの枯山水のお庭を見ることが出来ます。
もともと伏見城の化粧御殿を移築したものです。
移築前は池泉回遊式だったものが、移築してからは枯山水になったそうです。
かつてライトアップに来ましたが、非常に幻想的でした。

また書院の左手奥には、小間の茶室があります。
その前には”ねね”も使った桧垣の手水鉢があります。
3畳台目のお茶室で、事前予約で呈茶をしている時もあります。

帰りの出口は入口とは違い、書院の右手から出ます。

AERICAN EXPRESSのゴールドカード以上であれば、客殿で休憩が出来ます。
ねねの道沿いの掌美術館の中央にある石畳を奥に進んだ左手に中庭があり、そこから客殿にカードを提示して上がります。
廊下の奥に8畳間2つ、さらに左手奥には貴賓室のような部屋もあります。
こちらでお茶と簡単なお茶菓子が頂けます。
客殿奥のお庭は、拝観の際に門から入って方丈に至るまでの右手のお庭を逆らか観ていることになります。



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