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2025 5/16のおやつ報告4(叶匠壽庵 京都茶室棟)

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写真は、茶室棟の大広間(写真は5/10のもの)。

金戒光明寺 永雲院を出て、東へ。
永観堂の北側の小道のコインパーキングに駐車し、さらに東へ。

13:40頃にやって来たのが、叶匠壽庵 京都茶室棟です。
  
今回は喫茶の方で”あも”を戴きました。
叶匠壽庵といえば”あも”でしょうw

なぜこう度々来るのか。
理由は3つありました。
・金戒光明寺から車でなら結構近い
・ホテルのチェックインまで時間がちょっとあった
・叶匠壽庵 京都茶室棟が久しぶりに開いたが、期間限定で5月末まで。
 それまでに茶室棟内部の写真はupしておきたかったからw

なので今回の写真は5/10に撮影した茶室棟の大広間です。

”あも”は鉄板で美味しかったですw

そして14:10頃になりました。
いよいよ今春の京都泊の場所に向かいます!
               
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2025 5/10の拝観報告2 最終(叶匠壽庵 京都茶室棟)

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写真は、茶室棟の7畳間。

白河院を出て、徒歩で次へ向かいます。
最近のツアーでよくご一緒する苔松さんも一緒ですw

哲学の道方面へ歩き、13:20頃にやって来たのが叶匠壽庵 京都茶室棟です。
コロナ後ずっと呈茶を休止しておられて、この5月まで久しぶりに呈茶を再開されました。
僕も今年3/204/5に既に来ています。
ではまたなぜ来たかというとアマ会員さんから「そんなに忙しそうじゃない時なら、茶室棟を拝見出来る」と伺ったからです。

到着して早速呈茶席へ。
我々だけしかいません。
ラッキーw
                 
        
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写真は、季節のお菓子 粽 1,650円。

今回の主菓子は粽。
お薄と共に美味しく戴きました。

そしてお茶室棟を拝見したいとお願いしたらOKでしたw
露地を入り、奥の大広間を拝見。
そしたら電気も付けて下さり、「よかったら、上がって奥の茶室もどうぞ」と。
中に入れてくださいました!
メチャメチャラッキー。

7畳間の茶室が上の写真です。
一昨年のお茶会ではこちらで濃茶席がありましたね~~

思っていた以上に拝見させてくださったので、丁寧にお礼を申し上げました。
13:40頃にこちらを出て、この日はこれで帰宅しました。

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2025 4/20の拝観報告6 最終(對龍山荘)

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写真は、道安囲いの小間。

建仁寺での四頭茶会を13:00頃に終えて、安井金比羅宮のポートからシェアサイクルでウェスティン都ホテルのポートへ移動。
そこから徒歩で13:30頃にやって来たのが、對龍山荘です。

もう何回来たのか。
そもそも2024年に一般公開されるまでに、NHKカルチャーやそうだ 京都、行こうのツアーで3回ほどは来ています。
そして
2025/1/15に屋内1階の追加公開
2025/2/16に2階の追加公開
そして今回の道安囲いの小間の追加公開の計4回です

伝え聞くところでは、今回のは4月に似鳥会長が来られた際に道安囲いの小間も公開しなさいと言われたので公開になったとか。
アマ会のいざ上洛さんから4/10に情報を得て、機会をうかがっていました。

恐らく意図的ではないと思うのですが、図らずも小出し公開に引きずられまくってますw

行ったことがある方はわかると思いますが、1階の聚遠亭の向かい側に3畳の水屋と4畳半の小間があります。
この3畳の水屋の奥にさらに3畳に水屋、その先に道安囲いの小間があります。
この小間の外が庭の小川にある流れ蹲踞のところです。

正直もうほぼこのためだけに来ました。

一応庭園も回り、水車の奥の藤が咲き始めていました。

14:00頃に参観を終えましたが、もう7:00から活動しており疲れました。
この日はこれで帰宅しています。

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2025 4/5の拝観報告6(叶匠壽庵 京都茶室棟)

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写真は、立礼席。

西宗寺を出て、東野駅周辺のポートへシェアサイクルを返却します。
そこから再び地下鉄東西線で蹴上駅に戻ります。

南禅寺境内を経て、清流亭と野村碧雲荘前を通るとこちらも桜はかなり咲いていましたが、インバウンドの方はこの辺りは少ないです。

そして永観堂の前を通過し、哲学の道方面へ。
こちらは当然スゴイ人。
インバウンドの嵐です。

14:20にやって来たのが、叶匠壽庵 京都茶室棟です。
コロナ禍以降閉まっていましたが、今年の3月から5月までは一旦開店しました。
再開店当初の3/20に1度来ています。
時間があったので、また来てしましましたw

店内は喫茶と呈茶とありますが、喫茶の方は順番待ち。
僕はもちろん呈茶の方。
行ってビックリしたのが、「呈茶ですが、今外の方がいっぱいで、室内でもいいでしょうか」と。
立礼席の中、誰もいないんですw
土曜日の14:20でこんなことある(笑)!

楽勝でこちらに1人で入り、写真を撮りましたw

        
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写真は、抹茶と季節の和菓子(はるの) 1,650円。

呈茶の生菓子は「はるの」。
三食団子ですが、中にそれぞれ餡が入っているんです。
先のは葛にさくら餡。
緑はよもぎ餅に粒あん。
根元のはわらび餅かな。
非常に美味しかったです。

14:45頃にこちらを出て、次へと向かいました。

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2025 4/5の拝観報告3(琵琶湖疎水船 後編)

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写真は、船上からの九条ポンプ場。

第一トンネルに入り、トンネル内の北垣国道の「寶祚無窮 」扁額や立坑を見たりするのは以前と同じ。
途中疎水沿いで花見をされている方が1便の船に気づいて手を振ってくださる光景も前回と同じ。
乗船中のポイントは本編(前半後半)を参照してください。
これは案内人の方にもよるのかもしれませんが、保津川下りと同じでおしゃべりに「笑いの要素が増えた」ような気がします。

諸羽トンネルから第2トンネル。
そして最後の第3トンネルで出たらすぐに蹴上の船着き場です。
このトンネルを出ると案内では振り返って三条実美の「美哉山河」を紹介されますが、僕は前です、前。

今回の2つ目の目的は「船上から九条ポンプ場の写真を撮る」でした。
九条ポンプ場の周辺は通常立ち入り禁止区域なので、近くに行けるのは琵琶湖疎水船の乗下船の時のみ。
さらに九条ポンプ場の前で下船するので直近で写真を撮れるのですが、近すぎなんですよね。
側道の幅なので、離れて撮れない。
そこで今回はそのタイミングを最初から計っていましたw

なかなかいい感じで撮れました。
真正面も撮れましたが、正面過ぎて奥行きのわからない写真になりますね。
先方が恐らく想像もしていないであろう目的がある人もいるもんですw

12:10頃に蹴上に到着し、解散となりました。
本当に左側の先頭でよかったですw

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2025 4/5の拝観報告2(琵琶湖疎水船 前編)

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写真は、大津閘門。

毘沙門堂を出て山科駅に戻り、京阪京津線に乗って浜大津駅へ。
10:00過ぎに大津港に到着。

この日は10:20集合で琵琶湖疎水船に乗ります!
2019/4/6にも乗船していますが、当時は大津閘門のある三井寺付近の疎水からの乗船でした。
しかし昨年から桜の時期は琵琶湖内の大津港出航するコースになりました。
運行距離が伸びたのですが、本当のお楽しみはそこではありませんw
今回再訪した目的は2つあり、そのうちの1つがソレです。

さてまず予約ですが、2/20の9:30から。
開始と同時に申し込んで、2組目だったようです。
1隻12名。
この日中には桜満開予想の日程は埋まっていました。
料金はシーズンによって5段階で、今回は最高の14,000円。
この辺りの予約についても本編を更新しています。

さて10:20に大津港の奥の部屋でDVDと説明。
そして湖岸に行き、10:50に出向です。
今回は2組目だったので、左側の先頭!
先頭もですが、左側ですよ!
これで2つ目の目的も達成出来そうでよかったですw

琵琶湖を出て、疎水へ。
1つ目の目的は「閘門体験」です。
琵琶湖の方が疎水より70㎝程度水位が高いので、閘門に入って調整します。
それを船上で体験出来るのです。

閘門に入ると後方の扉が閉まります。
すると正面の扉の下方にある小窓が開いて、水が疎水側に流れ出ます。
最初は見えないですが、小窓の水位になると流出するのが見えます。
そして水位が揃うと御開帳w
正面の橋の上から桜と閘門を見ている無数の人がいるので、まさに御開帳ですw

さて疎水を進んできますが、続きは明日に。

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2025 3/23の拝観報告1(三友居 塵外室 茶道文化会 三月例会)

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写真は、8畳の広間。

大相撲春場所が千秋楽の日曜日です。
この日は朝からお出かけです。

8:00過ぎに車で出かけ、銀閣寺道近くに予約した駐車場に駐車。
8:30頃にやって来たのが、三友居の塵外室(じんがいしつ)
この日はこちらで茶道文化会の三月例会がありました。

仕出し屋さんの三友居さんが所有されているお茶室の塵外室。
お茶会でしか使われないので、こういう会に行くしかありません。
今回は9:00スタートから1時間ごとで15:00スタートの7席。
各席20名で、参加費は22,000円でした。

僕は当然1席目。
千秋楽なので遅くても13:30には帰宅したいからw

塵外室には2023/1/17に開催された「三友居 茶懐石専門料理屋がいざなう奥深い茶事の世界を体感する」で来たことが1回ありました。
その時は主屋の8畳間で呈茶と点心があり、小間を覗かせて頂きました。

今回は人数が多かったので、前回行ってない2階の6畳間+8畳間が待合。
1階の玄関間と4畳半の待合を経て露地に出て、縁から8畳と6畳の広間に席入りしました。
席主さんの米寿のお祝いでもあったそうで、21椀すべて箱書きありの違うお茶碗(主茶碗は左入)。
2服目もすべて違うお茶碗という贅沢さw

        
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写真は、三友居調整 点心。

席は40分ほどで終了し、さらに北側(奥)にある鉄筋コンクリートの洋間の広間で10:00~点心席でした。
点心は40分ほどで戴けるので、うまい具合に1時間でお茶席、1時間で点心席の入れ替えで進めておられました。

今回で塵外室の全貌がわかりましたw

10:45頃にこちらを出て、次へと向かいました。
   
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2025 3/20の拝観報告1(叶匠壽庵 京都茶室棟 お茶席)

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写真は、北側の立礼席。

 春分の日、木曜日の祝日です。
この日は当初ランチの予定だけでした。
しかしアマ会のTさんから新たな情報を戴いたので、その前に来てみました。

9:15頃に自宅を出て、地下鉄東西線で蹴上駅へ。
そこから徒歩で南禅寺境内を縦断。
9:50頃にやって来たのが、哲学の道沿いにある叶匠壽庵 京都茶室棟です。

コロナ前は春と秋に呈茶の営業をしておられましたが、長らく休止。
そして昨年4/1にしばらくぶりにこちらでお茶会があり、参加しました。

それからまた開いてなかったのですが、この度3/18~5/31までプレオープンということで開店されました。

オープン最初の祝日の朝1番。
早速やってきましたw
現地に着くと既にアマ会の桜さんが来ておられましたwww

10:00に開店。
店内に入るとまずは物販のエリア。
そして右手奥の広い土間の立礼席がお茶席で、主菓子とお薄を点出しで戴けます。
また左手奥の小さい方の立礼席は甘味のエリア。
あんみつなどが戴けます。

今回は折角なのでお茶席へ。
この立礼席の奥に別棟でお茶室棟があり、お茶会の際はそちらでしたが通常は外観だけの拝見で中には入れません。
またお茶会の際は広い土間の立礼席が待合で、こちらで主菓子を戴きました。
逆に小さい方の立礼席は点心席でしたね。

お菓子を頂きます。
主菓子はつくね芋が入っているのかな、ねっとりした練り切り。
お薄も戴きましたが、まだお客さんは我々ともう1方のみ。

そこで「甘味のお部屋も拝見出来ますか?」と伺うと了承してくださいましたw
今回はそちらのお写真です。
水屋がすぐ隣にありそこも客席にしているので、全体がよくわかります。
広間の茶室もあるんですね。

呈茶は1,650円でした。

10:20頃にこちらを出て、次へと向かいました。

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2025 3/6の拝観報告2 最終(野村美術館 聴雨軒茶会)

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写真は、玄関。

大力邸を出て、13:40頃にやってきたのが野村美術館です。
この日は閉館日ですが、聴雨軒茶会があり申し込んでいました。

1席10名で、10:00~、11:00~、13:00~、14:00~の4席。
アマ会からは
10:00 あきさらささん、。karaikaさん、京loveさん 
11:00 桃ちゃん、YDさん、masaさんご夫妻、Ysさん
13:00 KEIさん、Mさん、Mzさん
14:00 桜さん、serimamaさん、Inさん、あいるさんと僕。
さらに皆さんと共通のお友達もお一人
が参加しました。

この各回10名でこの占有率の高さは偶然ではありません。
まずインスタで募集が始まってすぐに桜さんが見つけて我々に告知。
そこから各友人伝いに広まって、すぐに埋まったからです。

実際14:00の席も他の4名の方も桜さんやInさんの友人で、「誰ともつながっていない人は1人もいません」でしたw
参加費は5,000円です。

美術館の立礼席が待合。
時間になったら、美術館外の右手から裏手の茶室に回ります。
次の間の「聴雨」の扁額は橋本関雪。
床の間の和歌懐紙は貞昌  (石州)。
香合は傘型 の仁清。

釜  与次郎
棗   桐   藤村庸軒好
茶杓  金森宗和 春宵一刻

御菓子  二條若狭屋 「桜だより」 花弁がきれいで、桜餡も最高でした。
菓子器は安南(ベトナム)、マイセン、デルフト焼き。
お薄は全員お点前して下さいます。
茶碗は黄瀬戸、萩、絵唐津、虫明、志賀焼(対馬)、狂言袴、八代焼、赤膚焼、朝日焼、志戸呂焼など。
すべて手に取って拝見出来ました。

お茶席は14:55頃に終了
お茶席後は次の展覧会、「能楽の美 -能面・能装束と能楽ゆかりの茶道具-」を一足先に拝見出来ました。
15:20頃にこの日は帰宅しました。

美術館主催のお茶席は、普段はなかなか手に取れないお道具をしっかり拝見出来ます。
さらにほぼ知り合いばかりで話しあいながら拝見できるのもいいですよね。
それに今回僕が初めてお目にかかった方も、今度またどこかのお茶会でお目にかかるんですよねw
皆さんと交流を深めておきました。

そしてさらにです。
聴雨軒茶会は皆さんもうっすらご期待の今後「付帯的なイベント」もあるかもなんですw
それはまた開催があれば、報告します。

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2025 3/6のランチ報告1(大力邸)

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写真は、玄関前庭。

木曜日です。
この日、午前中は仕事。
そして午後からは有休で出かけます。

蹴上駅で下車して、南禅寺境内へ。
12:40頃、ランチにやってきたのが大力邸です。
通常なら1階のカウンター南禅でうどんを戴くところですが、
ちょうどこのタイミングで1階は改修中。
2階の大広間で戴くことになりました。
平日ですが、結構お客さんはおられました。
ほとんどが海外の方。

         
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写真は、黒毛和牛の小鍋すき焼き 2,700円とライス大 400円。

注文は小鍋すき焼き。
野菜などの具材は正直あまり充実はしていませんが、来てみて分かりました。
お肉に一球入魂していますねw
確かにお肉はいいお肉でしたし、具材の半分強がお肉w
海外の方に「美味しいすき焼きのお肉を食べてください」と言っているようなメニューでした。
これだけコンセプトがハッキリしていると分かりやすいです。
確かに美味しかったです。

13:30頃にこちらを出て、この日の予定に向かいました。

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葵ホテル 南禅寺別邸

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写真は、看月亭の庭園。

葵ホテル 南禅寺別邸は光雲寺の北側に隣接する、数寄屋建築をリノベーションした一棟貸しのホテルです。

アクセス
南禅寺の北門(大寂門)を出た鹿ケ谷通を直進し、右手の永観堂を通過すると信号が見えてきます。
この信号の1つ手前の交差点を右折したら正面に光雲寺の正門があります。
ここを突き当り左へクランクして、約60m先に葵ホテル 南禅寺別邸があります。

春や秋の繁忙期でなければ1棟1泊で30万円ぐらい、繁忙期はさらに値上がりします。
今回は2024/10/12開催の中庸祭の2部がこちらでありました。

北側の看月亭と南側の閑雲庵から成ります。

看月亭
玄関を入ると正面に6畳の寝室、右手にバスとトイレ、左手にキッチンがあります。
キッチンの奥には3畳台目中板の元茶室があり、個室のようになっています。
さらに奥に進むと8畳間があり、1畳の床の間と1畳の床脇と付書院、さらに庭に面した2面には土間の縁があります。

庭はL字型に拡がり、池もL字です。
手前は芝生、左手側は松林、中央は紅葉、右手は桜です。

閑雲庵
こちらは天井だけ残し、内部はかなりきれいにリノベーションされています。
玄関を入ると大きなリビングです。
右手奥にダイニングとキッチン、右手前には小上がりで床の間のある3畳間になています。

リビングの手前左手に1つ目のベッドルーム、まっすぐに進んだ突き当りの左手に2つ目のベッドルーム、右手にも3つ目のベッドルームがあります。
それぞれにトイレと浴槽があり、浴槽は檜や大理石、クローゼットの扉の木の格子もそれぞれの部屋で意匠が異なります。

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ウェスティン都ホテル3(7階 佳水園)


写真は、佳水園 月7の主室。

エレベーターを7階で降りて左手方向に進むと、佳水園の案内表示があるのでその通りに進みます。
左手奥に茶室の可楽庵があります。
さらに右方向に進んだ右手に数寄屋風の門がり、これが佳水園です。
通常は門の内側に作る控え柱が敢えて表側にしてあります。
中に入ると右手には大きな岩から水が流れ落ち、岩を周遊する川に合流していきます。
これは7代目小川治兵衛の長男、白楊作の庭園です。
そして正面から左手には白砂に中央に丸い芝生を配してある庭園と数寄屋造の建物があり、これは村野藤吾の作です。

庭園を進み左手の玄関から入ります。
入って右手に佳水園のロビーがあります。
障子の桟が斜めかつ不均一の感覚になっているところや、ロビーにある棚の壁側が接着しておらず空間を開けてることころが村野藤吾らしさです。
網代天井のロビーには川端康成の書も掛かっていました。

ロビーを奥に進みます。
廊下を右手に折れたすぐ先mの左手にライブラリーがあります。
改修前の1部屋が残ったものです。
右手に茶道口のような入口があり、階段の下は小さなソファースペースで下地窓もあります。
左手奥は広いソファースペースで共有の休憩所です。

廊下をさらに奥へと進みます。
廊下は途中で雁行状に折れ、その角には三角の地袋があります。
階段を登った最奥に月7の部屋があります。
佳水園の表門を入った右手の築山の上の部屋です。
玄関右手の石畳を進み上に上がります。
正面に3畳間、左手に連続して7畳間+1畳の床の間+中板の部屋があります。
また3畳間の右手には小さな書斎があります。
7畳間の奥の廊下には水屋が残っており、さらに奥には8畳の寝室があります。
寝室の奥には縁の部分が小部屋のように改修されています。
寝室前の廊下のさらに奥に洗面と高野槇の浴室があります。

ロビーに戻って廊下左手に階段から2階へ。
東山2に入ります。
こちらは外周を1周できる仕様で、部屋の中央が寝室です。
玄関は網代天井で、床は瓦風風のタイルです。
廊下を右手へ進むと、リビングです。
左手奥に床の間があり、屋根は化粧屋根の傾斜で仕様は竿縁天井のようになっています。
西側の景色がきれいで、左大文字と船形が見えます。
部屋奥を左に進むと、部屋の中央に向かって寝室があります。
廊下を左に進むとウォークインクローゼットで、突き当りがお風呂。
さらに左に曲がると玄関に戻ってきます。


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ウェスティン都ホテル2(5階 葵殿庭園、8階 村野スイート)


写真は、葵殿庭園。

ロビーの右手奥のエレベーターで5階で降ります。
案内に沿って進むと葵殿庭園に出られます。
七代目小川治兵衛によって、昭和8年に作庭されました。
小さな池の中に流れ蹲踞、灯籠なども複数あります。
右手の斜面に小さな滝もあります。
散策路を進んで左手に降りると前述の葵殿と稔りの間の外に出てきますし、
右手の階段を上ると、後述の佳水園の方に出てきます。

8階に行きます。
本館の廊下を奥へと進むと、右手に長いベランダがあります。
ここに出て本館側に振り返ると、銅製で凹凸を付けた村野藤吾の設計の屋根がよく見えます。
塔屋部分もこのあたりからならかなり近くに見えます。

廊下をさらに進んだ突き当り、北西の角に8053号室の村野スイートがあります。
8階にある村野藤吾が監修したスイートルームです。
2022/11/11の京都モダン建築祭で公開されました。
8階の北西角にあるので、京都市内の眺望がまず見事です。
部屋に入ると玄関間があり、左手にトイレ。
その奥に広いリビングが拡がります。
家具や調度品のもすべて村野藤吾の作品で、脚が細く天板が薄いので華奢な感じ、さらには曲線が多用されます。
部屋の内部も柱や天井は角がなく、すべて曲線です。
壁紙や天井は上野リチがデザインしたクロスです。

左手の奥で隣のベッドルームと浴室につながっており、さらにその奥にももう1部屋がありました。

そして廊下を戻って来ると、左手に非常階段があります。
今は通常は使えませんが、これも村野藤吾の設計のオリジナルです。
まいまいツアーでは8階から7階まで降りれます。
木製で華奢で優美なカーブの手すり。
手すりと床の間の装飾も特徴的です。



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ウェスティン都ホテル1(2階、3階、4階 葵殿、稔りの間)


写真は、葵殿。

ウェスティン都ホテルは当初は村野藤吾が設計したホテルで、佳水園庭園や葵殿庭園などの庭園もあります。

アクセス
地下鉄東西線の蹴上駅で下車します。
出口2から地上に出て左へ。
約100m先の左手にあり、スロープを上ると宿泊玄関です。

宿泊玄関から本館に入ります。
正面がメインロビーで、左手奥にフロントがあります。

左手のエスカレーターで本館2階へ。
エスカレーターを下りて本翻し、突き当りを左手のエスカレーターへ。
長い廊下の左手に都ギャラリーという資料の展示室があり、自由に入れます。
この先が西館です。
宴会玄関があり、右手に村野藤吾設計のらせん階段があります。
1番下の1階まで降りて振り返ると、らせん階段の間がハート型に見えます。

ここから先の室内はまいまい京都の「村野藤吾の傑作建築、本館&佳水園スペシャルツアー」で入っています。
3階に上がった右手は東館で、右手奥にバー麓座(ろくざ)があります。
こちらで最初にアウトラインの座学があります。
こちらのボトルキープ棚も村野藤吾の設計です。

正面は本館で左手の廊下を進んだ右手にサーキュラールームがあります。
外から見てもドーム状になっており、三条通に面してガラス張りです。
壁の真鍮のライトも村野藤吾の設計です。

廊下をさらにまっすぐに進んだ突きあたりに、ル・レストランとル・テッパンヤキのレストランがあり、三条通側の景色がきれいです。

エスカレーターで4階へ。
右手のロビーの突き当りに葵殿があります。
葵殿は大正天皇の御大典に向けて建設された大宴会場で、
元々は独立した木造の棟だったそうです。
1991年に取り壊され、東館に組み込まれました。
内部の折り上げ格天井は再度その際に造ったものですが、京都の三大祭りを描いたステンドグラスは同時のものを再利用したものだそうです。

また葵殿の手前右手に稔りの間があります。
葵殿よりは小さめの宴会場で、天井のシャンデリアのうち4角にあるクリオネのような形のものは村野藤吾が設計した当初のものです。

また葵殿と稔りの間の間に葵殿庭園があります。



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2025 2/11の拝観報告2(ウェスティン都ホテル 村野藤吾の傑作建築、本館&佳水園スペシャルツアー 後編 まいまい京都)

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写真は、サーキュラールーム。

まいまい京都のウェスティン都ホテルスペシャルツアーの続きです。

西館2階から本館に戻り、3階へ。
バー麓座で荷物をpick upして食事に向かう前、最後がサーキュラールームです。
3階の外に円柱状に飛び出ているお部屋です。
外周にある真鍮のライトスタンドも村野藤吾のオリジナルだそう。
最近行ったのもあり、伝道院の3階ドームにも重なりますね。
こちらも初めてだったので、非常に良かったです。

そしてそのまま奥のル・レストランでランチタイムでした。
 
        
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写真は、コース料理。

12:45頃からスタートして、上の写真のように結構ガッチリのコースでした。
僕がご一緒したテーブルは僕以外の3名様は皆さん東京からでした。
建築関係のお仕事の男性が2人と、建築見学が趣味の女性と。
皆さんそれぞれに造詣があり、お話していて楽しかったです。

14:00終了予定でしたがいつものように押してます(笑)。
一応コースが終わった時点の14:20で、次があるので先に失礼しました。
同じテーブルの方々が楽しかったので、まだお話はしたかったのですが。

車で次へと向かいますが、到着時に申し出たらホテルの方、「5時間の駐車券」つけてくれていました。
さすが~~~w

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