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2013 秋 放生院(橋寺) 特別公開の案内 (非公開文化財特別公開5)


写真は、門前

恵心院と同じく宇治市、宇治川の東側にあります。
宇治上神社の方向、平等院とは反対側です。

アクセス
最寄駅は、京阪電車の宇治駅です。
京都駅からならJR奈良線で宇治駅下車の方が断然早いですが、JR宇治駅が宇治橋西詰のさらに約500m西なので、駅からの徒歩が長いです。
宇治橋東詰から宇治川に沿って歩きます。
すぐに放生院橋寺の表門が、左手に現れます。

情報
真言律宗のお寺で、宇治橋の守り寺とされることから通称“橋寺”と云われています。
聖徳太子の命により秦河勝が、太子の念持仏であった地蔵菩薩像を祀る常光寺地蔵院を宇治川畔に建てたのがはじまり。
後の646年、道登により宇治川に橋が架けられた時、安全祈願のために当寺も造りかえられ、この時を創建としている。
この時の碑が宇治橋断碑である。
鎌倉後期に叡尊が現在地に再興した。

公開期間
11/1(金)~11/10(日)の9:00~16:00
通常も非公開ですし、かつて特別公開をした形跡もありません。

拝観
地蔵菩薩像(重文)
不動明王像(重文)
宇治橋断碑(重文)
十三重石塔(重文)
など。

ここも”B派”ですね。
通常から本堂にも上がれるには、上がれます。
しかし今回は”無事”に拝観できる保証があるので、行くなら今回ですね(笑)。

アンケートを実施しています。
左サイドバーにあります。
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東北院


写真は、軒端の梅

東北院(とうぼくいん)は、和泉式部が植えたと伝わる“軒端の梅”で有名です。

アクセス
場所は真如堂の近くです。
真如堂の表門を出て右折すると塀がボロボロの迎称寺に突き当り、ここを左折します。
さらに約50m先の右手に東北院があります。

東北院は、藤原道長が創建した法成寺の東北に娘の一条天皇中宮彰子の住いとして建てられた常行三昧堂でした。
法成寺は当時の大寺院で、現在の京都御苑の東側、鴨沂高校の辺り(廬山寺の南)にありました。
そして後年、彰子に仕えた和泉式部に与えものと伝えられています。
その後2度程火災で焼失し、江戸時代に現在の地に再建されました。

法成寺にあった頃に和泉式部が植えたと伝わる「軒端の梅」と呼ばれる白梅の老木が境内にあります。
謡曲“東北”に出てきます。

拝観
拝観は無料です。
表門を入ると左手に本堂の弁天堂があり、内陣には弁財天がお祀りされています。
正面にもお堂があり、この前に白梅「軒端の梅」があります。



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