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moksa

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写真は、庭園右側。

moksa(もくさ)は八瀬にある2022年3月に開業したホテルで、元は別荘だったそうです。

アクセス
叡山電鉄の八瀬比叡山口駅で下車します。
改札を出て直進し、約120m直進すると国道367号線に出るので右折します。
国道沿いに約120m歩き、右手の西塔橋を渡ります。
ケーブル八瀬駅を左手に見ながら、高野川沿いの道を歩きます。
橋を渡って約450mで、左手に瑠璃光院が見えます。
これを通過してさらに約110m進んだ右手にmoksaの玄関があります。

今回は2023/12/2、まいまい京都の「庭園デザイナー烏賀陽さんと比叡山麓の隠れ家宿へ 紅葉の庭園&お茶めぐり」で訪問しました。

ホテルの玄関に向かうと、左手にもう庭園の一部が見えています。
玄関を入ると広いロビーがあり、左手がチェックインカウンター、右手がアメニティー売り場です。
チェックインカウンターの背後は庭園で、秋は窓の紅葉が絵画のようです。

まずは右手奥の廊下を進み、デラックスリバーツインルーム(約50㎡)を拝見しました。
入ると斜めのスリットの奥にリビングがあります。
このスリットは入って来た方からは奥は見えませんが、リビング方向からは誰が入って来たか見えるようになっています。
リビングには広いソファーがあり、その右手に1段高いベッドルームがあります。
ベッドルームの向いに洗面と川に面したお風呂がありました。

ロビーに戻り、左手奥に進むとレストランがあります。
レストランの左手は庭園に面しており、中央がテーブル席、右手がカウンター席。
奥が個室のように区切られていました。

まずは烏賀陽さん庭園を散策。
庭園は中央に細長く池があり、高野川の流れを引き入れているのでゆっくり流れています。
苔がきれいで、右手には奥に茶室、茶室への石橋があります。
池の中央には八ッ橋や石臼の飛び石が配されています。
さらに玄関方面には十三重塔や利久燈籠もありました。

レストランで特製のデセール重箱を戴き、これを持って4か所でお茶を戴きました。
ロビーのチェックインカウンター脇で皇服茶、レストランのソファーでハーブティー、カウンター席で台湾茶、そしてお茶室でお抹茶でした。

お茶室は正面に貴人口、隣接した左手に躙口があります。
内部は2畳と台目2畳。
右手に床の間、左手は化粧屋根、右は竿縁天井、奥の点前座は葦葺き。
シンプルで電気が通っていないので、やや薄暗い雰囲気のある内部でした。

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大原記念病院 児玉山荘2 主屋 鶺鴒亭 閑泚庵

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写真は、書院 鶺鴒亭の内部。

児玉山荘
玄関から入るとまずは3畳の玄関間があります。
玄関間を右に進むと、大広間があります。
6畳間が3つ並び、奥には元土間で囲炉裏のある座敷、4畳半が並んでいます。
この大広間から玉響の庭が正面に見えます。

囲炉裏のある座敷をさらに奥に進むと中庭があり、左手側が元工房の離れ座敷、右手側が湯殿になっています。

離れ座敷は手前が8畳間、奥が4畳間。
8畳間の方は中央が網代の格天井、外周は葦の天井。
その境目は細い杉で仕切ってあり、手前の角にだけ瘤があります。
また中庭に面した窓の桟の意匠が細かいです。
奥の4畳間は網代の傘天井のようになっており、床の間の部分は2段で階段上の収納になっています。

湯殿は手間に3畳の休憩所があり、窓が角に半円を2つ繋げた意匠です。
奥が化粧室で右手が浴室。
浴室は右手に高野槇の浴槽、左手に手水石があり、ここからお湯がこぼれて浴槽周囲を満たし、船に乗っているような演出をするそうです。
天井は傘天井のようになっており、中央は天窓で月見が出来るそうです。

元々池の中に建っていたので、高床になっているそうです。
玄関を入って階段を登りますが、踏面が木と竹が交互になっています。
廊下の左手に前後に2間あり、手前が4畳、奥が4畳半。
間の欄間が、水車の車の一部を扇形にして嵌め込んでいます。

閑泚庵(かんせいあん)
正面に貴人口、左手に躙り口があります。
内部は6畳間で化粧屋根、網代天井と葦の真行草形式で、裏に控えの2畳があります。
今は全く使われていないそうです。

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2024 5/12の拝観報告2(大原記念病院 児玉山荘 後半 書院・主屋室内)

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写真は、主屋 離れの座敷。
                   
さてまずは書院 鶺鴒亭の内部です。
元々池の中に建っていたので、高床なんだそうです。
入口を入ると階段がありますが、踏面が木と竹の交互になっています。
廊下の奥は2部屋あって、広くはないですが数寄屋のいい感じです。
見晴らしもいいです。
今はあまり使われていないのが残念ですね。

次は主屋へ。
主屋は元々大原のさらに北、尾越にあったものを移築したそう。
玄関間の奥に大広間。
この大広間から池のある庭が正面に見えます。
この写真は敢えて今回はなしにw

そして後ろに連続する離れへ。
この離れがまたいい数寄屋です。
1室目が上の写真の網代天井のお部屋。
窓の格子も非常に凝っています。
さらに奥にももう1つ小さなお部屋がありました。

そしてこの離れの向いに中庭を挟んで湯殿があります。
この湯殿も浴室、化粧室もですが、3畳の休憩室があるんですよ。
この窓がまたいい。
角をまたいで1/4円と1/4円の格子で、立体的に半円になっているんです。

10:00~10:30頃までは職員の方の案内で回り、後はご自由にと。
15分ぐらいそれぞれに気になったところを拝見し、10:45頃にこちらを出ました。

このお庭は入院患者さんは普段から入っておられ、春と秋に入院患者さん家族を対象に公開されているそうです。
また秋の公開の際にもお伺いするお話も取り付けました(笑)。
紅葉、きれいでしょうね。
お庭の写真は紅葉時のを掲載したいです。

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大原記念病院 児玉山荘1 玉響の庭

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写真は、主屋と前庭。

大原にある大原記念病院内に、児玉山荘という茅葺の主屋や玉響の庭があります。

アクセス
白川通を北上し、叡電の宝ヶ池駅の先に花園橋の交差点があります。
ここを右折して国道367号線を進みます。
約6.5㎞進んだ右手に土井の志ば漬本舗が見えます。
この約100m先の信号を左折します。
約130m先を左折し、さらに約160m進むと大原記念病院の玄関があります。
この玄関を越えた60m先の左手に、山荘の門があります。

通常一般には公開しておられませんが、春秋に入院患者さんやそのご家族に公開しておられ、今回は仕事関係のつながりで参観許可を戴きました。

表門を入ると、坂を登りながら道なりに左カーブします。
先に白い中国風の去来門があり、これをくぐります。
くぐった正面に茅葺の主屋の玄関があります。
この主屋は元は尾越(花背の方)から工芸作家 若松華瑶が移築したものだそうです。

この玄関の左手を進むと、大きな池のある玉響(たまゆら)の庭です。
庭には桜、しゃくなげや紅葉が季節に応じて咲いたり紅葉します。

主屋から玉響の庭に向かって左手奥に高床式茅葺の書院の鶺鴒亭(せきれいてい)があります。
玉響の庭に向かって右手を進み、橋を渡り、山道を少し上ると敷地が一望できる展望台に出ます。

展望台から今後は左手の坂を下ってくると、茶室の閑泚庵(かんせいあん)があります。
さらにこの先の坂を下り石橋を渡ると、鶺鴒亭の前に戻ってきます。

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2024 5/12の拝観報告1(大原記念病院 児玉山荘 前半 玉響の庭)

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写真は、書院 鶺鴒亭。
                
日曜日です。
この日は朝から車で出かけます。
出町柳駅でアマ会の桜さんとあきさらささんをpick upして、10:00頃にやって来たのが大原記念病院です。

桜さんから「大原記念病院に大きなお庭があるんだけど、伝手ない~~?」って連絡がありました。
そこで考えたら、当院のエライ先生が脳外科時代の上司だったので、メールでお願いしました。
するとすぐに事務の方につないで下さり、この日の参観となりました。

大原記念病院には過去に非常勤で行っていたことがあったのですが、当時はそんなお庭があるとは全く気付いていませんでした。

庭園の入口には門があり、上の写真の高床の書院 鶺鴒亭(せきれいてい)が見えています。
カーブする苑内の道を上がると去来門が。
その奥に茅葺の主屋がありました。
まずは庭園へ。
主屋の前に大きな池のあるお庭。
鯉がたくさん泳いでいます。
お庭は玉響(たまゆら)の庭というそうです。

さらにお庭の奥へ。
橋を渡って高台の展望台。
さらに降りてきて茶室の閑泚庵(かんせいあん)。
茶室は6畳で今は使っていないそうです。

そして鶺鴒亭の前を通過して、主屋の前に戻ってきました。
もう山の一部を取り込むような大きなお庭でした。

さて次は書院と主屋の屋内です。

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松乃鰻寮・京都民芸資料館

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写真は、外観。

松乃鰻寮(まつのまんりょう)は岩倉 木野にあるうなぎ屋さんで、建物は陶芸家 上田恒次による民芸建築です。
また近くには京都民芸資料館や旧上田恒次邸もあります。

アクセス
叡山電鉄の木野駅で下車します。
出町柳方面のホーム側の道に出ます。
右折して約120m、道なりに左にカーブして進むとT字路になります。
ここを右折します。
すぐ右手に京都民芸資料館、少し先の左手の長屋門が旧上田恒次邸。
約90m先左手に松乃鰻寮があります。

松乃鰻寮
席数がそれほど多くはないので、事前予約をした方がいいです。
鰻重が5,566円からなどありますが、お昼なら昼膳(9,680円)がおすすめです。
八寸、うなぎの柳川鍋、鰻重、水菓子で、鰻重のうなぎは非常に柔らかくフワフワでした。
表門を入り、左手の石段を登ると右手に主屋があります。
玄関を入ると正面に2階への階段、右手に吹き抜けの居間があります。
民芸建築は吹き抜けが多く、見上げると屋根は竹です。
1階の奥は手前が6畳間、奥が10畳間で広めの縁があります。
縁の奥にも違い棚や付書院があるのが珍しいです。
表にも奥にも小さなお庭がありました。

2階へ上がります。
階段を上がった左手は1階からの吹き抜け。
正面に3畳間が2つ、左手に6畳間が1つありました。
いずれも柱が太く、天井の桟も太い民芸建築の様式でした。

第3日曜日の10時~16:30だけ開いています。
どうも元々は蔵だったのではないでしょうか。
表門を入ると正面石段上の部屋は2階になり、この左手から入ります。
1階で受付し、入館料300円を納めます。
1階はほぼ事務所で、そば猪口が並んで展示されていました。
左手の石段から2階へ上がります。
2階には展示棚があり、民芸の皿やカップなどが展示販売されています。
3階までは木の階段箪笥を登ります。
各階太い手すりや細かな意匠、太い梁や天井の仕様が見事です。

立派な長屋門の旧上田恒次邸は現在もお住まいだそうです。

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2024 2/24の拝観報告2 最終(宝ヶ池プリンスホテル 茶寮 京の美野菜を味わう和のアフタヌーンティーセット)

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写真は、8畳の茶室。

西本願寺を車で出て、北へ。
11:30 頃にやって来たのが、宝ヶ池プリンスホテルの茶寮です。
2/15にも来ているので連続しますが、こちらの方が先に予約していました。
昨年10月にアマ会のMZさんからこの期間限定の茶寮でのアフタヌーンティーの紹介があり、すぐに予約しました。
1人10,000円です。

茶寮って通算4回目かな。
もうそろそろいいかもw

さて今回のアフタヌーンティーは12:00から。
直接茶寮に行けばよくて、11:30頃に着きましたが入れてくれました。
もちろんまだ我々だけ。
最奥の1番広い部屋で頂きますが、聞いてみたら全部屋見てもいいとw
15分ぐらい自由に拝見。
Mちゃんはプリンスホテルが初めてだったので、村野藤吾建築を自由に見れて喜んでいました。

11:45頃からアフタヌーンティーが始まります。
最終的に他に2組おられました。
       
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写真は、茶寮でのアフタヌーンティー 10,000円。

コーヒー、紅茶や抹茶などはフリードリンク。
「京の美野菜を味わう」という名目なので、九条ネギのソースや海老芋のポタージュ、金時人参のムース、赤紫蘇マカロンなど、京野菜関係が多かったです。
写真を見て頂いた通り、美味しかったですよw

14時までお部屋は使えましたが、13:00頃にはこちらを出ました。
ホテルの階段などの藤村ワールドをMちゃんに説明して(笑)、この日は帰宅しました。

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2024 2/15の拝観報告3 最終(宝ヶ池プリンスホテル 宿泊者限定 館内ツアー)

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写真は、バー・アスコット (前回のツアーにて)。

大徳寺を出て、車に乗り次の場所へ向かいます。
14:20頃にやって来たのが、宝ヶ池プリンスホテルです。
この日は宿泊者限定 館内ツアーが15時からありました。

このツアーには昨年の8/20に1度来ています。
しかしその際は茶寮がエアコン故障で入れず、イレギュラーな回でした。
そこで通常の開催形式も来てみたいとそれ以降も日程を見ていました。
しかし10月や11月は、そもそも部屋のデイユースが15,000円と高いw
先方も忙しい時期だし、それなら閑散期になる冬まで待とうと思っていました。
そして今回2/14か2/15を休むかってなったときに調べたら、開催日が2/1と2/15!!!
ビンゴでしたねw
2月は部屋のデイユースも10,000円でしたし。

まずはチェックイン。
広いお部屋でゆっくりします。
そして15時にロビーの受付前へ。
今回の参加者は7名でした。
恐らく今回はレギュラーコースでしょうね。

ロビーの受付前→エレベーターホール→1階からB2へのらせん階段→B2からB1への2つ目のらせん階段→ゴールドルーム茶寮→本館に戻り→奥の1階からB1への3つ目のらせん階段。

正直茶寮は別の機会でも行けるので、前回のスイートルームやバー・アスコットがあった前回の方がよかったかな(結局写真も前回のだしw)

そしていつものように60分予定のツアーは90分になり、16:30に終了。

その後は部屋に戻り、シャワーを浴びて、18:00頃までまさにゆっくり過ごしてから帰宅しました。

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2024 2/12の拝観報告(岩倉実相院 京都「実相院門跡」皇室ゆかりの寺院で非公開エリアを執事と巡る特別拝観ツアー −行座・喫茶付き− Otomani)

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写真は、書院の広間。

3連休の最終日です。
この日は予約が1件だけ。

12:05に車で自宅を出て、12:20に東天王町であきさらささんをpick up。
そこから向かったのが、岩倉実相院です。
この日は13時からOtonamiの「京都 実相院門跡 皇室ゆかりの寺院で非公開エリアを執事と巡る特別拝観ツアー −行座・喫茶付き−」に申し込んでいました。
参加者は5名で、うち僕、あきさらささん、キビノクニさんと京loveさんの4名がアマ会員でしたw
参加費は11,000円でしたが、2/1に「誕生日10%割引クーポン」がメールで送信されたので、申し込み直して(笑)9,900円でした。

最初に玄関で沿革と七仙人の間の説明。
そして本堂の内陣、滝の間、波の間、鶴の間と前庭の解説。

さらには滝の間の奥にある上段の間に入れました!
これは初めてですね。
かつては冬に滝の間に入れて、上段の間を外から拝見する特別公開もありましたが、中に入れたのは初めてです。

そして13:45頃かな、中庭の向こう側にある書院に移動。
こちらは2012年の独自の特別公開で入って以来、公開がありませんでした。
それ以来、12年ぶり。
小間の茶室があったのは、全く記憶にありませんでした。

そして上段の間がある一の間で行座体験。
まあ坐禅なんですが、臨済宗の坐禅とはちょっと趣が異なります。
もうちょっと気楽というか、ゆるい感じで時間も10分弱だったでしょうか。

ここで14:15ぐらいになっていて、慌てて喫茶体験へ。
基本お茶を知らない想定をされていたのですが、今回は皆さんスムーズにw
二の間での立礼席でしたが、正直隣の小間で戴く方がよかったです。
まあそれもお客さんがどんな背景か分からないので、しょうがないでしょうか。
本堂の上段の間や書院と非常にレアな経験も出来るので、非常におすすめです。

14:30頃に終了し、帰りはアマ会の4人で同乗しそれぞれ送って帰宅しました。

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2023 12/9の拝観報告5( 国立京都国際会館 OPEN DAY「特別見学会」)

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写真は、RoomB1。

吉村家松雲荘を出て 、松ヶ崎駅に戻ります。
そして地下鉄で国際会館駅へ。
13:20頃にやってきたのが、 国立京都国際会館です。
ここ最近、11/12のモダン建築祭、11/26の宝松庵茶会とよく来ていますw
この日は14時から国立京都国際会館OPEN DAY「特別見学会」がありました。
この見学会は毎月1回、10:00~11:00、14:00~15:00に定員20名、事前予約制で館内ツアーをしておられます。
開催日や申し込み方法の詳細は、国立京都国際会館のHPに掲載されています。
さらにこの館内ツアー「無料」ですw

申し込みが多いと抽選になります。
僕も1回落選していますが、2回目で当選しました。
11月の京都モダン建築祭では、メインホール、貴賓室、RoomAとRoomDが公開されました。
そして2017/8/13のまいまい京都のツアーでは、これらに加えて
RoomB1、RoomB2,5階のロビーも拝見出来ました。

それを踏まえての今回のコースは、
玄関ロビー→RoomD→RoomA→RoomB1→RoomB2→五階510号室(宝ヶ池方面の遠景)→五階ロビー(テラスから比叡山方面の遠景)→RoomC1→貴賓室→メインホール→さくら(宴会場)→メインロビー
で終了でした。

なのでまいまい京都でのツアーと比較しても、五階510号室、RoomC1とさくら(宴会場)が多かったです。
このツアーに加えて今年の秋にも行きましたが、宝松庵茶会に行けば宝松庵にも入れるので、国立京都国際会館はコンプリートと言ってもいいのではないでしょうか。

14:05頃に終了しこの日はこれで帰宅しますが、最後に予約したお土産を買って帰りますw

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2023 12/2の拝観報告2(moksa 庭園デザイナー烏賀陽さんと比叡山麓の隠れ家宿へ 紅葉の庭園&お茶めぐり まいまい京都)

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写真は、庭園左側。

13時前に八瀬比叡山口駅前に集合。
この日は13時からまいまい京都の「moksa 庭園デザイナー烏賀陽さんと比叡山麓の隠れ家宿へ 紅葉の庭園&お茶めぐり」でした。
参加者は19名で、参加費は14,000円でした。

八瀬比叡山口駅から徒歩でmoksaへ。
moksaは2022年3月に開業した八瀬の別荘を改修したホテルです。
場所は瑠璃光院のもうちょっと奥ですね。

ロビーに入るとチェックインカウンターの背後がお庭で、紅葉がきれいでした。

    

そしてまずは右手の廊下を進んで、客室を1室見せて下さいました。
50㎡あるお部屋なので、なかなか広かったです。

次はロビーの左手奥にあるレストランへ。
こちらからお庭に出ます。
別荘の建物はすべて建て直していますが、お庭はほぼそのままのようです。
烏賀陽さんから苔や灯篭のお話を聞きながら、お庭を1周します。
中央に大きな池のあるお庭で、まだまだ紅葉がきれいでラッキーでした。

そして再びレストランに戻り、ティータイム。

         
             
今回のために普段はされていない特製デセール重箱を作って下さり、それを持って移動し4か所でお茶を戴く趣向でした。

ロビー、レストランのソファー、レストランのカウンターとお庭の茶室の4か所。
それぞれで皇服茶、ハーブティー、台湾茶、お抹茶を戴きました。
まあまず特筆すべきは特製デセール重箱。
こちらのパティシエさんの手作りで、メッチャ美味しかったです。
お茶もそれぞれにこだわりがあって。
また個人的には庭園にある小間の茶室に入れたのもよかったです。
2畳+台目2畳という変わった仕様。
電気が来ていないので、薄暗いのがまたいい。
さらに電気がないからこその、炭火。

以前からmoksaは気になっていたのですが、今回でおにわはもちろん、客室も茶室内も観れたので満足でした。

15:45頃に終了し、次へと向かいました。

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2023 12/2の拝観報告1(叡山電鉄 比叡)

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写真は、ひえいの前面。

12月の第1週末。
今年は雨が降ってないので、紅葉がまだ行けそうな感じでした。

この日は久しぶりに昼食を自宅で戴いてから出かけました。
地下鉄と京阪電車で出町柳駅へ。

12:22発の叡電に乗ります。
それがひえい(上写真)でした。
 ちゃんと時刻表に比叡の車両がどれかも明示されていますが、今回は偶然でした。
もう運行から5年も経つんですね。
当初から斬新なデザインで話題になりました。
叡電は宝ヶ池駅から叡山本線と鞍馬線に分かれますが、ひえいはその名の通り叡山本線しか走りません。
席に座れたので、終点で一計を案じましたw                    

         

写真は、ひえいの車内。

終点に着いたら、皆さん前後の扉から降りて行かれますが、僕は座って待ちます。
前後から出ていくのですが、改札が前なので前の方が降りる方が多いです。
そこを予想して前の方で待ち、後ろから出られた瞬間に車内の無人写真が撮れましたw
前面や窓のように、車内も緩やかな弧を多用していますね。

時刻表を見たら、土日の場合、1/2の確率でひえいなんですね。
要するに叡山本線は、ひえいと普通の車両が交互に行ったり来たりしているようです。
それと火曜日はひえいの定休日のようですw

12:36に八瀬比叡山口駅に到着し、集合場所へと向かいました。

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2023 11/26の拝観報告6(宝ヶ池プリンスホテル 茶寮 Casie Art Hub Kyoto~遣り取りの茶寮~)

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写真は、紅葉の茶寮の露地庭。

京都国際会議場を出て、向かい側の宝ヶ池プリンスホテルに13:10頃に参りました。
11/24~11/26までこちらの茶寮で、「Casie Art Hub Kyoto~遣り取りの茶寮~」という作品展のイベントがあるとアマ会のあきさらささんから教えて頂きました。
国際会議場の秋の宝松庵茶会と被っていてラッキーでした。
まさに一石二鳥w
しかもこのイベント13:00開始だったので、計ったようなタイミングでした。

事前申し込みで700円。
小間の茶室、広間の茶室、1番の大きい奥の広間を会場に、現代アートの展示即売をしていました。
特に1番奥の大きな広間は天井からいっぱい作品が吊るされており、作家さんも常駐しておられました。

また外の露地の紅葉もきれいでした。
結構ゆっくり拝見して、13:40頃にこちらを出ました。

そしていよいよ約1年待ったイベントに向かいます。

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2023 11/26の拝観報告5(京都国際会館 秋の宝松庵茶会 後編 本席)

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写真は、紅葉の宝松庵の外観。

引き続き京都国際会館の秋の宝松庵茶会です。
11:55に副席が終わって、奥の広間のさくらに戻ります。
本席の待合はこちら。
まずここで20名ほどの番号待ちが集まります。
そして庭園にある宝松庵の前にある床几まで誘導されます。

さらにこの屋外で待機。
都合2か所で待つことになります。
このお茶室の周りの紅葉もきれいでしたね。
またこちらに会記が貼ってありました。
前の席が終わって、12:40頃に本席スタート。
9.5畳の広間と隣に立礼席が連続したお茶室です。
高齢の方やお茶席に慣れない方は立礼席を選ばれがちですが、こちらも半東さんがすべて話してくださるので、広間の方がお点前が見やすくていいですよ。

こちらでもゆったり過ごさせて頂き、13:05頃に終わりました。
 さらに次へと参ります。            
          
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2023 11/26の拝観報告4(京都国際会館 秋の宝松庵茶会 前編 点心席・副席)

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写真は、副席のroomD。

一旦帰宅して車を置き、今度はPIPPAのレンタサイクルで出かけます。
10:40頃に今出川駅にやってきて、自転車をポートに返還。
約1年待ったイベントの受付をします。
11時からの分がもうなかったので、時間を予想して14:30からの分を確保。

そして地下鉄で次へと向かいます。
国際会館駅で下車し、11:00頃にやって来たのが京都国際会館
この日はこちらで秋の宝松庵茶会が開催されていました。
本席+副席+点心で5,500円。

まず玄関で受付し、本席と副席の席札を戴きに参ります。
やはり本席は3席後、副席は次の席で30分後ぐらい。

         


なのでまずは点心席へw
11:00頃に奥の広間のさくらの毛氈の床几でお弁当を戴きます。
お弁当を戴いた後は副席のあるroomDの前の待合で待ちます。
待合の前など各所に大きなモニターがあって、本席も副席も「次は〇〇番~〇〇番」と表示しているのは分かりやすかったですね。

そして11:30から副席開始。
1席45名ほどの立礼席。
必ずしも皆さん集まっているわけじゃないので、席に空きが出ます。
するとまだの番号でも入れていましたね。
なのでまだでもとりあえず待っていると早くは入れるかもですw

立礼席だからということでもなく、このお茶会はすべて半東さんがお話して下さるので気楽に楽しめます。
会記も待合に貼ってありました。
鶴屋吉信のお菓子も美味しかったです。

11:55頃に終わり、本席へ向かいました。
            
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