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上賀茂神社3 特別拝観(上賀茂神社周辺散策4)


写真は、楼門

特別拝観がGWと秋の年2回はほぼ必ずあります。
特別拝観は800円で、通常の本殿参観とさらに“もう1箇所”の参観が用意されています。

過去2回の特別拝観での“もう1箇所”は、高倉殿の宝物展示と庁屋での式年遷宮展でした。

宝物や襖絵の展示もありましたが、特に面白かったのは御祭文(ごさいもん)の現物でした。
御祭文とは、式年遷宮の際に天皇の使者から御祭神に移っていただくように記した紙です。
最高格の伊勢神宮では“水色”、上賀茂神社では“紅色”、その他の神社では“黄色”の紙を使用する決まりで、今回はその紅色の御祭文をみました。
勝手にやや黒目の落ち着いた紅色を想像していたのですが、実際は赤紫色というか、ややピンク色の派手な色で意外でした。

無料の境内と本殿参観で十分だと思うので、下鴨神社ほど敢えて特別拝観を狙うこともないかなと思います。

2013年春、2015年の春の特別公開では渉渓園が公開されました。
4月第2日曜日に、ここで曲水の宴が行われます。
中根金作の作庭です。
きれいな芝生の間を小川が湾曲しながら流れてきます。
デモで羽觴(うしょう)を流して下さいました。

庭園の最奥には山口社があります。
山口社の右前には陰陽石があります。

御神宝特別展
2016年の3/18~4/17まで客殿で、本殿や権殿の内部にある神座の御帳台(みちょうだい)などが公開されました。
2015年の式年遷宮で神宝を新調したのに伴い、こでまでの宝物を公開する運びとなりました。
客殿に入口で拝観料500円を納めます。

内部の右手奥には御帳台と獅子と狛犬が、右手には織田信長や豊臣秀吉の朱印状、徳川家康や明智光秀の禁制など重文の書状が、中央には茶碗、杯や太刀などが展示されていました。

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