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2024 5/17の拝観報告2(カトリックヌヴェール愛徳修道会)

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写真は、聖堂の内部。

旬菜いまりを出て、地下鉄東西線で烏丸御池駅~三条京阪駅。
京阪電車で三条駅~藤森駅へ参りました。
8:50に駅前であきさらささんとTさんと合流。
徒歩で9:05にやって来たのが、カトリックヌヴェール愛徳修道会です。
聖母女学院の北東にある教会です。
聖母女学院の本館が元陸軍16師団司令本部だったのは有名ですが、こちらカトリックヌヴェール愛徳修道会はその陸軍の偕行社でした。
偕行社とは親睦や交流の場です。
なぜ知っていたかというと、前回聖母女学院の見学会に来た際の説明の中で案内されたからです。

今回こちらに来る機会があったので、事前にTELで参観をお願いしたら快く了解して下さいました。
門を入って正面にあるA館に入ります。
A館は外周を1周できる廊下があり、その中に部屋があります。
中央にある大きなホールが聖堂。
天井のしっくいの意匠が洋風できれいです。
しかも教会の方は写真が撮りやすいように、順次お部屋の電気をつけて下さるんです。
さらにお部屋も全部見せて下さるし、最後は外にある天皇陛下用のトイレも見せてくださいました。
メッチャ、メッチャ親切でした。

正直個人で拝観・参観を交渉する場合、けんもほろろに断られることも少なくありません。
そのような状況の中でこういう対応をして頂けると、非常にありがたいですね。
まあそうだからってわけじゃなく、事前に同行者とは話し合って1人1,000円ずつ寄付をさせて頂きました。

9:30頃まで拝見させて頂いた後、藤森駅へ帰りました。

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2024 5/17のモーニング報告1(旬菜いまり)

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写真は、土鍋ご飯の和定食 1,900円。

金曜日ですが、予約の件があったのでお休みを頂いています。
この日は自宅で朝食を食べずに、7:30頃に徒歩でお出かけ。  
7:55頃にやって来たのが、六角西洞院付近にある旬菜いまりです。

土鍋ご飯の和定食を事前予約してました。
7:30から10:00までに間に予約しておくと、その時間に合わせて土鍋ご飯を炊き上げてくれます。

お店はカウンターが10席ぐらいとテーブル席が4つぐらいかな。
明らかに外国人のお客さんが多い。
メニューはこの定食1択。
見ての通り、The traditional Japanese breakfastですね。
ごはんも土鍋炊き立てで美味しかったです。

ホテル泊の外国人の方が、敢えて和の朝食を食べに来られるのかな。
食事を終えて出て来たのが8:15だったので、意外とサクッと戴けます。
ただし予約が必要ですよ。

そして今回お店にいて気づいたこと。
来店したお客さんですが、日本人は声かけてお店の方が来られるまで入口付近で待ちますよね。
複数の外国の方が待たずに、ず~~~っと奥まで入って来られました。
日本語じゃないと声かけにくいのかな(伝わりにくいから)。
でも結果論ですが、店員さんが日本人ではなかったんですがw
アレ、こちら側からしたら、ちょっとコワイですよねw

朝食を戴いて、次へと参りました。

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2024 5/12の拝観報告4 最終(建仁寺 大統院 京都産業大学 春茶会)

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写真は、本席のあった書院。
                   
京都御苑の中立売駐車場を出て、烏丸通→松原通→大和大路通を進み、祇園のコインパーキングに駐車します。

13:10頃にやって来たのが、建仁寺大統院です。
この日はこちらで京都産業大学の春茶会がありました。
大統院には2011年と2012年の特別公開で来ています。
その際は方丈での展示と方丈前庭の拝観。
今回のお茶会の要綱を見ると、薄茶2席とあります。
1席は方丈の1室とすると、もう1席は・・・。
どこかあるなと思い、13:30からの3席目に予約しました。

方丈に入った縁で受付。
2席なのに1,000円。
申し訳ないw
方丈に向かって左手の礼の間が待合。
やはり室中などは水屋ですね。
礼の間の奥の部屋がOB/OGの待合でした。
待っているとアマ会のKiさんが来られました。

時間になると呼ばれ、1席目は方丈裏の書院へ。
やはりそうですよねw
こちらは初めて入りました。
6畳間が2つですが、3席目は5人でした。
OBの方がお正客をして下さいました。

そして2席目は方丈を時計回りに回って、礼の間の対角にある衣鉢の間。
こちらは干菓子と壺に入った金平糖が出てきました。

最終的に方丈を1周して受付に戻ってきました。
1席5名だったこともあり、2席で1時間。
14:30頃に終了し、この日は帰宅しました。
そうなんですよ、この日は五月場所の初日でしたw

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すっぽん料理 大市 

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写真は、口四の間。

すっぽん料理 大市(だいいち)は江戸時代から続く、老舗のすっぽん料理屋です。

アクセス
市バスで千本丸太町のさらに北の、千本出水で下車します。
千本出水の交差点を西へ進みます。
約70mで最初の交差点を右折。
さらに約130m進んだ左手に大市の大きな看板が見えるので、そこがお店です。

すっぽん料理一筋の老舗なので、志賀直哉の「暗夜行路」や川端康成の「古都」にも登場します。

料理はすっぽんの〇鍋(まるなべ)のコースだけで26,000円。
事前予約が必須です。
コースは最初にすっぽんの肉のしぐれ煮。
そしてメインのすっぽんの◯鍋が2回出てきます。
そしてスープで雑炊と香物。
最後に水物です。

玄関を入ると正面に通り庭があり、通り庭の奥が厨房の様です。
右手に座敷に上がります。
「大市」の暖簾をくぐって奥に進むと、右手に2階の大広間への階段、さらに奥の右手にお部屋があります。
主屋を抜けると中庭があり、左手の廊下から離れに入ります。

離れに入ったすぐ右手、中庭の正面に口四の間があります。
川端康成直筆の「古都」の書が掛かっています。
さらに奥の右手に床脇の三角形の天袋が印象的な4畳半があり、左手には映画「古都」のロケーションに使われた六畳の間があります。
こちらは以前は三井住友両家の専用の部屋で、他と比べて部屋全体が一段高くなっています。

またこの廊下の突き当りには細いお庭の様な石畳の通路になっています。
トイレはその途中にあり、表側は前述の主屋の1階のお部屋につながっています。

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2024 5/12の拝観報告3(ALTI サロンコンサート 皐月翠奏 呈茶席)

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写真は、呈茶のあった立礼席。
                   
大原記念病院を出て、車で京都御苑へ。
中立売の駐車場に車を停めます。
11:30頃にやって来たのが、京都府公館です。

この日は14:00からこちらで皐月翠奏という佐藤和哉さんの演奏会がありました。
それに付属して12:00からこちらの庭園の立礼の茶室でお茶席がありました。
コンサートの定員は80名の指定席で、3,000円でした。

こちらのお茶席に入ったことがないので、12:00スタートの1席目に入りました。
立礼なんで気楽な感じ。
床の間の軸は当日演奏される佐藤和哉さんが描かれた龍でした。
お菓子はとらやのもの。

お席は20分ほどで終了。
そして一旦外出し、同行の桜さんとあきさらささんと一緒の近くにある中立売休憩所の檜垣茶屋でランチ。
申し込み時はもちろんコンサートにも行く予定でしたが、その後どうしても気になる件の情報が入ってきました。
やむなくコンサートの方は失礼して、12:45頃に車で次へと向かいました。

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大原記念病院 児玉山荘2 主屋 鶺鴒亭 閑泚庵

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写真は、書院 鶺鴒亭の内部。

児玉山荘
玄関から入るとまずは3畳の玄関間があります。
玄関間を右に進むと、大広間があります。
6畳間が3つ並び、奥には元土間で囲炉裏のある座敷、4畳半が並んでいます。
この大広間から玉響の庭が正面に見えます。

囲炉裏のある座敷をさらに奥に進むと中庭があり、左手側が元工房の離れ座敷、右手側が湯殿になっています。

離れ座敷は手前が8畳間、奥が4畳間。
8畳間の方は中央が網代の格天井、外周は葦の天井。
その境目は細い杉で仕切ってあり、手前の角にだけ瘤があります。
また中庭に面した窓の桟の意匠が細かいです。
奥の4畳間は網代の傘天井のようになっており、床の間の部分は2段で階段上の収納になっています。

湯殿は手間に3畳の休憩所があり、窓が角に半円を2つ繋げた意匠です。
奥が化粧室で右手が浴室。
浴室は右手に高野槇の浴槽、左手に手水石があり、ここからお湯がこぼれて浴槽周囲を満たし、船に乗っているような演出をするそうです。
天井は傘天井のようになっており、中央は天窓で月見が出来るそうです。

元々池の中に建っていたので、高床になっているそうです。
玄関を入って階段を登りますが、踏面が木と竹が交互になっています。
廊下の左手に前後に2間あり、手前が4畳、奥が4畳半。
間の欄間が、水車の車の一部を扇形にして嵌め込んでいます。

閑泚庵(かんせいあん)
正面に貴人口、左手に躙り口があります。
内部は6畳間で化粧屋根、網代天井と葦の真行草形式で、裏に控えの2畳があります。
今は全く使われていないそうです。

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2024 5/12の拝観報告2(大原記念病院 児玉山荘 後半 書院・主屋室内)

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写真は、主屋 離れの座敷。
                   
さてまずは書院 鶺鴒亭の内部です。
元々池の中に建っていたので、高床なんだそうです。
入口を入ると階段がありますが、踏面が木と竹の交互になっています。
廊下の奥は2部屋あって、広くはないですが数寄屋のいい感じです。
見晴らしもいいです。
今はあまり使われていないのが残念ですね。

次は主屋へ。
主屋は元々大原のさらに北、尾越にあったものを移築したそう。
玄関間の奥に大広間。
この大広間から池のある庭が正面に見えます。
この写真は敢えて今回はなしにw

そして後ろに連続する離れへ。
この離れがまたいい数寄屋です。
1室目が上の写真の網代天井のお部屋。
窓の格子も非常に凝っています。
さらに奥にももう1つ小さなお部屋がありました。

そしてこの離れの向いに中庭を挟んで湯殿があります。
この湯殿も浴室、化粧室もですが、3畳の休憩室があるんですよ。
この窓がまたいい。
角をまたいで1/4円と1/4円の格子で、立体的に半円になっているんです。

10:00~10:30頃までは職員の方の案内で回り、後はご自由にと。
15分ぐらいそれぞれに気になったところを拝見し、10:45頃にこちらを出ました。

このお庭は入院患者さんは普段から入っておられ、春と秋に入院患者さん家族を対象に公開されているそうです。
また秋の公開の際にもお伺いするお話も取り付けました(笑)。
紅葉、きれいでしょうね。
お庭の写真は紅葉時のを掲載したいです。

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大原記念病院 児玉山荘1 玉響の庭

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写真は、主屋と前庭。

大原にある大原記念病院内に、児玉山荘という茅葺の主屋や玉響の庭があります。

アクセス
白川通を北上し、叡電の宝ヶ池駅の先に花園橋の交差点があります。
ここを右折して国道367号線を進みます。
約6.5㎞進んだ右手に土井の志ば漬本舗が見えます。
この約100m先の信号を左折します。
約130m先を左折し、さらに約160m進むと大原記念病院の玄関があります。
この玄関を越えた60m先の左手に、山荘の門があります。

通常一般には公開しておられませんが、春秋に入院患者さんやそのご家族に公開しておられ、今回は仕事関係のつながりで参観許可を戴きました。

表門を入ると、坂を登りながら道なりに左カーブします。
先に白い中国風の去来門があり、これをくぐります。
くぐった正面に茅葺の主屋の玄関があります。
この主屋は元は尾越(花背の方)から工芸作家 若松華瑶が移築したものだそうです。

この玄関の左手を進むと、大きな池のある玉響(たまゆら)の庭です。
庭には桜、しゃくなげや紅葉が季節に応じて咲いたり紅葉します。

主屋から玉響の庭に向かって左手奥に高床式茅葺の書院の鶺鴒亭(せきれいてい)があります。
玉響の庭に向かって右手を進み、橋を渡り、山道を少し上ると敷地が一望できる展望台に出ます。

展望台から今後は左手の坂を下ってくると、茶室の閑泚庵(かんせいあん)があります。
さらにこの先の坂を下り石橋を渡ると、鶺鴒亭の前に戻ってきます。

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2024 5/12の拝観報告1(大原記念病院 児玉山荘 前半 玉響の庭)

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写真は、書院 鶺鴒亭。
                
日曜日です。
この日は朝から車で出かけます。
出町柳駅でアマ会の桜さんとあきさらささんをpick upして、10:00頃にやって来たのが大原記念病院です。

桜さんから「大原記念病院に大きなお庭があるんだけど、伝手ない~~?」って連絡がありました。
そこで考えたら、当院のエライ先生が脳外科時代の上司だったので、メールでお願いしました。
するとすぐに事務の方につないで下さり、この日の参観となりました。

大原記念病院には過去に非常勤で行っていたことがあったのですが、当時はそんなお庭があるとは全く気付いていませんでした。

庭園の入口には門があり、上の写真の高床の書院 鶺鴒亭(せきれいてい)が見えています。
カーブする苑内の道を上がると去来門が。
その奥に茅葺の主屋がありました。
まずは庭園へ。
主屋の前に大きな池のあるお庭。
鯉がたくさん泳いでいます。
お庭は玉響(たまゆら)の庭というそうです。

さらにお庭の奥へ。
橋を渡って高台の展望台。
さらに降りてきて茶室の閑泚庵(かんせいあん)。
茶室は6畳で今は使っていないそうです。

そして鶺鴒亭の前を通過して、主屋の前に戻ってきました。
もう山の一部を取り込むような大きなお庭でした。

さて次は書院と主屋の屋内です。

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そわか スモールラグジュアリーホテル(旧美濃幸)

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写真は、スウィートルーム 法螺貝の間。

そわかは八坂神社の南側、下河原にあった1912年創業の料亭「美濃幸」の数寄屋建築をリノベーションして、2019年に開業したホテルです。

アクセス
八坂神社の南総門を出て、下河原通を直進します。
約120m進んだ右手に、そわかがあります。

今回は2023/1/19に開催されたNHKカルチャーの「祇園八坂 SOWAKA ~館内ツアーとスペシャルランチ~」で内部の見学と、ラ・ボンバンスでランチを頂いた時の報告です。

表に向かって右手に玄関への路地があります。
石畳の路地を進むと右に折れ、奥に玄関があります。
玄関で下足して上がると、4畳半の玄関間があり右へ。
奥には受付のカウンターがあります。
船底天井の廊下を左手に進むと、左手に大きなロビーラウンジが拡がります。
こちらは美濃幸の時は料理場だったそうで、カウンターの板を開くと今も井戸が、庭にはおくどさんが3つ、中央のタイル囲いの下には地下の階段が昔のまま残されています。

また船底天井の廊下を挟んでロビーラウンジの反対には、バーカウンターの1室があります。
美濃幸の時は待合だったそうで、網代天井で奥には坪庭があり茶室のようです。

受付カウンターの廊下のまっすぐに進みます。
廊下の途中右手の階段を上がります。
上がって廊下を左手から背後に回ると、スウィートルームの102号室です。
手前にリビングの7.5畳があり、こちらの床の間には三角形の地袋があります。
奥にはベッドルームの10畳間があり、こちらがほら貝の間です。
その名の通り、襖の引手がほら貝の形をしています。
正面に付書院、床の間と違い棚があります。
違い棚は下に支えがなく左手の紐も付いているだけなので、棚の板は壁に埋め込まれている部分で支えています。
実はこの板が合板で軽いので可能なのですが、実は当時は合板を作る技術が最先端でした。
廊下に面した左手には火頭窓があり、右手は庭に面した縁にソファーがあります。
縁の奥には洗面と檜風呂があります。

1階の廊下に戻り、さらに奥に廊下を進んで行きます。
すると左手に待合のある広い庭が現れ、主屋から離れに進みます。
この離れがメゾネットタイプの104号室です。
この離れは元茶室で手前のリビングが3畳台目の茶室。
奥の6畳のベッドルームが広間の茶室です。
床の間の袖壁が三日月形に切り抜かれているのが印象的です。
さらに奥にある洗面の背後には、水屋がそのまま残っています。
階段で2階に上がるとすぐに檜のお風呂があり、その隣は庭に面した4畳半のひょうたんの間があります。

最後にそわかの左手にあるラ・ボンバンスで11品のディナー用のメニューをランチとして提供して下さいました。
メニューが謎解き形式で、それを解読してから料理を楽しみます。
料理も通常のツアーランチではありえないぐらい本気で、非常に美味しかったです。


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2024 5/11の拝観報告5 最終(高島屋 京都店 川端道喜 若草)

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写真は、川端道喜 若草 3,300円。
                   
高台寺の新緑茶会を終えて、シェアサイクルで向ったのが高島屋 京都店。
地下食へ直行。
5/4に高島屋に行った際に、この日発売の川端道喜の若草を予約していました。
川端道喜さんはここでよく出てきますね。
僕も妻も好きなので。
これもお土産ですw

こちらを購入して帰宅。
ちょうど15時過ぎだったので、家族は3時のおやつでした。

川端道喜のお菓子はどれも上品で美味しいですね。
学会と夢の柊屋旅館宿泊のツアーはこれで終わりました。

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京町屋いづも

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写真は、1階の8畳間と10畳間。

京町屋いづもは西本願寺門前にある元宿坊です。
築120年ぐらい経っているそうで、今はランチ営業(金~日の11:00~14:00で、約3000円)やイベントスペースとして利用されています。

アクセス
市バスの西本願寺前で下車します。
堀川通東側の通りの交差点に門があるのが正面通で、ここを入ります。
右手に伝道院が見えますが通過し、次の交差点では右奥の角に公園があります。
ここを右折します。
約100m進んだ右手の路地の奥に京町屋いづもがあります。
路地の奥なのでうっかりすると見過ごします。

路地を奥に入ると、2階建ての町屋が見えてきます。
2階の中央の窓は火頭窓になっています。

玄関を入ると正面右手に2階への階段、正面に廊下があり、左手が座敷です。
1階の座敷は8畳間と10畳間。
床の間などはかなり改修されれいますが、欄間は松林のような透かし彫りになっています。
ランチの場合はこちらで戴きます。
依然の宿坊もそうでしたが、部屋を広くしたいためか左右両端のお庭は坪庭です。

他にお客さんがいなければ、2階も拝見出来ます。
階段を上ると左手も右手も共に8畳間+10畳間の構造。
階段の背後には入口で見えた火頭窓がある板の間の部屋があります。
特に左手の10畳間の方は一段高く舞台のように改修されており、舞妓さんなどが舞を舞われるようでした。

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2024 5/11の拝観報告4(高台寺 新緑茶会)

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写真は、玄路庵の外観。
 
KYO AMAHAREを出てシェアサイクルで向ったのが、高台寺です。          
14:00頃に到着。
この日は高台寺 新緑茶会でしたので、予約していました。
新緑茶会は過去に1度来ていますが、また来てみましたw
5,000円です。

14:00からですが、1人だったので1席目に入れました。
1席7名ほどですが、4畳半なので結構キチキチ。
主催が高台寺の方なので、他の席での茶席などいろいろな話が出来ました。
6月の時雨亭でのお茶席は今年で終わりだそう。
またコロナ辺りから中止になっている高台寺茶会は、来年か再来年には再開されるそうです。

最後に茶室内の引きの写真を撮って、14:40頃にこちらを出ました。

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KYO AMAHARE

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写真は、玄関棟。

KYO AMAHARE(きょう あめはれ)は築約110年の表屋造りの町屋を改装した陶磁器のお店です。

アクセス
地下鉄東西線の京都市役所前駅で下車し、改札を出て左手に進みます。
Zestの地下街を端まで歩き、左手の8番出口から地上に出ます。
そこから2本先、約80m進んだ富小路通を左折します。
富小路通を約500m進んだ4本目の蛸薬師通を右折します。
約35m先の左手にKYO AMAHAREがあります。

元は帆布を扱う赤井峰太郎商店で、立派な造りで大正 2 年(1912年)建築だそうです。
2023年11月から現在の陶磁器のお店としてオープンしています。

左手の玄関を入ると土間になっており、右手に会計のカウンターがあります。
この棟が店舗の棟です。
赤井峰太郎商店の表札が掛かっており、さらに奥に奥に進むと玄関棟です。

左手の土間の部分は天井がなく、「不許葷酒入門」の石碑が建っています。
中央部分は4畳半の玄関間が残っており、屋久杉の天井です。
1番右手は坪庭です。

さらに土間を奥に進むと居住棟で、現在はこちらが店舗です。
店舗なので通り庭部分と主屋部分は繋げられておりどちらも土足対応で、商品が並べられていますが、右手奥に床の間、琵琶棚と床脇は残っています。
この奥には元の庭石を使ってきれいにした奥庭があり、最奥には蔵があります。

元の座敷部分と通り庭の間に新たに造った和紙の階段があり、2階に上がれます。
階段を上がった通り庭部分の上方の壁に手習いの和紙が貼ってあるのを改修中に見つかり、敢えてそのまま残されたそうです。
6畳間の手前半分は化粧屋根で斜めになっています。
8畳間の方は床の間と床脇、床の間の床柱は北山杉のしぼり丸太。
立礼席のしつらえがされていました。

居雨
2024/3/31から奥の蔵で茶寮を始められました。
11:00~19:00で、事前予約が必要です。
予約時間前は店内で待ち、時間になると中庭を経て奥の蔵の案内されます。
内部は真っ暗な内装で中央にカウンタ上の大テーブルがあり、順に座ります。
3つのコースから選びます。
雨声(2,750円)は、最初に煎茶と小菓子が出ます。
そして煎茶を5つから1つ、生菓子は4つから1つを選びます。
まずは選んだ煎茶の1煎目(70度)。
そして選んだ生菓子を戴きます。
次は選んだ煎茶の2煎目(80度)。
そして一口菓子と季節の干菓子。
最後に選んだ煎茶の3煎目(90度)。
煎茶は最後まで毛茸(もうじ)がしっかり出ていたので、いいお茶だと思われます。
40分ぐらいでした。

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2024 5/11の拝観報告3(KYO AMAHARE 茶房 居雨)

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写真は、中庭と奥の蔵。
    
12:30頃に大丸を出て、徒歩でやって来たのがKYO AMAHAREにある茶房 居雨です。
13:00から予約していました。
昨年オープンしてすぐに1度来ていますが、当時は茶房はありませんでした。
今年の3月に茶房がオープンしたので今回予約しています。
時間になると順に中庭の奥にある蔵に案内されます。
蔵の中は内装も黒く、光も少ないので薄暗いです。

     
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写真は、雨声(うせい) 2,750円。

茶房のコースは3つあり、1つはお酒も入ります。
今回は1番リーズナブルな雨声(うせい)のコース。
5つの茶葉(写真1)から1つ好きなのを、生菓子も4つ(写真2)の中から1つを選びます。
まずはウェルカム煎茶と小菓子。
そして選んだ茶葉の1煎目(70度)と生菓子。
今回は右上の塩水羊羹。
お菓子は非常に美味しかったですし、煎茶も毛茸(もうじ)がしっかり出ていました。
次にお菓子(写真4)と選んだ茶葉の2煎目(80度)。
最後に選んだ茶葉の3煎目(90度)。
煎茶は煎茶会では5つに分ける分を1人で戴く感じなので、たっぷりでしたw

13:40頃にこちらを出て、シェアサイクルで次へと向かいました。

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