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来迎院 (大原散策14)


写真は、本堂

ひたすら坂を登ってきて、左手の門が来迎院です。

来迎院は平安中期の1013年に寂源が勝林院を建立した後の1109年に、良忍が建立しました。
よって当時は来迎院を上院、勝林院を下院と呼んでいたそうです。
以降、両寺院が天台声明の中心となっていきます。

表門を入って真っすぐに進むと庫裏があり、こちらで拝観料400円を納めます。
右手の階段を上がると広い平地になっており、鐘楼、本堂があります。
本堂に上がり、右手奥から中に入ります。
内陣中央には本尊の薬師如来、釈迦如来、阿弥陀如来像がお祀りされています。
脇侍には左に不動明王像、右には毘沙門天像がお祀りされていました。
内陣の左後ろの脇壇には伝教大師、元三大師、良忍上人の掛け軸などがあります。
左手の脇壇には位牌がお祀りされています。

本堂を出て、左手の階段を登ると鎮守堂があります。
さらに奥に進んで律川の橋を渡ると御廟の三重石塔(重文)があります。

そして収蔵庫の裏を通って受付の場所まで1周してきます。

2022/11/12~11/30の秋の非公開文化財特別公開で寺宝が公開されました。
国宝の日本霊異記はレプリカ、その他重文の来迎院如来蔵聖教文書類が複数、内陣の左手には涅槃図などが公開されました。




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