京都観光のガイドブログです。定番の楽しみ方から特別拝観、さらには年に1度の御開帳まで。
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Amadeusの「京都のおすすめ」 ブログ版(観光)
矢守邸

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写真は、離れの主座敷。
矢守邸は円町の北東にある町屋で、毎年11/23頃に3日間ほど 「京町家と組子の灯展」で内部を公開されます。
アクセス
JR嵯峨野線の円町駅で下車して、丸太町通を右折します。
約500m先の御前通へ左折します。
約400m先、道故寺の隣に矢守邸があります。
大正14年に平屋で建築され、昭和4年に2階部分が増築されたそうです。
正面右手に玄関、左手には出窓があります。
玄関を入ると玄関庭があります。
左手が正式な玄関で、正面は勝手口。
勝手口の奥は本来通り庭ですが、今は床を上げてフラットにし台所になっています。
右手の玄関から玄関間へ。
左手に出窓、正面左手が床の間と床脇。
床柱は亀甲竹で、しかも下まで届かず途中で切れています。
正面左手には2階への階段があります。
1階の左手は4畳間と奥に6畳間が並んでいます。
間には竹の欄間があり、6畳間には吊り床。
障子の組子の意匠が非常に細かいです。
この奥は右手がぬれ縁の坪庭。
うろこ石が敷き詰められ、六角形石燈籠があります。
さらに奥は離れです。
離れは5畳の前室と8畳の主座敷。
間には菊と桐の欄間。
8畳間の床の間の床柱は皮付き赤松、床板はケヤキの中杢、框は黒柿。
床脇の地板は松です。
玄関間に戻り、2階へ。
階段を上がると3畳間があり、通り側が吊り床のある4畳半。
奥側が6畳間。
床の間と床脇の地板は一枚板の松。
床柱は欅です。
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2025 3/15の拝観報告5 最終(be京都 町家の日 オープンハウス)

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写真は、2階。
大徳寺 一久を出ますが、雨が降っていたのでKさんを地下鉄の鞍馬口駅まで送りました。
そして烏丸通から上立売通へと右折し、同志社大学の新町キャンパス近くのコインパーキングに駐車しました。
13:45頃にやって来たのが、be京都です。
町家を改装したレンタルギャラリーです。
この日は町家の日の企画で、内部の見学が無料でできました。
ここの奥座敷、結構いいんですよねw
ただ内部を見ていていろいろ違和感を感じたのですが、本編を書くためにモダン建築祭での解説をみたら、やはりそのあたりが見どころでしたね。
見る目が間違ってなくてよかったです(そのあたりの詳細は、今後の本編に掲載しています)w
そういう見どころもある一方、江戸後期の建築という以外の来歴がわからなかったり、特に土間部分のギャラリースペースがかなりリノベーションされているのがちょっと残念ですね。
14:00頃にこちらを出て、この日はこれで帰宅しました。
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2025 3/2の拝観報告3(仁風庵 私のおひなさま)

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写真は、広間の茶室。
京都駅の伊勢丹を出て、市バス9系統で堀川痛を北上します。
堀川中立売で下車して、中立売通を東へ。
13:20頃にやってきたのが、仁風庵です。
この日はこちらで事前予約制で私のおひなさまを開催しておられると、アマ会のHitoさんが教えてくださいました。
参観料は2,500円。
前回は行った時間の加減か人がまあまあ多かったのですが、今回は少な目で参観しやすかったです。
お家の方だけで開催しておられるので、あまり告知してたくさん来られても困るそうw
お菓子の数の都合もあるので、事前予約制にしているのだとか。
今回行った時間にお客さんが多くなかったこともあり、初めてこちらのお家の方とお話出来たのがよかったです。
またアマ会のYsさんも先に来ておられ、出会いました。
いつものように小間での呈茶もあり、塩芳軒の桜橘も美味しかったです。
2階の広間は以前も行ったことがありましたが、その奥の6畳間は今回初めて拝見しました。
14:10頃までゆっくりして、次へと向かいました。
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大まさ

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写真は、主屋の奥庭。
大まさは上七軒にある元お茶屋さんで、毎月25日にやなぎのにわ京菓子店さんがツキイチカフェを開いておられます。
アクセス
千本今出川のさらに西、バス停1つ先が上七軒です。
今出川七本松の交差点の北西に斜めに走る道があり、これが上七軒です。
ここを入ってまっすぐに約260m先、老松北野店の手前に大まさがあります。
天神祭のある毎月25日の11:30~15:00に、こちらでツキイチカフェを開いておられます。
10食限定のにゅうめん、おぜんさいや生菓子もあります。
また生菓子は12:15~13:15~、14:15~の3席(1席5名)、離れの座敷にてお点前ありで戴けます。
玄関を入るとまっすぐ正面奥へと通り庭があり、そこがキッチンです。
入ってすぐは土間で、西欧雑貨のお店をしておられます。
土間の左手奥に玄関があり、玄関間は3畳です。
この奥が次の間の3畳で、こちらからお食事を出してこられるのとお会計スペースです。
さらに奥が本間で客席の6畳間です。
こちらでお食事やスーツが頂けます。
通常利用ではここまでです。
この奥には奥庭があり、右手の廊下から離れに入れます。
お茶席はこちらの離れの茶室 梵庵であります。
6畳間で奥側が化粧屋根。
右手に踏み込み床、自然木の床柱、台形の天袋。
最奥には光取りの円窓があり、お茶屋さんの風情です。
お茶席は全員にお点前して下さり、1席35分ぐらいで1,000円です。
25日が土日祝の場合はインスタからお席の予約をしておいた方が安心です。
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聚楽猪飼邸

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写真は、主屋の表座敷。
聚楽猪飼(いがい)邸は大正10年頃に建築された大塀造(だいべいづくり)の町家です。
アクセス
市バスの千本旧二条で下車します。
すると角にセブンイレブンがあるので、そこを旧二条通へ左折します。
JR嵯峨野線の高架下を通り、左手に自動車教習所を見てさらに直進します。
布袋餅を越えた次の交差点を右折し、西町通を進みます。
約30m先の左手に聚楽猪飼邸があります。
月に1回「棟梁が教える 見て学べる京町家ツアー 聚楽猪飼邸」で、棟梁が内部を案内し、町家について教えてくださいます。
HPから事前申し込みが必要ですが、無料です。
10:00~11:30終了です。
大塀造の町家は店の間がなく、裕福な商人や医者などが住宅専用に建てた塀付きの町家です。
塀に囲われた玄関を入ると玄関庭があり、左手に腰掛待合があります。
玄関庭を奥に進むと途中の右手に正式の玄関があり、直進すると通り庭でおくどさんがあります。
右手の玄関から入ります。
玄関を入ると4畳半の玄関間があり、正面に廊下が見え、右手には茶道口があります。
茶道口を入ると右の部屋は4畳半の茶室です。
奥に床の間、床脇として踏み込み床と3つ並んでいます。
右手1/4は化粧屋根、3/4は竿縁天井で、化粧屋根側には大きな下地窓があります。
玄関間と茶室の奥には左右に長い廊下があり、それと直行して玄関間から奥にも廊下があります。
この廊下の右手は大きな庭園、左手に次の間と表座敷があります。
手前の次の間は7.5畳、表座敷は10畳。
次の間には押入れがあり、表座敷には床の間、床脇と付書院があります。
また天井を見ると次の間の材は板目ですが、表座敷の材は柾目(まさめ)になっています。
表座敷の左手奥へと廊下を進むと、雁行状に奥座敷があります。
奥座敷は8畳で、床の間、床脇と琵琶棚が並んでいます。
こちらの材はどうも南アフリカのブビンガではないかとのことでした。
だとすれば当時としては非常に珍しい材だったそうです。
奥座敷の奥の庭には蔵、奥座敷の左隣には6畳の和室があり、この部屋が家族が集まるリビングのようなお部屋だったそうです。
訪問時は床下の構造が分かるように床板が外され、掘りごたつの跡もよく分かりました。
このお部屋を出て廊下を左に進むと、1周して玄関間の前に戻ってきます。
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2025 2/23の拝観報告1(にいさん茶会 上七軒歌舞練場)

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写真は、絃好庵の内部。
3連休の中日です。
この日は午前と午後に予約の件が。
特に午前のは1年前から予約していた件ですね。
9:00過ぎに車で自宅を出て、北野天満宮周辺のコインパーキングに駐車します。
9:30過ぎにやって来たのが、上七軒歌舞練場です。
この日はこちらの茶室 絃好庵で、にいさん茶会がありました。
昨年、一力亭でやったやつです。
今回の会費は23,000円でした(昨年の一力亭は55,000円)。
今回は10:00からの1席目。
本来はアマ会メンバーさん達(常茗さん、HitoさんやInさんなど)と2席目でした。
しかし午後の件への移動の余裕を持つべく、1人で1席目に変更しました。
1席12名でしたが、お知り合いはおられず。
でもいいんです。
お友達には2種類いるので。
既にお友達の方とこれからお友達の方w
妻には「貴方は変わっている」と言われますwww
さて席入りです。
8畳間。
一部が船底天井と変わったお茶室。
中路さんのお茶会なので自由、自由w
皆さんリラックス。
ですが、お茶碗は楽の宗入や左入など。
12椀すべてに気合が入ったものを使われています。
1つは中路さんお手製の楽茶碗もw
そういうところが中路さんのメリハリなんでしょうね。
本当に面白い方ですw
お茶席の後は向かい側のお食事会場に移動。
舞妓さんお2人の御給仕w
さらに外から小鼓の音が。
能楽師さんが2人来られて無言で枝のくじを引くようにと。
近くの方が引かれたら「高砂」と書かれており、謡曲「高砂」 を披露してくださいました。
こんな趣向も凝らしてくださいますw

お食事は中路さん押しのおでんと串カツ。
お酒も飲み放題でしたが、車で来ているから・・・というのもありますが
それ以前に元からお酒が飲めない僕w

既に知っているお友達ゼロからのお席でしたが、しっかりお話できるお友達も出来ましたw
なによりお1人僕を見知ってくださっていた方もおられたのも幸いでした。
あちこち顔を出してみるもんです。
11:40頃にこちらを出ましたが、もう来年の予約もしました。
来年はまた一力亭です。
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2025 2/1の拝観報告1(玄武神社)

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写真は、本殿。
2月になりました。
この日のメインはアマ会のランチ会です。
そしてそれまでにいくつか回ります。
まずは8:45頃に車で出かけます。
堀川北大路周辺のコインパーキングに駐車して、9:00過ぎにやって来たのが玄武神社です。
こちらの祭神は惟喬親王。
1月に惟喬親王は隠遁した宮をお寺にした高雲寺に行ったこと。
またお正月、毎月1日、10日、15日は拝殿の扉が開き本殿が直接お参りできると知ったので、改めて来てみました。
確かに拝殿の扉が開いて、本殿が直接お参り出来、玄武の石像もしっかり拝見出来ます。
しかしですね~~
僕が以前テキトーな時期に来た本編の写真でも開いているんですよね。
そこで気になって、ネット上の写真も見てみました。
すると確かに閉まっている写真もありますが、開いている方が多いような・・・
神社の方によると今年の1月は巳年ということもあり、なんだかんだで開いている方が多かったとか。
そこまで厳密に日程設定しているわけでもなさそうですw
お参りをし、9:10頃にこちらを出て一旦帰宅しました。
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2025 1/25の拝観報告3(大まさ やなぎのにわ京菓子店 ツキイチカフェ お茶席)

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写真は、離れの座敷。
大まさ やなぎのにわ京菓子店 ツキイチカフェの続きです。
3人ともお食事をしましたが、実はメインイベントはこれから。
生菓子とお薄は店内でも頂けますが、12:15~、13:15~、14:15~の3席は
離れの茶室 梵庵でお点前ありで戴けるのです。
1席5名。
通常であればその場で申し出ても大丈夫なんですが、この日は土曜日。
毎月24日のやなぎのにわ京菓子店のインスタにツキイチカフェの告知が出ます。
その前日告知で「お茶席は予約があり、1席目残3、2席目残なし、3席目残1席」と出ました。
我々3人とも1席目で予約した次第です。
もちろん申し合わせることもなく別々にw
そして3人とも11:30から食事をして、12:15まで待とうという魂胆。
11:30前に来たのも、無人客室の写真が欲しいという魂胆w
全部考えていること、一緒でしたwww

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写真は、雪餅 お茶席 1,000円。
12:15に席入り。
先に2人予約があったようですが、1人欠席されたので4人でした。
お茶席とはいうものの気楽な感じです。
お作法に疎くても大丈夫と思われます。
お菓子は雪餅。
中の餡が真っ黄色で、全体的にはゆで卵のようでしたw
でもしっとりやわらかっで、非常に美味しかったです。
通常は裏千家の女性の方だそうですが、今回武者小路千家の男性のお点前でした。
正直お点前の男性も少し緊張されていたようでしたので、和やかにお軸やお茶碗の話をして楽しい時間になりました。
梵庵は写真のように6畳の広間。
堅苦しくない踏み込み床に自然木の床柱。
天袋は台形で、簡易な付書院には円窓が。
お茶屋さんっぽい仕様ですよね~~
写真撮影も全然OKでした。
お席は12:50頃に終了し、次へと参りました。
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2025 1/25のランチ報告2(大まさ やなぎのにわ京菓子店 ツキイチカフェ )

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写真は、客室の6畳の奥座敷。
地蔵院 椿寺を出て、北野天満宮方面へ。
初天神なんで人が多いですね。
鳥居の前を通過し、東沿いの御前通を北上します。
この辺りは出店もあるので人をかき分けるように進みました。
そして上七軒へ。
11:15頃にやって来たのが、老松北野店の西隣にある「大まさ」です。
もとお茶屋さんの町家で、毎月25日だけこちらでやなぎのにわ京菓子店さんがツキイチカフェをしておられます。
アマ会の桜さんに随分前に教えていただいてずっと行きたかったので、「土日祝が25日になる」のを待っていましたw
11:30オープンなので時間前。
しかし既にいましたね、2人。
アマ会のあきさらささんとTさんw
考えていること一緒www
っていうか「ガチで一緒」なのが後で判明します。
土間を経て、3畳の玄関まで待たせて頂きました。
カフェの待合もここになります。
そして11:30にオープン。

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写真は、10食限定のにゅうめん 900円。
食事を出すのと会計に次の間の3畳を使われ、さらに奥の6畳の本間が客席です。
そして3人ともお食事。
僕とあきさらささんはにゅうめんで、Tさんはお雑煮を注文しました。
客席がこれだけなので、あっという間に満席に。
25日が平日だともっと空いているそうです。
にゅうめん、お出汁が上品で非常に美味しかったです。
他にもぜんざいや生菓子とお薄もあります。
そもそも京菓子屋さんなので。
さてその生菓子とお薄も戴くのですが・・・
それは明日に。
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2025 1/25の拝観報告1(地蔵院 椿寺 京の冬の旅)

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写真は、表門。
1/25、1月最後の週末にして初天神の日です。
実はこの日を待っていました。
「土日祝に25日が来る」のを。
それはこの後の話で明日に。
その前に1つ拝観します。
10:00過ぎに自宅を出て、市バスで北野白梅町へ。
そして10:40頃にやって来たのが地蔵院 椿寺。
京の冬の旅です。
このエリアに来るのと、1回ですべての仏像にお参りできるので寄ってみました。
今回は
が一気に開扉されます。
お正月、8/23or8/24と12/14に来れば、すべてお参りできますがいい機会ですね。
今回のお参り形式の詳細は、本編の最後に追記しています。
本堂に正面から入ったのも初めてですし、
観音堂内に入ったのも初めて。
さらに天野屋利兵衛のお墓にも初めてお参りしました。
11:00過ぎにこちらを出て、次へと参りました。
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2024 12/15の拝観報告4 最終(平安宮 「いざ都の中枢へ!天皇や後宮たちが暮らした王朝絵巻の舞台をいく」 まいまい京都)

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写真は、内裏内郭廻廊跡。
13:30からはJR二条駅に集合で、まいまい京都の「いざ都の中枢へ!天皇や後宮たちが暮らした王朝絵巻の舞台をいく」でした。
参加者は20人、参加費は4,500円でした。
午前中の聚楽第に続き、象徴的な建物がないからスルーし続けてきた分野の学習です。
基本情報としては、千本通が羅城門から朱雀門に至る平安京の中心道路。
これはいいとして、この朱雀大路の突き当りに平安京があり、中央にあるのが政治を行う朝堂院。
その中心の建物が大極殿。
天皇が普段生活する内裏はその北東にある。
また朝堂院の西隣には接待の施設である豊楽院があり、その中心の建物が豊楽殿です。
僕はそこから微妙でしたw
さて二条駅スタートします。
その後の()内の〇〇跡は、石碑や案内板があります。
→千本通のスギ薬局(朱雀門跡)
→裏道で朱雀高校裏(式部省跡)
→美福通から二条中学前(民部省跡)
→二条城北公園(鵺伝説)
→旧NHK前(この西が陰陽寮跡。安倍晴明の勤務先)
→丸太町通の北側(中務省跡)
→浄福寺通から二条城北小学校(北西に建礼門跡 ここから北が内裏)
→下立売通から山中油店前(内裏跡 実はこの碑自体が内裏外。もう少し西から)
一旦内裏外に出て
→山中油店の東端(一本御書所跡 当時の図書館で、後白河上皇が平氏に幽閉された場所)
→智恵光院通へ(内酒殿跡)
→新出水通へ(松林寺 表門から境内へと段差 聚楽第南外濠跡)
→さらに西へ進み再び内裏内へ(南に温明殿跡、北に昭陽舎跡(梨壺)
→さらに西の平安宮内裏の宿 (北に承香殿跡と弘徽殿跡、南に清涼殿跡)
→土屋町通へ(飛香舎跡(藤壺)と凝花舎跡(梅壺))
→出水通を東へ(淑景舎跡(桐壺))
→浄福寺通に戻り南下(綾綺殿跡。以前は山中油店が経営する綾綺殿がありましたが、閉店)
→さらに浄福寺通を南下(宜陽殿跡)
→下立売通を西へ(紫宸殿跡、承明門跡、蔵人町家跡)
→さらに下立売通を西へ(内郭回廊跡 内裏の南西の端。 これは上の写真のようにしっかり跡地が保存されています)
→千本通に出て(内裏は出ました)
ここからは朝堂院へ。
→千本通東側の歩道のタイルの線(北回廊跡と小安殿跡)
→千本通北西の内野公園(大極殿跡 千本丸太町の交差点はまさに大極殿の前庭)
→丸太町通を西へ、西町通から旧丸太町通へ
→豊楽殿跡(こちらもしっかり跡地が保存されています)
→京都アスニー平安京創生館(造酒司倉庫跡)
で16:30頃に解散。
1番の感想は
内裏の建物(弘徽殿など)は思っていたより小さかったです(戸建住宅2軒分ほど)。
内裏のエリアは結構狭い範囲でサクサク回れます。
現在の地図は脳内に最初からある程度あるので、平安京の建物をプロットして覚えていこうと思いました。
この日はこれで帰宅しました。
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2024 12/15の拝観報告1(聚楽第 「天下人が京都のど真ん中に建てた城!聚楽第・北回廊編」 まいまい京都)

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写真は、聚楽第外郭西濠遺構の高低差。
日曜日です。
この日はまいまい京都2連続。
午前中は「天下人が京都のど真ん中に建てた城!聚楽第・北回廊編」です。
9:00に晴明神社の向かい側に集合。
参加費は4,500円で参加者は10名でした。
聚楽第が内野周辺にあったのはもちろん知っていましたが、それ以上の知識はありませんでした。
恐らく象徴的な建物が残っておらず、現状ほぼ住宅街だからでしょう。
段々未進出の分野も減って来たので、いよいよ手を出してみますw
晴明神社(千利休聚楽屋敷跡)
→黒田如水邸跡
→飛騨殿町(蒲生氏郷邸宅跡 塩芳軒のあるところ)
→一条大宮(大宮通が一部広くなっているところ)
→この辺りが聚楽第北之丸の東の堀→長栄寺のある栄町(昔は阿波殿町といい蜂須賀小六の邸宅があった。南側は北之丸)
→講師の仲さん所有の駐車場(南側が2mほど低く、堀の跡)
→智恵光院通へ(北之丸の西の堀あたり)
→橘公園(立花宗茂の邸宅跡)
→智恵光院一条(この南西角あたりに聚楽第の天守台があった)
→一条通を東へ(北之丸の南側)
→一条大宮に戻り、北之丸遺構を一周
→大宮通を南下(この西が本丸遺構、東は平安時代の一条院(紫式部がいた里内裏))
→中立売通以南の大宮通(常陸町 木村重茲邸宅跡 秀次家老で連座で切腹)
→さらに大宮通を南下し藤五郎町(長谷川秀一邸跡か)
→下長者町を西へ
→須浜町(聚楽第の庭園の須浜から)
→辰巳公園(聚楽第の南西のため辰巳)
→智恵光院通経由で上長者町通を西へ
→細い土屋町通を北上
→信濃町(鍋島勝茂邸跡)
→中立売通の手前の坂(西濠遺構 上写真)
ここに11:35頃着で解散でした。
これで聚楽第のほぼ北半分。
こうなると南側のツアーも気になりますね。
上のコースを長々と書きましたが、ほぼ僕の復習です。
随分記憶に定着しましたw
次は午後のコースに向けて、ランチに向かいます。
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2024 12/8の拝観報告5 最終(元生糸問屋専務といく豪商のまち、老舗商家内部を特別に拝見 まいまい京都)

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写真は、誉勘商店の江戸時代の蔵。
然花抄院 京都室町本店を出て、室町通を徒歩で南下します。
13:45頃にやって来たのが京都芸術センター。
この日は14:00にこちらに集合で、まいまい京都の「元生糸問屋専務といく豪商のまち、老舗商家内部を特別に拝見」がありました。
参加者は14人、参加費は5,000円でした。
今回は上誉こと誉勘商店に入れるのが楽しみでした(前回は店先まででしたので)。
コースは
京都芸術センター
→南蛮寺跡
→茶屋四郎次郎屋敷跡
→旧松坂屋仕入れ店(現三井ガーデンホテル京都新町別邸)
→三井両替店旧址
→八竹庵(外観)
→五色の辻(室町三条交差点)
→千總本店(外観)
→仲家住宅(外観)
→中誉 然花抄院 京都室町本店(内部拝見 だから先にイートインに来ました)→三井越後屋京本店記念庭園→上誉 誉勘商店(内部拝見)
でした。
途中で雨が強くなったりして、鬱陶しい天気でしたね。
誉勘商店さんでは金襴を主に扱っておられ、たくさんの品を説明しながら見せて下さいました。
寄り糸で織っていないので摩擦などには弱いのですが、非常にきれいなんだそうです。
なので実用の着物などではなく、ハレの装束などに使われます。
そしてこちらのお店も蛤御門の変のどんどん焼けで店舗は焼失しましたが、奥にある1813年の蔵は当時のまま残っているそうです。
16:45頃に終了し、この日はこれで帰宅しました。
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2024 12/8のおやつ報告4(然花抄院 京都室町本店)

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写真は、茶庭ノ膳 1,500円。
三嶋亭 大丸京都店を出て、シェアサイクルでやって来たのが然花抄院 京都室町本店。
かつての中誉こと矢代仁のかつての町家の店舗を改装したカステラのお店です。
ここ選んだのは非常に久しぶりだったのと、次の予約の件と関わってきます。
中に入ると左手はテイクアウト、右はイートイン。
今回はもちろんイートインへ。
こちらのカステラ3種類すべてが1/4ずつ楽しめる茶庭ノ膳にしました。
右のがレギュラーの然カステラ。
真中が卵蜜。
左のが然カステラの加加亜(カカオ)。
然カステラは知っている方は分かると思いますが、しっとりというかねっとりしており、スプーンにも引っ付きますw
逆に卵蜜はサラッとして濃厚な味わい。
そして然カステラの加加亜は然カステラのチョコレート味です。
1つずつ端から戴くと味はもちろん食感も変わります。
コーヒーもコク系で美味しかったです。
空いていたので13:30過ぎまでゆっくりして、次へと向かいました。
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2024 12/1の拝観報告3 最終(伊達邸 井筒庵 板仏ワークショップ)

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写真は、大広間から次の間。
13:40頃に北野献茶祭を出て、シェアサイクルで上京区の興聖寺の辺りに向かいました。
この日は14:00から伊達邸 井筒庵で板仏ワークショップがあるのを、アマ会の桜さんが教えて下さいました。
参加者は午後の部は4人で、参加費は7,000円でした。
伊達邸 井筒庵は西陣織 井筒屋 伊達弥助の旧宅です。
オーストリア式のジャカードを日本に導入した人物だそうです。
板仏とは木の板に仏を写し種々の装飾をした仏様で、奈良時代から奉納していたものです。
講師は仏師の女性で、主にそのお友達が来ておられました。
なので20代の男性とか30代の女性とかなので、仏様の捉え方も若いです。
「こういう色とかカワイくない?」とかw
仏様にカワイイとか思うんだ~~って。
最初に写仏の見本のような紙に、墨を筆で描く練習をします。
慣れれば大丈夫。
そして金色の入れ方の練習。
水との溶き具合に慣れが必要。
そこまで道具の使い方の練習をして、本番の板に描きます。
仏の描き方は板に自分でいきなり描く方法と、ハンコを押して大体の形を目印にした上で描く方法とがあります。
もちろん僕は後者にしました。
前者は難し過ぎでしょw
仏のハンコを押した板に、墨で形をなぞっていきます。
写仏を何度かしたことがあれば、描くポイントが分かっているので楽な気がします。
形が描けたら、金色を入れます。
これもやり過ぎるとウルサくなるので、要所要所に。
最後は金箔を張ります。
これも印象的なところだけに。
これで完成。

こんな感じで仕上がりました。
仕上がったあとは、おぜんざいを戴けます。
その後、井筒庵の方にお願いしたら、邸内を見学させて下さいました。
それも全部。
「どこでも、全部屋開けて好きに見てください」って。
2連の雁行状にお部屋が並び、面白い数寄屋でした。
その辺りは今後の本編で掲載します。
16:30頃に終了して、この日はこれで帰宅しました。
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