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2012 6月のアンケートの総括


写真は、建勲神社の茅の輪

今月も70名を超える方々にご協力を頂きありがとうございました。

今月のお題、
「あなたの“京都観光マニア度”は、どれぐらいですか?」
を振り返ります。

結果

第1位: 上級:特別拝観を狙ってまわっている___________30件(40.0%)
第2位: 初級:メジャー処を順に拝観中______________15件(20.0%)
第2位: 中級:メジャー処は大体見た_______________15件(20.0%)
第4位: 超上級:予約拝観に手を染め出した_____________7件(9.3%)
第5位: マニア級:予約特別拝観の当選が快感だ___________5件(6.7%)
第6位: 中毒級:飽き足らず会員限定プランに参加している______3件(4.0%)

考察

予想通り、上級が最多でした。
むしろそれを調べてここに辿り着かれた方も多いでしょう。
個人的には超上級が思いの外、少なかった印象です。
これは予約拝観のご経験があっても、中級や上級を満たしていないと謙遜され、レベルダウンして投票された方々がおられたのではないでしょうか。

マニア級はチラホラ。
中毒級の”重症患者”は実質僕1人でした(笑)

今回の分類の順のようにキッチリ進化?していくわけではないのは分かっています。
しかしこのように分類したのにも理由がありました。
それは「僕自身の進化の過程」がこのようだったのです(笑)。

まあ初級は京都に数回来られたぐらいに相当し、本当に興味の持ち始めです。
当時僕は、特別拝観の価値すら認識していませんでした。

いくつかまわり始めると少しずつ知識もついてきて、楽しさが等”差”級数的に増してくる頃です。
これぐらいが中級でしょう。

拝観がたび重なって目的意識を持つようになると、特別拝観を”狙い”だすようになります。
それぐらいが今回の上級です。
この上級の選択肢のポイントは、”狙って”です。
特別拝観を”狙って”来るには、”いつ、どこで、何が公開されるか”の情報が必要ですので、「探す手間がかかる」のです。
この過程で当ブログに辿り着いた方は多いでしょう(笑)。
ここまで来ると楽しさが等”比”級数的に増してきますね。
このレベルなら、”自称京都通”は十分いけるのではないかと思います。

さらに調べると、事前に予約が必要なところがあることに気付く訳です。
上級より先にこちらに進展した方もおられるでしょう。
しかしトータルで考えると、こちらの方が特別拝観を狙うより上級な気がします。
これは直前の思い付きでは無理ですからね。
特別拝観以上に手間と、比較的長期の戦略が必要です。
ここまでくれば超上級で、”自他ともに京都通”といっても差し支えないのではないかと僕は思います。

恐らくここまでの情報を、当ブログの8割ぐらいの方が利用されているのでしょう。
逆にいうと、ここまでの進化は普通に”あり得ます”。

しかし残りの2割の方のご要望にお答えすべく、さらなる深みに僕は嵌っていく訳です(笑)。
個人的にはココから先は、ちょっと普通ではないと思います(笑)。

予約拝観や特別拝観に散々行くと、あそこは入れないのかな?なんて思う場所が出てきます。
これを調べて掘り下げると、予約特別拝観に辿り着くわけです(笑)。
不定期の予約拝観の存在に気づきます。
南禅寺別荘群なんかは、ほとんどすべてこれですね。
これらは「探す手間がかかる」はもちろんのこと、もう1つ「かかる」ものがあります。

それは「実際に行くヒマがかかる」のです。

つまりこういうところは、日程が非常に短い、場合によっては”平日参観の1日のみ”だったりします。
参観するには仕事の都合をつけたりする必要があり、一層困難になります。

さらに申し込んでも抽選で高倍率です(大抵40倍前後)。
しかしその分当選した際は・・・快感!・・・です(笑)。
実際に参観する際も、得も言われぬ特別感があります。
このあたりは京都通の間でも普通には通じない話ですので、ここまでくればマニアでしょう。

そして予約特別拝観に度々行くと、さらなる段階に入ってきます。
それは予約特別拝観の抽選がもどかしかったり、予約特別拝観を待っていても入れないところがあることに気付き、いろんな会に入会してしまうんです。
そして会員限定拝観に手を出すのです(笑)。
完全に京都中毒です。

これらは「探す手間がかかる」、「実際に行くヒマがかかる」のに加えて、
正直「お金がかかる」のです(笑)。
僕の入会している8つの会の年会費の合計は、50,000円を越えています。
遠方から拝観に来れられる方々の旅費に比べれば知れていますが、妻にバレたら僕が仏さまになりそうです(笑)。
しかしお金を払っても入れないところに行けるので、個人的にはpricelessだと思っていますが、客観的には病気ですね(笑)。

もはや僕がしていることは、
手間をかけて、
ヒマをかけて、
お金をかけて、
最大どこまで京都の拝観が出来るかのトライアルです(笑)。

今後ともこのアホな試みを暖かい目で見てやってください(笑)。

アンケートにご協力いただいた皆様、ありがとうございました。

来月のアンケートもよろしくお願いします。

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浄瑠璃寺(山城散策10)


写真は、此岸から見た彼岸の九体阿弥陀堂

アクセス
岩船寺を出て府道47号線を戻り、府道752号線へ左折します(簡易地図)。
直進して10分も行けば、左手に浄瑠璃寺(じょうるりじ)が現れます。

電車・バス
京都駅からJR奈良線で木津駅へ。木津駅でJR関西本線に乗り換え、加茂駅で下車。
もしくはJRか近鉄の奈良駅から奈良交通のバスで、浄瑠璃寺前下車です。
しかしいずれも1時間に1本です。

拝観
山門までの一直線の参道を歩きます。
山門をくぐると、中心の阿字池を挟んで、左手に朱塗りの三重塔、右手に九体阿弥陀堂が向かい合っています。
三重塔側が此岸(しがん)、九体阿弥陀堂側が彼岸(ひがん)と見立てています。
また九体阿弥陀堂に向かう手前に灌頂堂がありますが、通常は非公開です。

まずは左手の三重塔(国宝)のある此岸からお参りします。
三重の塔内部には重文の薬師如来像がお祀りされていますが、通常は閉まっています。

阿字池を時計回りにまわり、九体阿弥陀堂(国宝)に来ます。
九体阿弥陀堂の右手奥に受け付けがあり、拝観料300円を納め伽藍内に入ります。
お堂は九体阿弥陀如来像をお祀りするために建てられています。
お堂の裏手を回り、左手から入ります。
堂内の中央に九体阿弥陀如来像、その右手に地蔵菩薩像、左手に吉祥天像のお厨子があります。
お堂の左端には国宝の持国天像と増長天像が、右端には重文の不動明王像に脇侍の矜羯羅(こんがら)童子像と制多迦(せいたか)童子がお祀りされています。

庭園は浄土式庭園で、秋の紅葉は格別のようです。

また特別公開もあります。
三重塔の中にある薬師如来像は、1/1~1/3、毎月8日、春分、秋分の日(堂内が暗くて見えにくいです)、
吉祥天女像は1/1~1/15、3/21~5/20、10/1~11/30、
大日如来は1/8~1/10
に公開されます。

1/8ならすべてが同時に御開帳されています。

大日如来像ご開帳
1/8~1/10だけご開帳されます。
灌頂堂の左手から入ります。
堂内の正面で受付し、拝観料300円を納めます。
左手には開山の義明上人像が、右手廊下の突き当りには役行者像がお祀りされています。
右手へ進み廊下から、受付隣りの部屋へ。
この部屋の正面奥に大日如来像がお祀りされています。
左手には叡尊上人像が、お部屋の右手には弁手池から引き上られたと云われる弁財天像がお厨子にお祀りされています。

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2012 6/24の拝観3(栃喜久 川床)


写真は、栃喜久さんの川床(かわどこ)

栃喜久さんのお迎えの車で一路栃喜久へ。

本来は貴船神社にも行く予定でしたが、予定が遅れたため中止です。

さて今は6月。
どうしてオンシーズンを微妙に外した6月に川床に来たのでしょうか。
もちろん理由があります。
・7月、8月がオンシーズンですが、その頃は他のお客さんも多くなり、子供たちがご迷惑をかける可能性がある
・7月、8月の会席料理は最低でも9000円するが、6月ならお手頃会席6000円がある
からです。

実際は、理由の70%以上が後者です(笑)。
要するに7月に入ると料金がグンと上がるのです。

次男が産まれる前は2年ぐらい連続で来ていたのですが、次男の誕生後は来られずにいました。
今回は案内も来たし、なんとか2人をつれて行けそうにもなったし、ブログに報告も出来るしと、行く方向での条件が重なりました。

今回改めて気づいたのは、やはり川床は涼しいです。
6月なので、鞍馬寺では暑くも寒くもなかったのですが、川床で半袖では結構肌寒かったです。
みんな長袖を持参していて良かったです。

また小さいお子様がおられればわかるのですが、会席料理を久しぶりに頂きました。
やっぱり”美味しいものを少しずつ”が性に合いますね。
子供の御膳も大人と同じものを数点(そうめん、お刺身など)に、茶わん蒸しやてんぷらなどがあり3000円でした。
2人ともご機嫌で完食でした。

11:30頃から12:45頃まで居ましたが、半分以上は貸切状態だったのも良かったです。
帰ることには結構他のお客さんも増えていました。
お会計は4人で18000円ですが、案内おハガキ持参の10%offで、16200円でした。
7月、8月よりは遥かに安上がりです。

最後も貴船口駅まで車で送って頂き、電車で帰りました。

たまにはこういうのもいいものですね。

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岩船寺2  拝観(山城散策9)


写真は、阿字池と三重塔

「岩船寺(がんせんじ)」は、奈良時代からある古い寺院です。
山門の見える階段を登る前の左手に、石の湯船があります。
その昔、当寺院に参る僧はこの風呂で身を清めたそうで、「岩船寺」の名の由来にもなっています。

山門の前で、拝観料300円を納めます。
山門をくぐるとまず右手に庫裡と本堂、左の木陰の奥には石室不動明王立像(重文)や五輪塔(重文)などがあります。
さらに奥に進むと正面に阿字池、その後方に朱色が鮮やかな三重塔(重文)があります。

本堂に入ります。
内陣中央には、行基作といわれる丈六の阿弥陀如来坐像(重文)が、その周囲には四天王立像がお祀りされています。
内陣の背後には左手から普賢菩薩騎象像(重文)、十二神将像、釈迦如来像、阿弥陀如来像と四天王像、菅原道真像、十一面観音菩薩像、薬師如来像がお祀りされています。

阿字池の左を通り三重塔へ。
この辺りの景色が1番きれいです。

三重塔の奥にも鐘楼や歓喜天堂もあります。

さくら、アジサイや紅葉時はさらに美しいようです。

特別公開
・秘仏 弁財天像、羅刹天像御開帳 
2015年より1/1~1/15と1/4/1~5/31まで、本堂で秘仏の弁財天像、羅刹天像が公開されるようになりました。
内陣裏の阿弥陀如来像と菅原道真像の間に弁財天像と羅刹天像のお厨子が御開帳されていました。

・三重塔初層の開扉
海住山寺と時期を合わせて10月末から11中旬まで(2012年は10/27~11/11)、三重塔初層の開扉があります。
塔の内部には、極彩色で十六羅漢図や五大明王が描かれています。

・両界曼荼羅特別公開
例年10/1~11/30までは、本堂で両界曼荼羅のが公開されます。

こちら単体でここまで山奥に来るのも大変ですが、行くなら浄瑠璃寺とセットでしょうね。

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2012 6/24の拝観1(鞍馬寺)


写真は、翔雲台

この日は家族で貴船の川床にお食事に出かける予定です。

当初は車で貴船に直行するつもりでしたが、ついでにちょっとお出かけでもということになりました。

車で行くと早いですが、子供の運動にはならないし、何より子供は電車がお好き。

ということで、9:00に自宅を出て、
地下鉄東西線→三条駅で京阪電車に乗り換え→出町柳駅から叡電で→まずは鞍馬寺に行きました。

出発時に妻から驚きの一言が・・・
「鞍馬寺は、1回も行ったことないなあ。」

38年間京都に住んでいても、こんなものです。

そしてさらに妻から驚愕の一言が・・・
「鞍馬寺って、行ったことある?」

!!!

アンタの旦那は、休みごとに何をしに行っていると思っていらっしゃるのでしょう!!!???
行ったこと・・・あります・・・8回ぐらい。
ブログを1回でも読んでみよう!
という感じでしたが、
実際は、
「そらあるよ。地図描こか。」
と言っておきました(笑)。

鞍馬駅には10:15分頃到着。
やはり子供連れですので、1人の時より時間がかかります。
本堂までの山道は2歳10か月の次男には無理ですので、ケーブルを利用しました。
これだけでも子供達は喜んでいました。

妻も以前のパワースポットブームで鞍馬寺のことを知っていたらしく、本殿金堂前の六芒星で記念撮影をして喜んでいました。

山は帰りもケーブルです。
下山したら11:15頃。
下山する前に食事を予約していた栃喜久さんにTELして、鞍馬駅まで迎車して頂きました。

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岩船寺1 アクセス(山城散策8)


写真は、阿字池と本堂

海住山寺からの小道をまっすぐに降りてきます(簡易地図)。
突き当ったT字路を左折し、信号を直進して国道163号線を越えます。
すぐに大きめの道との交差点になるので、これを右折して府道44号線を進みます。

直進して行くとやがて左手にJR関西本線の線路と併走し、加茂駅が見えます。
道なりにすすむと、道は左にカーブし、JR関西本線の踏切を渡ります。
渡ってすぐに左クランクになり、直進します。
しばらくすると“南加茂台1”の交差点でY字路になります。
“岩船寺”の案内板もあります。
ここで左の如何にも側道という感じの府道47号に進みます。

ここからひたすら山道です。
途中で車が行き違えないぐらいの狭い幅員が何箇所もあるので注意です。
やがてパッと視野が広がるY字路になり、正面に「岩船寺 駐車場」と書いてある場所に出ます。
この右が府道752号線、左が府道47号線で、ここを左に進んですぐが「岩船寺(がんせんじ)」です。

電車・バス
京都駅からJR奈良線で木津駅へ。木津駅でJR関西本線に乗り換え、加茂駅で下車。
もしくはJRか近鉄の奈良駅から奈良交通のバスです。
しかしいずれも1時間に1本です。
また、加茂駅からのバスは岩船寺まで行きますが、JRか近鉄の奈良駅からの場合は、浄瑠璃寺や岩船寺口までなので、バスを下車後さらに徒歩約30分が必要です。

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2012 6/17の拝観4 最終(岩船寺)


写真は、岩船寺の三重塔とアジサイ

本来は徳迎山 正法寺の後に、松花堂庭園、海住山寺と行き、そしてこの岩船寺、最後に浄瑠璃寺とまわったのですが、掲載の回数上あと1回のみになったので、岩船寺だけを提示します。

その前に・・。

人間は”慣れ”ますが、その”慣れ”とは恐ろしものです。

京奈和自動車道を山田川ICで降り、東へ向かいます。
JR木津駅のある国道24号線で左折し、上狛4丁目交差点で国道163号線へ右折します。
その先の山中にあるのが、そう、前回”酷道”に泣いた「海住山寺」です。
しかしその酷道ですが、確かに酷道でしたが、今回は・・・「こんなもん?だったっけ」ってかんじでした。
前回よりツラさが半分以下に・・・。

慣れですね(笑)。
僕の中でのハードルが上がりすぎていたのかもしれません。
そもそも木津までが近かったです。

この辺りは、前回訪問時は天気が良すぎて、写真が白トビ気味だったのでリベンジです。

さて岩船寺です。
ここもアジサイで有名ですので、山中の割には賑わっていました。

どうですか、この写真。
こういうのが僕は好きです。

岩船寺のシンボル、三重塔を背景にアジサイ。

お寺の風情に溶け込んだ花・・・これを僕は伝えたいし、最終的には行って頂きたいです。

アジサイ自体は、ここも今回は少し早目。
6/23、6/24の週末が見頃でしょう(って、とっくに過ぎてるし・・・ゴメンナサイ)。

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海住山寺2 拝観(山城散策7)


写真は、秋の特別拝観での本坊庭園

駐車場から少し戻った急な石段を登ると、山門があります。
山門を入ると境内が一望できます。
正面に本堂、右手に文殊堂、そして左手には国宝の五重塔があります。

本堂で拝観料400円を納めます。

本堂に上がります。
本尊の十一面観音立像がお祀りされており、その他の寺宝も展示されています。

最後はここのメインの国宝の五重塔です。
鎌倉時代に建立されており、含蓄があります。
また外観からは分かりませんが、中央で塔を支える心柱が初層で止められているのが非常に珍しいそうです。

なお秋は10月末から11月中旬にかけて特別拝観があり(2012年は10/27~11/11)、本坊庭園や五重塔の内陣の公開などで700円です。
五重塔の内陣の中央には小さな金の仏舎利塔があり、その四方を四天王像が守っています。
通常は国立奈良博物館に寄託されている十一面観音立像が、この時は本堂に戻ってきます。

さらに本堂右手の土蔵の裏をまわり、本坊に行くように案内されます。
本坊には重文の四天王像があり、本坊庭園は秋なら紅葉が額縁のように見えます。

五重塔は見応えがありますが、遠さと途中の道の悪路具合がいただけません。

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2012 6/23の拝観4 最終(楊谷寺)


写真は、あじさい廊下

藤森神社を出て、東側の裏道を抜けて国道24号に戻ります。
ここから再度南下します。
観月橋で右折し、外環をひたすら西進します。
油小路通も1号線も菱川も超えます。
すると乙訓寺の前周辺に着きます。

長く見ておられる方はお分かりでしょうか。
すでに長岡京市です。

途中で文化センターの前を通過すると、紫陽花号に並ぶ黒山の人だかり。
ここも予想以上でした。

長岡天満宮の裏にまわり、楊谷寺道から向かったのは、楊谷寺です。
今日と明日はあじさい祭りです。

到着したのは11:00頃でしたが、あれだけある駐車場が満車になっていました。

普段は他の拝観者と出くわすことも稀なのに、この日は普段の清水寺ぐらいの拝観者が!!!

完全に侮っていました・・・反省です・・・。

門前から出店が出ており、焼きトウモロコシや焼きそばなどの食事の他にヨーヨー釣りもあり、子供も楽しめるようになっています。

階段を上ると正面いに本堂があり、右手に阿弥陀堂があります。
阿弥陀堂は解放され、バンド演奏のステージに。
かなりカジュアルな感じで、普通にお祭り、ムードが満点です。

奥ノ院までの坂を登りますが、この途中にもアジサイが咲いています。
そして奥ノ院で伽藍内に入り、靴を持参して、あじさい廊下を歩きます。

これは本堂まで続いており、復路はここから戻ることになります。

木の廊下ですが、山を下りるので階段があります。
雰囲気としては、永観堂の臥龍廊を下りるような感じです。

そしてこの廊下の両側に、アジサイです!

これを下りてくると、まず浄土苑のある書院に、そして本堂に戻ります。

ただアジサイを見せるだけでなく、バンドの演奏や出店もあり、普通のお祭りの延長線上にある感じです。
家族連れも多く、誰でも楽しめると思います。

そりゃたくさんの人も来ますね!

本編は、
柳谷観音 楊谷寺
です。

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海住山寺1 アクセス(山城散策6)


写真は、国宝の五重塔

一休寺を出て、山手幹線を右折します(簡易地図)。
どんどん進み、同志社大学の前を過ぎた“同志社南”の交差点を左折し、府道65号線を進みます。
JRと近鉄の三木山駅を通過し、木津川を玉水橋を渡って越えます。
橋を渡るとすぐに、国道24号線との交差点になります。
ここを右折します。

さらに直進し開橋の交差点も過ぎ、上狛四丁目の交差点を左折して、国道163号線に入ります。
国道163号線の右手には、木津川が流れています。
どんどん進むとやがて木津川が右へと曲がり、国道から離れます。
やがて恭仁歩道橋をくぐると左にカーブしながらの下り坂になります。
恭仁歩道橋を過ぎて最初の信号が、左後方から右前方へ交差する道の交差点になります。
この少し先に府道44号線の大きめの交差点がありますが、1つ手前のここを左折します。
左折するとすぐ右に「海住山寺」の案内板があるので右折します。

このあとは簡単。ひたすら直進です。
途中には車1台がギリギリの幅員の道や、斜度30度ぐらいの坂がありますが、ひたすら直進です。
どんどん道を進むと、途中で古い赤門がありますが、無視して道の最果てまで進むと、「海住山寺(かいじゅうせんじ)」があります。

電車・バス
京都駅からJR奈良線で木津駅へ。木津駅でJR関西本線に乗り換え、加茂駅で下車。
そこから3.6km離れています。
しかし、加茂駅から最寄りの岡崎までの奈良交通のバスが1時間に1本。
さらに岡崎バス停から“あの坂”も含めて徒歩1.7kmです。
個人的には、この選択はありえません。

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2012 6/23の拝観3(藤森神社)


写真は、第1紫陽花苑

平等院を出て、宇治橋西の交差点を直進し、府道241号線からすぐに左の抜け道を通り、国道24号線に入ります。
ここを北上します。
向島ニュータウンの中を走りますが、この辺りは土日の午後は渋滞ポイントです

御香宮神社の前を通過し、途中の左カーブの高架には乗らず、左手にある側道の大和街道に入ります。
この先にあるのが、藤森神社。
この辺りは一方通行が多いので、ややこしいです。

藤森神社もアジサイが有名です。

拝殿、本殿の左手前にある第1紫陽花苑と、右手奥にある第2紫陽花苑です。
拝観は2か所共通で300円です。
第1紫陽花苑で拝観料を収めると、御札を渡されます。
これを見せれば第2紫陽花苑にも入れます。

三室戸寺ほどの規模ではないですが、狭いエリアにギュッとアジサイが凝縮されたような感じです。
ミッキーさまの御助言に沿い、ここでは長袖を羽織りました(笑)。

第2紫陽花苑はあまり咲いていませんでしたが、第1紫陽花苑は見事でした。

三室戸寺に比べるとかなり人出は少なかったですが、その分ゆっくり見ることができました。

ちなみに電車で来られる方は、京阪電車の最寄駅は藤森駅ではなく、墨染駅ですのでご注意を!

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一休寺2 方丈 本堂(山城散策4)


写真は、本堂

庫裡に入ると方丈につながります。
方丈の中央には、一休禅師が亡くなった88歳時の木像があります。
方丈前庭は、白砂の枯山水の南庭や、苔と石組みで緑が美しい北庭などがあり、方丈の周囲を一周できます。
これだけでも非常にきれいです。

中門を出て右手の本堂に進みます。
この本堂までの参道も苔が非常にきれいです。
本堂には釈迦如来、文殊菩薩、普賢菩薩がお祀りされています。

本堂の右奥に宝物殿があり、一休禅師の墨筆などがあります。

さらに奥には開山堂、その手前奥には大雲軒があります。
開山堂には大応国師像がお祀りされています。

開山堂の奥には池があり、この池の橋には、「このはしわたるな」と書いてあります(笑)。
庭園を一周すると最後に鐘楼があります。

開山忌
11/21は開山忌です。
この日は終日、いつもは閉まっている一休禅師の墓所の門が開いています。

また開山堂の右手奥にある柴折戸も当日は開いています。
ここに大雲軒があります。
こちらで大雲軒マーケットが開催されており、京都舞妓の茶本舗と八幡走井餅老舗が出店しておられます。

柴折戸をくぐった正面に大雲軒の玄関があります。
内部は広間で、左手に細長い露地庭園があります。
苔のきれいな露地庭園で、庭園の右手(大雲軒の奥)にお茶室があるようです。

月釜
大雲軒で毎月第1日曜日に月釜があります。
拝観受付で「月釜です」というと、そのまま通して頂けます。
朝は8:00ぐらいからされているそうです。
大雲軒に入り、臨時会費1200円を収めます。
そして待合の広間で待ちます。
呼ばれたら、待合左手の廊下から茶室 閑坐亭に入ります。
閑坐亭 は6畳台目+台目畳4枚分の相伴席が手前にあります。
1席20数名です。
普通に30分程度で終わります。

江庵
拝観受付を直進し、石段を登り左手に進んだ奥に江庵があります。
通常は非公開ですが、1月最終日曜日の一休善哉の日には、こちらでぜんざいが頂けます。
内部は15畳の広間が2つ並んでいます。
江庵の右手は待月軒につながり、こちらには苔のきれいな庭園があります。




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2012 6/23の拝観2(平等院)


写真は、左後方からの鳳凰堂

三室戸寺を後にして、府道7号線から宇治橋に向かいます。

向かった先は、平等院鳳凰堂。

以前に掲載したように、鳳凰堂は本年の9月から修復工事に入ります。

このボロボロの鳳凰堂に最後に一目会っておきたく、訪問しました。

やっぱりいい味を出しています。

次にお目見えするのは、2年後。
しかも朱塗りの極彩色。
もう昔のアナタじゃないかも・・・(笑)。

取りあえず、今の鳳凰堂の有様を目に焼き付けました。

機会がある方は、9月までに是非!

本編は、
・平等院までの参道
・平等院鳳凰堂、鳳翔館
です。

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一休寺1  アクセス(山城散策3)


写真は、方丈南庭(垣根の向こう右が虎丘庵)

府道22号線を西玉造の交差点(A地点)まで戻り、さらに直進します(簡易地図)。
すると高架の高速道路が正面に現れます(B地点)。
これが京奈和(けいなわ)自動車道です。
これを道なりに右クランクで通過して、さらに直進します。
左手の昭和シェル石油のGSが見えた次の交差点(左手前の角にCRPの大きな看板があります)を右折します。
すると、山手幹線(中央分離帯のある大きな道)とのT字路に来るので、ここを左折します。
道なりに進むと右手に「一休寺」の案内があるので、右折してすぐが「一休寺」です。

拝観
正式名称は「酬恩庵(しゅうおんあん)」ですが、通称の「一休寺」の方がよく使われます。
その名の通り、一休禅師が晩年を過ごされた場所です。

石畳の参道を上った右手に拝観受付があり、拝観料500円を納めます。
拝観受付の左手には、重文の浴室があります。
右に折れた参道の正面に本堂、右手前に一休禅師の墓所と虎丘庵、右手奥に中門があり、この奥に庫裡・方丈があります。
虎丘庵は一休禅師が晩年を過ごされた庵で、ここは別途追加の拝観料が必要ですが、事前に予約をすれば拝観可能です。

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2012 6/23の拝観1(三室戸寺)


写真は、アジサイ園

本来は6/17の拝観報告の続きなんですが、6/17の内容はあまり時期に関係ないので、6/23の拝観報告を先にします。

この日は元々は拝観日ではなかったのですが、諸事情でポロッと午前中が空きました。
家にいる・・・はずもなく、8:00前に車で出かけます。

最初に申しあげますが、この日はアジサイの連打です!

まず最初は、阪神高速8号京都線の上鳥羽入口から久御山JCTで京滋バイパスに入り、宇治西ICで降ります。

8:30過ぎに三室戸寺に到着です。
この日はアジサイのピーク。
開門時に50人以上おられました。
想像以上でした。

山門(写真の朱塗りの門)の右手に拡がる与楽苑は、枯山水庭園、池泉回遊式庭園とアジサイ園などからなります。

この日は1万株ものアジサイが満開。

規模からしても最大のうちの1つですので、その分人気ですね。

本堂の前には法金剛院と同じく、既に一輪のハスが咲いていました。

想像以上の人混みに、本当に驚きました。
アジサイ人気・・・侮れずです。

本編は、
三室戸寺
です。

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