京都観光のガイドブログです。定番の楽しみ方から特別拝観、さらには年に1度の御開帳まで。
京都観光では最も詳しいです!
Amadeusの「京都のおすすめ」 ブログ版(観光)
2025 3/22の拝観報告1(出町柳 工学博士と京都インフラ大解剖!鴨川デルタから京大へ、ドボクで解き明かせ まいまい京都)

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写真は、京大 総合研究14号館(旧土木工学教室本館)。
土曜日です。
この日はランチの予定があり、その前に1つツアーに参加です。
8:30過ぎに車で自宅を出て、吉田神社の北側のコインパーキングに駐車します。
そこから徒歩で京大を抜けて、9:20頃に出町柳駅にやってきました。
9:30からまいまい京都の「出町柳 工学博士と京都インフラ大解剖!鴨川デルタから京大へ、ドボクで解き明かせ」がありました。
参加者は18名で、参加費は4,500円でした。
京大の土木の先生が橋について語って下さいました。
結論からいうと、想像していたより面白かったですw
最後は京大構内の土木教室裏の田邊朔郎お手植えのヒマラヤ杉で解散ですが、メインは鴨川デルタに架かる3つの橋です。
1つ目は北東にある河合橋。
ここでは基本の知識から。
橋のメインは両岸間を渡す主桁。
これが河合橋は4本あり、両端は細目ですが中の2つは太目。
中央部分は車が通るので、強度を考えてというのはわかりますよね。
そしてこの橋、歩道を拡張するために数年前に工事をしています。
左右に拡げた部分は下からの梁で支えますが、現在の強度だと実は1/3の大丈夫。
しかし本当に1/3にするとデザイン的にスカスカになるから、ある程度見た目の部分で付けているそうです。
そして北西の出町橋。
これはかつて葵橋でしたが、河原町通から下鴨本通に移行する橋が新たに「葵橋」になったので、こちらが出町橋になりました。
この橋も両端に拡張された跡がありますが、橋の下からよ~~くみると・・・両サイドにスキマがあります。
これ、橋脚こそ共有していますが、真ん中の橋の両側に別の橋が隣接してる恰好なんですね!
全く気付いていませんでした。
橋の西側のスキマは砂利で埋まりがちなので、東側を見るとよくわかります。
ちなみに真ん中の橋が「出町橋」で両端の橋が「柳通歩道橋」なんだそうです。
鴨川デルタの飛び石を渡って東側に行きます。
この飛び石ですが、川底が流れで掘れないように固めている「帯工」なんですね。
なのであの飛び石は、帯工の一部が「地上に突出したん部分」なんですね。
それも知りませんでした。
最後に賀茂大橋へ。
この橋が最後にできた橋。
そもそも本来の今出川通は平安京の区画のように寺町通まで。
以東は後年新たに付け足した道で、本当は東今出川通と言うそう。
車が通るようになって太い道を作ったんでしょうね。
この橋を下から見ると主桁が9本。
しかも真ん中の桁が1番太いんですよね。
真ん中の上は中央分離帯で、真ん中より車が通る部分の方が重量がかかるハズなのに。
これこそが「市電が走っていた痕跡」なんですよ。
この中央部分に市電が走っていたからなんですね!
こういうのに気付けると非常に興味深いです。
この後は今出川通を百万遍まで歩きますが、電柱の話も面白かったです。
12:10頃に前述の土木教室の裏で解散となりました。
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2025 3/1の拝観報告3 最終(金戒光明寺 永運院 バリ舞踊と武夷岩茶 IN EIUNIN)

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写真は、書院の内部。
河道屋 養老を出て、金戒光明寺に戻ってきました。
次にやって来たのが、金戒光明寺の塔頭 永運院です。
この日は13:30から「バリ舞踊と武夷岩茶 IN EIUNIN」というイベントがあるのをアマ会のHitoさんが教えてくださったので参りました。
2017年以来の永運院。
さらにAMには別企画のお茶席が紫雲亭であるってw
同日午前午後でよかったです。
13:00に受け付け開始。
参加費は6,000円、参加者は22名でした。
方丈の前で受付をして、右手の縁から方丈の裏へ。
方丈裏に廊下伝いで書院があり、会場はそちらでした。
まずはバリ舞踊。
方丈の手前が舞台仕様に。
チョンドンとマルガパティを踊って下さいました。
バリ舞踊は初めて見ましたが、動きが独特ですね。
演目の間に10分ほどの休憩も挟んで、14:30頃に第1部は終了。
座布団を並べなおして、岩茶茶会です。
岩茶は2/11に銀月アパートでも頂いたので、ある程度の知識はありました。

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写真は、老松の寒紅餅。
お菓子は老松の寒紅餅。
周りの粉は甘いのですが、お餅自体は梅の風味が強くていいバランスです。
今回のお茶は極品肉桂と水金亀を4煎ずつ頂きました。
昔の永雲院の書院前庭の写真を見ると、庭の真ん中に大きな梅の木があったのですが、今回は切り株だけになっていました。
枯死しちゃったのかな~~
お庭のシンボルがなくなったのは寂しかったです。
16:00頃にお茶席も終わり、この日はこれで帰宅しました。
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2025 3/1のランチ報告2(河道屋 養老)

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写真は、離れの座敷。
11:30に金戒光明寺でのFUDGE Marché KYOTOのワークショップの茶会を終えて、春日北通を西へ。
11:50頃に徒歩でやって来たのが、河道屋 養老です。
今年の1月に初めて来て、名物の養老鍋を戴きました。
そしてこの日は予約なしでランチに。
今回は予約なしだったので入口近くの土間席でしたが、巻頭写真は内部紹介の都合で前回のですw

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写真は、天ざるそば 大盛り 1,800円。
今回は温かい日だったこととサクッと戴くべく、天ざるの大盛りにしました。
さすがに蕎麦の専門店だけあって、蕎麦の風味が来ますね~~
メッチャ美味しい。
てんぷらも蕎麦によく合います。
そば湯もすべて戴いちゃいました。
歳取るごとにうどん・そばがラーメンを凌駕していきますね。
美味しい。
そして若い頃は蕎麦>>うどんでしたが、
今は拮抗していますw
うどんが急上昇ですね。
12:30頃にこちらを出て、金戒光明寺へと戻りました。
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2025 3/1の拝観報告1(金戒光明寺 紫雲亭 FUDGE Marché KYOTO ワークショップ 茶席)

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写真は、紫雲亭内部。
土曜日です。
この日は朝から大忙し。
まず7:45頃に長男、妻と車で自宅を出て、洛星高校へ。
この日が卒業式でした。
僕は送迎と記念撮影係。
式前に記念撮影を終わらせて欲しいとの学校側の要請があったので、早めに行って撮影ポイントに並びました。
そしたら長男の周りに友達がどんどん集まってきて。
家族での写真と仲良し7人で集合写真も撮れました。
妻はそのまま式と謝恩会に。
僕は帰宅w
そして9:00から4/20の建仁寺での四頭茶会の予約。
今年は日曜日なので、すぐに埋まりました。
9:00ちょうどに申し込んでよかったです。
さらに10:00からも今後のお茶会の申し込み。
そしてこれ終わりでシェアサイクルで自宅を出ました。
10:30過ぎにやって来たのが金戒光明寺です。
この日はこちらの庫裏で FUDGE Marché KYOTOが開催されており、そのワークショップでお茶席があるのをあきさらささんが教えてくださいました。
FUDGEって20代のおしゃれな女性向けの雑誌。
まあ僕とは対極の存在ですねw
対象は真反対ですが、織部流扶桑派のお点前が珍しかったので来てみました。
なんでも清水寺でのお茶席はすべてこちらがなさっているそう。
まず庫裏から入場するのに1,200円。
そしてワークショップのお茶席に1,500円別途必要。
秋の特別公開時に呈茶をしている時があります。
11:00から1席12名。
FUDGE Marché KYOTOのワークショップですので、1席目には雑誌のモデルさんも来ておられました。

お菓子は菓匠おくむらさんの。
織部流扶桑派さんのお点前は目の前で1人ずつ点てられるのだとか。
今回は色紙が茶碗に乗せられていましたが、本来は扇子だそうです。
扶桑派の先生とも名刺交換させて戴いたので、今後行ってみようかなw
30分ぐらいで終了し、ランチへと向かいました。
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2025 2/24の拝観報告3 最終(京都 吉田山荘 皇室ゆかりの日本建築を女将と巡る特別見学 Otonami)

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写真は、福の間。
食事が13:00頃に終わったので、しばらくコインパーキングの車内で待機。
そこから徒歩で14:00前にやって来たのが、Otomaniの「京都 吉田山荘 皇室ゆかりの日本建築を女将と巡る特別見学」です。
参加費は8,800円、参加者は6名でした。
久しぶりの吉田山荘です。
このOtonamiのツアーは月曜日開催。
だから大抵は平日。
しかし祝日月曜日も開催していたので来てみました。
ツアーの経路は
→庭園
→本館玄関
→応接室
→2階の花の間
→福の間
→洗面所とトイレ
個人的には1階奥の黄金の間や南天の間にもう1度行きたかったのですが、宿泊にも使う部屋のようですので参観では入れないのかな。
幸い2階の福の間に入ったのは今回が初めてでした。
館内参観は14:30頃まで。
そして真古館へ。

こちらでスイーツタイム。
後は自由解散でしたので、スーツを戴き15:00前にこちらを出て、この日は帰宅しました。
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2025 2/2の拝観報告4(満足稲荷神社 節分会)

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写真は、社務所内部。
聖徳寺を出て、シェアサイクルで東へ。
13:00頃、まずは聖護院門跡へ。
豆まきの時間と重なったようで、ものすごい人。
あまりお祭りには来ないので、タイヘンでしたw
正直お祭りより、どういう拝観仕様になっているのかや、通常エリアじゃないところの公開の有無の確認に来ていますw
聖護院門跡は表門から庭園を抜けて、積善院凖提堂に出る一方通行になっていました。
そして向かい側の須賀神社も黒山の人だかり。
懸想文、欲しいですよね~~
あまりの人の多さに僕はスルーしましたがw
次は熊野神社。
こちらも外壁に紅白幕が掛かっています。
本殿の右手で聖護院八つ橋さんがおぜんざいなどをされていました。
さらに東大路通を南下して、満足稲荷神社です。
こちらも紅白幕がかかっていました。
境内に入るとこちらもいっぱいの人。
そして見つけました。
社務所で福ぜんざいを500円で戴けるんですね。

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写真は、福ぜんざい 500円。
社務所は玄関間を経て、奥の12畳間で戴きます。
ぜんざいはお餅2つに麩せんべいが2つ乗っています。
お餅もやわらかく、お汁も程よい甘さで期待以上でした。
13:50頃にこちらを出て、次へと向かいました。
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2025 2/1の拝観報告6 最終(細見美術館 古香庵サロン 「源氏も♡伊勢も!物語絵を紐解く」第4回「琳派と物語絵」)

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写真は、3階の古香庵。
京都幽玄を出て、シェアサイクルで東大路通を北上します。
14:50頃にやって来たのが、細見美術館です。
この日は15:30から古香庵サロン 「源氏も♡伊勢も!物語絵を紐解く」 第4回「琳派と物語絵」がありました。
参加費は4,500円で15名ほど参加しておられました。
細見美術館の展示ももれなく大河ドラマの影響を受けるようで、昨年は源氏物語から伊勢物語などの物語絵をテーマにしておられました。
その最後のサロンが今回。
今回は物語絵と琳派の関わりでした。
サロンは15:30からなので、先に展示を見ています。
展示では俵屋宗達→尾形光琳→酒井抱一→鈴木其一の流れのその後のほぼ幕末あたりの琳派の作品を展示していました。
15:30から3階の茶室 古香庵にて上席研究員の岡野智子氏の講義がありました。
僕は知らなかったのですが、伊勢物語は江戸初期に木活字の嵯峨本が大量に作られるようになってメチャメチャ流布されます。
そのため嵯峨本の中の49場面ある挿絵が、多くの読者のイメージとして付いたようです。
しかし琳派の方々はそこを乗り越えてくるんですよね。
自分たちで場面場面の絵を描いちゃう。
しかも挿絵の方は人+景色で描いているのに、もう人なしで分からせちゃう。
例えば「燕子花図屏風」。
群生する燕子花だけで、観ている人が東下りの八つ橋がモチーフって分かる。
しかも別の見方をすれば、普通に花草図とも観れる。
などのお話を伺って、床の間に掛けられた鈴木守一の業平東下り図を近くで拝見しました。
最後には節分なので末富の追儺の主菓子(赤いきんとんに白いお豆と角2つw)とお薄を戴き、17:00過ぎに終了しました。
物語絵は積極的に興味を持ちにくい分野だったので、少しでも知識が増してよかったです。
この日はこれで帰宅しました。
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2025 1/26のランチ報告3(河道屋 養老)

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写真は、主屋の主庭。
平安神宮での電車内部見学を11:00頃に出て、11:15頃にやって来たのが河道屋 養老。
年末に伺った晦庵 河道屋からのれん分けされたお店です。
お食事もですが、こちらの明治時代の主屋や庭園も気になっていました。
もちろん一般的にはもっと気候のいい時期に来られる方が多いでしょう。
しかし建築好きにはお客さんの少ない真夏や真冬はねらい目です。
特に冬ですかね。
夏は日差しが写真の邪魔になることもあるので。
今回は11:00に予約。
表庭沿いの4畳間が個室的に用意されていました。
注文していたのはもちろん名物の養老鍋。
1名からでも予約可能です。
そしてお店ですが、やはり冬のこの時間は僕1人。
お鍋の用意をされていたおかみさんに「古い建物が好きなので、食後でもいいからお庭や建物を見学できますか?」とお伺いしました。
するとおかみさん、僕の手を取らんばかりに「ほな今、他に誰もお客さん居はらへんし、今行くか?」とw
「行きま~~す!」ってことで、これから煮るお鍋の火を弱めて館内ツアーになりました。
平安神宮を途中で抜けた甲斐がありましたw
主屋の広間からお庭、離れの方までじっくり見せて下さり写真も取れました。
僕1人で15分ぐらい付き合ってくださったので、まいまい京都の館内見学+食事ツーぐらいの価値がありましたw

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写真は、養老鍋 4,200円。
さて見学会?の後はお食事。
下の写真が具材全部。
そのうち野菜半分とそばは残して、あとは全部鍋に投下。
先にきしめんを戴きます。
説明書きをみると、湯波半の湯葉、麩嘉の麩、いづ萬の飛竜頭(ひろうす)などが入っています。
寒い日だったこともあり、メッチャ美味しい。
お出汁はさっぱりしつつもコクがありました。
いろんな意味で冬に来るのが正解かもですw
食事中にほかのお客さんも来られたので、建物も好きなら11:00着もチェックですね。
12:00過ぎにこちらを出ました。
近くのコインパーキングに止めた車に乗って(朝、聖護院門跡前に停めたのはこのため)、次へと向かいました。
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2025 1/26の拝観報告2(平安神宮2 クラウドファンディング返礼 修繕前 京都電気鉄道車両内部見学 後編)

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写真は、修復前の車内外観。
まずは9:00から昨年末に行った御垣内参拝が付いていました。
この企画も本殿や周辺の朱の塗り替えなどの費用を捻出するために、初めて企画されたと言っておられました。
本殿の屋根も檜皮葺だと高額にもなるので昭和には銅板葺きになったそうですが、今や銅も高いみたいですし。
ここ終わりで10:00。
そしていよいよ車両の方へ。
もう今は工事をしているので、一般では近くには寄れません。
我々は立ち入り禁止の中に入っていきます。
するともうかつての覆屋は取り外されて、簡易の屋根になっています。
もう近々応天門の左脇に移動されるそうです。
移動しやすいように盛土し、電車周辺がフラットになっていました。
外観の説明から、いよいよ内部へ。
外観程はボロボロではない印象を受けました。
この車両、最初は京都電気鉄道で市電になってから白く内装されました。
その白が剥げて、下から京都電気鉄道時代の緑色が見えているのもいいかんじですねw
吊革は絶対に掴まないでと。
マジで切れそうw

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写真は、床下のモーター。
一通り見たのち、両車輪の間にあるモーターを見せるべく、床を外してくださいました。
これも当時のまま。
このあたりがそのまま残っているのが貴重なのだそうです。
この回には僕のような文化財領域から来た方より、電車領域から来た方の方が多かったので、いろいろな参加者さんのお話も面白かったです。
車両見学会は11:00頃に終了。
なおクラウドファンディングは現在第2期募集をしておられるので、よければ参加してあげてください。
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2025 1/26の拝観報告1(平安神宮1 クラウドファンディング返礼 修繕前 京都電気鉄道車両内部見学 前編)

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写真は、修復前の車内外観。
1月最後の日曜日。
大相撲初場所も千秋楽。
金峰山が2敗、王鵬と豊昇龍が3敗の展開。
13:30には帰宅する気満々のスタートですw
この日は車で出かけます。
8:00過ぎに自宅を出て、聖護院門跡近くのコインパーキングに駐車します。
そこから徒歩で8:45頃にやって来たのが、平安神宮です。
この日はクラウドファンディング返礼 修繕前 京都電気鉄道車両内部見学会でした。
平安神宮の神苑に古い電車の車両があったのをご存じでしょうか。
あれは明治に民間の路面電車、京都電気鉄道の車両でした。
後に市電に買収されますが、市電の車両より狭軌道だったためN電(narrowから)と呼ばれていました。
その車両が覆屋だけして、長らく、なんとなく置かれて(事実上放置されて)いました。
そしたらですよ。
覆屋をしておいたので外観はボロボロながらも内部は比較的きれいに残っている上に、手が入っていないため「当時のまま」残っていたのです。
それが見いだされ、令和2年に重文に指定されました。
一方重文に指定されると「一般への公開が望ましい」とされるので、きれいにして無料エリアに出そうと企画されました。
そしたらですよ。
相手はもう重文なんで、費用がかかるかかるw
自前ではもうムリだとということで、クラウドファンディングをされました。
いろいろ返礼はありましたが、30,000円で車両内部見学会がありました。
僕的にはコレしかないw
ただし「修復前」と「修復後」が選べました。
ちょっと考えて「修復前」にしました。
修復後は今後もチャンスがあるかもしれませんが、修復前は修復しちゃうとノーチャンスですからね。
9:00に応天門前に集合。
9名来ておられました。
なお修復前見学会は前日にもありました。
さていよいよ待ちに待った見学会の開始です。
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2024 12/22の拝観報告1(六勝寺 「吉村さんと動物園へ!園内に八角九重塔の痕跡、平安京の副都心をいく」 まいまい京都)

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写真は、観覧車(京都市指定有形文化財)と法勝寺八角九重塔址。
寒い日曜日でした。
朝は小雨もパラついていました。
朝から地下鉄で三条京阪駅へ。
京阪電車で神宮丸太町駅へ。
この日は9:30からまいまい京都の「吉村さんと動物園へ!園内に八角九重塔の痕跡、平安京の副都心をいく 」でした。
参加者は21名、参加費は4,500円ですが京都市動物園の入園料750円も実費でした。
このツアーは簡単にいうと六勝寺旧跡めぐりですね。
神宮丸太町駅から川端通を南下
→冷泉通へ
→白河南殿跡(白河上皇が院政を行った御殿)
→夷川ダム(この北側に白河北殿跡 保元の乱の際に崇徳上皇側が拠点にして、夜討をかけられ焼失)
→この辺りに平正盛(清盛祖父)が寄進した九体阿弥陀堂もあった。
→さらに冷泉通を西へ進み東大路通との交差点(得長寿院跡 平忠盛(清盛父)が寄進した三十三間堂のような聖観音堂)。
→桜馬場通を北上(尊勝寺跡 53代堀河天皇発願)
→京都市武道センター内の移築井戸(場合によっては尊勝寺のもの)
→冷泉通に戻りみやこめっせ西側(延勝寺跡 76代近衛天皇発願 石碑はあるが所在の根拠はない)
→ロームシアターのロームスクエア(尊勝寺跡 53代堀河天皇発願)
→岡崎公園(最勝寺跡(第74代鳥羽天皇発願)だが石碑はない)
→岡崎公園東縁(鵺塚跡 古墳でありかつ後高倉院陵墓参考地(86代後堀河天皇の父、81代安徳天皇と82代後鳥羽天皇の異母兄弟)
→京都府立図書館(成勝寺跡 75代崇徳天皇発願 石碑はあるが所在の根拠はない)
→京都市京セラ美術館(円勝寺跡 待賢門院発願(74代鳥羽天皇妻、75代崇徳天皇と77代後白河天皇母 石碑はあるが所在の根拠はない)
→京都市動物園から二条通を挟んだコインパーキングの台地(法勝寺金堂跡 72代白河天皇発願)
→京都市動物園の観覧車周辺(法勝寺八角九重塔跡)
12:10頃に終了しました。
やhり個人で回るにはかなり事前勉強がないと見逃がしまくりますね。
大変勉強になりました。
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2024 12/21の拝観報告5(満足稲荷神社)

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写真は、旧本殿(左)と舞殿(右)。
14:10頃に平安神宮を出て、シェアサイクルで東大路通を南下します。
途中で満足稲荷神社に差し掛かりました。
ちゃんとお参りをした記憶がなかったのと、次まで時間があったので14:20頃に寄ってみました。
社務所に行くと由緒書きがありました。
境内図と説明もあったので、非常に分かりやすいです。
それと情報が2つ。
1つは橋本関雪の宝船図があり、版画を社務所で授与されています。
もう1つは年2回寄席があるんですね。
来年行ってみようと思います。
さてその由緒書きの境内図の説明に沿って順にお参り。
元御本殿の狛狐のコン吉とツネ松はきれいな黒色に改修されており、キャラクター化されているんですね。
14:35頃にこちらを出て、次へと向かいました。
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2024 12/21の拝観報告4(平安神宮 御垣内特別参拝)

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写真は、本殿外郭北東の鬼門封じ。
カトリック山科教会を出て、地下鉄東西線で三条京阪駅へ。
そこからシェアサイクルに乗り、13:00前にやって来たのが平安神宮です。
この日は13:00からの御垣内特別参拝に参加しました。
普段は入れない本殿の外周の垣根から、その中に入って本殿を真横からお参りできるツアーです。
参加者は10名程で、参加費は2,000円でした。
社殿の塗り替えや重文に指定された神苑の市電の改修や設置費用が不足しているので、それを補うための期間限定のイベントです。
今年の8/1から始まり、途中休止期間もありますが来年の年末まで開催予定です。
開催日は11:00~、13:00~、14:00~、15:00~の4回あります。
まずは通常お参りをする大極殿からスタート。
右手から入り内拝殿へ。
その右手から本殿の外周の塀の外を歩きます。
丁度北東にあたる鬼門の部分は鬼門封じで京都御所のように欠けています。
そして本殿の真裏から御垣内へ。
本殿が目の前にあります。
七間社流造を後ろから真横、そして斜め前へ。
本殿に向かって左手から外に出て神苑へ。
神苑以降は自由参観で、本殿までで約30分です。
案内が平安神宮の文化財担当の方で、保護する上での苦労話をして下さったのが面白かったです。
特に文化庁とのやり取りはw
神苑も拝見して、 14:10頃に平安神宮 を出ました。
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2024 12/14の拝観報告5(錦鱗館 クラリネット演奏会)

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写真は、玄関と前庭の紅葉。
鴨東教会を出て、シェアサイクルでさらに戻ってきます。
銀閣寺道からさらに南のポートに自転車を返却して、13:50頃にやって来たのが吉田山の東側にある錦鱗館です。
こちらはお屋敷の1室を改修したコンサートホールです。
この日はこちらで14:00から京都市立芸術大学卒業生によるクラリネットアンサンブルの演奏会がありました。
アマ会員にして姪のMちゃんが教えてくれました。
この錦鱗館、裏道にあるので知ってて来ないと偶然見つけるのは困難だと思います。
ただちゃんとHPもあるんですね。
全く気付いていませんでした。
大きなお屋敷の玄関を入ると、下りの石畳。
そして前庭があり、そちらの紅葉がまだきれいでした。
会費は2,000円。
14:00開場。
大きなお屋敷の一棟、恐らく和館の仕切りをなくして1つのホールにしたようです。
天井には太い梁が意図的に見えるように残されています。
また外の庭園が和庭園で、苔、松、石組。
石灯籠に石橋。
さらに植栽の間から見える借景が大文字。
完璧ですw
演奏はクラリネットが4人でバスクラリネットが1人。
市立芸大のOGさんなんでもちろんお上手。
さらに曲の間の紹介やお話も軽快で面白かったです。
1部が15:10頃に終了。
まだ2部もあったのですが、最後までいると次の予定に間に合わないので、このタイミングで失礼しました。
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2024 12/7の拝観報告2(金戒光明寺 金光院 宿坊貸切見学)

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写真は、宿坊。
川端道喜さんで袴腰を戴き、車で下鴨本通を南下。
河原町通から丸太町通を東へ。
9:45頃にやって来たのが、金戒光明寺の金光院です。
以前ホタルの観賞会や甘味のお店で来ています。
その金光院さんでは、この度1室を改修して宿坊を造られました。
その見学会を2024/12/6~12/10に事前予約で開催されるとアマ会のあきさらささんから伺ったので、予約して来ました。
予約枠は9:30から1時間ずつの枠で、1グループ3,000円でした。
僕は川端道喜さん終わりからの参加なので、もう1人で来ました。
お寺に着いて「ただいま到着しました」とお声掛けしたらご住職が出て来られました。
そしたら「あっ、以前も来られていましたね。お久しぶりです」と。
覚えてもらってるやんw
もうそこからは気安い感じで案内し、説明して下さいました。
本堂の奥側に隣接するお部屋にお庭側から入ります。
庭園の紅葉もまだまだきれいでした。
お部屋は9畳ほどかな。
バス、トイレも付いており非常にきれい。
縁もあり、お部屋との間の扉は組子細工。
3枚それぞれに茶色が濃くなっている部分がランダムな模様になっていますが、3枚を重ねると猪の目模様になっています。
部屋もお庭もお写真を十分に撮って、10:15頃にこちらを出て一旦帰宅しました。
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