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2024 1/25のモーニング報告1(節道)

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写真は、B定食 1,200円。

木曜日です。
この日は午前午後でOtonami2連続でしたので、お休みしましたw

その前にモーニングに行きます。
8:00に自宅を出て、烏丸御池駅から徒歩でやって来たのが、三条堺町下がるの路地の奥にある節道(ぶしどう)です。
イノダコーヒー本店の目の前です。

鰹節をメインにしたお店で、新しいようですがマスコミでも結構紹介されており人気なようです。
本来は予約した方がいいようですが、雪のチラつく平日でしたのでそのまま参りました。
お店は7:00開店。
カウンター席が6席ほどと小さなお店です。
8:20頃に到着したら満席でしたが、ちょうど出られるところでしたので、ほぼすぐに入れました。
ただし僕の後は待ちの列が出来始めていました。

メニューはA定食 1,000円とB定食1,200円で、B定食には写真中央の湯葉の刺身が付きます。
メインはもちろん削りたての鰹節が山のように乗ったご飯。
まずは醤油でだけで。
そして卵かけご飯にして。
最後はお出汁をかけてお茶漬け風にして。

鰹節の風味、コクそして甘みを感じますね。
思っていたよりよかったです。

8:40にはお店を出ましたが、その際には6人ぐらい並んでおられました。

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二条城4 本丸御殿

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写真は、玄関(左)、御書院(中央)と御常御殿(右)。

本丸御殿は明治26年に、京都御苑の今出川御門の南東にあった桂宮御殿を移築したものです。

阪神大震災の被災で内部見学が安全ではなくなり改修され、2024年秋から一般公開になりました。
2024/1/19と1/20に一口城主に50口以上申し込んだ返礼の修理対象文化財説明会で内部に入りました。

本丸御殿は主に4つの棟から成ります。
正面に玄関、その奥に御書院、右手に御常御殿、左手に台所と雁の間で、ぐるっと1周できます。

まずは正面の玄関へ。
唐破風の大きな屋根を入ると玄関の間があります。
赤いカーペットの廊下を右に進みます。
右手には33畳の使者の間、その奥に15畳の段上の間と12.5畳の公卿の間が隣接しています。

御書院 中書院
廊下をさらに奥に進むと御書院になります。
御書院は右から中書院、小書院と雲鶴の間の3つから成りますが、往路では中書院を観ます。
中書院は手前から21畳の三の間、14畳の中の間、14畳の一の間からなり、一の間は上段の間で格天井、床の間と違い棚のある床脇があります。
違い棚の襖絵は原在照です。
三の間は畳をあげると能舞台になり、入室廊下が橋掛になります。

御常御殿
右手の縁を奥に進むと、突き当り右手に御常御殿への廊下があります。

廊下を進むと、御常御殿の右脇に出ます。
内部の御座の間が6室構造です。
正面が左手前の五の間で八木奇峰の萩の襖絵、右手に進み三の間は中島華陽の耕作図の襖絵。
さらに右手が右手前に当たる二の間で中島来章の草花図。
廊下を奥に進んだ右奥に当たるのが一の間で、大きな床の間、床脇や付書院があります。
黄金の障壁画は狩野永岳の松鶴図です。
4灯の豪華なシャンデリアも見所です。
ここから奥の廊下を戻ります。
隣は四の間で御寝の間。
襖絵は長野祐親の春秋花鳥図。
さらに隣が左奥に当たる御納戸です。
御納戸の奥には化粧の間、さらに廊下を戻ってくる奥側に御茶所があります。
御常御殿を一周して元の廊下を進み、御書院に戻ります。

御書院 小書院・雲鶴の間
御書院の奥の廊下を進むと、中央の小書院に来ます。
小書院は正方形の4間で四季の間です。
左手前が夏の間で襖絵は多村挙秀、右手前が冬の間で襖絵は星野蝉水、左手奥が春の間で襖絵は円山応立、右手奥が秋の間で襖絵は岸竹堂。
夏の間と春の間の間の欄間は卍くずしで、春の間には床の間と床脇があります。
さらに廊下を奥に進むと、御書院最奥に雲鶴の間が3間並びます。
奥側から一の間、二の間、三の間です。

御書院を出て廊下を進みますが、廊下途中の左手に高貴な方々用の白磁のトイレがあります。

台所・鴈の間
廊下を進むと、台所と鴈の間です。
廊下右手、最奥に台所があり、お寺の庫裏のようです。
左手には鴈の間で18畳と15畳の2間あり、こちらは執務室のように使われていたそうです。
その名のように襖絵は中島来章の雁が描かれています。
今は15畳間に床の間がありますが、元は18畳間の方にあったそうで、移築したため15畳間の竿縁天井は床刺しになっています。

廊下を進むと一周して、玄関の間に戻ってきます。

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2024 1/19の拝観報告2 最終(二条城 本丸御殿 修理対象文化財説明会 後編)

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写真は、本丸御殿の玄関。

さて今年の修理対象文化財説明会は、修復を終えたばかりの本丸御殿内部でした。
というか、以前にも書いたように一口城主の特典は
5万円以上で修理対象文化財説明会への参加
10万円以上で芳名板への掲出 
だったので、このダブル特典ネライで10万円寄付しました。
しかもこのタイミングで寄付したのも「そろそろ本丸御殿の修復が終わる」と踏んだからで、まさに狙い通りでしたw
野球で言うと「決め球は変化球だろうから、それ待ちで振ったらクリーンヒット」って感じでしたねw

修復を終えた本丸御殿の正面から入ります。
本丸御殿は4つの棟からなります。
玄関、御書院、台所・雁の間と御常御殿が前後左右にならび、拝観経路はこれらを反時計周りに回ります。
阪神大震災でかなりダメージがあり、その耐震補強もしています。
なので御殿のあちこちに金属の支柱が足されているのが分かります。

内部の詳細は明日10時の本編で掲載しますが、もちろんよかったですよ。
一般公開は今年の9月頃を予定されているそうです。

二条城の現在の拝観券は入城券、二の丸御殿内の2つですが、本丸御殿が公開されると本丸御殿内も加わって3つになるのかな。
3つ参観券だと結構しそうですねw

本丸御殿の見学後は天守閣跡にも行き、休憩所に戻って15:30頃に解散になりました。

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相国寺11 特別拝観10 光源院

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写真は、門前。

光源院は室町幕府13代将軍 足利義輝の菩提寺です。

アクセス
地下鉄烏丸線の今出川駅で下車し、1番出口から地上に出て右手に進みます。
約150m進んだ中卯のある交差点を右折。
相国寺境内に入って約250m進み、左手に鐘楼のある交差点を右折。
約40m先の左手に光源院の表門があります。

光源院の起源は室町時代初期の相国寺28世元容周頒の塔所として創建された広徳軒です。
室町後期に足利義輝が襲撃され亡くなった際に菩提寺となり、院号から光源院となりました。

通常は非公開ですが、2024年の京の冬の旅で公開されました。
表門を入ると右手に行者堂、左手奥に庫裏の玄関があります。
玄関を入って右手に進むと方丈があります。
方丈は3間構造で、1番手前の間の襖絵は加藤普筆の風来坊の風神と春。
春は大きな桜の中に七福神が隠れています。
中央の室中の襖絵は水田慶泉筆の十二支の図。
内陣には本尊の釈迦如来像がお祀りされており、足利義輝の位牌もあります。
1番奥の間の襖絵は加藤普筆の風来坊の雷神と夏秋冬。
夏秋冬の襖絵は右手が夏、左手が冬へと移ろって行き、桃太郎や笠地蔵などが書き込まれています。

縁から方丈の前庭へ。
方丈前庭は枯山水庭園で、十二支の庭です。

方丈の縁を進んで戻ってくると、行者堂があります。
行者堂は明治初期の廃仏毀釈の際に移築されたそうで、左手に不動明王像、中央に役行者像、右手に弘法大師像がお祀りされていました。

行者堂を出ると元も玄関に戻ってきます。

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2024 1/19の拝観報告1(二条城 黒書院三の間特別入室、修理対象文化財説明会 前編)

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写真は、中庭からの大広間(左)、蘇鉄の間と黒書院(右)。

金曜日です。
この日は午後からお休み。
14時から二条城の一口城主の返礼の修理対象文化財説明会がありました。

そのために職場から二条城に向かいました。
しかしちゃんと食事をするだけの時間はないと踏んで、買って行くことにしました。
ちょうど経由する地下鉄山科駅構内の定期的にお店が変わる売店が嵐山の中村屋惣菜製作所でしたので、そちらで総菜パンを買いました。

         
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写真は、中村屋惣菜製作所のコロッケパン 350円、とんかつサンド 1,000円。

これを持参して、13時頃に二条城へ。
まずは年パスで二の丸御殿に入ります。
先に1/4~1/29までの黒書院 三の間入室に参りました。
こちらは2020年7/15~8/24にもあり2回目。
しかし意外と入ったことを覚えていないのと、説明書きがやっぱり変わっていましたw

もうほぼここだけ拝見して、休憩所で持参したお昼を戴きました。

そして14:00から修理対象文化財説明会。
1/19(金)と1/20(土)のどちらかですが、この週末は仙台で大学の同窓会があったので、金曜日の午後にしました。
参加者は5名で、土曜日は4名だったそうです。

管理事務所でご挨拶とイントロの説明があり、今回メインの見学に向かいます。
見学に向かうのも通常は公開していない二の丸の中庭を通るサービス付きでした。

そして14:30頃からメインの説明会です。

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相国寺10 特別拝観9 慈雲院

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写真は、庫裏の前庭。

慈雲院は相国寺の塔頭で、江戸時代の住持梅荘顕常が伊藤若冲と懇意であったため、動植綵絵(国宝:現在は三の丸美術館蔵)が寄進されたそうです。

アクセス
地下鉄今出川駅の1番出口から地上に出て、右に進みます。
約460m先、烏丸中学を越えた交差点を右折します。
さらに約75m進んだ左手の側道の突き当りに慈雲院があります。

慈雲院は室町時代に瑞渓周鳳により、慈雲庵として創建されました。
江戸時代に梅荘顕常が住持になります。 
明治初期に現地の富春軒に移され、二条家の屋敷を移築し慈雲院となりました。

通常は非公開ですが、2024年の京の冬の旅で内部が公開されました。
表門を入ると前庭があり、左手に庫裏、右手に方丈への玄関があります。
玄関で受付をしますが、左手の虎の杉戸絵は岸連山の筆で旧二条家のものです。
奥の廊下を右に進むと、方丈の左手に出てきます。
拝観ルートは方丈を反時計回りに1周します。
左手に方丈の3間、右手が前庭です。
方丈の中央が室中で、内陣には花頭窓が3つあります。
中央には本尊の釈迦如来像、右手には開山の瑞渓周鳳像、左手には聖観音菩薩像がお祀りされていました。
前庭は白砂の枯山水庭園です。

方丈の縁の1番奥に表は梅、裏は鶴の杉戸絵があり、これも岸連山の筆で旧二条家のものです。
方丈の最奥の間には寺宝である別所如閑筆の釈迦三尊の掛け軸が、
その左手、方丈の裏の間には伝明兆の涅槃図、梅荘顕常頂相、阿波公方の末裔の足利義俊筆の松鶴図、床の間には久世通根筆の松鶴図が展示されていました。
方丈の裏にきて、裏庭は苔庭です。
方丈の裏を回ってくると書院への廊下があり、その廊下の虎の杉戸絵も岸連山の筆で旧二条家のものです。

右手の書院には入れず、左手へと方丈を1周して拝観終了です。

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2024 1/14の拝観報告4 最終(東本願寺 園林堂)

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写真は、大玄関。

本光寺を自転車で出て、13:20頃にやって来たのが東本願寺渉成園です。

目的は1つ。
京の冬の旅で公開中の園林堂です。
渉成園に数々の建物がありますが、園林堂はなかなか開かない建物の1つです。
まず通常の入場に500円。
そして大玄関で特別公開料500円が別途必要です。

大玄関から入り、閬風亭でまずは解説。
こちらでRitchieさんと一緒になりましたw
そして順に廊下伝いで園林堂へ。
園林堂に入る前の廊下にロッカーがあるので、荷物はそこに全部預けて手ぶらで入ります。
棟方志功の襖絵を傷つけないためでしょう。
もちろん写真撮影も禁止です。

外陣を一周して拝見。
内陣は外陣から覗く感じ。

特別拝観後は園林堂の外観や、改修が終わった漱枕居の外観を拝見しました。
13:40頃にこちらを出て、自転車で帰宅します。
帰る途中で四条烏丸の香彩堂でお香を買って帰る用事があったので。

14:30には帰宅して、大相撲をTV観戦しました。

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光悦寺3 光悦会2(本阿弥庵・自得庵・騎牛庵、徳友庵)

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写真は、自得庵。

本阿弥庵・自得庵・騎牛庵
光悦垣のある大虚庵を出て、参道を奥に進みます。
参道を左手に進むと、最奥にある本阿弥庵に出ます。
こちらは寄付で、こちらでお菓子を戴きながらお道具の説明を受けます。
正面の貴人口から入る7畳間で、右手奥の1畳分が床の間です。
こちらにも左手には付書院にしては大きくて高い台があります。
こちらにお道具や箱書きなどを展示しておられました。

ここまでは通常拝観でも見かけることが出来るお茶室ですが、以降は通所拝観ではな入れないエリアにあります。

本阿弥庵の向かい側にある坂を下ります。
坂をまっすぐ右手方向に降りると自得庵・騎牛庵が、途中で坂をターンして左手方向に下ると徳友庵があります。
まずは自得庵・騎牛庵へ。
坂をまっすぐ下ると右手に自得庵、左手奥に隠れるように騎牛庵があります。
待合の自得庵に入り、こちらでお茶を戴きます。
貴人口から入った正面は4畳半台目。
正面右手に床の間があり、茶室の天井は竹です。
そして左手には連続して3畳台目があり、台目の外側1/3は如庵のように鱗板になっています。
鱗板側の側壁はそのまま斜めになっており、掛け軸が掛かっていました。

続いて左手奥にある本席の騎牛庵へ。
こちらは躙口から入ります。
入った左手に3畳、左手奥に点前座の台目。
そしてさらに左手に台目2畳分があり、手前側が中板付きの床の間でした。
天井は網代。
そして躙口のさらに右手に1畳分の相伴席があります。
この相伴席と本席の間にはアーチ状の袖壁があり、襖で仕切れるようにもなっていました。
さらにこの相伴席裏側には土間の出入口があるので、帰りはそこから出ました。

徳友庵
本阿弥庵の向かい側にある坂を下り、途中で坂をターンして左手方向に下ると徳友庵へ。
徳友庵の名は光悦の号である「徳友斎」から取っています。
茶室の前に床几があるので、こちらでお菓子を戴きます。
茶室に向かって右から入ります。
縁を経て8畳間があり、右手に琵琶棚と床の間があります。
こちらの待合でお茶を戴きながら、お道具の説明を受け掛け軸などを拝見します。
そして縁に出て左手に進み、躙口から本席に入ります。
本席は4畳半台目で、右手奥に床の間があります。
当日はこちらで光悦作、重文の赤楽茶碗の乙御前(おとごぜ)を手に取って拝見出来ました。
さらに奥の水屋の方にも6畳間があります。

以上の4席+点心席。
諸事情で12:00からと遅めのスタートで、16:30に終わりました。
最初の了寂軒・大虚庵で1時間以上の待ちでしたが、その間に点心席を済ませ、以降はほぼ待ちなしで回れました。
濃茶席3席、薄茶席1席ですが、濃茶も飲みやすいように薄めに点てて下さいます。
お道具の拝見がメインなので、御正客もなく「お道具に気を付ける」以外は気楽なお茶会です。
             
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2024 1/14の拝観報告3(本光寺)

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写真は、本堂内部。

西本願寺を出て、レンタサイクルで13:05にやって来たのが七条堀川の南東にある本光寺です。
幕末に伊東甲子太郎が殺害された場所です。
こちらのお寺には、2015年に新しくご住職が来られてすぐに来て以来。
当時は由緒書きもなかったんですよ。

今回は御首題と、あれば由緒書きを戴こうとお参りにきました。

そしたらやはり由緒書きもありましたw
御首題と由緒書きを戴きお参りもして、13:15頃にこちらを出ました。

あと1か所回って帰りますが、もうこの近くなら予想が付くでしょうかw

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光悦寺2 光悦会1 (三巴亭、了寂軒・大虚庵 、翹秀軒)

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写真は、大虚庵 。

光悦会は本阿弥光悦を偲んで毎年11/11、11/12、11/13に光悦寺で行われるお茶会です。
お道具屋さんの主催ですので、お茶券もお道具屋さんと関係の深い正会員さんからしか手に入りません。
11/11は正会員さんのみ、12日と13日は正会員さんから紹介頂いた臨時会員も参加出来ます。
お茶席は4席(京都、東京、大阪、名古屋と金沢が隔年)と点心席(瓢亭)で、会費は35,000円です。
お道具屋さんのお茶席ですので、非常にいいお道具が出てきます。
逆にお点前はすべて点出しですので、お正客もなくほぼいいお道具を愛でる会です。
この会では光悦寺の7つの茶室、すべてを使用します。

当日は9:00から受付開始です。
参道を進み、中門をくぐります。
通常の拝観受付の手前に受付と手荷物預かりがあります。
そしてまず本堂に上がります。
本堂の内陣は通常の日蓮宗の形式で、中央に本阿弥光悦像がお祀りされています。
拝観の際に下をくぐる渡り廊下を渡り、庫裏に入ります。
庫裏の裏手からわらじを履いて、庭に出ます。

三巴亭(さんばてい)
まずは通常の参道に出て、右手にある三巴亭 へ。
8畳間2つの茶室で、どちらのお茶室も点前座の上だけ網代天井になっていました。
寄付である奥の8畳から入ります。
こちらは変則の8畳間で、1畳分の踏込床があります。
こちらでお菓子とお茶を戴きながら、お道具の説明を受けます。
そして本席である手前の8畳間に廊下から移動。
こちらは長方形の8畳間で光悦堂と云われています。
付書院に床の間があり、いいお道具を拝見します。
最後は土間になっている腰掛待合から出ます。

了寂軒・大虚庵 
次に参道を進むと右手に了寂軒があります。
了寂軒は寄付で8畳間。
しかし左正面の床の間の他、左右に付書院にしては大きくて高い台があります。
特に右のものは畳1畳分ぐらいあります。
恐らくこれは光悦会用にお道具を並べるために造られたものではないでしょうか。
他では見たことがないです。
こちらでお菓子とお茶を戴きながら、お道具の説明があります。

そして了寂軒を出て、まっすぐに進むと本席の大虚庵(たいきょあん)です。
大虚庵は本阿弥光悦が鷹ヶ峰に営んだ居室の名前ですが、今の茶室は大正4年五建てられものです。
躙口から入ります。
正面奥に床の間がある5畳半の茶室です。
こちらでもいいお道具を拝見出来ます。
そして右手の貴人口から出て、光悦垣のある辺りの参道に戻ります。

このまま参道を右手に進むと、翹秀軒(ぎょうしゅうけん)があります。
当日こちらは点心席です。
受付は14:30まで。
非常に広い土間席で、こちらのテーブルで瓢亭の点心を戴きます。
給仕の女性は白川女スタイルです。
        
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2024 1/14の拝観報告2(西本願寺 御正忌報恩講法要 お斎)

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写真は、対面所。

京都駅を出て、pippaのレンタサイクルで向ったのが西本願寺です。
この日は御正忌報恩講法要でのお斎を12時からで申し込んでいました。
1/10~1/15までの御正忌報恩講法要期間中は、予約しておくと1万円以上の志納でお斉が対面所で頂けます。

そこでこの日は11:30までまいまい京都の京都駅と分かっていたので、12時からで申し込んでいました。

龍虎殿で受付をすると、順に対面所に案内されます。
横1列でテーブルが並んでいます。
12時に中に入ると、一斉にお膳が運ばれて来ます。
        
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写真は、お斎。

おかずの左上は折詰めになっており、ほとんどの方が持ち帰られます。
量の問題もありますが、それよりも時間の問題。
12:35にはお菓子タイムになるので、時間的にきついですね。
精進料理はお手製っぽくて、非常に美味しかったです。

        
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写真は、お菓子のくらかけ饅頭。

12:35にはお膳が下げられ、お菓子タイム。
細長い常用饅頭のようなくらかけ饅頭が出てきます。
量的にとてもじゃないけど全部は食べられません。
お薄も出てきます。
12:50頃には御馳走さまで順次退出。
1/10ぐらいの方は対面所の上段の間を観て帰られていましたし、やはり皆さん写真を撮っておられました。
正直僕も通常の拝観時は写真撮影を禁止されますが、食事の際ならワンチャン撮れるんじゃないかと思っていましたw

最後に退出して、キレイな写真を撮っておきましたw

12:55頃にこちらを出ました。

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聴竹居2 閑室・茶室

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写真は、閑室の外観。

2023年の9月に全面改修が終了し、閑室(かんしつ)は一般見学で茶室は月1回土曜日の特別見学で見学できるようになりました。

閑室
離れの閑室は書斎のような使い方をしていたそうです。
石段を上がると玄関ドアがありますが、正面と調理室からとの2面に扉があります。
玄関間を経て奥に入ると手前に板敷の広間、奥に上段の間、左手奥に配膳の間があります。
こちらは数寄屋建築です。
広間は船底天井ですが、手前が縦に葦、横に竹をランダムな本数に固めて通し、さらに縦に細い赤松の竿で、奥側が竹の網代に赤松の竿になっています。
右角にL字にソファーがありますが、その角にもL字に違い棚を造りつけています。
上段の間は3畳で右脇に付書院、奥に広い床の間を設けています。
そこに自ら作成した陶器を飾っていたそうです。
ほぼすべてが直線ですが、上段の間の袖壁だけ弧状に繰りぬかれています。

表門を入って正面に石段の左手を進んだ奥に茶室があります。
茶室の手前の階段を降りると、庭園があります。
茶室は一段高いところにあり、上から石組みで滝を造りここから庭園の手前に流れ下ってきます。
茶室は中央に玄関があり、左手の大きな躙口のような扉は中では台所につながっており、仕出しなどを搬入する扉です。
右手奥に巨石と手水鉢から流れ落ちた小さな池があり、飛び石を渡ってその上に腰掛待合があります。
玄関を入ると左手に前述の台所、正面手前が板の間、正面奥に2畳板の間の小間、左手に6畳の広間がL字に一段高くなってあります。
板の間には右手に市松状の窓に造り付けの机があります。
6畳間の左手奥から1.5畳は広い床の間で、竹の落とし掛けが右では竿縁と交差するため、右の上は壁がなく宙に浮いてます。

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2024 1/14の拝観報告1(京都駅 巨匠・原広司の最高傑作!謎だらけ、日本最大級の駅ビルを解き明かせ まいまい京都)

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写真は、東広場。

日曜日です。
この日は大相撲初場所の初日なんで、14:30には帰るつもりの日程ですw
8:30頃自宅を出て、地下鉄で京都駅へ。
9:15にやってきたのが、京都駅中央口。
この日は9:30からまいまい京都の「巨匠・原広司の最高傑作!謎だらけ、日本最大級の駅ビルを解き明かせ」でした。

参加者は18名で、参加費は4,500円でした。

吹き抜けの中央改札の前からスタート。
烏丸口のバスターミナルに出て、初代、2代目京都駅がもうちょっと北にあった痕跡を確認。
東洞院通に向かって、かつての市電の駅や線路の痕跡を確認。

地下から改札を入って0番ホームへ。
0番ホームの複数のナゾの解説。
2,3番線の端に行って、旧ホームの屋根の汚れ除けを拝見。

西口改札から南遊歩道へ。
この辺りってあまり気づかないところですよね。
烏丸小路広場へ。
烏丸通から京都駅を見たときに、見通しが効かないと京都駅が壁になるので、穴があけてあるんですねw

烏丸小路広場からエスカレーターで上に上がると、東広場です。
正直ココは何かあるなとは思っていましたが、来たのは初めてでした。

またここには京都駅ビルを精緻に造った巨大なレゴブロックがあるんですねw

東広場から空中径路へ。
ここは送り火観賞会もあるので知っていました。
空中径路で京都駅を横断。
伊勢丹の中を経由して、大階段の上へ。
大階段はチョー有名です。
京都駅の象徴的な構造物ですね。

最後は大階段の1番上の大空広場で解散。

何度も利用している京都駅ですが、解説付きで回ったのは初めてでした。
ちゃんと認識していなかったところもあるので、非常にいい気づきになりました。
11:35頃に解散して、次へと向かいました。

追伸 拝観報告が随分追いついてきたのと、未投稿の本編が異常に溜まっています。
よって明日からは10:00は未投稿の本編、22:00は引き続き拝観報告を掲載します。

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2024 1/13の拝観報告2 最終(金戒光明寺 常光院 落語らいぶ in 黒谷常光院)

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写真は、書院に設けられた高座。

菊乃井を出てタクシーで向かったのが、金戒光明寺の塔頭 常光院です。
この日は14時から第7回落語らいぶ in 黒谷常光院がありました。
事前予約しており、2,500円でした。

しかしこの落語会は14時スタート。
14時まで菊乃井でランチしていたので、タクシーで急いでも14:30頃の到着でした。
なので最初の桂二豆さんの「ちりとてちん」には間に合わず、桂佐ん吉さんの「かぜうどん」の途中から拝見しました。
会場は書院の2/3ほどを使っており、奥の1/3は楽屋にしているようでした。
しかし書院は満員大入りでしたね。

そして3つ目が二豆さんの師匠の桂米二さんの「厄払い」。
昔の風習を風刺したお話。

15:30頃から15分ほどの中入りがあり、続いては桂米二さん&桂佐ん吉さんの楽屋トーク。
もうほとんど米二さんのお弟子さんのお話。
二乗さんは現状に満足していて幸せそうなんだけど、もっと上目指して欲しいとか。
二葉さんは世に出て(探偵ナイトスクープの探偵に抜擢)人気になったけど、最初はタイヘンだったお話とか。
師匠はお弟子さんの将来の心配もするけど、本人の生き方も尊重する姿勢もあり。
裏話が聞けて面白かったです。

最後トリは再び桂米二さんの「不動坊」。
やっかみから仕返しして、逆に痛い目になるみたいなw 

16:30頃までじっくり楽しませて戴き、この日はこれで帰宅しました。

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2024 1/13のランチ報告1(菊乃井)

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写真は、蘭の間。

土曜日です。
この日はアマデウス会美食会の1月プラン。
菊乃井です。
今回はあきさらささんと至誠館さんが参加。
僕個人は昨年11月にも来ているので、結構連続気味になりましたw

11:45頃に到着。
すぐに中に案内されました。
今回は1階のお庭が見える部屋を希望で、蘭の間になりました。
お食事は15,000円のコース。
税やサービス料も含めると、大体17,000円ぐらいになります。

        


1月なんでお正月っぽい仕様ですね。
前回11月のもリンク下に写真があるので、比べると内容の違いが分かりますね。
まあ文句なく美味しいですねw

ここであきさらささんや至誠館さんと今後のお話をすることが多いのですが、
美食会の3月プランを組み忘れていたことを思い出して。
その場で早速予約しましたw

14:00頃にこちらを出て、次へと向かいました。

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