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安楽寺(東山北部散策11)
写真は、本堂と前庭
場所は、法然院と霊鑑寺の間にあります。
法然院を出て左折し、少し歩いた左手に茅葺きの山門があります。
通年拝観ではなく、4月上旬、5月、7/25のカボチャ供養、11月に特別拝観があり、拝観料は500円です。
また毎月2日は地蔵縁日で公開されます。
安楽寺は法然上人が弟子、安楽上人と住蓮上人の追悼のお寺として造りました。
後鳥羽上皇の女官、松虫鈴虫姉妹は上皇の寵愛が厚く、それゆえに周囲の嫉妬にさらされ、安楽上人を頼りここで突然に出家されたそうです。
それを聞いた後鳥羽上皇が怒り、安楽上人は斬首、法然上人は讃岐へ、親鸞上人は越後へ流罪になったそうです。
茅葺きの山門の門前からもみじがきれいです。
門を入った右手に本堂前の庭園があり、大きな桜、ツツジやサツキがきれいです。
右手の奥には安楽上人と住蓮上人の供養塔があります。
参道を左に曲がると、正面に本堂、参道途中の左手奥に地蔵堂、本堂の右手に書院と客殿があります。
本堂では定時で由緒説明があります。
内陣中央には阿弥陀三尊像が、右手には松虫鈴虫の像がお祀りされています。
左手には十一面観音像、法然上人像や、親鸞上人が流罪になった際に使用した笠と杖もお祀りされています。
手前にツツジやサツキの植え込みが、奥にもみじがあります。
ここの本堂・書院の床は、地面から1mぐらいの高さにあるので、お庭も少し見下ろすような感じが印象的でした。
また書院から渡り廊下を渡ると客殿があります。
こちらに椛(もみじ)というカフェが公開日を中心に営業をされています。
かぼちゃ供養
毎年7/25の9:00~15:00まで、中風まじないのかぼちゃ供養が行われます。
表門を入ったところで拝観料500円を納め、本堂へ。
本堂には松虫鈴虫や安楽上人と住蓮上人の掛け軸が掛っています。
そして書院で炊いたかぼちゃを頂きます。
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お堂は小さいですが、伝慈覚大師作の地蔵尊を拝めます。
お堂は本堂向かって左手にあります。