京都観光のガイドブログです。定番の楽しみ方から特別拝観、さらには年に1度の御開帳まで。
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Amadeusの「京都のおすすめ」 ブログ版(観光)
薬師寺 木津川市

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写真は、文殊堂(左)と本堂(右)。
薬師寺は木津川市の加茂にある浄土宗寺院です。
アクセス
京都駅から奈良線に乗り、木津駅で大和路線に乗り換え1駅先の加茂駅で下車します。
東口から出て、ロータリーに向かって左手に線路沿いの道を進みます。
途中で道なりに右にカーブします。
駅から約660mで緩やかな坂を登った交差点があり、これを左折します。
この道を約400m進んだ右手に薬師寺の表門があります。
薬師寺は薬師堂として古くからお参りされており、本来はもっと木津川の近くにありましたが、江戸時代に水害に遭い現地に移築されました。
2024/5/3~5/4に堂内が特別公開されました。
表門を入ると左手に文殊堂、正面に本堂があります。
文殊堂の奥には大きな宝篋印塔がありました。
文殊堂内には、文殊菩薩坐像がお祀りされています。
本堂に入ります。
本堂の内陣中央には本尊の阿弥陀如来像、左右に観音、勢至菩薩像、さらに両脇に法然上人と善導大師像がお祀りされていました。
内陣の裏には釈迦如来像が描かれていました。
また左の脇壇には地蔵菩薩像、右の脇壇には薬師瑠璃光如来坐像、日光・月光菩薩像と十二神将像がお祀りされていました。
この薬師如来像が元も薬師堂の本尊と考えれています。
外陣の右手には涅槃図が、左手には室町時代の釈迦三尊図が掛けられていました。
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旧大徳

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写真は、玄関。
旧第二友栄楼である美香(メイシャン)茶楼の左隣にある、旧遊郭です。
玄関を入るとタイル張りで、奥には松の木の透かし彫りがあります。
右手前には1階の奥へ通じる廊下が、右手奥には2階への階段があります。
1階の奥への廊下を真っすぐに進むと台所、さらには広めの部屋があります。
先の松の木の透かし彫りの裏側になります。
ここは内向きのスペースでしょう。
さらに奥に進むと中庭のようになり、川側の奥の棟に繋がります。
この辺りも広めの部屋やお風呂やトイレの痕跡があります。
そして廊下をさらに進むと右手に2階からのらせん状の階段があります。
ここから降りてきた奥はダンスフロアのようになっており、円柱の柱やステンドグラスが印象的でした。
玄関に戻り奥の階段で2階へ。
2階はお客さん用のお部屋です。
階段を上がると奥へとまっすぐに廊下がありますが、この廊下沿いに茶室の腰掛待合のような造りつけの長い椅子があります。
客待ちの椅子だったのでしょうか。
廊下の表側に3つ横並びで小さな床の間のある6畳ほどの部屋が並び、さらに腰掛待合の裏側には1つ部屋があります。
廊下を奥に進むと左手前が先の腰掛待合、その向かいの右手に部屋が1つ、さらに奥に進むと左右に1つずつ部屋があります。
ここから奥が奥の棟になるので、右手は中庭の上で吹き抜けです。
奥の棟に入ると右手奥にはトイレや階段、左手には2部屋並び、さらに廊下を進むと1階の述べたらせんの降り階段があります。
ここで真っすぐの廊下が左へ斜めに折れます。
その折れる左手の角に1部屋あり、この扉にある赤い細工ガラスもきれいです。
さらに左手に折れた廊下の左手にも1室あります。
廊下が左手に折れるところに右に進む廊下があります。
廊下が左手に折れたのはこの右手にある2部屋が大きく、廊下側に部屋が迫り出したからです。
この川側の奥の1室は自然木の床柱、付書院の欄間は富士山に舟、障子の桟は雨のような斜め2本線に蝙蝠と、意匠が非常に個性的です。
また廊下を挟んで向かい側の1室は床が高くなっており、こちらも自然木の床柱の他、天井が風車上の格天井で中央が網代、周囲が竿縁天井とこちらも意匠が個性的でした。
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誓祐寺

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写真は、門前。
誓祐寺(せいゆうじ)は上鳥羽にある浄土宗寺院です。
アクセス
近鉄電車の上鳥羽駅で下車し、改札を出て右折します。
約30mで久世橋通に出るので、これを左折します。
約1㎞直進し、久世橋旧千本の交差点を左折します。
約450m進むと大きな道との交差点になるので、信号を渡って右折します。
約40m先の左手に誓祐寺があります。
鎌倉時代に苅萱道心(かるかやどうしん)により創建され、江戸時代には苅萱堂と云われていました。
2024年10/26と27の浄土宗特別大公開で、9:00~16:00まで本堂が公開されました。
表門を入ると前庭があり、右手前が本堂で右手奥が庫裏の玄関です。
庫裏から入り、右手に進むと本堂です。
本堂の中には新しい約5mの巨大な阿弥陀如来像とその前に円空作と云われる念持仏の阿弥陀如来がお祀りされていました。
巨大な阿弥陀如来像は構想から10年、令和2年に完成したそうです。
9つのパーツに分かれており、それを本堂の正面から順に搬入し現地で組み立てたそうです。
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寳樹院

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写真は、門前。
寳樹院(ほうじゅじ)は上鳥羽にある浄土宗寺院です。
アクセス
近鉄電車の上鳥羽駅で下車し、改札を出て右折します。
約30mで久世橋通に出るので、これを左折します。
約1㎞直進し、久世橋新千本の交差点を左折します。
約110m進み右手の橋を渡ります。
約100m進むと三叉路になるので、中央に進みます。
約100m先の左手に誓祐寺の表門があります。
寶樹院は貞譽知泉大徳の開基とされ、正親町天皇が建立しました。
江戸時代は繫栄し、この付近で長壽庵、永願寺、西福寺、念佛寺などがありました。
しかし明治の廃仏毀釈で5ケ寺が合併しています。
その名残で長永山 寶樹院 西念寺となったそうです。
2024/10/26に浄土宗特別大公開で10:00~15:00まで本堂が公開されました。
表門を入ると左手に玄関、正面に本堂、右手に地蔵菩薩像、右手前に薬師如来像がお祀りされていました。
玄関から入り、右手に進むと本堂です。
本堂の内陣中央には阿弥陀如来像が5躯お祀りされています。
中央と両端が立像、その間の2躯は坐像。
合併する前の5寺それぞれの阿弥陀如来なんだそうです。
本堂の右側面には如意輪観音像や地蔵菩薩像がお祀りされていました。
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金樹寺

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写真は、門前。
金樹寺(きんじゅじ)は上鳥羽にある浄土宗寺院です。
アクセス
近鉄電車の上鳥羽駅で下車し、改札を出て右折します。
約30mで久世橋通に出るので、これを左折します。
約1㎞直進し、久世橋旧千本の交差点を左折します。
約600m進み途中大きな道との交差点を越えた次の交差点の細い道へと左折します。
約70m先の右手に金樹寺があります。
2024年10/26の浄土宗特別大公開で10:00~12:00まで公開されました。
新しくなった表門を入ると、左手に本堂、正面に墓地が拡がっています。
詳細な由緒は不明だそうです。
言い伝えれれているのは、 平安時代頃に現地の北側に岩ノ本城という城郭があったそうです。
それを反映して山号は城南山なんでそうです。
そしてその頃は極楽寺という寺名だったので、院号は極楽院なのだそうです。
そして桃山時代の天正期に浄土宗の金樹寺に変わったそうです。
本堂に入ると内陣中央に本尊の阿弥陀如来像がお祀りされています。
この阿弥陀如来像は琵琶湖から引き揚げられたとも云われています。
両脇侍に観音、勢至菩薩像。
内陣の前に法然上人像。
右手の脇壇には地蔵菩薩像や不動明王像などがお祀りされていました。
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2025 6/28の拝観報告6 最終 (京都𠮷兆 松花堂店 鮎の炭火焼と生ビールの会)

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写真は、鮎の炭火焼。
城陽の久世神社を出て、西へ。
木津川を渡るためだけに城陽ICから田辺北ICまで高速に乗り、17:10頃にやってきたのが京都𠮷兆 松花堂店です。
この日はこちらで「鮎の炭火焼と生ビールの会」を予約していました。
6月最終週から9月第1週の金曜と土曜日(7/20と8/10は日曜日もあり)に開催されます。
事前予約制で、1人14,000円。
定員は20名ほどです。
こちら人気の企画で、結構すぐに全日程満席になります。
昨年も申し込んだのですが、当日が台風で中止に。
今年はリベンジです。

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写真は、鮎チケットとおしながき。
17:30に食事開始。
ドリンクも飲み放題。
特にビール(スーパードライ、マルエフブラック、ハーフ&ハーフ)が飲み放題なのも魅力なのでしょう。
道理で駐車場に車が少ない訳です。
僕ももっちんさんもほぼ飲まない派なので、ノンアルコールビールやノンアルコール梅酒を飲んでいました。
鮎は1人最大8尾で、1尾ごとに写真のチケットを渡します。
でも1人で8尾もムリですけどねw
ガラス越しの外では暑い中、職人さんが鮎を炭火で焼いてくださっています。

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写真は、鮎のコース。
そして向付から鮎懐石が始まります。
塩焼きはチケットを持っていけば、いつでも戴けます。
僕は結局お代わり1尾の2尾でしたがが、もっちんさんは4尾ほど戴かれていました。
また途中で鮎の串打ち体験も希望者は出来ます。
右半身の目から刺して、鰓後方の黄色い斑点のところで抜く。
再び背びれの手前に入れて反対に突き抜けないようにし、今度は体を屈曲させて同側の尻ひれ付近に突き抜けます。
恐らくそうすることで、
左半身に串跡が残らない、
鮎の体を2度屈曲させることで元に戻ろうとする力が働き串が抜けにくくなる、
体が屈曲して焼き上げる方が躍動感がある、
などの理由があるんじゃないかと2人で考察(笑)していました。
もっちんさんは体験されましたが、僕は・・・手が臭くなるのでヤメましたw
そして自分で串打ちした鮎も塩焼きにして、本人のところに提供されます。
19:30頃に食事を終えて、帰宅しました。
なかなかよかったです。
お酒好きな方には特にいいかもですね。
2025 6/29の拝観報告1()
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城陽 荒見神社 水度神社 久世神社

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写真は、水度神社の本殿(重文)。
城陽市には本殿が重要文化財の神社が3つあります。
荒見神社
JR長池駅近く、国道24号線沿いのアル・プラザのT字路を西へ。
約400m先の右手に荒見神社の一ノ鳥居があります。
鳥居をくぐると薬医門があります。
薬医門をくぐって進むと、左手に社務所、右手に拝殿があります。
拝殿の奥に重要文化財の本殿があります。
本殿は江戸初期のもので、檜皮葺の三間社流造。
右隣には御霊社があり、こちらも檜皮葺です。
水度神社(みとじんじゃ)
JR城陽駅の東口を出て、反対側に約200m進み左クランク。
すると約100m先にいかにも参道っぽい植込みのある道に出るので、これを左折します。
約500m直進した正面に水度神社の鳥居があります。
まっすぐな参道は木々が茂りやや登坂で、非常に雰囲気があります。
途中の左手に稲荷大明神や摂社3つあります。
やがて右手に社務所、正面に拝殿、左手奥に本殿が現れます。
本殿は室町時代のもので、一間社流造。
檜皮葺屋根の正面に千鳥破風が付いているのが珍しいです。
社務所では江戸時代に寺田村北東町の人々が奉納したおかげ踊り図絵馬(府登録文化財)が見学できます。
久世神社
JR城陽駅の東口を出てロータリーを右に進みます。
ロータリーの突き当り、チョコザップを左へ。
あとは道なりに約300m進んだ左手に久世神社があります。
境内の左手に社務所(無人)があり、鳥居をくぐり石段を登ると正面に拝殿と本殿があります。
祭神は日本武尊。
本殿は
約120mで室町時代中期のもので、檜皮葺一間社流造です。
また本殿の右手には龍王社と稲荷社があります。
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2025 6/28の拝観報告5(水度神社、久世神社)

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写真は、久世神社の本殿(重文)。
荒見神社を出て、次は北へ。
城陽駅の周辺です。
最初にやって来たのが、水度神社(みとじんじゃ)。
木々の茂る参道が緩やかな登り傾斜。
雰囲気がありますね~~
こちらも本殿が重文です。
ここは室町時代の建築で檜皮葺。
屋根に千鳥破風があるのが特徴です。
こちらも社務所で由緒書きが戴けました。
そしてさらに北側にある久世神社へ。
ここも室町時代の建築で檜皮葺。
やや小ぶりな本殿。
元はお寺もあったんですね。
こちらの社務所は無住でしたので、由緒書きはなしです。
3つの重文本殿寺院で拝観報告が2回。
このわけは「本編が3神社で1つになりそうだから、それぞれの本殿の写真を載せるのに3掲載必要だから」ですw
なのでこれらの本編の写真は水度神社の本殿です。
16:35頃にこちらを出て、最後の予約の件に参ります。
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和泉寺 木津川市

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写真は、本堂。
和泉寺(わせんじ)は木津川市にある真言宗寺院で、毎年成人の日に炎祭りが行われます。
アクセス
京都駅からJR奈良線にて棚倉駅で下車します。
改札を出て右に進みます。
線路沿に真っ直ぐ約430m歩くと、道なりに左折します。
さらに約140m歩いた左手に和泉寺があります。
境内に入ると正面に本堂、右手に庫裏、右の手前に弁天社があります。
通常内部は公開しておられませんが、2023/10/18~10/25、11/6~11/10に木津川市の秋の特別公開で公開されました。
拝観料は500円です。
本堂に入ると正面に本尊の地蔵菩薩像、左手には不動明王像、右手には弘法大師の画像がお祀りされていました。
本堂の右手奥に進むと客殿があり、そちらで寺宝を展示していました。
客殿は2間あり、手前の間には如来坐像と弘法大師像がお祀りされており、襖絵は新調された西国八十八か所大師霊場の本堂の画でした。
奥の間の襖絵は坂東三十三観音霊場と秩父三十四観音霊場と西国三十三観音霊場で合わせて100の本堂の画が描かれていました。
また縁のケースには観音講式が展示されていました。
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2025 6/28の拝観報告4(荒見神社)

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写真は、荒見神社の拝殿と本殿(重文)。
正寿院を出て、今度は再び西へ。
そりゃそうですよね。
正寿院って京都府の東の端なんでw
国道307号線を進み城陽へ戻ります。
国道24号線を北に進んで、15:50頃にやって来たのが荒見神社です。
こちらに来たのは1点。
本殿が重要文化財だからです。
当初の予定でも「時間があったら立ち寄ろう」ぐらいの感じでしたが、ちょうどいい感じで時間が余ったのでw
江戸初期の建築で、檜皮葺。
城陽市内では最大の本殿だそう。
社務所で「由緒書きありますか」と伺うと、暦を出してこられたので「?」と思っていると、暦の最初の3ページぐらいが由緒書きになっていましたw
本殿にお参りし、境内を一通り拝見して、次へと向かいました。
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地蔵院 木津川市

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写真は、本堂(左)と十一重石塔。
地蔵院は木津川市にある浄土宗寺院です。
アクセス
堀川通から油小路通を南下します。
久御山JCTの下を過ぎた先の市田の交差点で、府道81号線へ左折します。約1.3km進むと宇治安田の交差点で国道24号線へ右折します。そのまま国道24号線を4.5km進むと、京奈和自動車道の城陽ICがあるので、これに乗ります。
終点の木津ICで降り、国道24号線を越えて直進します。
下道に出て約8km進み、梅美台西の交差点で府道44号線へ左折。続いて梅美台の交差点で右折。すぐの梅谷の交差点も右折します。約2.7km先に浄瑠璃寺口の交差点がありますが、直進します。約600m先の京内橋の信号で左前方の側道に入ります。
久御山JCTの下を過ぎた先の市田の交差点で、府道81号線へ左折します。約1.3km進むと宇治安田の交差点で国道24号線へ右折します。そのまま国道24号線を4.5km進むと、京奈和自動車道の城陽ICがあるので、これに乗ります。
終点の木津ICで降り、国道24号線を越えて直進します。
下道に出て約8km進み、梅美台西の交差点で府道44号線へ左折。続いて梅美台の交差点で右折。すぐの梅谷の交差点も右折します。約2.7km先に浄瑠璃寺口の交差点がありますが、直進します。約600m先の京内橋の信号で左前方の側道に入ります。
道なりに約900m進んだ左手に踏切があるので、これを渡ります。
踏切を渡ると直線の道が約700m続くので、これを進みます。
すると道が左折するので左折しますが、ここから道が狭くなります。
道なりに約360m進むと、右手に「地蔵院」の案内が出るのでここを入ります。
3ナンバー車はギリギリぐらいの道を進んだ左手に駐車場、正面に地蔵院があります。
もともとこの地域には奈良時代に建立された観音寺がありました。
しかし江戸時代に廃寺になり、常念寺に統合。
その跡地に江戸中期に地蔵院が建立されました。
表門を入ると正面右に本堂、その右手に鐘楼、右手前に十一重の石塔があります。
これは鎌倉時代中期のもので、観音寺の十三重塔の遺構だそうです。
通常本堂は非公開ですが、2022/10/22と10/23の13:00~17:00まで浄土宗特別大公開で本堂が公開されました。
本堂に入ると内陣中央に本尊の阿弥陀如来像と左右に脇侍の観音、勢至菩薩像がお祀りされていました。
内陣後方左の脇壇には左手から、平安末期の十一面観音像、平安後期の 地蔵菩薩像と法然上人像がお祀りされていました。
地蔵菩薩像は元は銭司にあった地蔵堂の本尊かと云われています。
内陣後方右の脇壇には左手から善導大師像、阿弥陀如来像、開山の吟龍上人像がお祀りされていました。
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2025 6/28の拝観報告3(正寿院 御開帳)

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写真は、本堂の裏庭。
13:30頃に京都八百忠を出て、運転はまだもっちんさんにお願い。
もう座れるぐらいにはなったので、珍しく自分の車の助手席に座りました。
そこからナビで東へ。
14:15頃にやって来たのが、宇治田原の正寿院です。
今年の4/1~11/30まで十一面観音像の修復前の御開帳をしていました。
一応50年に1度ということですが、2016年2月に町指定文化財になったのを記念して、2016/7/1~8/18にも御開帳がありました。
まず駐車場。
結構来ているんですね。
驚きました。
僕が最初に来た2015年辺りはほとんど人もいなかったのですが。
拝観料は1人1,000円+駐車場代が500円。
ただこの日は28日なので14時から不動明王の護摩炊きがあり、内陣に15時まで入れないと。
それは想定外w
しばらく境内や客殿の方を拝観していました。
そして14:45頃に戻ってきて、最後の法話を聞いて15時ごろに内陣へ。
お厨子の前でお参り出来ました。
また本堂左手前の廊下から隣の間を経てお庭に出ます。
そして本堂裏のお庭を通り、本堂右手奥に戻って来る拝観ルートも新設されていました。
15:15頃にこちらを出て、次へと参ります。
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風cafe+gallery風才

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写真は、1階の広間。
風cafe+gallery風才堂は城陽市にある築約60年の古民家をリノベーションしたおうちごはん&自家製スイーツのお店です。
アクセス
近鉄奈良線の寺田駅で下車し、東出口から出ます。
出口を出て後方方向、南に向かって約120m進みます。
すると右手に踏切があるので、この逆へと左折します。
約100m進んだ最初の交差点を右折。
スーパーのライフを右手に見つつ約100m先の最初の交差点を左折。
ここからは車1台分ぐらいの細い道になります。
これを約250m進んだ右手に風cafe+gallery風才堂があります。
ランチとカフェ営業を11:00~17:00までしておられます。
大抵は水曜日と日曜日が定休で、土曜日は事前予約しないと予約で満席のことがあります。
外観は2階が階高の低い虫籠窓で、玄関の右手には枯山水庭園があります。
玄関を入ると廊下があり、左手は6畳ほどの洋間でこちらも1席4人ほどの客室です。
廊下を直進した奥はキッチンで、廊下の右手が6畳+6畳と縁があり客室になっています。
欄間は大津城と浮御堂のような透かし彫り、奥の6畳間の床柱はしぼり丸太。
縁長押も太い立派な杉の丸太でした。
縁の外には前述の枯山水庭園があります。
左手に滝の立石、右手に川が流れてくる感じです。
ランチはおうちごはん1,200円で、メインが2択です。
それ以外に副菜が5品ほど付きます。
おうちごはんのメインは注文を受けてから作られるので30分ほどかかりますが、ホカホカで非常に美味しいです。
またコーヒー付きで+200円、コーヒーとミニケーキ付なら+300円です。
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2025 6/28のランチ報告2(京都八百忠)

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写真は、松風の間。
乙訓寺を出ましたが、僕の体力は限界。
運転をもっちんさんに変わって戴き、僕は後部座席でダウンしていました。
長岡京IC→久御山JCT→八幡京田辺JCT→城陽ICと進んだ模様(僕は寝ていたのでw)。
11:50頃にやってきたのが、京都八百忠です。
こちらには明治期の建物があり、そこに増築されているようです。
その明治期の建物に葵の間があり、そちらでのお食事をお願いしていました。
しかし他の予約との兼ね合いで(恐らく人数の問題)で、残念ながら松風の間になりました。
50分ほど車内で横になれたので、ここでかなり体調が戻ったのが救いでした。

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写真は、6,000円の懐石コース ドリンク、サービス料込みで14,278円。
写真1は松風の間の庭園。
松風の間は戦後の数寄屋建築かな。
床の間の中に柱(百日紅か)があるのが変わっています。
お食事は写真2以下。
ある程度体調が復活したので、もっちんさんとお話ししながらお食事出来ました。
僕は通常非常に饒舌ですが、体調レベルに従って無口になりますw
13:30頃にこちらを出て、この日のメインの予定に向かいます。
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淀 常念寺

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写真は、本堂。
淀の常念寺は、納所(のうそ)から桂川を渡った反対側にある浄土宗寺院です。
アクセス
京阪淀駅で下車し、3番出口から出ます。
出て右へ左手に駅前ロータリーをみながら進みます。
約200mで納所の交差点に着き、さらに直進して桂川の橋を渡ります。
橋を渡り切って約480m、川沿いの最初の信号を右折します。
約150mで下り坂へ左折。
すぐに右折した左手に、常念寺の表門があります。
慶長10年(1605)第一世・傳譽上人が、当時「西福寺」と呼ばれていた観音堂の本尊・檀家を移して創建されたそうです。
その後も水害を避けて川から遠くへと3回移転され、今の諸堂は2010年頃に建てられたそうです。
表門を入ると左手奥に庫裏、正面に本堂、右手前に観音堂があります。
2024/4/27~4/30に修復した十一面観音菩薩像の御開帳がありました。
拝観料は700円、呈茶は別途500円。
本堂に入ると内陣と外陣間に、本来は観音堂にある十一面観音菩薩像のお厨子が御開帳されていました。
修復直後なのできれいでした。
内陣中央には本尊に阿弥陀如来像と脇侍の観音・勢至菩薩像、さらに両脇に法然上人と善導大師像がお祀りされていました。
左手の脇壇には大きな法然上人像、右手の脇壇には善光寺式の阿弥陀三尊像、地蔵菩薩像、妙見大菩薩や大黒天像などがお祀りされていました。
また本堂左手の庫裏に進み、中庭を越えた右手に書院の広間で呈茶がありました。
書院にも阿弥陀三尊像がお祀りされ、床の間には江戸時代の淀を描いたお軸がかかっていました。
またお庭には藤棚やあじさいがありました。
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