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昨今の情勢を受けて

Amadeusの京都のおすすめの読者の皆さん、こんばんは。

現在日本中、いや世界中が新型コロナウイルスの影響でfreezeしています。
今回はこのブログの今後の活動についてご報告させて頂きます。

まず説明しなければならないのは、僕の仕事についてです。
僕は100床弱のリハビリ病院で医師をしています。
救急で発熱や呼吸器症状のある患者さんを診ている病院ではないので、忙しくなることもヒマになることもなく、今のところ幸いあまり影響はありません。
ですがもちろん休業要請はなくテレワークも不可能ですので毎日通勤していますが、通勤は車なので通勤での感染リスクは低いでしょう。

しかしもし一度院内で新型コロナウイルスによる感染が拡がると、リハビリの現場は濃厚接触が避けられないので見ている間にクラスター感染を起こすでしょう。
さらに僕が感染を起こす、もしくは濃厚接触が疑われると、僕は患者さんを最低2週間は診られなくなります。
じゃあ別の医師が診ればいいと思われるかもしれませんが、100床弱の病院では医師も5名。
しかも医局は一緒。
ヘタをすれば医師全員が濃厚接触の疑いになります。

そういう事情があるので、僕も平日は通勤以外、休日も4/5以降はほとんど家から出ていません。
3密は論外ですが、もうそこら中に新型コロナウイルスがいると考えた方がいいでしょう。
周囲にかける迷惑が甚大なので、なんとしても感染を避けたいです。

そこでこのブログの話に戻ります。
ある程度行きたいところは行きましたし、その上でこの状況。
残念ながらもう拝観は「不要不急の外出以外の何ものでもない」でしょう。

この新型コロナウイルスの感染が収まるまで、拝観は差し控えます。
よってブログの更新も滞ると思います。
なかには毎日22:00頃にこのブロブに立ち寄るのが日課のようだと言ってくださる読者さんもおられます。
本当にありがたいことです。
しかし何が大事かを考えないといけませんよね。

いつになるかは分かりませんが、この騒動が落ち着いたら、特別公開の情報や拝観報告を掲載したいと思います。

世界中のみんなが協力して、感染拡大の防止、事態の終息に尽力しましょう。

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2020(令和2)年 第45回 京の夏の旅の続報

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写真は、八坂神社 常盤殿の内部。

京の夏の旅、中止になりました。

新型コロナウイルスの影響で、6月の春の非公開文化財特別公開は中止が決定し、この京の夏の旅も開催可能かは分かりません。
しかしある程度の詳細が分かったので、前回の掲載の訂正を行います。

分類の解説

頻度の分類
A:普段から拝観しており、寺宝の特別公開
B:1年で3回以上、特別拝観があるところ
C:1年に2回は定期的な特別拝観があるところ(主に春と秋)
D:1年に1回は定期的な特別拝観があるところ
E:数年単位でしか特別拝観がないところ

拝観エリアの分類
1:通常拝観と同じ。ないしは寺宝の展示が追加される。
2:通常拝観では入れない一角が公開される、非公開の重文クラス以上の文化財が公開される
3:普段は全く拝観謝絶

A-1 上賀茂神社:7/11~9/30 恐らくいつもの本殿、権殿、高倉殿と寺宝公開でしょう。
B-2 下鴨神社:7/11~9/30 こちらもいつもの本殿、大炊殿です。
E-2 八坂神社:8/3~9/30 常盤殿は8/30まで(8/7、8/15、9/1、9/15、9/22は10:30~)
いつもは東山花灯路の際にやっている本殿内部の拝観と、8月いっぱいは常盤殿も公開されます。
A-1 北野天満宮:7/11~9/30 いつもの寺宝公開です。
C-2 六道珍皇寺:7/11~9/30(8/3~8/18は拝観休止) 春と秋に独自公開されている本堂と書院内部の公開です。
E-2 妙心寺 仏殿、浴室:7/11~9/30(7/15と8/16は13:00~、8/9と8/10は拝観休止)。仏殿は普段は入れませんが、冬の旅で開けたばっかりです。
C-2 旧三井家下下鴨別邸:7/21~8/2は夜間拝観、8/11~8/31(8/12、8/19、8/26は休館)は主屋二階の公開です。

前回掲載した本能寺はツアーの中に組み込まれていただけで、京の夏の旅の特別公開ではありませんでした。

まあ珍しいのは八坂神社の常盤殿ぐらいですね。


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身余堂(保田與重郎邸)

写真は、外観。

身余堂(しんよどう)は昭和の文学者 保田與重郎(やすだよじゅうろう)が鳴滝に造った私邸で、「東の詩仙堂、西の身余堂」とも称されました。

アクセス
嵐電の鳴滝駅で下車します。
北野白梅町方面行きのホームの前方の道を約50m進むと交差点があるので、ここを左折します。
住宅街を真っ直ぐに約270m進みます。
すると右前方に上り坂の側道が見えるので、これを上ります。
この側道を上らずに直進してすぐ突き当たりが、文徳天皇陵の入口です。
上り坂を上り、道なりに右折した先の左手に、身余堂の表門があります。

通常は非公開ですが、2020/2/14に開催された大阪よみうり文化センター 関西の洋館ノスタルジーや、2022/7/8朝日カルチャーセンターの関西建築遺産を訪ねるで内部に入れました。

大きな表門は、本覚寺の薬医門を移築したものだそうです。
右下には「身余堂」の石碑があります。
表門を入ると、右手に大きな紅枝垂れ桜がある前庭が拡がります。
左手奥に紅殻の玄関があり、左に鐘が吊ってあり「来者三打」と書かれています。

玄関を入ると左手正面に長い廊下が続きます。
玄関の左手奥が台所、右手奥が4畳半の子供部屋が2つ並びますが、現在は物置です。
奥の子供部屋の左手には書庫があり、後述の書斎と奥でつながっています。

さて玄関左手正面の廊下に戻ります。
廊下を進んで奥へ。
左手には囲炉裏のある4畳半の主婦室があります。
天井は竹の簀の子天井。
主婦室の奥には4畳半で掘りごたつのある食堂があります。
鴨居には皿掛けがあり、大皿が掛けてありました。

廊下に戻り右手には、6畳と8畳の座敷があります。
床の間や書院のある書院造で、外には庭園があります。

座敷奥の廊下を右手に進んだ先に、4畳半の書斎 終夜亭があります。
こちらの窓からは、文徳天皇陵がきれいに見えます。
ここで保田與重郎は作品を書いていたそうです。



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向日市 泉福寺

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写真は、本堂。

泉福寺は向日市にある浄土宗寺院で、洛西観音霊場の16番札所です。
4年に1回本尊の鹿皮観音(ろくひかんのん)の御開帳をしておられます。

アクセス
JRの向日町駅が最寄駅です。
改札を出て左手に進みます。
線路沿いの道をまっすぐ南下します。
約350m先の、左手にある最初の大きな踏切を渡ります。
左クランクで約70m先のT字路に付き当たって、右へ。
ここからひたすらまっすぐに約500m進むと突き当りに歩道橋が見えます。
ここを道なりに左に曲がった左手に、泉福寺の表門があります。

長岡京から平安京に遷都された794年に建立されたと云われています。
桓武天皇が遷幸の際に大雨に見舞われ、あわてて松の木の下に逃げ込まれました。
そしてその松の木の下で観音経を唱えられると、雷雨が止んで無事に遷都出来ました。
この御礼にこの松の木で観音像を作って、お堂を建立したのが当寺院なんだそうです。

表門を入ると左手に前庭が拡がり、その奥に本堂があります。

本堂に入ると内陣中央に大きなお厨子がありますが、通常は閉まっています。
前にはお前立の不空羂索観音坐像が、両脇には毘沙門天像と吉祥天像がお祀りされています。

御開帳
4年に1度、オリンピックイヤーの4/18に本尊の不空羂索観音坐像が御開帳されます。
不空羂索観音は鹿の皮の袈裟を着ているため、鹿皮観音(ろくひかんのん)と呼ばれることもあります。
3つの目に8本の手があり、それぞれは羂索、錫杖、蓮華などを持っていました。

洛西マイナー散策の索引

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2020 4/4の拝観報告(泉福寺 鹿皮観音ご開帳)

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写真は、表門。

ソメイヨシノが満開の土曜日です。
しかし新型コロナウイルスの影響で、京都市内も人が少ないです。

僕も出歩くのは控えることにしましたが、この1件だけはどうしても片付けておきたかったので、車で参りました。
10:00頃に到着。
向日市の泉福寺です。
4年に1度のオリンピックイヤーに本尊の不空羂索観音像の御開帳をしておられるのをアマ会の会員さんから伺いました。
当初HPでは4/18だけになっていましたが、3月末に見ると4/1~4/18となっていました。
「これは日が経つといよいよ行きにくくなるに違いない」と判断し、急遽4/4に事前に連絡して参りました。
この時点でお寺側からマスク着用をお願するとの申し出がありました。

お寺の手前にある月極駐車場に1つだけお寺専用のがあるので、そちらに駐車。
お寺に向かうと若めのご住職が出てきて下さいました。

本堂に入るとお厨子が御開帳され、木造の不空羂索観音像が御開帳されていました。
坐像の木造。
目が3つで手が8本。
内陣に入ってお参りさせてくださいました。

本来は4/18だけの予定だったそうですが、この情勢をみて先倒しにされたそうです。
そういう事情もあり、あまり長居はせずに15分ほどで帰宅しました。

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2020 4/2の拝観報告7 最終(水火天満宮)

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写真は、境内の紅枝垂れ桜。

帰宅しようと自宅方面に向かったのですが、もう1つ行ってみたかったところを思い出したので、最後に寄り道しました。

16:30頃にやって来たのが、水火天満宮です。

こちらは何度も満開を観ていますが、いつも人がいない早朝でした。
しかし早朝だとこの角度は逆光なんですよね。
桜に撮影者の背後から光が当たる条件で撮ってみたかったというのが1番の理由でした。

それが上の写真です。

もちろんきれいです。
光がきれいに反射して。

でも家に帰ってから本編の写真と比較すると、早朝の方がやや暗く神秘的な感じがして、僕は早朝写真の方が好きでした。

撮影をして、17:00前に帰宅して、この日はおしまいです。

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2020 4/2の拝観報告6(蔵王堂 光福寺)

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写真は、桜咲く参道の入口。

中村軒を出て、さらに南へと進みます。
15:45頃にやって来たのが、蔵王堂 光福寺です。
こちらの長い参道が桜並木で、以前からこの時期に来てみたいと思っていました。

この日の当初はこちらに来る予定ではなかったのですが、大覚寺の次に行きたいところを考えました。
・ソメイヨシノがきれい
・大覚寺からそう遠くない
・車でないと行きにくい
を脳内検索したら、ヒットしたって感じですw

風が吹くと桜吹雪になるようなピークをやや過ぎた感じでしたが、とてもきれいでした。
山門や本堂の周囲にもソメイヨシノがあったんですね。

もちろんマイナー寺院ですので、誰もいませんでした。

16:00頃にこちらを出て、自宅の方へと向かいました。

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2020 4/2の拝観報告5(中村軒)

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写真は、よもぎだんごと麦代餅。

大沢池を出て、嵐山経由で阪急嵐山線に沿う府道29号線を南下します。
五条通に出て、桂川街道をさらに南下。

15:00頃にやって来たのが、中村軒です。
次に行く途中だったので、おやつタイムです。

観光客の少ないこの時期の平日ですので、店内のお客さんも少なかったです。

メニューを見るとあんみつなどもあったのですが、そういう気分でもない。
季節もののよもぎだんごは、よもぎが濃厚らしいので気になりました。
しかし中村軒といえば、麦代餅。
悩んだ結果、両方!ということになりましたw
2つ食べても480円です。

よもぎだんごはメニューで謳っている通り、よもぎの風味がよかったです。
麦代餅はミニと普通がありますが、通常デパートで売っているのはここでの「ミニ」ですので、ミニを註文しています。
中村軒で普通を頼むと、デパートで見たやつの2倍ぐらいのが出てくるので要注意ですw

美味しく頂き、15:30頃にこちらを出ました。

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アマデウス会員最終募集

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写真は、当ブログ初回の掲載。

いつもご愛読頂いてる読者のみなさん。
ありがとうございます。
全国に緊急事態宣言が出ている最中ですが、今日はいつもの連載を中断してこの話題です。

前回2019年7/3に、ブログ開始3000日記念として、アマデウス会員の募集を行いました。

一応ですが、アマデウス会とはブログの読者さん達との交流会で、春と秋に集まって飲み会(総会)を開催しています。
ちなみに今年の春は、現状延期になっています。
時には人数を募って予約拝観に行ったりも、最近は少なくはなりましたがしたりもしています。

以前は定期的に会員さんを募集しておりましたが、今では会員数が90名近くになっています。
活動はまさに自由。
春と秋の総会も毎回来る方もおられれば、恐らく30名ぐらいは1度もお会いしたことがない方もおられますw
でもそんなのは気にしませんw
強要は一切しないですw

さてその前回の募集の際にあぶれた方がおられ、「”次の記念日”に募集をする」とお約束しました。
しかも「このブログの固定の記念日」ということで。

それが今日ですw

上の写真のように、4/17はこのブログのお誕生日です。
今年で丸9年、10年目に突入します。

そういう流れで
この時間から明日のこの時間(4/18 22:00)までの24時間、アマデウス会の新会員受付を行います。

ただし入会を許可するあたっては、いつも通り条件があります。

今までに当ブログにコメントをされている、もしくは拝観先でお目にかかっている方に限ります。

応募の方法
コメントを過去にされた方はご存知だと思いますが、
ブログのコメントは、僕が掲載許可しない限り画面には載りません。
入会希望の方は、こちらのコメント欄に
・ハンドルネーム
・メールアドレス
を記載して送信してください。
ただしHNだけで僕がピンと来ない可能性があるので、
「コメントをした日時を併記」して頂けると助かります。

入会を許可した方には、4/18 22:00までに返信させて頂きます。

本当に今回を最後の募集にしたいです。

春と秋の総会はこれからも続けて行きたいと思っておりますので、新たな仲間が加わってくださるのを楽しみにしています!

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2020 4/2の拝観報告4(大覚寺 大沢池)

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写真は、拝観受付を入ってすぐの中門までの桜。

嵐電の鳴滝駅で下車して、天神川通に徒歩で戻り、車へ。
一条通を西に進み、14:15頃にやって来たのが大覚寺です。

大覚寺の大沢池の桜を観に来ました。
こちらは3月から拝観料が必要になり、新たな拝観受付が出来ました。
と、いうことはもしかして、大沢池の由緒書きが・・・と思って来たのですが・・・出来ていましたw
大沢池の由緒書き。

大沢門を入ると、上の写真のようにソメイヨシノが満開です。
不動堂の舞台に上がる階段もあり、ここから大覚寺に拝観も可能です。

池の周囲にはたくさんのソメイヨシノが咲いています。
人も恐らく池の全周で20人以上はいたと思いますが、池が大きいのでほとんどすれ違うこともなかったです。

そして以前は池の周囲はそれほど整備されていませんでしたが、今回は全周歩いて回れるように望雲亭の裏にもきれいな道が出来ていました。

初めて大沢池を一周して、14:45頃にこちらを出ました。

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2020 4/2の拝観報告3(嵐電 桜のトンネル)

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写真は、嵐電北野線 鳴滝駅~宇多野駅間の桜のトンネル。

白龍園を出て、叡電で出町柳駅に戻ります。
車に戻り、今出川通→一条通→天神川通と進み、コインパーキングに駐車します。
徒歩で西に進み、嵐電の鳴滝駅へ。

13:40発の北野白梅町駅行きの電車に乗ります。
次の宇多野駅までの間の桜のトンネルを観るためです。
写真のような感じで、両脇にソメイヨシノがきれいに咲きます。
そんなに距離は長くなく、300m程でしょうか。
片道ではすぐに終わるので、1駅乗って宇多野駅で下車し、また戻ります。

往復乗って写真を撮り、14:00頃にこちらを出ました。

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2020 4/2の拝観報告2(白龍園)

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写真は、桜咲く前庭。

11:00頃に人間ドックを終えて、車で出町柳へ。
出町柳周辺のコインパーキングに車を停め、頂いたハンバーグ弁当を車内で頂きました。
どうやらこの午前中に京都府知事と市長から
・首都圏や阪神圏への往来
・人混みが予想される場所への外出等
を自粛するよう呼び掛けがあったみたいです。

11:40発の叡電に乗り、北上します。
平日かつ先ほどの呼びかけの直後ということもあったのでしょうか、車内は4人だけ。
桜の時期とは思えないガラガラぶりでした。

そして12:00頃にやって来たのが、白龍園です。
3/28の白龍園のFBを観ていたら、そろそろ満開じゃないかと思ったので。

中に入ると、桜は満開。
現地に来ると平日ということもあり、ほぼ人がいません。
ラッキーでしたw
女性の2人連れが2組。
そしてもう1人、しゃがんでなにやら一所懸命写真を撮っておられる方が。
よく見ると・・・



ミモロちゃんじゃないですかw
ネコのミモロのJAPAN TRAVELという京都中心のブログをされている方です!
もちろん僕は存じ上げていたので、ご挨拶させて頂きました。
そして相互にブログに紹介することになりました。

こんな人が少ない中で、まさかの出会いでしたw

白龍園の満開の桜を堪能して、12:30頃にこちらを出ました。

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2020 4/2の拝観報告1(御池クリニック 人間ドック)

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写真は、御池クリニック。

木曜日です。
この日は午前中、人間ドックの予定です。
2~3年に1回、自動的に妻によって放り込まれますw
前回は2018年の2月でした。

8:00から受付開始で7:45頃に行ったら、もう10名程既に来ておられました。
皆さん、早い!

受付で検査内容の確認をして、2階の検査フロアへ。
検査着に着替えて、ホール中央の椅子に座って待っていると、外周の検査室から順々に呼び出されるシステムです。

心電図、胸部レントゲン、負荷心電図、腹部エコー。
この辺りは楽勝。
採血も僕は全く平気。

そして10:00過ぎに来ました。
毎回の山場、胃カメラです。
今回も経鼻カメラ。
経口なら土曜日でも可能ですが、嘔吐反射の強い僕は経鼻しかムリです。
今回の先生は非常に丁寧系。
声掛けしながらゆっくり進められます。
鼻腔から咽頭をカメラが通り抜ける際はやや細い部分があるので、麻酔はしていますが痛みがあります。
丁寧さゆえに、通過に必要な時間が長いw
僕は多少鼻血が出てもいいので、もっとサッといってもらってもよかったです。
検査中は経鼻の場合、嘔吐反射はそれほどなかったですが、気腹されるのが結構不快でした。
毎回終わった後は「もうしたくない」と思うのですが、また2年後には放り込まれるのでしょうw
前回あった逆流性食道炎の所見は著明に改善しましたが、胃体部に両性ポリープが出来ていました。
もう46歳にもなると、いろいろあるもんです。

この後は聴覚、視力検査など。

今回は早く行ったので、11:00頃には終わりました。

そしていつもは検査後にレストランでハンバーグのサービスランチがあるのですが、新型コロナウイルスの影響でハンバーグ弁当の持ち帰りでした。

もうメンドウなんで行きたくはないですが・・・また放り込まれるんでしょうねw

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玄想庵

写真は、1階の中座敷と奥座敷。

玄想庵(げんそうあん)は四条烏丸付近にある紬問屋で今も営業をしておられます。
京町屋の広いスペースをレンタルで時間貸し出ししておられ、時折見学会もしておられます。

アクセス
阪急の烏丸駅か地下鉄の四条駅で下車します。
みずほ銀行地下にある阪急の19番出口から地上に出ます。
地上に出て四条通を右(東)に約50m進み、最初の交差点の東洞院通を右折します。
綾小路通を越え、次の仏光寺通の手前右手に廣田紬とかかれた町屋が玄想庵です。

2020年3/29(日)の13:30~15:30に、内部の見学会が2000円で開催されました。

表から向かって右手の2階が旧館、左手の3階が新館になります。
旧館と新館の間の通路を入ります。
右手に店の間をみながら進むと、瓦を埋め込んだ塀があり、その突き当り右手に玄関があります。
塀に埋め込まれた瓦はこちらの地下から出土したもので、古いものでは平安時代のものだそうです。

玄関を入ると正面に坪庭のある表座敷。
さらに左手(奥)に向かって中座敷、奥座敷があります。
間の欄間には紬が貼ってあったり、襖の引手には紬の意匠がされています。

お茶室の奥には土蔵があります。

表座敷に戻り、表側の店の間の階段から2階に上がります。
2階の正面は新館の2階で、26畳、24畳、20畳の間が並んでおり、襖を外してつなげると70畳の大広間になります。
ここで展示会をされたりするそうです。

階段を登った後ろは旧館の2階です。
まずは20畳の広間ですが、大きめの格天井で直線の折り上げになっています。
窓枠や天井の折り上げ部分の木の意匠が凝っています。
さらに奥には2階の中座敷、奥座敷が並びますが、これらは表側の広間、応接室と窓が一直線に並んでいるので、まっすぐに見通せます。
奥座敷の外からは、1階の中庭とお茶室が見下ろせます。
2階の中座敷は8畳、奥座敷は10畳ですが、廊下が鞘の間のようになっており、廊下と縁側でL字に囲んでいます。

さらにこの廊下の左手は、新館2階の70畳の大広間の奥側とつながっており、1周出来る構造になっています。

多くの座敷の中に洋間の応接室があったり、書院や窓枠の木の意匠が凝った町屋です。

今後も見学会を開催される意向があるそうです。



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2020 3/29の拝観報告5 最終(玄想庵)

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写真は、旧館2階の洋間の応接室。

13:15にやって来たのが、東洞院仏光寺にある玄想庵です。
こちらは廣田紬という紬問屋の町屋で、今も営業しておられます。
その町屋をレンタルしておられるのですが、通常はレンタル予定の方は平日に見学が出来ました。
しかしレンタル予定はないけれど、内部を観てみたいなという希望に応えて、今回日曜日に見学会が催されました。

ただし告知がそれほど大々的にあれていなかったこと、そしてこの新型コロナウイスの件で、参加者は5名でした。

また今後の本編で内部の紹介はしますが、こちらもまたなかなか面白い町屋でした。
左右で旧館と新館に分かれていますが、旧館の1階はいわゆる典型的な町屋スタイル。
座敷が並び奥に中庭。
中庭の向こうにお茶室と蔵。

しかし新館の2階の巨大な大広間は予想外ですね。
展示会にも使えるようにと、襖を取ってしまうと70畳に。
これは広いですw

そして個人的に好きだったのは、写真の旧館2階の応接室。
畳の広間に挟まれて、洋間の応接室があります。
窓枠や天井の木の細工も細かく凝っています。
そしてその座敷に挟まれた洋間が違和感がないんですね。

応接間の左右の窓で手前の座敷から奥の座敷まで見通せるのも、空間の一体感に一役買っている気もします。

最初にこれらの説明があり、1階の座敷に戻って鶴屋吉信のお菓子とお薄を頂きました。
そして最後は自由参観。
2000円で15:30までたっぷり楽しませて頂きました。

今後もこの騒動が落ち着いたら見学会をされるようですので、またお知らせしますね。
おすすすめですw

こちらを終えて、この日は帰宅しました。

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