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2013 6月アンケートの総括


今月も100名以上の方に投票をして頂きました。
ありがとうございました。

さて今月もフリーのお題で、
京都観光するには、総合的にどの時期がいいと思いますか?
でした。

結果
上記の通りです。

考察
第1位:寒いが空いている冬
これは僕の予想通りでした。
冬はバスもほぼ時間通りですし、週末午後に東大路通を車で走っても大丈夫。
歩いても暖かくなりこそすれ、熱中症の心配もない。
加えて、「京の冬の旅」は意外と”気合が入って”います。
通常拝観でもゆっくり観ることが出来るので、非常にいいですね。
唯一、の弱点・・・寒さ・・・を除けばですが(笑)。

僕も冬はまわりやすいので、結構好きです。

第2位:やや混雑も、特別公開のある10月、11月上旬
なかなか皆さんお目が高いですね(笑)。
特別公開は春と秋にありますが、その量と質においてやはり秋の方が充実しています。
”紅葉”さえ諦められれば、むしろ11月上旬などの方が特別公開は多いです。
これは分散化を図るために、意図的にそうしているのでしょうね。

僕自身も10月第4週末あたりから、俄然忙しくなります。

第3位:雨だけど新緑の6月
これは”写真派”にはいい季節です。
雨が降り苔が生き生きとして、緑が非常にきれい。
さらに曇りなので、直射日光が少なく”白トビ”もしにくい。
さらにさらに、雨なので人出も少なく、人がいない写真を撮りやすいです(笑)。
特別拝観が少ないのが欠点でしょうか。

第4位:大混雑するが、桜の時期
ここからは読みづらかったですが、桜は意外に健闘しました。
桜が”きれい”、”見事”なのは言うまでもないです。
しかしあの混雑。
そして桜の場合は、早目に宿を予約する必要があるにもかかわらず、ピークが非常に読みづらいです。
満開をハズした時のショックは・・・。
しかしそれを押しても、桜はきれいということなんでしょうね。
やっぱり、そうかも(笑)。

第5位:大混雑するが、紅葉の時期
桜とは僅差でしたが、個人的には桜よりは上位かと予想していました。
桜も紅葉もきれいですが、紅葉の方がきれいな期間が長く、まだ桜よりは時期を読みやすい気がしたので。
しかしこの時期も混雑は並大抵ではないです。
そのあたりでここまで順位が下がるんですね。

第6位:その他

第7位:暑いけれど、祇園祭や送り火のある夏
これは個人的にはダントツの最下位だと思っていたのですが、驚きでした。
それなりの年はまだいいですが、酷暑の年はヒドイです。
あれなら「二度と来るか!」と思うでしょうね。
特に8月。
僕自身もかなり敬遠する季節です。

第8位:やや混雑も、特別公開のあるGW
意外でした。
あの”夏”に負けるとは・・・。
特別拝観もあれば、気候もいいのに・・・。
ちょっと中途半端過ぎたのでしょうか。
この観点で選ぶなら「やや混雑も、特別公開のある10月、11月上旬」の方が魅力的ですからね。

皆さんはいかがだったでしょうか?
なかなか面白い質問ではなかったでしょうか。
今月も投票して頂き、ありがとうございました。

来月は例年同じお題です。
ちょっと投票総数に不安がある内容ですので、皆さん奮ってご参加ください。

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蟹満寺 


写真は、本堂

国宝の釈迦如来像で有名です。

アクセス
京都府の最南端の木津市にあります。
国道24号線が京田辺市からくる府道65号線と交わるT字路を南下します。
しばらくすると橋の下をくぐり、道が登り坂になります。
登りきった先の左手に“蟹満寺”の側道があるので、そこに入ります。
後は誘導に従えば到着します。

拝観
こじんまりとしたお寺で、表門も本堂も再建したばかりできれいです。
さらに釘隠しや蟇股(かえるまた)など、至るところに蟹の装飾があります。
門を入ると前庭が少しあり、正面に本堂、左手に受け付けがあります。
右手から本堂の裏手に回れ、裏には水子地蔵などがあります。
本堂内の拝観料は500円です。

本堂内の左手に案内放送のボタンがあるので、押すように指示されます。
本堂の正面には本尊で国宝の釈迦如来像があります。
2m40cmもある真黒な仏像です。
これは白鳳時代の作で、どっしりとした体躯をされています。
指間には悟りを開いたものには現れる“水かき”のような曼網相がみられます。

またこのお寺の由緒の“蟹満寺縁起”についても案内があります。

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2013 6/29の拝観報告(楊谷寺 あじさいまつり)


写真は、あじさいまつり10:00過ぎの門前

今日は家族でお出かけです・・・が、楊谷寺のあじさいまつりに皆で行きました。

昨年も行ったのですが、「これは家族で行けそうだ!」と思ったので(笑)。

自宅を9:15分頃に出発し、10:00過ぎに到着。
昨年と同様、既に結構にぎわっています。
何もない時は誰か1人に出くわすかどうかぐらいですので、一層人の多さが引き立ちます。

まずは到着と同時に”スーパーボールすくい”や”ヨーヨー釣り”の無料券を頂き、子供達は夢中です。
そしてまずは石段を登り、本堂へ。
お参りの後、一旦表に出て独鈷水(おこうずい)へ。

そして書院へ。
ここで靴を持っていくのがポイントです(というか、弱冠逆まわりですが(笑))。
ここで浄土苑を観ながら、お抹茶とお茶菓子を頂きます(1人500円)。

その後はあじさい廊下を登ります。
廊下の両側はアジサイが咲いています。

そして頂上の奥の院に到着。
ここで外に出ます。

山を降りながらも山腹のアジサイを楽しみます。
降りてくる途中で中陽門の方に出たら、そこの池でよその子供たちがザリガニ釣りをしていました。
それにうちの子供達も夢中。
ここで意外に時間を取りました(笑)。

その頃にはその前の阿弥陀堂で、コンサートが。
その隙に僕は収蔵庫で100円で公開されていた、雲龍図と洛中洛外図の屏風を観賞しました。

11:30頃から石段を降りて門前に戻り、屋台で食事。
おにぎり2つ、しょうが焼き弁当、鳥南蛮弁当、フライドポテト、焼きトウモロコシ、焼きそば、ホットドック、かき氷を各1つずつを4人で食べました。

食後も門前の庭園でさんざん遊んだ後、13:00頃に帰りました。

家族連れも多いので、全然気を使わなくていいです。

明日もやっています。
車で行ってもいいですが、途中の山道はすれ違いも大変なぐらい細いところが結構あります。
長岡天満宮脇の文化センターから、片道200円でシャトルバスも出ています。

初めての方、驚くぐらい山の中で、その割に驚くぐらい人が来ています(笑)。
興味のある方、是非行ってみてください。

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大御堂 観音寺 


写真は、本堂

国宝の十一面観世音菩薩が有名です。

アクセス
京都市のずっと南にある京田辺市のさらに南部です。
最寄り駅はJR片町線と近鉄電車の三山木駅ですが、駅から1.5kmぐらいあるので自動車の方がいいでしょう。
自動車の場合、一休寺の前の道をさらに南下し、同志社南で右折(東へ)します。
しばらく直進すると京奈和自動車道の高架が見えてきます。
この高架の手前右手の細い道を入っていくとあります。
周囲に高い建物がないので、比較的遠くからでも本堂が見えます。

拝観
お寺自体はだだっ広い平地に本堂だけがぽつんとあります。
右手には池が、左手には受付があります。

本堂の外観だけなら無料ですが、ここは受付の呼び鈴を押して、本堂内部を見ておきたいところです。
拝観料は500円で、呼び鈴を押すと御住職が本堂を開けて下さいます。

目玉は何と言っても、御本尊の国宝“十一面観世音菩薩”です。
本堂に入ると御住職が御厨子を開帳して下さいます。

天平時代の作で、木心乾漆造(こくしんかんしつづくり)です。
平安時代の一木造や寄木造と違い、大まかな形を木で造り、細部はなんと漆を何重にも塗り重ねて造っているそうです。
それだけ手間と費用がかかっているものなのです。
仏像に関心が薄めの僕でも、この1300年前の仏像には何か感じ入るものがありました。

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2013 6/23の拝観報告2(六盛 昼食)


写真は、手をけ弁当(3150円)

随分間が空きましたが、6/23の京都観世会例会の続きです。

この日の昼食ですが、事前にどうしようかと考えました。
ポイントは以下です。
・予定では、お昼休み20分の後、2つ目の演目の”斑女”が90分、その後15分の休憩
・会館内部で昼食を取るには、お弁当持参で数少ないロビーの席を確保しなくてはならない
・外出はできる
・10:30から16:00までずっと能を観る自信がない(笑)
・初参加

以上から、今回は外で食事をすることにしました。

予約しておいた”六盛”さんです。
平安神宮の西側ですので、近いです。

オーダーはもちろん”手をけ弁当”。
写真以外に、最初”ごま豆腐”が出ています。
お弁当は3000円クラスの中では丁寧に作られている気がしました。
てんぷら、お造りや湯葉などのもう1品つけて、3990円のプラスαプランもあります。
しかしこういうお店は”サービス料”が付くので、手をけ弁当だけでも実際は1人3500円ぐらいしました。

昼食後は徒歩で京都観世会館へ戻りました。
時間は13:15頃。
班女は12:30頃から始まっています。

次の休憩は14:00でしたので、最悪そこまで待つ可能性もありました。
しかしおトイレなどで出入りされておられる方もおられたので、僕らも途中入場させて頂きました(笑)。

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京都文化資源保護財団の会員企画、和敬会「特別拝観の集い」と京都迎賓館


写真は、燕庵(えんなん)の玄関

まずは以前からご紹介している、京都文化観光資源保護財団の新たな会員限定企画が発表されました。
今回の特別拝観企画は3つ。

1:高台寺 8/23(金) 16:00~18:30  
募集は80名。
非公開茶室を含むとあるので、庭園に入る手前の遺芳庵や湖月庵でしょうか。
時間的に、通常の拝観が終了してから開始するようですね。

2:燕庵 9/11(水) 13:30~15:00
燕庵は、三千家の”上流”に対して、”下流”といわれる藪内家の家元のお茶室です。
募集は30名。
通常は参加無料ですが、ここだけ呈茶があるためでしょうか、1500円必要です。
しかしここにきての燕庵ですか・・・。
僕的には一歩遅かったですね(笑)。
いつもは応募定員などあってないようなもの(定員オーバーはザラにある)ですが、今回は燕庵の大きさを考慮すると30人が限界ではないでしょうか。
人数オーバーの場合は、時間帯を分けて参観したりするのかもしれません。
いずれにせよ、平日ですが今回1番の目玉でしょう。

3:知恩院 10/12(土) 10:00~12:30 
募集は100名。
現在工事中の御影堂の工事現場や書院などを拝観します。
この感じだと大方丈や小方丈もあると思うのですが、あのあたりはまだ十分に見ていないので密かに期待しています。

あとは時代祭の参観などですが、今年の時代祭は10/22(火)平日ですからね。

このような特別拝観の特典が、京都文化観光資源保護財団の魅力です。


次は和敬会の「特別拝観の集い」です。
和敬会とは、春と秋の非公開文化財特別公開を主催している古文化保存協会の友の会です。
この会主催の特別拝観です。
今回は、8/9(金)の10:00~12:00で、大徳寺 本坊と法堂の天井修復現場見学です。
定員は30名、参加費5000円。
応募多数なら抽選です。
う~~ん。
毎回、もひとつ(笑)。

ちなみに当ブログ内では、古文化保存協会と京都文化観光資源保護財団の2つに入会すると”二刀流”。
これらに加え、「そうだ 京都、行こう」のカード会員も加わると、”三刀流”と呼んでいます(笑)。


最後に京都迎賓館。
今年の京都迎賓館参観の申し込みは、明日9/28までです。

ハガキとwebでの申し込み方法がありますが、ハガキは”6/28必着”ですので、これからの方はwebの方が安全かもしれません。
今回は同日での複数回の申し込みが禁止になったので、確実に土日を当てるのが難しくなったのではないかと思います。
しかし全体の倍率が年々低下しているので、以前にも予想した通り、8/31と9/1の両日を申し込めば、2倍ぐらいの確率にはなるのではないでしょうか。
平日ならそれこそ単日でも1.5倍以下、複数日申し込みならほぼハズレることはないのではないでしょうか。

いずれにせよ、申し込まれた方が当選されるといいですね。
僕は今年は”蚊帳の外”です(笑)。

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京都観世会館2 観世会例会(岡崎散策29)


写真は、能舞台

7月、10月以外の第4日曜日を中心に能の公演があります。
チケットは電話で前売り券を予約しておくと、当日6000円で入れます。
予約なしの当日券なら6500円です。

9:30に開場で、10:30に開演です。
席は予め決まっておらず、当日先着順で選べます。
2013年6月の例会では、8:50着で10番目ぐらいでした。

以下は2013/6/23の6月例会に準じて述べます。

10:30~12:00“田村”。清水寺が舞台です。
この後に10分ぐらい狂言があるのですが、それを観ないで、昼食のために席数の少ないロビーへ席取りに向かう方が結構おられました。
12:00~12:10狂言 寝音曲(善竹忠一郎)。
12:10~12:30 休憩。
この間で持参した昼食を取る方が多いですが、如何せんロビーの席数が少ないです。
さらに観賞の席で食べるのは禁止です。
12:10から外へ食事行かれる方もおられますが、大抵20分では戻れません。
その際は戻り次第、途中入場して観賞することも可能です。
僕も12:10~13:20まで六盛で食事をしてから戻りました。

12:30~14:00 “班女(はんじょ)”。
14:00~14:15 休憩
14:15~14:45 仕舞 (片山幽雪、10代目片山九郎右衛門など)
14:45~16:00 “善界(ぜがい)”。
16:00 終演
でした。

ストーリーを追うのはそう難しくはないのですが、そういう点からは “テンポが非常に遅い”です。
ですからストーリーを追うのではなく、その前後の舞や謡自体をを観賞する姿勢が大事なようです。




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2013(平成25)年 秋 第49回 京都非公開文化財特別公開 速報


写真は、宇治 興聖寺

今回も無事第9期アマデウス会員の募集を締め切りました。
認定された方々には6/26の24:00までに返信メールをさせて頂きます。
連絡のあった方々、今後ともよろしくお願いします。
今回を見逃された方は、今後コメントを頂いた上で次回第10期募集にご応募ください。

さて今回は本来は別の掲載を考えていたのですが、本日飛び込んできた情報に切り替えました。

早速、速報します。

分類の解説

頻度の分類
A:普段から拝観しており、寺宝の特別公開
B:1年で3回以上、特別拝観があるところ
C:1年に2回は定期的な特別拝観があるところ(主に春と秋)
D:1年に1回は定期的な特別拝観があるところ
E:数年単位でしか特別拝観がないところ

拝観エリアの分類
1:通常拝観と同じ
2:通常拝観では入れない一角が公開される
3:普段は全く拝観謝絶

上記2つを組み合わせて分類します。
よって
A-1は寺宝公開のみで、E-3は普段は非公開で定期的な拝観もないところです。

B-2 上賀茂神社
C-3 大徳寺 真珠庵
D-2 清浄華院
D-2 浄福寺
E-2 廬山寺 昨年に続き、元三大師堂の公開
E-3 慈受院:堀川寺之内
E-3 冷泉家
C-2 下鴨神社
C-2 法然院
D-2 妙法院
B-3 知恩院 三門
D-3 東福寺 三門
E-3 東福寺 永明院(ようめいいん) 
E-3 西念寺:烏丸五条周辺
B-3 東寺 五重塔
A-1 城南宮
E-2 恵心院:宇治
E-2 放生院(橋寺):宇治
A-1 興聖寺:宇治
A-2 石清水八幡宮:八幡市
D-2 神応寺:八幡市

取り立てて珍しいのは、慈受院、東福寺 永明院、西念寺と恵心院でしょう。

冷泉家も一昨年来です。

現在、飛車角落ち(世界遺産の2つ)の”宇治”が、金銀桂馬で攻めてきましたね(笑)。
なんとか落ち込んだ拝観者数を、取り戻して欲しいものです。

八幡市は春に続いての2つです。

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京都観世会館1 アクセス、内部(岡崎散策28)


写真は、玄関

京都での能の観世流の能舞台があります。

アクセス
平安神宮のそばで、岡崎にあります。
仁王門通沿いの神宮道と東大路通の間で、琵琶湖疏水の南側です。
神宮道からは約100m西、東大路通からは約300m東です。
最寄りのバス停は、京都会館美術館前ないしは東山仁王門です。

内部
通りから少し奥まった玄関から入ります。
入ってすぐが1階ロビーです。右手に椅子が12席ほどあります。
ここには舞台のモニターがあるので、内部の進行状況が分かります。
正面から左手前にかけて能舞台への入口があり、能舞台の正面は右向きです。
ですから左手が橋掛りです。
入って左手奥にお手洗いがあります。
正面奥と左手奥に2階への階段があります。
2階です。
正面の階段を上がると、右手にカーブしながら2階席への入口があります。
上った正面は2階ロビーで、椅子が30席ぐらいはあります。
廊下が右にカーブする左手に喫茶“五常(ごじょう)”があります。
ここも内部は30席ぐらいです。

注意点ですが、夏はクーラーがよく効いていて寒いので、羽織るものを1枚持参した方がいいです。
恐らく着込んでいらっしゃる演者さんに温度調整を合わせているからでしょう。




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ブログ開設800日!


さて、昨日で
ブログ開設から800日です!

おめでとう!などのお祝いコメントもお待ちしています・・・が、

そしてもう皆さんご存知!?今回も1年に4回のイベント、

第9期 アマデウス会の募集を致します。

アマデウス会とは、「amadeusの京都のおすすめ」の友の会です。

目的
・希少な予約特別公開の情報は、会員の皆さまには直接メールでお知らせします。
・amadeusの所属する拝観系の会の会員限定の特別拝観への同行のお誘い(申込者のみが会員でもいいものがあります)。
・最近では月1回程度、比較的レアなところや拝観しにくい場所などを会員でまわったりもしています。
・春と秋に会員さま相互の懇親を深める夕食会(通称:総会)を開催します。(今春第2回アマデウス会 総会が開催済み!)

会費
無料です。

申し込みの前に
まず今までこのブログをみられて、このamadeusが信頼できると思われた方は申し込んでください。
自分のアドレスをいわば”知らない人”に教えることになるので、よく検討してください。

申し込み方法
これが掲載されてから、翌日(6/26)の22:00まではコメントが”事前承認制”になっています。
要するにコメントしてもすぐに反映されず、こちらで止まります。
記載される際の画面上方にもそのような記載が出るので確認してください。
不安なら空コメントで試していただいても結構です。
コメントにハンドルネームとメールアドレスを記載してください(たまにアドレス忘れがあります・・・連絡が・・・)。
もし僕が貴方を認識しているという自信がなければ、何か思い出せそうなヒントを付けてくださるとありがたいです。
こちらで確認した後、そのコメントは削除します。

入会基準
しかし必ずしもメールを頂いたすべての方が入会出来るとは限りません。
逆にこちらも自分のアドレスを直接は”知らない人”に教えることになるので、
”今までのコメントのやり取りなどで僕がある程度信頼できると思った方”には、今回は6/26の24:00までに返信を致します。
目安としては、
・以前のサイトからの方は極めて有利です
・拝観場所で直接知り合った方も有利です
・逆に過去に1、2回ぐらいのコメントのやり取りでは難しいと思います。
申し訳ないですが、事情をお察しください。

予約が不要な特別拝観情報で十分な方は、参加する意味は薄いでしょう.
それらは今まで通りブログで早目に紹介しますのでご心配なく。

一方で希少な(マニアックな!?)予約特別公開を見たい、同行したい、情報を教えて欲しい方、いや何よりもこの輪に混ざりたい!?(笑)方などは入会される意味が大きいでしょう。

大層な話に聞こえますが、多分ご案内のメールはせいぜい1か月に1回ぐらいです。

また第2期以降の募集の際は、よく存じ上げている方々からのご応募ばかりでしたのでスムーズでした。
しかし今後も、今までに交信歴のない方からの応募は、申し訳ないですがご遠慮頂くことになります。
次回募集までにこちらとの交信を深めて頂いた上で、改めて応募してください。

最後に今後あまりに会員が増えすぎると、こちらも管理できなくなります。
場合によっては、どこかで定員を作らせていただくことになるかもしれませんので悪しからず。

ではよろしくお願いします。

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穴太寺(丹波散策7)


写真は、多宝塔が借景の方丈庭園

穴太寺(あのうじ)は京都市の西、亀岡市にある寺院です。
西国33ヵ所観音霊場の21番札所として有名です。

アクセス
・車の場合
五条通(国道9号線)をひたすら西進して、沓掛口から京都縦貫道に乗ります。
亀岡ICで降りてすぐの交差点で国道423に左折します。
やがて曽我谷川が左に見え、最初にある押しボタン信号のある細い道を右折します。
ひたすら直進すると国道407号線に突き当るので、ここを右折します。
この先で穴太寺に突き当り、道は道なりに左に曲がります。
この穴太寺に突き当る手前に民間駐車場があり、駐車料金は500円です。
・公共交通機関の場合
JR亀岡駅から京阪京都バスの循環34か循環59にて穴太寺前で下車ですが、1時間に1本程度です。

拝観
古びた朱塗りの仁王門をくぐります。
正面に本堂、左手に鎮守堂、一際高い多宝塔、左手奥に方丈と庫裏の円応院玄関(薬医門)、右手奥に寺務所と念仏堂、右手に鐘楼があります。
この“一際高い多宝塔”が後で効いてきます。

ここまでなら無料ですが、円応院玄関から有料の拝観があります。
内容は2つあり、本堂内部が300円、方丈庭園も300円、2つ合わせると500円です。

まずは渡り廊下から本堂へ向かいます。
中央に本尊の薬師如来像、左手に札所本尊の聖観音菩薩像、右手には聖観音菩薩像のお前立がお祀りされています。
しかし薬師如来像は絶対秘仏で、聖観音菩薩像も33年に1度のご開帳とのことです。
さらに本堂の左手には不動明王像が、右手奥には釈迦如来大涅槃像がお祀りされています。
木製の涅槃の釈迦如来像は、自分の病と同じところを撫でると平癒するそうです。
もちろん実際に撫でられます。

また2016年の6月には西国33観音霊場の草創1300年記念で、安寿姫・厨子王丸肌守御本尊が特別公開されました。
内陣中央の手前に小さな宝塔形のお厨子と、かなり摩耗した小さなお像(観音菩薩か)が展示されていました。

次に方丈に戻ります。
入って右手には護摩堂に続く露地庭園があります。
さらに正面には池泉式の方丈庭園が拡がります。
しかもこの庭園の左手後方に借景として、先ほどの多宝塔の上半分がきれいに納まっています。
なかなか見事な庭園でした。

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2013 6/23の拝観報告1(京都観世会6月例会)


写真は、京都観世会館の能舞台(座席から)

この日は朝から京都観世会6月例会。
初めての能観賞でした。

9:30に開場で、10:30から開演です。
そして終了が16:00。
長いです。
休憩も途中で20分と15分の2回。
機敏な行動をしないと時間がなくなるのと、途中入場を余儀なくされる可能性もあったので少人数の方がいい。
そう踏んだので、以前から約束していた”あんとん”さまと2人で参りました。
前売り券は、1人6000円でした。

詳細は近日の本編で掲載しますが、1度行ってみないと分からないことがありますね(笑)。
いろいろイイタイことがあります。

まず”寒い”。
クーラーがよく効いているので、羽織るものを持っていった方がよかったです。
冷静に考えれば分かるのですが、着込んだ演者さんに温度調節を合わせているからでしょうね。

能について。
ストーリーを追うのはたやすいのですが、それをすると”テンポが遅い、遅い(笑)”。
ストーリーの1つ1つの間に舞や謡が入るので、なかなか話が進まないのです。
つまり”ストーリーを追うのは正しい観方ではない”のでしょう。
その間の舞や謡そのものを楽しむのが正しい観方のような気がしました。

そんなことですから、睡魔が襲ってくる、襲ってくる(笑)。
「あぁ、眠いな。あかんあかん」というような感じ”じゃない”んですね。
一瞬先までは記憶があるんですが、次の瞬間「記憶がない」んです(笑)。
まだまだ最初から最後まで通して観るには”鍛錬”が必要そうです(笑)。

ただし片山幽雪さん(先代の九郎右衛門さん)と、当代(10代目)の片山九郎右衛門さんの仕舞には釘付けでした。
片山九郎右衛門さんの名前は、昨年の京都検定1級の問題にも出ましたしね(笑)。
もちろん正解しました!

昼食について
途中に休憩が20分と15分の2回しかありません。
ですからお弁当持参の方が多いのですが、自席は飲食禁止です。
1階と2階のロビーに椅子があるのですが、絶対的な数が少ないです。
ですから1つ目の”田村”が終わると次の10分ほどの狂言を観ないで昼食に行かれる方もおられました。
また20分の休憩の際に外に出て昼食する方もおられます。
その場合は20分で帰って来られないリスクもあります。
僕とあんとんさまも、今回は外で昼食でした。
その模様は、次回です(笑)。

歌舞伎や狂言とも違う、初めての能。
新たな世界でした。
なんでも観てみないと分からないものです。

アンケートを実施しています。
左サイドバーにあります。
携帯の方はココ


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宝福寺


写真は、金毘羅堂

伏見にある金毘羅さんです。

アクセス
近鉄電車の桃山御陵前駅か京阪電車の伏見桃山駅で下車し、大手筋商店街を進みます。
商店街のアーケードを抜けて駅から約850m直進すると、木の塀で囲まれた松本酒造が見えます。
この角を右折しますが、ここに“宝福寺”と案内があるのでわかるでしょう。
そしてさらに100m程進んだ左手に朱塗りの表門があり、これが宝福寺です(簡易地図)。

通常拝観
表門を入ると奥正面に本堂、左手に金毘羅堂があります。
本堂には本尊の釈迦如来像、両脇には聖観音菩薩像や十六羅漢像などがお祀りされています。

御本尊御開帳法要
毎年5月の第1日曜日に御本尊御開帳法要があり、金毘羅大権現と雙身歓喜天像が開帳されます。
拝観料は500円でした。

本堂にお参りした後、金毘羅堂へ。
金毘羅堂は中央に須弥壇があり、周囲は座禅の空間になっています。
須弥壇の左手前には、陰陽石(子授けの石)があります。
須弥壇上方の中央に金毘羅大権現、その下に雙身歓喜天像が御開帳されていました。

金毘羅大権現も雙身歓喜天像も小さく、10cm前後の大きさではないでしょうか。

金毘羅大権現自体が珍しく、かつ歓喜天が開帳されるのは極めて異例のことのようです。

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2013 6/15の拝観報告6 最終(建仁寺 両足院)


写真は、半夏生の庭

この次は建仁寺の両足院の予定でした。
京極堂さまが帰られて、8人(スーメテさまはチャリ)。
7人なので、ここでもタクシー2台に分乗して、東山八坂で左折してもらい、建仁寺の南門前で下車しました。
一応、本編は下記です。
・建仁寺3 特別拝観1 両足院

16:00頃到着。
方丈では由緒などの説明の最中でしたが、皆さん既訪のため「聞いたことがある」ということで、スルーすることになりました(笑)。

書院前庭の半夏生はこんな感じ。
7~8割は白くなっていたようです。
今週末は非常にきれいだったでしょう。

時間が早いとお茶席が500円で水月亭にてあります。
それならば庭園を散策できるのですが、逆にこのように遅い時間に来ると、お茶席がなく庭園を散策できないですが、誰もいない写真は撮りやすいんですね。
新たな発見でした(笑)。

半夏生は上から3枚の葉の表側だけが白くなって、遠目にはさも花が咲いたように見えます。
僕も草花にはさして詳しくはないので、ここに最初に来た時に半夏生を知りました。

大体ゆっくり見て16:45頃。
ここの門前で一旦解散となりました。

京阪組とは祇園四条駅で別れ、WAN師匠と京loveさまと僕は阪急の地下通路を四条烏丸まで歩きました。
もちろんその間は、僕と師匠が京loveさまへ質問攻めです(笑)。

そしてWAN師匠と京loveさまは地下鉄に乗って京都駅方向へ。
僕は共犯!?の実姉宅でスーツに着替え、荷物をまとめ、何食わぬ顔で”東京出張”より帰宅した次第でした(笑)。

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松本酒造2 万暁院


写真は、万暁院の畫舫園(がぼうえん)

入口を入って右手に回り込むと、迎賓館である万暁院(まんぎょういん)の立派な表門と唐破風玄関があります。
これは建仁寺の塔頭“正伝院”(現在は合併して正伝永源院)から移築したものだそうです。

玄関を入ると、次の間を経て右手の廊下へ進みますが、共に船底天井になっています。
廊下途中の右手には4畳半のお茶室があります。
お茶室は2か所下地窓があり、客座の駆け込み天井(斜めになったの天井)には突き上げ窓があります。しかしこの突き上げ窓の上は屋根なので、窓の障子を外すと中は蛍光灯でした(笑)。

廊下を進んだ右手が客間で、左手が居間。
この2つが雁行型に並び、それらをL字型に囲むように前庭である“畫舫園(がぼうえん)”が拡がります。
客間は書院造り、桐の透彫り欄間で、徳富蘇峰筆の「泉石良友」の額が架かっています。
ここで社長さん自ら松本酒造の歴史や万暁院の設えなどについてお話があり、お抹茶を御馳走になります。

客間の周囲は床が敷瓦の縁があり、ここから畫舫園を鑑賞します。
畫舫園は回遊式の枯山水庭園です。
庭園の奥は苔のきれいな築山です。
右手には立派な松と紅葉が並びます。
中央やや左奥の石組みが滝を模し、石の滝川となって流れ下ります。
庭園の手前は白砂の海ですが、苔蒸した島が複数あるので、緑の方が目立つ印象です。
中央に島には信楽から運んだ巨石が目に付きました。

また庭園の左手の島には大きな槇の脇に、安土桃山時代の三条大橋の石柱があり、大きく“天正15年・・・”と刻印されていました。
なかなか見応えのある数寄屋建築と庭園でした。

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