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2016 3/26の拝観報告3 最終(ダイナースクラブ 醍醐寺の観桜会 後編)


写真は、ライトアップされた霊宝館の枝垂れ桜 5分咲き

さて平成館に安置されている上醍醐 薬師堂の薬師三尊像の前に並べられた椅子に座ります。

18:30からの法話の前に、ダイナースクラブの運営会社である三井住友の代表取締役からのご挨拶。
こんなエライ人が来られるのかと、ちょっとビビる(笑)。

続いて醍醐寺のご住職からの法話。
今回の参加費は、霊宝館に入ってすぐ左手の「五大明王像のうち不動明王踏み下げ像」の修復に使われます。
また醍醐寺では桜のライトアップは通常されないそうですが、数年に1度このような限定のイベントや、地元の方を対象に行われることがあるぐらいなんだだそうです。
貴重な体験ですね。

19:00過ぎ。
お腹が減ってきたところで法話は終了。
霊宝館から出ます。

本来は霊宝館正面のお茶屋でお弁当と飲み物をまず貰うようですが、我々はそのまま枝垂れ桜へ。
既にライトアップされていました。
5分咲きぐらいでも、ライトアップするとそれなりに見栄えがしますね。

皆さんはまずお弁当を取りに行っておられるので、我々は誰もいない写真をまず確保します(笑)。
しばらくすると庭園内のあちこちに用意された椅子に座ってお弁当を食べられるので、僕とあんとんさんはようやくお弁当を頂きに戻りました。

お弁当は弁天堂のあたりにある寿庵の特製弁当と温かいお蕎麦。
この日も結構寒かったので、有り難かったです。
飲み物もお茶以外に、ビールや熱燗もありましたが、下戸の僕にはお茶で十分。
あとさすがだなと思ったのは、お弁当を食べ終わった時のお弁当ガラなどは係りの方がサッと来て回収して下さったことです。
自宅では「フルセルフサービス」ですからね(笑)。

20:00まで居てもよかったのですが、寒かったこともあり、19:40頃には霊宝館を出ました。

帰り際にはお土産も頂きました。
醍醐水の250mlのペットボトル、聖護院八つ橋(焼いた方)、ポストカードなどでした。

個人的には満足しました。
また何か企画があれば、参加してみたいです。

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2016 3/26の拝観報告2(ダイナースクラブ 醍醐寺の観桜会 前編)


写真は、憲深林苑の河津桜 満開

茶室見学会を16:00に失礼して、地下鉄で17:00過ぎに到着したのが醍醐寺です。

この日は普段から愛用しているクレジットカード、ダイナースクラブの会員限定プランがあったので、参加しました。
醍醐寺 観桜の夜間拝観です。
3/27早朝のプランもあったのですが、3/27は後日掲載すしますが別の用事があったので、珍しく夜間の方にしました。
さて参加費ですが、さすがダイナースクラブですので、1人22,000円となかなかです(笑)。
あんとんさんも同行を希望されたので、2人で参加しました。

まずは17:30に三宝院前に集合。
中に入り、皆さんは庫裏の前で待っておられましたが、我々は憲深林苑へ直行。
満開の誰もいない写真が撮れました(笑)。

参加者は120名程度で、到着順に17:45発、17:50発、17:55発で三宝院の拝観でした。
白書院→純浄観→本堂でした。
こちらで通常では考えられない「スペシャルな計らい」があったのですが・・・掲載しない方がいいでしょう(笑)。

また庫裏の前に「特別拝観 純浄観、本堂、奥宸殿 1000円」と毛筆の張り紙がしてあったので、この時期なら+1000円で純浄観、本堂、奥宸殿が拝観できるようですね。

その後は霊宝館へ移動。
霊宝館の桜は5分咲きぐらい。
18:00過ぎでしたので、少し薄暗くなってきたぐらい。
ライトアップは未だでした。

霊宝館へ入ります。
広い平成館に椅子が並んでおり、18:30からご住職による法話の予定でした。
それまでは霊宝館の拝観でしたが、多くの方は本館は簡単にスルーして平成館で着席・・・。

片や僕とあんとんさんは本館に入るなり、別行動、ガチ拝観。
秀頼筆の豊国大明神号や金堂の棟札などが国宝でしたね。
他の参加者とは、テンションが違いました(笑)。

国宝に指定された聖観音のような虚空蔵菩薩像は、広い平成館の中央にポツンとガラスケースに入って展示されていました。

そして18:30からの法話以降は・・・明日に(笑)。

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2016 3/25の拝観報告(清水寺 限定内覧会)


写真は、限定内覧会 夜の清水寺の舞台

さて金曜日。
仕事が終わり帰宅して、18:30。
子供たちと一緒にバスで19:00過ぎに清水寺に到着。

夜間拝観とは珍しいでしょう。
しかも子供連れで。

今回夜間に来たのは、招待の限定内覧会だったからです。

昨年末、京都府にふるさと納税をしました。
それが「文化財を守り伝える京都府基金」です。
金額は5,000円。

ふるさと納税ですので、特典があります。
一般的には牛肉やお米などの食品が定番ですが、そこは京都府。
特典は「文化体験」です(笑)。

1:清水寺夜間特別拝観・限定内覧会を春と秋の2回(一般公開開始の前日)
2:緑陰講座(京都府内の神職、僧侶の講話と特別拝観)
3:葵祭特別観覧席に招待
4:京都文化博物館特別展の招待券(3回)と内覧会(希望する1回。公開前日に)
です。

妻に「ふるさと納税した!」と言ったら、
「何が貰えるの?」と聞いてきたので、
上記を答えたら、
「な~~んや」と言われました(笑)。

本来の清水寺の秋の夜間拝観は、3/12~3/21と3/26~4/10です。
その間の3/25に限定内覧会があり、招待されました。

夜間でも伺った理由は、招待されたことはもちろんですが、寄付した方限定ですので、
「混雑していないから」。
これが1番でした。

実際境内には40名ぐらいだったでしょうか。
一般公開ではこうはいかないでしょう。

さて当日の流れです。
仁王門前の石段はクローズで、石段の右手で待機されている府職員の方に招待券を渡します。
すると由緒書きと、期間中の夜間拝観の招待券を2枚下さいます(桜が咲いている頃にもう1度どうぞ、ということです)。
右手から石段を登り、仁王門の正面から入ります。
あとは通常拝観と同じです。

三重塔や仁王門もライトアップされているので、長男と次男も大喜び。
長男は3歳の時に来ているのですが、やはり全く覚えていませんでした(笑)。

でも今回は清水寺の舞台ぐらいはもう知識として知っているので、「ここがそうか・・・」と感心していました。

阿弥陀堂から上のように「お約束の写真」を撮影して(笑)、音羽の滝へ。
長男と次男も頂くというので、3本のうち入って1番奥のにしておきました。
今ではどれも同じということですけどね(笑)。

19:40頃に清水寺を出ました。

こんなに空いてる清水寺は初めてでした。
子供も喜んでいたので、行ってよかったです。

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安阿弥寺


写真は、本堂

安阿弥寺(あんなみじ)は、西大路七条にある浄土宗寺院で、幕末の志士 久坂玄瑞が京で恋仲になった芸妓辰路のお墓があります。

アクセス
西大路七条の交差点を七条通に沿って東に進みます。
約200m先の最初の信号のある交差点を左折します。
約60m先の左手に安阿弥寺の表門があります。

山号が快慶山であるように、仏師快慶が開基であると云われています。

表門を入ると正面右手に本堂、左手に書院と庫裏、左手奥に墓地があります。
墓地の奥(南側)から2列目の北向き、西から3つ目のお墓が芸妓 辰路(竹岡 辰)のものです。
お参りの際は、庫裏に一声掛けられた方がいいでしょう。

1年での大きな法要は、
1/15初寄り法要(定日開催)、3月9月の彼岸法要(彼岸の日曜祝日開催)、11/15十夜法要(定日開催)があるそうで、一般の僕でも快くお参りさせてくださいました。

1/15の初寄り法要に参加しました。
由緒書きはありますが、御朱印はありません。
11:00前にお伺いし、書院で11:00を待ちます。
平日ということもあるのでしょう、参加者は檀家さん6名+僕の7名。
11:00に鐘が鳴ると書院を出て右手の本堂へ。
本堂で11:00~11:45頃まで法要(途中でお焼香あり)。
法要が終わると書院に戻り、小豆粥の御膳の接待を頂きました。
小豆粥、お汁、お漬物、胡麻豆腐とお酒でした。

本堂の内陣中央には本尊の阿弥陀如来坐像、左脇壇には地蔵菩薩像と阿弥陀如来立像が多数、右脇壇には善導大師像、法然上人像と33観音がお祀りされていました。

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2016 3/26の拝観報告1(観桜 有栖川宮旧邸、京都御苑、本満寺)


写真は、近衛邸跡の桜 満開

本来は本編でしたが、今日は急遽差し替えです。
拝観報告ですが、内容が内容だけに10:00に更新します(笑)。

昨日の桜の速報です。

土曜日。
長男の塾は春期講習期間になり、この日は休み。
しかしこの先の講習までの宿題があるので、それをみていました。
終わったのが10:30。

それから自転車で出発します。

最初は、


有栖川宮旧邸 5分咲き

来週土曜日の「そうだ 京都、行こう」のプランには満開になっているでしょう。

下立売御門から御苑に入り、次は


出水の桜 8分咲き

かなり見応えがありますが、満開を知っていると、もう少しです。
こちらは結構人が多かったです。

御苑内を北上して、3つ目が最初の写真の近衛邸跡です。
もう満開と言っていいでしょう。
そうだ 京都、行こうで取り上げられたこともあり、こちらはかなり人が多かったです。
見事ですね。

そして最後が、


本満寺の枝垂れ桜 7分咲き

こちらももう少し。
来週中には満開になるでしょう。

ソメイヨシノも来週末には咲き初め、来週中旬には満開になるのではないでしょうか。

さて、桜を観終わって11:30頃に昼食。
13:00~は、お茶室の見学会に参加しました。
結構レアなお茶室を見学させて頂いたのですが、内容の公開は禁止ということですので、残念ながら見送ります。

お茶室の見学会を16:00に失礼して、次へと向かいました。
この続きは3/30に。

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長福寺 下津林


写真は、表門と本堂

桂の下津林にある長福寺は浄土宗寺院で、洛西三十三所観音霊場の第21番札所です。

アクセス
阪急桂駅の東口から出て、右へ進みます。
約350m先の西山別院の角を左折します(踏切と反対側)。
直進すると徐々に道が狭くなってきます。
約200m先で本道が右にカーブするので、そのまま道なりに進みます。
約140mで大きな道(府道142号線)との交差点になりますが、そのまま直進します。
そのまま道なりに約300m進んだ左手に長福寺の表門があります。

また表門を出て左手に進み、道なりに右折します。
曲がったすぐ左手に宝篋印塔があります。
ここを左折した奥に、五社神社があります。

当時の十一面千手観音像は、鎌倉時代に苔寺の裏山にあった峰ヶ堂こと法華山寺伝来したものと云われています。長く五社神社の境内にあった永福寺の観音堂に祀られていましたが、1985年頃に現地に移されたそうです。

表門を入るとすぐ左前方に本堂があります。
通常お参り出来るのかは不明ですが、少なくとも事前に連絡は必要でしょう。

2016/2/14の「洛西の仏像2」で本堂にお参りしました。
本堂の内陣中央には本尊の阿弥陀如来像、左脇壇には阿弥陀如来像と聖観音菩薩像、さらに内陣の裏手には地蔵菩薩像がお祀りされていました。
右脇壇には法然上人像と、善導大師像などがお祀りされていました。
そして本堂の右手奥に、「結びの観音」と呼ばれる札所本尊の十一面千手観音菩薩像、右手に不動明王像、左手に毘沙門天像がお祀りされていました。

五社神社の鳥居をくぐると、右手に地蔵堂、左手に石の手水鉢があり、その奥に旧永福寺の観音堂が残っています。
石の手水鉢には、「法華山」と彫られています。
境内の正面には藁葺の能舞台が、そして左手奥に本殿があります。

本殿に向かって左手にある石灯籠は、南北朝時代のものだそうです。
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観世寺


写真は、本堂

観世寺(かんせいじ)は桂にある浄土宗寺院で、洛西三十三所観音霊場の第27番札所です。

アクセス
阪急の上桂駅で下車し、改札を出て右折します。
約330m直進した上桂東居町の交差点を左折します。
さらに道なりに約500m進むと大きな道と交差する、桂上野の交差点に出ます。
ここを左折して大きな道を約250m進むと、突き当りになります。
この突き当りの右手の細い道へと進みます。
すぐに右折して道なりに進むと、約100mで公園が見えます。
公園の右外周に沿って進むと、やがてT字路のようになります。
これを手前右に進みます。
約50mで左手に細い側道が現れるので、ここに入ります。
この奥左手に観世寺の表門があります。

鎌倉時代に慶政上人が苔寺の裏山に建立した大寺院である、峰ヶ堂こと法華山寺が前身であると云われています。
法華山寺は兵火で焼失しましたが、阿弥陀如来像や聖観音像がこちらに移されたそうです。

表には石に彫られた金剛力士像が向かい合って並べられています。
真っ直ぐに参道を進んだ右手に庫裏、正面に本堂があります。
また左手には北向地蔵尊や、羅漢像二躯がお祀りされています。

通常お参り出来るのかは不明ですが、少なくとも事前に連絡は必要でしょう。

2016/2/14の「洛西の仏像2」で本堂にお参りしました。
本堂に入ってすぐ左手には閻魔大王像がお祀りされています。
正面の内陣中央には本尊の阿弥陀如来坐像、左手には順に慶政上人と思われる僧形像、阿弥陀如来像が二躯、そして大外に毘沙門天像がお祀りされています。
右手には順に延朗上人と思われる僧形像、地蔵菩薩像、そして札所本尊の聖観音菩薩像がお祀りされていました。

11/23午後からの羅漢講式では、本堂でお参りや写経、写仏が出来るそうです。

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西正寺


写真は、本堂と愛染堂(右)

西正寺(さいしょうじ)は北野天満宮の南にある浄土宗寺院で、北野天満宮にあった愛染明王像があるほか、洛陽五智如来の1つにも数えられています。

アクセス
北野天満宮前でバスを降り、北野天満宮の鳥の前の中立売通を進みます。
約240m進むとT字路になります(左手に宥清寺があります)。
このT字路の少し左に細い直進路があるので、これに進みます。
この道に入ってすぐ右手に西正寺の表門があります。

表門を入った右手に愛染堂、右手奥に本堂、左手に庫裏があります。
庫裏では御朱印も頂けますし、本堂にもお参り出来ます。
庫裏から入って右手に本堂が、正面には書院があります。

本堂の内陣中央には本尊の阿弥陀如来像坐像と脇侍の観音、勢至菩薩像がお祀りされています。
左脇壇には千体地蔵菩薩が、右脇壇には法然上人像と善導大師像、さらには檀家さんが33観音を奉納されたお厨子がお祀りされています。
本堂の右手には洛陽五智如来の1つ、宝生如来像がお祀りされています。
洛陽五智如来は他に、
・阿閦(あしゅく)如来 教善寺
・阿弥陀如来 東寺 五重塔
・釈迦如来 大報恩寺(千本釈迦堂)
・大日如来 親縁寺
となっていました。

書院の前庭には見事な陸舟の松がありました。

表に戻ります。
愛染堂はガラス窓から中が見えますが、お寺の方が開けて入れて下さいました。
愛染堂の中央には北野天満宮にあったと云われる愛染明王像、左手には閻魔像、右手には不動明王像がお祀りされていました。

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2016 3/21の拝観報告(京都市美術館 モネ展、ルノワール展)


写真は、東山キューブテラス。

昨日の掲載のように、3連休の初日は人間ドック、上賀茂神社と四条にお買い物でした。

翌3/20、子供たちはアウトドアクラブ。
9:00に長男、次男ともに京都駅に集合。
お迎えは16:30。

僕と妻は、9:15の新快速で大阪(梅田)へ。
10:00から阪急、大丸、伊勢丹など、デパートめぐり。
主に子供や妻の服を見ます。
さすがに京都よりも品数が多いですし、何より子供がいないので、ゆっくりお買い物が楽しめます(笑)。
昼食も子供が一緒だと行きにくい、ルクアの高麗橋 吉兆へ。
午後からは妻に洋服を買ってあげました。
「えっ、買ってもらっていいの。ありがとう」と妻は言っていましたが、これからの桜シーズンの前に「貸し」を作っておくのは重要です(笑)。
15:45の新快速で京都へ戻り、子供たちをpick upして帰宅しました。

そして3/21、3連休最終日です。
この日は上記タイトルのように、朝から京都市美術館に行きました。
確か3月上旬、地下鉄に乗っていると妻がモネ展の広告を見つけ、「こんなんやってるの。行ってみたいなぁ~」とつぶやきました。
うちの妻は、明確に要求してくることがほとんどありません。
また非常にメンドくさがりです(笑)。
なので、
「う~ん、もひとつかな・・・」→普通の人のNo。
「行ってみたいなぁ~」→チケット、日程などすべて段取りして欲しいということです(笑)。

ということで、3/19からのルノワール展の前売りも購入して、僕の拝観や妻子供の予定がなかったこの日に行くことにしました。

しかしモネの「印象、日の出」がこの日が最後であり、混雑が予想されたので、8:00に自転車で自宅を出ました。

8:15頃に到着。
モネ展の方は、既に30人ぐらい並んでおられました。
ここから8:55の会場までは、列が伸びる伸びる。
結構最初の方に入れたので、最初は空いていましたが、徐々に混雑してきました。
長男くんは9歳な上に、もともと絵画が好きなので、結構ちゃんと見ていました。
しかし次男くんは6歳でかつ、普段からあまり絵画に興味はなさそう・・・。
この日も退屈そうでした(笑)。

僕自身も油絵を見ることはほとんどないので、新鮮でした。

「印象、日の出」は、薄暗い背景の中で正面からピンスポットが当たっていたこともあり、画が浮き出てくるようでした。
画自身の魅力もあるのでしょう、惹きつけられるような感じでした。

モネ展を出て、そのままルノワール展へ。
こちらはそれほど混雑していませんでした。

ルノワール展はほとんどが人物画ですので、随分と趣が異なっていました。

僕自身、美術を語る素養などないのですが、個人的にはモネの方が好きですね。

1時間ちょっとで見終わって出てくると、モネ展は約20分の入場制限になっていました。
これぐらいなら全然マシな方ですね。

このまま帰ったのでは子供たちからクレームが来るので(笑)、10:00過ぎから京都市動物園へ。
15:00ぐらいまで遊んで、帰宅しました。

追伸
明日3/24~3/27までは、
22:00~の拝観報告はなく、
10:00~の本編のみの更新
となります。


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2016 3/19の拝観報告(上賀茂神社 御神宝特別展)


写真は、会場の客殿

土曜日です。
この日のAMは、人間ドックでした。
僕自身が健康に不安は全くないのですが、妻が3年に1度ぐらい予約してきます。
これに行くと「春の拝観自由の権利が得られる」ということなので、行くより他はありません(笑)。

8:30~到着順で検査が始まります。
やや早く行ったので、11:00過ぎと予定より1時間近く早く終わりました。

実は早く終わることを見越して車で行っていました(笑)。
終わり次第、上賀茂神社へ。
前日の3/18から客殿で式年遷宮を記念した「御神宝特別展」が行われていました。

客殿は二ノ鳥居のずっと左手、社務所の隣りにあります。

昨年10月の式年遷宮で神宝を新調されたので、これまでのものを公開することになったそうです。

公開のメインは、通常は目にすることが出来ない本殿、権殿内の神座である御帳台(みちょうだい)です。
その前には獅子と狛犬も。
さらに織田信長、豊臣秀吉、徳川家康や明智光秀の書状などは重要文化財です。
他には太刀や茶碗などの社宝も。

拝観料は500円。
ややマニアックな感はありますが4/17までですので、ご興味のある方は是非。

ここだけを拝観して、12:00頃に何食わぬ顔で「人間ドックから帰宅」しました(笑)。

午後から長男くんは塾。
僕と妻と次男は、大丸、高島屋などで買い物をしました。
帰りは塾終わりの長男くんと合流して、4人で帰宅しました。

この3連休も予定が満載で忙しいです!

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2016 3/17の拝観報告(大相撲 春場所 後編)


写真は、琴勇輝関の”ホッ!”の瞬間(笑)。

さて中入り後です。
今場所は明瀬山関と大翔丸関が新入幕。
事前に本当はしっかり中継をみたいのですが、そこまで時間に余裕がないので、録画した大相撲ダイジェストはいつも見ています。
幕の内力士の顔、名前と部屋はすべて覚えてから行くので、大抵は取り組み表を見なくてもわかります。
今回は向う正面のため、館内の電光の取り組み表が背後でしたので、なおさらよかったです。

逸ノ城関。
今場所全勝ですが、かつてほどの強さが・・・。
頑張って欲しいです。

貴ノ岩関。
龍神総宮社に行った際は出稽古でおられず。
来年こそは朝稽古を拝見したいです。

蒼国来関。
インフルエンザからの復活でしたが、この日は残念でした。

勢関。
地元の大歓声。
そして全勝キープ。
少し正代関がかわいそうでしたが(笑)、そのままの”勢い”で!

安美錦関。
アニキ、ズルいよ(笑)。
もう少し相撲見せてよ(この日は妙義龍関を立ち合いからの叩き込みで一瞬で勝利)。

妙義龍関。
こんな番付にいてはダメでしょう。
もっと強いハズです。
ガンバレ!

さて松鵬山-蒼国来戦の後の17:00頃に、勝負審判の交代がありました。
後半戦鑑賞に向けて、お弁当を頂きます。

この日、京都伊勢丹で注文して持参したのは、



京都吉兆のお持ち帰り弁当(5,400円) 
です。

まず特筆すべきは、食材が豪華。
アワビやウナギも入っています。
それにすべてに気が使われています。
お弁当箱も上品で丈夫。
お手拭きはもちろん、デザート用のスプーンも。
それにおかずを分けるのはバランではなく、椿の葉。

お味はもちろん美味しいですが、菱岩さんに較べるとやや濃いめか。
でも菱岩さんの場合は、こちらが頂く時間を計算された上での条件ですので、若干ハンデがあるかも。
今回の印象でのおかず対決なら、菱岩:吉兆=5:4ぐらいでした。

しかし!
最後のデザート(左下)。
これがタダモノではなかったです。
お弁当に入っているデザートのレベルではないです。

ゼリーで果物を固めているのですが、ゼリーは2割ぐらい。
ほとんどが果物。
それもイチゴ、オレンジなど多種が。
それに特製のマンゴーソースをかけて頂きますが、この相性が抜群!

最終的な菱岩さんとの対決は、五分!でした。
5400円の価値、アリです。

さて相撲へと話題を戻します。
いよいよ、幕の内後半へ。

照ノ富士関。
正直、ちょっと危なかったですね(笑)。

琴勇輝関。
先輩の琴奨菊関の”琴バウワー(リンクの1番下)”の次は、”ホッ!”でしょう。
大関 豪栄道関に土をつけましたね。

さてそうこうしてしていると、



東の花道の奥に琴奨菊関
が。
付き人と入念に立ち合いの練習をされていました。
この写真、もう1つ見逃してはならないのが、左手におられる協会職員さんです。
そう、昨年7月に引退された、旭天鵬関です。
年齢、僕の1つ下ですからね。
昨年まで現役とは・・・さすがです。

この日、琴奨菊関は1分にも及ぶ長い物言いの末、隠岐の海関に叩き込みで敗れ、今場所初黒星でした。

3横綱は皆白星。

しかし白鵬関。
往年の白鵬関なら、あの展開であんなに手を焼かれるようなことはなかったと思うのですが・・・。

いつも通り、18:00に終了。
とても楽しかった、今年は十両から来たのにアッという間でした。

また来年も行こう!

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2016 3/17の拝観報告(大相撲 春場所 前編)


写真は、今回のマスA席からの光景(西側(写真左)は、遠藤関)

さてご覧のように、この日は大相撲春場所5日目に行ってきました。

「もう少し終盤の方が盛り上がるんじゃないか」という声も聞こえてきそうですが(笑)、この日にしたのには大きな理由がありました。
それはこの日が
次男くんの卒園式だった
からです。

大相撲に行くなら、遅くとも15:40の幕の内土俵入りから行きたい。
自動的に仕事は少なくとも早退する必要があります。

対して次男の卒園式は午前中。

これらを併せて、1日休みで行こうという寸法です(笑)。

まず朝は8:30に登園。
9:00~卒園式。
次男くん、年長の1年間は皆勤。
大したものです。

僕自身は子供は成長するものなので、子供の成長を感じて”感動する”というところまでは気持ちが至りません。
しかし先生方の涙を見ると、子供たちへの想いが伝わり、さすがの僕も少し心が動きました(笑)。

卒園式は11:00過ぎに終了。

車で帰宅します。
スーツから着替えて、11:45二条城前駅であんとんさんと合流します。

まだ大相撲に行くには時間があったので、地下鉄で二条城前~太秦天神川駅。
嵐電で嵐電天神川駅~車折神社で下車し、12:10頃に京都嵯峨芸術大学に参りました。
僕の生涯学習講座の会員期限が3/31で切れるので、その更新です。
郵送でも出来るようですが、先方のリアクションが遅いので、直接行きました(笑)。

以前書きましたが、これがあると
・大覚寺の拝観が無料
・細見美術館の入館が無料
になります。
しかも1000円で、3年間も。
これは更新するでしょう(笑)。

帰りは嵐電で車折神社~帷子ノ辻駅へ。
そして徒歩でJRの太秦駅へ。
乗り換え駅として新設中の撮影所前駅は4/1から使えるそうです。
12:49発で京都駅へ。

一旦改札を出て、伊勢丹の地下へ。
大相撲に持参するお弁当を注文していたので、受け取りに行きました。
この詳細は明日に(笑)。

そして事前に金券ショップで購入していた昼間の回数券(400円。本来は560円。)で大阪へ。
価値が違うものに敢えてお金を掛けるのはいいんですが、同質のものなら少しでも安くあがるよう手配します(笑)。

13:40頃に大阪駅に到着。
さて昼食がまだです。

この日の昼食は、


第4ビルにある得正のカレーうどんと玉子ライス(800円)
です。

これは僕が以前から大好きで、あんとんさんにも以前にご紹介しました。
その後あんとんさんも行かれてから、僕と同じように・・・禁断症状が・・・(笑)。
今回は2人ともの強い希望で、こちらでの昼食になりました。

まず麺がモチモチ。
そしてカレーは、フルーティーな甘さが最初に来て、その後にコクとピリッとした辛さが。
この絶妙のバランス。
まろやかな玉子ライスも相性抜群!

何か月に1回は夢に出るので、禁断症状に苦しみたくなければ行かない方がいいですよ(笑)。

食事を終えて、西梅田駅へ。
四ツ橋線でなんばへ。

昨年に続き、2年連続の春場所です。
14:30頃に大阪府立体育館に到着です。
十両の”是より十枚目”あたりからでした。

今回のチケットは、1場所前の場所中に申し込みできる先行抽選に、初場所の初日に申し込んでいたのが当選しました。
マスA4人は50,000円ちょっとしますが、ゆっくり見たいので2人で使います。
4人では結構キツイので、3人で利用されているグループも多かったです。
さて今回の席は向正面なんですが、東の花道のすぐ近く。
昨年は東の5列目で、今回は8列目。
しかも土俵の正面ではなく対角線上なので、さらに×√2遠いです(笑)。

平日の昼間ですが、既に半分ぐらいは来場されていた感じです。
最初の写真のように、今は十両に遠藤関がおられるのも影響しているのでしょうか。



東の土俵入りの後

そして15:40、幕の内土俵入り。
最初は「マスAなのにちょっと遠いな」と思っていたのですが、実はこの席、土俵入りもですが取組前の関取が東の花道に控えておられるのが間近で見れるんですね。
取組はもちろん見ますが、立ち合いの最初の方では、花道の奥の人気力士を見ていることも結構ありました。

この席、ちょっと遠いけど、2度オイシイんです
すっかり日本相撲協会の術中です(笑)。

中入り後は明日に。

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2016 3/13の拝観報告3 最終(久御山 安養寺 春祭り)


写真は、本堂内陣

松花堂庭園を出て、府道736号線を東へ。
国道1号線へ左折。
11:20、曲がってすぐのコメダ珈琲で昼食です。
ここのカツサンド、僕が大好きなんです(笑)。

ミックスサンドとカツサンドを2人で分けました。
今度の予定の相談などをしながら、11:50までゆっくりしました。

そして再度国道1号線を北上します。
12:10頃にやってきたのが、東一口(ひがしいもあらい)の安養寺です。

こちらでは彼岸入り前の土日に春祭りが行われ、その際に本尊の十一面観音像が御開帳されます。

以前来た山田家住宅の裏にあります。

本当に地域のお祭りのようで、門前には屋台が数件出ており、たくさんの近所の子供たちが門前や本堂で遊んでいました。
遊んでいる邪魔にならないように本堂にお参りさせて頂きました。

内陣の直前まで入ってお参りできましたが、垂れ幕があり頭の十一面まではハッキリは見えませんでした。
13:30頃から双盤念仏があるのは事前のリサーチで知っていましたが、今回はお参りだけして12:30頃にこちらを失礼しました。

そして帰りに山田家住宅の前を覗くと、全面的に改修しておられました。
いずれは公開するとの情報があったのですが、当分先になるんでしょうね。

あんとんさんを京都駅で降ろして帰宅。

午後からは子供たちと自転車で梅小路公園へ。
一緒に3時間ほど遊びました。
お疲れの1日でした(笑)。

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2016 3/13の拝観報告2(松花堂庭園 月釜)


写真は、お茶室 竹隠の小間。

9:30頃に御香宮神社を出て、国道24号線→外環状線→国道1号線→八幡中代の交差点で右折して→府道736号線へ。
やってきたのが、松花堂庭園です。

先週は竹隠での日曜茶席に来ましたが、今回は第2日曜日に行われる松隠での月釜です。

しかしこの日はその前にすることがありました。
5月の「そうだ 京都、行こう」の会員プランの申し込みです。
10:00から電話予約ですが、駐車場に到着したのが「9:58」!
奇跡です(笑)。

そしてあんとんさん(初申し込み)と2人でTELしました。
当初から「恐らくつながるまで40分ぐらいかかるだろう。そしてその頃には臨川寺のプランはキャンセル待ちだろう」と言っていました。
10:00からリダイヤルでかけまくろうと4回ほどしたところ、隣から「プルルルルル・・・」と!
あんとんさん、驚異の4回目で通話!!
恐るべし、ビギナーズラック!!!

10:01、4人分の予約完了。
禅寺一斉公開で臨川寺が確保できなかった2人のアマデウス会員さんを救済できました(笑)。
しかし身構えていただけにあっけなかったです(笑)。

一仕事終えて、松花堂庭園へ。
詳細は既に本編に追記しました。
月釜が800円で入館料が400円ですが、セットで900円でした。
待合は庭園内の美術館別館の会議室。
窓から松隠が見えています。

10:10頃に受付をしました。
どうやら2席目が始まったばかりのよう。
本来は10:00開館ですので、この日は9:30ごろから開いていたのでしょうか。

3席目の我々は、10:40頃にお席に入りました。
7畳と2畳の寄付があります。
この7畳はいわゆる8畳の形式から角の1畳が壁になった感じなんですが、その出っ張った角が点前座と正客の間なので、
今回の大寄せのようにいっぱい入ると、正客から点前座が見えにくいという残念なことになります(笑)。
しかし松隠は男山の瀧本坊に小堀遠州が造ったといわれる茶室「閑雲軒」の写しなので、誰も文句は言えません(笑)。

11:10頃に終わり、松花堂庭園を後にしました。

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2016 3/13の拝観報告1(御香宮神社 月釜)


写真は、お茶室 九香軒

第2日曜日です。
今回も月釜系です(笑)。

8:00に京都駅八条口であんとんさんと合流。
竹田街道から国道24号線を南下します。
8:20に到着したのが、御香宮神社です。

第2日曜日には境内のお茶室 九香軒で月釜があります。
しかしこのお茶室、拝殿手前の左手奥にあるのですが、今まで全く気付いていませんでした。
春の非公開文化財特別公開では、こちらの貴賓館で寺宝の公開がありますね。

8:30を過ぎたころにはポツポツと入っていかれる方が増えてきたので、我々もそのタイミングで入りました。

8畳の広間のお茶室に12人ぐらい。
今回もなかなか正客の譲り合いが大変でした(笑)。
さすがに大徳寺の利休忌のように朝早くからわんさか来られるほどではないので、1席目は9:00過ぎに始まりました。

この日のお菓子の練りきりは、緑色で餡がよもぎ味。
珍しかったですが、風味がよかったです。

末席の方でしたので、気楽に楽しませて頂きました。

予想通り、9:30頃に終了。

その後の予定があったので、急いで次へと参りました。

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