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2019 12/14の拝観報告1(泉涌寺 来迎院 月釜)

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写真は、おそばを頂いた8畳間。

12/14。
討ち入りの日が土曜日でした。

午前の最後に次男くんの塾の面談があったので、それに出てから出かけました。
車で12:30頃にやって来たのが、泉涌寺の来迎院です。

毎月14日に開催されている月釜に来ました。
毎月14日に開催ですが、12月は特別です。
討ち入りの日なので、おそばも付きます。
しかしおそばが付くので、会費が1500円(通常1000円)になります。

書院の玄関で受付をして、突き当り右手奥の待合で待ちます。
さらにその奥が本席ですが、この日は突き当り左手の奥の8畳間でおそばを頂けます。
おそばのお部屋の床の間には、大石内蔵助の掛け軸がかかっています。
美味しいおそばを頂いて、待合に戻ります。

12:50頃から本席に呼ばれました。
この日だけ席入りの合図は陣太鼓が叩かれます。

この回はやや少なく16名程度。
お菓子は毎年かぶの形をした上用饅頭です。
あんが滑らかで、非常に美味しかったです。

そして最後に追った折り紙を1枚ずつ引いて、4人は当たりで赤穂のお塩が頂けます。
僕、当たりましたw

最大30名ぐらいのところを16名でゆったり使わせて頂き、お話も楽しく、非常にリラックスして楽しめました。

13:20頃にこちらを出て、次へと参りました。

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2019 12/8の拝観報告2 最終(京北 薬師寺)

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写真は、本堂前庭で、右から鎮守社、宝篋印塔、梵鐘と表門。

次に向かう際に、アディニコさんも同行を希望されたので、一緒に参りました。

丸太町通を東へ。
山越で北に向かい、周山街道へ。
高雄を越えて、11:00にやって来たのが、京北の薬師寺です。

今年の12/8に本尊の薬師瑠璃光如来を40年ぶりに御開帳すると聞いたのでやってきました。
お寺の前の道が狭いので、手前の広場が駐車場になっていました。
その駐車場から門前まで、送迎して頂けたのでよかったです。

石段を登ったら、正面に本堂が。
地元の方が既に20名ぐらいおられたでしょうか。
結構多かったですね。

受付で1000円を納めると、由緒書きも頂けましたw

早速内陣へ。
本尊は垂れ幕もあり、やや見にくかったです。
また右の脇壇には清凉寺式釈迦如来像など、なかなか仏像が豊富でした。
さらに外陣では縁起絵巻も拡げて見せてくださいました。

一通り鑑賞したところで、外陣のテーブルで大根焚と汁物を頂きました。

思っていた以上に内容は濃かったですね。

11:30頃にこちらを出て、帰宅しました。

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2019 12/8の拝観報告1(天龍寺 等観院 お茶会)

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写真は、待合の書院。

日曜日です。
土曜日の午後は妻と四条に買い物に出かけましたが、随分観光客も落ち着きました。

8:20頃に車で自宅を出て、8:40頃にやって来たのが天龍寺です。
この日は等観院で、花園大学の冬季茶会がありました。

8:40頃に到着すると、門前でアディニコさんと一緒になりました。
受付をして、待合の書院で待ちます。
どうやら部員のご家族の方お2人と我々の計4人で、9:10頃お庭にあるお茶室での本席に向かいました。
躙口から入ると、中は4畳半の小間でした。
お茶室の外観が大きいので、6から8畳ぐらいの広間なのかなと思っていました。
あとで伺うと水屋が6畳ぐらいあるそうです。
内部は極めてスタンダードな造りでした。
濃茶なので、こちらも若干緊張気味でしたw

本席の後は書院の方に戻り、今度は書院の2階へ。
2階の広間での立礼席でした。
窓からは嵐山を借景に、庭園の大きな桜が2本目の前に見えていました。
春はとてもきれいなんだろうと思いました。

10:10頃にこちらを出て、次へと向かいました。

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2019 12/7の拝観報告(建仁寺)

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写真は、紅葉の開山堂。

紅葉も落ち着いた土曜日です。

この日は午前中、少しだけ出かけました。
9:20頃に自宅を出て、地下鉄と京阪電車に乗り、祇園四条駅で下車します。

9:50頃にやって来たのが、建仁寺です。
建仁寺の本坊は10:00オープンで、京都文化協会の会員証があれば無料です。

10:00オープンの時点で、10名程並んでいました。
オープンと同時に潮音庭へ。
紅葉はまだ半分ぐらいでしょうか。
ここはいつもメチャメチャ遅いです。

しかし開山堂周辺などその他は、ピークからややピーク過ぎ。

久しぶりに法堂にも入りました。

最後の紅葉を楽しんで、10:20頃こちらを出ました。

またこの日祇園に来たのはもう1つ用事があり、帰りに南座に寄りました。
顔見世興行のチケットを発券して、頂いて帰りました。
当日はスゴイ人になるので、事前に受け取っておきます。
今年から会員カードではなくて、購入番号が必要なのを忘れていたので焦りましたw
チケットを貰って、帰宅しました。

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2019 12/1の拝観報告7 最終(吉田鶴栖居 月釜)

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写真は、鶴栖居。

八起庵を出て、市バスで丸太町京阪前から東天王町へ。
徒歩で永観堂の門前まで来ました。
まだまだ紅葉が楽しめる感じだったので、かなりの人の出入りがありましたね。

その人の出入りを観ながら、14:00のお茶会まで4人でカフェで休憩w

13:45頃にすぐ近くにある吉田さん宅にお邪魔し、鶴栖居での月釜に参加しました。
吉田さんは藪内のお茶をされており、自宅で月釜を催されています。
そもそもは桜さんのお友達で、僕も何回かイベントで桜さんと共にご一緒することはありましたが、それほどお話してはいませんでした。
そういえばこちらのお茶会でもご一緒でしたねw
しかし11/3にお呼ばれした南禅寺界隈の私邸でのお茶会で、正客の吉田さんに続いて次客をさせて頂いた際に結構お話させて頂きました。
そのご縁もあり、今回晴れて月釜に呼んで頂きました。

僕以外の3人はもう何度も参加しておられ、もう1人桜さんのお友達とご一緒で5人のお席でした。

今回は12月ということで赤穂浪士の討ち入りがテーマの設えでした。
待合の軸も大石が描かれた扇面を貼ったお軸。
菓子器も雪を連想させる柄、花入れは冬なのにかご。
これも討ち入りの際に吉良邸にあったかごを首のダミーにして布で包み槍の先に下げて歩いたことに寄せているそう。
お椀には浅野家の家紋、棗の蓋の裏には大石家の家紋が描かれていたり。
これだけテーマに沿ってお道具を集めてもらえると、お話のタネが尽きないですし、非常に勉強になりました。

こちらの月釜は招待性のようで、僕も桜さんから吉田さんの許可を得て参加させて頂きました。
帰宅後FBでお友達申請をして、このブログにこの件を載せる許可を頂きました。
それと同時に、僭越ながらアマ会への入会のお誘いをさせて頂き、晴れて吉田さんもアマ会員さんになられました(なって頂きかも)w

また吉田さんも総会等に来られることがあるかもしれませが、超大型ルーキーが入られたことをこの場でご紹介させて頂きました。

さてお茶会は15:15頃に終わり、僕は京都駅16:00に次男を迎えに行かなくてはなりませんでした。
Hitoさんと一緒でしたが、いい提案をして頂きました。

地下鉄の蹴上駅から京都駅に向かうのに、
僕は無条件に、蹴上駅→烏丸御池駅→京都駅と思っていました。
しかし
蹴上駅→山科駅→JRで山科駅→京都駅
というルートです。

何がいいって、このルートだとすべて観光客とは逆の流れなので、電車が空いているんですね。
盲点でした。
実際、メッチャ楽でしたw
Hitoさん、ありがとうございました。

こうして無事16:00に次男を拾って、帰宅しました。

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2019 12/1の拝観報告6(八起庵)

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写真は、庵弁当(3080円)。

11:25に光明院を出ます。
午後からはあんとんさん、桜さん、Hitoさんと僕の4人で行動です。
もうここまで来ているので、鳥羽街道の駅に向かいました。

京阪電車に乗って神宮丸太町駅へ。
12:10頃に昼食にやって来たのが、八起庵です。
鶏料理の専門店です。
僕も高島屋のレストラン街で親子丼を頂いたことがありますが、本店は未訪問でした。

この日は光明院の後、14:00からのお茶会までの間に昼食をということで、いろいろ候補を出しました。
・京阪沿線
・鳥羽街道駅から神宮丸太町駅の間
・3000円ぐらい
ってことで、
白河院
半兵衛麩
・八起庵
西尾八つ橋の里
が11/9の時点で候補に挙がりました。
まず半兵衛麩は人気だから、既に空いてないかも。
白河院や西尾八つ橋の里は駅からの移動もあるし、行ったことがある。
ということで未訪問の八起庵の予約を桜さんが確保してくれましたw

親子丼などの丼ぶりものも もちろんありますが、ここは庵弁当。
鳥尽くしです。
ご飯の錦糸卵の下にも鳥そぼろですw
鳥のスープも付いています。
とても美味しかったですし、結構量もありましたね。

食後はちょっとゆっくりして、13:00頃にこちらを出ました。

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2019 12/1の拝観報告5(東福寺 光明院で心の大掃除 後半)

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写真は、蘿月庵(らげつあん)。

昨夜に続き、光明院でのイベントの後半です
10:45頃から下に降りて、書院、本堂とご住職の説明を受けながら回ります。

そして玄関に戻り靴を履いて、表門まで戻ります。
通常は表門を入って左奥の庫裏に向かいますが、表門右手の墓地への木戸をご住職に続いてくぐります。
波心庭の植え込みの後ろにある築山を登っていくと、重森三玲が作った茶室 蘿月庵(らげつあん)があります。
本編にも追記していますが、庭に向かっている貴人口を囲うように円が描かれており、これは月をイメージしているそうです。
6畳の広間で、茶室の奥に円形の連子窓があるのは珍しいことではないですが、小さめの円窓が3つ横に並んでいるのはあまり見たことがなかったです。
また蘿月庵の隣にも別棟で10畳ほどの茶室があり、大学茶道部の茶会で使われることもあるそうなので、今後光明院でお茶会があるときは要チェックですね。

またさらに築山の上には展望台があり、ここからは波心庭の向こうに京都タワーが見えましたね。

通常ではなかなか見られない貴重な体験を出来て、とてもよかったです。

11:25頃に終了。
再度本堂や書院に再入場も出来ましたが、我々は次があったのでそのままこちらを失礼しました。

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2019 12/1の拝観報告4(東福寺 光明院で心の大掃除 前半)

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写真は、観庭楼 2階からの波心庭。

一昨日の続きに戻ります。
龍吟庵を出て、南下します。

9:50頃にやって来たのが光明院です。
この日は10:00からこちらで、そうだ 京都、行こうのイベント「光明院で心の大掃除」がありました。
アマ会からは僕、あんとんさん、桜さんとHitoさんの4人といざ、上洛さんと至誠館さんの2人の計6名。
全体で20名でした。

光明院はこの日も拝観者は多かったですが、書院(観庭楼)の廊下の突き当りにある通常立ち入り禁止の扉の奥に入って、2階に上がりました。
2階は広間になっていて、そちらでご住職から法話がありました。
ご住職からも「今年の紅葉は葉が黒く、色づきはイマイチだ」とのお話がありましたが、2階からの波心庭に眺めはよかったです。

法話の最後に現在の東福寺の原田融道管長直筆の「洗心」の色紙が1人にプレゼントされました。
その1人とは最初に配布した紙に光明院の印が押してある人でした。
結局それが僕だったのですが、印刷の文章の最後に押してあったので、「みんなに押してある」のかと思い気づくのが遅れましたw
貴重な色紙を頂き、今は部屋の棚の上に飾ってありますw

その後は広間でおはぎと呈茶。

ご住職への質問タイムもあり、まずは前半こんな感じでした。

10:45頃に下に降りて、いよいよ境内を回ります。

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2019 12/22の拝観報告(南座 吉例顔見世興行)

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写真は、南座に揚がるまねき。

本来は12/1の拝観報告の続きですが、「この話題には鮮度がある」ので今回差し込みで掲載させて頂きます。

この日は毎年恒例の顔見世興行 昼の部に参りました。
もう僕も松竹歌舞伎会に入っているので、チケットが取りやすくなりました。

10:30から始まるので、10:00オープンと同時に高島屋へ。
事前に予約しておいたお弁当を引き取り、さらにもう1つお買い物をしてから南座へ。

10:30 最初の演目は輝虎配膳。
川中島の合戦で死闘となった長尾輝虎は、なんとか敵軍師の山本勘助を引き抜きたい。
そこで家老直江実綱(かの直江兼続の義父)の嫁が勘助の妹なので(史実ではない)、妹に会いにということで、勘助の母 越路と付き添いで勘助の嫁 お勝を呼び寄せる。将軍より拝領の着物を与えるも「古着は着ない」と突き返す、お膳を輝虎自ら配膳するも「こんなもので釣られはしない」と蹴返す始末。激怒して切り捨てようとする輝虎を吃音のお勝が何とかなだめて許され放免されるお話。

長尾輝虎は片岡愛之助さん、越路はその義父の片岡秀太郎さん、実綱を中村隼人さん。
最後にビシッと決められると、鳥肌が立つほどカッコいいですねw
階段の上で仁王立ちの輝虎の右足にすがるように実綱が控える姿。
日本人が好きな「アシンメトリーの黄金比」なんだと思いました。

11:10頃に終了し、15分の幕間。
トイレに行きましたが、基本歌舞伎は女性が多いので、男子トイレがそれほど混まなくて助かりますw

11:25からは戻駕色相肩(もどりかごいろにあいかた)。
浪花の次郎作と吾妻の与四郎が籠を運んでおり、ちょっと休憩する場面。
お互いに大阪、江戸の廓の自慢をする。
さらに籠に乗っていた禿たよりも京の島原の様子を踊ってみせる。
しかし踊っているうちに次郎作が連判状、与四郎は香炉を落としたことで、実は次郎作が石川五右衛門、与四郎が真柴久吉(つまりは羽柴秀吉のことですね)とバレる。
互いに因縁の相手なので険悪な空気になるが、禿たよりがなだめて事なきを得る話。

吾妻の与四郎を中村時蔵さん、浪花の次郎作を中村梅玉さん、禿たよりを梅玉さんの養子となり、梅丸改め中村莟玉さん。
劇中最初に口上がありました。
しかしいつ観ても時蔵さんの踊りは滑らかできれいです。
お体がとても柔らかいのではないでしょうか。

12:00に終了。
ここで30分の幕間ですので、お弁当タイムw
高島屋で予約していた、

和久傳の鯛ちらし弁当 2916円。

和久傳さんの鯛ちらしは鉄板ですね。
やっぱり美味しい。
結構ご飯がぎっしりですので、女性ならちょっと多いかも。

12:30からは金閣寺。
悪党 松永大膳(松永弾正久秀のことでしょう)は、弟の鬼藤太と最近部下にした十河軍平を従えて金閣寺で碁を打っています。
雪舟の孫娘の雪姫を捉えて軟禁しています。大膳は雪姫に金閣の天井に龍を書けと言いますが、秘伝の手本の行方知れずであり描けないと言うと、オレの女になれと迫ります。さもなくば同じく捉えた夫の狩野直信を殺すと言います。そこに十河軍平が敵の小田(織田のことですね)から此下東吉(木下藤吉ですねw)を引き抜いてくる。大膳は小手調べに此下東吉と碁を打ちますが、負けちゃいます。不機嫌になった大膳はイジワルがてら、碁笥を井戸の中に投げ入れ、手を濡らさずに取れ」と命令します。すると東吉は滝から樋で井戸に水を注ぎ、浮き上がってきたところを扇子で掬い取って見せ、大膳は大いに気に入ります。次は雪姫へ。雪姫が龍の手本がないから描けないと言うので、それならと大膳が宝剣を滝に掲げると滝に龍が映ります。それを見た雪姫はこれこそが家宝の倶利伽羅丸であり、これを持っている大膳こそが父の仇であると気づきます。その場で仇を討とうとしますが、そこは非力なので取り押さえられ縛られます。口惜しさと悲しさで泣いていると、祖父の故事を思い出し、雪姫も足でネズミを描きます。すると故事のごとく描いたネズミが動き出し、縄を食いちぎってくれます。それを見た鬼藤太が取り押さえようと来ますが、ここで此下東吉こと真柴久吉(羽柴秀吉ですね)と十河軍平こと佐藤正清(加藤清正ですね)が寝がえり助けてくれます。十河軍平は予め敵方に潜伏していたのです。しかもその本当の目的は、捉えられた将軍の母 慶寿院尼の救助でした。真柴久吉は金閣の2階に上り火頭窓を開くと慶寿院尼がおり助けます。最後はみんなで大膳を囲みますが、真柴久吉はここで多勢に無勢で討つのは卑怯だからと、大膳を本拠地の信貴山に帰りてやってお終いです。

配役は成駒家一門勢ぞろい。
大膳は中村鴈治郎さん、真柴久吉は弟の中村扇雀さん、慶寿院尼は父の坂田藤十郎さん(妻は扇千景、妹は中村玉緒さん)、雪姫は息子の中村壱太郎さん。そして十河軍平こと佐藤正清が片岡愛之助さんで、狩野直信は中村芝翫さんです。

鴈治郎さん、ワルそうでしたねw
扇雀さんの真柴久吉になった時のオーラもスゴかったですし、壱太郎さんはきれいでした。
とうとう今回の藤十郎さんは座ったままで、動くシーンはなかったですね。御歳88歳なんで、やむを得ないところでしょうか。
演出面では、金閣の2階のシーンになるときは、扇雀さんが登った後に、観客に見えやすいように舞台が下がってきたのには驚きましたw
見ごたえ十分でしたね。

14:00頃に終了し、20分の幕間。
ここでおやつタイム。
高島屋で買ってきた、

クラブハリエのカットバーム 594円。
以前から店頭にあるのを知っていたので、今回買ってみました。
こちらも鉄板の美味しさですが、店頭で観る以上に大きいですね。
女性なら半分で十分でしょう。

14:20から最後の演目、仮名手本忠臣蔵の祇園一力茶屋の場です。
主君を討たれた大星由良之助(大石内蔵助のことですね)は、この日も祇園の一力で放蕩三昧。焦れた三人侍と足軽の寺岡平右衛門が一力に来て真意を問うも、やる気なし。皆はいきり立つも、平右衛門がなだめて治めます。平右衛門は足軽なので討ち入る立場にないのですが加わりたいのです。
皆が去った後に、嘆願書を出すも全く相手にされず。諦めて引き上げた後に息子の大星力弥(大石主税ですね)から密書が来ます。もちろん討ち入りの決行についてです。
その直後にかつての同僚斧九太夫が登場。しかし由良之助はもはや九太夫は敵の密偵であると気づいているので、密書を隠します。
九太夫は主君の命日と知った上で、忌むべき生もの(タコ)を勧めて討ち入りの覚悟を図りますが、由良之助は楽勝で食べちゃいます。
九太夫、最後は籠で帰るふりをして、縁の下に隠れます。
誰もいなくなったと思ったところで由良之助は密書を読みますが、それを縁の下のいる九太夫と遊女のお軽が面白半分で鏡に写して盗み見てしまいます。そんなお軽に気づいた由良之助は、お軽を呼び寄せ身請けすると言い出します。その手続きに行くのと入れ違いで平右衛門が登場。前段で触れていますが、実は平右衛門とお軽は兄妹なんですね。お軽から由良之助との経緯を聞いて、由良之助がお軽を殺すと思い込みます。それならいっそ自分の手でと、お軽を切ろうとしますが当然お軽は意味が分からず逃げます。逃げて落ち着いた後に、平右衛門はお軽に実は2人の父もお軽の旦那も既に死んでいるという事実を話すと、お軽は絶望し死にたいと言います。それを陰で聞いていた由良之助は不憫に思い、平右衛門を仲間に入れてやります。お軽も夫の代わりに手柄を立てるために縁の下の九太夫を刺させます。これでさあいよいよ、討ち入りへというところで話は終わります。

今度は松嶋屋一家が出てきます。
大星由良之助は片岡仁左衛門さん、お軽は息子の片岡孝太郎さん、大星力弥は孫の片岡千之助さん、寺岡平右衛門は中村芝翫さんです。

酔っ払いでダメンズの由良之助も、討ち入りを表明するキリっとした由良之助も、とにかく仁左衛門さんはカッコいいです~~~w
個人的には終盤ということもあったと思いますが、平右衛門とお軽のからみが長かったですね。
15:55頃に終了。

毎年終わった時には、行ってよかったな~~~と思います。
アノ芸はお金を払ってもみたいですね。
 
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2019 12/1の拝観報告3(東福寺 龍吟庵)

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写真は、紅葉の龍の庭。

明暗寺を出ましたが、イベントは10:00から。
まだ時間があります。
本来は久しぶりに一華院に行きたかったのですが、10:00から。

そこでどこで時間をつぶそうかと考えて、9:30頃にやって来たのが龍吟庵でした。
こちらに来るのはかなり久しぶりです。

通天橋に行く人がメッチャ多かったので、こちらにも流入が多かったですね。
方丈前でお寺の方が説明をしておられましたが、先を越して奥に進むのが億劫になるぐらいの人垣でした。

紅葉は敷き紅葉の始まりぐらい。

きれいでしたね。
由緒書きは僕が拝観を始めた当初から変更なしw

9:45頃にこちらを出て、イベントに向かいました。

明日は本来この続きですが、1話だけ差し込みをします。

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2019 12/1の拝観報告2(東福寺 明暗寺)

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写真は、開扉された弁天堂。

霊源院を出て、先に進みます。

9:15頃にやって来たのが、明暗寺です。
今年の秋はこちらの弁天堂が開扉され、300円でうさぎの形をしたわらび餅が頂け、虚無僧と写真も撮れるという企画をしておられました。
このような企画gがあることは早めに察知していましたが、当初はそれほど興味がありませんでした。
しかしアマ会のフリッパーさんから、「A4の由緒書きが頂ける」と聞いて、俄然行く気になりましたw

この時間はまだ始まったばかり。
歳に似合わずウサギの形をしたわらび餅も頂き、由緒書きも頂けました。
弁天堂内も見せて頂き、9:25頃にこちらを出ました。

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2019 12/1の拝観報告1(東福寺 霊源院)

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写真は、書院の前庭。

紅葉最後の週末の日曜日です。
この日はツアーが1つあり、それに絡めての1日です。

まずは7:30頃に自宅を次男と出ました。
次男がアウトドアクラブのため、8:00京都駅に集合だったので。
8:00前に次男を八条口の集合場所に連れていき、珍しく出発のお見送りまでしました。
いつもは9:00集合で9:15ぐらい発なので、出発を待たずに妻と大阪に向かうことが多いのでw

8:20ぐらいに京都駅を出て、奈良線に乗り東福寺駅へ。
9:00まではまだ時間があったので、通天橋の方へ行ってみました。

そしたらやはり大行列。
そこでこの後のツアーに参加予定のいざ、上洛さんに遭遇。
ちょうど時間をもてあましていたので、いいお話相手になってもらえましたw

9:00なったので駅方向に戻り、霊源院の御朱印に向かいました。

昨年から紅葉の時期に御朱印をされるようになり、昨年も行っています。
しかし始まった頃は方式が固まっておらず、やり方が変わることもあるので行ってみました。

すると予想的中w
昨年は表門から入って、直接左手の本堂へ。
本堂に上がって御朱印を頂くという方式でした。

しかし今年は表門から入ってまずは右奥の庫裏に入ります。
庫裏から上がって書院で御朱印を頂きます。
そして書院から廊下を経て本堂へ。
しかし本堂は中には入れず、外からのお参り。
お庭には本堂の外にあるサンダルを履いて出る方式でした。

今年は地蔵尊の御朱印を頂き、温かいお茶も頂き、9:15頃にこちらを出ました。

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2019 11/30の拝観報告2 最終(安祥寺)

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写真は、書院と紅葉。

清水寺を出て、安井金毘羅宮から、花見小路を北上します。
観光公害がいわれるようになり、この辺りも外国人だらけになりましたね。

道の両端を見ていると、結構新しいお店もありますね。
僕も久しぶりに花見小路を歩きました。

四条通に出て西へ。
南座の前を通ると、顔見世興行はこの日が初日。
今年も楽しみですね。

京阪電車に乗り三条駅へ。
地下鉄東西線に乗り換え、山科駅で下車。
10:10頃にやって来たのが、安祥寺です。
山科界隈のお寺が集まって秋の特別公開をしておられ、その中に安祥寺もありました。

今年の1月にクラブツーリズムのツアーで初めて来て、5月には非公開文化財特別公開で来て、今回が3回目。
もう既にすべてを観ていますが、WAN初代から「きれいな由緒書きが出来ている」と聞いたので、行かないわけにないかなくなりましたw

受付をして、きれいな由緒書きを頂けましたw
梵鐘から始まり、本堂、多宝塔跡、地蔵堂に大師堂。
最初の頃から比べると、境内がずいぶんきれいになりました。
参観路もきれいな白い砂利が敷かれていましたし。

一通りお参りをして10:30にこちらを出て、この日は帰宅しました。

これだけきれいな由緒書きを作ったということは、恐らくこれからも春と秋ぐらいは特別公開をされるのでしょうね。

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2019 11/30の拝観報告1(清水寺)

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写真は、阿弥陀堂からの紅葉(本堂は改修工事中)。

土曜日です。
紅葉はこの週末で終わりでしょう。
もう少しだけまわってみることにしました。

8:30頃過ぎに自宅を出て、バスに乗ります。
清水道のバス停で下車して、9:00にやってきたのが清水寺です。
清水寺に来たのは、ここ紅葉を見たことがないなって気づいたからですw

清水寺は万年観光客でいっぱいなのでもうあまり近づかないですが、朝1番ならまだマシです。
清水坂も人を避けながらということもなく登れました。

しかし行ってみて思い出したのですが、本堂が改修中でしたね。
阿弥陀堂からのお約束のアングルが、きれいに撮れなくて残念です。
また本堂の改修が終わったら、リベンジしようかなw

さらに先に進み、子安の塔の側から見る本堂の舞台もきれいな紅葉でした。

9:30、これから人が増える前に、こちらを出ました。

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2019 11/27の拝観報告12 最終(瑠璃光院)

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写真は、1階から観た瑠璃の庭。

やっと15:40になりました。
同じ時間の人が続々と集まってきます。
集まったら一団になって瑠璃光院に向かいます。
もちろんこの時点でこの日の拝観券は売り切れていました。

15:50頃に中に入れました。
最初から書院の2階に上がります。
その写真がこちら
もう今回が今までで1番きれいでしたので、本編の写真も入れ替えています。

きれいに反射するテーブルが置いてあるので、みなさんそこが撮影スポット。
写真の向こうにも入れますが、入るような雰囲気ではないです。
さらにこの写真の背後には10人以上人がいますw

次は書院を1階へ下ります。
1階からの瑠璃の庭が、上の写真です。

書院から仏間。

最後に半階分下に降りた茶庵の喜鶴亭。
その前庭が臥龍の庭
いずれも今までで1番きれいでしたし、1番人が多かったですw

結局16:30頃までいて、こちらを後にしてこの日は帰宅しました。

来年瑠璃光院に行こうと思っておられる皆さん、朝1番に行ってまずは整理券を貰った方がいいですね。

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