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萬福寺5 プレミアム大茶会


写真は、隠寮の内部。

2021/11/21にプレミアム大茶会が開催されました。
参加費は1人2500円。
会場は禅堂書院(3席)、隠寮(1席)、東方丈(2席)、西方丈(1席)、五雲居(1席)、双鶴亭(1席)、鐘楼(1席)の10席。
時間枠が6つあり、
①11:00~11:30
②11:45~12:15
③12:30~13:00
④13:45~14:15
⑤14:30~15:00
⑥15:15~15:45。
上記の会場のうち3つを選んで、各時間枠を最初に現地で予約する方式でした。

10:00受付開始の9:30着で10番目ぐらい。
10:00には40人以上が並んでおられました。
今回は未訪問の①隠寮、②禅堂書院、③鐘楼とまわりました。

隠寮
禅堂の右手の小道を入ると、右手に長い回廊があります。
回廊の奥に控えの間を介して、8畳×2間の隠寮があります。
床の間、付書院があり、床柱が敢えて凹凸のある木を使っていました。
欄間が三ツ葉葵、庭園の池には水がなく、古い瓦が敷き詰められていました。

鼓楼の手前の回廊を進んだ先の竜宮門を入ります。
正面奥に禅堂があり、右手の紅葉がきれいでした。
左手に書院とその唐門があります。
門から入ると4畳幅の広い廊下が奥にも4畳あります。
その奥、正面左右に12畳×3間の広間があります。
3の間は庭側、中央の2の間には神棚があり、奥の1の間には床の間や付書院がありました。

鐘楼の正面が開いており、1階の16畳の広間でお茶を頂きました。
普通の部屋より天井が高く、鐘は2階にあります。



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花のいえ(角倉了以邸趾)


写真は、關鳩楼(かんきゅうろう)と表庭園。

花のいえは公立学校共済組合の嵐山保養所で、宿泊や入浴+お食事が頂けます。元々こちらは江戸時代の豪商で高瀬川を開削した角倉了以の邸宅跡です。

アクセス
嵐電嵐山駅で下車し、改札を出て長辻通を左へ進みます。
約150mで渡月橋の交差点に着くので、ここを左折します。
さらに清滝道を越えて渡月橋から約330m進んだ左手に、花のいえの唐門があります。

花のいえはかなり改築改装されてるので、主な建物は鉄筋コンクリートです。
敷地中央にある關鳩楼(かんきゅうろう)が当時の離れ座敷の外観を、そして庭園が当時の面影を残しています。
食事で訪れることが多いと思いますが、入浴もセットで
すみのくら弁当 2,900円、昼御膳おぐら 3,900円、昼御膳あたご4,900円、四季の花会席5,900円(すべて室料・税サ込)とリーズナブルですので、事前に予約された方がいいです。

唐門を入ると正面に玄関があります。
玄関手前の左手は表庭園になっており、左手には茶室の遊心亭があります。
玄関を入って受付をして左に進むとロビーがあるので、そちらで待ちます。
ロビーの右手に廊下に沿って8畳の個室が連なり、そちらで食事をします。
お部屋は廊下の左手奥に続きますが、右手には大浴場があります。
そしてロビー正面の廊下の先には關鳩楼(館内での通称:ごてんの間)があり、予約がないと見学も可能です。

本来は食事するお部屋の庭園側に外履きがあるので、中庭園から關鳩楼を回り込んで表庭園を散策することになりますが、説明の都合上玄関側から進みます。
玄関左手から表庭園に入ります。
左手には茶室の遊心亭があり、この辺りも紅葉がきれいです。
茶室の奥には樹齢300年と推定されるムクロジがあります。
砂利の散策路を進むと、右手に關鳩楼が見えます。
そのまま進み庭園に沿って關鳩楼を右手に見ながら奥を回り込みます。
途中には灯篭や苔蒸した大きな岩があります。

關鳩楼の反対側、食事をする棟との間が、伝小堀遠州作庭の中庭園です。
中央に枯山水の川が蛇行し、石橋が所々に架かっています。
切支丹灯篭があり、紅葉が非常にきれいです。

關鳩楼
予約がなければ、食後に關鳩楼の内部を案内して下さいます。
ロビーからまっすぐに廊下を進むと船底天井の外廊下になり、關鳩楼につながります。
入口には「關鳩楼」の扁額があり、林羅山の書です。
玄関間も船底天井で、狩野派の杉戸絵が複数あります。
玄関間の右手が關鳩楼の広間です。
今は朝食会場になっているそうです。
30畳以上あり、左手奥に違い棚と付書院があります。
違い棚は一部が上下繋がり箱状になっており、付書院には雪灯籠が飾られています。
かつてこちらの襖絵は長澤蘆雪筆の紙本墨画張旭揮毫図でしたが、登録有形文化財に指定されたのを機に京都国立博物館に寄託されています。


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ちおん舎(旧西村家住宅)


写真は、本座敷と茶室北庭。

ちおん舎(旧西村家住宅)は烏丸御池の南西にある町屋で、今はイベントスペースとして活用されています。

アクセス
地下鉄の烏丸御池駅で下車します。
4-1出口から地上に出ます。
そのまま真っすぐに御池通を直進します。
約180m先、3筋目の衣棚通を左折します。
さらに約150m先、一筋越えた先の右手にちおん舎の入口があります。

元々こちらは室町時代に創業した法衣商で、千吉西村吉右衞門家の旧宅でした。
正面に塀を建てる典型的な大塀造形式です。

今回は2021/11/3の「ちおん舎 初めてのお茶席体験」で内部に入りました。

正面左手の門を入ると、石畳の玄関庭があります。
正面に内玄関、右手は今はギャラリーになっていますが、元はここが表玄関だったそうです。
玄関を入ると右手に6畳の玄関間があります。
さらに奥には6畳の次の間があります。
次の間の右手には茶室南庭があり、苔の間の飛び石の先には蹲踞があり、左手には茶室の躙口があります。

次の間を奥に進むと左手に2階への階段があり、階段を登った正面にはステンドグラスが見えます。

次の間の奥には本座敷があります。
手前から12.5畳、4畳、10畳の3間構造です。
額は富岡鉄斎の書、床の間にはバーナード・リーチのお皿、河井寛次郎の陶器、棟方志功の不動明王図が掛けられていました。
本座敷の右手には茶室北庭があり、左手には手水鉢とキリシタン燈籠、右手には茶室の貴人口があります。

茶室は4畳半の小間で、天井は葦、網代、化粧屋根と真行草になっています。

本座敷の奥には蔵があり、座敷左手と蔵の間に小さな奥の庭があります。

2階への階段を上がると、右手に1階と同じぐらいの広間があります。

ちおん舎 初めてのお茶席体験
小山園主催で例年春、夏、秋の日曜日が祝日に開催されており、10:00~12:00と13:30~15:30の2部制です。
1席定員は6名で、4000円です。
最初に次の間で説明と茶葉の製法のビデオ鑑賞。
そしてこちらでお菓子を頂きます。
茶室南庭の躙口から茶室に入り、床の間を拝見し、お薄を1服。
最後は本座敷に入って、まずは手引き臼の体験。
そしてテーブルで各自でお薄を点てて頂きます。
お作法などは1から教えて下さいますので、いい経験になると思います。


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大丸ヴィラ


写真は、外観。

大丸ヴィラは烏丸丸太町にある大丸初代社長 下村正太郎の邸宅で、大丸の迎賓館にもなっているそうです。

アクセス
地下鉄烏丸線の丸太町駅で下車します。
出口2から地上に出て、左へ進みます。
約20m進んだ左手に大丸ヴィラがあります。

昭和7年にヴォーリスの設計で建築されました。
16世紀の英国で流行したチューダー様式(チューダー・アーチ やリネンフォールドなど)で建てられているので、当時は中道軒(ちゅどうけん)と呼んでいたそうです。

通常は非公開ですが、2021年秋の「山形政昭先生とめぐる 京都のヴォーリズ建築探訪」で内部を拝見しました。

表門を入ると三角屋根の玄関が左右にあります。
右側は今でもお住まいのようで、左側の内部を見学出来ました。

外観は1階は白い石積んでいますが、外側はきれいに整形された石、内側が荒い面にして意匠化しています。
2階はハーフティンバー様式で、木の格子で枠のように囲いその中にレンガのように見える泰山タイルを貼っています。
さらにその上は雪国のような急こう配の屋根で、屋根の上にはスレートが敷き詰められています。

左手に進むと側面にはレンガ調の煙突が膨らんで伸び、2階部分は日時計になており、煙突の先端はねじれ棒のようになっています。
さらに奥に進むと庭への中門がありますが、門の上には鳥の巣箱があり、屋根の上には風見鶏が付いています。

裏庭は広い芝生になっており、右手奥には蔵、その手前には藤棚の柱が残っています。中央奥には石組みのある日本庭園のような池があり、
池の脇には大きなイチョウの木がありました。
また井戸や灯篭なども点在しており、和洋折衷な印象です。

左手の玄関から内部に入ります。
左手に向かって玄関ホールが拡がり、正面に2階への階段があります。
玄関ホールに入ってすぐの頭上はチューダー・アーチになっています。
玄関ホールの床は石張りで、側面は外観と同じく木と泰山タイルのハーフティンバー様式。
階段の前は2階まで吹き抜けになっており、鹿の顔の剝製がリビングへの扉の上に付いています。

左手奥の扉から居間へ。
ここから床はフローリングに。
天井は幾何学模様の漆で、側面には布を織り込んだ模様を木のパネルに彫ったリネンフォールド。
さらに奥の庭に面してサンルームがあります。
居間の右手には食堂が続きます。
食堂の天井は船底天井のような中央が高い三角の傾斜で、それが左右対称に格子状になっています。
奥には暖炉がありますが、人の顔が彫られたマントルピースが印象的です。

玄関ホールから階段で2階へ。
階段の手すりはねじれ棒のような装飾になっています。

階段は踊り場で180度折れ、上がった正面は1階からの吹き抜け部分。
この右手がかつての書斎、浴室、寝室で、左手が客室です。
かつての書斎、浴室、寝室は今は1つにぶち抜かれ、会議室として使っておられるそうです。
木調の木の意匠はすべて書斎のものにそろえています。
旧書斎の部分には、作り付けの本棚が残っています。

書斎の外にはバルコニーがありました。


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2022 2/20の拝観報告(東福寺 東福寺の仏像 近畿文化会)


写真は、愛染堂。

日曜日です。
この日は午後からお出かけです。

12:30に京阪東福寺駅に集合して参加したのが、近畿文化会の「東福寺の仏像」です。
過去に2回計画されていましたが、いずれもコロナ禍で延期。
今回やっと開催となりました。
参加者は28名、参加費は7500円でした。

最初に同衆院ですが、現在あいにく閉堂されており不動明王像にはお参り出来ず。
次に仏殿へ。
こちらは現在京の冬の旅でも公開中です。
釈迦如来像、阿難尊者と摩訶迦葉尊者。
右手奥の仏手にお参りしましたが、特別に右の脇壇も開けて下さり、帝釈天像と梵天像にもお参りできました。

さらに光明宝殿と龍吟庵は2班に分かれて交代でお参り。
光明宝殿では阿弥陀如来像、朱塗牡丹唐草文透彫卓、金剛力士像、二天王立像、地蔵菩薩像、僧形菩薩像、傅大師像にお参り。
この辺りは常に安置されていますが、そもそも光明宝殿がなかなか公開されないですね(2018年の春の非公開文化財以来のようです)。
龍吟庵は現在屋根が修復中。
お庭の石がすべてなくなり、足場が組まれ、お庭的には残念な状態w
内陣には入れませんでしたが、裏の開山堂内に入れました。
大明国師像、宝釈釈迦如来像と亀山天皇像ですが、こちらも2018年の春の非公開文化財で1度だけ公開がありました。

休憩を挟んで通天橋エリア。
お堂の外から覗く感じで愛染堂の愛染明王像。
開山堂は修復が完了し、こちらも外から。
普門院は目下改修中です。

さらに三門へ。
こちらも現在京の冬の旅で公開中。
宝冠釈迦如来像と十六羅漢像。
さらに障壁画についても説明がありました。

最後に永明院南明院を2班に分かれて交代で拝観。
永明院では圓鑑禅師坐像、大道一以坐像と宝冠釈迦如来坐像。
こちらは2013年の秋の非公開文化財で過去に1回公開があったのみですね。
南明院では修復を終えた釈迦如来像、旭姫像と庭園。
こちらは皆さんも記憶に新しい昨年秋の非公開文化財で公開されたばかりですね。

東福寺の仏像を一気に総復習したような、濃密な会でした。 
16:30頃に終了して、帰宅しました。

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2022 2/19のランチ報告2 最終(フレンチカフェ ル・クロ スゥ ル スリジェ ~桜の樹の下で~ )


写真は、店内。

11:00に三宝院を出て、霊宝館にやって来ました。
この時期霊宝館は仏像棟を無料で公開しているので、誰でも入れます。
その霊宝館エリアの中にあるフレンチカフェ ル・クロ スゥ ル スリジェにやって来ました。

京の冬の旅のスタンプラリーでコーヒーを頂けるのですが、
それならついでにお食事も頂こうかなと。
「スタンプラリーの奥の意図」にガッツリひっかかってみましたw

まだオープン直後だったので、僕1人。
       
 
注文したのはジューシーなハンバーグをライスセットにしました。
他にもサラダ・デザートセットやドリンクなどもオプションで足していけます。
単品が1155円+ライスセット(176円)=1331円。
これにスタンプラリーのコーヒー。
お食事のハンバーグですが、非常に美味しかったです。
おすすめです。
醍醐寺に来られてランチタイムに差し掛かられたら、こちらでランチされてはいかがでしょうか。

最初は僕1人で、後半に4人組が来られただけだったので、珍しく長居しました。
11:40頃にこちらを出て、この日は帰宅しました。

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2022 2/19の拝観報告1(醍醐寺 三宝院)


写真は、表書院。

土曜日です。
この日は醍醐方面で用事があったので、朝から来ていました。
その用事が思ったより早く終わったため、10:30に醍醐寺に来てみました。
京の冬の旅で三宝院 本堂の中に入れると聞いていました。

さてまずは三宝院の通常チケットで500円を納めます。
昨年9月からそうでしたが、玄関に上がる手前右の門が開いており、
上の写真のようにお庭の一部に入って伽藍やお庭を見ることが出来るようになっています。

そして玄関を上がった右手で京の冬の旅のチケットに800円。
こちらはダブルになるのでやや高い感じは否めません。
表書院、純浄観は通常通り。
しかし2月なので、拝観者は少なくて快適でした。
そして本堂。
特別拝観時でも本堂内に入れるのは稀ですね。
今回は内陣の前まで行けたので、快慶の弥勒菩薩像をじっくり拝見出来ました。
そして奥宸殿。
奥宸殿にはいつもの醍醐棚と寺宝展示が3点ほどありました。

滞在時間のほとんどを本堂内に費やして、11:00頃にこちらを出ました。
 
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妙心寺37 特別拝観31 福寿院 


写真は、方丈と前庭。

福寿院(ふくじゅいん)は徳川幕府 譜代大名 水野家が創建した、妙心寺の塔頭の1つです。

アクセス
妙心寺境内の地図の中央やや右にある如是院の下、順路で手前右手にあります。

江戸時代初期、松本城主 水野忠清の室である福寿院が創建しました。
福寿院は前田利家の娘だそうです。
1653年に忠清の子である水野忠職(ただもと)が再建し、性宣院(しょうせんいん)と改称。
江戸中期の1718年、さらに子孫の水野忠茂の庇護により台嶽和尚が中興して福寿院に改めました。

通常は非公開の塔頭ですが、2022/1/8~1/25に開催されたアニメとのコラボ企画「五等分の花嫁∬ 」でグッズ販売と同時に方丈にお参り出来ました。

表門をくぐると前庭があり、正面に庫裏、右手奥に方丈への唐破風の玄関があります。
庫裏から入ります。
庫裏の奥がすぐに方丈です。
方丈は手前が3間構造で左手奥に内陣がありますが、仏間には布が掛けられていました。

方丈の右手(南庭)と奥(東庭)にL字に方丈前庭が拡がります。
東も南も苔のきれいな庭園です。
東庭の奥には墓地があるようです。
また東庭には方丈脇に手水鉢がありました。


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大徳寺30 特別拝観17 大光院


写真は、客殿までの参道。

大光院(だいこういん)は豊臣秀吉の弟の秀長の菩提寺として当初は大和郡山に創建されましたが、藤堂高虎が大徳寺山内に移築しました。

アクセス
大徳寺境内の左のやや下、龍光院の下隣りにあります。

古溪宗陳(こけいそうちん)を開山にして大和郡山に創建されました。
江戸初期に大徳寺境内に移築されますが、江戸中期に焼失。
すぐに再建されたのが、今の客殿と書院です。
昭和39年に紫野高校を造るにあたり、現地に移転しています。

通常は非公開の塔頭ですが、2022/1/17~3/18(2/15~2/18を除く)に、今日の冬の旅で公開されました。

表門を入ると右手奥に庫裏、左手に鳥塚の石碑、そして客殿への参道があります。
参道の突き当りに客殿の玄関があります。
玄関を入ると、左手に客殿、右手に茶室 蒲庵(ほあん)とその露地庭園があります。

まず客殿へ。
客殿は6間の方丈様式ですが、手前の3間と右手奥の書院が公開されました。
室中の間の内陣中央には開山の古溪宗陳像、右手には二世の蘭淑宗秀像、左手には豊臣秀長像がお祀りされていました。

客殿の襖絵は狩野探幽の雲龍画ですが、これは伊達家にあった屏風を襖絵に仕立て直しているので、屏風の折り目が残っています。

客殿の前庭は手前が白砂、右手奥に苔の島があります。
庭園の背後に生垣があり、アカマツはその奥に生えているので、幹は見えないのですが枝だけが生垣から突き出ているという珍しい光景でした。

次に茶室 蒲庵。
客殿右手奥の廊下伝いにつながっており、3畳の水屋へ。
水屋の奥に2畳台目の茶室があります。
比較的窓の大きい明るめの茶室です。
また今はありませんが、移築する前は露地に黒田長政、加藤清正、福島正則が寄進した庭石があったので、「三石の席」とも云われていたそうです。


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2022 2/13のランチ報告3 最終(Mr.Maurice’s Italian エースホテル京都)


写真は、店内。

泉涌寺の戒光寺を出て、京阪の東福寺駅へ。
三条駅で乗り換えて、東西線で烏丸御池駅へ。
あんとんさんは別件に行かれたので、ここから12:30に4人で向かったのが旧新風館に出来たエースホテルのMr.Maurice’s Italianです。

今回はウィンタースペシャルの「京都ぽーく、丹波黒鶏グリル等こだわり食材の特別コース全4品」を頂きました。

さてエースホテルですが、烏丸御池にあるので立地は至便です。
ただなんだかちょっと入りにくいというか、開放感がないですね。
入口からMr.Maurice’s Italianへの動線もちょっと分かりづらい感じはあります。
ただ店内に入れば広々としており、テラス席もあったので春や秋は気持ちよさそうです。

       


食事は写真ような感じ。
1:前菜盛り合わせ  京都ぽーくのポルケッタ トンナートソース 、自家製リコッタと旬のフルーツサラダ 、赤海老のクルード 京都産実山椒ドレッシング
2:九条ネギと帆立貝柱の自家製生麺フェットチーネ レモン風味 
3:丹波黒鶏もも肉と胸肉のミックスグリル、季節の野菜添え
4:宇治抹茶のティラミス とコーヒー または 紅茶

いずれも美味しかったですし、ボリュームもありました。
また店内が広くて、そこそこお客さんはいたのですが密封感がなかったので快適でした。
そうそう、それとイスが大きくて窮屈じゃなかったですね。
総じて居心地がよく、長居しましたw

ちゃんと食事中は黙食して、それぞれの食後にマスクをして4人でお話をしました。

14:30頃までゆっくりして、こちらで解散しました。

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2022 2/13の拝観報告2(泉涌寺 戒光寺 クラウドファウンディング 小川流煎茶お茶席体験)


写真は、客殿の茶室と庭園。

知恩院を出て、円山公園を散策して八坂神社を抜けます。
祇園のバス停から市バスに乗り泉涌寺道へ。
10:00前にやって来たのが戒光寺です。
今回は2021年の大雨で本堂の屋根が一部崩落し、調査すると屋根全体を直さなくてはならなくなりました。
そこでクラウドファンディングされることになり、それに我々が申し込みました。
その返礼が内陣拝観+煎茶席体験でした。
2万円の寄付で5名まで参加可能でしたので、1人4000円でした。
この日参加したのは、申し込みしたさくらさん、あんとんさん、Tさん、あきさらささんと僕です。

まずは煎茶席体験。
本堂に向かって左手に客殿があるので、そちらに通されます。
客殿の右手奥に煎茶のお茶室があります。
こちらで小川流の煎茶席を1時間。
小川流なので一服が4~5滴ぐらいw
でもまあこのメンバーは皆さん既に小川流の煎茶席は体験済みでした。

1服目で葉を拡げて、2服目で本当の味を楽しむ。
さらに実は内々では、2服目の後に多めのお湯を入れて頂かれることもあるそうですw
それで非公式の(笑)3服目も頂きましたが、それでも通常頂く緑茶より味が濃かったです。
お茶席の後、襖を開けてお庭も見せて下さいました。
本堂に向かって左手(東側)になるので、こちらも通常は見られないお庭です。
枯山水庭園で、お庭には鎮守社のお稲荷さんがありました。

お茶席の後は本堂の内陣拝観。
屋根全体の修復は来年の3月まで掛かるそうです。
11:45頃に終了し、こちらを出ました。
 
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2022 2/13の拝観報告1(知恩院 涅槃会)


写真は、阿弥陀堂。

3連休最終日。
この日は朝からがっつり拝観予定でした。

まず8:00過ぎに自宅を出て、市バスに乗ります。
知恩院前で下車して、8:40頃にやって来たのが知恩院です。
ちなみに本編の写真は、改修前の御影堂です。

知恩院前バス停から最寄りの黒門から入って、北側から本堂に向かいました。
この辺りの階段は石段で、石垣の角は算木積みになっており城郭を思わせます。
中世にお寺を城郭にように使用したなんて記載もありますが、
そのような事例を連想させる雰囲気があります。

さて本堂へ。
調べるとこの日から3日間は知恩院は涅槃会の模様。
本堂に入ると正面と内陣右手に大きな涅槃図が掛けられていました。
本堂内の写真撮影は禁止なので、写真はありません。
本堂でお参りをして境内を散策しますが、2月の9時ごろだとまだほとんど人はおられませんでした。

9:00頃にこちらを出ました。
 
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2022 2/12の拝観報告(明覚寺 定例法座)


写真は、上段の間。

連休2日目。
この日も午後は妻と家具フェアに行く予定。
午前中はヒマだったので、また少し出かけます。

9:15頃に車で自宅を出て、9:30頃にやって来たのが東本願寺の裏手にある明覚寺です。

こちらには2016年にクリスマス茶会でお邪魔しています。
そして今年の1/18に東本願寺の御影堂門に行く際、この近くのコインパーキングに駐車して向かう途中に前を偶然通りかかりました。
門前に置かれている由緒書きを見たら、上段の間があるらしいと。
さらに行事予定が掲示されており、それによると2/12に定例法座があるとありました。
その情報をなんとなく頭に入れており、当日行けそうだったので来てみました。
早めの9:30頃に到着。
まだ誰も来ておられません。
本堂で待ちます。
するとご住職が来られたのでご挨拶をし、まだ時間があったので「上段の間は拝見出来ますか?」とお伺いしました。
どうやら上段の間は本堂内陣の右手とすぐ隣そうだったので。
すると「どうぞ、どうぞ」と、内陣隣の間の襖を全開にして下さいました。
そもそも内陣が外陣より一段高いので、隣の上段の間もその面に合わせています。
写真も快くOKして下さいました。

さて待っていると順次4名の方が来られ、こちらは常連の面々だったようです。
10:00から30分お参り。
10:30から20分ほど法話。
要約すると特に仏様にすがる予定がない若い頃から、お寺でお参りすることが大事という内容でした。
最後に少しお参りをして、11:00間に終了。
若いご住職だったので、この模様をネットで配信されていました。

終わった後にお茶室も見せて頂きました。
中まで入れて下さり、写真もOKでした。

11:00過ぎにはこちらを出て帰宅しました。

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2022 2/11の拝観報告(笠原寺 涅槃会)


写真は、涅槃図と本堂内陣。

3連休の初日。
この3連休は当初最終日だけ拝観予定があったのですが、
空いた時間があったので、少し出かけました。

自宅で昼食を頂いた後、、12:00前に車で自宅を出ました。
12:20頃にやって来たのが、山科にある笠原寺(りゅうげんじ)です。
笠原寺は川崎大師の京都別院です。

HPを見たら、どうやらこの日は涅槃会だったので来てみました。
法要の時間など詳細の記載がなかったのですが、現地に行ったら法要は13:00から。
本堂には既に涅槃図は掛けられていました。
描かれている内容は典型的で、変わったところはありません。
サイズはまあ我々が見慣れた東福寺や泉涌寺のものに比べたら「通常の寺院サイズ」ですw

ちょうど御住職も法要の準備をされており、「中に入ってお参りして下さいね」と声をかけて下さいました。

本堂にお参りをした後、境内を散策して13:00前にはこちらを出ました。

帰宅途中天気がいいので車を洗車。
金曜日に中途半端な雨が降ったので、きれいになってスッキリ。
帰宅後は妻と買い物に出かけた連休初日でした。

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2022 2/6の拝観報告(京都国際マンガミュージアム)

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写真は、三重のプロセニアムアーチを持つ講堂の舞台。

日曜日です。
今年は節分会も平日だったのでスルー。
以前から予約している件などもなかったので、ちょっとだけ出かけてみました。

10:30に徒歩でやって来たのが、京都国際マンガミュージアムです。
こちらが開館したのは2006年ですが、今まで1度も来たことがありませんでした。
理由は明白。
近代建築もマンガも僕の興味の番手が低かったからですw
毎月本は1冊程度読みますが、マンガは読まないですね~
ONE PIECEも読んだことないw

さて昨年秋に近代建築の展覧会があったので、この際いろいろ見てみようという動機。
予定が全然ないという状況。
そして2月は京都検定の期間限定特典で「京都国際マンガミュージアムは入館無料」だった。
この辺りの事情が重なっての訪問です。

コロナ禍以降、会館が10:00から10:30になったんですね。
開館と同時に入館。
みなさん目当てのマンガがあるようで目的に向かって進まれていましたが、
僕は館内を順に見て回りました。

館内は「 型で、大まかには3棟。
北西の角が講堂棟、敷地北の横の部分が北校舎で、元々は教室が並んでいたようです。
そして西側の縦の部分が本館で、校長室、職員室や特殊教室があったようです。
各部屋は展示や図書の配置のため結構リノベーションされていますが、
階段や講堂の内部、そして裏側の両替町通りに面した正門辺りは近代建築の要素が多分に残っていました。

詳細は今後の本編に掲載します。

さて11:10頃になったので、ランチをして帰ります。

       
 
京都国際マンガミュージアムには前田珈琲が併設されているので、そちらで頂きます。
お店も北校舎の教室の一部です。

ランチメニューはパスタやカレーなどのメイン+サラダ+コーヒーで1050円。
今回メインはナポリタンにしました。
なんかナポリタンって大人になってから食べる機会がないな~~~と思って。

久しぶりでとても美味しかったのと、終始他にお客さんがいなかったのも快適でしたw

11:30頃にこちらを出て帰宅しました。

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