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2023 8/13の家族旅行報告2 最終(金沢旅行 後編)

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写真は、東茶屋街の志摩(重文)。

ジャルダン・ポール・ボキューズを出て、タクシーで向かったのが、ひがし茶屋町街です。
まずはここで定番の金箔ソフトを食べますw
そのあと妻は九谷焼を見て、子供達もお土産物を見るというので、僕は志摩(重文の旧お茶屋)を見学しました。
京都のお茶屋とも間取りというか部屋の使い方が違うのが面白かったです。

          
  
--写真は、森八茶寮の落雁手作り体験。

そして15時からは少し南にある主計町茶屋街の森八茶寮で予約していた落雁手作り体験です。
和菓子屋さんの2階で落雁を作る体験で、1人1,650円。
我々4人の他にも10名ぐらいおられました。
砂糖と米粉を混ぜた材料を木型にギュウギュウに詰め込んで、木型の蓋を浮かせて軽くたたくと木型から離れてくれます。
手順は単純ですが、しっかり詰めないと後で型崩れしちゃいます。
いくつかはその場でお抹茶と戴けます。
子供ももう高2と中2なので、1人で上手に出来ますね。
もう手がかからないと実感できるのも、感慨深いです。

15:40頃に終わり、そこから徒歩で西へ。
16時前にやって来たのが近江町市場。
ここで早くも晩御飯です。
まずはいっぷく横丁で、焼き牡蠣や焼きホタテなどをつまみます。

         

--写真は、近江町市場 つるやの特上海鮮丼 3,680円。

そして市場を散策しながら、つるやさんでそれぞれに海鮮丼を戴きました。
ランチがフレンチを13:30までの予定だったので、当初は近江町市場で海鮮丼食べれるかな~~とか言っていましたが、
フレンチの3時間後の海鮮丼・・・楽勝ですw
みんな美味しいと言って笑ってましたw

近江町市場から徒歩で金沢駅へ。
17時過ぎからみんなそれぞれにお土産物を買いました。

そして18:42発のサンダーバードで京都へ。
20:54京都駅着。

日帰りでしたが、最後かもしれない家族4人での夏休み旅行。
とても楽しかったです。

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2023 8/13の家族旅行報告1(金沢旅行 前編)

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写真は、ジャルダン・ポール・ボキューズの店内。

3連休の最終日です。
この日は日帰りの家族旅行でした。
毎年野球に興味のない妻を除いた3人(僕、長男、次男)で野球観戦ありきの夏休み旅行をしていました。
しかし今年は長男が高2、次男が中2なので、ほぼ最後の4人旅行。
そこで4人で行こうと妻が言ってきました。
その際の条件が、
・日程案を僕が作らないこと(ギチギチに日程を組むから)
・日帰り(宿泊すると妻の荷物が多くなるから)
でした。
日帰りで楽しめる時間が取れるところを考えたら、金沢になりました。

6:59京都駅発のサンダーバードに乗車。
9:13に金沢駅着ですが、その前にひと仕事。
21世紀美術館に行く予定。
しかも有名なスイミング・プールの地下に行きたいと。
そのためには事前予約が必要。
1週間前の9時からの事前予約を妻がしようとしたのですが、1分で枠が埋まり取れなかったと。
なので当日分の予約を頼まれました。
これはまずメアドをサイトに入れて送信。
その返信から申し込みします。
なので「最初からメールを立ち上げて、待ち受けておく」のが必須でしょうね。
マジで1分で締め切られますが、前々日、前日と9時に仮想練習しておきました。
そうしたらよどみなく入力出来て、ちゃんと11時台の前の方で取れました。
合格したかったら、ちゃんと「模試」受けて対策しておかないと(笑)。

駅に着いたらタクシーで移動。
僕以外の3人は21世紀美術館で下車。
僕は「別班(笑)」で、行きたいところに行かせてもらいました。
まずは護国神社。
靖国神社の御朱印帳に御朱印を戴きお参り。
そして金沢城で100名城のスタンプを戴きます。
兼六園と金沢城は以前に1人で来ているので、今回は最低限だけ。
そして21世紀美術館に戻るのですが、途中で通った(ほぼ意図的ですが)玉泉庵で呈茶を戴きました。

それから10:15ぐらいかな、21世紀美術館へ。

         

写真は、21世紀美術館のスイミング・プール 地下。

21世紀美術館に行くというので調べたら、「チケットを買うにも相当並ぶので、事前にオンラインチケットを購入すべき」と書いてあったので妻に報告。
僕と妻は購入、高2と中2の子供は無料のチケットを発券して行きました。
着いたら、こんなに混んでいるんですね。
チケットカウンター、長蛇の列。
外が暑いということもあると思いますが、非常に人気ですね。
チケット用意しておいてよかったですw
中で合流し、一緒に回りました。
そして11:10ぐらいに当日予約待ちで、スイミング・プールの地下には入れました。
アレはなかなか面白いですね。
事前予約がタイヘンですがw
ここを最後に21世紀美術館を出ました。

      

写真は、MENU SPECIALE  8,450円。

そして次に向かったのがその向かいのしいのき迎賓館にある、ジャルダン・ポール・ボキューズです。
東京と金沢にしかないフレンチのお店。
ひらまつの系列です。
金沢旅行と決まってすぐに妻が「ここには行きたい」と行ってきたので、予約しました。
旧県庁の近代建築に店舗が入っています。
ドリンクもノンアルコールのシャンパンやオリジナルノンアルコールカクテル(写真1)。
アミューズ・ブーシュ(写真2、写真3)。
写真3はトマトの冷製スープですが、コーンとともに夏野菜が美味しい。
写真4はパンですが、バターはエシレ。
エシレバターのこんな塊、1回で食べたことないですw
写真5は、水蛸のマリネと旬野菜 カリフラワーのクリームと白ワインのジュレ。こちらも夏野菜の美味しさと蛸とをさわやかなジュレで。
写真6は魚のメイン。石川県産のキンパチのポワレ ギリシャ風野菜 ソースノイリー。
写真7は肉のメイン。交雑牛のロティ ジュのソースとフルムダンベールのソース ロールラヴィのローストを添えて。ミスジのお肉はやわらかいですね。
写真8はピーチメルバ。もものさわやかなかき氷と、もものコンポートに濃厚なバニラアイスがよく合います。
これで1人8,450円はお得なのではないでしょうか。
最終的にドリンクも込みで42,000円ぐらいでしたが、サービスも非常に良かったですね。
妻も満足していました。

帰りはタクシーを呼んで頂き、13:30頃にこちらを出ました。
後半に続きます。

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2023 8/12の拝観報告4 最終(西陣 古武邸当主と、乱世が生んだ織物の街へ 西陣の商家レクチャー付き まいまい京都)

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写真は、離れの座敷。

藤野家住宅を出て、またkiさんと車で移動。
本隆寺前のコインパーキングに駐車。
15:00前にやって来たのが、京都市考古資料館です。
この日は15時からまいまい京都の「西陣 古武邸当主と、乱世が生んだ織物の街へ 西陣の商家レクチャー付き」がありました。
参加者は15名ほど、参加費は3,500円でした。

この日も猛暑日だったので考古資料館で集合はしましたが、すぐに大宮通を北上して古武邸へ。
大正時代の帯問屋の町屋を、古武さんが購入して維持管理されているようです。
ここもまた面白い町屋で、特に店の間が変わっていますね。
この辺りはまた今後の本編で述べます。

奥座敷で古武さんのごあいさつの後、早速奥の離れで古武さんの講義です。
平安京の成り立ちから、西陣の商家のお話も。
手作りのパネルや小道具も面白かったです。

1時間弱のお話の後、邸内の自由見学もあり、16:10頃にこちらを出ました。

古武邸の後は、東へ向かって山名宗全邸跡。
堀川通に出て、上立売通を西へ進み元西陣小学校。
そして紋屋町。
紋屋町には朝廷や大名の高級紋織物を織っていた西陣織り六家が軒を連ねていたそうです。
その1つ三上家の三上家路地には今も長屋が残っています。
最後はさらに西に進み、雨宝院から織成館の前で終了。
17:25頃でした。

西陣エリアの特に今出川より北のエリアがよく分かるツアーでした。
もちろん古武邸にもお邪魔できるチャンスですしね。

kiさんはこのあと千本釈迦堂に行かれたので、僕はこのまま帰宅しました。

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ザ・プリンス 京都宝ヶ池2 宿泊者限定 館内ツアー・茶寮のお茶席

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写真は、茶寮の16畳の間

プリンスホテルでは宿泊者限定(デイユースでもOK)で月に2回日曜日の11:00~12:30まで、館内ツアーを無料で2022年の夏ごろからしています。
またまいまい京都でも平日にランチをプラスして、このツアーを募集しています(11,000円)。
また茶寮での呈茶も月2回日曜日に開催しています(1人2,000円)。
第3日曜日だと両方開催しています。

チェックインカウンターの前に集合します。
まずはホテルのエレベーターホールとロビーから階段を下りて地下2階へ。
この辺りは通常でも入れるとことで、解説は前述です。
そしてゴールドルームの中へ。
ホワイエを経て中に入ると、楕円形のホールです。
壁面に森林をイメージしており、側面はガラスモザイクが施されています。
床は木組みなので、ダンスフロアとしてもいいそうです。

地下2階のフロアのカーペットは改修時に新調していますが、このフロアの控室に入ると、薄紫の元の落ち着いたカーペットが残っています。
こちらも通常非公開です。

そしてエレベーターで客室へ。
客室は2階から8階の7フロア。
元々G7を京都国際会議場で行うことを想定して造られたので7フロアあり、各階にスイートルームがあります。
ホテルがドーナツ状ですので廊下も弧状になっており、先が見通せません。
これはプライバシー保護にもなっているそうです。
お部屋は1番小さなデラックスフロアでも40㎡弱あるので、十分な広さです。

3階のスイートルームへ。
居間とベッドルームがあり、机、テレビ台や照明も村野藤吾の設計。
天板は重く見えないように周囲は薄くしていますが、中央部分は厚く重厚。
内装も白く明るい基調で、角が少なく湾曲しています。
窓からモニュメントまでの屋上が見えますが、一面芝生になっているんですね。

ここまでは毎回同じようです。
ここらは通常茶寮へ行くことが多いようですが、僕の会は6階の西陣スイートと1階のバー アスコットでした。

まずは6階の西陣スイートへ。
こちらは2007年の改修時に造られました。
西陣の町屋をイメージしています。
入った正面にクローゼットがあり室中が見えません。
そしてその土間はベッドルームにも続き、ベッドは1段高いですが土間は部屋の最奥まで続いています。
通り庭をイメージしているようです。
室内はグレーで暗め、窓側の縁との境には低い袖壁があります。

 1階に降りて、バー・アスコット
こちらも創業当初からほぼ改修されていないそうです。
窓がないL字の室内で、イングランド調。
バーカウンターもソファーもすべて曲線です。
バーカウンターの手前には肘置きがあり、座って肘をついても楽でした。

茶寮
以前は外部参加も可能なお茶席があったりしたそうですが、最近は見かけません。
今回は2022/5/15と5/29の14:00~16:30に30分毎に開催された宿泊者限定のお茶席(1人2,000円)にホテルをデイユース(下限1室15,000円、2名利用可)して参加しました。

茶寮のアプローチを進むと、苔のきれいな露地の飛び石を歩き玄関へ。
玄関間の右手に廊下があります。
廊下に向かって右手に4畳半の小間の茶室があります。
化粧屋根と葦の天井ですが、葦の奥にライトがあるので明るいです。
この手前には水屋が、廊下正面の外には腰掛待合があります。

廊下を左手に進むと、ほぼ正面に8畳の広間があります。
化粧屋根と竿縁天井ですが、天井がもみじと桜型に繰りぬかれている部分があります。

廊下は左手にクランクし、さらに奥の右手に大きな16畳間があります。
中央は堀り席になっており、付書院、床の間があり、写真のように天井も凝っています。
隣に池のある露地庭園もきれいです。


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2023 8/12の拝観報告3(藤野家住宅)

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写真は、2階の座敷。

ナナノイチを出て、frippertronicsさんは金戒光明寺周辺で降ろします。
僕とkiさん二人で13:05頃にやって来たのが、藤野家住宅です。

2019年の京の夏の旅で1度公開されたことがあります。
今回は僕がこちらの賛助会員になったので、見学が叶いました。

まずは通り庭から玄関に入り、1番手前の茶室へ。
2019年にも来ていますが、
・たくさん町屋を見てきて、内容が混同している
・あれからたくさん見てきた故に、見所に気づける
ようになっているので、どこでも間が空けば再訪してみるもんですね。

まずは茶室で所有者の藤野さんがお茶とお茶菓子をだしてくだり、一緒にお話。
維持管理の苦労や賛助会員への感謝をおっしゃってくださいました。

そして早速内部の拝見。
こちらで特徴的なのは敷地左手に通り庭があり、右手の玄関間から入るとその正面(敷地右手)に続く坪庭がある。
これが露地になっているので、茶室をぐるっと回るように廊下のない3方向に庭があるところです。
3方向にお庭と窓があるので、非常に明るくて開放的な茶室です。

そして1階の奥へ。
座敷や奥庭も見えないところに網代が施されていたり、シンプルな幾何学模様の欄間もスッキリしていていいです。

2階へ。
2階の座敷は客用のお部屋。
なので藤野さんが子供の頃はこの広い座敷があるのに、その隣の6畳間でみんなで寝ていたそうです。
広い座敷はお客さん用だから、普段から使わないってw
日本人らしい慎み深さですね。

最後にまた茶室に戻り、ここで撮影された映画の話や細かな設えの解説などもして下さいました。
非常に楽しく、あっという間に1時間経ちましたね。

お礼を申し上げ、14:15頃にこちらを出ました。

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ザ・プリンス 京都宝ヶ池1 通常訪問

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写真は、ロビーから地下への階段

ザ・プリンス 京都宝ヶ池は地下鉄烏丸線、北側の終点である国際会館駅の近くにある高級ホテルです。
ホテルは茶寮を併設しており、いずれも村野藤吾氏の設計です。

アクセス
地下鉄烏丸線 国際会館駅で下車し、改札を出て地下道を真っ直ぐに進みます。エスカレーターを上がり地上に出たら、右手の道を直進します。
右手の信号のない横断歩道を渡ると、ザ・プリンス 京都宝ヶ池へのアプローチです。
ホテルはドーナツ型をしており円形なので、アプローチも道なりに右に曲がって行きます。
しばらく歩くと右手に地下鉄側のホテルの玄関があります。

この道をさらに先に進むと、右手にもう1か所車用の玄関があります。
車の入口から入るとホテルの手前にモニュメントがあります。
これはボイラーの煙突を意匠化したものです。
これを先に進むとホテルの前に池があり、池の左手に「茶寮」の案内があるので、この道を奥に入ると数寄屋建築の茶寮があります。

ホテルの内部です。
玄関を入ると右手にフロント、左手前に地下1階、地下2階への階段とエスカレーターがあります。
地下にはホールやイベントルームがあります。
上記のようにホテルはドーナツ状ですので正面は中庭になっており、外に出ることも出来ます。

さらに左に進むと中庭側に客室へのエレベーター、左手に前述の車用の玄関。
ロビーラウンジ 水の音、クラブラウンジ、バー アスコット、最奥にはメインダイニングいと桜があります。

エレベーター前はの窓は組子窓になっており、少し狭いので光が少なめになります。
それを補うためにエレベーターの扉に光るマド貝があしらわれているそうです。
エレベーターで地下2階に降ります。
右手の広いロビーの奥にゴールドルーム。
その左手には1階への階段があります。
90度カーブしつつ、2か所の踊り場があります。
重量感が出ない工夫がいくつもなされており、手すりが2本の平行するバーが湾曲していたり、1階の柵も波打つような湾曲、そして1番下の階段が床から少し浮かせてあります。

ゴールドルームの向かい側は1段下がっており、広い宴会場のプリンスホールがあります。
ここはホテル中央の中庭の下になります。


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2023 8/12のランチ報告2(ナナノイチ THE HOTEL HIGASHIYAMA by Kyoto Tokyu Hotel)

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写真は、ナナノイチの店内。

山田家住宅を出て、3人で車で移動。
外環状から山科駅前を経て、三条通へ。
近くのコインパーキングに駐車し、11:20頃にやって来たのがTHE HOTEL HIGASHIYAMA by Kyoto Tokyu Hotelの地下にあるレストランのナナノイチです。
以前からこちらがよいとの評判を聞いていたので、今回予約してみました。
フロントの前にあるエレベーターで地下に降ります。

11:30からオープン。

      

写真は、開業記念ナナノイチランチコース 前菜、選べるメイン料理、デザートなど4品 3,800円。

今回予約したのは4品、3,800円のコース。
スケジュール帳のプレゼントと上の写真の4品+パン。
さらにウェルカムドリンクも付いていましたね。

1は前菜の京都産もち豚のしゃぶしゃぶ仕立て ナナノイチスタイル。
しゃぶしゃぶサラダですが、見た目が非常に華やかですね。
もちろんお味も美味しいです。
2は冷製のコーンポタージュ。
鉄板ですね。
3は選べるメインのハンバーグステーキ。
鉄板で持って来てくれて、ジュ~~~と淡路のオニオンソースをかけてくれます。
4はデザート。
上の白いカバーの中に桃のシャーベットなどが入っており、ホワイトチョコレートの蓋を壊して下に落とし込み、マンゴーのムースと一緒に戴きます。

このコース3,800円はコスパがエグイです。
非常に値打ちがありますね。
評判通りでした。
かなり強くおすすめ出来ます。

美味しいランチを戴き、12:40頃にこちらを出ました。

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ザ・ホテル青龍 京都清水2 館内ツアー


写真は、旧教室の1室。

通常で観られるのは前回の掲載までですが、2021/11/9 まいまい京都の「ザ・ホテル青龍 小学校の傑作校舎がラグジュアリーホテルに!館内特別ツアー」で内部を訪問しました。

11:30~14:00、1時間の館内ツアーとrestaurant library the hotel seiryuでの食事付きで8500円でした。

玄関に集合し、11人ずつの2班に分かれます。

まずはコの字の棟の左手のアーカイブコーナー(前述)から。
この奥には宿泊者ラウンジありますが、今回はスルーでした。

そしてその奥にある増築棟へ。
増築棟の外観は古い学校のクリーム色ではなくダークブラウンなので、判別できます。
床はフローリングで、場所的にも窓から八坂の塔が見えます。

この棟の2階、3階にはジュニアスイート、スイートルームがあります。
スイートは増築棟で、ジュニアスイートには増築棟のモダンと、
旧教室のクラッシックがあります。
2階のジュニアスイートモダンにはテラスが付いており、八坂の塔側も校舎のある南側も眺望がよかったです。
洗面所と浴室も広く、この2つで狭めのビジネスホテル1部屋分ぐらいありました。

既存棟の部屋も2部屋拝見しました。
旧教室なんですがかなり手が入っており、学校の痕跡が窺えるのは窓枠や梁の部分ぐらいです。
広さは部屋によって元の教室の1/3~2/3ぐらいになります。

館内の移動は廊下と階段
階段は学校当時のものを利用しており、木の手すりには生徒が彫刻刀で書いた落書きがそのまま残されています。

4階に進み、準備中のK36 The Bar &Rooftopを入口あたりから拝見しました。

コの字の下一画の棟の3階に進むと、旧講堂があります。
2階がレストランの入口ですが、3階には渡り廊下があり、講堂の外観側面の意匠が近くで観られるように配慮されています。

2階に進むとレストランのrestaurant library the hotel seiryuがありますが、
その奥にあるプライベートバスも拝見出来ました。
清水、山鳩、桜と3室ありますが旧講堂に造っているので、非常に天井が高く開放的でした。使用料は90分6000円だそうです。

館内ツアーは以上で約60分でした。

その後restaurant library the hotel seiryuで、シングルメインのコースを約90分で頂き解散でした。


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2023 8/12の拝観報告1(山田家庭園)

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写真は、庭園。

3連休の中日です。
この日は1日拝観デーw

9:30に京都駅八条口に向かいアマ会のKiさんを拾います。
そして10:00にやってきたのが醍醐寺の南側にある山田家庭園です。

こちらは旧塔頭だった建物とお庭をレンタルスペースとして貸出しておられます。
そこを見学目的で10:00~11:00までレンタルしました。
居間、座敷と茶室の3室で1,500円でした。
現地でfrippertronicsさんも合流して3人で拝見したので、1人500円でした。

式台があり、玄関間の上の壁は鳥居型に掘ってあり神棚だった模様。
居間を経て奥の座敷へ。

座敷は書院造。
居間、廊下、座敷の床の高さが違いそれぞれに段差が付いているのも、入る人の身分の違いかなと。
お庭も川がカーブしながら流れており、なんとなくね禊をする神官宅を思わせるお庭ですね。

庭に面した座敷の縁の右手には、3畳台目のお茶室がありました。
1畳は踏込み床。
1畳分あるので大きいですね。

お庭にも出て、外からも書院が撮れました。
順番に交代しながら撮影し、お茶も出して下さったので後半はゆっくりも出来ました。

十分に建物を鑑賞し、10:45頃にこちらを出ました。

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ザ・ホテル青龍 京都清水1 食事


写真は、本館。

ザ・ホテル青龍 京都清水は清水寺の参道、清水坂沿いの元清水小学校の校舎を利用して2020年に造られたホテルです。

アクセス
市バスの清水道で下車します。
清水道の交差点で清水坂(松原通)の坂を登ります。
約150m進んだ左手に、ホテルの玄関へのアプローチがあります。

清水小学校は明治2年に下京第二十七番組小学校として開校し、昭和8年に現在の場所に移転した際に今の校舎が京都市営繕課により建てられました。

アプローチを進むと、正面にゲートがあります。
ゲートの奥は芝生で、左手には旧校庭に造られたレストランのブノワ京都があります。
こちらは外来でも食事が可能で、ランチは5,500円、8,000円、10,000円、15,000円、ディナーは8,000円、10,000円、15,000円のコースがあり、アフタヌーンティーは6,500円と10,500円があります。
内部は広いバンケットルームになっており、三角屋根の窓の外正面に八坂の塔が見えます。

ゲートの右手には既存棟がコの字型に建っています。
コの字の一画目の書き出しの左と上に「状に増築棟があります。
増築棟の外観はダークブラウンなので、判別がつきます。
既存棟の外観はアーチ状の連窓、スパニッシュ瓦葺きの屋根や屋根を下支えする木製の腕木など当時の意匠を保存しています。

右手の外廊下伝いに進みます。
廊下の突き当り正面には大きな中央階段があります。

右側の棟の1階はチェックインカウンター&ロビーです。
白基調で天井や柱の位置などは学校の雰囲気が残っています。
この奥の階段がありますが、タイル張りの踏面や手すりも古い学校のままです。
2階の奥右手には旧講堂を改装したレストランのrestaurant library the hotel seiryuがあります。
左手はホテル正面の階段の上にあたり、ここからの日没がきれいなんだそうです。
restaurant library the hotel seiryuは旧講堂の2/3ほどを利用しており、天井が高いです。内装は図書館のようになっています。
外来でも朝食らランチ(2500円、5000円など)や喫茶を楽しめます。

左手の棟に向かいますが、入る左手前には学校時代からあるオガタマ の木や赤い郵便ポストが残されています。

左手の棟に入ります。
入ってすぐがアーカイブコーナーであり、こちらは旧音楽室だそうです。
小学校時代の資料が展示されいます。
また壁面には学校時代から使われている深緑のタイルが貼られています。

廊下を右に曲がるとその先の廊下は腰板張りで、学校そのものです。
廊下途中の右手に、ここでも宿泊者の旧学校の階段が見えます。

さらに奥に進んだ先のエレベーターで4階に上がります。
4階で降りるとK36 The Bar &Rooftopで、左の棟の屋上がカフェとバーになっています。
屋上からは京都市内のほぼ360度の展望が眺められます。
南東近くに清水寺の三重塔、南西には京都タワー、東本願寺の御影堂。
遠く西には愛宕山、北の直近に八坂の塔、その奥に祇園閣。
北東には高台寺の時雨亭、霊山観音やパークハイアット京都が見えます。
ソフトドリンクは900円ぐらいですが、別にテーブルチャージが1100円かかります。

ザ・ホテル青龍 京都清水2へ


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2023 8/11のおでかけ報告2 最終(壱銭洋食)

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写真は、壱銭洋食の外観。

川村 料理平 祇園北側店を出て、四条河原町方面に戻ります。
その途中で中2の次男が「まだ食べたい」とw
中2男子なんで、ミニ懐石では足りなかったようです。
そこで妻が「それやったら、壱銭洋食行こう」と。

新橋通から大和大路を南下。
12:45頃に到着。
壱銭洋食の店舗には久しぶり、いや10年以上ぶりですねw
店内はにぎわっていましたが、ほとんどが外国人旅行客でした。

          

写真は、歌舞伎団子(250円)と壱銭洋食(800円)。

妻はもう食べられないので、次男が壱銭洋食と歌舞伎団子1つずつ、
高2の長男と僕で壱銭洋食1つ(2/3と1/3)と僕が歌舞伎団子1つを戴きました。
お好み焼き風ですが、中には卵、ちくわやこんにゃくなどが入っています。
おやつ感覚の食べ物ですね。
こちらも美味しかったですw

そして高島屋に戻って、地下食メインでお買い物。
帰宅すべく駐車場に戻って出庫します。
高島屋は外商になって1年経つと、買い物しなくても3時間駐車場無料のパスをくれます。
この日も10:42in、13:35outでしたので有効に使わせてもらいましたw
猛暑日の3連休処初日は、これで帰宅しました。

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レストラン菊水 

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写真は、外観。

レストラン菊水は四条大橋東詰、南座の向かい側にある大正15年創業の老舗洋食店で、建物は国の登録有形文化財です。

アクセス
京阪電車の祇園四条駅で下車して、7番出口から地上に出ます。
地上に出たら右手に進みます。
約10m先の右手にレストラン菊水の玄関があります。

建物も大正15年の鉄筋コンクリート造の5階建て。
川端通側からみた側面は中央にアーチ状の塔屋があり、スペイン瓦が使われています。
また中央部分の窓枠が斜めにズレており左右非対称なのもアクセントなっています。
これはこの中央部分が階段で、傾斜に合わせて窓を造った結果です。
また南西の角は窓の眺望のために削られているのも特徴的です。

玄関を入ると正面中央に厨房があり、左手奥にエレベーターとその外周を回るように階段があります。
右手はレストランとパーラーの客席で、当日でも入れます。
昭和49年に全面ガラス張りの明るいオープン・カフェ形式に改装しています。

2階は予約制のレストラン。
約4,000円のディネットのコースを予約すれば入れます。
1階のフロアの手前半分が客席で、奥半分は厨房。
2階のフロア内部は窓枠や天井も幾何学的意匠で、梁にはタイルが貼られていました。

3階と4階は多目的スペースで、主に団体の宴会用です。
3階は竣工当時のままの雰囲気だそうで、床は木組み、梁はプロセニアムアーチのようになっており、天井と梁の角は階段状になっています。
またシャンデリアも当時のままだそうです。

屋上では夏にビアガーデンが開かれています。


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2023 8/11のおでかけ報告1(法然院 お墓参り、いづ萬、京都祇園 川村 料理平 祇園北側店)

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写真は、いづ萬の外観。

海の日がらみの3連休です。
この日は家族4人で10:00に車で自宅を出ます。
やって来たのが法然院
ウチのお墓参りに来ました。

お墓参りのあとはランチを予約していたので祇園方面へ。
妻と子供は花見小路周辺で下車。
僕は車を四条河原町の高島屋の駐車場へ停めてから(10:42でした)、祇園に戻ります。

祇園に向かう途中で妻からLineがあり、「久しぶりに祇園来たし、いづ萬に行く」と連絡がありました。
老舗のかまぼこ屋さんです。
現地で妻と相談し、夕食の一品にハモそうめんを2つとみんな1つずつ食べたい天ぷらを選びました。

         
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写真は、いづ萬のハモそうめんと天ぷら。

ハモそうめんは8月中までなので、ハズせないですね。
僕が選んだ一品は生が天ですよ。
関西人ですねw

他もウロウロみて、11:30にやって来たのが予約していた川村 料理平 祇園北側店です。
場所は四条花見小路上がるですが非常に裏道にあるので、目指してこないと来れないのではないでしょうか。

       
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写真は、赤短 3,500円。

2階の個室でした(写真3)。
お料理は4~9。
5は鱧のお椀。
8は炙り牛のお寿司。
3,500円のコースとしては、なかなかのコスパではないでしょうか。
久しぶりに家族4人でお話しながらのランチでした。

12:40頃にこちらを出ました。

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NISSHA印刷歴史館2 旧本館

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写真は、旧本館の外観。

旧本館の外観から。
本来は赤レンガなんですが、スタッコ塗りがされており外観は白いです。
玄関にはコリント式石柱で支えられたポーチがあります。
アーチ窓が複数あり、窓の上には御影石の要石、両サイドには迫石(せいりい)があります。
また珍しく屋上があり、バラストレードの手すりがあります。

玄関を入ります。
まずは左手へ廊下を進みます。
左手の部屋でNISHHAに関する簡単な動画を見ます。
希望すれば川島先生が説明される建物の詳しい説明バージョンも見れます。
ここは小さめのお部屋で、こちらも資料館です。
廊下反対にももう1室あります。
これらすべての部屋の天井は花房模様の装飾鉄板になっています。

玄関を入って右手は大きなワンルームの部屋になっており、こちらにも印刷関する資料が展示されています。
この部屋は中央に4本柱があります。
これは部屋が広すぎて天井を支える強度を補うために、部屋の中央に鋳物の柱4本で補強しているそうです。

階段で2階に上がります。
手すりの彫刻も細かく、踊り場上のシンプルなステンドグラスも当初のままだそうです。

2階も1階と間取りはほぼ同じ。
階段を上がって左手は大きなワンルームで、今はレセプションホールになっています。
廊下右手にも左右に部屋があります。
左手は2室分の広さで1室で会議室風。
不思議なのは廊下沿いの2枚の扉が観音開きじゃなくて、ドアの支点が両方中央になっています。


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2023 8/5の拝観報告2 最終(旧三井家下鴨別邸 夏のランチプラン2023 ~茶懐石「三友居」のお食事と3階望楼見学~)

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写真は、中3階の5畳間。

一旦帰宅した後、11:45頃に今度は妻と車で出かけます。
出町柳駅周辺のコインパーキングに駐車して、12:15頃にやって来たのが旧三井家下鴨別邸です。
ここ数年下鴨別邸では通常非公開の2階や茶室を利用して食事や呈茶のイベントを四季折々に企画されており、昨年夏は家族でお茶室での呈茶に来ています。

そして今回は2階でのランチプランに妻と参加しました。
妻はまだ2階に来たことがない(今回は3階の見学もあり)。
さらに妻は三友居の食事も食べたことがないので、僕のおすすめで予約しました。
イベントが7,200円+参観料600円=1人7,800円の×2で、15,600円でした。

12:30に2階へ案内。
前列2人×3組、後列4人組の10名でしたが、男性は僕1人でしたw
さらにこのイベント以外での参観者は2人ほどであったことを考えると、このイベントは十分集客効果はあったようです。

          

写真は、三友居のお弁当。

お食事は鱧づくし。
鱧寿司、湯引きに吸物も。
やっぱり三友居も間違いないですね。
仕出し屋さんなので、妻は今まで戴く機会がなく初めて。
満足されたようでしたw

13:00頃まで食事で、次は3階への案内。
案内の方の説明で3階の望楼へ。
そちらも妻はそもそも拝観に行かないし、行っても解説のあるようなのには行かないので、新鮮なようでした。

          

写真は、鶴屋吉信のお菓子(ほうずき)。

3階から降りてくると、呈茶です。
ほうずきのお菓子、非常に餡も瑞々しくて美味しかったです。
我々は13:45頃にこちらを出て、車で引き続きWelcome daysの高島屋で夕方までお買い物をしてから帰宅しました。

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