
4日 世界唯一の捕鯨母船「日新丸(にっしんまる)」(8145トン)が現役最後の操業を終え、山口県下関市の下関港に入港したそうです。
日本の捕鯨業を33年間支え続け来年5月末までに廃船となる予定で、同年3月に完成予定の新母船「関鯨(かんげい)丸」が後を継ぐとの事。
古くて新しい問題です。
やがてこうなる事は判っていましたが、ここをクリック⇒日本はWHCを脱退して迄して日本のEEZ内で調査捕鯨を進めてきました。
上記の記事から12年経ち日新丸の退役が決まった後、「関鯨(かんげい)丸」が後を継ぐそうですが、別紙の情報によれば70億円もする建造費を船主の共同船舶はどう採算ラインに乗せるのでしょうかね?
一度決めたら「方向転換できない日本の官僚機構の悪しき見本」の先行きを見る事無く浜爺はこの世とおさらばです。 ⤵ ⤵
写真:最後の操業を終え、下関港に入港する「日新丸」(奥は関門橋)(4日午前、山口県下関市で)=秋月正樹撮影© 読売新聞
読売新聞:
日本の捕鯨業を33年間支え続けた世界唯一の捕鯨母船「日新丸(にっしんまる)」(8145トン)が4日、現役最後の操業を終え、山口県下関市の下関港に入港した。来年5月末までに廃船となる予定で、同年3月に完成予定の新母船「関鯨(かんげい)丸」が後を継ぐ。
この日午前、至る所がさびつき、満身創痍(そうい)の日新丸が接岸すると、見守っていた多くの市民らから歓声が上がった。今年捕獲できるニタリクジラ187頭、イワシクジラ24頭をとりきっての帰還だ。市内の男性(76)は「私たちの世代は鯨を食べて育った。日新丸は荒波を越えて、その食文化を守ってくれた」と話した。
日本捕鯨協会などによると、日新丸は1987年、遠洋トロール船として建造され、91年に捕鯨母船「日新丸」に生まれ変わった。調査捕鯨に従事し、南極海への航海は27回に上る。反捕鯨団体の船に接触されたり、火炎瓶を投げ入れられたりするなど妨害活動を受けたこともあったという。
日本が国際捕鯨委員会(IWC)を脱退し、2019年7月から商業捕鯨を再開した後は、日本近海で操業。捕鯨船団を率い、調査捕鯨と商業捕鯨で計約1万7000頭の鯨を解体処理した。
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