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20日 台湾の新総統、「戦争の恐怖からの解放」は中国次第-頼政権発足

2024-05-21 07:03:10 | 台湾関連
昨日20日台湾総統の就任式が行われました。
この事実は報道各紙が伝えていますが、就任式、中国の態度、コピペ可能新旧総統の写真の三拍子が揃った記事がこの外紙のブルームバーグでした。
写真には前総統で2期8年を務めた蔡英文氏、新総統頼清徳氏、そして副総統の蕭美琴氏が並んで手を振る映像が「台湾が中国の一部であるという中国の主張を拒否し、、そのほうしんを今後も続ける」との意思表示に違いありません。
北京では「中国外務省の汪文斌報道官は北京で同日開いた定例記者会見で、台湾は不可分の中国領土だと主張」し、東京では在日中国大使呉江浩 は「
中国の分裂企てれば、日本の民衆は火の中に」と下品な恫喝をしました。
頼氏は就任式で「中国に対し、言葉や軍事による台湾への威嚇をやめ、台湾と共に台湾海峡と地域の平和と安定を維持する最大限の取り組みを行い、世界に対する責任を果たすよう求める」と演説。「世界が戦争の恐怖から解放」されるかどうかは、中国政府次第だと指摘した」。
台湾国内にも「対中独立姿勢の政権に反対し民生改善を要求するグループも居る」様ですが、今後の内政の仕上がり次第で落ち着くか中国に利用されるかせめぎ合いでしょうかね!
米国を柱に対中包囲網の一員を構成する日本として「頼政権に頑張って欲しい」と願います。

写真:台湾総統就任の式典に臨む(左から)、頼清徳氏、副総統の蕭美琴氏(20日、台北で)

ブルームバーグ:
(ブルームバーグ): 台湾総統に20日就任した頼清徳氏は、民主主義の台湾に対する威嚇をやめるよう中国に求めた。頼氏は台北の総統府での就任宣誓式に臨み、就任演説を行った。3期連続の民主進歩党(民進党)政権が発足した。
  頼氏は「中国に対し、言葉や軍事による台湾への威嚇をやめ、台湾と共に台湾海峡と地域の平和と安定を維持する最大限の取り組みを行い、世界に対する責任を果たすよう求める」と演説。「世界が戦争の恐怖から解放」されるかどうかは、中国政府次第だと指摘した。
頼政権が中国に対しどのような政策で臨むのかを、中国と米国は注視している。2016年に政権に就いた蔡前総統は、台湾が中国の一部であるという中国の主張を拒否し、中国政府は台湾との直接的な意思疎通を取りやめた。
  中台関係は今後も冷え込む可能性が高い。中国はかつて頼氏を「戦争の扇動者」と呼び、必要なら台湾との統一に向け武力行使も辞さないと表明した。
  頼氏は演説で、半導体や人工知能(AI)、軍事、監視技術、通信産業の発展を目指すと述べ、経済政策の概要の説明。また、賃金を引き上げ、歓迎される投資環境を維持するとも約束した。
     中国外務省の汪文斌報道官は北京で同日開いた定例記者会見で、台湾は不可分の中国領土だと主張した。台湾は必ず中国と「統一」されると述べ、台湾の政治がどう変わろうとも、台湾と本土は「一つの中国」であるという事実と歴史を変えることはできないとの認識を示した。
(引用終わり)
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