王様の耳はロバの耳

横浜在住の偏屈爺が世の出来事、時折の事件、日々の話、読書や映画等に感想をもらし心の憂さを晴らす場所です

15日 隊員3人は「担当外」=18歳候補生、突発的か―死亡の2人公表・陸自発砲

2023-06-16 09:29:32 | 社会
14日朝、ここをクリック⇒岐阜の陸上自衛隊日野基本射撃場(岐阜市)で自衛官候補生の男(18)が小銃を発砲した事件で、3人の自衛官が死傷しました。
事件直後の射撃場付近(ネットから)ショックで茫然自失に見える隊員も

この記事は事件後、陸自などの取材を交え「死傷した3人の隊員はいずれも男を直接指導する担当で無かった」事が判ったそうです。
事件後、日野射撃訓練場の練習風景が流され「赤いヘルメットの担当官が候補生につききりで指導し、その背後で青色のヘルの兵士が全体を監督している」様子が判っています。あの場の雰囲気からすると「3人は射撃現場の指導者」に見え、容疑者が「上官に恨みが有った」と言った「上官とは違うのでないか?」と感じてました。上官とは「候補者訓練にかかわる人間の多く」の事で、それに反発か、いじめか或いは神経衰弱の類であの行動に走ったのかも知れません」?? 
話は飛びますが、昨年暮れ陸自の福島に居た元自衛官の女性による上官複数による性的ハラスメントがあり、陸自トップが謝罪したものの、「民事裁判では5人中4人が争う姿勢」と賠償問題が難航しそうです。話の焦点は「陸自の新兵いじめ体質」が明らかにならないと、「銃と弾丸の配布を同時に行わない」との手順の問題を厳格にするだけでは片付かない気がします。
まだまだ問題は続きそうです。

時事通信:
陸上自衛隊日野基本射撃場(岐阜市)で自衛官候補生の男(18)が小銃を発砲した事件で、死傷した3人の隊員はいずれも男を直接指導する担当ではなかったことが15日、陸自などへの取材で分かった。日常の接点は少なかったとみられ、自衛隊の中部方面警務隊などは射撃場内で突発的に事件を起こした可能性があるとみて、詳しい経緯を調べている。
 陸自は同日、死亡した隊員2人について、第35普通科連隊の菊松安親1等陸曹(52)、八代航佑3等陸曹(25)と公表した。森下泰臣陸上幕僚長は定例記者会見で、改めて謝罪し、男について「採用時の適性検査や入隊後の行動で問題は把握していない」と述べた。
 捜査関係者などによると、候補生の男は「89式小銃」を4発発砲。菊松1曹が胸に2発、八代3曹は脇腹に1発それぞれ被弾した。別の3曹(25)は左太ももを1発撃たれ、3カ月の重傷という。
 陸自などによると、菊松1曹と重傷の3曹は、新隊員教育隊本部で計画の検討や備品手配などを担当。通常、候補生との接点は多くないという。八代3曹は6人程度の候補生グループを指導する教官だったが、男とは別のグループを受け持っていた。
 事件当時、3人とも射撃場内で全体の安全管理などを担っていたが、男に付き添って射撃技術を指導する係ではなかった。ただ、担当外でも、銃の不適切な取り扱いがあれば注意することはあるといい、陸自が事件の背景などを慎重に調べている。 
(引用終わり)
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