王様の耳はロバの耳

横浜在住の偏屈爺が世の出来事、時折の事件、日々の話、読書や映画等に感想をもらし心の憂さを晴らす場所です

「あすは私かも...」乗客語る不安新たに65人の感染確認

2020-02-11 09:52:13 | 新型コロナウイルス
今日11日は建国記念日で祝日、ここ横浜は快晴で無風! 窓から富士山が丹沢の向こうに真っ白な山頂をのぞかせている!
しかーし、横浜大黒ふ頭のダイヤモンド・プリンセス号では昨日昼頃から、混乱の極みに達したようだ。
夕刻のスマホを見るとダイヤモンド・プリンセス号で新たに検査の結果、60数人のウイルス陽性反応が出たと報じている。
速報が漏れたとか、船内放送を乗客が聞いてSNSで報じたとか。
夜寝る前には、(多分9時前)厚労省による会見があり「103の検体から65の陽性反応が出た」「4人の搬送はおわったが、残りは調整中」との事。
ネットより救急車の状況 2日前

多分 昨日
TVの映像に写る救急車は川崎市や羽生市やshonan と描いた車両があり、横浜市だけでは対処できないように見えた。何だか東日本大震災の時を思い出した!

さて、今朝もTVのニュースショーでは、昨日の65人陽性の問題を取り上げていた。
数字で確認すると、昨日は「103の検体から65人の陽性反応で、そのうち乗客60名乗員5名、この船の陽性反応者は135人になった」そうだ!
まあ、何故かこれまで乗員の検査には手が回らなかったのか、若い人が多いので感染の可能性が低いと見たか或いはその両方か? で関心が低かったが、そのうちの一人はシェフだそうで、今後とも「船内感染は止まらないかも知れない」と不安になった。
「量は質を変える」との言葉があります。ごく単純に「量も大量になるとその質を変える」との意で、65人の陽性反応で「ダイヤモンド・プリンセス号での新型コロナウイルス感染は緊急事態の局面に達した」と思います。
今朝も、元厚労技官で大学の教授の岡田先生を軸にコメンテーターとの会話が有りましたが、昨日も書いた如く、ここをクリック⇒「この指定感染症をPCRなる検査を行うには、武漢か湖北省に関わったと思われる人でないと出来ない」のであって、京都であった若い店員さんの検査は「京都のお医者さんと同保健所の弾力対応で陽性反応を確認できた」ーー厚労省は地方自治体に「お目こぼしをしている」わけ!

昨日も書いたけど、外圧とか3700人が可哀想だとかの人情噺でなく厚労省は元より、国交省や外務省,防衛省にまで亙る問題だから、 内閣総理大臣安部晋三君による感染指定法(政令)の補足立法か野党の反対がある様なら、国権の最高責任者である安部総理大臣による国会での「コロナウイルス感染に対する緊急声明或いは宣言」を根拠に残る1億2千500万人余りの命を守ることを考えて貰いたいのです。
「諸氏のやりすぎは不肖、晋三の責任、やらないのは諸氏の責任である!」と明言し、事後に国民の信を問えば良いのですよ!!
そこが決まれば、あとは政府民間のリソースを生かして、ダイヤモンド・プリンセス号の窮状を解決する方策も立とうというものです!
空気でなく法で対処して見せてください。
それなら疾病対策について“剛腕を振るう”事を許します。

写真:ダイヤモンド・プリンセス

FNN Prime:
広がる新型肺炎。
クルーズ船で、新たに65人の感染が確認された。
厚労省の会見「103名のうち65名について、新型コロナウイルスの陽性が確認された。高齢者や外国籍の方々も含まれていて、体調等も考慮すると、配慮を持った対応が必要」
感染が確認された人たちを搬送するため、ふ頭に到着した救急車。
新型コロナウイルスの集団感染が確認されたクルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」で10日、新たに65人の感染が確認された。
厚労省の会見「(年代や性別は公表できない?)公表ができないというよりも、しっかりそこは精査をして、日本人の方が数字としてどの程度なのかというのは、ある程度、確度が高まってから話をしたいと思う。明日中に報告できるよう目指したいと思う」
厚生労働省は、新たな感染者の詳細を「精査中」を理由に明らかにしなかったが、65人のうち4人が病院に搬送され、残り61人の搬送については調整中としている。
日を追うごとに増え続ける船内の感染者。
これで、船内の感染者は、検査を受けた439人中、あわせて135人となった。
一方、現在も船内にとどまる、およそ3,600人の乗客や乗員たち。
長引く“船内隔離”に乗客は不安を募らせている。
ウイルスの検査を受けたという男性は...。
ウイルス検査を受けた乗客「船から見えるんですね、その窓の下にパトカー(救急車)が並んでいて、そうすると船の中に乗っている人は『あすはわたしじゃないか』という恐怖感があって」
また、一部の乗客が、船内の環境改善を求める要望書を厚生労働省に提出。
日を追って、船内の環境が悪化していると指摘したうえで、1週間近く使い続けているシーツの交換や、医師や看護師の派遣などを求めている。
こうした中、加藤厚労相は、2週間船内に待機してもらう原則は変わらないとしたうえで、下船する人を対象にウイルス検査を行うことも検討する考えを示した。
加藤厚労相「もし、下船時に(ウイルス検査を)やるということになれば、結果を待ってから、皆さん下船することになる」
ただ、菅官房長官は、乗客乗員全員の検査は「現状では難しい」としている。
(引用終わり)

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