
28日に起きたかわそうな事故が29日に報道されました。
近頃は現場の状況を映像で無く、絵にして説明する判りやすい報道が有りますが、この件はそこまで手を掛ける事は無かった様です。想像するに前橋市のキッチン設備会社の素材置き場で、同社の社長で父親がフォークリフトを使ってブランコ様な物を作り8歳の娘を遊ばせていたところ、事故が起きたようです。
フォークリフトでパレット(資材を載せフォークを差し込んで積み下ろしを容易にする鉄枠)を3メートルほどの高さに上げ、パレットにベルトで輪を作りブランコ様な物を作り、娘さんを乗せ(揺らして)遊んでいたのでしょう?!
運の悪い事にブランコの移動でパレットの位置がフォークとずれ、パレットが子供さんの頭上に落ちたそうです。パレットは1枚100~200Kgも有るそうで運悪く子供さんを直撃した様です。可哀そうに8歳の娘さんは病院に収容されましたが死亡が確認されました。
謹んでお悔やみ申し上げます。 合掌
落ち着いて考えれば、一寸間違えると大変な事故につながる要素が内在していました。良かれと思ってやった事も公開のタネになる との教訓でした。
写真:事故当時、使用されていたパレットとベルト。真ん中の板とベルトが結ばれている
上毛新聞:
28日午後4時50分ごろ、前橋市堀越町のキッチン設備会社の敷地内で、小学3年の女児(8)がフォークリフトで持ち上げたパレットにベルトをかけてブランコのようにして遊んでいたところ、100キロを超えるパレットが落下して女児の頭を直撃したと119番通報があった。市内の病院に搬送されたが、死亡が確認された。
群馬県警前橋東署によると、女児の父親の同社社長がフォークリフトを操作してパレットを3メートルほどの高さに持ち上げ、ベルトをかけてブランコのようにしていた。父親と女児を含むきょうだい3人が遊んでいた。
パレットは鉄製の枠に木の板をはめたもので、重さは100〜150キロという。大きさは横2メートル、縦1・1メートル、厚さ26センチ。
母親が119番通報した。同署が詳しい事故原因などを捜査している。
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