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横浜在住の偏屈爺が世の出来事、時折の事件、日々の話、読書や映画等に感想をもらし心の憂さを晴らす場所です

小此木氏辞任首相に打撃、IRで異なる主張

2021-06-26 08:55:29 | 政治
昨日25日小此木国家公安委員長は、8月に行われる横浜市長選挙に立候補するため、菅首相を訪れ辞表を提出し受理されました。来月行われる東京五輪の警備の中核、また「土地規制法」の施行を控え準備も要る中での辞任で、菅首相の閣僚掌握力に疑問符が付きました。
記事の写真は写りが悪いのでネットの写真を来ぴエしておきます。
25日の(多分辞任後の)記者会見で「新型コロナの現実を踏まえ取りやめる。横浜では環境が整っていない」と表明しました。既に分かっていた事ですが、政府と言うか、菅首相は横浜が選挙区で「IR積極誘致」の立場でしたから足元から自民党の反対派が出た事になります。野党は既に候補を立てていますが、ここをクリック⇒現職の林市長は態度を表明していません。
小此木氏が「IR推進派」なら自民党は一本化したでしょうが、「IR反対派」ですから自民党のまた裂き現象が起きるかもしれません。横浜市政は1968年に飛鳥田さんが社会党出身の市長になって以来、議会は与野党相乗りの生ぬるい運営が続いています。これを機会に余他党が厳しく対立し、市政に一本筋が通ると良いのですがはてどうなるでしょう? 横浜っ子の浜爺は「IR反対派」ですから、小此木候補に頑張って貰いたいと思っています。

写真:菅義偉首相への辞表が受理され官邸を後にする小此木八郎前国家公安委員長=25日午前、首相官邸(春名中撮影) 

産経新聞:
8月の横浜市長選出馬を表明した小此木八郎前国家公安委員長は25日、菅義偉首相が推進するカジノを含む統合型リゾート施設(IR)の誘致断念を表明した。警備を担当する東京五輪・パラリンピック開催まで1カ月を切り、所管してきた土地利用規制法の施行も控える中での閣僚辞任。横浜市は首相の地元でもあり、政権運営にも少なからず影響を与えそうだ。
「横浜市長選に出馬する。IR誘致は取りやめる」。5月下旬、小此木氏からこう告げられた首相は長い沈黙の後、「分かった」とだけ答えた。小此木氏は「腹の中は分からない。いい顔はしていなかった」と振り返る。
横浜市へのIR誘致は林文子市長が進めてきた。小此木氏は25日の出馬記者会見で「新型コロナの現実を踏まえ取りやめる。横浜では環境が整っていない」と表明。国の政策としてはIR推進に賛成しつつ、横浜への誘致は市民の反対を理由に断念する考えを示した。
IRは観光客呼び込みの起爆剤として、首相が官房長官時代から進めてきた肝いり案件だ。横浜市のほか、大阪府・市や和歌山県、長崎県などが誘致を進めている。首相としては同じ横浜を選挙区とし、内閣の一員だった小此木氏が自身の方針と異なる道を歩み出した格好だ。
さらに小此木氏は国家公安委員長兼防災担当相に加え、領土問題も担当してきた。五輪開幕を来月に控え、災害の多発する梅雨期でもある。安全保障上、重要な土地の買収対策として進められた土地利用規制法は今後、基本方針の策定や調査組織設立など重要な時期を迎える。小此木氏自身が「無責任のそしりは免れない」と釈明した通り、政権への打撃になりかねない。
(以下省略)

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