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横浜在住の偏屈爺が世の出来事、時折の事件、日々の話、読書や映画等に感想をもらし心の憂さを晴らす場所です

司法が大統領令阻止 ビザ保有者の送還停止 !!

2017-01-29 18:53:33 | 米国(トランプ)関連
司法が大統領令阻止=ビザ保有者の送還停止―米

トランプ大統領の連発する「大統領令の一つ」にイスラム系の国から米国への入国を禁ずるものがありありました。
それを受けて27日の夜ジョン・F・ケネディ空港に着いた複数名が当局に拘束されました。
その中には「有効なヴザ」を持った人も居たようです。
拘束を受けたうち2名がニューヨークの地裁に「解放を訴え」地裁の緊急審理で「送還は取り返しの付かない損害を与える」と認定し二人とも解放されたそうです。

大統領令が直ちに実施されるのに驚きましたが「地裁」が直ちに「大統領令」に制限を掛ける判断を下すなんて驚きです。三権分立が徹底していて大統領権限を制限しうる立場と力をはっきりしました。
今回は「違憲論」に踏み込みませんでしたが今後対立を予想させます。
大統領令は「メキシコ国境に壁をつくる」のもありますから米国の制度をしっかり見守らないといけません。


写真:地裁前に集まる抗議の群集

時事通信:
【ニューヨーク時事】ニューヨークの米連邦地裁は28日、移民・難民の入国を制限・停止する大統領令に基づき、空港で拘束されたイラク人男性2人の解放などを求めた訴訟に絡み、「有効なビザ(査証)保有者や入国を法的に認められた個人」の強制送還の停止を命じる決定を下した。ロイター通信などが伝えた。

 司法が大統領令の執行の一部を阻止した形。合法な滞在資格を得て米国に到着した難民らの送還防止に道を開く内容だが、ビザ保有者らの入国許可までを米当局に要求しているかは明確ではない。法廷で今後、大統領令の合憲・違憲性が争点になってくれば、政権と司法が対立する局面も出てくる可能性がある。

 連邦地裁判事は28日夜、緊急に開かれた審理で、大統領令による送還により「取り返しのつかない損害」が生じる恐れがあると認定した。さらに「現時点で送還の危機に直面している人物がいるなら、政府に送還を停止するよう指導する」と述べ、決定は原告2人にとどまらず、滞在資格を持ちながら空港などで拘束された他の人々にも適用されると踏み込んだ判断を示した。

 原告2人のうち1人は、米軍通訳などを務めた男性。もう1人は、米政府の請負企業に勤務した後、米国に移住した妻や子供と合流するため訪米した。いずれも有効なビザを持ち、大統領令発効後の27日夜、別々にジョン・F・ケネディ空港に到着した。当局に拘束されたが、米メディアによると、2人とも後に解放された。 
(引用終わり)

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