一般家庭でも春先からの「新型コロナウイルス感染拡大による物流の停滞」で食料品や生活用品の値上げ、加えてロシアのウクライナ侵攻による石油、天然ガスなどの値上げ、さらに日本では円安による輸入価格の高騰が加わってこの8月以降も値上げの連発の様です。家計費防衛の「外食を止めてお弁当に切り替えているおうちも増え得ているとか!」 ところでTVの番組で夕食の時間に「おも旨い店」とかで個人で経営している量も多く、しかも美味しい店を紹介する企画が有りますが、この所、「値上げをせざるを得ない」と語る店主が多くなっています。食用油、小麦粉、牛豚肉の値上がりが物凄いそうです。
昨日でしたか、「いきなりすてーき」の責任者が経営不振による店舗閉鎖の責任を取って辞任したとのニュースもチラッと見ました。
そして今朝のこの記事では外食大手のすかいらーくホールディングス(HD)は12日、ファミリーレストラン「ガスト」や「ステーキガスト」などの約100店舗を閉店すると発表したとの記事を読みました。映像と違って活字だとその衝撃の度合いが残りますから」とても強く感じました。幹線道路沿いなど郊外型の店舗を中心に、不採算店舗を閉じるそうで、従業員も職を失うわけですよね。22年12月期の業績見通しも下方修正し、最終利益を2月時点の40億円の黒字から20億円の赤字としたそうですからなり振り構っていられないかも知れません! 10月にはガストや「バーミヤン」では10月にメニューの値上げをすることも明らかにしたそうですが、利用者は益々外食を避けるでしょうね! 「おも旨い店」でも値上げをしないと店が続けられないけど値上げによる客離れが怖い」と悩んでしました。経営の規模は違いますが悩みは同じに思えます。
2022年6月中間連結決算(国際会計基準)は、コロナ禍の長期化の影響などで最終利益が27億円の赤字となったそうです。100店舗閉鎖して縮小再編で帳尻が合いますかね? 絵に描いた餅にならぬ様、頑張って下さい!
写真:ガスト(東京都内で) 【読売新聞社】
読売新聞オンライン:
外食大手のすかいらーくホールディングス(HD)は12日、ファミリーレストラン「ガスト」や「ステーキガスト」などの約100店舗を閉店すると発表した。幹線道路沿いなど郊外型の店舗を中心に、不採算店舗を閉じる。
食品や日用品の値上げが相次ぐ中、外食を控える傾向が強まり、地方都市を中心に売り上げが落ち込んでいる。同日発表した2022年6月中間連結決算(国際会計基準)は、コロナ禍の長期化の影響などで最終利益が27億円の赤字となった。
円安などの影響で食材の調達コストも上昇していることから、22年12月期の業績見通しも下方修正し、最終利益を2月時点の40億円の黒字から20億円の赤字とした。
谷真会長兼社長は「コスト上昇が予想以上の状況だ」と述べ、ガストや「バーミヤン」では10月にメニューの値上げをすることも明らかにした。