王様の耳はロバの耳

横浜在住の偏屈爺が世の出来事、時折の事件、日々の話、読書や映画等に感想をもらし心の憂さを晴らす場所です

年金機構で情報流出 ウイルスメール攻撃!!

2015-06-03 08:04:04 | 社会
【年金機構情報流出】厚労省文書の件名を偽装か メール開封は東京と福岡で

昨日2日日本年金機構の情報125万件がウイルスメールにより流出した事が判りました。
TVでは年金機構の責任者?が大して済まなそうな顔もしないで謝っていました。

どうやら事件は5月8日頃から起きていた様で文章の添付ファイルを開いた事で情報が流出した様です。
ウイルスメールは18日迄断続的に続いており新たな感染を起こしたとか?!

目下のところ125万件の情報漏れだそうですが住所、氏名、年齢ほか何が漏れているのでしょうね?
とばっちりを受けたのが共通ナンバー制度の法制化ですが参議院での採決が先送りになってしまいました。
まあ良く対策を講じてから法制化して欲しいものです。


産経新聞:
日本年金機構がウイルスメールによる不正アクセスを受け、年金情報約125万件が外部流出した問題で、最初に開封されたウイルスメールの件名は、厚生労働省が公表している年金関係の文書の見出しと同じだったことが2日、関係者への取材で分かった。また、ウイルスメールを開いたのは、東京本部内と福岡県の拠点の職員だったことも判明した。

 機構から相談を受けた警視庁公安部は、不正指令電磁的記録供用や不正アクセス禁止法違反などの疑いもあるとみて捜査。公的機関の情報を狙い、職員を誤信させ添付ファイルを開かせる「標的型メール」と呼ばれるサイバー攻撃とみて、職員への聞き取りや感染パソコンの解析を進める。

 関係者によると、送付されたウイルスメールのタイトルは「『厚生年金基金制度の見直しについて(試案)』に関する意見」。このメールを福岡県の拠点の職員が5月8日に開封したことで不正アクセスが発生した。メールタイトルは年金局企業年金国民年金基金課が、厚労省のサイトに平成25年2月8日付で出した文書の見出しと同じだったため、機構の職員が開いてしまったとみられる。

 機構は同日、全職員に対してメールや職員用の掲示などで注意を呼びかけたが、同18日までの間、同様のメールが多数、機構側に送られてきた。このうち東京本部内の職員が同日、添付ファイルのついたメールを開封。このメールは、8日に届いたメールと件名が異なっていたとみられ、新たなウイルス感染につながった可能性がある。

 職員のパソコンは情報系システムで結ばれており、最終的に数十台がウイルスに感染したという。
(引用終わり)
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする