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王様の耳はロバの耳

横浜在住の偏屈爺が世の出来事、時折の事件、日々の話、読書や映画等に感想をもらし心の憂さを晴らす場所です

サッカー澤穂希さん 引退宣言 !!

2015-12-19 08:05:51 | 従軍慰安婦関連
【引退会見】後輩に思いを託す澤「リオに行って金メダルを取ってもらえるように」

今週の16日に女子サッカー界の第一人者澤穂希さんが引退せを発表しました。
これを受けて良く17日東京で引退会見が開かれました。
浜爺はこの週の初め「澤さんがリオ五輪を狙う」なんて報道をちらと読んだ気がしましたがあれは与太記事だったのですね。

この報道で澤さんの年齢を正確に知りましたが37歳なんですね。
勿論澤さんの天才的サッカーセンスは大いに認めるのですが30歳半ばで結婚もされた方に予選も含めてあと1年大活躍を期待するのは「贔屓の引き倒しでないか?」と与太記事の時思いました。

引退会見での澤さんの発言は頭の中が整理されていて判りやすい話でした。
「心とから体の釣り合いがとれなくなった」から引退を考えたようです。
2011年ドイツに勝って世界1位に輝いて本人、チームそして国民も大いに沸きました。
本当に東日本大震災と福島原発で叩かれた日本人を勇気付けてくれましたよ。

夕刊タブロイド紙には早速「自民党から参議院選へ!」と有りえそうな記事がでました。
まあ似たような話が柔道家で民主党から議員になった方が居ますからね。
他にも有名な歌手で大々的な「引退公演」をやった後、しらしらと現役復帰した方も居ますから。

澤さんはご主人と仙台?で同居ができればまだ「妊娠出来ない年齢ではありません」是非玉の様なお子さんを2-3人も生んで新しい人生を歩んでください。
引退宣言はしましたが日本代表選手として皇后杯を三戦出ると言い佐々木監督も出すと言いましたから有終の美を飾って下さい。
新しい人生はサッカー界でよし、そうでなくても結構!! 幸せな家庭を築いて人生後半戦を歩んでください。


写真:会見席上の澤さん

超ワールドサッカー:
16日に今シーズン限りで現役を引退することを発表したINAC神戸レオネッサのMF澤穂希(37)が17日、東京都内で引退会見に出席した。会見のコメント、質疑応答は以下の通り。

◆MF澤穂希(INAC神戸)
◆質疑応答
――今回の決断で一番悩んだことは
「来年どうしようかなということを、悩んだのはゼロではないです。続ける、続けないということを何度も自問自答繰り返して、体と心に聞いて、やりきった悔いはないという結果が出ました。そういう意味では、そこは悩んだ部分です」

――今回の決断にあたって、ご主人は
「現役続けるならサポートしてくれると言われていました。最終的に決めるのは自分です。主人に伝えてからは、皇后杯でお世話になった人たちへの感謝の気持ちを込めて、澤穂希らしいプレーをして欲しいと言ってもらいました」

――人生の半分以上を過ごしてきたなでしこジャパンは自身にとって
「人生の半分以上はなでしこジャパンでプレーしてきましたので、家族のような存在です」

――長いキャリアを歩んできて、自分自身に声をかけるとすると
「長い間お疲れ様でしたという一言です」

――澤選手に憧れる子供たち、様々なアスリートにメッセージを
「自分が経験したように、悔いのないように、納得いくように選手生活を楽しんで欲しいなと思います」

――ファンやサポーターへ
「ここまで続けられたのはたくさんのファン、応援してくださった方々、家族などたくさんの方に支えられて今の自分があると思っています。本当に長い間サポートしていただいてありがとうございましたと言いたいです」

――これまでのサッカー人生で辛かった瞬間、最高だった瞬間は
「辛かったと言えば、個人的には2004年のアテネ五輪のアジア予選で、北朝鮮に勝たないと五輪に行けないという大事な試合の時に、ヒザのケガをしていて、出場も危ぶまれた時です。心も体も、ストレスで蕁麻疹ができて大変でした」

「2011年のワールドカップ優勝で、日本女子サッカーの歴史を変えた日として、私に取っても日本女子サッカーにとっても忘れられない日です」

――ロンドン五輪では銀メダルで、リオ五輪でリベンジしたかったとの思いは
「全くないです」

――サッカー人生を振り返って一言
「最高のサッカー人生でした」

――冒頭のコメントで言葉が詰まった理由は
「昨日もそうでしたが、引退を発表する時に、チームメートの顔を見たり思い出したりすると、今まで苦しい時を過ごしてきた仲間を思うと胸がいっぱいになりました」

――ライバルと言われているワンバック選手も今日、引退試合を終えたが
「ワンバック選手は昔からの戦友です。引退のタイミングも同じで、何かの縁は感じます」

――以前に満足感を得られた時が引退するときかもしれないと言っていたが、満足感は
「満足というより納得です」

――澤選手の経験を子供たちに伝えるとすれば
「良いときばかりではないですが、サッカーの楽しさ、喜び、仲間と同じ目標に戦う苦しさ、楽しさを一緒に触れ合って伝えいければ良いなと思います」

――今の女子サッカーの現状と今後に必要なことは
「自分自身も経験して思うことは、結果が全てです。2月にはリオ五輪の予選がありますし、大事な大会です。なでしこの選手たちには、リオに行って金メダルを取ってもらえるように、それしかないと思います」

「所属チームのINAC神戸はプロ化という形で、昼から練習させていただいています。そういうチームが多くできることが良いですし、今後の課題だと思います」

――サッカーへの感謝の気持ちは
「サッカーがなければ今の自分はないと思っています。たくさん学んで、今の澤穂希はサッカーがなければ澤穂希ではないです。サッカーに出会えて感謝しています」

――満足より納得を具体的に
「正直に言って、ワールドカップ優勝、準優勝、五輪の銀メダル、日本人が誰も取ったことないバロンドールも取ったので、本当に自分のサッカー人生に納得できました」

――ここまでのサッカー人生で一番の支えは
「一つではないですが仲間です。仲間がいなければサッカーもできないですし、自分を活かしてももらえません。辛い時にみんなが支えてくれて、楽しい時にはみんなで笑う。最高の仲間が近くにいてくれたから頑張れたサッカー人生でした」

――後輩に望むことは
「今後も女子サッカーが、輝きある場所であってほしいと思います。変わらずに、みんなのひたむきさ、一生懸命なところ、そしてしっかり結果も出してほしいと思います」

――これまでも夢を叶えてきたが、次に叶えたい夢は
「今はちょっと現役中なので、今すぐこれとは見つからないです。ただ常に、目標や夢を持ってやってきましたので、引退しても明確な夢や目標を持って頑張りたいと思います」

――これまでサッカーと歩んで来たが、離れて寂しくはないか
「寂しくないといえば嘘にまります。ただ、サッカーで得たものもあり、これからは新しいもの見つけるので大丈夫です」

――復帰することは
「それは本当にないです。悔いなくやりきったサッカー人生でしたので戻ることはないです」

――母親について、決断は母親と話したか、母親に対する感謝の気持ちは
「母に伝えたのは12月に入ってでした。小さい頃から自分の好きなことをダメ、やってはいけないということはなかったです。母からは、寂しい気持ちはあるけれど、長い間お疲れ様と言われました。十分に親孝行できたと思っています」
(引用終わり)
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世界遺産登録も韓国と徴用工問題を残す!!

2015-07-08 21:46:54 | 従軍慰安婦関連
土壇場韓国案、事前合意とずれ…遺産登録舞台裏

5日日曜日日延べされた世界文化遺産に登録が決まった「明治日本の産業遺産」ですが現地の喜びはともかく韓国との外交面では先の戦争中に遺産の一部施設で働いた朝鮮半島の徴用工についての表現で将来的に禍根を残した気がします。

戦前日朝が一国であった時、戦時中の徴用は国民の義務で日本人も大勢従事していました。
韓国はこれを国家権力による強制労働(forced labor)と呼び「従軍慰安婦」問題についで日本を貶める種に使おうとしているのは見え見えでした。

登録を急いで「意思に反して連れてこられ働かされた(brought against their will and forced to work」と言葉の言い換えで玉虫色の解決した様に見えました。
韓国は早速、日本が「強制労働を認めた」と国内と海外紙に発表した様です。
早速中国が日本の表現を「言葉の言い換え」と茶々を入れました。
恐らく韓国はこの表現を起点に事あるごとに日本を貶める発言を繰り返すのは間違いないでしょう。
日本は1965年日韓国交回復時、日韓請求権協定で解決済みですからしっかり反論しないと「たかり、ゆすり、脅し」の種に使われそうです。
問題は必ず起きます。軍艦島での「徴用工」の表現を巡りまず第1ラウンドが始まります。
安倍政権は確りケツもちしないといけません。


写真:軍艦島(ネットより)

読売新聞:
世界文化遺産への登録が5日決まった「明治日本の産業革命遺産」では、戦時中に一部施設で働いた朝鮮半島出身の徴用工の説明を巡り、日本と韓国が外交戦を繰り広げた。
 日韓関係改善の糸口になるはずだった遺産登録は、双方に後味の悪さを残す結果となった。関係者の証言を基に舞台裏を検証した。

 6月28日、ドイツ・ボンで開かれた国連教育・科学・文化機関(ユネスコ)世界遺産委員会の開幕日。日本政府代表団に衝撃が走った。

 韓国側がこの日示してきた委員会審議での声明案で、徴用工について「強制労働(forced labor)だったと日本が認めた」と表現していたからだ。施設を奴隷の輸出港になぞらえる文言もあり、政府高官は「とんでもない内容だ」と憤りをぶちまけた。

 「強制労働」は、国際労働機関(ILO)の強制労働条約で禁じられているが、戦時中の徴用は例外だ。そのため、政府は「戦時中の徴用は強制労働に当たらない」(菅官房長官)との立場を一貫して取ってきた。韓国が徴用工を「強制労働」と表明すれば、世界的に注目度の高い世界遺産委員会で、日本の立場を完全に否定することになる。

 そもそも、韓国が土壇場で示してきた声明案は、日韓間の調整で合意していた内容からかけ離れていた。

 日韓両国は6月21日の外相会談で、「明治日本の産業革命遺産」の登録に向けて協力することで一致した。委員会開幕日の28日までの事務レベル協議で「brought against their will and forced to work」(外務省仮訳=その意思に反して連れて来られ、働かされた)との表現で折り合っていた。「強制性」にこだわる韓国に配慮した内容だった。

 日本側が声明案に反発したにもかかわらず、韓国はその後も委員国に「強制労働」があったとして働きかけを続けた。このため、安倍首相は今月1日、外務省の杉山晋輔外務審議官をソウルに送り、韓国政府高官に声明案修正を求めた。2日には岸田外相が韓国の 尹炳世 ユンビョンセ 外相に電話し、「会談で合意した基本認識に立ち戻ろう」と呼び掛けた。

 しかし、現地のボンでは韓国側による働きかけが続いたため、日本側は韓国が登録に反対する事態に備え、投票に持ち込むことも覚悟し、委員国への根回しを進めた。審議予定日の4日になっても日韓間の調整はつかず、議長国ドイツは「コンセンサス(全会一致)で決めたい」と日韓双方に話し合いによる解決を促し、審議は翌日に持ち越された。

 最終的に、韓国は声明案で日本側が問題視した部分を取り下げることで決着した。登録決定直後の5日夜、岸田氏は外務省で記者団に「forced to workとの表現は強制労働を意味するものではない」と強調した。

 一方、同じ5日夜、尹外相は韓国外交省で記者団に「日本政府は、韓国人などが自らの意思に反して過酷な条件下で強制労役した事実があったと発表した」と述べた。翌6日付の韓国主要紙も「強制労役動員、日本が国際舞台で初の認定」(最大手・朝鮮日報)などと1面で報じた。
(引用終わり)
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日韓国交 50周年 首相 韓国外相と会談 !!

2015-06-23 09:08:11 | 従軍慰安婦関連
日韓国交50年「次の半世紀へ」 首相、韓国外相と会談

戦略的互恵関係との国際政治用語があるそうです。心は「ゲロを吐きたくなるほど嫌な相手でも当面の関係維持のため我慢して付き合う事」だそうです。

さしずめ国交回復50周年を祝う日韓の関係がそれでしょう!!

昭和20年8月までは日韓(台)一国として米英中蘭と戦争をしていたのですが、いつの間にか大韓民国として戦勝国の様に振る舞い(さすがにそれは認められませんでしたが)李ラインで日本の漁民を殺傷するほか無体な振る舞い、まあ1965年の日韓基本条約で「竹島棚上げ」で戦前の賠償は一切済んだのですが
「従軍慰安婦問題」を宮沢元首相の訪韓前に持ち出し一度で良いから言及してくれと騙し「(ありもしない)河野談話」を引出した後それをネタに「日本の悪口を国連はじめ世界に触れ回り」米国はもとより韓国の日本大使館前に「慰安婦の少女像」なるものを設置しました。
「嘘も100回大声で言うと本当になる」との言葉通り日本人の悪評を世界に発信しています。
1943-4年前後当時の朝鮮の警察官は幹部はともかく署員は選ばれた朝鮮人ですから「街を歩く少女を軍警一体で拉致する」なんて事が起きる訳が有りません。
女性の体が金銭の対象になりもてあそばれるのは気の毒な限りですが貧しい国では「身売り、芸者・芸妓、酌婦」などでその手の仕事についていた人も多いのです。

さて日韓の水面下で何が合意されたのでしょう。
韓国の外相は日本の韓国大使館によるついでに岸田外相とあうシナリオだったそうです。外相会談になりましたから何か起きたのでしょう。そして昨日は安倍首相とも会談しています。
つい先の韓国国会で「慰安婦問題」で日本を非難する決議を満場一致で決めた後です。
景気の落ち込み。MERSによる観光客の減少などで朴大統領の支持率29%とか?!
のど元過ぎればまた「慰安婦問題」を口にすると思いますよ。
しっかりと韓国の言動を見守りましょうね。


写真:一応韓国外相と顔合わせ

朝日新聞:
安倍晋三首相は22日、来日中の尹炳世(ユンビョンセ)・韓国外相と首相官邸で会談した。日韓両国は22日、国交を正常化した基本条約の調印から50周年。安倍首相は会談の冒頭、「次の世代のため、朴槿恵(パククネ)大統領と共に次なる半世紀に向けて、さらに関係を改善していきたい」と述べた。

 会談では尹外相が「国交正常化以来、両国関係の改善に偉大なる貢献をされた」として、安倍首相の父、故安倍晋太郎外相が韓国を訪問した際の写真を贈り、友好ムードを演出した。

 尹外相は会談後、記者団に対して、「両国が様々な分野で協力を強化し、特に残りの懸案を進展させ、新しい50年に向けた元年になるよう努力しよう」との朴大統領のメッセージを伝えたことを明らかにした。安倍首相と朴大統領の首脳会談については、「信頼が築かれ、環境が熟せば、自然にできる時期も来るのではないか」と述べた。慰安婦問題については「一般的に話した」とし、詳しい言及は避けた。

 安倍首相はこの日朝、国交正常化50周年について首相官邸で記者団に「日本国民のみなさま、そして韓国国民のみなさまとともにお祝い申し上げたいと思います」と語った。

 尹外相は22日午後、東京都内のホテルで韓国大使館が開く国交正常化50周年の記念行事に出席し、朴大統領のメッセージを代読する。安倍首相も出席し、あいさつする。

 ソウルでは日本大使館が記念行事を開き、朴大統領が出席する。日本側からは日韓議員連盟の額賀福志郎会長が安倍首相のメッセージを代読。額賀氏は朴大統領にも表敬訪問する予定だ。(東岡徹)
(引用終わり)
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IS イラク西部の州都 制圧 !!

2015-05-16 07:29:15 | 従軍慰安婦関連
イラク西部の州都制圧=アバディ政権に打撃―「イスラム国」(時事通信) - goo ニュース

昨日15日イラク西部アンバル州の州都ラマディ中心部の行政庁舎をIS勢力が制圧したそうです。

ここはシリアやレバノンに通じる交通の要衝で政権側に打撃となる様です。

数日前にはISのナンバー2を爆殺したとの報道が有りましたし3月には北部ティクリートを奪回して大喜びの報道が有りました。
次はもっと北部の要衝モスルの攻略かと思わせる報道が有りました??!!

実はその後は西部のマラディ奪回が目標だったようでこれが一進一退の状態だったようです。

どうやらこの地区はスンニー派の住民が多く政府軍はシーア派の兵士を送り込むのに躊躇があるようです。
政府軍に兵力不足が原因の様です。
宗派に関係ない国民軍が形成されないのですね。
どうなりますか?
しばらくは見守るしかなさそうです。


写真:避難する住民(共同通信)

時事通信:
【カイロ時事】イラクからの報道によると、過激派組織「イスラム国」は15日、イラク西部アンバル州の州都ラマディ中心部の行政庁舎を制圧した。アンバル州奪還を目指していたイラクのアバディ政権にとって大きな打撃となる。

 行政庁舎の屋上には、同組織の黒い旗が掲げられた。政府軍部隊は依然、ラマディの一部の地域に展開しているものの、劣勢を覆すのは困難な状況だ。

 イラク軍は3月末、「イスラム国」が支配していた北部ティクリートを奪還し、アンバル州奪還を次の目標に掲げて準備を進めてきた。しかし、ティクリートでの作戦で中心的な役割を果たしたイスラム教シーア派民兵をアンバル州のスンニ派部族の反発で投入できないことなどから、苦戦が続いていた。

 一方、「イスラム国」はイラクでの劣勢立て直しのため、隣接するシリアから増援を送り込んでいたとされる。アンバル州では、シーア派に依存するイラク政府よりもスンニ派から派生した「イスラム国」を支持する住民感情も根強く、アバディ政権は反転攻勢の足掛かりをつかめずにいる。 
(引用終わり)
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大塚家具 株主総会 父娘対決は 娘の勝ち !!

2015-03-28 07:10:29 | 従軍慰安婦関連
【大塚家具総会】かぐや姫の母も参戦「(久美子氏に経営)できるとは思いません」(産経新聞) - goo ニュース

昨日27日は大塚家具の株主総会でした。
TVニュース各局は父娘対決の行方を朝から話題に取り上げていました。

午後になって「娘(社長)側の提案が通った(勝った)」との速報が流れ今回の騒動は一応終わりました。
夕刻のTVニュースでは大分細かい内容が流されました。
社長は理路整然、会長(父親)は感情的な対応で総会に臨んでいる音声テープが取り上げられています(撮影は禁止だったそうです)

聞いた風な事を言えば「株主と経営の分離」が出来ていないのですね。未だに18%の株式を握る父親が勝負を諦めない限り「抗争の火種は残りましたね」

会長が死ぬか大塚家具が業績を落とすかどちらかになるまで続きそうです。
海外のファンドが白馬の騎士か悪魔の手先の様な働きをするともう少し早い時期に方向が決まるかも知れません。

一般株主には不毛な争いですね。


写真:株主総会入り口

産経新聞:
創業者で父親の大塚勝久会長と娘の大塚久美子社長が、経営主導権をめぐって株主総会での決着へと発展した大塚家具。27日午前から開かれた株主総会は、久美子社長による会社側提案が可決された。総会では勝久氏が久美子社長を厳しく批難、久美子社長も「事実認識での違いもあるし、コンプライアンスでは歩み寄ることはできない」と、強硬な姿勢をみせ、両者は激しく対立した。

 親子で経営権を争う極めて異例の事態で、「日本全国の注目の的となっている」(総会出席の株主)だけに、全国長年株主であったが、初めて株主総会に出席する株主も多い。昨年は30人の出席だったが、今回は200人が出席し、2つの会場を使用した。

 午前10時に総会が始まった。議長の大塚久美子社長が議事を進行していくが、開始5分後、第2会場などにモニター映像が届いていない技術トラブルがあることがわかり、一旦進行がストップ。ただ、数分で復旧した。報道陣向けに公開するモニター映像も同様に復旧した。

 その後は、グレーのスーツ姿の大塚久美子社長が、経営状況などを淡々と説明し、議案を進めていく。

 開始から30分後、株主提案の議論に入る。提案者である大塚勝久会長が発言する。

 勝久氏は「今回の問題は、私の不徳のいたすところ」と株主に対して謝罪。その上で、「今年1月の社長交代(勝久氏から久美子氏へ)は、クーデターだ」と、久美子社長らを非難した。さらに、「今度は、間違った後継者選びはしない。再び私に経営させてもらいたい」と、株主に訴えた。

 この様子を伏し目がちで、表情をあまり変化させず、壇上で聞いていた久美子社長が、「現経営陣は株主提案に反対の立場である」とし、理由を説明していく。ただ、勝久氏の「クーデター」発言に対し、社長交代は「取締役会の決議で行われた。発言は不穏当」と、より一層冷淡な口ぶりで切り返した。

 この後、株主からの質問に入るが、トップバッターとなった男性株主が勝久氏を厳しく非難する。「これまで勝久氏は情報を開示してこなかった。そして会社のことがわからないのなら黙ってくれという態度だった。それが今回は株主として、他の株主にお願いするというが、それならまず会長を辞めるべきだ」と攻撃。議長である久美子社長から発言をまとめるように促され、発言を切り上げた。

 その後、勝久氏が「久美子社長の提案する経営陣では仕事はできない」として、自身の取締役選任を要請。また、勝久氏の妻である千代子氏が「(久美子氏では経営)できるとは思いません。あと、社員さんをいじめないでください」と、意見し、勝久氏を応援する一幕もあった。

 一般株主からは「この騒動から、会長、社長が和解して共同で取り組んでいくことをアピールすれば、宣伝効果は抜群だ」といった意見や、これまで「会長がやってきた富裕層向けのビジネスと、社長のいうカジュアルな製品の両方をやればいい」と、会長、社長の対立よりも和解を求める意見が相次いだ。

 質疑の最後に、勝久氏が「会社を良くすることができるのは私だ。株主のみなさん間違わないでください」と言葉を詰まらせながら、訴えを行い、その後、マークシートによる投票が始まった。

 それから約30分後の午後1時7分に、久美子社長らの会社提案が可決。勝久氏は経営陣から外れることになった。
(引用終わり)
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