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王様の耳はロバの耳

横浜在住の偏屈爺が世の出来事、時折の事件、日々の話、読書や映画等に感想をもらし心の憂さを晴らす場所です

1日 H3ロケットの打ち上げ成功、「だいち4号」分離…実用化に大きく前進

2024-07-02 06:37:42 | 科学
1日午後に種子島宇宙センターから打ち上げられる「H3」3号機が打ち上げられるのは事前の予告で知っていました。
午後になっても、その打ち上げがどうなったのかスマホのニュースではっきりしませんでした。
PCでググってようやく事件が成功したのを確認しました。
【日本の新たな大型主力ロケット「H3」の3号機が1日午後0時6分頃、鹿児島県の種子島宇宙センターから打ち上げられた。ロケットは予定の軌道に投入され、搭載した政府の地球観測衛星「だいち4号」を分離した。今年2月の2号機に続く打ち上げの成功で、実用化に向けて大きく前進した】
良かったですね! 
宇宙航空研究開発機構(JAXA)によると、3号機(全長約57メートル)は予定の時刻通りに打ち上げられ、第1段、第2段エンジンを順次着火させながら上昇していった。発射から約16分後には目標の高度613キロ・メートル付近に到達し、だいち4号を分離した。
このH3ロケットは「今年度に退役予定のH2Aロケットの後継機。今後20年ほど日本の宇宙輸送の中核を担う基幹ロケットとして、JAXAと三菱重工業が共同開発した。打ち上げ可能な重量はH2Aの約1・3倍で、様々な大きさの衛星に対応できる。世界の衛星打ち上げ需要の獲得に向け、打ち上げ価格をH2Aの約100億円から半減させる」との課題を背負って開発されてきましたが、ここをクリック⇒昨年3月の「1段目と2段目の切り離し失敗」で課題を残しました。
衛星だいち4号も軌道に乗り初号機と共に喪失しただいち3号と同じシリーズで、設計寿命を超えて「運用中のだいち2号の後継機として使う」そうで重ねてよかったですね!!

写真:種子島宇宙センターから打ち上げられる「H3」3号機(1日午後0時6分、鹿児島県南種子町で)=浦上太介撮影© 読売新聞 

読売新聞:
 日本の新たな大型主力ロケット「H3」の3号機が1日午後0時6分頃、鹿児島県の種子島宇宙センターから打ち上げられた。ロケットは予定の軌道に投入され、搭載した政府の地球観測衛星「だいち4号」を分離した。今年2月の2号機に続く打ち上げの成功で、実用化に向けて大きく前進した。
  H3は、今年度に退役予定のH2Aロケットの後継機。今後20年ほど日本の宇宙輸送の中核を担う基幹ロケットとして、JAXAと三菱重工業が共同開発した。打ち上げ可能な重量はH2Aの約1・3倍で、様々な大きさの衛星に対応できる。世界の衛星打ち上げ需要の獲得に向け、打ち上げ価格をH2Aの約100億円から半減させる目標を掲げる。

 ただ、開発は難航し、昨年3月の初号機は打ち上げに失敗。今年2月の2号機で初めて成功した。2号機までは「試験機」の扱いで、3号機は、初めて本格運用と位置づけて打ち上げた。
 H3は今年度、日本版GPSと呼ばれる準天頂衛星「みちびき」を打ち上げるほか、来年度以降も月極域の水資源を探る探査車など、日本の重要な科学ミッションや安全保障に関わる衛星などを宇宙に送る予定だ。
 一方、軌道投入に成功しただいち4号(重さ約3トン、高さ約6・4メートル)は、高性能なレーダー観測機器を搭載し、夜間や悪天候時も自然災害の被害状況などを詳細に把握できる。初号機と共に喪失しただいち3号と同じシリーズで、設計寿命を超えて運用中のだいち2号の後継機として使う。
(引用終わり)
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14日 スペースXが大型宇宙船「スターシップ」3回目の試験打ち上げ、宇宙空間に到達 地球への帰還はできず

2024-03-15 08:25:50 | 科学
【14日イーロン・マスク氏が率いる宇宙開発企業「スペースX」は14日、アメリカ南部・テキサス州で、大型宇宙船「スターシップ」の3回目の試験打ち上げを行いました】と報じられました。
「スターシップ」は予定通り、打ち上げからおよそ3分後に宇宙空間に到達。 その後、地球への帰還のため、大気圏に再突入しましたが、地上との通信が途絶えたということです。 機体は分解したものとみられています。
別紙の情報と併せると、大気圏突入後インド洋上への着水を狙っていたのですが、突入時に連絡が途絶え燃え尽きた様です。 
 イーロ・マスク氏が金主の「スペースX社は”大いなる進歩”」と言ってます。 イーロン・マスク氏の懐事情にして言えるセリフなのでしょうかね?

写真:スペースXが大型宇宙船「スターシップ」3回目の試験打ち上げ、宇宙空間に到達 地球への帰還はできず 

TBSニュース発掘:
アメリカの宇宙開発企業「スペースX」は、月や火星への飛行を目指して、開発中の大型宇宙船「スターシップ」の3回目の試験打ち上げを行いました。 機体は宇宙空間に到達し、大気圏に再突入した直後に通信が途絶えました。

イーロン・マスク氏が率いる宇宙開発企業「スペースX」は14日、アメリカ南部・テキサス州で、大型宇宙船「スターシップ」の3回目の試験打ち上げを行いました。

「スターシップ」は予定通り、打ち上げからおよそ3分後に宇宙空間に到達。 その後、地球への帰還のため、大気圏に再突入しましたが、地上との通信が途絶えたということです。 機体は分解したものとみられています。

過去2回の飛行試験では、打ち上げ直後に爆発していて、スペースXは「大きな進歩があった」などとしています。

宇宙船「スターシップ」は、月や火星に飛行することも想定した最大100人の搭乗が可能な大型宇宙船で、アメリカが中心となり、人類を再び月に送ることを目指す「アルテミス計画」でも使用される予定になっています。
(引用終わり)


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13日 民間射場ロケット爆発、失敗 衛星投入できず「飛行中断措置

2024-03-14 07:29:17 | 科学
9日打ち上げ予定だったここをクリック⇒民間ロケット「カイロス」の打ち上げは警戒区域に船舶が侵入したため、延期になってしまいました。⤵ ⤵
13日午前11時すぎ、宇宙事業会社スペースワン(東京)は、和歌山県串本町の民間ロケット発射場「スペースポート紀伊」から小型ロケット「カイロス」1号機を打ち上げたが、直後に爆発した。
スマホの速報で知りました。昼のTVニュースではロケットが打ち上げ直後(約5秒後)爆発する様子が映りました。
搭載していた衛星の軌道投入ができず、打ち上げは失敗した。同社は「飛行中断措置が行われた」と明らかにした。
爆破はロケットに積んである装置が機体の異常を探知して(自律的に)爆破した様です。
搭載していた衛星の軌道投入ができず、打ち上げは失敗した。同社は「飛行中断措置が行われた」と明らかにした。
「失敗はつきもので、成功するには避けられない」と解説の専門家は言ってましたが民間御会社ですから、再開発には多額の金が掛かりそうです。
別紙の情報では宇宙事業会社スペースワンの株主のキャノン電子、IHIの株価が大きく下がったと有りました。そういう風に考える人も結構居るのですね。いるのですね

写真:小型ロケット「カイロス」1号機が打ち上げ直後に爆発し、煙とともに飛び散る破片=13日午前11時1分、和歌山県串本町(共同通信社ヘリから 

共同通信:
 宇宙事業会社スペースワン(東京)は13日午前11時過ぎ、和歌山県串本町の民間ロケット発射場「スペースポート紀伊」から小型ロケット「カイロス」1号機を打ち上げたが、直後に爆発した。搭載していた衛星の軌道投入ができず、打ち上げは失敗した。同社は「飛行中断措置が行われた」と明らかにした。
 串本町の田嶋勝正町長も記者団に対し、失敗との認識を示した。和歌山県警新宮署によると、現状で人的被害はないとしている。
 民間発射場からの打ち上げは日本で初めてだった。ロケットに搭載していた政府の小型衛星は失われた可能性が高い。
 当初は9日の発射を予定していたが、安全確保のため事前に設定していた警戒海域に船舶が残っていたことが原因で延期となっていた。
 カイロスは全長18メートル、重さ23トンの小型の固体燃料ロケット。内閣衛星情報センターによると、搭載されていた小型衛星は、北朝鮮の軍事施設の動向把握などで使われる情報収集衛星を一部代替する役割がある。情報収集衛星が故障した場合などに備えて機能を検証する計画だった。
(引用終わり)


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9日 午前11時1分打ち上げへ 民間ロケット「カイロス」 日本の宇宙開発の未来託す

2024-03-09 09:19:09 | 科学
今朝は土曜日なのでTVで「ウエークアップ」を見てましたら、串本町で民間の施設であるロケット発射場「スペースポート紀伊」から民間ロケットが発射される話をしていました。種子島や帯広のロケと発射場比べると出来上がった機材の移送費が安くつくようです。
町もあれこれ今後の経済効果を億円単位で見積もっている様です。
それは兎も角、午前11時過ぎから20分間に発射だそうで、うまく打ちあがると良いですね。
写真左側の施設が発射台の様です。

写真:記事の写真はコピペ出来ないのでネットから(串本町の基地)

産経新聞:
宇宙事業会社スペースワンの小型固体燃料ロケット「カイロス」初号機打ち上げが9日午前11時1分12秒、和歌山県串本町のロケット発射場「スペースポート紀伊」で行われる。民間単独では初の人工衛星打ち上げで、日本の宇宙開発の一翼を担う民間企業によるチャレンジの成否に注目が集まる。
カイロスは全長18メートルで、重さ約23トンと軽量。固体燃料を使うことで発射までの準備期間を短縮し、衛星の受け取りから4日で発射できる。管制手順を自動化し、異常発生時の破壊指令も機体が自動的に判断することで打ち上げの省人化を実現するなど、高効率化を図った。2020年代中に年間20機を打ち上げる予定。
カイロスは内閣衛星情報センターの「短期打上型小型衛星」を搭載。政府の情報収集衛星を小型衛星で代替できるかを検証するための実証実験が行われる。
政府は、次世代の宇宙輸送は2030年代前半に基幹ロケットを、民間も含め30機程度に拡大方針。世界で、スペースXの「一人勝ち」状態となっているロケット打ち上げに対し、官民一体となって闘いに挑む意気込みだ。
打ち上げの様子は特設サイトでライブ中継されるほか、発射場のある串本町と隣接する和歌山県那智勝浦町に1カ所ずつ、打ち上げられるカイロスを間近で見られる有料の見学場を設置。また、同県内や東京都内などに10カ所以上のパブリックビューイング会場が設けられる。
(引用終わり)




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17日 H3ロケット2号機の軌道投入に成功…1号機の失敗から再挑戦

2024-02-18 08:54:31 | 科学
昨日朝9時過ぎスマホの速報でH3ロケットの打ち上げ成功を知りました。
昼頃までは打ち上げ成功を祝う報道が溢れましたが、JAXAの岡田プロジェクトマネージャーの会見で大変な苦労とその結果の達成が判りました。前年のH3一号機の2段ロケットへの着火ミスを克服し、2段ロケットから小型衛星を順次1機づつ分離、その後ダミー衛星の分動作を確認するデータを取り大気圏に突入(して燃え尽きた)しミッション達成です。
おめでとうございます!!
この成功が元で、日本初の商業ロケット打ち上げ作業が国際的に技術とコストの面で海外と競い合えると良いですね!!!

写真:上昇する「H3」2号機(17日午前9時24分、鹿児島県南種子町で、本社機から)=秋月正樹撮影© 読売新 

読売新聞:
日本の新たな大型主力ロケット「H3」の2号機が17日午前9時22分頃、鹿児島県の種子島宇宙センターから打ち上げられた。ロケットは予定された軌道への投入に成功し、2基の超小型衛星のうち1基の分離も確認した。H3は、今後の日本の宇宙ビジネスや探査の屋台骨を担う基幹ロケットで、実用化によって、国際的に激化する宇宙開発競争に本格参戦したい考えだ。
 宇宙航空研究開発機構(JAXA(ジャクサ))によると、2号機は、予定の飛行経路をたどり、打ち上げから約5分後、昨年3月の1号機の打ち上げで失敗した第2段エンジンの着火に成功した。約16分後には、目標としていた高度に到達し、超小型衛星2基のうち1基の分離を確認。残りの衛星の分離についても確認中という。
(引用終わり)

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