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王様の耳はロバの耳

横浜在住の偏屈爺が世の出来事、時折の事件、日々の話、読書や映画等に感想をもらし心の憂さを晴らす場所です

31日 観測船「しらせ」昭和基地に接岸 雪上車使い物資燃料輸送へ

2025-01-01 16:40:18 | 科学
表題は『31日:昭和基地沖に接岸した南極観測船「しらせ」が昭和基地に接岸した』との報です。
【「しらせ」は現地時間の午前9時44分(日本時間午後3時44分)、基地がある東オングル島沖約120mに停船した。12月28日に「しらせ」からヘリコプターで基地入りした第66次南極地域観測隊や、第65次越冬隊が接岸場所近くで出迎え、「おかえり」などと声をかけた】と共同が報じました。
ざっと40日余りで無事到着で『大昔(1957年ですから67年前)初代南極観測船「宗谷」が氷に閉じ込められソ連の砕氷船「オビ号」に救助されたのを思い出しました。
まずは、「輸送や観測も順調に進んで、南氷洋を抜け出して」欲しいものです。

写真:昭和基地沖に接岸した南極観測船「しらせ」=31日(南極観測隊同行記者撮影)© 共同通信 

共同通信:
【昭和基地=南極観測隊同行記者】南極観測船「しらせ」が31日、昭和基地に接岸した。日本を2024年11月20日に出た。天候を見ながら雪上車などを使った基地への物資・燃料輸送が本格的に始まる。
 「しらせ」は現地時間の午前9時44分(日本時間午後3時44分)、基地がある東オングル島沖約120mに停船した。12月28日に「しらせ」からヘリコプターで基地入りした第66次南極地域観測隊や、第65次越冬隊が接岸場所近くで出迎え、「おかえり」などと声をかけた。
 第66次隊の森田康さん(36)は「無事に接岸して良かった。輸送や観測も順調に進んでほしい」と話した。
(引用終わり)


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18日 民間ロケット「カイロス」失敗、エンジン燃焼ノズルに異常…高度110kmに達するも飛行ルートずれる

2024-12-19 07:02:37 | 科学
昨日夕刻のTVニュースで「打ち上げが天候のせいで2度ほど延期になり3度目の発射となった”カイロス”の現場の映像を見ました。
地元の方が大勢「発射成功を期待して集まっていました。
【宇宙関連の新興企業スペースワン(東京)は18日午前11時、小型ロケット「カイロス」2号機を和歌山県串本町にある同社の発射場「スペースポート紀伊」から打ち上げた。しかし、飛行ルートが大幅にずれ、3分7秒後に自律的に機体を破壊するシステムが作動して空中で爆破された。打ち上げは3月の初号機に続き、2回連続で失敗した】とマスコミが報じています。
打ち上げられたカイロス2号機(下は橋杭岩)(18日午前11時、串本町で)=宇那木健一撮影

見事に発射は成功しましたが「1分20秒後、第1段エンジンの燃焼ノズルに異常が発生。機体の姿勢が乱れてミッションの継続が困難となり、斎尾は爆破」となったようです。
その後の記者会見で「ペースワンの豊田正和社長(右)は”失敗と思っていない”」と発言されていました。「科学技術の進歩は失敗の積み重ね」だろうとは思いますが、民間企業ですから「資金がどこまで続くか心配になりました」
ググって見ましたら「キヤノン電子株式会社、清水建設株式会社、株式会社IHIエアロスペース、株式会社日本政策投資銀行のなどがお財布の元の様です。
「町工場の集まり」程度でないのを知り幾らかホッとしましたが「大金持ちの趣味」でもなさそうですから、次は軌道に乗って欲しいものです。
期待しています。

写真:記者会見するスペースワンの豊田正和社長(右)(18日午後、和歌山県串本町で)=宇那木健一撮影© 読売新聞 

読売新聞:
宇宙関連の新興企業スペースワン(東京)は18日午前11時、小型ロケット「カイロス」2号機を和歌山県串本町にある同社の発射場「スペースポート紀伊」から打ち上げた。しかし、飛行ルートが大幅にずれ、3分7秒後に自律的に機体を破壊するシステムが作動して空中で爆破された。打ち上げは3月の初号機に続き、2回連続で失敗した。 
カイロスは固体燃料を燃やして飛行する全長18メートルの3段式ロケット。2号機には民間企業や台湾の宇宙機関などの小型人工衛星5基が搭載され、衛星の軌道投入に成功すれば、民間企業のロケットでは国内初だった。
 同社によると、発射の約1分20秒後、第1段エンジンの燃焼ノズルに異常が発生。機体の姿勢が乱れてミッションの継続が困難となり、第2段エンジンの燃焼中に自律破壊システムが作動した。ロケットは高度約110キロ・メートルの宇宙空間まで達したが、想定より西方向に飛行ルートがずれた。
(引用終わり)


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4日 H3ロケット4号機、打ち上げ成功 防衛省の通信衛星搭載 JAXA

2024-11-05 06:52:36 | 科学
九州南方の荒れ模様の天気の為何度か打ち上げ延期になって居た「H3ロケット4号機ですが「
4日午後3時48分、鹿児島県の種子島宇宙センター から見事打ち上げに成功しました」!!
【宇宙航空研究開発機構(JAXA)は4日午後3時48分、国産新型ロケット「H3」4号機を鹿児島県の種子島宇宙センターから打ち上げた。搭載した防衛省のXバンド防衛通信衛星「きらめき3号」を高度約3万6千キロの静止軌道に届けるため、予定の軌道で分離した。H3は1号機が打ち上げに失敗したが、2号機から3回連続の成功となった。
 静止軌道への移動ルートになる静止トランスファー軌道(GTO)にH3で衛星を投入するのは初めて。きらめき3号は分離後、自身の燃料で静止軌道まで飛行する】と毎日の報道です。
きらめき3号機は、その後無事分離され定位置に付いたと確認されています。
同機は気象の影響を受けにくいXバンドという周波数帯を使い、自衛隊の部隊間通信などに使われる。運用中の1、2号と合わせ、3機体制が完成する。
地震や台風による被害の状況把握、会っては困りますが、他国の侵略による通信t絶などに際し自衛隊の通信インフラを強力に支持することが可能になりました。
「備えあれば憂いなし」ですかね!

写真: 防衛省の通信衛星「きらめき3号」を載せ打ち上げられるH3ロケット4号機=4日午後3時48分、鹿児島県の種子島宇宙センター 

毎日新聞:
宇宙航空研究開発機構(JAXA)は4日午後3時48分、国産新型ロケット「H3」4号機を鹿児島県の種子島宇宙センターから打ち上げた。搭載した防衛省のXバンド防衛通信衛星「きらめき3号」を高度約3万6千キロの静止軌道に届けるため、予定の軌道で分離した。H3は1号機が打ち上げに失敗したが、2号機から3回連続の成功となった。
 静止軌道への移動ルートになる静止トランスファー軌道(GTO)にH3で衛星を投入するのは初めて。きらめき3号は分離後、自身の燃料で静止軌道まで飛行する。これまでは多くの地球観測衛星が周回する高度が低い低軌道に投入してきた。静止軌道上の衛星は地球の自転と同じ速度で移動し、地上の同じ場所を観測し続けられる。
 きらめき3号は、気象の影響を受けにくいXバンドという周波数帯を使い、自衛隊の部隊間通信などに使われる。運用中の1、2号と合わせ、3機体制が完成する。
 H3は2段式の使い捨て液体燃料ロケット。50号機で引退するH2Aの後継として、JAXAと三菱重工業が開発した。(共同)
(引用終わり)
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26日 H2Aロケット打ち上げ成功 情報収集衛星「レーダ8号機」搭載

2024-09-27 11:13:33 | 科学
昨日26日は九州南方から北上する台風16号だった熱帯性低気圧の影響で打ち上げ再延期かと思っていました。しかもマスコミの関心は「兵庫県知事」「自民党度総裁選」と「袴田事件」でしたからね!
【三菱重工業は26日、政府の情報収集衛星「レーダ8号機」を載せたH2Aロケット49号機を種子島宇宙センターから打ち上げた。衛星は予定の軌道に投入された。H2Aでの成功は43回連続で成功率は約98%。2024年度中に打ち上げる予定の50号機で引退する】と見事に打ち上がっていました。 拍手!
そしてこの記事にもある通りH2A49号機には「レーダー8号機」と呼ぶ事実上の偵察衛星を載せていることを知りました。8号機との番号に興味を感じ、関連をググると「1992年頃に起きた「北朝鮮による戦術ミサイルの発射に対抗するため」偵察衛星作成の法制整備と予算措置が行われ,「2024年1月」の情報では「光学衛星4機」「偵察衛星6機」「データー中継衛星1機」の体制でしたから「レーダー衛星8号機」の打ち上げ成功で(時間的経過で能力が落ちる衛星を考慮しても」北朝鮮の軍事行動を常時監視出来ている様です。
大声で叫ぶことでないので「静かに監視を続けていく」事になりそうですね。
Good Job!!

写真:政府の情報収集衛星を載せ、鹿児島県の種子島宇宙センターから打ち上げられるH2Aロケット49号機=26日午後2時24分 

毎日新聞:
三菱重工業は26日、政府の情報収集衛星「レーダ8号機」を載せたH2Aロケット49号機を種子島宇宙センターから打ち上げた。衛星は予定の軌道に投入された。H2Aでの成功は43回連続で成功率は約98%。2024年度中に打ち上げる予定の50号機で引退する。
 レーダ8号機は宇宙から地上の様子を観測する事実上の偵察衛星。夜間や悪天候でも電波を使って撮影ができる。安全保障に関わる情報収集や大規模災害時の状況把握のために活用する。
 H2Aは2段式の液体燃料ロケット。01年の1号機以降、失敗は03年の6号機だけで高い信頼性を誇る。50号機で運用を終え新開発の「H3」に日本の基幹ロケットの役割を引き継ぐ。(共同) 
(引用終わり)
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13日 “尻呼吸”が実現? ユニークな研究に贈られる「イグ・ノーベル賞」 日本人研究者らが受賞

2024-09-13 08:53:29 | 科学
この記事にもあるようにイグ・ノーベル賞は「ユニークな研究に贈られるノーベル賞のパロディー版」との事で、ことさら、後半の「パロディー版」に強い印象があるように思っていました。
しかし発表されたのは立派な医学的研究に見えました。
【12日、東京医科歯科大学の武部貴則教授らの研究グループに、「多くの哺乳類がお尻から呼吸ができる」ことを発見したとして「イグ・ノーベル生理学賞」が贈られました】と報じれらました。
 武部教授らはドジョウなどの一部の生物が肛門を通して腸内から酸素を取り込んでいることに注目し研究を進めました。途中いろいろありましたが、その後、武部教授らは酸素ガスではなく酸素を多く含む特殊な液体を使用する方法をとり、呼吸不全の哺乳類の症状が改善することを明らかにしました。人体の治療に応用した場合、従来の人工呼吸器やECMO(=人工心肺装置)を使った治療に比べ、体への負担を軽減できることが見込まれるということです。
国内で実用化は2028年ころと言いますが医学の進歩は日進月歩ですから
尻呼吸で「助かる患者さん」が出てくると良いですね!





写真:尻呼吸のための仕組み 略図

Abema Times:
 ユニークな研究に贈られるノーベル賞のパロディー版「イグ・ノーベル賞」が発表されました。ことしは「お尻で呼吸ができる」ことを発見した日本人研究者らが受賞しました。
 12日、東京医科歯科大学の武部貴則教授らの研究グループに、「多くの哺乳類がお尻から呼吸ができる」ことを発見したとして「イグ・ノーベル生理学賞」が贈られました。
 武部教授らはドジョウなどの一部の生物が肛門を通して腸内から酸素を取り込んでいることに注目し研究を進めました。当初、酸素ガスを直接哺乳類の腸内へ注入する方法を試しましたが、酸素の吸収量が少ないことや、腸が破裂するリスクがあり、別のアプローチを取る必要があったということです。また、全く新しい研究分野だったため、武部教授らの活動を支援する環境が整っていなかったことや、資金面での課題もありました。
 しかし、新型コロナの流行により、患者の呼吸を補助する従来の方法では救えない命があるという認識が広まり、結果的に研究への追い風となったといいます。その後、武部教授らは酸素ガスではなく酸素を多く含む特殊な液体を使用する方法をとり、呼吸不全の哺乳類の症状が改善することを明らかにしました。
 武部教授らの「腸換気法」は、完全に肺の機能が失われた患者の「肺呼吸」を代替するものではありませんが、人体の治療に応用した場合、従来の人工呼吸器やECMO(=人工心肺装置)を使った治療に比べ、体への負担を軽減できることが見込まれるということです。
 人体での臨床試験もすでに始まっているということで、「腸換気法」を利用した治療は2028年ごろにも国内で実現する可能性があります。今回の受賞でイグ・ノーベル賞を日本人が受賞したのは18年連続となりました。(ANNニュース)
(引用終わり)
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